JPH07163539A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH07163539A
JPH07163539A JP5311623A JP31162393A JPH07163539A JP H07163539 A JPH07163539 A JP H07163539A JP 5311623 A JP5311623 A JP 5311623A JP 31162393 A JP31162393 A JP 31162393A JP H07163539 A JPH07163539 A JP H07163539A
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JP
Japan
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magnetic field
coil
generating means
gradient magnetic
field generating
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Application number
JP5311623A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kobayashi
靖宏 小林
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MRI装置計測時発生する傾斜磁場コイルの
振動による騒音を低減することにより、患者に精神的プ
レッシャーや心理的不安を与えないようにする。 【構成】 X軸傾斜磁場コイル41x及びY軸傾斜磁場
コイル41yの各ベース部材42に加工された傾斜磁場
発生パターンに沿った溝42’の内面に、振動吸収体4
4を配置した上で、溝内に銅線43を埋め込み、更に銅
線43を振動吸収体44で蔽う。このようなコイル41
x及び41yを振動吸収体45を介して接続する。ま
た、ヘルムホルツ型のZ軸傾斜コイルの固定部材の内側
にも振動吸収体を配置し固定する。これにより、傾斜磁
場コイル駆動時の振動がベース部材42を打撃して騒音
を発生するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石を用い核磁気
共鳴(NMR)現象を利用して被検体の検査部位の断層
像を得る磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置
という)に係わり、特に、計測中に発生する騒音を低減
すると共に患者に与える精神的プレッシャーを軽くし、
リラックスして計測に臨んでもらうために好適なMRI
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、NMR現象を利用して被
検体中の所望の検査部位における核スピンの密度分布、
緩和時間分布等を計測してその計測信号を演算処理し、
検査部位の断層像として画像表示するものである。ここ
で、人体などの空間的に広い範囲を計測対象とする場合
には、直径30〜50cmの球空間からなる計測空間内に
おいて0.05〜2T(テスラ)程度の静磁場を数10
ppm以下の均一度で発生させる磁界発生装置が必要であ
り、磁界発生装置として永久磁石を用いたMRI装置が
一般的である。
【0003】このようなMRI装置は、図4に示すよう
に、被検体が入り得る空隙Aを形成して対向配置された
一対の永久磁石11a、11bおよびこれらの永久磁石
11a、11bを磁気的に結合する継鉄12a、12b
ならびに永久磁石11a、11bの空隙A側の対向面に
それぞれ固着され均一磁界を発生するための磁極片13
a、13bを有する静磁界発生磁気回路と、磁極片13
a、13bの内側に近接配置され磁極片13a、13b
による均一磁界に加算する傾斜磁界を発生する傾斜磁場
コイル40a、40bと、この傾斜磁場コイル40a、
40bの内側にて空隙A内の被検体に高周波磁場(電磁
波)を印加する照射コイル50と、被検体から放出され
る核磁気共鳴信号を受信する受信コイル60と、静磁界
発生磁気回路の温度を一定に保つ温度調整手段70とを
備えている。
【0004】ここで、傾斜磁場コイルは、X軸コイル、
Y軸コイル及びZ軸コイルの3種類で構成されており、
このうちX軸コイル及びY軸コイルは、非磁性かつ電気
絶縁性を有するベース部材の両面に形成された各溝に銅
線を埋め込むことにより構成されている。両面の溝は、
それぞれ傾斜磁場発生パターンに沿って加工され、X軸
コイルとY軸コイルとは直交するように形成されてい
る。一方、Z軸コイルは、薄い絶縁物で被覆された銅線
を円形に数ターン巻くことによりヘルムホルツ形コイル
を形成し、これを非磁性かつ電気絶縁性の固定部材でネ
ジ止めすることにより構成されていた。
【0005】このように構成されるMRI装置において
は、所定のパルスシーケンスに従っ傾斜磁場コイル40
a、40bに間欠的電流を流すことにより、傾斜磁場を
発生させるとともに照射コイル50を駆動して高周波パ
ルスを印加することにより、被検体(患者)から位置情
