JPH07162335A - データキャリヤシステム - Google Patents

データキャリヤシステム

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JPH07162335A
JPH07162335A JP30540493A JP30540493A JPH07162335A JP H07162335 A JPH07162335 A JP H07162335A JP 30540493 A JP30540493 A JP 30540493A JP 30540493 A JP30540493 A JP 30540493A JP H07162335 A JPH07162335 A JP H07162335A
Authority
JP
Japan
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responder
interrogator
wave
amplitude
response
Prior art date
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Pending
Application number
JP30540493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akirou Shiyoukaku
彰朗 正角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信可能範囲内に複数の応答器が存在する場
合であっても、どの応答器からの返信であるかを特定
(区別)し、正常な通信を可能とすること。 【構成】 データキャリヤシステム10において、質問
器20からN台の応答器30のそれぞれに対する送信エ
ネルギーが応答器30毎に定めた応答器識別信号で振幅
変調され、応答器30は質問器20からの送信エネルギ
ーの検波出力の振幅が当該応答器30に対応するもので
あるときにのみ、返信するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータキャリヤシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭52-150937 号公報、特開平
4-147082号公報に記載の如く、応答器から送信される識
別情報を含んだ応答電波を質問器で受信し、通信を非接
触で行なうようにしたデータキャリヤシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、通信可能範囲内に応答器が単一で存在する場合は
問題ないものの、複数の応答器が存在する場合、図4に
示す如く、各応答器(例えば応答器1、2)から送信さ
れる電波(応答波)が質問器に対して時間的に同時とな
るため、質問器側においては、 どの応答器からの返信であるか特定することはできな
い 正常なデータとして認識できない といった問題が生じる。
【0004】本発明は、通信可能範囲内に複数の応答器
が存在する場合であっても、どの応答器からの返信であ
るかを特定(区別)し、正常な通信を可能とすることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、高周波電力を電磁波の質問波として送信する質問器
と、質問器からの送信電力をアンテナにより受信し、そ
の電力を用いて内部回路を作動させ、内部の情報によっ
て変調された電波の応答波を質問器に返信する応答器と
を有してなるデータキャリヤシステムにおいて、質問器
からN台の応答器のそれぞれに対する送信エネルギーが
応答器毎に定めた応答器識別信号で振幅変調され、応答
器は質問器からの送信エネルギーの検波出力の振幅が当
該応答器に対応するものであるときにのみ、返信するよ
うにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、高周波電力を
電磁波の質問波として送信する質問器と、質問器からの
送信電力をアンテナにより受信し、その電力を用いて内
部回路を作動させ、内部の情報によって変調された電波
の応答波を質問器に返信する応答器とを有してなるデー
タキャリヤシステムにおいて、質問器からN台の応答器
のそれぞれに対する送信エネルギーが応答器毎に定めた
応答器識別信号で周波数変調され、応答器は質問器から
の送信エネルギーの検波出力の周波数が当該応答器に対
応するものであるときにのみ、返信するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、下記(1) の
作用がある(図1(A))。 (1) 図1に応答器が 3個の場合を示す。質問器は 3台の
応答器のそれぞれについて、搬送波を応答器識別信号で
振幅変調(AM変調質問波)して順次送信する。
【0008】応答器は質問器からの送信エネルギーの検
波出力の振幅が当該応答器に対応するものであるときに
のみ、返信する。即ち、応答器1は第1番目の質問波
()の後返信(応答波)を返し、応答器2は第2番目
の質問波()の後返信(応答波)を返し、応答器3は
第3番目の質問波()の後返信(応答波)を返す。
【0009】このように、通信可能距離内に複数の応答
器が存在する場合においても、質問器から指定された応
答器のみからしか応答がないため、衝突がなくなり、通
信可能な距離にある全てのデータキャリヤの応答を、正
常に受信することができる。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば、下記
