JPH07166005A - プロピレンランダム共重合体組成物 - Google Patents
プロピレンランダム共重合体組成物Info
- Publication number
- JPH07166005A JPH07166005A JP25202094A JP25202094A JPH07166005A JP H07166005 A JPH07166005 A JP H07166005A JP 25202094 A JP25202094 A JP 25202094A JP 25202094 A JP25202094 A JP 25202094A JP H07166005 A JPH07166005 A JP H07166005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propylene
- random copolymer
- weight
- butene
- copolymer composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
有する好ましい特性である透明性をさらに向上させ、か
つ非常に優れた耐溶剤性といった二律相反する特性を両
方とも満足するポリプロピレン共重合体組成物を得る。 【構成】結晶性プロピレン単独重合体0.05〜2.7
重量%と、プロピレンとα−オレフィンを共重合して得
られるプロピレン含有量が40〜85重量%でMw /M
n が5.5以下のプロピレンランダム共重合体97.3
〜99.95重量%からなるプロピレンランダム共重合
体組成物。
Description
組成物に関する。さらに詳しくは耐溶剤性と透明性のバ
ランスに優れた成形物を与え、且つフィルムにした時に
ヒートシール性を阻害することの非常に少ないポリプロ
ピレン共重合体組成物に関する。
しているところから、広汎な用途に供されている。例え
ば、包装用フィルム分野においても広く使用されている
が、この種の用途においては低温度におけるヒートシー
ル性を向上させるため、通常、エチレンおよび/または
α−オレフィンをランダム共重合させプロピレンランダ
ム共重合体として提供されているのが一般的である。こ
れらのランダム共重合体はコモノマーのランダム性が良
く低結晶性・低融点で透明性とヒートシール性が良好で
ある反面、エチレンおよび/またはα−オレフィン含有
量が増加するにともない、食品衛生上好ましくないとさ
れている有機溶剤、例えば飽和炭化水素系溶媒に対する
溶解度が著しく増加するといった欠点があった。
善する方法としてプロピレン・α−オレフィンランダム
共重合体にアイソタクチックポリプロピレン5〜50重
量%を配合して改質させることが公知である(特開昭5
4−48846号公報、特開昭54−95684号公
報)が、この発明においては、透明性、低温ヒートシー
ル性を維持することにとどまっており、耐溶剤性と透明
性のバランスにすぐれたプロピレンランダム共重合体組
成物という観点においてはいまだ不十分である。すなわ
ち、耐溶剤性をよくするためにアイソタクチックポリプ
ロピレンの配合量を増加すると組成の分布が広がり透明
性が悪化し、透明性を改良するため、低結晶性のランダ
ム共重合体のみをもちいると今度は耐溶剤性が極端に低
下して目的が達成できない。
種々の造核剤を加えるといった方法が公知である(特開
昭59−164348号公報、特開昭62−13293
7号公報、特開平2−51548号公報など)。しか
し、造核剤は一般に分子構造が複雑で製造技術的に生産
が難しく高価なものが多い。そのためコスト高になっ
て、工業的に有利な製造方法とは言い難い。
来技術では達成できていないポリプロピレンのシートお
よびフィルムが本来有する好ましい特性である透明性を
さらに向上させ、かつ耐溶剤性を非常に優れたものとす
るといった二律相反する特性を両方とも満足するプロピ
レンランダム共重合体を開発すべく鋭意研究した結果、
特定のプロピレンランダム共重合体組成物によって、目
的が達成できることを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
独重合体(A)0.05〜2.7重量%、およびプロピ
レンとα−オレフィンを共重合して得られるプロピレン
含有量が40〜85重量%で、Mw /Mn が5.5以下
のプロピレンランダム共重合体(B)97.3〜99.
