JPH07163975A - 水中のリン酸イオンの除去方法 - Google Patents

水中のリン酸イオンの除去方法

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JPH07163975A
JPH07163975A JP31479093A JP31479093A JPH07163975A JP H07163975 A JPH07163975 A JP H07163975A JP 31479093 A JP31479093 A JP 31479093A JP 31479093 A JP31479093 A JP 31479093A JP H07163975 A JPH07163975 A JP H07163975A
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JP
Japan
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water
phosphate ions
adsorbent
acid component
acid
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JP31479093A
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Inventor
Seiichi Hamano
誠一 浜野
Osamu Yamanishi
修 山西
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 BET表面積が100m2 /g以上の活性ア
ルミナに酸成分を被着させてなる、80℃の水に浸漬し
た時の水のpHが3〜6の値を呈する吸着剤を、リン酸
イオンを含む水と接触させ、該水中よりリン酸イオンを
吸着除去することを特徴とする水中のリン酸イオンの除
去方法。 【効果】 廉価かつ簡単な方法で低濃度域迄のリン酸イ
オンの吸着除去が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中からのリン酸イオ
ンの除去方法に関する。より詳細には工場廃水、家庭廃
水、工業用水、ダム用水等のりん酸イオン含有水よりリ
ン酸イオンを吸着除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水中にリン酸イオンが含まれると水の富
栄養化によりアオコ等の藻類発生のトラブルが生じるこ
とは広く知られている。藻類の発生しない臨界のP濃度
(以下、全Pに換算したリン酸イオン濃度を、単にP濃
度と記す)は0.02〜0.03mg/lとされてお
り、このような低濃度まで処理することが必要とされて
いる。そのためP濃度が1mg/l以下というような水
についても処理が要求されるようになってきた。
【0003】各種の化学形態のリン酸イオンを含有する
水より該リン酸イオンを除去することは多くの産業分野
で検討あるいは実施されており、例えば凝集法、晶析
法、吸着法、生物脱リン法などが知られている。このう
ち吸着法は、廃泥等を発生せず、面倒な濾過操作がない
ことから、特に中小規模の施設においては有利であると
考えられる。
【0004】吸着法としては従来イオン交換樹脂、複合
酸化物、酸化ジルコニウム、活性アルミナ、骨炭、スラ
グ、鹿沼土、スラグ、赤泥等が知られている。しかし、
天然物や産業廃棄物は吸着性能が低く、また前記したも
のの中、イオン交換樹脂、複合酸化物および酸化ジルコ
ニウムのような吸着剤は性能は高いが高価である。
【0005】活性アルミナ或いはアルミナ水和物は吸着
性能及び経済性の両面で望ましい吸着剤である。例え
ば、特公昭56ー43780号公報では活性アルミナを
カラムに充填し、これにリン酸イオン含有排水を通過さ
せて排水中のリンを吸収し、その後吸着飽和後の活性ア
ルミナを、アルミン酸ソーダで再生する方法が教示され
ている。特公昭60−43797号公報では擬ベーマイ
トあるいは無定形水和物による吸着法が教示されてい
る。特開昭61−64388号公報では鉄塩或いはアル
ミニウム塩を担持した活性アルミナ吸着剤が教示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来公知の吸着
剤は、 1)活性アルミナ単独では吸着性能が不足である, 2)鉄塩、アルミニウム塩を担持したものは吸着性能は
改良されるものの、使用時、塩の溶出によりpHが著し
く低下し、装置を腐食するとの問題や多量の中和剤を必
要とし経済的でない, 3)被処理水のpH制御は大規模の設備を必要とし、経
済的でない, 4)0.01〜1mg/lの低P濃度で効果的な吸着剤
が、明らかにされていない,等の問題点を有する。
【0007】かかる事情下に鑑み、本発明者等は簡便か
つ廉価で効率的な水中からのリン酸イオンの除去方法を
見いだすべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに到った。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、BE
T表面積が100m2 /g以上の活性アルミナに酸成分
を被着させてなる、80℃の水に浸漬した時の水のpH
が3ないし6の値を呈する吸着剤を、リン酸イオンを含
む水と接触させ、該水中よりリン酸イオンを吸着除去す
る事を特徴とする水中のリン酸イオンの除去方法を提供
するにある。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明方
法の実施に際し、リン酸イオンの吸着に使用する吸着剤
は、BET表面積が100m2 /g以上である活性アル
ミナに酸成分を被着させてなり、該吸着剤は、80℃の
水100ml中に吸着剤10gを30分保持した後、該
水中より吸着剤を濾過、分離した後の水のpHが3〜6
を呈するものを必須とする。該方法に於いてpHが3未
満の場合は被処理水のPHが低くなりすぎ、中和剤を多
量必要とするので好ましくなく、他方pHが6を越える
場合には吸着性能が低下するので好ましくない。活性ア
ルミナのBET表面積は大きい方が望ましく、100m
2 /g以上、とくには200m2 /g以上が推奨され
る。これ以下になるとリン酸イオン吸着量が減少する。
【0010】活性アルミナに被着する酸成分としては、
塩酸、フッ化水素、硝酸、硫酸及び酢酸の少なくとも1
種であればよい。活性アルミナへの酸成分の被着は、酸
成分被着後の活性アルミナ(吸着剤)を80℃の水10
0ml中に10g投入し、これを30分保持した後、該
水中より吸着剤を濾過、分離した後の水のpHが3〜6
を呈するように被着せしめればよく、その被着方法とし
てはとくに制限されないが、例えば、(1)酸成分の仕
込量を当量よりやや酸性側にしてアルミン酸ナトリウム
等の塩基性のアルミニウム塩を中和してアルミナ水和物
を析出させ、次いで約300〜900℃で焼成して活性
アルミナを得る,(2)BET表面積が約100m2
g以上の活性アルミナを酸成分を含有する水溶液と接触
して得る,(3)再水和性活性アルミナ粉末を水溶液と
接触、成形し、熟成して成形体強度を付与した後、該成
形体に酸成分を含有する水溶液を接触させて得る,或い
は必要ならば酸成分と接触後の成形体を焼成して得る,
等の方法が採用できる。
【0011】製法(2)の場合の活性アルミナと酸成分
含有水溶液との接触方法としては、活性アルミナに水溶
液を含浸する、水溶液と活性アルミナを混合する、活性
アルミナの吸水率分の水溶液を供給吸液させる等の方法
がある。粉体の場合、酸成分と接触後、成形を行っても
良い。また、活性アルミナは酸成分と接触後、水洗、濾
過、乾燥あるいは焼成を行ってもよいが、湿潤状態のま
ま吸着装置に充填して使用してもよい。
【0012】製法(3)は再水和性アルミナを用いるこ
とが特徴である。再水和性アルミナは再水和性を有しな
いアルミナに較べ大きなBET表面積と強度をもつ吸着
剤が得られることが特長である。再水和性アルミナは、
ギブサイト等の水酸化アルミニウムを500−1200
℃の熱風気流中で0.1秒〜数分瞬間仮焼し、次いで分
離、冷却することで得られる。この再水和性アルミナを
そのままで、或いは粉砕後、円柱、球、塊、リング、ハ
ニカム等、公知の形状に成形する。得られた成形体は次
いで成形体自体の機械的強度を高めるために再水和に足
る時間、室温〜120℃、好ましくは50〜90℃の
水、水蒸気中または水蒸気含有ガス中で保持・熟成され
再水和される。再水和は一般に1分ないし1週間行われ
る。製法(3)の場合の酸成分含有水溶液との接触方法
としては、水溶液に含浸する、水溶液と活性アルミナを
混合する、活性アルミナの吸水率分の水溶液を供給吸液
させる等の方法がある。接触後、水洗、濾過、乾燥ある
いは焼成を行ってもよいが、湿潤状態のまま吸着装置に
充填して使用してもよい。
【0013】製法(2)、(3)いずれでも、酸成分を
含有する水溶液中の酸成分の濃度は、通常、0.001
N〜5Nであるが、厳密には酸の種類、酸成分と活性ア
ルミナの重量比により異なるので、80℃の水100m
l中に吸着剤10gを30分保持した後のpHが3〜6
にするための濃度条件は予備実験により求める必要があ
る。水溶液の温度は約0℃〜100℃、接触時間は約1
分以上、好ましくは常温〜80℃、接触時間は約10分
〜24時間であればよい。
【0014】本発明の活性アルミナに、リン酸吸着性能
が低減しない範囲で他の無機粉末を添加することができ
る。そのような無機粉末の例としては、再水和性のない
アルミナ例えばαアルミナ、アルミナ水和物、シリカ、
粘土、天然アルミノケイ酸類、タルク、ベントナイト、
ゼオライト、コーディエライト、チタニア、マグネシ
ア、ジルコニア、ムライト、シリカアルミナ等がある。
【0015】吸着剤成形体の細孔容積を大きくするため
に、活性アルミナの製造工程に、公知の燃焼性粉末例え