(2) の作用がある(図1(B))。 (2) 質問器は 3台の応答器のそれぞれについて、搬送波
を応答器識別信号で周波数変調(FM変調質問波)して
順次送信する。
【0011】応答器は質問器からの送信エネルギーの検
波出力の周波数が当該応答器に対応するものであるとき
にのみ、返信する。即ち、応答器1は第1番目の質問波
()の後返信(応答波)を返し、応答器2は第2番目
の質問波()の後返信(応答波)を返し、応答器3は
第3番目の質問波()の後返信(応答波)を返す。
【0012】このように、通信可能距離内に複数の応答
器が存在する場合においても、質問器から指定された応
答器のみからしか応答がないため、衝突がなくなり、通
信可能な距離にある全てのデータキャリヤの応答を、正
常に受信することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明における質問波と応答波の一例
を示す波形図であり、(A)は第1実施例の波形図、
(B)は第2実施例の波形図、図2は第1実施例のブロ
ック図であり、(A)は質問器、(B)は応答器、図3
は第2実施例のブロック図であり、(A)は質問器、
(B)は応答器、図4は従来例における質問波と応答波
の発信タイミングを示す波形図である。
【0014】 (第1実施例)(図1(A)、図2)データキャリヤシ
ステム10は、図2に示す如く、1台の質問器20に対
し複数台(N台)の応答器30を有して構成される。
【0015】質問器20は、応答器毎に定めた応答器識
別信号で振幅変調されてなる高周波を発生する送信回路
部21と、高周波(質問波)を外部に出力、及び外部
(応答器30)から電波(応答波)を受信するアンテナ
22と、受信した電波を検波する受信回路部23と、全
体の動作を制御する制御回路部24と、各部への電源を
供給する電源回路部25とを有する。
【0016】応答器30は、高周波の受信、及び送信す
るアンテナ31と、受信した高周波(AM変調質問波)
を整流し電源回路部33へ伝える整流回路部32と、整
流された電力を各部へ供給する電源回路部33と、受信
した高周波(AM変調質問波)を検波する検波回路部3
4と、応答波を送信する送信回路部35と、全体の動作
を制御する制御回路部36とを有する。尚、応答器30
は、応答器毎に定めた応答器識別信号の振幅値データを
メモリしてなるROM37を備える。
【0017】データキャリヤシステム10は、質問器2
0より送信される高周波電力(AM変調質問波)を応答
器30のアンテナ31により受信する。そして、応答器
30は、質問波の電力を用いて内部回路を作動させ、既
に設定されている情報によって延長された電波(応答
波)を質問波20に返信し、通信を行なう。
【0018】このとき、データキャリヤシステム10に
あっては、質問器20からN台の応答器30のそれぞれ
に対する送信エネルギーが応答器30毎に定めた応答器
識別信号で振幅変調される(図1(A))。更に、応答
器30は、質問器20からの送信エネルギーの検波出力
の振幅が当該応答器30に対応するものであるときにの
み、返信するようになっている(図1(A))。
【0019】従って、データキャリヤシステム10は以
下の如く動作する。 (1) 質問器20から高周波電力(AM変調質問波)が送
信される。
【0020】(2) 各応答器30は、アンテナ31により
高周波電力を受信する。整流回路部32により高周波電
力を整流し、直流電力とし、これを電源回路部33へ伝
える。電源回路部33より各部に必要な電源を供給す
る。
【0021】(3) 質問器20の送信が停止する。
【0022】(4) 応答器30の検波回路部34が受信電
波を検波する。制御回路部36のADコンバータが検波
信号をデジタルに変換する。
【0023】制御回路部36のCPUがROM37に記
憶された振幅値データと、デジタル化した検波信号の振
幅値を比較する。
【0024】比較結果が略等しいとき、送信回路部35
からデータによって変調された無線信号(応答波)が送
信される。
【0025】(5) 質問器20がアンテナ22により応答
波を受信し受信回路部23にて検波し、制御回路部24
へ伝える。制御回路部24により返信があったことを知
る。
【0026】この第1実施例にあっては、検波回路部3
4、振幅値データROM37を備えることにより、質問
器20から指定された応答器30のみが反応する。ま
た、この実施例では検波後の出力をAD変換して利用し
ているが、充分に高速なADコンバータがあれば、高周
波電力を直接AD変換して比較しても良い。
【0027】この第1実施例によれば、通信可能距離内
に複数の応答器30が存在する場合においても、質問器
20からの送信エネルギーの変調度により、質問器20
から指定された応答器30のみからしか応答がないた
め、衝突がなくなり、通信可能な距離にある全てのデー
タキャリヤの応答を、正常に受信することができる。そ
のため、複数のデータキャリヤが近接して存在すること
が想定されるアプリケーションにも、データキャリヤを
用いることが可能になる。
【0028】 (第2実施例)(図1(B)、図3)データキャリヤシ
ステム40が、前記データキャリヤシステム10と異な
る点は、質問器20からの送信エネルギーの変調周波数
により、質問器20が指定している応答器30を識別す
るものとしたことにある。
【0029】このため、応答器30のROM37は、応
答器毎に定めた応答器識別信号の周波数データをメモリ
されている。
【0030】即ち、データキャリヤシステム40にあっ