95重量%からなるプロピレンランダム共重合体組成物
である。
物中の結晶性プロピレン単独重合体(A) としては、通
常、プロピレンをチーグラー・ナッタ触媒を用いてプロ
ピレンを単独重合することにより得られた結晶性重合体
を用いるのが一般的だが、場合によっては少量のα−オ
レフィン(エチレン、ブテン−1等)を共重合したもの
でもかまわない。結晶性プロピレン単独重合体(A) は、
DSCで測定した融点が150℃以上のものが好まし
く、155℃以上のものがより好ましい。
物中に使用するプロピレンランダム共重合体(B) は、プ
ロピレンとα−オレフィンを共重合して得られるプロピ
レン含有量が40〜85重量%、好ましくは50〜80
重量%で、Mw /Mn 5.5以下、好ましくは4.5以
下のランダム共重合体である。α−オレフィンとして
は、炭素数4〜10のα−オレフィンが適用できるが、
ブテン−1が好適に使用される。プロピレン含有量が4
0重量%より少ないと、耐溶剤性が悪くなり、85重量
%を越えるとヒートシール性が低下する。また、ランダ
ム共重合体(B) のMw /Mn が5.5より大きいと、著
しく透明性が悪化する。プロピレンランダム共重合体
(B) は、プロピレンとα−オレフィンを共重合して得ら
れたランダム共重合体を、熱またはパーオキサイドによ
り分解してMw /Mn を5.5以下としたものも好まし
く使用できる。
〔η〕=0.3〜6.0dl/g が一般的であるが、
〔η〕=0.8〜6.0dl/g が好ましく、〔η〕=
1.0〜3.0dl/g がより好ましい。
的に、チーグラー・ナッタ触媒を用いて、プロピレンと
α- オレフィンを共重合することにより製造することが
できるが、場合によってはメタロセンのような可溶性触
媒も使用できる。
ン、マグネシウム、ハロゲンおよび電子供与体を必須と
するチーグラー・ナッタ触媒系、例えば、 (a)チタン、マグネシウム、ハロゲンおよび電子供与
体を必須とする固体触媒成分 (b)有機金属化合物 (c)一般式R1 R2 Si(OR3 )2 (R1 は炭素数
が5〜20の脂環式炭化水素基、R2 、R3 は炭素数が
1〜20の炭化水素基を表す)で示されるケイ素化合物
よりなる触媒系を挙げることができる。上記触媒系にお
ける固体触媒成分(a)はチタン、マグネシウム、およ
びハロゲンを必須成分として含有し、一般にはチタン化
合物を有機マグネシウム化合物で還元して得られる固体
生成物をエステル化合物で処理した後、四塩化チタンで
処理して得られる。
4-b (Rは炭素数が1〜20の炭化水素基、Xはハロゲ
ン原子、bは0<b≦4の数字を表す)で表される。R
の具体例としては、メチル、エチル、iso−プロピ
ル、ブチル、iso−ブチル、アミル、iso−アミ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシル、ドデシル
等のアルキル基、フェニル、クレジル、キシリル、ナフ
チル等のアリール基、シクロヘキシル、シクロペンチル
等のシクロアルキル基、プロペニル等のアリル基、ベン
ジル基等のアラルキル基等が例示される。
−炭素の結合を含有する任意の型の有機マグネシウム化
合物を使用することができる。とくに一般式RMgX
(式中、Rは炭素数が1〜20の炭化水素基を、Xはハ
ロゲンを表す)で表されるグリニャール化合物および一
般式RR’Mg(式中、R,R’は炭素数が1〜20の
炭化水素基を表す。ここでR,R’は同一でも異なって
もよい)で表せるマグネシウム化合物が好適に使用され
る。
シウムクロリド、エチルマグネシウムクロリド、エチル
マグネシウムブロミド、エチルマグネシウムアイオダイ
ド、プロピルマグネシウムクロリド、プロピルマグネシ
ウムブロミド、ブチルマグネシウムクロリド、ブチルマ
グネシウムブロミド、sec−ブチルマグネシウムクロ
リド、sec−ブチルマグネシウムブロミド、tert
−ブチルマグネシウムクロリド、tert−ブチルマグ
ネシウムブロミド、アミルマグネシウムクロリド、is
o−アミルマグネシウムクロリド、フェニルマグネシウ
ムクロリド、フェニルマグネシウムブロミド等が、R
R’Mgで表されるマグネシウム化合物としてジエチル
マグネシウム、ジプロピルマグネシウム、ジ−iso−
プロピルマグネシウム、ジブチルマグネシウム、ジ−s
ec−ブチルマグネシウム、ジ−tert−ブチルマグ
ネシウム、ブチル−sec−ブチルマグネシウム、ジア
ミルマグネシウム、ジフェニルマグネシウム等が挙げら
れる。
る有機アルミニウム化合物(b)は、少なくとも分子内
に1個のAl−炭素結合を有するものである。かかる有
