JPH07163236A - 接ぎ木クリップ - Google Patents

接ぎ木クリップ

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JPH07163236A
JPH07163236A JP5311965A JP31196593A JPH07163236A JP H07163236 A JPH07163236 A JP H07163236A JP 5311965 A JP5311965 A JP 5311965A JP 31196593 A JP31196593 A JP 31196593A JP H07163236 A JPH07163236 A JP H07163236A
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JP
Japan
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clip
opening
long groove
tip
closing
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JP5311965A
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Morikazu Mizota
盛和 溝田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接ぎ木クリップ間の絡みを簡単に解除する。 【構成】両クリップ片4,5を復元力を有するリング7
で保持している接ぎ木クリップ21において、開閉動作
を行なう開閉部3に先端から回動中心部1に向けてU状
の長溝10を設け、該開閉部3の先端部に長溝10にの
ぞむ突起9を設け、該突起9に回動中心部側から先端側
に向けて斜面8に形成してなる接ぎ木クリップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穂木と台木を接合す
る接ぎ木クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】接ぎ木クリップの開閉部に形成した長溝
の内面に矩形の突起を設けている(図6参照)。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、前
記接ぎ木クリップでは、リングが他の接ぎ木クリップの
突起を越えて長溝に入ると抜けにくい。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、接ぎ木クリ
ップ同士が絡んでも簡単にはずし易い接ぎ木クリップを
提供するものであって、つぎの技術的手段を講じた。す
なわち、回動中心部1を挾んで一方に把持部2を有し他
方に先端から回動中心部に向けて長溝10を形成した開
閉部3を有するクリップ片4,5を対向し、途中を分離
し両開閉部3を通って先端部がクリップ片4,5の背面
に設けた溝6に嵌入するリング7を設け、両開閉部3を
近付けると把持部2が開き開閉部3を遠ざけると把持部
2が閉じるように構成し、開閉部3の長溝10の内面に
先端側に向け且つ長溝10の他方の内面に接近する斜面
8を有する突起9を設けてなる接ぎ木クリップの構成と
する。
【0005】
【作用】両開閉部3を近付けると把持部2が開き、開閉
部3を遠ざけると把持部2が閉じ、この把持部2が穂木
と台木の接合部を把持する。リング7が他の接ぎ木クリ
ップの突起9を越えて回動中心側の長溝10に入ること
がある。この場合、リング7を開閉部3の先端(回動中
心部1とは反対側)に向けて引張る。すると、長溝内に
位置する突起9は先側に向けて斜面に設けているので、
リング7を他の接ぎ木クリップの長溝10から脱すこと
ができる。
【0006】
【効果】接ぎ木クリップが絡っても簡単に分離できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。まず、その構成について説明すると、接ぎ木
装置11は平面視においてクリップフィ−ダ−12を挾
んで一側に台木苗13を受ける台木苗受体14を設け、
他側に穂木苗15を受ける穂木苗受体16を設けてい
る。そして、該クリップフィ−ダ−12と台木苗受体1
4との間に台木苗13を接合位置に搬送する台木搬送装
置17を設け、クリップフィ−ダ−12と穂木苗受体1
6との間に穂木苗搬送装置18を設けている。また、台
木搬送装置17の搬送途時に台木苗13の所定位置を切
断する台木切断装置19を設け、穂木搬送装置18の搬
送途時に穂木苗15の所定位置を切断する穂木切断装置
20を設けている。
【0008】接ぎ木クリップ21は一対のクリップ片
4,5及び非連続のリング状に形成し復元力を有するリ
ング7等を備えている。そして、該クリップ片4は正面
視において回動中心部1を挾んで一方に把持面を有する
把持部2を設け他方に先端(把持部2とは反対側)から
U状の長溝10を形成した縦長の開閉部3を設け、この
回動中心部1と把持部2と開閉部3とを一体に形成して
いる。また、回動中心部1は内側に向けて膨らませて肉
厚に形成していると共に先端部を球状に形成し横方向に
軸芯を有する回動突起22を側面視において左右方向の
一側部に設け他側部に回動突起22が嵌入する凹部23
を設けている。
【0009】そして、把持部2の回動中心部1の背面に
