JPH0716489Y2 - 自動車用サイドバイザー - Google Patents
自動車用サイドバイザーInfo
- Publication number
- JPH0716489Y2 JPH0716489Y2 JP11319690U JP11319690U JPH0716489Y2 JP H0716489 Y2 JPH0716489 Y2 JP H0716489Y2 JP 11319690 U JP11319690 U JP 11319690U JP 11319690 U JP11319690 U JP 11319690U JP H0716489 Y2 JPH0716489 Y2 JP H0716489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visor
- main body
- spring
- mounting bracket
- cutout portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
本考案は、自動車用サイドウインドー上縁又はルーフサ
イドに装着される自動車用サイドバイザー(以下、バイ
ザーと称する)であって、ルーフサイドのエッジを挾持
するタイプのスキーキャリアー等を取付けた場合でも、
キャリアーの取付金具(以下、取付金具と称する)の邪
魔にならないように工夫したものに関する。
イドに装着される自動車用サイドバイザー(以下、バイ
ザーと称する)であって、ルーフサイドのエッジを挾持
するタイプのスキーキャリアー等を取付けた場合でも、
キャリアーの取付金具(以下、取付金具と称する)の邪
魔にならないように工夫したものに関する。
従来は、バイザーを装着した自動車にスキーを初めとし
てサーフボード、ウインドサーフィン、自転車等のキャ
リアーでルーフサイドのエッジを挾持するタイプのもの
(以下、キャリアーと称する)を取り付ける場合はバイ
ザーが取付金具の取付の邪魔になるため、バイザーを外
さなければならなかった。
てサーフボード、ウインドサーフィン、自転車等のキャ
リアーでルーフサイドのエッジを挾持するタイプのもの
(以下、キャリアーと称する)を取り付ける場合はバイ
ザーが取付金具の取付の邪魔になるため、バイザーを外
さなければならなかった。
キャリアーを取付ける度にバイザーを外すのは非常に手
間が掛かる。また、無理に取付けることができたとして
も、取付金具が当たってバイザーが傷付いたり、割れた
りする。更に、取付金具が当たる箇所を穿孔すれば、キ
ャリアーを使用しない時に、風雨が入り込んでバイザー
本来の効果を失い、見栄えも悪い。
間が掛かる。また、無理に取付けることができたとして
も、取付金具が当たってバイザーが傷付いたり、割れた
りする。更に、取付金具が当たる箇所を穿孔すれば、キ
ャリアーを使用しない時に、風雨が入り込んでバイザー
本来の効果を失い、見栄えも悪い。
【課題を解決するための手段】 本考案は前記従来の各課題を解決するために鋭意研究の
結果開発されたものであり、バイザーの本体部分で取付
金具が位置する部分に取付金具を収容する切欠き部を設
けてキャリアーを取付可能とすると共に、キャリアーを
外しても、切欠き部が露出しないように、切欠き部に対
応した形状に形成された揺動板を設けたものである。そ
して、その構成とは、バイザーの本体上縁部の所定箇所
に、上縁に開口する切欠き部を設け、この切欠き部に対
応する形状の揺動板を前記切欠き部の内周面と微小間隙
を保ち、前記切欠き部の開口側と反対側の縁をバネを介
して揺動可能且つ本体と面一になる位置へ復元可能に軸
着したことにある。
結果開発されたものであり、バイザーの本体部分で取付
金具が位置する部分に取付金具を収容する切欠き部を設
けてキャリアーを取付可能とすると共に、キャリアーを
外しても、切欠き部が露出しないように、切欠き部に対
応した形状に形成された揺動板を設けたものである。そ
して、その構成とは、バイザーの本体上縁部の所定箇所
に、上縁に開口する切欠き部を設け、この切欠き部に対
応する形状の揺動板を前記切欠き部の内周面と微小間隙
を保ち、前記切欠き部の開口側と反対側の縁をバネを介
して揺動可能且つ本体と面一になる位置へ復元可能に軸
着したことにある。
バイザー本体部分で取付金具の取付位置に対応する箇所
に取付金具を収容する切欠き部を有するのでバイザーを
取り外すことなく、取付金具を取り付けることができ
る。また、切欠き部には、切欠き部に対応した形状に形
成された揺動板が本体部分と面一になる位置に復元可能
に取り付けられているので、取付金具を外しても切欠き
