JPH0716509B2 - 綿棒容器 - Google Patents

綿棒容器

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JPH0716509B2
JPH0716509B2 JP5187114A JP18711493A JPH0716509B2 JP H0716509 B2 JPH0716509 B2 JP H0716509B2 JP 5187114 A JP5187114 A JP 5187114A JP 18711493 A JP18711493 A JP 18711493A JP H0716509 B2 JPH0716509 B2 JP H0716509B2
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公雄 橋本
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株式会社大和理研工業
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、綿棒を衛生的にかつ簡
便に取り扱うことができる綿棒容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一般家庭や病院などにおける綿棒
の使用量が増加傾向にある。綿棒は、一般的に衛生用品
として使用されているが、音響機器などのヘッドクリー
ナーの一部品として利用され、他の用途への応用も広が
っている。通常、綿棒は蓋付き容器に収容されていた
り、あるいは柔軟性のある袋に収容されていたりする。
使用時において、蓋付き容器の場合は蓋を外し、ピンセ
ットや指でつまみ取出していた。また袋入りの場合は、
綿棒の芯部分に対応して設けられたミシン目を破り、そ
の開口部分から綿棒の芯をつかんで取出していた。例え
ば、特開昭58−19697号に提案されている綿棒容
器は、綿棒を収容する内筒を外筒に対して上下方向に可
動自在に嵌装し、使用時には内筒を持ち上げ、内筒側に
設けられた開口から綿棒を取出すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蓋付き容器
では多量の綿棒を収容することができるが、綿棒の頭部
分が取出し側に位置されるので、指で綿棒の頭部分をつ
かんでしまったり、その際に他の綿棒の指部分に触れた
りするため、衛生的に取り扱いしにくい。またピンセッ
トで取り扱う場合は、綿棒容器にピンセットを付属させ
ておかなければならず、その管理が面倒である。さら
に、誤って綿棒容器を床に落下させてしまった場合、蓋
が容器から外れ、綿棒を床に散乱させ、使用できない状
態になってしまうことがあった。袋入りは、例えば10
本単位の少量の綿棒を収容しているので、携帯用または
個人用など限られた範囲での使用には便利であるが、数
人が使用する家庭用とか、比較的に多く使用する病院な
どでは、その取扱性や経済性から不向きである。また内
外筒にて構成される綿棒容器では、綿棒の芯をつかむ位
置まで内筒を持ち上げなければならず、その際外筒を他
方の手で押えておく必要があり、その操作性に問題があ
ると共に、内筒の持ち上げを容易にするために、内外筒
の嵌合をゆるくすると、誤って落下させてしまったとき
に床に激突した際に、内筒が外筒から飛び出してしま
い、開口から綿棒がこぼれ出るという問題がある。本発
明の目的は、綿棒の芯を持って取り扱うことができ、か
つ誤って落下させた際にも綿棒の散乱を防ぐことができ
る綿棒容器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は綿棒を収容する有底筒
体と、該筒体の開口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器にお
いて、前記有底筒体の側面に綿棒の芯をつかんで取出す
綿棒取出し口を設け、該綿棒取出し口に絞り部を介して
連通される綿部通し穴を設けると共に、前記絞り部の幅
を綿棒の芯の太さより小さく形成された構成にある。ま
た他の発明は、上記請求項1記載の発明において、絞り
部を切り込みまたは幅の狭い間隙により構成されてい
る。また他の発明は、上記請求項1記載の発明におい
て、綿部通し穴が絞り部を挟んで綿棒取り出口に対向さ
せて配置された構成にある。
【0005】そして、請求項4に記載された発明は、綿
棒を収容する有底筒体と、該筒体の開口を覆う蓋体とを
備えた綿棒容器において、前記有底筒体の側面に綿棒の
芯をつかんで取出す綿棒取出し口と、該綿棒取出し口に
絞り部を介して連通される綿部通し穴を設け、かつ前記
絞り部の幅が綿棒の芯の太さより小さく形成されている
と共に、前記有底筒体の内部に複数の部屋を区画する仕
切り体を可動自在に配備し、該仕切り体を蓋体に連係さ
せると共に、前記蓋体を回して有底筒体の綿棒取出し口
に仕切り体にて区画された部屋の一つを綿棒取出し口に
一致させて使用できる構成にある。
【0006】また他の発明は、前記発明において、次の
構成(1)〜(7)のいずれかを特徴とするものであ
る。すなわち、 (1)仕切り体に連動して回され、綿棒取出し口を開閉
