JPH0716372U - Pga用コンタクト - Google Patents

Pga用コンタクト

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Publication number
JPH0716372U
JPH0716372U JP5048593U JP5048593U JPH0716372U JP H0716372 U JPH0716372 U JP H0716372U JP 5048593 U JP5048593 U JP 5048593U JP 5048593 U JP5048593 U JP 5048593U JP H0716372 U JPH0716372 U JP H0716372U
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JP
Japan
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contact
pga
connecting portion
conductor resistance
bent
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Pending
Application number
JP5048593U
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English (en)
Inventor
康之 古口
Original Assignee
第一電子工業株式会社
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Publication of JPH0716372U publication Critical patent/JPH0716372U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のコンタクト形状・材料では電気長が長
く導体抵抗が大きく、発熱量が大きく芯数が増やせない
という問題点があった。その問題点を解決しコンタクト
形状・材料に関係なくバネ性のある導体抵抗の小さいP
GA用コンタクト10を提供することである。 【構成】 PGA用コンタクト10は両端の第一・第二
接触部12,14と、中央部が屈曲もしくは湾曲しバネ
性を持ち第一接触部12と第二接触部14とをつなぐ連
結部16からなる。このPGA用コンタクト10におい
て、PGA用コンタクト10は高導電材料の第一・第二
接触部12,14と高弾性材料の連結部16より形成す
ることにより解決できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ICやLSI等をプリント基板に接続するためのコネクタに使用さ れるLGA・PGA用コンタクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3、4に基づいて従来のPGA用コンタクト20について説明する。図3( A)、(B)は形状の違うPGA用コンタクト20の斜視図をしたものである。 (A)は第一・第二接触部12,14ともバットピンタイプであるが、片方がバ ットピンタイプでもう一方がディップタイプのものでもよい。図4はPGA用コ ンタクト20をハウジング28に固定したコネクタ30とLSI22・プリント 基板34の断面図を示したものである。従来のPGA用コンタクト20は0.1 〜0.2mm角程度であり、コンタクト20の材料としてはリン青銅やベリリウ ム銅などが使用されている。リン青銅やベリリウム銅は純銅に対して3〜4倍バ ネ特性がよい。図3の様なバッドピンタイプのコンタクト20はLSI22・プ リント基板34に接続する場合にLSI22のランド24やプリント基板34の 基板パッド32を傷つけないために図3のように中央部が屈曲もしくは湾曲した 形状をしている。屈曲または湾曲したPGA用コンタクト20の幅は3〜4mm 程度である。PGA用コンタクト20は同一材料の0.1〜0.2mmの条材を プレス加工により図3のような形状に打ち抜き製造される。
【0003】 PGA用コンタクト20に前記のように屈曲もしくは湾曲させバネ性を持たせ ようとすると、屈曲または湾曲させた部分が細く長くなる傾向があり、電気長が 長く・導体抵抗が大きくなってしまう。そのためコネクタ30をLSI22やプ リント基板34に接続した際に第一接触部12の固定端11と第二接触部14の 固定端13とを接触させ電気長を短くする図3(B)のような形状のPGA用コ ンタクト20が用いられている。前記のような形状にすることによって確かに電 気長は短くなるが導体抵抗はコンタクト20材料に影響される。従来コンタクト 材料に使用していたリン青銅やベリリウム銅では純銅に対して導体抵抗が6〜1 0倍になってしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記に述べたように従来のコンタクト形状・コンタクト材料では電気長が長く 導体抵抗が大きく、発熱量が大きく芯数が増やせないという問題点があった。又 コネクタ30をLSI22・プリント基板34に接続させる際に一部分を接触さ せ、電気長を短くしてもコンタクト材料によって導体抵抗が大きくなってしまう 。一般的にはバネ性を良くすると導体抵抗が大きくなってしまう。つまりバネ性 と導体抵抗には相反関係がある。 本考案はコンタクト形状・コンタクト材料に関係なくバネ性のある導体抵抗の 小さいPGA用コンタクト10を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
PGA用コンタクト10は両端の第一・第二接触部12,14と第一接触部1 2と第二接触部14とをつなぐ連結部16から構成されている。連結部16は中 央部を屈曲もしくは湾曲させバネ性を持たせている。 前記PGA用コンタクト10において、PGA用コンタクト10は高導電材料 の第一・第二接触部12,14と高弾性材料の連結部16により形成することで 前記課題は容易に解決できる。材質の違う第一・第二接触部12,14と連結部 16は一体でも、別部品を後で圧着・溶着等により固定したものでもよい。一体 品というのはプレス加工する前段階で材質の違う2種類の材料を溶着等により1 つの板材にしたものをプレス加工したものである。
【0006】
【作用】
材質の違う2種類の材料でPGA用コンタクト10を構成することによって、 つまり第一・第二接触部12,14を高導電材料で連結部16を高弾性材料にす ること及びコネクタ30がLSI22もしくはプリント基板34に接続される際 に第一接触部12の固定端11と第二接触部14の固定端13とが接触する構造 にすることでPGA用コンタクト10にバネ性を持たせつつ電気長を短くし、導 体抵抗を小さくすることができる。
【0007】
【実施例】