報を持つエコー信号を検出し、画像を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで傾斜磁場コイル
を駆動するための駆動用電流は、例えばその立ち上り時
間が100A/msの時もありこれを間欠的に何度も3
軸同時に繰り返す。傾斜磁場コイルは静磁場内に配置さ
れるため、各コイルは電流が間欠的かつ急激に流される
たびに振動し、ベース部材もしくは固定用部材を打撃す
ることで大きな騒音を発生している。このような振動と
騒音は、静磁場内の空隙に置かれる患者に精神的なプレ
ッシャーを与えていた。
【0007】ところで、エコー信号を得るためのシーケ
ンスとして、従来よりスピンの結像に180度高周波パ
ルスを用いるスピンエコー法が一般的採用されてきた
が、最近のMRI装置では、高速撮影や患者のスループ
ットの向上が要求されるようになり、これに伴い傾斜磁
場の反転を利用するグラジェントエコー法のシーケンス
が、広く行われるようになった。グラジェントエコー法
のシーケンスでは、傾斜磁場コイル40a、40bに印
加される電流が大きくなるとともに、その使用頻度(デ
ューティー)も高くなってきた。
【0008】このように傾斜磁場コイルに流す電流が増
大すると共に、振動による騒音も比例して増大し、磁気
回路内に収納されている患者への精神的プレッシャー、
心理的不安定は増大する一方である。この騒音は従来技
術のようにベース部材に溝加工を施して銅線を埋めた
り、固定部材でネジ止めすることのみではほとんど低減
されなかった。
【0009】そこで本発明は、傾斜磁場コイル駆動時の
騒音を大幅に低減し、患者がリラックスして計測に臨め
るMRI装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】目的を達成するため、本
発明の磁気イメージング装置は、被検体が入り得る空隙
を形成して対向配置された一対の永久磁石を含む静磁界
発生手段と、この静磁界発生手段の内側に近接配置され
永久磁石による均一磁界に加算される傾斜磁界を発生す
る傾斜磁場発生手段と、この傾斜磁場発生手段の内側に
て空隙内の被検体に電磁波を印加する照射コイルと、被
検体から放出される核磁気共鳴信号を受信する受信コイ
ルとを備えた磁気共鳴イメージング装置において、傾斜
磁場発生手段は、非磁性でかつ電気絶縁性を有し、傾斜
磁場発生パターンに沿って溝が形成されたベース部材
と、溝に埋め込まれる導電体とからなるコイルを有し、
導電体は振動吸収体に覆われて前記溝の内側に収納され
ているものである。また、本発明の磁気イメージング装
置は、傾斜磁場コイルとして、導電体を巻線して成るヘ
ルムホルツ型コイルと、これを固定する非磁性かつ電気
絶縁性の固定部材とからなるコイル手段を有し、固定部
材はコイルとの接触面に振動吸収体を配置して成るもの
である。
【0011】
【作用】傾斜磁場コイル駆動時に発生する振動が、振動
吸収体によって吸収され、コイルを収納するベース部材
或いは固定する固定用部材を直接打撃することなく、磁
気回路内で発生する騒音を抑制することができる。これ
により、患者に与える精神的プレッシャーを低減するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照にして説明
する。図3は本発明は適用される垂直磁場方式のMRI
装置の全体分解斜視図を示すもので、主として、被検体
が置かれる空隙Aに垂直方向の均一な静磁界を発生させ
るための静磁界発生磁気回路10と、この静磁界発生磁
気回路10を覆うガントリーカバー20とから成り、ガ
ントリーカバーは、前面のガントリーカバー21a、後
面用のガントリーカバー21b、側面用のガントリーカ
バー21cおよび上面用のガントリーカバー21dから
成っている。
【0013】静磁界発生磁気回路10の周囲には、温度
調整手段70が設けられている。温度調節手段70は、
静磁界発生回路の温度を一定に保つもので、図4に示す
ように静磁界発生磁気回路10全体を覆う例えば発泡ス
チロールやスポンジなどからなる断熱材71と、この断
熱材71の内側面に貼り付けたアルミ板72の内側に固
定された面状ヒータ73とからなる。なお、断熱材71
は、ガントリーカバー21aの開口に合せて、被検体が
空隙A内に入れるようにその中央部が開口した形となっ
ている。
【0014】静磁界発生磁気回路10は、図4の断面図
に示すように、空隙A内に静磁場を発生させるための一
対の永久磁石11a、11bと、継鉄12a、12b
と、磁極片13a、13bとを備え、一対の永久磁石1
1a、11bは、例えば円盤状に形成されており、それ
ぞれ上下の継鉄12a、12bによって支持され、両者
間に被検体が入り得る空隙Aを形成して上下に対向配置
されている。継鉄12a、12bは永久磁石11a、1
1bおよび後述の磁極片13a、13bを所定の間隔を
あけて対向配置するとともに磁路を形成するもので、例
えば横幅よりも奥行きの方が短い長方形に形成されてい
る。そして、上下の継鉄12a、12bは複数の縦の継
鉄12cによって対向支持されている。これら縦の継鉄
12cは、上下の継鉄12a、12bを所定の間隔をあ
けて対向配置するとともに永久磁石11a、11bによ
る磁路を閉じさせるもので、内部に磁束を通しやすい部