部が露出しないので美観を損ねることもない。
に取付金具を収容する切欠き部を有するのでバイザーを
取り外すことなく、取付金具を取り付けることができ
る。また、切欠き部には、切欠き部に対応した形状に形
成された揺動板が本体部分と面一になる位置に復元可能
に取り付けられているので、取付金具を外しても切欠き
部が露出しないので美観を損ねることもない。
第1図は、本考案に掛かるバイザーの構成部材を示す説
明図、第2図は揺動板を引き上げた状態を示す説明図、
第3図は使用状態を示す説明図である。以下、これらの
図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 本バイザー1は第1図に示すように本体部分2の所定箇
所に切欠き部3を形成し、これに揺動板4を、バネ5、
回動軸6を介して、保持部材7で保持して成る。 ここで、各構成部材の構造を説明すると、切欠き部3
は、取付金具8の装着箇所に対応する位置に取付金具8
を収容するのに充分な大きさで、本体部分の略中央から
上縁に亘って略長方形に開口形成されている。そして、
揺動板4は切欠き部2の内周面形状より僅かに小さい寸
法で本体部分と同一材料で形成され、その下側両端には
回動軸6を挿通するための挿通孔4a,4aが形成されてい
る。また、その一端にはバネ5を収容するバネ収容孔4b
が挿通孔4aに通じるように形成され、このバネ収容孔4b
の下部にはバネ5の係止片5bを挿通するためのスリット
4cが形成されている。次に回動軸6は、挿通孔4aに挿通
可能な直径と挿通孔4aに挿通したときに先端部6a,6aが
両端から突出する長さを有し、ステンレス、プラスチッ
ク等の耐腐蝕性材料で棒状に形成されている。次にバネ
5は、コイル状に形成され、その先端には折り曲げ形成
した係止片5a,5bを有する。保持部材7は、本体部分と
同じ材料、または本体部分への貼着に適したその他の材
料で、略切欠き部2の周縁形状に沿った枠状に形成さ
れ、その開口側先端には揺動板4が本体部分2の面より
下がるのを防止するための係止片7c,7cが形成され、両
端上部には回動軸6の先端6a,6aを保持するための軸受
溝7a,7aが、また一端上部にはバネ5の係止片5aを保持
するためのバネ受溝7bがそれぞれ形成されている。 次に本バイザー1の構造を説明する。 揺動板4のバネ収容孔4bのスリット4cに沿ってバネ5の
係止片5bを差し入れてバネ5を収容孔4bに収容し、回動
軸6を挿通孔4a,4aに挿通し、両挿通孔から突出した先
端部6a,6aを保持部材7の軸受溝7a,7aに嵌め込み、バネ
5の係止片5aをバネ受溝7bに嵌め込む。次にこの状態で
保持部材7を揺動板4が切欠き部2の内周面と微小間隙
を保ち本体部分2と面一になるように本体部分2の裏面
に貼着する。これで回動軸6の先端部6a、6aとバネ5の
係止片5aは保持部材7と本体部分2の裏面との間で保持
され、揺動板の揺動と復元が可能となる。 次にこのように構成された本考案に係るバイザーを実際
に使用する場合を説明する。 第2図に示すように取付金具を取付ける前に揺動板を引
き上げ、取付金具を切欠き部に収容して取付ける。この
時、揺動板は手を離しても本体側に付勢されているので
取付金具と当接した状態になり、自動車の振動によって
がたつくこともない(第3図)。また、取付金具を外し
ても揺動板は復元力により、本体部分と面一となる位置
へ自動的に復元するので、切欠き部の露出を防ぎ、バイ
ザー本来の美観を保つことができる。ここで揺動板裏面
の取付金具を当接する部分にフェルト、ゴム等の衝撃材
を貼着することで揺動板裏面が傷付くことを防止でき
る。本実施例では一つの取付金具を取付ける場合を説明
したが、取付金具が複数ある場合はその数に応じて切欠
き部を形成し、揺動板を取付ければ対応できることは勿
論である。また、切欠き部は取付金具の形状や大きさに
応じて適宜変更可能であり、バネ5も揺動板を本体部分
方向に付勢する作用をするものであれば他の構造のもの
に変更可能である。更に、保持部材を用いず、本体部分
の裏面の切欠き部付近に保持部を形成したり、回転軸を
用いず、揺動板の挿通孔部位を突出した軸を形成し、そ
れを切欠き部に軸着して揺動可能とすることもできる。
明図、第2図は揺動板を引き上げた状態を示す説明図、
第3図は使用状態を示す説明図である。以下、これらの
図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 本バイザー1は第1図に示すように本体部分2の所定箇
所に切欠き部3を形成し、これに揺動板4を、バネ5、
