JPH07312978A - 接ぎ木クリップ - Google Patents
接ぎ木クリップInfo
- Publication number
- JPH07312978A JPH07312978A JP6108522A JP10852294A JPH07312978A JP H07312978 A JPH07312978 A JP H07312978A JP 6108522 A JP6108522 A JP 6108522A JP 10852294 A JP10852294 A JP 10852294A JP H07312978 A JPH07312978 A JP H07312978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- spring
- clip
- long groove
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接ぎ木クリップの組み立てを容易にし生産能率
を高める。 【構成】回動中心部１を挾んで一方に内側を把持面とし
た把持部２を有し他方に縦長の開閉部３を有するクリッ
プ片４，５を対向し、該開閉部３の中央部に先端から把
持部２との接続部にかけてスプリング溝６を設け、該ス
プリング溝６の延長線上で且つ把持部２の外面に長溝７
を設け、該長溝上に長溝７の深さよりも大きい深さを有
すると共にスプリング８の先端が入る溝９を設けてなる
接ぎ木クリップ。
を高める。 【構成】回動中心部１を挾んで一方に内側を把持面とし
た把持部２を有し他方に縦長の開閉部３を有するクリッ
プ片４，５を対向し、該開閉部３の中央部に先端から把
持部２との接続部にかけてスプリング溝６を設け、該ス
プリング溝６の延長線上で且つ把持部２の外面に長溝７
を設け、該長溝上に長溝７の深さよりも大きい深さを有
すると共にスプリング８の先端が入る溝９を設けてなる
接ぎ木クリップ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、切断した穂木と台木
の接合部を把持する接ぎ木クリップに関する。
の接合部を把持する接ぎ木クリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】把持部２の外面にスプリングの先端が入
る溝を設けた構成である。
る溝を設けた構成である。
【０００３】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、前
記手段ではスプリングを所定位置に設けるのに手間を要
し、接ぎ木クリップの生産効率が低い。
記手段ではスプリングを所定位置に設けるのに手間を要
し、接ぎ木クリップの生産効率が低い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、組み立てが
容易である接ぎ木クリップを提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、回動中心部１を挾
んで一方に把持部２を有し他方に開閉部３を有するクリ
ップ片４，５を対向し、該開閉部３に先端から把持部２
に向けてスプリング溝６を設け、該スプリング溝６の延
長線上で且つ把持部２の外面に長溝７を設け、該長溝上
に長溝７の深さよりも大きい深さを有すると共にスプリ
ング８の先端が入る溝９を設けてなる接ぎ木クリップの
構成とする。
容易である接ぎ木クリップを提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、回動中心部１を挾
んで一方に把持部２を有し他方に開閉部３を有するクリ
ップ片４，５を対向し、該開閉部３に先端から把持部２
に向けてスプリング溝６を設け、該スプリング溝６の延
長線上で且つ把持部２の外面に長溝７を設け、該長溝上
に長溝７の深さよりも大きい深さを有すると共にスプリ
ング８の先端が入る溝９を設けてなる接ぎ木クリップの
構成とする。
【０００５】
【作用】まず、クリップ片４，５の回動中心部１を合わ
せる。つぎに、スプリング８を開閉部３のスプリング溝
６に入れてから把持部側に押し込んで先端部を把持部２
の長溝７に入れる。そして、スプリング８を押し込み方
向とは反対側の方向に引張ると、スプリング８の先端部
は長溝７に沿って移動して溝９に入り接ぎ木クリップの
組み立てを完了する。
せる。つぎに、スプリング８を開閉部３のスプリング溝
６に入れてから把持部側に押し込んで先端部を把持部２