材で形成され、例えば上下の継鉄12a、12bの四隅
に1本ずつ合計4本立設されており、空隙A内に設定さ
れた計測空間を通る磁束の戻り回路をそれぞれ形成して
いる。永久磁石11a、11bの空隙A側の対向面に
は、それぞれ磁極片13a、13bが磁気的および機械
的に固着されている。磁極片13a、13bは、空隙A
内の所定の領域に設定され被検体の検査部位が入る計測
空間における静磁場の均一性を高めるものであり、ほぼ
円盤状に形成されるとともにその周辺部には環状突起を
設けて構成されている。
【0015】傾斜磁場発生手段である傾斜磁場コイル4
0a、40bは、図5(a)、(b)に示すように静磁
界発生磁気回路10の磁極片13a、13bの環状突起
13’に固定片15a及び15bを介してねじ止めさ
れ、空隙A側に面して配置されている。尚、図5におい
て傾斜磁場コイルは、磁極片13a側のみを示したが、
磁極片13b側も同様の構成である。傾斜磁場コイル4
0a、40bは、磁極片13a、13bによる均一な静
磁界に加算する傾斜磁界を発生するもので、X軸方向、
Y軸方向及びZ軸方向の互いに直交する方向に傾斜磁界
を発生するために3種類のコイル(X軸コイル41x、
Y軸コイル41y及びZ軸コイル41z)を備えてい
る。これらコイルの傾斜磁界を加えることにより、被検
体から発生するエコー信号に位置情報を与え、磁界の大
きさ、即ち位置に対応した共鳴周波数を発生させるよう
になっている。
【0016】傾斜磁場コイル40a、40bの内側に
は、照射コイル50が設けられている。照射コイル50
は、空隙A内に位置する被検体に核磁気共鳴を起こさせ
るための電磁波を印加するもので、空隙Aの周囲をかこ
む円筒状に形成されている。受信コイル60は、被検体
から放出される核磁気共鳴信号を受信するもので、空隙
Aに位置する被検体の周りを覆うようにして形成されて
いる。
【0017】傾斜磁場コイルのうち、X軸コイル41x
及びY軸コイル41yは、図1(a)、(b)に示すよ
うに、それぞれ非磁性でかつ電気絶縁性を有する材料か
らなるベース部材42と、このベース部材42の表面に
形成された溝42’に埋め込まれた銅線等の導電体43
とから構成されている。溝42’は、例えば断面が矩形
の幅4〜5mm程度の溝で、そこに埋め込まれた銅線43
がX方向或いはY方向の傾斜磁場を発生するような所定
のパターンに沿って形成されている。尚、図1(a)に
おいてX軸コイルを構成する銅線は実線で、Y軸コイル
を構成する銅線はその一部を点線で示している。銅線4
3は、図1(b)に示すように、この溝42’の内面に
非磁性、電気絶縁性かつ難熱性の振動吸収体44を配置
して埋め込まれ、その上に更に振動吸収体44を配置し
全体が振動吸収体44で蔽われるようにする。これによ
りコイル駆動時の銅線43の振動が直接ベース部材42
に伝わらないようにしている。このように銅線43が埋
め込まれた溝42’は更に振動吸収材料から成る板45
でカバーし全体を蔽うようにすることが好ましい。この
ような振動吸収体44及び板45の材料としては、天然
ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム等のゴム材料或い
はスポンジ等の多孔性材料のような高減衰材料が用いら
れる。
【0018】このように構成されるX軸コイル41x及
びY軸コイル41yは、互いにそのパターンが直交する
ように且つその外側に面するように貼着、一体化され
る。この場合に2つのコイル41x、41yを構成する
ベース部材42の接続部分にも振動吸収材料から成る板
45を挟み込んで固定することが好ましい。これにより
コイルの振動によるベース部材42の共振を防ぐことが
できる。尚、図ではコイル41x、41yのベース部材
42として分割したものを用いたが、単一のベース部材
42の両面にコイルを形成することもできる。
【0019】Z軸コイル41zは、薄い絶縁物で被覆さ
れた銅線を円形に数ターン巻くことにより形成されるヘ
ルムホルツ形コイルで、図2(a)、(b)に示すよう
に固定部材46を介してX軸コイル41x又はY軸コイ
ル41yのベース部材42に非磁性ネジ47によってネ
ジ止め固定されている。尚、ベース部材42と固定部材
46との間には、振動吸収材料から成る板45の他に、
絶縁性材料から成る板49を介在させることが好まし
い。固定部材46はベース部材42と同様に、非磁性か
つ電気絶縁性を有する材料からなり、Z軸コイル用銅線
41zとの間に振動吸収体48を配置して、銅線41z
が駆動され振動した時に、固定部材46及びベース部材
42を打撃しないようにしている。
【0020】このような構成において、例えば図6に示
すようなグラジェントエコー法のシーケンスでMR計測
を行う場合、照射コイル50により高周波パルス(電磁
波)100を印加するとともに傾斜磁場コイルのうち、
例えばZ軸コイルによりスライス傾斜磁場200を印加
する。次いでスライス傾斜磁場を反転させて位相エンコ
ード傾斜磁場300を印加し、傾斜磁場400の形状を
変えて信号500を得る。このシーケンスは位相エンコ
ード傾斜磁場の強度を変えて、所定の繰返し時間内に例
えば256回繰り返されることになる。
