JPH0716427Y2 - 熱圧着機 - Google Patents

熱圧着機

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JPH0716427Y2
JPH0716427Y2 JP12097890U JP12097890U JPH0716427Y2 JP H0716427 Y2 JPH0716427 Y2 JP H0716427Y2 JP 12097890 U JP12097890 U JP 12097890U JP 12097890 U JP12097890 U JP 12097890U JP H0716427 Y2 JPH0716427 Y2 JP H0716427Y2
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JP
Japan
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surface plate
heating
bolt
parallelism
thermocompression bonding
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Expired - Lifetime
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JP12097890U
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English (en)
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JPH0477432U (ja
Inventor
遵一 小出
諭 鈴木
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、電気回路基板用の異方導電フィルムの接続
に使用される熱圧着機に関する。
〈従来の技術〉 従来、電気回路基板に使用される異方導電フィルム同士
を熱圧着する熱圧着機の構成としては、異方導電フィル
ムを載置する下部定盤と、この下部定盤に載置される異
方導電フィルム上に所定圧でプレスされる加熱加圧ヘッ
ドとを備えた熱圧着機が知られており、異方導電フィル
ム同士を精度良く接続するめに、下部定盤と加熱加圧ヘ
ッドとの平行度を精度良く維持する必要があった。
そのために、加熱加圧ヘッドを調整ボルトにより平行度
を調整する構成のものが一般的である。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このように従来の装置においては、加熱
加圧ヘッドによりヘッドと下部定盤との間の平行度を維
持するという構成であるため、加熱加圧ヘッドが高温
(250〜350℃)に加熱され、調整ボルトの調整作業がや
りにくく、調整作業が面倒であるとともに、加熱、冷却
を繰り返すため、温度変化が大きく、調整ボルトが緩ん
で平行度が変化し、調整作業を頻繁に行なわなければな
らないという欠点があった。
さらに、同一の加熱加圧ヘッドを使用して製品の2辺を
連続して圧着する熱圧着機の場合、2辺の下部定盤が同
一の平行度ではないため、加熱加圧ヘッドだけの平行度
調整では、2辺ともに十分な調整を行なうことは困難で
あった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本
考案の目的とするところは、異方導電フィルムを接続す
るのに使用される加熱加圧ヘッドと下部定盤とを備えた
熱圧着機において、加熱加圧ヘッドと下部定盤との間の
平行度を簡単な調整作業で行なうことができ、かつ、平
行度が長期使用により変化することがなく、しかも、連
続圧着操作にも適した熱圧着機を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案に係る熱圧着機は、
製品を加熱加圧する加熱加圧用ヘッドと、製品を載置す
る下部定盤と、この下部定盤を支持するベースとからな
り、上記下部定盤は交互に配置される押しボルト並びに
引きボルトを介してベースに固定されるとともに、この
押しボルトと引きボルトとの締付けを個々に調整するこ
とにより、ベースに対して下部定盤各部の高さ位置を可
変させ、圧着時における加熱加圧ヘッドと下部定盤との
平行度を調整することを特徴とする。
〈作用〉 以上の構成から明らかなように、押しボルトと引きボル
トからなる調整用ボルトを下部定盤側に取付けることよ
り、加熱加圧ヘッドの高温に調整用ボルトがさらされな
いため、調整用ボルトか緩みにくく、また調整用ボルト
による調整作業も容易にできる。
さらに、押しボルトと引きボルトとを交互に配置するこ
とにより、下部定盤の左右方向の傾きやうねりを調整す
ることができ、押しボルトならびに引きボルトを両方向
同程度に強く締付けることにより、ボルトを緩み防止に
も貢献できる。
また、ボルト間ピッチを同一に、しかも小さく設定する
ことにより、平行度のきめ細かな調整が可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案による熱圧着機の実施例について、添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
第1図,第2図は本考案の熱圧着機における下部定盤に
設置された調整用ボルトの配置を示す側面図ならびに断
面図、第3図は本考案による熱圧着機の構成を示す断面
図である。
