JPH07164346A - スプリングピンの打ち込み工具 - Google Patents

スプリングピンの打ち込み工具

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Publication number
JPH07164346A
JPH07164346A JP30666393A JP30666393A JPH07164346A JP H07164346 A JPH07164346 A JP H07164346A JP 30666393 A JP30666393 A JP 30666393A JP 30666393 A JP30666393 A JP 30666393A JP H07164346 A JPH07164346 A JP H07164346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring pin
driving
pin
holding
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30666393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kubo
仁 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP30666393A priority Critical patent/JPH07164346A/ja
Publication of JPH07164346A publication Critical patent/JPH07164346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプリングピン5の打ち込み時の落下や指先
6の打ちつけを防止する工具を提供することを目的とす
る。 【構成】 円筒状の取手部8と、磁性体から構成された
保持体11とを備えている。 【効果】 その工具を使用することにより、小さなスプ
リングピン5でも指先やぺンチで保持する必要がなく、
指先を打ちつけたり、落としたりすることがない。ま
た、スプリングピン5を垂直に立てることが可能なの
で、斜め打ちによる曲げ変形を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定部材の横滑りを
止めるスプリングピンの打ち込み工具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリングピンの打ち込み方法に
ついて図7及び図8を参照しながら説明する。図7及び
図8は、従来のスプリングピンの打ち込み方法を示す斜
視図及び側面図である。
【0003】図7及び図8において、1は基台、2は基
台1の上に載った鉄板、3は基台1に設けられた孔、4
は鉄板2に設けられた孔である。また、5はスプリング
ピン、6はスプリングピン5をつまむ指先、7はスプリ
ングピン5を打ち込むためのハンマーである。なお、ス
プリングピン5の大きさは、直径が4〜14mm、長さ
が1〜5cm程度である。
【0004】まず、鉄板2を基台1の上面に載せ、図8
に示すように、予め加工された基台1の孔3と鉄板2の
孔4とを重ね合わせる。
【0005】一方、図7に示すように、指先6にスプリ
ングピン5を垂直にもち、重ね合わせた孔4の上部にス
プリングピン5の先端を挿入し、スプリングピン5を指
先6で保持した状態で、一方の手に持ったハンマー7で
スプリングピン5の頂部を直接打ちたたく。
【0006】また、前述したように指先6でスプリング
ピン5を持って行う方法の他に、ペンチ等に挟み押さえ
て行う方法もある。
【0007】いずれの方法においても、スプリングピン
5の上端を直接、ハンマー7でたたき込む際に、強くた
たき過ぎたり、斜め打ちしたりすると、スプリングピン
5に曲げ変形が生じる。あるいは、スプリングピン5を
直接傷付けたりする。さらに、反動によりスプリングピ
ン5を落としたり、指先6を打ちつけたりする。
【0008】なお、前述したスプリングピン5を打ち込
む作業は、ボルトなどで取り付けた各種機器の横ずれを
防止する目的で行うもので、1本または2本のスプリン
グピン5を打ち込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
スプリングピンの打ち込み工具では、スプリングピン5
の打ち込む具合でスプリングピン5を損傷したり、作業
者の指先6を打ちつけたりするという問題点があった。
また、打ちつけの反動によりスプリングピン5を落とし
たりするので、作業の効率が悪いという問題点があっ
た。
【0010】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、スプリングピンの打ち込み時の落
下や指先の打ちつけを防止することができ、ひいては作
業の能率を向上することができるスプリングピンの打ち
込み工具を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るスプリングピンの打ち込み工具は、次に掲げる手段を
備えたものである。 〔1〕 打ち込み時に握るための取手部。 〔2〕 スプリングピンを保持するための保持体。
【0012】この発明の請求項2に係るスプリングピン
の打ち込み工具は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 打ち込み時に握るための取手部。 〔2〕 スプリングピンの大きさに応じて交換可能に前
記取手部に着脱自在であり、前記スプリングピンを保持
するための保持体。
【0013】この発明の請求項3に係るスプリングピン
の打ち込み工具は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 打ち込み時に握るための取手部。 〔2〕 磁性体から構成され、スプリングピンを磁力に
より保持するための保持体。
【0014】
【作用】この発明の請求項1に係るスプリングピンの打
ち込み工具においては、取手部が打ち込み時に握られ、
保持体によって、スプリングピンが保持される。
【0015】この発明の請求項2に係るスプリングピン
の打ち込み工具においては、取手部が打ち込み時に握ら
れ、スプリングピンの大きさに応じて交換可能に前記取
手部に着脱自在な保持体によって、スプリングピンが保
持される。
【0016】この発明の請求項3に係るスプリングピン
の打ち込み工具においては、取手部が打ち込み時に握ら
れ、磁性体から構成された保持体によって、スプリング
ピンが保持される。
【0017】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1及び図2を
参照しながら説明する。図1及び図2は、この発明の実
施例1を示す斜視図及び分解図である。なお、各図中、
同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0018】図1及び図2において、8は取手部であ
り、円筒形の下方は円錐状態に形成し、径の小さい取手
先端14にネジ込み部(ネジ孔)15を設け、当て面で
ある取手頂部10と取手すべり止め9を有する。また、
11は保持体であって、片側にネジ込み部15に合わさ
るネジ13を設け、他方の側に円筒状の吸着部12を設
け、スプリングピンを吸着する。なお、保持体11は磁
性体から構成され、鉄などを加工して後から磁性を帯び
るようにしてもよいし、永久磁石を加工してもよい。
【0019】この実施例1に係るスプリングピンの打ち
込み工具は、取手部8のネジ込み部15に、保持体11
のネジ13をねじこんで組み付けられたものである。ま
た、径が4〜5mmで長さが3cm程度のスプリングピ
ン5を対象とするもので、工具全体の長さが約15c
m、取手部8の径が約4cmである。
【0020】つぎに、前述した実施例1を使用した打ち
込みの動作を図3及び図4を参照しながら説明する。図