の長溝７に入れる。そして、スプリング８を押し込み方
向とは反対側の方向に引張ると、スプリング８の先端部
は長溝７に沿って移動して溝９に入り接ぎ木クリップの
組み立てを完了する。
【０００６】
【効果】クリップ片４，５に対してスプリング８を押し
引きすることにより接ぎ木クリップを簡単に組み立てる
ことができ生産効率の向上を図れる。
引きすることにより接ぎ木クリップを簡単に組み立てる
ことができ生産効率の向上を図れる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、接ぎ木ク
リップ１０は一対のクリップ片４，５及び非連続のリン
グ状に形成したスプリング８等を備えている。そして、
該クリップ片４，５は正面視において回動中心部１を挾
んで一方に把持面を有する把持部２を設け他方に縦長の
開閉部３を設け、この回動中心部１と把持部２と開閉部
３とを一体に形成している。また、該回動中心部１は内
側に向けて膨らませて肉厚に形成していると共に先端部
を球状に形成し横方向に軸芯を有する回動突起１１を側
面視において左右方向の中間部に一体に設けている。
明する。まず、その構成について説明すると、接ぎ木ク
リップ１０は一対のクリップ片４，５及び非連続のリン
グ状に形成したスプリング８等を備えている。そして、
該クリップ片４，５は正面視において回動中心部１を挾
んで一方に把持面を有する把持部２を設け他方に縦長の
開閉部３を設け、この回動中心部１と把持部２と開閉部
３とを一体に形成している。また、該回動中心部１は内
側に向けて膨らませて肉厚に形成していると共に先端部
を球状に形成し横方向に軸芯を有する回動突起１１を側
面視において左右方向の中間部に一体に設けている。
【０００８】そして、把持部２の背面の中央部において
開閉部３との接続部から先端間に長溝７を設けると共に
この長溝７の中間部に長溝７の深さよりも大きい（深
い）深さを有しスプリング８の先端が入る溝９を設けて
いる。また、把持部２の把持面側には回動中心部１から
先端部に向けて連続する下りのＲ状の面、平面部、上り
のＲ状の面を有するくぼみ１２を設けており、さらにこ
の上りのＲ状の面の先端に連続してくぼみ１３を設けて
なる把持歯１４と、回動中心部１から先端部に向けてく
状のくぼみ１５を有する把持歯１６とを側面視において
交互に設けている。
開閉部３との接続部から先端間に長溝７を設けると共に
この長溝７の中間部に長溝７の深さよりも大きい（深
い）深さを有しスプリング８の先端が入る溝９を設けて
いる。また、把持部２の把持面側には回動中心部１から
先端部に向けて連続する下りのＲ状の面、平面部、上り
のＲ状の面を有するくぼみ１２を設けており、さらにこ
の上りのＲ状の面の先端に連続してくぼみ１３を設けて
なる把持歯１４と、回動中心部１から先端部に向けてく
状のくぼみ１５を有する把持歯１６とを側面視において
交互に設けている。
【０００９】クリップ片４の開閉部３は先部を基部（回
動中心部１と一体部分）よりも横方向に偏位するべく斜
設していると共に側面視において前記溝９の内径とほぼ
同じ幅を有するスプリング溝６を上下方向に設けて左右
２片に分離している。なお、該スプリング溝６は上下方
向において長溝７とほぼ同一ライン上に設けている。１
７は開閉部３の先部の一片の内面からスプリング溝６に
突出する突起であり、１８はその先部の両片の内面に設
けた突起である。
動中心部１と一体部分）よりも横方向に偏位するべく斜
設していると共に側面視において前記溝９の内径とほぼ
同じ幅を有するスプリング溝６を上下方向に設けて左右
２片に分離している。なお、該スプリング溝６は上下方
向において長溝７とほぼ同一ライン上に設けている。１
７は開閉部３の先部の一片の内面からスプリング溝６に
突出する突起であり、１８はその先部の両片の内面に設
けた突起である。
【００１０】クリップ片５は正面視において回動中心部
１を挾んで一方に把持面を有する把持部２を設け他方に
縦長の開閉部３を設け、この回動中心部１と把持部２と
開閉部３とを一体に形成している。また、回動中心部１
は内側に向けて膨らませて肉厚に形成していると共に前
記クリップ片４の回動突起１１が嵌入し得る回動突起孔
１９を側面視において左右方向の中間部に設けている。
１を挾んで一方に把持面を有する把持部２を設け他方に
縦長の開閉部３を設け、この回動中心部１と把持部２と
開閉部３とを一体に形成している。また、回動中心部１
は内側に向けて膨らませて肉厚に形成していると共に前
