JPH0716430Y2 - 床壁材 - Google Patents

床壁材

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JPH0716430Y2
JPH0716430Y2 JP1989133559U JP13355989U JPH0716430Y2 JP H0716430 Y2 JPH0716430 Y2 JP H0716430Y2 JP 1989133559 U JP1989133559 U JP 1989133559U JP 13355989 U JP13355989 U JP 13355989U JP H0716430 Y2 JPH0716430 Y2 JP H0716430Y2
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JP
Japan
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transparent
flakes
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chips
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泰正 高尾
千之 浜田
治 吉川
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東リ株式会社
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパール光沢と立体感を具備した床材、壁材に関
する。
(従来技術とその問題点) パール模様を有する装飾材として、特公昭62-57505号公
報が公知である。
この装飾シートにおいては基材にパール模様片が圧着さ
れた状態で立体感がなく、さらに意匠性のある内装材が
求められていた。
(問題点を解決する手段) 本考案は上記問題点を解消した構成で、着色基材上に、
基材とは異色の多色パールフレークと、基材ともパール
フレークとも異色の着色透明チップが透明樹脂マトリッ
クス中に分散されて浮かび、かつ該フレーク間およびフ
レークとチップの間隙はマトリックス樹脂でみたされた
装飾層が積層されたことを特徴とする床壁材をその要旨
とする。
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本願装飾材製造工程図であり、1はプレス機支
持板、2は透明フィルムである。
透明フィルム2はPVC、ポリアクリル酸、または可撓性
ポリウレタンからなり、0.1〜0.7mmが望ましく、この透
明フィルムは最終製品の表面保護層となる。
3はペースト状または粉状の透明性合成樹脂である。透
明性合成樹脂とは充填剤を殆どまたはまったく含有せ
ず、加熱することにより透明になる合成樹脂のことであ
り、例えばPVC100重量部に対して、可塑剤20ないし30
部、安定剤等を配合し、充分かくはんした20〜30メッシ
ュの粉体がマトリックス樹脂として挙げられる。また通
常のPVCペースト、液状アクリル樹脂、その他の成型す
ると透明になる合成樹脂が充填剤を含有しなければマト
リックス樹脂として使用可能である。
上記マトリックス樹脂中に互いに異色のパールフレーク
4、5が分散されている。
パールフレークは基材8の色とも異色であり、パールフ
レーク4、5は透明性マトリックス樹脂に対し、0.5〜
2の容量比にして充分混合され、1〜3mmの装飾層7が
形成される。
この装飾層7中パールフレークは透明性合成樹脂層中に
分散されて浮んでおり、パールフレークの間隙はマトリ
ックス樹脂でみたされている。
本考案中には透明性マトリックス樹脂中に基材8ともま
たパールフレークとも異色の着色透明チップ6を添加す
る。
着色透明チップはPVC等の透明樹脂に若干量の顔料を添
加し、透明性を失わないようにシート化し、これを裁断
する。
なお着色透明チップ6は半透明の場合も含むものとす
る。
上記得られた装飾層7に表面が着色された基材8を積層
する。基材は全部均一に着色されても良いし、表面のみ
を着色して表面側を下に向けて積層してもよい。なお基
材は淡灰色、淡茶色、淡ピンク色よりも濃い色が望まし
い。
上記の通り層形成がなされた後、プレス機支持板1とプ
レス板9間で押え、150〜180℃で加熱し次いで加圧す
る。得られた製品は2〜4mmで上下逆転して最終製品と
して使用する。
第2図は本考案内装材断面図であり、4、5はパールフ
レーク、6は着色透明チップ、10は透明マトリックス、
2は透明フイルム、7は装飾層、8は着色基材である。
透明樹脂マトリックス10中に、基材と異色の互いに異色
のパールフレーク4、5が基材と装飾層7中に分散され
て浮かんだ状態にあり、異色の着色透明チップも同様に
マタリックス樹脂中に分散されている。
プレス機で加圧してもパールフレークと透明チップ6が