ては、質問器20からN台の応答器30のそれぞれに対
する送信エネルギーが応答器30毎に定めた応答器識別
信号で周波数変調される(図1(B))。更に、応答器
30は、質問器20からの送信エネルギーの検波出力の
周波数が当該応答器30に対応するものであるときにの
み、返信するようになっている(図1(B))。
【0031】従って、データキャリヤシステム10は以
下の如く動作する。 (1) 質問器20から高周波電力(FM変調質問波)が送
信される。
【0032】(2) 各応答器30は、アンテナ31により
高周波電力を受信する。整流回路部32により高周波電
力を整流し、直流電力とし、これを電源回路部33へ伝
える。
【0033】電源回路部33より各部に必要な電源を供
給する。
【0034】(3) 質問器20の送信が停止する。
【0035】(4) 応答器30の検波回路部34が受信電
波を検波する。制御回路部36のADコンバータが検波
信号をデジタルに変換する。
【0036】制御回路部36のCPUがROM37に記
憶された周波数データと、デジタル化した検波信号の周
波数を比較する。
【0037】比較結果が略等しいとき、送信回路部35
からデータによって変調された無線信号(応答波)が送
信される。
【0038】(5) 質問器20がアンテナ22により応答
波を受信し受信回路部23にて検波し、制御回路部24
へ伝える。
【0039】制御回路部24により返信があったことを
知る。
【0040】この第2実施例にあっては、検波回路部3
4、周波数データROM37の追加により、質問器20
から指定された応答器30のみが反応する。また、この
実施例では検波後の出力をAD変換して利用している
が、充分に高速なADコンバータがあれば、高周波電力
を直接AD変換して比較しても良い。また周波数の判定
は、FFTを用いてもよいし、波形とROMデータの比
較から行なっても良い。
【0041】この第2実施例によれば、通信可能距離内
に複数の応答器30が存在する場合においても、質問器
20からの送信エネルギーの変調周波数により、質問器
20から指定された応答器30のみからしか応答がない
ため、衝突がないため、衝突がなくなり、通信可能な距
離にある全てのデータキャリヤの応答を、正常に受信す
ることができる。そのため、複数のデータキャリヤが近
接して存在することが想定されるアプリケーションに
も、データキャリヤを用いることが可能になる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通信可能
範囲内に複数の応答器が存在する場合であっても、どの
応答器からの返信であるかを特定(区別)し、正常な通
信を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における質問波と応答波の一例を
示す波形図であり、(A)は第1実施例の波形図、
(B)は第2実施例の波形図である。
【図2】図2は第1実施例のブロック図であり、(A)
は質問器、(B)は応答器である。
【図3】図3は第2実施例のブロック図であり、(A)
は質問器、(B)は応答器である。
【図4】図4は従来例における質問波と応答波の発信タ
イミングを示す波形図である。
【符号の説明】
10 データキャリヤシステム 20 質問器 21、35 送信回路部 22 アンテナ 23 受信回路部 24、36 制御回路部 25、33 電源回路部 30 応答器 31 アンテナ 32 整流回路部 34 検波回路部 37 ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電力を電磁波の質問波として送信
    する質問器と、 質問器からの送信電力をアンテナにより受信し、その電
    力を用いて内部回路を作動させ、内部の情報によって変
    調された電波の応答波を質問器に返信する応答器とを有
    してなるデータキャリヤシステムにおいて、 質問器からN台の応答器のそれぞれに対する送信エネル
    ギーが応答器毎に定めた応答器識別信号で振幅変調さ
    れ、 応答器は質問器からの送信エネルギーの検波出力の振幅
    が当該応答器に対応するものであるときにのみ、返信す
    ることを特徴とするデータキャリヤシステム。
  2. 【請求項2】 高周波電力を電磁波の質問波として送信
    する質問器と、 質問器からの送信電力をアンテナにより受信し、その電
    力を用いて内部回路を作動させ、内部の情報によって変
    調された電波の応答波を質問器に返信する応答器とを有
    してなるデータキャリヤシステムにおいて、 質問器からN台の応答器のそれぞれに対する送信エネル
    ギーが応答器毎に定めた応答器識別信号で周波数変調さ
    れ、 応答器は質問器からの送信エネルギーの検波出力の周波
    数が当該応答器に対応するものであるときにのみ、返信
    することを特徴とするデータキャリヤシステム。
JP30540493A 1993-12-06 1993-12-06 データキャリヤシステム Pending JPH07162335A (ja)

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JP30540493A JPH07162335A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 データキャリヤシステム

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