記クリップ片４の回動突起１１が嵌入し得る回動突起孔
１９を側面視において左右方向の中間部に設けている。
【００１１】該クリップ片５の把持部２の回動中心部１
の背面の中央部において開閉部３との接続部から先端間
に長溝７を設けると共にこの長溝７の中間部に長溝７の
深さよりも深く且つスプリング８の先端が入る溝９を設
けている。また、把持部２の把持面側には回動中心部１
から先端部に向けて連続する下りのＲ状の面、平面部、
上りのＲ状の面を有するくぼみ１２を設けており、さら
にこの上りのＲ状の面の先端に連続してくぼみ１３を設
けてなる把持歯１４と、回動中心部１から先端部に向け
てく状のくぼみ１５を有する把持歯１６とを側面視にお
いて交互に設けている。
の背面の中央部において開閉部３との接続部から先端間
に長溝７を設けると共にこの長溝７の中間部に長溝７の
深さよりも深く且つスプリング８の先端が入る溝９を設
けている。また、把持部２の把持面側には回動中心部１
から先端部に向けて連続する下りのＲ状の面、平面部、
上りのＲ状の面を有するくぼみ１２を設けており、さら
にこの上りのＲ状の面の先端に連続してくぼみ１３を設
けてなる把持歯１４と、回動中心部１から先端部に向け
てく状のくぼみ１５を有する把持歯１６とを側面視にお
いて交互に設けている。
【００１２】図７のクリップ片４，５は開閉部３を回動
中心部１側に設けている。この構成では接ぎ木クリップ
１０を組み立てるとき、スプリング溝６を通したスプリ
ング８を回動（移動）し易くなり組み立て作業を容易化
でき、接ぎ木クリップ１０の生産効率を高め得る。図８
の接ぎ木クリップ１０はクリップ片４，５の長さＡが組
み立て後の両開閉部３の先端間Ｂよりも大きく（実施例
ではＡ≧１．３Ｂ）設けている。従来の接ぎ木クリップ
ほぼ正三角形であったために横方向き（把持部２が送り
方向に対して横方向）に供給され詰りを生じることがあ
ったが、この構成によりこの問題を解決し得る。
中心部１側に設けている。この構成では接ぎ木クリップ
１０を組み立てるとき、スプリング溝６を通したスプリ
ング８を回動（移動）し易くなり組み立て作業を容易化
でき、接ぎ木クリップ１０の生産効率を高め得る。図８
の接ぎ木クリップ１０はクリップ片４，５の長さＡが組
み立て後の両開閉部３の先端間Ｂよりも大きく（実施例
ではＡ≧１．３Ｂ）設けている。従来の接ぎ木クリップ
ほぼ正三角形であったために横方向き（把持部２が送り
方向に対して横方向）に供給され詰りを生じることがあ
ったが、この構成によりこの問題を解決し得る。
【００１３】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、接ぎ木クリップ１０の製作について説明すると、両
クリップ片４，５の把持面を対向しクリップ片４の回動
突起１１をクリップ片５の回動突起孔１９に嵌入する。
そして、スプリング８を両クリップ片４，５の開閉部３
のスプリング溝６を通して把持部２の先端側に押し込
む。そして、スプリング８の先端部を長溝７に入れ（既
に入っている場合もある）、つぎに前記押し込み方向と
は反対側の方向に引張ると、スプリング８の先端部は長
溝７の中間部にある溝９に入る。このように、スプリン
グ８の押し引き動作により所定位置に位置し得るので接
ぎ木クリップ１０の組み立てが容易になり、接ぎクリッ
プ１０の生産能率を高めることができる。
ず、接ぎ木クリップ１０の製作について説明すると、両
クリップ片４，５の把持面を対向しクリップ片４の回動
突起１１をクリップ片５の回動突起孔１９に嵌入する。
そして、スプリング８を両クリップ片４，５の開閉部３
のスプリング溝６を通して把持部２の先端側に押し込
む。そして、スプリング８の先端部を長溝７に入れ（既
に入っている場合もある）、つぎに前記押し込み方向と
は反対側の方向に引張ると、スプリング８の先端部は長
溝７の中間部にある溝９に入る。このように、スプリン
グ８の押し引き動作により所定位置に位置し得るので接
ぎ木クリップ１０の組み立てが容易になり、接ぎクリッ
プ１０の生産能率を高めることができる。
【００１４】この接ぎ木クリップ１０を使って接ぎ木作
業を行う場合には、まず、クリップ片４，５の開閉部３
を接近する側に移動する。すると、把持部２の把持歯１
６は回動中心部１を中心に外側（離れる方向側）に移動
し開く。そして、把持部２が所定位置に移動したときに
開閉部３への押圧を解除すると、スプリング８の復元力
により両把持歯１４，１６は接近して穂木と台木の接合
面を把持し接ぎ木作業を完了する。