混在することはなく、保護フイルムと透明樹脂を介して
模様片を立体的に識別することができる。
得られた本考案床壁材11は従来の床タイルと比べて比較
的厚みのある製品で着色基材8上に、透明樹脂中にパー
ルフレーク4、5と着色透明チップ6が分散されて浮か
んだ装飾層7が形成されて透明樹脂がマトリックス10と
なる構成を示している。
またパールフレークおよびチップは一部が重なり、一部
が露出しているので、多彩な色彩効果が得られる。パー
プル色フレークおよび着色透明チップは各々任意の大き
さが得られ、上記フレークおよびチップの大きさに変化
をつくることは意匠性が向上し望ましい。
表面外観図が示されるように装飾層中のフレークまたは
チップは着色からなる層に対し浮上がった立体感が得ら
れる。
以上述べたように本考案は従来公知のパール色を含む装
飾材と比較しても格段の意匠性が付与されたパールフレ
ーク模様床壁材を提供するものである。
本考案内装材は上記構成なので、透明マトリックス樹脂
中にパールフレークおよび着色透明チップが分散して浮
かんでおり、このためパールフレーク間およびパールフ
レークと着色透明チップ間はマトリックス樹脂でみたさ
れた構成になっている。
また成型加工時にパールフレーク4、5と着色透明チッ
プ6は若干曲がって変形したまま装飾層中に浮かんだ状
態になることもあり、この時上記模様片の位置によって
は屈析率の変化により色が変化する。
第3図は床壁材の平面図であり、パールフレークおよび
透明チップが基材8上に浮き上がった感じが得られ、従
来のパールチップを利用した装飾材よりも優れた立体感
が得られる。
(考案の効果) パールフレークまたはパールフレークと着色透明チッ
プの組合せにより華やかで優雅な意匠性が得られた。
パールフレークおよび/または着色透明チップとの間
隙に透明マトリックス樹脂がみたされているので立体感
があった。
パールフレークが曲がった状態で装飾層中に分散して
いる場合は視る角度によって微妙に光彩が変化し、意匠
性がさらに向上した。
実施例 プレス機支持板上にPVC100部に対し、可塑剤25部、安定
剤3部、加工助剤3部からなるPVC透明カレンダーフイ
ルムを置いた。4〜16メッシュのPVC2色のパールフレー
クと着色透明チップとPVC100部に対し可塑剤30部、安定
剤3部を混合したPVC透明性粉体を1:1の容量比に混合
し、前記透明フイルム上にこの混合物を2.0mm厚さの層
に形成し、上から1.5mmのモスグリーンのPVCシートを配
置し、160℃5分間50kg/cm2で加圧した。得られた3mm厚
の合成樹脂板を打抜き上下逆転して床タイルを得た。
得られた床タイルはモスグリーン色基材上に透明マタリ
ックスを介して、多色のパールフレークと着色透明チッ
プが重なった状態でマトリックス樹脂中に浮かんで分散
しており、この時フレークまたはチップが曲がった部分
は微妙な異なりのある光彩色を示し、パール効果と立体
効果が相乗効果を示し、きわめて優雅な意匠性を示し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案床壁材製造工程図、第2図は床壁材断面
図、第3図は同平面図である。8は着色基材、4、5は
パールフレーク、6は着色透明チップ、3、10はマトリ
ックス樹脂、11は内装材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色基材上に、基材とは異色の多色パール
    フレークと、基材ともパールフレークとも異色の着色透
    明チップが透明樹脂マトリックス中に分散されて浮か
    び、かつ該フレーク間およびフレークとチップの間隙は
    マトリックス樹脂でみたされた装飾層が積層されたこと
    を特徴とする床壁材。
JP1989133559U 1989-11-16 1989-11-16 床壁材 Expired - Fee Related JPH0716430Y2 (ja)

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JPH0372430U JPH0372430U (ja) 1991-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120137U (ja) * 1983-02-02 1984-08-13 株式会社ほくさん Frp成形品
JPS59124129U (ja) * 1983-02-09 1984-08-21 株式会社ほくさん Frp成形品
JPS6257505A (ja) * 1985-09-05 1987-03-13 旭化成株式会社 靴用芯材

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JPH0372430U (ja) 1991-07-22

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