3及び図4は、この発明の実施例1を使用した打ち込み
の動作を示す斜視図である。
【0021】まず、図3に示すように、スプリングピン
5の先端を保持体11の内側の縦軸の方へ磁力によって
吸い着かせる。
【0022】そして、図4に示すように、取手部8をつ
かみ、取手頂部10を上方にして垂直に持ち、保持体1
1の吸着部12にスプリングピン5の端面を吸着させ、
スプリングピン5の他方の端面を予めセットした鉄板2
の孔4に合わせる。その状態で軽く押さえ込み、取手頂
部10をハンマー7でたたく。
【0023】スプリングピン5が長さの1/3程度、鉄
板2の孔4に入ったところで、工具本体を取り外し、ス
プリングピン5の残りの突き出した部分をハンマー7で
直接打ち込みセットする。
【0024】この発明の実施例1は、前述したように、
円筒状の取手部8と、磁性体から構成された保持体11
とを備えているので、その工具を使用することにより、
小さなスプリングピン5でも指先や]ぺンチで保持する
必要がなく、指先を打ちつけたり、落としたりすること
がない。また、スプリングピン5を垂直に立てることが
可能なので、斜め打ちによる曲げ変形を防止することが
できるという効果を奏する。
【0025】実施例2.なお、前述した実施例1ではス
プリングピン5の径にかかわりなく所定の内径を持つ保
持体11を使用していたが、この実施例2では保持体1
1は、スプリングピン5の大きさに応じて種々の内径、
長さを有するものが複数あり、上記スプリングピン5の
大きさに対応して取り替えられる。従って、実施例1に
比べてより精度を向上でき、スプリングピン5の損傷を
より防止できる。
【0026】実施例3.また、前述した各実施例では保
持体11の吸着部12には一つの孔しかなかったが、こ
の実施例3では複数の孔を設けたものである。図6に示
すように、保持体11Aの吸着部(吸着面)12Aに
は、スプリングピン5の径に応じた多数の孔16、17
が設けられている。従って、保持体11をスプリングピ
ン5の径に応じて取り替える必要がなく、作業性がより
向上する。
【0027】なお、上記各実施例では円筒形の取手部
8、8Aについて説明したが、四角柱や三角柱などの多
角柱でもよい。多角柱の場合には工具の転がりを防ぐこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るスプリングピ
ンの打ち込み工具は、以上説明したとおり、打ち込み時
に握るための取手部と、スプリングピンを保持するため
の保持体とを備えたので、指先の打ち込みを防止するこ
とができるという効果を奏する。
【0029】この発明の請求項2に係るスプリングピン
の打ち込み工具は、以上説明したとおり、打ち込み時に
握るための取手部と、スプリングピンの大きさに応じて
交換可能に前記取手部に着脱自在であり、前記スプリン
グピンを保持するための保持体とを備えたので、指先の
打ち込みを防止することができると共に、スプリングピ
ンの損傷を防止することができるという効果を奏する。
【0030】この発明の請求項3に係るスプリングピン
の打ち込み工具は、以上説明したとおり、打ち込み時に
握るための取手部と、磁性体から構成され、スプリング
ピンを磁力により保持するための保持体を備えたので、
指先の打ち込みを防止することができると共に、スプリ
ングピンの落下を防止することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例1を示す分解図である。
【図3】この発明の実施例1の使用方法を示す図であ
る。
【図4】この発明の実施例1の使用方法を示す図であ
る。
【図5】この発明の実施例2の保持体を示す図である。
【図6】この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図7】従来のスプリングピンの打ち込み工具の使用方
法を示す斜視図である。
【図8】従来のスプリングピンの打ち込み工具の使用方
法を示す側面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 鉄板 3 孔 4 孔 5 スプリングピン 6 指先 7 ハンマー 8、8A 取手部 11、11A 保持体 12、12A 吸着部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打ち込み時に握るための取手部、及びス
    プリングピンを保持するための保持体を備えたことを特
    徴とするスプリングピンの打ち込み工具。
  2. 【請求項2】 打ち込み時に握るための取手部、及びス
    プリングピンの大きさに応じて交換可能に前記取手部に
    着脱自在であり、前記スプリングピンを保持するための
    保持体を備えたことを特徴とするスプリングピンの打ち
    込み工具。
  3. 【請求項3】 打ち込み時に握るための取手部、及び磁
    性体から構成され、スプリングピンを磁力により保持す
    るための保持体を備えたことを特徴とするスプリングピ
    ンの打ち込み工具。
JP30666393A 1993-12-07 1993-12-07 スプリングピンの打ち込み工具 Pending JPH07164346A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30666393A JPH07164346A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スプリングピンの打ち込み工具

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JP30666393A JPH07164346A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スプリングピンの打ち込み工具

Publications (1)

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JPH07164346A true JPH07164346A (ja) 1995-06-27

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30666393A Pending JPH07164346A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 スプリングピンの打ち込み工具

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JP (1) JPH07164346A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100848773B1 (ko) * 2007-03-20 2008-07-28 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 스프링핀 압입용 지그
CN107891397A (zh) * 2017-11-24 2018-04-10 广东电网有限责任公司东莞供电局 一种圆柱弹簧销拆卸工具
WO2021245869A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 スプリングピン脱着治具及びスプリングピン脱着方法

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WO2021245869A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 スプリングピン脱着治具及びスプリングピン脱着方法
JPWO2021245869A1 (ja) * 2020-06-04 2021-12-09

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