JPH0716535Y2 - 作業台車 - Google Patents

作業台車

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JPH0716535Y2
JPH0716535Y2 JP1988078136U JP7813688U JPH0716535Y2 JP H0716535 Y2 JPH0716535 Y2 JP H0716535Y2 JP 1988078136 U JP1988078136 U JP 1988078136U JP 7813688 U JP7813688 U JP 7813688U JP H0716535 Y2 JPH0716535 Y2 JP H0716535Y2
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JP
Japan
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work
rails
pair
axle
wheel
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JP1988078136U
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JPH01180367U (ja
Inventor
宏介 長井
Original Assignee
住金大阪プラント株式会社
京阪電気鉄道株式会社
住金レールウェイサービス株式会社
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は絶縁車輪を有する作業台車が走行中は一対のレ
ールを電気的に短絡して、通過する信号機を作動せし
め、作業現場で停車するときは、一対のレールを電気的
に短絡せず、信号機を作動せしめない簡易な装置をそな
えた作業台車の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
鉄道車輌の高速化、運高密度の増大に伴い保線作業の高
度化、高能率化に対する要求が高まっている。このよう
に保線作業の多くは車輌の運行が休止される夜間に作業
機器を備えた作業台車を用いて行われる。第2図は自動
信号機の動作説明図である。踏切(5)に車輌(1)が
接近すると、踏切(5)の近傍の線路(4)(4)が一
対の車輌(2)(2)と車軸(3)とで構成される電導
体で短絡され、該短絡の信号によって信号機(51)が起
動し、警報灯を点滅するとともに警報音を断続する。従
って車輌(1)が踏切(5)付近に停車するときは信号
機(51)が作動しつづけ、注意灯を点滅するとともに警
報機が鳴り続けるように構成されている。第3図は作業
用の台車、即ち作業台車の要部を示す図である。即ち、
車輪(2)は外輪(21)と内輪(22)とからなり、外輪
(21)と内輪(22)とはゴム、プラスチック等の絶縁体
(23)をもって電気的に絶縁され、外輪(21)と内輪
(22)との間は手動スイッチ(6)によって電気的に短
絡もしくは遮断することができる絶縁車輪をもって構成
される。作業台車が踏切(5)の付近の保線作業を行う
に際しては、踏切(5)付近に到達するまでは手動スイ
ッチ(6)を閉状態とし、踏切(5)付近の作業現場に
到達した後は手動スイッチ(6)を開状態にし、外輪
(21)内輪(22)とを絶縁して線路(4)(4)を短絡
せしめないようにする。かくすることによって信号機
(51)を動作せしめず、踏切(5)の付近の住民の睡眠
を妨害しないようにして保線作業を行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、上記のような作業台車においては、第3図
図示のように手動スイッチ(6)が作業台車の下部構造
(11)に対向するような位置になるように停車するとき
は、手を伸ばして手動スイッチ(6)を開閉することが
困難であり、かかるときは作業台車を少し前進もしくは
後退させて、手動スイッチ(6)が台車の下部構造(1
1)に対向しない位置に位置せしめた上でスイッチ
(6)を開にしなければならないという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題を解決する手段を提供するものであっ
て、一対のレール(4)(4)上を転動する一対の鋼製
小車輪(7)(7)を鋼製車軸(6)の両端に連結して
なるレール(4)(4)間短絡用の輪軸(10)を絶縁車
輪(2)の前方に配置し、該輪軸(10)を台車の下部構
造(11)に支持枠体(8)を介して昇降可能に取り付け
ることにより、前記輪軸(10)を下降させて小車輪
(7)(7)をレール(4)(4)上に転動させると、
一対のレール(4)(4)間が短絡され、車軸(10)を
上昇させて小車輪(7)(7)をレール(4)(4)か
ら離すと、レール(4)(4)間が絶縁車輪(2)によ
り絶縁されるよう構成したことを特徴とする作業台車を
その要旨とする。
本考案を図にもとづいて説明する。第1図は本考案の作
業台車の要部の一実施の態様を示す図であって、同図
(イ)はその側面図、同図(ロ)はその正面図である。
作業台車の絶縁車輪(2)前方には、一対の小車輪
(7)(7)と、その車軸(6)よりなる車軸(10)が
配置してある。一対の小車輪(7)(7)および車軸
(6)は、いずれも電気導体である鋼製で、車軸(6)
の巾は、その両端に連結してある小車輪(7)(7)
が、それぞれ一対のレール(4)(4)上に係合するよ
うに設計されている。
上記輪軸(10)は、その車軸(6)の両端部を可回転に
握持する支持枠体(8)を介して、台車の下部構造(1
1)に取付けられている。支持枠体(8)は、その上部