回動軸6を介して、保持部材7で保持して成る。 ここで、各構成部材の構造を説明すると、切欠き部3
は、取付金具8の装着箇所に対応する位置に取付金具8
を収容するのに充分な大きさで、本体部分の略中央から
上縁に亘って略長方形に開口形成されている。そして、
揺動板4は切欠き部2の内周面形状より僅かに小さい寸
法で本体部分と同一材料で形成され、その下側両端には
回動軸6を挿通するための挿通孔4a,4aが形成されてい
る。また、その一端にはバネ5を収容するバネ収容孔4b
が挿通孔4aに通じるように形成され、このバネ収容孔4b
の下部にはバネ5の係止片5bを挿通するためのスリット
4cが形成されている。次に回動軸6は、挿通孔4aに挿通
可能な直径と挿通孔4aに挿通したときに先端部6a,6aが
両端から突出する長さを有し、ステンレス、プラスチッ
ク等の耐腐蝕性材料で棒状に形成されている。次にバネ
5は、コイル状に形成され、その先端には折り曲げ形成
した係止片5a,5bを有する。保持部材7は、本体部分と
同じ材料、または本体部分への貼着に適したその他の材
料で、略切欠き部2の周縁形状に沿った枠状に形成さ
れ、その開口側先端には揺動板4が本体部分2の面より
下がるのを防止するための係止片7c,7cが形成され、両
端上部には回動軸6の先端6a,6aを保持するための軸受
溝7a,7aが、また一端上部にはバネ5の係止片5aを保持
するためのバネ受溝7bがそれぞれ形成されている。 次に本バイザー1の構造を説明する。 揺動板4のバネ収容孔4bのスリット4cに沿ってバネ5の
係止片5bを差し入れてバネ5を収容孔4bに収容し、回動
軸6を挿通孔4a,4aに挿通し、両挿通孔から突出した先
端部6a,6aを保持部材7の軸受溝7a,7aに嵌め込み、バネ
5の係止片5aをバネ受溝7bに嵌め込む。次にこの状態で
保持部材7を揺動板4が切欠き部2の内周面と微小間隙
を保ち本体部分2と面一になるように本体部分2の裏面
に貼着する。これで回動軸6の先端部6a、6aとバネ5の
係止片5aは保持部材7と本体部分2の裏面との間で保持
され、揺動板の揺動と復元が可能となる。 次にこのように構成された本考案に係るバイザーを実際
に使用する場合を説明する。 第2図に示すように取付金具を取付ける前に揺動板を引
き上げ、取付金具を切欠き部に収容して取付ける。この
時、揺動板は手を離しても本体側に付勢されているので
取付金具と当接した状態になり、自動車の振動によって
がたつくこともない(第3図)。また、取付金具を外し
ても揺動板は復元力により、本体部分と面一となる位置
へ自動的に復元するので、切欠き部の露出を防ぎ、バイ
ザー本来の美観を保つことができる。ここで揺動板裏面
の取付金具を当接する部分にフェルト、ゴム等の衝撃材
を貼着することで揺動板裏面が傷付くことを防止でき
る。本実施例では一つの取付金具を取付ける場合を説明
したが、取付金具が複数ある場合はその数に応じて切欠
き部を形成し、揺動板を取付ければ対応できることは勿
論である。また、切欠き部は取付金具の形状や大きさに
応じて適宜変更可能であり、バネ5も揺動板を本体部分
方向に付勢する作用をするものであれば他の構造のもの
に変更可能である。更に、保持部材を用いず、本体部分
の裏面の切欠き部付近に保持部を形成したり、回転軸を
用いず、揺動板の挿通孔部位を突出した軸を形成し、そ
れを切欠き部に軸着して揺動可能とすることもできる。
本考案に係るバイザーを用いれば、ルーフサイドのエッ
ジを挾持するタイプのキャリアーを取付け可能とし、而
もキャリアーを使用しない時は、切欠き部が揺動板によ
って隠れるのでバイザー本来の美観を保つことができ
る。 以上のように本考案はスキー人口が急激に増加している
昨今において、その奏する効果は多大である。
ジを挾持するタイプのキャリアーを取付け可能とし、而
もキャリアーを使用しない時は、切欠き部が揺動板によ
って隠れるのでバイザー本来の美観を保つことができ
る。 以上のように本考案はスキー人口が急激に増加している
昨今において、その奏する効果は多大である。
第1図は本考案に係る自動車用サイドバイザーの構成部
材を示す説明図、第2図は揺動板を引き上げた状態を示
す説明図、第3図は本考案に係る自動車用バイザーの使
用状態を示す説明図である。 1……自動車用サイドバイザー、2……本体部分、3…
…切欠き部、4……揺動板、4a……挿通孔、4b……バネ
収容孔、4c……スリット、5……バネ、5a,5b……係止
片、6……回動軸、6a……先端部、7……保持部材、7a
……軸受溝、7b……バネ受溝、7c……係止片、8……取
付金具、9……キャリアー。
材を示す説明図、第2図は揺動板を引き上げた状態を示