するシャッター部を設けた構成にある。 (2)筒体の底と仕切り体の間に、前記仕切り体により
区画された各部屋に収納される綿棒の綿部を受ける綿棒
受け板を介在させた構成にある。 (3)仕切り体と綿棒受け板が一体化された構成にあ
る。 (4)シャッター部が蓋体に一体化された構成にある。 (5)シャッター部が仕切り体に一体化された構成にあ
る。 (6)シャッター部が筒体の内側に配備された構成にあ
る。 (7)シャッター部が筒体の外側に配備された構成にあ
る。
【0007】また請求項12に記載された発明は、綿棒
を収容する有底筒体と、該筒体の開口を覆う蓋体とを備
えた綿棒容器において、前記有底筒体の上部開口側の側
面に綿棒の芯をつかんで取出す綿棒取出し口を設け、該
綿棒取出し口と上部開口とを絞り部を介して連通され、
前記絞り部の幅が綿棒の芯の太さより小さく形成されて
いると共に、前記蓋体を装着した際に、該蓋体の周縁で
前記絞り部をふさぐことを特徴とする構成にある。また
請求項13に記載された発明は、綿棒を収容する有底筒
体と、該筒体の開口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器にお
いて、前記有底筒体の側面に綿棒の芯をつかんで取出す
綿棒取出し口を設け、該綿棒取出し口に絞り部を介して
連通される綿部通し穴を設け、前記絞り部の幅が綿棒の
芯の太さより小さく形成されていると共に、前記蓋体が
綿棒取出し口、絞り部および綿部通し穴を覆うシャッタ
ーを有するシャッター部と該シャッター部に係止され、
前記筒体の開口部に回動自在に設けられ、該筒体の開口
をふさぐキャップ部とからなり、前記シャッター部とキ
ャップ部を別部材にて形成し、該キャップ部の回動によ
ってシャッター部のシャッターをスライドさせ、綿棒取
出し口を開閉するようにした構成にある。また他の発明
は、前記請求項13に記載の発明において、筒体の底部
を綿棒取り出し口側を低くし、該綿棒取出し口から離れ
た部位を高くし、その境界部分に段差を設け、該段差に
より綿棒の綿部を引っ掛けて、綿棒取出し口側に綿棒を
寄せるようにした構成にある。さらに他の発明は、前記
請求項13に記載の発明において、前記筒体を支持する
台座を備え、該台座を筒体底部に着脱自在に装着するよ
うにした構成にある。
【0008】
【作用】綿棒を取出す際に、綿棒取出し口に見えている
綿棒の芯を指でつかみ、綿部を綿部通し穴に合わせて手
前に移動させると綿棒の芯が絞り部を押し開くようにし
て取り出せる。このとき指は絞り部によって拘束され、
綿部通し穴側に動かすことができないから、綿部には指
が触れない。収容されている綿棒が少なくなって、綿棒
が容器内で自由に動けるようになると、綿棒が傾き、そ
れによって綿部が綿部通し穴から大きく突出し、汚染や
汚損され易くなるが、綿棒取出し口と綿部通し穴との間
に絞り部を設けたことにより、このような綿棒の傾きを
小さく抑えることができ、汚染や汚損されにくくなって
いる。また、誤って落下させた場合、その衝撃により飛
び出そうとする綿棒を絞り部によって阻止することがで
き、衛生上使用不能となるような飛散を防止することが
でき、安全性が向上される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例である綿棒
容器の構成を示す。綿棒容器は、主要部材として、綿棒
を収容する有底筒体1と、この筒体の内部を複数の部
屋、例えば4分割に区画する仕切り体2と、筒体の上部
開口をふさぐための蓋体3とによって構成されている。
有底筒体1の側面には、収容された綿棒の芯を指でつか
むための綿棒取出し口10が設けられており、この綿棒
取出し口10の蓋体側には綿部の綿部を通過させるため
の頭部通し穴11が形成されている。頭部通し穴11
は、綿棒取出し口側に設けられた絞り部12によって綿
棒取出し口10に連通されている、この絞り部12は、
図2(1)に示すように綿棒の芯の太さより狭い間隔で
開放された切り欠き12a、または図2(2)に示すよ
うに挟まった部分に入れた切り込み12bによって構成
されており、有底筒体の材質、例えばプラスチックによ
る弾性力を保有している。
【0010】絞り部12は、図3(1)に示すように、
切り欠き12aに向かって片面に傾斜をつけて肉薄にし
たり、または図3(2)に示すように、両面に傾斜をつ
けて肉薄に形成されており、この部分をたわみ易くして
綿棒の芯の通過を円滑にする。したがって、通常の綿棒
収容状態においては、絞り部12によって綿棒の芯が止
められているため、綿棒が容器外に突出したり、飛び出
したりすることはない。つまり、綿棒取出し口10から
指を入れ、綿棒の芯をつかんで手前に引き出す際に、絞
り部12は綿棒の芯によって押し開かれる。その後。絞
り部12はその弾性復元力により復帰し、綿棒の容器外
への突出を防止する。
【0011】仕切り体2は、回動中心で交差した仕切り
板21および22で構成されており、この仕切り板の高
さはほぼ筒体1の深さに一致させている。筒体1の底側
に位置する仕切り体に筒体の内径より若干小さい径の綿
棒受け板4が取り付けられ、一体化されている。この綿
