JPH07164557A - タイヤ構成材料貼付装置 - Google Patents

タイヤ構成材料貼付装置

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Publication number
JPH07164557A
JPH07164557A JP5315440A JP31544093A JPH07164557A JP H07164557 A JPH07164557 A JP H07164557A JP 5315440 A JP5315440 A JP 5315440A JP 31544093 A JP31544093 A JP 31544093A JP H07164557 A JPH07164557 A JP H07164557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
sticking
cutting
cut
tire component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315440A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawamura
隆司 川村
Masaya Suzukawa
雅也 鈴川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP5315440A priority Critical patent/JPH07164557A/ja
Publication of JPH07164557A publication Critical patent/JPH07164557A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤ構成材料の前後を剣先形状に切断する
のに、タイヤ構成材料の中央部から両側に向かって遠近
移動するカッター部で切断することでシャープでかつ効
率の良い切断を行うとともに、剣先角度を調整可能とす
ることで、材料に即応した適正角度での切断を可能とし
た事を目的とする。 【構成】 タイヤ構成材料をその長手方向に送るレット
オフ装置2と、送り出された材料の前後を剣先形状に切
断するカッター装置4と、切断された材料を搬送する貼
付コンベア装置6と、該貼付コンベア装置6から送出さ
れた材料8Aを貼付けるベルトドラム7と、を備えてい
るタイヤ構成材料貼付装置である。前記カッター装置4
は、第1搬送ベルト11と第2搬送ベルト12を備え、
両ベルト11,12上のタイヤ構成材料を、その幅方向
中央から両側に向かって剣先形状に切断する対のカッタ
ー部23を遠近移動自在に備えているとともに、該カッ
ター部23の剣先切断角を調整可能な角度調整手段25
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ構成材料貼付装
置に係り、スチールブレーカ等の貼付に利用される。
【0002】
【従来の技術】タイヤ成形工程の自動化におけるタイヤ
構成材料貼付装置として、例えば特開平2−16593
7号公報、特開平3−286846号公報で開示の技術
があり、いずれの技術においても、レットオフ装置から
送り出されたタイヤ構成材料の前後を剣先形状に切断し
てからベルトドラムに貼付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のいずれにお
いても、タイヤ構成材料の前後を剣先形状に切断するカ
ッター装置を備えているが、該カッター装置におけるカ
ッター部はタイヤ構成材料の一側から他側に向かって移
動することで切断するものであるため、該材料がスチー
ル等をバイヤス角度をもって配列していることと相まっ
て、切断効率が悪くしかも切断斑が発生するおそれがあ
った。
【0004】また、タイヤ構成材料はその幅、バイヤス
角度等が異なっているものがあるにも拘らず、これらに
即応して剣先角度(切断角度)を調整することができな
かった。そこで本発明は、タイヤ構成材料の前後を剣先
形状に切断するのに、タイヤ構成材料の中央部から両側
に向かって遠近移動するカッター部で切断することでシ
ャープでかつ効率の良い切断を行うとともに、剣先角度
を調整可能とすることで、材料に即応した適正角度での
切断を可能とした事を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤ構成材
料8をその長手方向に送るレットオフ装置2と、送り出
された材料8の前後を剣先形状に切断するカッター装置
4と、切断された材料を搬送する貼付コンベア装置6
と、該貼付コンベア装置6から送出された材料8Aを貼
付けるベルトドラム7と、を備えているタイヤ構成材料
貼付装置において、前述の目的を達成するために、次の
技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本発明は、前記カッター装置4
は、第1搬送ベルト11と第2搬送ベルト12を備え、
両ベルト11,12上のタイヤ構成材料8を、その幅方
向中央から両側に向かって剣先形状に切断する対のカッ
ター部23を遠近移動自在に備えているとともに、該カ
ッター部23の剣先切断角を調整可能な角度調整手段2
5を備えているものである。
【0007】