ば、ナフタレン、木炭、結晶性セルロース、メチルセル
ロース、活性炭、ポリエチレンオキサイドを添加するこ
とも可能である。この場合、燃焼性粉末は吸着剤成形体
の最終焼成温度で燃焼、消失する添加物を選択すること
が重要である。
【0016】活性アルミナと酸成分を含有する水溶液と
の接触後に水洗を行う場合、酸成分含有水溶液と接触後
の活性アルミナをバッチ式或いは固定床に設置し、水を
流通させる等の方法により実施できる。酸成分を含有す
る水溶液との接触後に乾燥あるいは焼成を行う場合は、
温度は通常10〜900℃、好ましくは50〜700℃
である。焼成は燃焼ガス、電気ヒーターによる間接加
熱、赤外線加熱等で実施すればよい。
【0017】上記した方法で得られた本発明の吸着剤の
リン酸イオンの平衡吸着量は、平衡濃度0.1mg/l
で約1mg−P/g以上である。また吸着剤成形体の耐
圧強度は通常2kg以上である。本発明で得られた吸着
剤は河川、ダム湖沼あるいは井戸水等の原料水精製、各
種家庭廃水あるいは産業廃水等に適用できる。使用に当
たっては、固定床、移動床、流動床、バッチ式等の形で
被処理液体の吸着精製が行われる。固定床の場合、1塔
式でも良いが、複数塔設置し、一方が吸着処理中に他方
を再生することもできる。
【0018】吸着剤の形状は床形式にしたがって適宜、
選択すれば良い。粉状の吸着剤を使用する場合は固液分
離のしやすさから約10〜数100μが適当である。粒
状品を用いた固定床の場合、粒径が小さい方が吸着速度
は速いが、通液抵抗が増加するので、粒径は約1〜30
mmが適当である。通液量はSV値で約1〜100Hr
-1が適当である。バッチ式の場合1〜100時間の接触
時間が適当である。吸着性能を大きく損なわない範囲
で、他の吸着剤と併用することも可能である。被処理水
中にリン酸イオン以外の陰イオンが共存する場合も吸着
効果はあるが、共存イオンの種類、濃度に応じて、平衡
吸着量は減少する。
【0019】再生法としては公知の、アルカリ再生法が
採用できる。逆洗処理することも可能であるが、この場
合には再水和性アルミナを原料とする吸着剤が強度が大
きく好ましい。使用中に適宜、吸着剤を酸成分を含む水
溶液に接触させることにより吸着剤の賦活を行うことも
できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明はリン酸イ
オンを含有する水に、80℃の水に浸漬した時の水のp
Hが3〜6で、かつBET表面積が100m2 /g以上
の酸成分を被着した活性アルミナよりなる吸着剤を接触
せしめると言う極めて廉価かつ簡単な方法で、低濃度域
のリン酸イオンの吸着除去を可能としたもので、その産
業的価値は頗る大である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて、さらに詳細
に説明するが、本発明はかかる実施例によりその範囲を
制限されるものではない。なお、本発明に於いて、pH
値の測定とPの分析は下記の方法により行った。 pH値:測定試料(吸着剤)10gを80℃の水100
ml中に30分保持後濾過し、冷却後の濾液のpHを堀
場製作所F8型、pHメーターにより測定した。 P分析:JIS K0102法により測定した。
【0022】実施例1 バイヤー工程から得られたギブサイト(アルミナ三水和
物)を約700℃の熱ガス中に投入し瞬間仮焼し、灼熱
原料5%、平均粒径15μの再水和性アルミナを得た。
得られた再水和性アルミナ1kgに対し水約0.5kg
を加え、皿型造粒機で直径4−6mmの球状に成形した
後、該成形体を蓋付容器に入れ密閉して80℃の温度で
16時間保持して再水和せしめた。ついで再水和後の成
形体1kgを0.5%塩酸溶液2.5リットル中に5時
間浸漬し、濾過・水洗し、洗浄後の成形体を電気炉に入
れ1時間で380℃まで昇温し3時間保持した.このよ
うにして得られた成形体の充填密度は0.79kg/
l、耐圧強度は25kg、BET表面積は246m2
g、細孔容積は0.38cm3 /g、pHは5.0であ
った。
【0023】実施例2 バイヤー工程から得られたギブサイト(アルミナ三水和
物)を約700℃の熱ガス中に投入し瞬間仮焼し、灼熱
原料5%、平均粒径10μの再水和性アルミナを得た。
得られた再水和性アルミナ1kgに対し水約0.6kg
を加え、皿型造粒機で直径2−4mmの球状に成形した
後、該成形体を蓋付容器に入れ密閉して80℃の温度で
16時間保持して再水和せしめた。この成形体を電気炉
に入れ1時間で380℃まで昇温し3時間保持した。次
いで焼成後の成形体1kgを0.3%塩酸溶液中3リッ
トル中に5時間浸漬し、濾過・水洗し、200℃で3時
間乾燥した。このようにして得られた成形体の充填密度
は0.65kg/l、耐圧強度は5kg,BET表面積
は346m2 /g、細孔容積は0.58cm3 /g、半
径1000オングストローム以上の細孔容積は0.12
cm3 /g、半径100オングストローム以上の細孔容
積は0.20cm3 /g、pHは5.3であった.