棒受け板4は、後述のシャッター部5にて綿棒取出し口
の開け閉めを繰り返す際に、綿棒の下側の綿部が、筒体
1の底面にこすれて汚損しないようにするためのもので
ある。本例では、図4に示すように、仕切り体2によっ
て筒体1の内部を4つの部屋1a,1b,1cおよび1
dを区画しているが、この区画数は仕切り板2の構成に
より2部屋、3部屋など任意に選択できる。また仕切り
体2を配備しない構造も採用することができる。
【0012】蓋体3は、図5に示すように、筒体1の上
部開口縁1eの外側に勘合され、筒体に対して回動自在
に装着される。すなわち、筒体1の上部外周には、図6
に示すように、環状の筒側係合部1fを設け、一方蓋体
3の内周には筒側係合部1fに勘合する蓋側係合部3a
が設けられている。この係合部1fおよび3aは、蓋体
3が筒体に対して回動できれば、どのような構造であっ
ても良い。蓋体3の内側には、仕切り体2の各仕切り板
に対応してそれぞれ対を成す突起31−1,31−2,
31−3および31−4が配置されている。図5に示す
ように、蓋体3を筒体1に装着したときに仕切り体2の
上部がそれぞれの突起31の間に挿入される。蓋体3の
外側は、周辺の環状部分30に囲われた窪み部を形成し
ており、この窪み部には蓋体3を補強すると共に、回動
操作を円滑に行わせるための十字形の補強部32が設け
られている。蓋体3を回動させると、仕切り体2も一緒
に回動し、各部屋1a〜1dを順次綿棒取出し口10に
位置させることができる。
【0013】4つの部屋の一つに、綿棒取出し口10を
ふさぐシャッター部5が仕切り体2に取外し自在に設け
られている。このシャッター部5は、1/4円弧の形状
に形成されており、その両端側には内方に折り曲げられ
た係止部5aが設けられている。この係止部5aを仕切
り体2を構成する隣接する仕切り板の内側に位置させ
る。綿棒の使用中は、蓋体を回動させてシャッター部を
綿棒取出し口からずらして置き、不使用時には綿棒取出
し口に位置させてふさぐようにする。このようにシャッ
ター部を設けることにより、綿棒取外し口から容器内へ
の埃の侵入を防ぎ、綿棒を衛生的に保つことができる。
そして、シャッター部が配備されている部屋以外の部屋
の綿棒を使い切った時点で、舌片5bをつかんで上方へ
引き抜いた後に、空になった部屋に差し込んで同様に使
用する。当然の事として、シャッター部を使用しないで
も構わない。
【0014】次に、上記実施例の綿棒容器の使用方法に
ついて説明する。図7は、綿棒取出し口がシャッター部
で閉じられている状態を示す。図8は、綿棒の取出し時
の状態を示す。綿棒使用時には、蓋体3を矢印Aのいず
れかの方向に回すと、シャッター部5が移動して綿棒取
出し口10が開かれる。そして、綿棒取出し口から見え
る綿棒6の芯6bを指7でつかんで、綿棒の綿部6aを
綿部通し部11に合わせるようにして矢印B方向に引き
抜くと、綿棒の芯6bが絞り部12を押し開いて取り出
される。このとき、綿部通し部11が絞り部12に対し
て末広がりを持った形状となっている為、綿棒の芯が若
干傾いていたとしても円滑に取出すことができる。使用
後に、蓋体を回して元の位置に戻すとシャッター部が綿
棒取出し口を覆う。以下に、本発明の他の実施例を説明
する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施例と同
一機能をもつ部材には同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0015】(第2実施例)図9は、本発明の第2実施
例である綿棒容器の構成を示す。なお、蓋体は第1実施
例と同一構造なので、ここでは図示を省略する。本実施
例は、仕切り体2と綿棒受け板4を別体に構成すると共
に、綿部通し部を上下方向に2箇所配置したことを特徴
とするものである。筒体1の側面には、同一構成の蓋体
側の綿部通し部11aと底側の綿部通し部11bが綿棒
取出し口10を間にして対抗配置されている。綿棒取出
し時には、綿棒の下側および/または上側の綿部6a
を、綿部通し部11a,11bの双方またはいずれか一
方に合わせるようにして取出すことができる。
【0016】(第3実施例)図10は、本発明の第3実
施例である綿棒容器の部分構成を示す。なお、筒体およ
び仕切り体は第1または第2実施例のいずれかの構造を
適用できるので、ここでは図示を省略する。本実施例
は、シャッター部を蓋体に一体化したことを特徴とする
ものである。すなわち、蓋体3Aの内側には、1/4円
弧形状のシャッター部5Aが設けられており、このシャ
ッター部5Aは筒体1の内面に沿わせて位置される。蓋
体3Aを筒体1に装着する際には、シャッター部5Aを
仕切り体2の一つの部屋、例えば部屋1a(図4参照)
に挿入する。使用方法は、上記実施例と同じである。
【0017】(第4実施例)図11は、本発明の第4実
施例である綿棒容器の構成を示す。なお、筒体は第1ま
たは第2実施例のいずれかの構造を適用できるので、こ
こでは図示を省略する。本実施例は、蓋体を筒体に装着
した状態で、仕切り体2Aを上方へ引き上げることがで
きるようにしたことを特徴とするものである。すなわ