が台車の下部構造(11)に可回転に軸着してあり、この
軸を支点として全体が台車下部とレール間を回動する構
造になっている。この支持枠体(8)には、台車の下部
構造(11)に固定してある空圧シリンダ(9)のロッド
先端が固定してあり、ロッドを縮退させると支持枠体
(8)が台車側へ回動して小車輪(7)(7)がレール
(4)(4)から離れ、ロットを伸長させると、支持枠
体(8)がレール(4)(4)側へ回動して小車輪
(7)(7)がレール(4)(4)上に降ろされるよう
になっている。
〔作用〕
本考案の作業台車をもって保線作業を行うには、基地を
出発して作業現場である踏切(5)付近に向って走行す
る間においては空圧シリンダ(9)を作動せしめて枠体
(8)を介して一対の車輪(7)(7)を降下せしめて
一対のレール(4)(4)上を転動せしめる。車輪
(7)(7)と車軸(6)とは電気導体をもって構成さ
れるから、一対のレール(4)(4)を短絡し、走行中
に通過する信号機(51)を動作させながら作業現場に向
う。作業現場に到達し停車すると、直ちに作業台車
(1)上の前記図示しない電磁弁を作動させ、空圧シリ
ンダ(9)をもって枠体(8)を介して一対の小車輪
(7)(7)を上昇させる。該上昇によって一対のレー
ル(4)(4)の短絡状態が解消され、電気的に遮断さ
れた状態となる。従って、信号機(51)を動作させるこ
となく作業現場に停車することができる。
〔実施例〕
踏切付近の作業現場で保線作業を行うに際して第3図の
構造を有する従来の作業台車と第1図の構造を有する本
考案の作業台車を用いる場合における作業車停止後、信
号機を非動作状態にするに要する時間を比較した結果を
第1表に示す。
第1表より本考案の作業台車においては作業台車停止
後、信号機を非動作状態にするのに要する時間を従来の
5分から殆んど零にすることができることがわかる。
〔考案の効果〕
本考案の作業台車を使用すれば作業車停止後、信号機を
非動作状態にするにあたって、作業台車を移動させ、あ
るいは車輪の側方から車輪の裏側へ手を伸ばして手動ス
イッチを開閉するという危険な作業を排除し、また作業
能率を向上させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の作業台車の要部であって同図(イ)は
その側面図、同図(ロ)はその正面図である。第2図は
自動信号機の動作説明図である。第3図は作業台車の要
部を示す図である。 1……車輌、11……下部構造 2……車輪、21……外輪 22……内輪、23……絶縁体 3……車軸、4……レール 5……踏切、51……信号機 6……車軸、7……小車輪 8……枠体、9……空圧シリンダ、10……輪軸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−167557(JP,A) 実開 昭61−205804(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のレール(4)(4)上を転動する一
    対の鋼製小車輪(7)(7)を鋼製車軸(6)の両端に
    連結してなるレール(4)(4)間短絡用の輪軸(10)
    を絶縁車輪(2)の前方に配置し、該輪軸(10)を台車
    の下部構造(11)に支持枠体(8)を介して昇降可能に
    取り付けることにより、前記輪軸(10)を下降させて小
    車輪(7)(7)をレール(4)(4)上に転動させる
    と一対のレール(4)(4)間が短絡され、車軸(10)
    を上昇させて小車輪(7)(7)をレール(4)(4)
    から離すと、レール(4)(4)間が絶縁車輪(2)に
    より絶縁されるよう構成したことを特徴とする作業台
    車。
JP1988078136U 1988-06-13 1988-06-13 作業台車 Expired - Lifetime JPH0716535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988078136U JPH0716535Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 作業台車

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180367U JPH01180367U (ja) 1989-12-26
JPH0716535Y2 true JPH0716535Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31303085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988078136U Expired - Lifetime JPH0716535Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 作業台車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018589B2 (ja) * 1979-12-07 1985-05-11 日本国有鉄道 軌道回路の短絡抵抗低減装置
JPS61205804U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25

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JPH01180367U (ja) 1989-12-26

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