機アルミニウム化合物の具体例としては、トリエチルア
ルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシ
ルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムハライド、ジイソブチルアルミニウムハ
ライド等のジアルキルアルミニウムハライド、トリアル
キルアルミニウムとジアルキルアルミニウムハライドの
混合物、テトラエチルジアルモキサン、テトラブチルジ
アルモキサン等のアルキルアルモキサンが例示できる。
これらの有機アルミニウム化合物のうち、トリアルキル
アルミニウム、トリアルキルアルミニウムとジアルキル
アルミニウムハライドの混合物、アルキルアルモキサン
が好ましく、とりわけトリエチルアルミニウム、トリイ
ソブチルアルミニウム、トリエチルアルミニウムとジエ
チルアルミニウムクロリドの混合物およびテトラエチル
ジアルモキサンが好ましい。また、有機アルミニウム化
合物はトリチルテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ートやN,N'- ジメチルアニリニウムテトラ(ペンタフル
オロフェニル)ボレートのようなホウ素化合物と組み合
わせて使用してもよい。有機アルミニウム化合物の使用
量は、固体触媒中のチタン原子1モル当たり1〜100
0モルのごとく広範囲に選ぶことができるが、特に5〜
600モルの範囲が好ましい。
3 )2 で示されるケイ素化合物(c)としては、次に示
すものが例示される。
(a)成分中のTi原子のモル比を1〜1000、好ま
しくは5〜600、(c)成分/(b)成分中のAl原
子のモル比を0.02〜500、好ましくは0.05〜
10となるように使用し、重合温度20〜150℃、好
ましくは50〜95℃、重合圧力は大気圧〜40kg/
cm2 Gの条件下で、分子量調節のため水素を供給し
て、プロピレンとα−オレフィンの重合を行う。
物は、結晶性プロピレン単独重合体(A) とプロピレン・
α−オレフィンランダム共重合体(B) よりなるものであ
るが、結晶性プロピレン単独重合体(A) とランダム共重
合体(B) をブレンドしたものでもよいし、あるいは、あ
らかじめプロピレン単独をプレ重合した後、プロピレン
とα−オレフィンをランダム共重合したものでもよい。
物は、結晶性プロピレン単独重合体(A) 0.05〜2.
7重量%とプロピレン含有量40〜85重量%でMw /
Mnが5.5以下のプロピレンランダム共重合体(B) 9
7.3〜99.95重量%からなる。結晶性プロピレン
単独重合体(A) が0.05重量%より少ないと耐溶剤性
が不十分であり、また2.7重量%より多いと透明性が
劣ることとなり好ましくない。結晶性プロピレン単独重
合体(A) の好ましい量は0.1〜2.5重量%であり、
さらに好ましい量は0.3〜2.5重量%である。
体組成物中の沸騰n−ヘプタン不溶分は、通常、その示
差走査型熱量測定によって得られるDSC曲線中に結晶
性プロピレン単独重合体(A) に由来する結晶融解ピーク
が152〜168℃に検出される。この融解ピークは結
晶性プロピレン単独重合体(A) の混在量によってその融
解熱量が変化するが、このピ−クが検出されない場合は
透明性と耐溶剤性といった二律相反する特性を両方とも
満足するプロピレンランダム共重合体組成物とはなり難
い。
物を溶融プレスしてシートにすることにより、特定の造
核剤を添加することなしに透明性と耐溶剤性に優れたシ
ート、延伸フィルムを得ることができる。
用される酸化防止剤、中和剤、滑剤、アンチブロッキン
グ剤、帯電防止剤など必要に応じて配合することができ
る。以下実施例によって本発明を具体的に説明するが本
発明の範囲は実施例のみに限定されるものではない。
各項目の測定値は、下記の方法で測定した。 (1)ブテン含有量 ブテン−1含有量;13C−核磁気共鳴スペクトル法によ
り決定した。 (2)重量平均分子量(Mw )/数平均分子量(Mn ) ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)に
より、下記の条件で測定した。また、検量線は標準ポリ
スチレンを用いて作成した。 機種 ミリポアウォーターズ社製 150CV型 カラム Shodex M/S 80 測定温度 145℃、溶媒オルトジクロルベンゼン、 サンプル濃度 5mg/8ml なお本条件でNBS (National Bureau of Standards)
の Standard Reference Material 706 (Mw /Mn = 2.