ち、蓋体3Bには、蓋体3の環状周縁部30と補強部3
2に仕切り体2Aを図12の示す矢印C方向に引き上げ
たり、挿入したりするときに通るスリット33が形成さ
れている。筒体1に蓋体3Bを装着した状態では、仕切
り体の上端部分が蓋体3Bのスリット33に挿入され、
その舌片25が蓋体3Bから突出し、指でつかむことが
できる。
【0018】仕切り体2Aは、筒体1内を2分割する仕
切り板23と筒体の綿棒取出し口を開閉するシャッター
部24が一体成型されており、仕切り板23の上端には
仕切り体の引き上げ操作時につかむ舌片25を、また下
端には上方に引き上げた際に、補強部に当たる抜止め片
26が設けられている。このような構成において、蓋体
を回わすと、仕切り体が蓋体のスリットとの連携によっ
て回動され、どちらかの部屋を綿棒取出し口に位置さ
せ、綿棒の取出しができる。特に、シャッター部を持つ
部屋では、綿棒の残りが少なくなった時点で、図12に
示すように舌片25をつかんで仕切り体2Aを上方に引
き上げ、綿棒を綿棒取出し口へ寄せるようにして取出
す。
【0019】(第5実施例)図13は、本発明の第5実
施例である綿棒容器の構成を示す。なお、仕切り体およ
び綿棒受け板は第1または第2実施例のいずれかの構造
を適用できるので、ここでは図示を省略する。本実施例
は、シャッター部を蓋体に可動自在に取り付けられてい
ることを特徴とするものである。すなわち、蓋体3の環
状周縁部30の外側面に設けられたピン34にシャッタ
ー部5Bの上部に取り付けられた腕部5B−1が可動自
在に枢着されている。筒体1には、綿棒取出し口10の
下部に、シャッター部5Bの下端が当接される幅の狭い
突条13が設けられている。使用時には、シャッター部
5Bを上方に持ち上げるようにして回動し、綿棒取出し
口10を開放する。
【0020】(第6実施例)図14は、本発明の第6実
施例である綿棒容器の構成を示す。なお、蓋体、仕切り
体および綿棒受け板は第1または第2実施例のいずれか
の構造を適用できるので、ここでは図示を省略する。本
実施例は、シャッター部を筒体側に可動自在に取り付け
られていることを特徴とするものである。すなわち、シ
ャッター部5Cは、上部に腕部5C−1を一体成型によ
って設け、この腕部5C−1を筒体1の上部に設けられ
たピン14に枢着している。本実施例は前記第6実施例
と同様に操作される。
【0021】(第7実施例)図15は、本発明の第7実
施例である綿棒容器の構成を示す。筒体1は、綿棒取出
し口10の下方にピン15を設け、このピン15に綿棒
取出し口カバー5Dに設けられた係止穴5D−1(図1
6参照)を係止する。筒体1には、綿棒取出し口カバー
5Dの取付け時に、カバー下端を受け止める突起16が
設けられている。蓋体3の補強部32には、仕切り体2
Bの上部に設けられた差込み片23aが挿入されるスリ
ット35が設けられている。このスリット35は、十字
形の補強部のそれぞれに設けられており、互いに交差し
ている。このようなスリット構造にすることにより、仕
切り体2Bの差込み片23aをいずれかのスリットに挿
入できるため、組付け性が向上される。また、蓋体3の
環状周縁部30にはその外側面から下方に延びる綿部通
し穴カバー5Eが一体成型されており、このカバー5E
にて綿部通し穴11を開閉する。ここで、綿棒取出し口
カバー5Dと綿部通し穴カバー5Eは、綿棒取出し口1
0を開閉するシャッター部を構成している。使用時に
は、綿棒取出し口カバー5Dを取り外し、蓋体3Cを回
して綿部通し穴カバー5Eをずらして綿部通し穴11を
開ける。この蓋体の操作で仕切り板2Bも回動されるた
め、一つの部屋が綿棒取出し口に位置する。
【0022】(第8実施例)図17は、本発明の第8実
施例である綿棒容器の構成を示す。なお、仕切り体およ
び綿棒受け板は第1または第2実施例のいずれかの構造
を適用できるので、ここでは図示を省略する。本実施例
は、図10に示す第3実施例の変形例で、シャッター部
を筒体の外側面に沿って可動自在に設けられていること
を特徴とするものである。すなわち、蓋体3Dの環状周
縁部30には、側面から下方に延びるシャッター部5F
が一体成型されている。筒体1には、シャッター部5F
が綿棒取出し口10の開と閉の2位置の範囲で動き得る
ようにするため、シャッター部5Fの側端5F−1が当
接する位置規制部17が設けられている。
【0023】(第9実施例)図18は、本発明の第9実
施例である綿棒容器の構成を示す。なお、蓋体、仕切り
体および綿棒受け板は第1または第2実施例のいずれか
の構造を適用できるので、ここでは図示を省略する。本
実施例は、着脱可能なファスナーを用いた綿棒取出し口
カバーおよび綿棒を取出すための構成に特徴を有するも
のである。すなわち、筒体1の側面には、上部開口側に
近い位置に綿棒取出し口10を設け、この綿棒取出し口
の両側縁に着脱可能なファスナー19が設けられてい
る。綿棒取出し口カバー5Gは、筒体側のファスナー1
9に対向した位置に着脱可能なファスナーを設け、不使
用時にはファスナー19に係止させて綿棒取出し口10
を閉じる。綿棒取出し口の上辺部分は、切り込みまたは