【0024】実施例3 実施例1の方法で得られた再水和性アルミナ100部と
活性炭粉末(商品名:HC−30、ツルミコ−ル社製)
10部を混合したもの1kgに対し水約0.5kgを加
え、皿型造粒機で直径2〜4mmの球状に成形した後、
該成形体を蓋付容器に入れ密閉して80℃の温度で16
時間保持して再水和せしめた。この成形体を電気炉に入
れ1時間で700℃まで昇温し3時間保持した。次いで
焼成後の成形体1kgを6%塩酸溶液中3リットル中に
5時間浸漬し、濾過・水洗し、200℃で3時間乾燥し
た。このようにして得られた成形体の充填密度は0.6
5kg/l、耐圧強度は6kg、BET表面積は146
2 /g、細孔容積は0.68cm3 /g、pHは3.
7であった。
【0025】比較例1 0.5%塩酸溶液に含浸しない以外、実施例1と同様に
活性アルミナ成形体を調製した。得られた成形体の充填
密度は0.81kg/l、耐圧強度は28kg、BET
表面積は296m2 /g、細孔容積は0.35cm3
g、pHは9.7であった.
【0026】比較例2 6%塩酸溶液に含浸しない以外、実施例3と同様に活性
アルミナ成形体を調製した。得られた成形体の充填密度
は0.69kg/l、耐圧強度は8kg、BET表面積
は153m2 /g、細孔容積は0.63cm3 /g、p
Hは9.2であった。
【0027】比較例3 電気炉での保持温度を1050℃とした以外、実施例3
と同じ活性アルミナ成形体を調製した。得られた成形体
の充填密度は0.66kg/l、耐圧強度は2kg、B
ET表面積は44m2 /g、細孔容積は0.68cm3
/g、pHは4.3であった。
【0028】実施例4 比較例1の活性アルミナ1kgに対し、0.6%塩酸水
溶液400gを均一にスプレーし、3日間密閉保持し
た。湿潤状態のものをそのまま実施例5の吸着試験に供
した。得られた活性アルミナのpHは3.4であり、水
分乾燥後のBET表面積は270m2 /gであった。
【0029】実施例5 P換算31mg/lのKH2 PO4 水溶液を作成し、被
処理液サンプルとした。この液0.1リットルを三角フ
ラスコに入れ、14−42メッシュに破砕した上記実施
例及び比較例で得られた成形体1.0gを吸着剤として
添加し、シェーカーにより1日間、常温で撹拌し吸着処
理を行った。処理後の液中のP濃度を求めた結果を表1
に示す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例6 表2に示す各種の濃度のNa2 HPO4 水溶液を作成
し、被処理液サンプルとした。この液0.5リットルを
三角フラスコに入れ、14−42メッシュに破砕した実
施例2により得られた成形体を吸着剤として添加し、シ
ェーカーにより7日間、30℃で撹拌し、吸着処理を行
った。処理後の液中のP濃度を求めた結果を表2に示
す。
【0032】
【表2】
【0033】実施例7 実施例1により得られた成形体79gを、直径30mm
の樹脂製カラムに充填し、pH7.0のP濃度0.94
mg/lのNa2 HPO4 水溶液を常温、SV値13H
-1で流した。通液量53リットルまでの出口P濃度は
0.01mg/l以下であった。また、出口液のpHは
6.6であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】BET表面積が100m2 /g以上の活性
    アルミナに酸成分を被着させてなる、80℃の水に浸漬
    した時の水のpHが3ないし6の値を呈する吸着剤を、
    リン酸イオンを含む水と接触させ、該水中よりリン酸イ
    オンを吸着除去する事を特徴とする水中のリン酸イオン
    の除去方法。
  2. 【請求項2】酸成分が塩酸、フッ化水素、硝酸、硫酸及
    び酢酸の少なくとも1種であることを特徴とする請求項
    1記載の水中のリン酸イオンの除去方法。
JP31479093A 1993-12-15 1993-12-15 水中のリン酸イオンの除去方法 Pending JPH07163975A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012062002A1 (zh) * 2010-11-12 2012-05-18 中国科学院沈阳应用生态研究所 一种利用硝酸和甲酸治理水体富营养化的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012062002A1 (zh) * 2010-11-12 2012-05-18 中国科学院沈阳应用生态研究所 一种利用硝酸和甲酸治理水体富营养化的方法

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