1 のポリスチレン) を測定したところ、分子量分布 (M
w /Mn ) 2.1 が得られた。 (3)沸騰n−ヘプタン不溶分 JIS K6758によって成形して得た厚さ1mmの
シートを円筒ガラスフィルターに入れ、ソックスレー抽
出器により14時間抽出を行う。この場合、リフラック
ス頻度は1回/5分程度とする。不溶分の重量%は、不
溶分を秤量することによって求める。 (4)透明性(ヘイズ) 成形品の透明性を表す尺度である。本発明においてはJ
ISK6758によって成形した厚さ1mmのシートを
JISK6714によって測定する。フィルムの透明性
については、約50mm×50mmの大きさに切断したフィ
ルムをJISK6714によって測定する。 (5)融点(Tm) 示差走査熱量計(パーキンエルマー社製、DSC)を用
いて、あらかじめ試片10mgを窒素雰囲気下で220
℃で5分間溶融した後、5℃/分の降温速度で40℃ま
で降温して結晶化させた。その後、10℃/分で昇温さ
せて、得られた融解吸熱カ−ブの最大ピ−クの温度を融
点とした。なお、本測定器を用いて10℃/分の昇温速
度で測定したインジウム(In)の融点は156.6℃
であった。 (6)ヒートシール温度 フィルムのシーラント面同志を重ね合わせ加熱されたヒ
ートシーラーで2秒間、2Kg/cm2 の荷重をかけ圧
着して得た幅25mmのシールされたフィルムを、一夜
放置後、23℃で剥離速度200mm/分、剥離角度1
80°で剥離したときの剥離抵抗力が300g/25m
mになるヒートシーラーの温度をヒートシール温度とし
た。
−のフラスコをアルゴンで置換した後、グリニャール用
削状マグネシウム32.0gを投入した。滴下ロートに
ブチルクロリド120gとジブチルエーテル500ml
を仕込み、フラスコ中のマグネシウムに約30ml滴下
し、反応を開始させた。反応開始後、50℃で4時間か
けて滴下を続け、滴下終了後、60℃で更に1時間反応
を続けた。その後、反応溶液を室温に冷却し、固形分を
ろ別した。ジブチルエーテル中のブチルマグネシウムク
ロリドを1規定硫酸で加水分解し、指示薬としてフェノ
ールフタレインを使用して1規定水酸化ナトリウム水溶
液で逆滴定して濃度を決定したところ、濃度は2.1m
ol/Lであった。
ルゴンで置換した後、ヘキサン240ml、テトラブト
キシチタン5.4g(15.8mmol)およびテトラ
エトキシシラン61.4g(295mmol)を投入
し、均一溶液とした。次に、(a)で合成した有機マグ
ネシウム化合物150mlを、フラスコ内の温度を5℃
に保ちながら、滴下ロートから4時間かけて徐々に滴下
した。滴下終了後、室温で更に1時間撹拌したのち室温
で固液分離し、ヘキサン240mlで3回洗浄を繰り返
した後減圧乾燥して、茶褐色の固体生成物45.0gを
得た。固体生成物中にはチタン原子が1.7重量%、エ
トキシ基が33.8重量%、ブトキシ基が2.9重量%
含有されていた。又、この固体生成物のCu−Ka線に
よる広角X線回析図には、明瞭な回折ピ−クは全く認め
られず、非晶構造であった。
で合成した固体生成物6.5g、トルエン16.2m
l、及びフタル酸ジイソブチル4.3ml(16mmo
l)を加え、95℃で1時間反応を行った。反応後、固
液分離しトルエンで洗浄した。
2ml、フタル酸ジイソブチル0.36ml(1.3m
mol)、ブチルエーテル2.2ml(13mmol)
および四塩化チタン38.0ml(346mmol)を
くわえ、95℃で3時間反応を行った。反応終了後、9
5℃で固液分離した後、同温度でトルエン33mlで2
回洗浄を行った。上述したフタル酸ジイソブチルとブチ
ルエーテル及び四塩化チタンとの混合物による処理を同
一条件で更にもう一度繰り返し、ヘキサン33mlで3
回洗浄して、黄土色の固体触媒5.0gを得た。固体触
媒中には、チタン原子が2.0重量%、フタル酸エステ
ルが15.6重量%含まれていた。
機付反応機に添加し、あらかじめ系内を十分チッソ置換
したのち、トリエチルアルミニウム(以下TEAと略
す)1.24mmol、シクロヘキシルエチルジメトキ
シシラン(以下CHEDMSと略す)0.124mmo
lおよび前記参考例(d) で得た固体触媒をTi原子に換
算して0.01g添加する。20C°以下を維持しなが
らプロピレンを連続的に添加し、その吸収量を調節する
ことにより目的とするプレ重合量の触媒を得た。得られ
たプレ重合触媒の少量をプロピレンオキサイドを添加す
ることにより脱灰し、小型ロール混練器で3分間混練し
て細断してペレットとして。このプロピレン単独重合体
の融点を示差走査型熱量計で測定したところ163℃で
あった。
換し、活性Al2 O3処理することにより精製したn−
ヘキサン1.0L、トリエチルアルミニウム4.4mm
ol、及びシクロヘキシルエチルジメトキシシラン0.