綿棒の芯より狭い幅のスリット12aが設けられてい
る。この切り込みまたはスリット12aは、不使用時に
図示を省略した蓋体で覆われている。綿棒を取出す際に
は、まず綿棒取出し口カバー5Gと蓋体を取外し、綿棒
取出し口にて綿棒の芯をつかみ、その位置で上方に移動
させ、綿棒の綿部が筒体開口から出たところで、手前に
動かし、綿棒の芯で切り込みまたはスリットを押し開く
ようして取出す。
【0024】(第10実施例)図19は、本発明の第1
0実施例である綿棒容器の構成を示す。本実施例は、主
要部材として、綿棒の綿部を受ける基台と、この基台に
回動自在に嵌着される筒体を備え、筒体は綿棒を覆うと
共に、側面から綿棒を取出すことを特徴とするものであ
る。すなわち、基台60は、周囲に環状壁61を備え、
この環状壁の内側に仕切り体62、例えば直交する2枚
の仕切り板が設けられ一体化されている。筒体63は、
基台60の環状壁61に回動自在に嵌着され、内部に仕
切り体によって複数の部屋が形成される。筒体63は、
上面がふさがれており、その側面には綿棒取出し口64
を設け、この綿棒取出し口に絞り部65を介して綿部通
し穴66が設けられている。綿棒取出し口64とは反対
側の綿棒通し穴66の縁には筒体63との一体成形によ
り設けらたヒンジ63aにて上下方向に回動される蓋体
67が設けられている。この蓋体67は、綿部通し穴6
6を開閉する第1蓋部67aと綿棒取出し口を開閉する
第2蓋部67bにより構成されている。なお、67cは
蓋操作用のつまみである。
【0025】図20は、基台と筒体の組み付け状態の構
成を示す。蓋体67のつまみ67cをつまんで引張っ
り、筒体との係止を解除して図19に示す位置に回動さ
せ、綿棒の取出しを行う。蓋体を筒体に係止する為、図
21に示すように、蓋体の回転中心から筒体内側に位置
される蓋体下端までの距離が筒体表面側の綿棒取出し口
の下縁までの距離より大きくし、互いに逆方向の傾き部
68をもって蓋体下端と綿棒取出し口の下縁が形成され
ている。つまみ67cをa方向に引張って蓋体67を開
けるときは、蓋体下端が綿棒取出し口の下縁を変形させ
て乗り越え、係止が解除される。また蓋体をb方向に操
作して閉めるときは、蓋体下端が綿棒取出し口の下縁を
押し、変形させて乗り越え係止される。
【0026】次に、仕切り体の他の実施例を説明する。
図22に示す仕切り体2Cは、2個の仕切り板25およ
び26を直交させて組み立てた構造になっている。一方
の仕切り板25は、上下方向のほぼ中間位置までスリッ
ト25aを形成し、その下端を互いに逆向きに折り曲げ
て1/4円弧形状の綿棒受け板25bおよび25cが設
けられている。他方の仕切り板26は、上辺から下方に
向かってほぼ中間位置までスリット26aを形成し、そ
の下端は上方に向かって切り込みを入れ、互いに逆向き
に折り曲げて1/4円弧形状の綿棒受け板26bおよび
26cが設けられている。仕切り板26および26を組
み付けると、それぞれの綿棒受け板が重なることなく、
円形状の綿棒受け板が形成される。
【0027】また図23に示す仕切り体2Dは、筒体の
内部を2分割する仕切り板27で構成され、この仕切り
板27の両側端には互いに逆向きに折り曲げたシャッタ
ー部27aおよび27bが設けられている。次に、綿棒
取出し口のカバーについて説明すると、図24に示すよ
うに、綿棒取出し口に可とう性シート40を貼着し、こ
の可とう性シート40に直交した切り込み41が形成さ
れている。綿部通し穴方向に伸びた切り込み41は絞り
部12の間隙12aまたは切り込み12bに一致させ、
つながっている。使用時には指で可とう性シート40を
押し開き、綿棒をつかんで取出す。その後、可とう性シ
ートの切り込みがふさがり、外部からの埃などの異物の
侵入を防止する。
【0028】(第11実施例)図25は、本発明の第1
1実施例である綿棒容器の構成を示す。図26は筒体1
と蓋体3Fを組み付けた状態の蓋体側から見た構成を示
す。本実施例は、シャッター部を筒体の外側面に沿って
可動自在に設けられていることを特徴とするものであ
る。蓋体3Fは、綿棒取出し口10を開閉するシャッタ
ー部70と筒体1の上部開口をふさぐキャップ部71か
らなっており、それぞれの部材は別体で成型され、筒体
1に組み付けて一体化されている。シャッター部70の
内側には筒体1の開口部の周縁に回動自在に嵌合される
環状部72を備え、この環状部の一部から筒体1の側面
形状をなし、かつその側面に沿ってスライドするシャッ
ター73が一体成形されている。環状部72の上端およ
び上側面には複数の突起74および75が設けられてい
る。また図28に示すように、環状部72の上端から内
方に向かって筒体の上端に当接するつば部分が形成され
ており、このつば部分からストップ片77が設けられて
いる。さらに環状部の内面には全周にわたって筒体1へ
の組付け時に筒体上部の外側に係止される環状突状部7
6が設けられている。
【0029】キャップ部71は、図27に示すように、
その外周に二重の外周壁部78が設けられており、この
外周壁部78の間に形成された環状空間にはシャッター
部の環状部72と筒体1の上端部分が挿入されて、筒体