【作用】レットオフ装置2から長手方向に引張りを受け
ることなく送り出されたスチールブレーカ等のタイヤ構
成材料8は、カッター装置4の第1・2搬送ベルト1
1,12の同調駆動により、該ベルト11,12上に導
入され搬送を停止した状態で剣先形状に切断する。
【0008】この切断は、対のカッター部23をタイヤ
構成材料8の幅方向中央部に押付けてから、該カッター
部23を互いに離れる方向に移動することによって幅方
向両側に向かって切断し、カッター部23が互いに離反
するので材料8は互いに均等な切断抵抗を受け、コード
等のバラケが抑えられてシャープな切断を確保する。切
断後には、第1・2搬送ベルト11,12の同調駆動を
解除して、第2搬送ベルト12の駆動で貼付コンベア装
置6に材料を搬出する。
【0009】一方、対のカッター部23は互いに近づく
方向に移動させ、後部の剣先形状準備姿勢となり、前述
同様に剣先形状に切断する。また、剣先角度は、角度調
整手段25によって適正角となるように対のカッター部
23の姿勢を変更してなされる。カッター装置4で前後
を剣先形状に切断されたタイヤ構成材料8Aは、貼付コ
ンベア装置6を経由してベルトドラム7に適正貼付され
る。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、本発明に係るタイヤ構成材料貼付装置1の全体構
成の概略を平面的に示している図1および側面的に示し
ている図2において、貼付装置1はレッドオフ装置2、
フェスツーンガイド手段3、カッター装置4、剣先ガイ
ド手段5、貼付コンベア装置6およびベルトドラム7等
によって主構成されていて、実施例では2基一組として
並設されていて、ベルトドラム7は各貼付コンベア装置
6の先端に交互に対応すべく移動自在である。
【0011】レッドオフ装置2は、スチールブレーカ等
のタイヤ構成材料8をその長手方向に引張りを受けるこ
となくフェスツーン立上り部3Aに送るものである。フ
ェースツーンガイド手段3はレッドオフ装置2とカッタ
ー装置4との間に配置されていて、図4でも示す如く材
料8を弓形状に変形させつつ案内する横軸廻りに回転可
能な第1ガイドローラ群9と材料8の両耳部を案内する
縦軸廻りに回転可能な第2ガイドローラ群10とを搬送
方向交互に配列して備えられている。
【0012】左右一対の第2ガイドローラ群10は、材
料8の幅に大中小があっても、カッター装置4にセンタ
リングするため、材料8の進行方向中心に対して対称形
に、かつ材料8を変形させない程度の押付け力をもって
左右方向に遠近自在とすることが望ましい。カッター装
置4は、図3および図4で示す如くフェスツーンガイド
手段3に直列として配置されている第1搬送ベルト11
と第2搬送ベルト12を備え、両ベルト11,12は機
械式クラッチ,シーケンサで制御する電磁クラッチ等で
同調駆動自在であるとともに個別に停止可能であり、モ
ータ13および巻掛チェーン14等を介して駆動され
る。
【0013】更に、第1・2搬送ベルト11,12はタ
イヤ構成材料8整形後の形状を保持するため、該材料8
を磁力等で吸着するマグネット等の吸着手段を内側プレ
ートに埋設していることが望ましい。また、門形の支持
フレーム15とカッター部材16とが図1及び図3で示
す如く平面視で×形にクロス配置してあり、支持フレー
ム15は立設固定されていて該フレーム15の天井部に
カッター部材16が縦軸17廻りに旋回自在として支持
されている。
【0014】カッター部材16は、駆動モータ18のプ
ーリー19と従動プーリー20に、無端状伝動体21が
巻掛けられており、該伝動体21にブラケット22を介
して対のカッター部23が伝動体21の循環運動で遠近
移動自在に取付けられているとともに、図5で示す如く
伸縮シリンダ24の作動とカッターアーム23Aの揺動
で第1・2搬送ベルト11,12上のタイヤ構成材料8
に対して接離自在として備えられている。
【0015】カッター部23はロータリカッターを採用
することが望ましいが、ナイフカッターであっても構わ
ない。対のカッター部23が互いに近接しているとき、
タイヤ構成材料8の幅方向中央部に位置しており、この
位置において伸縮シリンダ24の作動を介して対のカッ
ター部23を材料8に喰込ませた状態で対のカッター部
23を伝動体31の運動を介して互いに離反する方向の
同調移動させることにより、材料8を所定の角度を有す
る剣先形状に切断可能とされており、この切断動作は、
対のカッター部23が互いに離反しかつ材料8を引張り
状に切断することから、切断はシャープでコードの崩
れ、材料8の動き等を防止している。
【0016】対のカッター部23は個別に伝動体21に
取付けることもできるが、図5に示す如く伝動体21を
タスキ掛けすることによって、ひとつの伝動体21に対
のカッター部23を取付けても、該互のカッター部23
はモータ18の正逆切換駆動で互いに遠近移動自在にす
ることができる。支持フレーム15とカッター部材16
とに亘って剣先切断角を調整可能な角度調整手段25が
備えられている。
【0017】角度調整手段25は、支持フレーム15に
装着しているモータ26のプーリー26Aと、カッター
部材取付盤27に備えているメネジ体28に挿通したネ
ジ軸29のプーリー29Aとに巻掛体30を掛張させ、
モータ26の正逆駆動でネジ軸29を正逆回転すること
によって縦軸17廻りに取付盤27を正逆旋回させて剣