まず、第1図,第2図において、製品を載置する下部定
盤1は下部定盤受け台2に支持されており、この下部定
盤受け台2は、スライドテーブル3上のベース4に対し
て2種類の調整用ボルト、すなわち押しボルト5と引き
ボルト6とを交互に配置させ、この押しボルト5、のな
らびに引きボルト6により、下部定盤受け台2がベース
4に対して確実に固定されているとともに、押しボルト
5、ならびに引きボルト6を調整することにより、製品
を載置する下部定盤1の各部の高さ位置を可変できるよ
うに構成されている。
したがって、第3図に示す熱圧着機においては、下部定
盤1上に載置される製品(この実施例では液晶パネル7
と、FPC8を使用する)を接続するのに、加熱加圧ヘッド
9が使用されるが、この加熱化圧ヘッド9に対して、下
部定盤1の精度良い平行度を確保しなければ、液晶パネ
ル7とFPC8との間の接続が得られないが、上述したよう
に下部定盤1は、押しボルト5,引きボルト6により、加
熱加圧ヘッド9と下部定盤1との間の平行度を簡単に精
度良く調整することができる。
なお、加熱加圧ヘッド9は、ヒータブロック10内に内蔵
されるヒータ11により、所定温度に加熱されており、ま
た、下部定盤1は、下部定盤受け台2に対して押さえ部
材12により確実に固定されている。
このように、本考案による熱圧着機によれば、押しボル
ト5、ならびに引きボルト6を調整することにより、下
部定盤1と加熱加圧ヘッド9との平行度を簡単に調整す
ることができ、また、加熱加圧ヘッド9の温度に悪影響
を受けることがなく、押しボルト5、引きボルト6の緩
みが発生しないため、長期にわたり、下部定盤1と加熱
加圧ヘッド9との間の平行度を良好に維持できる。
加えて、製品の2辺を連続して圧着する連続圧着操作を
行なう場合、スライドテーブル3の動作により、パネル
の第1辺13とパネルの第2辺14とを連続的に圧着加工が
行なわれるが、従来のように加熱加圧ヘッド9側で平行
度を調整するのではなく、下部定盤1側で平行度を調整
する構成にしたから、パネルの第1辺13とパネルの第2
辺14とを精度良く連続的に圧着する加工が可能となる。
なお、本実施例による装置では、下部定盤1と下部定盤
受け台2とを別体で構成したが、下部定盤1と下部定盤
受け台2とを一体に形成してもよい。
〈考案の効果〉 以上説明した通り、本考案による熱圧着機によれば、押
しボルト、引きボルトからなる調整用ボルトを、下部定
盤側に取付けるようにしたため、調整ボルトの調整作業
が著しく容易となり、作業性を向上させるとともに、調
整ボルトが高温にさらされないため、ボルトの緩みがな
く、平行度の維持を長期にわたり保証できるという効果
を有する。
さらに、本考案による熱圧着機によれば、1つの加熱加
圧ヘッドで2辺の平行度を、各辺独立に調整することが
できるため、導電フィルム同士の接続信頼性を著しく向
上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による熱圧着機における下部定盤と調整
用ボルトとの関係を示す装置の側面図、第2図は第1図
中II-II断面図、第3図は本考案による熱圧着機の構成
を示す断面図である。 1……下部定盤 2……下部定盤受け台 3……スライドテーブル 4……ベース 5……押しボルト 6……引きボルト 7……液晶パネル 8……FPC 9……加熱加圧ヘッド 10……ヒータブロック 11……ヒータ 12……押さえ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を加熱加圧する加熱加圧用ヘッドと、
    製品を載置する下部定盤と、この下部定盤を支持するベ
    ースとからなり、上記下部定盤は交互に配置される押し
    ボルト並びに引きボルトを介してベースに固定されると
    ともに、この押しボルトと引きボルトとの締付けを個々
    に調整することにより、ベースに対して下部定盤各部の
    高さ位置を可変させ、圧着時における加熱加圧ヘッドと
    下部定盤との平行度を調整することを特徴とする熱圧着
    機。
JP12097890U 1990-11-19 1990-11-19 熱圧着機 Expired - Lifetime JPH0716427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12097890U JPH0716427Y2 (ja) 1990-11-19 1990-11-19 熱圧着機

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JP12097890U JPH0716427Y2 (ja) 1990-11-19 1990-11-19 熱圧着機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0477432U JPH0477432U (ja) 1992-07-07
JPH0716427Y2 true JPH0716427Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31868857

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JP12097890U Expired - Lifetime JPH0716427Y2 (ja) 1990-11-19 1990-11-19 熱圧着機

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