1とシャッター部70を回動自在かつ一体的に組み付け
られる。キャップ部71の環状空間の底部分にはシャッ
ター部70の突起74と係合する穴79が設けられてお
り、また外側の外周壁部にはシャッター部の突起75が
係合する切欠き80が設けられている。また内側の環状
壁部78の環状空間側には、全周にわたって筒体1への
組付け時に筒体上部の内側に係止される環状突状部81
が形成されている。
【0030】筒体1は、図25に示すように、シャッタ
ー部のシャッター73がスライドする筒体側面100を
他の筒体側面101より肉薄に形成されており、両側面
の境界部分102をシャッター73の回動規制部になっ
ている。また筒体上部の外面にはシャッター部の環状突
状部76が係合される環状係止部103が設けられ、一
方内面にはキャップ部の環状突状部81が係合される環
状係止部104が設けられている。そして筒体上端に
は、綿棒取出し位置に合わせてシャッター部のシャッタ
ー73の回動を所定範囲に規制するため、ストップ片7
7の移動を制限する回動規制部105が形成されてい
る。
【0031】蓋体3Fの筒体1への組付けを図25およ
び図27を参照しながら説明すると、まずシャッター部
70のシャッター73を筒体1の綿棒取出し口10に合
わせて、環状部72を筒体上方から挿入し、環状突状部
76を筒体上部の環状係止部103に嵌合させる。同時
に、環状部のつば部分が筒体上端に当接しかつストップ
片77が回動規制部105に位置される。上記嵌合は環
状部72を上から押圧し、その環状部突状部76による
筒体上部の変形によって行われる。したがって、シャッ
ター部の筒体に対する摺動面は環状突状部とつば部分に
設けられる。次にキャップ部71の環状空間部分にシャ
ッター部の環状部72を合わせるようにして、筒体1に
装着する。すなわち、キャップ部の穴79にシャッター
部の突起74を挿入し、同時にキャップ部の切欠き80
をシャッター部の突起75に係合させ、環状突状部81
を筒体上部内面の環状係止部104に嵌合させることに
より、筒体1に蓋体3Fが回動自在に一体化される。こ
の組付け状態において、キャップ部を回動させることに
より、シャッター73が綿棒取出し口10を開閉させる
ことができる。
【0032】筒体1の底部108は、図29に示すよう
に、綿棒取出し口10に対向して近い部分が低く、遠く
の部分が高いひな段に形成されており、図示の如く綿棒
取出し口の近くにある綿棒6の下側綿部6aが段部10
6に引っ掛かり、シャッター73の開放で、綿棒6の上
側綿部6bが綿部通し穴11から大きく飛び出さないよ
うになっている。さらに底部分の下方の筒体1には、台
座140を装着するための複数個の取付け孔107が設
けられている。台座140は、図30に示すように、筒
体1の下部が挿入される嵌合部142を備え、この嵌合
部142の内面に筒体1の取付け孔107に係合される
係止部141が設けられている。台座140は、筒体1
に着脱自在に装着され、綿棒容器を所定場所に置いて使
用する際に、筒体1を安定させ、綿棒を取出し易くする
ためのものである。また綿棒容器を携帯する場合には筒
体1から台座140を取外し、ハンドバックやカバンな
どに入れて用いることができる。
【0033】次に綿棒容器の使用について説明すると、
図31は台座140を装着した綿棒容器の使用前の外観
を示すもので、蓋体3Fを矢印c方向に回動させ、シャ
ッター73を移動させて、図32に示す如く綿棒取出し
口10を露出させる。綿棒取出し口10にて綿棒の芯部
分を手7の指でつまみ、上方綿部6bを綿部通し穴11
を通して矢印d方向に取出す。取出し後は蓋体3Fを先
とは逆方向に回動させることによりシャッターにて綿棒
取出し口10を閉じる。このシャッターの回動は、所定
範囲に規制されており、必要以上にシャッターを回動す
ることがない。
【0034】(第12実施例)図33は、本発明の第1
2実施例である綿棒容器の構成を示す。図34は蓋体を
閉めた時の綿棒取出し口側上部の要部断面構成を示す。
本実施例は、実施例11の蓋体を変形したもので、キャ
ップ部とシャッター部を、筒体にヒンジを介して一体成
形すると共に、蓋体のヒンジを利用して筒体内部に挿入
される歯磨き用の重曹入れを装備したことを特徴とする
ものである。蓋体を除く筒体の構成は、実施例11と同
じなので、その説明を適宜省略する。
【0035】蓋体3Gは、筒体1の上部開口をふさぐキ
ャップ部120と綿棒取出し口10を開閉するシャッタ
ー部121を備えており、シャッター部121はキャッ
プ部120に一体化されている。この蓋体3Gは、筒体
1にヒンジ122を介して開閉動作が行われるようにな
っている。ヒンジ122は、綿棒取出し口10の対向す
る筒体1の上端縁に連結されている。ここで、筒体1と
蓋体3Gはヒンジ122と共に一体成型される。また筒
体1の上部開口には歯磨き用の重曹を収容する重曹入れ
130が配備される。この重曹入れ130は、筒体1の
開口縁に支持させるためのつば部131を備え、このつ
ば部131にはヒンジ122に明けられたスリット状の
孔123に貫通させ、その後に90度回動させて係止さ
せるためのT字形の突片132が設けられている。この