33mmolを仕込み、水素圧 100mmHgを加え
た。ついで87gの液化プロピレンと190gの液化ブ
テンを仕込み、オートクレーブの温度を50℃に昇温し
た後、上記参考例(d) で合成した固体触媒27mgをヘ
キサンスラリーにしてプロピレンガスにて圧入し、プロ
ピレンガスをフィードしながら重合圧約4.0Kg/c
m 2 、50℃で2時間重合を続けた。重合終了後未反応
モノマーをパージし、重合停止剤としてiso−ブタノ
ールを20ml添加し、同温度で約15分間攪拌させ、
ついでプロピレンオキサイド3.0ml添加し同様に約
15分間攪拌させ脱灰した。オートクレーブ内容物は約
4倍量のエタノール中に投入し、析出した重合体を60
℃で4時間減圧乾燥し、156gのプロピレン・ブテン
−1共重合体を得た。従って、固体触媒成分1g当たり
のプロピレン・ブテン−1共重合体の収量(g)(以下
PP/catと略す)は、PP/cat=5800であ
った。得られた共重合体100重量部に、スミライザー
BHT(住友化学工業(株)製、2,6-ジ-tert-ブチル-4
- メチルフェノール)0.2重量部、イルガノックス1
010(チバガイギー社製、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4- ヒドロキシフェニ
ル) プロピオネート] メタン)0.05重量部、ステア
リン酸カルシウム 0.1重量部を添加して小型ロール
混錬器で10分間混合して得た共重合体組成物を細断し
てペレットとした後、JISK6758に従って厚さ1
mmのシ−トに成形した。シートの全ヘイズ28.2%
であった。そのブテン−1含量は13C−核磁気共鳴スペ
クトル法により30.0重量%、示差走査熱量計により
測定した融点が 119℃であり、135℃、テトラリ
ン中で測定した極限粘度(以下、[η]と略す)が1.
92dl/g、また沸騰n−ヘプタン不溶分は0.1重
量%であった。東洋精機製卓上二軸延伸機によりホモ部
(住友化学社製、住友ノーブレンFS2011D 、メルトイン
デックス2.6)(500μ)と、この共重合体組成物
からなるシーラント部(100μ)の二層からなる90
mm角の貼り合わせシートを150℃で3分間予熱後、
延伸速度 5m/分、倍率(X×Y)5×5倍で延伸加
工し、厚さ24μのフィルムを作成した。このフィルム
のヒートシール温度は77℃、全ヘイズは3.0%であ
った。
mペンタッド分率0.97、[η]=1.83dl/
g、融点 165℃、密度 0.90g/cm3)のペ
レット0.5重量部、および比較例1で得たプロピレン
・ブテン−1共重合体99.5重量部に、スミライザー
BHT 0.2重量部、イルガノックス1010 0.
05重量部、ステアリン酸カルシウム 0.1重量部を
添加して小型ロール混錬器で10分間混合して得たプロ
ピレンランダム共重合体組成物を、JISK6758に
従って厚さ1mmのシートに成形した。得られたシート
の全ヘイズ 26.0%、沸騰n−ヘプタン不溶分 5
5.3重量%であった。東洋精機製卓上二軸延伸機によ
りホモ部(住友化学社製、住友ノーブレンFS2011
D,メルトインデックス2.6)(500μ)と、この
プロピレンランダム共重合体組成物からなるシーラント
部(100μ)の二層からなる90mm角の貼り合わせ
シ−トを150℃で3分間予熱後、延伸速度5m/分、
倍率(X×Y)5×5倍で延伸加工し、厚さ24μのフ
ィルムを作成した。このフィルムのヒートシール温度は
80℃、全ヘイズは0.4%であった。
表1のごとく変える以外は実施例1と同様に行った。評
価結果は表2に示した。
換し、活性Al2 O3処理することにより精製したn−
ヘキサン1.0L、トリエチルアルミニウム6.6mm
ol、及びシクロヘキシルエチルジメトキシシラン0.