矩形のくぼみ24を設けると共にこのくぼみ24の上方
にリング7の先端が嵌入し得る溝6を左右方向の中間部
に設けている。クリップ片5は正面視において回動中心
部1を挾んで一方に把持面を有する把持部2を設け他方
に先端(把持部2とは反対側)からU状の長溝10を形
成した縦長の開閉部3を設け、この回動中心部1と把持
部2と開閉部3とを一体に形成している。また、回動中
心部1は内側に向けて膨らませて肉厚に形成していると
共に把持面を前記クリップ片4の把持面と対向したとき
先端部を球状に形成して横方向に軸芯を有しクリップ片
4の凹部23に嵌入する回動突起22を側面視において
一側部に設け他側部にクリップ片4の回動突起22が嵌
入する凹部23を設けている。
【0010】25はクリップ片4,5の開閉部3の先端
側(回動中心部1とは反対側)の各内面に複数個設けた
突起である。突起9は一方のクリップ(実施例ではクリ
ップ4)の開閉部3の先端側で且つ長溝10に突出して
設けている。そして、該突起9は回動中心部側から先端
側に向けて斜面8に形成し、先端側はほぼ垂直な面に形
成している。
【0011】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、接ぎ木クリップ21の製作について説明すると、両
クリップ片4,5の把持面を対向しクリップ片4,5の
各回動突起22を相手方の凹部23に嵌入し、リング7
を両クリップ片4,5の長溝10を通って先端部をクリ
ップ片4の溝6とクリップ片5の溝6に嵌入する。する
と、両クリップ片4,5の把持部2はリング7の力によ
り回動中心部1を中心に内側に回動し両把持面は接触す
る。
【0012】つぎに、接ぎ木苗の穂木と台木の接合部を
把持する場合について説明する。まず、多数の接ぎ木ク
リップ21をクリップフィ−ダ−12に供給し駆動する
と、接ぎ木クリップ21は接合側に送られて一列に整列
する。そして、作業者は台木苗受体14に台木苗13を
供給し穂木苗受体16に穂木苗15を供給し作業スイッ
チ(図示せず)を「ON」にすると、台木搬送装置17
は台木苗13を把持して接合側に搬送し穂木搬送装置1
8は穂木苗15を把持して接合側に搬送する。
【0013】そして、この搬送途時において、台木苗1
3は台木切断装置19により所定の位置を切断され、穂
木苗15は穂木切断装置20により所定の位置を切断さ
れる。そして、接合位置に達したとき、台木苗13と穂
木苗15の接合面は合わされた状態になっている。つづ
いて、接ぎ木クリップ21は送り出されて把持部2の把
持面が台木苗13と穂木苗15の接合面を把持し接ぎ木
作業を終える(図4参照)。
【0014】接ぎ木クリップ21のリング7が別の接ぎ
木クリップ21の長溝10に入ることがある(図6参
照)。従来考えられていた接ぎ木クリップは図5に示す
ように突起9を設け長溝内に入り難い構成としている
が、一旦入ると突起9の回動中心部側の面はほぼ垂直な
面に形成しているので長溝外に取り外すことは困難であ
った。
【0015】この実施例では、突起9を斜面に設けてい
るので、リング7を斜面8に沿って先端側に引張ると長
溝10から簡単に外すことができ接ぎ木クリップ21の
ロスを防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 接ぎ木装置の平面図。
【図2】 接ぎ木クリップの正面図。
【図3】 接ぎ木クリップの側面図。
【図4】 接ぎ木苗の外観図。
【図5】 接ぎ木クリップが絡んだ図。
【図6】 一部切除した従来の接ぎ木クリップの側面
図。
【符号の説明】
1 回動中心部 2 把持部 3 開閉部 4 クリップ片 5 クリップ片 6 溝 7 リング 8 斜面 9 突起 10 長溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動中心部1を挾んで一方に把持部2を
    有し他方に先端から回動中心部に向けて長溝10を形成
    した開閉部3を有するクリップ片4,5を対向し、途中
    を分離し両開閉部3を通って先端部がクリップ片4,5
    の背面に設けた溝6に嵌入するリング7を設け、両開閉
    部3を近付けると把持部2が開き開閉部3を遠ざけると
    把持部2が閉じるように構成し、開閉部3の長溝10の
    内面に先端側に向け且つ長溝10の他方の内面に接近す
    る斜面8を有する突起9を設けてなる接ぎ木クリップ。
JP31196593A 1993-12-13 1993-12-13 接ぎ木クリップ Expired - Fee Related JP3261835B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205547A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Iseki & Co Ltd 接木クリップ

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JP2012205547A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Iseki & Co Ltd 接木クリップ

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