突片132に対向する位置には筒体1の開口縁に設けら
れた突起110に係止させる切欠き133が形成されて
いる。
【0036】重曹入れ130を筒体1に組付けた状態で
は、図34に示すように、キャップ部の内方に設けられ
た環状部124の外向きの環状係合部125が重曹入れ
130の外周壁の内面に設けられた重曹入れ側係合受け
部131に係止される。また重曹入れ130の外周壁の
外面に設けられた環状係合部134を筒体の上部内面に
設けられた筒体側係合受け部112に係止される。この
ように重曹入れ130は、突起110と切欠き133に
よる位置決めと環状係合部と係合受け部との係止により
筒体の開口内側に支持される。
【0037】綿棒容器の不使用時には、キャップ部を操
作することによりシャッター部を筒体方向に回動させ、
シャッター121を綿棒取出し口10でふさぐようにし
てキャップ部を上から押すと、キャップ部の環状部12
4が重曹入れ130の外周壁の内側に係止され、図示の
如く筒体に重曹入れが収容された状態で保持される。一
方綿棒の使用時には、キャップ部の中央127を圧す
と、キャップ部の内面が重曹入れの内側環状壁135に
当たり、ここを支点としてシャッター側のキャップ部が
そりかえって重曹入れとの係止が解除され、蓋体を図3
3に示す如く筒体の上方に回動させ、綿棒を使用する状
態することができる。ここで、キャップ部の上面127
を肉薄に形成し、キャップ部側のシャッター121にス
リット126を設けることにより、筒体から蓋体の係止
を解除するためのキャップ部の変形を容易に生ぜしめる
ことができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、筒体の
側面に綿棒取出し口と綿部通し穴を設け、この間に切り
込みまたは綿棒の芯の太さより小さい間隙をもつ絞り部
を形成したので、綿棒取出し時には綿棒の芯以外に触れ
ないため、綿部が指によって汚染や汚損される心配がな
くなり、衛生的に保たれる。また絞り部が設けられてい
るので、綿棒が傾いて綿部が筒体側方から突出するのを
防ぐことができ、さらに誤って落下させてしまった場合
でも、飛び出しによる散乱を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である綿棒容器の分解斜
視図である。
【図2】 綿棒取出し口と綿部通し穴の間に設けられた
絞り部を示し、図2(1)は間隙、図2(2)は切り込
みの正面図である。
【図3】 間隙による絞り部の他の実施例を、図2
(1)のI−I線に沿った断面で示した図である。
【図4】 仕切り体にて区画された綿棒を収容する部屋
の平面図である。
【図5】 綿棒容器の断面図である。
【図6】 蓋体の装着時の部分断面図である。
【図7】 使用前の綿棒容器の斜視図である。
【図8】 使用時の綿棒容器の斜視図である。
【図9】 本発明の第2実施例である綿棒容器の蓋体を
除く分解斜視図である。
【図10】 本発明の第3実施例である綿棒容器の蓋体
の斜視図である。
【図11】 本発明の第4実施例である綿棒容器の蓋体
と仕切り体の斜視図である。
【図12】 第4実施例の仕切り体を引き上げた時の断
面図である。
【図13】 本発明の第5実施例である綿棒容器の仕切
り体を除く分解斜視図である。
【図14】 本発明の第6実施例である綿棒容器の筒体
構成を示す斜視図である。
【図15】 本発明の第7実施例である綿棒容器の分解
斜視図である。
【図16】 綿棒取出し口カバーの係止穴部分の平面図
である。
【図17】 本発明の第8実施例である綿棒容器の分解
斜視図である。
【図18】 本発明の第9実施例である綿棒容器の筒体
の斜視図である。
【図19】 本発明の第10実施例である綿棒容器の分
解斜視図である。
【図20】 本発明の第10実施例である綿棒容器の正
面図である。
【図21】 図20のII−II線に沿った断面図である。
【図22】 仕切り体の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図23】 仕切り体の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図24】 綿棒取出し口カバーの他の実施例を示す正
面図である。
【図25】 本発明の第11実施例である綿棒容器の分
解斜視図である。
【図26】 一部破断面を示す蓋体側から見た平面図で
ある。
【図27】 図26のIII−III線に沿った部分断
面図である。
【図28】 図25のIV−IV線に沿った断面図であ
る。
【図29】 本発明の第11実施例である綿棒容器の縦
断面図である。
【図30】 台座の斜視図である。
【図31】 綿棒容器の使用前の状態を示す斜視図であ
る。
【図32】 綿棒容器の使用中の状態を示す斜視図であ
る。
【図33】 本発明の第12実施例である綿棒容器の分
解斜視図である。
【図34】 図33の蓋体が閉じた状態の綿棒取出し口
側の筒体上部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…筒体、2…仕切り体、3…蓋体、4…綿棒受け板、