業を行う場合には、まず、クリップ片４，５の開閉部３
を接近する側に移動する。すると、把持部２の把持歯１
６は回動中心部１を中心に外側（離れる方向側）に移動
し開く。そして、把持部２が所定位置に移動したときに
開閉部３への押圧を解除すると、スプリング８の復元力
により両把持歯１４，１６は接近して穂木と台木の接合
面を把持し接ぎ木作業を完了する。
【図１】 把持部が閉じた接ぎ木クリップの正面図。
【図２】 把持部が開いた接ぎ木クリップの正面図。
【図３】 一方のクリップ片の正面図。
【図４】 一方のクリップ片の側面図。
【図５】 他方のクリップ片の正面図。
【図６】 他方のクリップ片の側面図。
【図７】 接ぎ木クリップの他の実施例の正面図。
【図８】 接ぎ木クリップの他の実施例の正面図。
１ 回転中心部 ２ 把持部 ３ 開閉部 ４ クリップ片 ５ クリップ片 ６ スプリング溝 ７ 長溝 ８ スプリング ９ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】 回動中心部１を挾んで一方に把持部２を
有し他方に開閉部３を有するクリップ片４，５を対向
し、該開閉部３に先端から把持部２に向けてスプリング
溝６を設け、該スプリング溝６の延長線上で且つ把持部
２の外面に長溝７を設け、該長溝上に長溝７の深さより
も大きい深さを有すると共にスプリング８の先端が入る
溝９を設けてなる接ぎ木クリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6108522A JPH07312978A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 接ぎ木クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6108522A JPH07312978A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 接ぎ木クリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312978A true JPH07312978A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14486941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6108522A Pending JPH07312978A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 接ぎ木クリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07312978A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1498021A1 (fr) * | 2003-07-17 | 2005-01-19 | Esox | Pince et installation pour le traitement de plants de vigne |
| CN105880958A (zh) * | 2015-01-22 | 2016-08-24 | 张仕亮 | 全自动嫁接夹组装机及组装嫁接夹的方法 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP6108522A patent/JPH07312978A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1498021A1 (fr) * | 2003-07-17 | 2005-01-19 | Esox | Pince et installation pour le traitement de plants de vigne |
| FR2857558A1 (fr) * | 2003-07-17 | 2005-01-21 | Esox | Pince et installation pour le traitement de plants de vigne |
| CN105880958A (zh) * | 2015-01-22 | 2016-08-24 | 张仕亮 | 全自动嫁接夹组装机及组装嫁接夹的方法 |
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