図に基づいて本考案を用いた実施例について説明する。図1(A)、(B)は 形状の違う本考案のPGA用コンタクト10の第一実施例で、第一・第二接触部 12,14と連結部16とを一体加工したものの斜視図である。(A)は第一・ 第二接触部12,14ともにバットピンタイプのもので、(B)は片方がバット ピンタイプでもう一方がディップタイプのものを示している。図2(A)・(B )は本考案の第二実施例で第一接触部12・第二接触部14及び連結部16を別 々に加工したもので後に圧着や溶着により一体にするものであり、(A)は第一 接触部12・第二接触部14及び連結部16が別々の状態の斜視図を示したもの で、(B)は(A)の各々の部品を圧着や溶着により一体化した時の斜視図を示 したものである。従来と同様にPGA用コンタクト10は0.1〜0.2mm角 程度であり、またPGA用コンタクト10にバネ性を持たせるため図1のように 中央部を屈曲もしくは湾曲させている。その屈曲または湾曲させた部分の幅は3 〜4mm程度である。屈曲または湾曲させる量としてはPGA用コンタクト10 にバネ性を持たせられればどの程度でもよいが、コンタクトピッチのことを考え ると小さい方が望ましい。
【0008】 図1の第一実施例について説明する。第一接触部12と第二接触部14を高導 電材料で形成し、連結部16を高弾性材料で形成している。第一・第二接触部1 2,14の材料としては導体抵抗の小さい純銅などが考えられ、連結部16の材 料としてはバネ性の良いリン青銅やベリリウム銅などが推奨される。第一実施例 ではプレス加工前の条材として材質の違う高導電材料(純銅など)と高弾性材料 (リン青銅やベリリウム銅など)とを初めからレーザー加工などで張り合わせて おく。その後この張り合わせた条材をプレス加工する。その際に第一・第二接触 部12,14が高導電材料になり、連結部16が高弾性材料になるようにプレス 加工を行う。
【0009】 図2の第二実施例について説明する。第一実施例と違い第二実施例は第一・第 二接触部12,14と連結部16とを別々にプレス加工により製造し、その後別 々に製造した各々の部品を圧着または溶着により第一実施例のような形状にする 。つまり図2(A)のようだったものを図2(B)のようにする。第一実施例と 同様に第一・第二接触部12,14は高導電材料で製造し、連結部16は高弾性 材料で製造する。第一接触部12と第二接触部14は同一形状で、同一寸法にし ておけば共用することも可能である。 第一・第二実施例ともにPGA用コンタクト10の第一・第二接触部12,1 4はコネクタ30がLSI22もしくはプリント基板34に接続する際に第一接 触部12の固定端11側と第二接触部14の固定端13側とが必ず接触するよう な位置関係にする。
【0010】
【考案の効果】
材質の違う二種類の材料でPGA用コンタクト10を構成することで、つまり 第一・第二接触部12,14を高導電材料で連結部16を高弾性材料にすること によって電気長を短くし導体抵抗を小さくできるので、発熱量が小さくでき芯数 を増やすことができる。二種類の材料でできているので、PGA用コンタクト1 0にはバネ性を持たせることもできるしかつ、導体抵抗も小さくすることができ る。上記のようなことからコンタクトの形状に関係なく、バネ性のある導体抵抗 の小さいPGA用コンタクト10を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案のバットピンタイプのPGA用コ
ンタクトの斜視図を示したものである。 (B)本考案の接触部の片方がバットピンタイプで、も
う一方がディップタイプのPGA用コンタクトの斜視図
を示したものである。
【図2】(A)本考案の第二実施例で、第一・第二接触
部と連結部とを別部品にした場合の各々の部品の斜視図
を示したものである。 (B)(A)の部品を一体にしたときの斜視図を示した
ものである。
【図3】(A)従来のバットピンタイプのPGA用コン
タクトの斜視図を示したものである。 (B)コネクタがLSI・プリント基板に接続する際
に、第一接触部と第二接触部の一部が接触するPGA用
コンタクトの斜視図を示したものである。
【図4】従来のPGA用コンタクトを用いたコネクタと
プリント基板やLSIの断面図を示したものである。
【符号の説明】
10,20 PGA用コンタクト 11 第一接触部の固定端 12 第一接触部 13 第二接触部の固定端 14 第二接触部 16 連結部 18 連結部挿入穴 22 LSI 24 ランド 26 コンタクト固定穴 28 ハウジング 30 コネクタ 32 基板パッド 34 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端の第一・第二接触部と、中央部が屈
    曲もしくは湾曲しバネ性を持ち第一接触部と第二接触部
    とをつなぐ連結部とからなるPGA用コンタクトにおい
    て、 前記PGA用コンタクトは高導電材料の第一・第二接触
    部と高弾性材料の連結部より形成することを特徴とする
    PGA用コンタクト。
JP5048593U 1993-08-24 1993-08-24 Pga用コンタクト Pending JPH0716372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5048593U JPH0716372U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 Pga用コンタクト

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JP5048593U JPH0716372U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 Pga用コンタクト

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Publication Number Publication Date
JPH0716372U true JPH0716372U (ja) 1995-03-17

Family

ID=12860225

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5048593U Pending JPH0716372U (ja) 1993-08-24 1993-08-24 Pga用コンタクト

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JP (1) JPH0716372U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015076207A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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