49mmolを仕込み、水素圧100mmHgを加え
た。ついで85gの液化プロピレンと167gの液化ブ
テンを仕込み、オートクレーブの温度を50℃に昇温し
た後、上記参考例(d)で合成した固体触媒17mgを
ヘキサンスラリーにしてプロピレンガスにて圧入し、プ
ロピレンガスをフィードしながら重合圧約4.0kg/
cm 2 、50℃で2時間重合を続けた。重合終了後未反
応モノマーをパージし、重合停止剤としてiso−ブタ
ノールを20ml添加し、同温度で約15分間攪拌さ
せ、ついでプロピレンオキサイド3.0mlを添加し同
様に約15分間攪拌させ脱灰した。オートクレーブ内容
物は約4倍量のエタノール中に投入し、析出した重合体
を60℃で4時間減圧乾燥し、139gのプロピレン・
ブテン−1共重合体を得た。 従って、固体触媒成分1
g当りのプロピレン・ブテン−1共重合体の収量(g)
(以下PP/catと略す)は、PP/cat=820
0であった。得られた共重合体100重量部にスミライ
ザーBHT(住友化学工業(株)製、2,6−ジ−te
rt−ブチル−4−メチルフェノール)0.2重量部、
イルガノックス1010(チバガイギー社製、ペンタエ
リスリチル−テトラキス〔3−(3.5−ジ−tert
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン)0.05重量部、ステアリン酸カルシウム0.
1重量部を添加して小型ロール混練機で10分間混合し
た得た共重合体組成物を細断してペレットとした後、J
IS K 6758に従って厚さ1mmのシートに成形
した。シートの全ヘイズは28.7%であった。そのブ
テン−1含量は13C−核磁気共鳴スペクトル法により2
9.6重量%、示差走査熱量計により測定した融点が1
13℃であり、135℃,テトラリン中で測定した極限
粘度(以下、〔η〕と略す。)は1.78dl/g、ま
た沸騰h−ヘプタン不溶分は0.1重量%未満であっ
た。東洋精機製卓上二軸延伸機によりホモ部(住友化学
社製、住友ノーブレン FS2011D、メルトインデ
ックス2.6)(500μ)と、表1に示すこの共重合
体組成物からなるシーラント部(100μ)の二層から
なる90mm角の貼り合わせシートを150℃で3分間
予熱後、延伸速度5m/分、倍率(X×Y)5×5倍で
延伸加工し、厚さ24μのフィルムを作成した。このフ
ィルムのヒートシール温度は84℃、全ヘイズは1.3
%であった。評価結果を表2に併せて示した。
ピレン単独を重合したプレ重合触媒を得た。このプレ重
合触媒を用いて、液化プロピレンと液化ブテン−1の仕
込み量を調節することにより、比較例1と同様の方法で
表1に示す各種ブテン−1含量のプロピレン・ブテン−
1共重合体を製造し、プロピレンランダム共重合体組成
物を得た。評価結果を表2に示した。
の固体触媒を得た。固体触媒中には、チタン原子が2.
6重量%、フタル酸エステルが15.3重量%含まれて
いた。
容器中に、ブタン95.7L、固体触媒987g、トリ
エチルアルミニウム2.5 mol、フェニルトリメトキシ
シラン0.375 molを加え、20℃でプロピレンモノ
マーを3.6時間吸収させた後、プレ重合触媒を回収
し、溶媒を除去し、60℃で3時間乾燥することによ
り、プレ重合比(PP/cat.)=39g-PP/g-cat.の固体
触媒成分を得た。これの一部を脱灰してロール混練した
もののDSCによる融点(Tm)=165℃である。
0Lの攪拌機付き流動床型反応器を用いて、プロピレン
とブテン−1の共重合を行った。まず、反応器を120
m3 /hrの流量で循環窒素ガスを反応器下部より供給
し、ついであらかじめ乾燥置換済の触媒分散用としてプ
ロピレン・ブテン−1共重合体粒子を80 kg 供給し、
重合体粒子を流動状態に保った。プロピレンで10 kg/
cm2 ・G まで昇圧し、プレ重合触媒を63.6 g/hr、
トリエチルアルミニウムを59.4 mmol/hr、フェニル
トリメトキシシランを8.91 mmol/hrを反応器に供給
した後、水素濃度0.22mol%、ブテン−123.8mo
l%になるように水素、プロピレン、ブテン−1を供給
し、流動床の温度を65℃に調節して重合を開始した。
重合体粒子を80 kg に保ちながら、差圧により重合体
粒子を逐次サイロに抜き出し、モノマー分離した後、メ
タノール0.0075L/kg、イルガノックス1076(チ
バガイギー社製、オクタデシル-3-(3,5-ジ-tert-ブチル
-4- ヒドロキシフェニル) プロピオネート) 0.00
16 g/kg になるように供給し、ホット窒素で60℃、
2時間処理した。ついで、ホット窒素によりさらに60
℃、1.5時間乾燥して15.3 kg/hrで白色粉末状重
合体を得た。物性は表1に示した。評価結果を表2に示
した。
0Lの反応容器中に、ブタン97.9L、参考例(d) と
同様にして得た黄土色の固体触媒(チタン原子が2.4
重量%、フタル酸エステルが16.8重量%)400
g、トリエチルアルミニウム2.6 mol、フェニルトリ
メトキシシラン0.384 molを加え、16℃でプロピ
レンモノマーを4.7時間反応させた後、プレ重合触媒
を回収し、溶媒を除去し、60℃で3時間乾燥すること
により、プレ重合比(PP/cat.)=99g-PP/g-cat.の
固体触媒成分を得た。これの一部を脱灰してロール混練
したもののDSCによる融点(Tm)=166℃である。
0Lの攪拌機付き流動床型反応器を用いて、プロピレン
とブテン−1の共重合を行った。まず、反応器を140
m3 /hrの流量で循環窒素ガスを反応器下部より供給
し、ついであらかじめ乾燥置換済の触媒分散用としてプ
ロピレン・ブテン−1共重合体粒子を60 kg 供給し、