す説明図、第3図は本考案に係る自動車用バイザーの使
用状態を示す説明図である。 1……自動車用サイドバイザー、2……本体部分、3…
…切欠き部、4……揺動板、4a……挿通孔、4b……バネ
収容孔、4c……スリット、5……バネ、5a,5b……係止
片、6……回動軸、6a……先端部、7……保持部材、7a
……軸受溝、7b……バネ受溝、7c……係止片、8……取
付金具、9……キャリアー。
Claims (1)
- 【請求項1】サイドバイザーの本体上縁部の所定箇所
に、上縁に開口する切欠き部を設け、この切欠き部に対
応する形状の揺動板を前記切欠き部の内周面と微小間隙
を保ち、前記切欠き部の開口側と反対側の縁をバネを介
して揺動可能且つ本体と面一になる位置へ復元可能に軸
着したことを特徴とする自動車用バイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11319690U JPH0716489Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 自動車用サイドバイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11319690U JPH0716489Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 自動車用サイドバイザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469313U JPH0469313U (ja) | 1992-06-19 |
JPH0716489Y2 true JPH0716489Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31860753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11319690U Expired - Lifetime JPH0716489Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 自動車用サイドバイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716489Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP11319690U patent/JPH0716489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0469313U (ja) | 1992-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0716489Y2 (ja) | 自動車用サイドバイザー | |
KR900009004A (ko) | 행거 지지 장치 | |
JPH077839Y2 (ja) | 紙巻器 | |
KR880000075Y1 (ko) | 차량용 재떨이 | |
JPH0649478Y2 (ja) | 自動車用カップホルダー | |
JPH0128704Y2 (ja) | ||
KR200179416Y1 (ko) | 자동차용 실내 손잡이 | |
JPS629584Y2 (ja) | ||
JP2571922Y2 (ja) | 開閉体のヒンジ構造 | |
JPS6016369Y2 (ja) | 玩具用飛出ナイフ | |
JPH0114233Y2 (ja) | ||
JPS6127556Y2 (ja) | ||
JPS6322718Y2 (ja) | ||
JPH0241259Y2 (ja) | ||
JP2564296Y2 (ja) | コントロールユニットの着脱装置 | |
JP2556719Y2 (ja) | 車載用音響機器の目かくし機構 | |
JPH0986166A (ja) | 車両用サンバイザの保持構造 | |
KR0133110Y1 (ko) | 자동차용 컵 홀더 | |
JP2001260735A (ja) | 自動車用アクセサリ | |
JP3830079B2 (ja) | 取っ手の取り付け構造 | |
KR0123944Y1 (ko) | 카-씨디용 디스크 가이드장치의 작동부재 | |
KR910003134Y1 (ko) | 지지기능을 갖는 이동용 레그장치 | |
JPH0657299U (ja) | ロールペーパーホルダー | |
JPH0264672U (ja) | ||
JPH03123102U (ja) |