5,70…シャッター部、6…綿棒、10…綿棒取出し
口、11…綿部通し穴、12…絞り部、71…キャップ
部、130…重曹入れ、140…台座

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綿棒を収容する有底筒体と、該筒体の開
    口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器において、 前記有底筒体の側面に綿棒の芯をつかんで取出す綿棒取
    出し口を設け、該綿棒取出し口に絞り部を介して連通さ
    れる綿部通し穴を設けると共に、前記絞り部の幅が綿棒
    の芯の太さより小さく形成されていることを特徴とする
    綿棒容器。
  2. 【請求項2】 絞り部を切り込みまたは幅の狭い間隙に
    より構成したことを特徴とする請求項1記載の綿棒容
    器。
  3. 【請求項3】 綿部通し穴が絞り部を挟んで綿棒取出し
    口に対向させて配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の綿棒容器。
  4. 【請求項4】 綿棒を収容する有底筒体と、該筒体の開
    口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器において、前記有底筒
    体の側面に綿棒の芯をつかんで取出す綿棒取出し口と、
    該綿棒取出し口に絞り部を介して連通される綿部通し穴
    を設け、かつ前記絞り部の幅が綿棒の芯の太さより小さ
    く形成されていると共に、前記有底筒体の内部に複数の
    部屋を区画する仕切り体を可動自在に配備し、該仕切り
    体を蓋体に連係させると共に、前記蓋体を回して有底筒
    体の綿棒取出し口に仕切り体にて区画された部屋の一つ
    を綿棒取出し口に一致させて使用できる構成としたこと
    を特徴とする綿棒容器。
  5. 【請求項5】 仕切り体に連動して回され、綿棒取出し
    口を開閉するシャッター部を設けたことを特徴とする請
    求項4記載の綿棒容器。
  6. 【請求項6】 筒体の底と仕切り体の間に、前記仕切り
    体により区画された各部屋に収納される綿棒の綿部を受
    ける綿棒受け板を介在させたことを特徴とする請求項4
    または5記載の綿棒容器。
  7. 【請求項7】 仕切り体と綿棒受け板が一体化されてい
    ることを特徴とする請求項6記載の綿棒容器。
  8. 【請求項8】 シャッター部が蓋体に一体化されている
    ことを特徴とする請求項5記載の綿棒容器。
  9. 【請求項9】 シャッター部が仕切り体に一体化されて
    いることを特徴とする請求項5記載の綿棒容器。
  10. 【請求項10】 シャッター部が筒体の内側に配備され
    ていること特徴とする請求項5記載の綿棒容器。
  11. 【請求項11】 シャッター部が筒体の外側に配備され
    ていること特徴とする請求項5記載の綿棒容器。
  12. 【請求項12】 綿棒を収容する有底筒体と、該筒体の
    開口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器において、前記有底
    筒体の上部開口側の側面に綿棒の芯をつかんで取出す綿
    棒取出し口を設け、該綿棒取出し口と上部開口とを絞り
    部を介して連通させ、前記絞り部の幅が綿棒の芯の太さ
    より小さく形成されていると共に、前記蓋体を装着した
    際に、該蓋体の周縁で前記絞り部をふさぐことを特徴と
    する綿棒容器。
  13. 【請求項13】 綿棒を収容する有底筒体と、該筒体の
    開口を覆う蓋体とを備えた綿棒容器において、前記有底
    筒体の側面に綿棒の芯をつかんで取出す綿棒取出し口を
    設け、該綿棒取出し口に絞り部を介して連通される綿部
    通し穴を設け、前記絞り部の幅が綿棒の芯の太さより小
    さく形成されていると共に、前記蓋体が綿棒取出し口、
    絞り部および綿部通し穴を覆うシャッターを有するシャ
    ッター部と該シャッター部に係止され、前記筒体の開口
    部に回動自在に設けられ、該筒体の開口をふさぐキャッ
    プ部とからなり、前記シャッター部とキャップ部を別部
    材にて形成し、該キャップ部の回動によってシャッター
    部のシャッターをスライドさせ、綿棒取出し口を開閉す
    ることを特徴とする綿棒容器。
  14. 【請求項14】 前記筒体の底部を綿棒取り出し口側を
    低くし、該綿棒取出し口から離れた部位を高くし、その
    境界部分に段差を設け、該段差により綿棒の綿部を引っ
    掛けて、綿棒取出し口側に綿棒を寄せるように構成した
    ことを特徴とする請求項13記載の綿棒容器。
  15. 【請求項15】 前記筒体を支持する台座を備え、該台
    座を筒体底部に着脱自在に装着される構成としたことを
    特徴とする請求項13または14記載の綿棒容器。
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