先角度を調整可能とし、ここに、材料8の種類に即応し
た適正角度の下での切断を可能としている。この角度は
ACG(シーケンサのタッチパネルのようなもの)で入
力した値に自動的にセットした後、必要があれば手動で
微調整できる。
【0018】カッター装置4における対のカッター部2
3の前述した作動で材料8の幅方向中央部から左右両側
に向かって剣先形状に切断した後には、第1・2搬送コ
ンベア11,12の連結を解除し、第2搬送コンベア1
2と貼付コンベア装置6とを同調駆動することにより、
材料8は貼付コンベア装置6に搬送される。この搬送中
において剣先ガイド手段5を介してコンベア装置6に整
列した状態で材料8を搬送するとともに、材料8の後部
は前述同様に剣先形状に切断され、該材料8Aが貼付コ
ンベア装置6に保持される。
【0019】貼付コンベア装置6は、整列状態を保持す
るためにコンベアにマグネットが埋設されていて、その
磁力で材料8Aを吸着保持している。また、貼付コンベ
ア装置6の先端から材料8Aを延伸した状態でリフタ3
1の上昇動作を介してドラム7の回転によって前後が剣
先形状に切断された材料8Aが貼付けられる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、タイ
ヤ成形工程の自動化におけるタイヤ構成材料の貼付にお
いて、該材料の前後を剣先形状に切断するのがシャープ
となり、しかも、切断効率が向上するし、材料幅等に即
応した剣先角度の下でも切断ができ、延いては貼付精度
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成の概略を示す平面図で
ある。
【図2】本発明実施例の全体構成の概略を示す立面図で
ある。
【図3】カッター装置の平面図である。
【図4】カッター装置の立面図である。
【図5】カッター装置の他の例を示す立面図である。
【符号の説明】
2 レットオフ装置 4 カッター装置 6 貼付コンベア装置 7 ベルトドラム 11 第1搬送コンベア 12 第2搬送コンベア 23 カッター部 25 角度調整手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ構成材料(8)をその長手方向に
    送るレットオフ装置(2)と、送り出された材料(8)
    の前後を剣先形状に切断するカッター装置(4)と、切
    断された材料を搬送する貼付コンベア装置(6)と、該
    貼付コンベア装置(6)から送出された材料(8A)を
    貼付けるベルトドラム(7)と、を備えているタイヤ構
    成材料貼付装置において、 前記カッター装置(4)は、第1搬送ベルト(11)と
    第2搬送ベルト(12)を備え、両ベルト(11)(1
    2)上のタイヤ構成材料(8)を、その幅方向中央から
    両側に向かって剣先形状に切断する対のカッター部(2
    3)を遠近移動自在に備えているとともに、該カッター
    部(23)の剣先切断角を調整可能な角度調整手段(2
    5)を備えていることを特徴とするタイヤ構成材料貼付
    装置。
JP5315440A 1993-12-15 1993-12-15 タイヤ構成材料貼付装置 Pending JPH07164557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315440A JPH07164557A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 タイヤ構成材料貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5315440A JPH07164557A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 タイヤ構成材料貼付装置

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JPH07164557A true JPH07164557A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18065401

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JP5315440A Pending JPH07164557A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 タイヤ構成材料貼付装置

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JP (1) JPH07164557A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140352872A1 (en) * 2011-12-31 2014-12-04 Zhongxue YUAN Belt ply feeding support frame and feeding method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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