【0021】このようなグラジェントエコー法のシーケ
ンスは、高周波パルス印加によるスピンの縦磁化の回復
を待たずに連続的繰返されるので、短時間内に傾斜磁場
コイルが高頻度で駆動されることになるが、X・Y・Z
方向用コイル(銅線)が各々駆動された時に発生する振
動は、振動吸収体によって吸収されるので、MRI装置
で計測を行うたびに発生していた騒音を低減することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の磁気共鳴イメージング装置によれば、その傾斜磁
場発生手段のうち、X軸傾斜磁場コイル及びY軸傾斜磁
場コイルをそれぞれ、非磁性かつ電気絶縁性のベース部
材に形成された溝に、振動吸収体を介して導電体を埋め
込む構成とするとともに、ヘルツホルム型コイルを有す
るZ軸傾斜磁場コイルを、コイルを固定する固定部材と
の接触面に振動吸収体を配置した構成としたことによ
り、計測中に発生する騒音を低減し、患者に与える精神
的プレッシャーや心理的不安を増大させることなく、リ
ラックスして計測に臨んでもらうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMRI装置におけるX軸傾斜磁場コイ
ル及びY軸傾斜磁場コイルの一実施例を示す図で、
(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A線に沿っ
た断面図。
【図2】(a)は本発明のMRI装置におけるZ軸傾斜
磁場コイルの一実施例の一部を示す斜視図、(b)は
(a)のB−B線に沿った断面図。
【図3】MRI装置の実施例を示す分解斜視図。
【図4】図3のMRI装置の中央部の断面図。
【図5】(a)は傾斜磁場コイルの形状及び構造を示
す、(b)は(a)のC−C線に沿った断面図。
【図6】MRI装置における計測シーケンスの一例を示
す図。
【符号の説明】
10・・・・・・静磁場発生磁場回路(静磁場発生手段) 40a、40b・・・・・・傾斜磁場コイル(傾斜磁場発生手
段) 41x・・・・・・X軸傾斜磁場コイル 41y・・・・・・Y軸傾斜磁場コイル 41z・・・・・・Z軸傾斜磁場コイル 42・・・・・・ベース部材 44、45、48・・・・・・振動吸収体 46・・・・・・固定部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体が入り得る空隙を形成して対向配置
    された一対の永久磁石を含む静磁界発生手段と、前記静
    磁界発生手段の内側に近接配置され前記永久磁石による
    均一磁界に加算される傾斜磁界を発生する傾斜磁場発生
    手段と、この傾斜磁場発生手段の内側にて前記空隙内の
    被検体に電磁波を印加する照射コイルと、前記被検体か
    ら放出される核磁気共鳴信号を受信する受信コイルとを
    備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁
    場発生手段は、非磁性でかつ電気絶縁性を有し、傾斜磁
    場発生パターンに沿って溝が形成されたベース部材と、
    前記溝に埋め込まれる導電体とからなる傾斜磁場コイル
    を有し、前記導電体は振動吸収体に覆われて前記溝の内
    側に収納されていることを特徴とする磁気共鳴イメージ
    ング装置。
  2. 【請求項2】被検体が入り得る空隙を形成して対向配置
    された一対の永久磁石を含む静磁界発生手段と、前記静
    磁界発生手段の内側に近接配置され前記永久磁石による
    均一磁界に加算される傾斜磁界を発生する傾斜磁場発生
    手段と、この傾斜磁場発生手段の内側にて前記空隙内の
    被検体に電磁波を印加する照射コイルと、前記被検体か
    ら放出される核磁気共鳴信号を受信する受信コイルとを
    備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁
    場発生手段は、導電体を巻線して成るヘルムホルツ型コ
    イルと、これを固定する非磁性かつ電気絶縁性の固定部
    材とからなる傾斜磁場コイルを有し、前記固定部材は前
    記ヘルムホルツ型コイルとの接触面に振動吸収体を配置
    して成ることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
JP5311623A 1993-12-13 1993-12-13 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH07163539A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024585A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 General Electric Co <Ge> 音響減衰させた傾斜コイル
CN115553747A (zh) * 2022-04-15 2023-01-03 无锡锡州机械有限公司 一种便于辅助安装的核磁共振绕线圈支架

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