重合体粒子を流動状態に保った。プロピレンで12.5
kg/cm2 ・G まで昇圧し、プレ重合触媒を144.8g/
hr 、トリエチルアルミニウムを38.0 mmol/hr、シ
クロヘキシルエチルジメトキシシランを1.42 mmol/
hrを反応器に供給した後、水素濃度0.14mol%、ブテ
ン−1を22.8mol%になるように水素、プロピレン、
ブテン−1を供給し、流動床の温度を65℃に調節して
重合を開始した。重合体粒子を60 kgに保ちながら、
差圧により重合体粒子を逐次サイロに抜き出し、モノマ
ー分離した後、メタノール0.0075L/kg、イルガ
ノックス1076 0.0016 g/kg になるように供給
し、ホット窒素で60℃、2時間処理した。ついで、ホ
ット窒素によりさらに60℃、1.5時間乾燥して1
2.6 kg/hrで白色粉末状重合体を得た。この重合体
は、極限粘度〔η〕=2.68 dl/g 、Mw /Mn =
5.4と高いものであったので、2,5-ジメチル-2,5- ジ
-(tert- ブチルパーオキシ)ヘキサン添加することでパ
ーオキサイド分解しながら造粒した。得られたペレット
の物性は表1に示した。評価結果を表2に示した。
ンBH190G(住友化学工業(株)製、プロピレン・
ブテン−1共重合体)100重量部に、スミライザーB
HTを0.2重量部、イルガノックス1010 0.0
5重量部、ステアリン酸カルシウム 0.1重量部を添
加してプロピレンランダム共重合体組成物を得た。得ら
れたペレットの物性は表1に示した。評価結果を表2に
示した。
1と同じ触媒を用いて、プロピレンとブテン−1の共重
合を行った。物性等については表1に示した。評価結果
を表2に示した。
3と同じ触媒を用いて、プロピレンとブテン−1の共重
合を行った。物性等については表1に示した。評価結果
を表2に示した。
用い、これとPPの配合比を表1のごとく変える以外は
実施例1と同様に行った。評価結果を表2に示した。
用い、これとPPの配合比を表1のごとく変える以外は
実施例1と同様に行った。評価結果を表2に示した。
ンスに極めて優れた成形物及びフィルムにした時にヒー
トシール性を阻害することの非常に少ないポリプロピレ
ン共重合体組成物を得ることができる。
の全ヘイズとプロピレンランダム共重合体中のブテン−
1含量との関係を示すものである。
ンダム共重合体組成物中に混在する結晶性プロピレン単
独重合体含量と沸騰n−ヘプタン不溶分との関係を示す
ものである。
Claims (5)
- 【請求項1】結晶性プロピレン単独重合体(A)0.0
5〜2.7重量%、およびプロピレンとα−オレフィン
を共重合して得られるプロピレン含有量が40〜85重
量%でMw /Mn が5.5以下のプロピレンランダム共
重合体(B)97.3〜99.95重量%からなること
を特徴とするプロピレンランダム共重合体組成物。 - 【請求項2】結晶性プロピレン単独重合体(A)が、D
SCで測定した融点が150℃以上の結晶性プロピレン
単独重合体であることを特徴とする請求項1記載のプロ
ピレンランダム共重合体組成物。 - 【請求項3】プロピレンランダム共重合体(B)が、プ
ロピレンとブテン−1を共重合して得られるプロピレン
含有量が50〜80重量%でMw /Mn が4.5以下の
プロピレンランダム共重合体であることを特徴とする請
求項1又は2記載のプロピレンランダム共重合体組成
物。 - 【請求項4】結晶性プロピレン単独重合体(A)0.1
〜2.5重量%、およびプロピレンランダム共重合体
(B)97.5〜99.9重量%からなることを特徴と
する請求項1、2又は3記載のプロピレンランダム共重
合体組成物。 - 【請求項5】造核剤を含まないことを特徴とする請求項
1記載のプロピレンランダム共重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25202094A JP3141705B2 (ja) | 1993-10-20 | 1994-10-18 | プロピレンランダム共重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-262340 | 1993-10-20 | ||
JP26234093 | 1993-10-20 | ||
JP25202094A JP3141705B2 (ja) | 1993-10-20 | 1994-10-18 | プロピレンランダム共重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166005A true JPH07166005A (ja) | 1995-06-27 |
JP3141705B2 JP3141705B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=26540499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25202094A Expired - Fee Related JP3141705B2 (ja) | 1993-10-20 | 1994-10-18 | プロピレンランダム共重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141705B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10139065A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-26 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 深絞りガスパック包装体 |
US7273907B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-09-25 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polypropylene resin composition and film |
US11713389B2 (en) | 2020-11-25 | 2023-08-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Propylene polymer composition and film |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP25202094A patent/JP3141705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10139065A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-26 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 深絞りガスパック包装体 |
US7273907B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-09-25 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polypropylene resin composition and film |
US11713389B2 (en) | 2020-11-25 | 2023-08-01 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Propylene polymer composition and film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3141705B2 (ja) | 2001-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1373403B1 (en) | Heterophasic propylene polymer | |
KR20080086439A (ko) | 프로필렌 단일중합체 성분을 포함하는 폴리프로필렌 조성물 | |
JP3358441B2 (ja) | ポリプロピレンブロック共重合体 | |
US5521251A (en) | Propylene random copolymer composition | |
EP0679686B1 (en) | Polypropylene composition for laminated and oriented film and laminated and oriented film thereof | |
EP0577407B1 (en) | Process for the preparation of polypropylene random copolymer | |
JPH11228629A (ja) | プロピレン系重合体、その製造方法およびそれから得られる発泡成形体 | |
EP0719829B1 (en) | Polypropylene composition and laminated and oriented film therefrom | |
US20090171030A1 (en) | Polypropylene-based copolymer and film comprising the polypropylene-based copolymer | |
KR100295028B1 (ko) | 폴리프로필렌블록공중합체및이의필름 | |
US6117946A (en) | Propylene block copolymer | |
JP2819996B2 (ja) | ポリプロピレン積層フィルム | |
US4433110A (en) | Process for producing propylene block copolymers | |
JPS6319255A (ja) | ポリプロピレン積層フイルム | |
JP2882237B2 (ja) | ポリプロピレンランダム共重合体及びそのフィルム | |
JP3228106B2 (ja) | 積層延伸フィルム用ポリプロピレン組成物及び積層延伸フィルム | |
JP3175526B2 (ja) | 積層延伸フィルム用ポリプロピレン組成物及び積層延伸フィルム | |
US6106938A (en) | Polypropylene composition and laminated and oriented film therefrom | |
JP3141705B2 (ja) | プロピレンランダム共重合体組成物 | |
CN114174391B (zh) | 非发泡片和容器 | |
JP3397095B2 (ja) | 高透明性フィルム及びその製造方法 | |
JPH0527546B2 (ja) | ||
JP3070419B2 (ja) | ポリプロピレン積層フィルム | |
JP3440798B2 (ja) | レトルト食品包装用フィルム | |
JP3163787B2 (ja) | 改質ポリプロピレンブロック共重合体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071222 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |