JPH0716211B2 - 通信制御処理装置 - Google Patents

通信制御処理装置

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JPH0716211B2
JPH0716211B2 JP5018373A JP1837393A JPH0716211B2 JP H0716211 B2 JPH0716211 B2 JP H0716211B2 JP 5018373 A JP5018373 A JP 5018373A JP 1837393 A JP1837393 A JP 1837393A JP H0716211 B2 JPH0716211 B2 JP H0716211B2
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Inventor
繁 山須田
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松下電送株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階層構造を有する通信
制御手順(プロトコル)を実行するための通信制御処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の通信制御処理装置として
は、図3に示すようなものが既知である。図3におい
て、20はモデム21は回線側のインタフェース部で、
モデム信号の管理等のフィジカルプロトコルが実行され
る部分に相当する。22は通信用LSI等から成るプロ
セッサ本体で、データリンクプロトコルが実行される部
分に相当する。23はメモリで、システムバスに接続さ
れる。24はCPUインタフェース部で、ネットワーク
レーヤからアプリケーションレーヤのプロトコルが実行
される部分とのインターフェイス部である。
【0003】上記構成のプロトコルプロセッサに代表さ
れる如く、従来OSI(国際標準化機構)の7階層の下
位2レーヤ(フィジカルレーヤ,データリンクレーヤ)
については、高速動作可能な専用プロセッサが存在する
が、これらの上位レーヤ(ネットワークレーヤからアプ
リケーションレーヤ)のプロトコルの実行については、
汎用CPUによりソフトウェアで実現しており、前記下
位2レーヤと上位レーヤのインターフェース部として、
CPUのシステムバスを用いているものが殆んどであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)に代表され
るように、従来の回線速度の103〜104倍もの高速回
線が使用されるようになり、例えば電子計算機のファイ
ルやファクシミリイメージなど大容量データを高速転送
するという要求を満たすに十分な回線速度が達成される
ようになった。
【0005】ところが、現状の通信制御システムについ
てみると、 (1) プロトコル実行を前述したように汎用CPUに
頼っていること。
【0006】(2) 通信データがシステムバスを流れ
るため、これがシステムバスを専有してしまい、プロト
コルを実行するためのデータ(プロトコルデータ)の流
れを阻害すること。などに起困して、前記7階層プロト
コルを実行するためのオーバヘッドタイムが大きくな
り、通信データの実転送時間に比しプロトコル処理に要
する時間が多大となり、大量データの高速通信の実現が
妨げられていた。
【0007】そこで、本発明は、上述したような事情に
鑑みなされたもので、大量のデータを高速通信処理でき
る通信制御処理装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、階層構造を有する通信制御手順を各階層
毎に独立して実行する複数の通信制御手順処理手段と、
この通信制御手順処理手段の管理情報が入出力されるシ
ステム経路と、このシステム経路とは独立して実行すべ
き通信制御手順の内容を指示するヘッダ情報とこのヘッ
ダ情報により実行されるデータのポインタ情報とを隣接
する上下両階層の前記通信制御手順処理手段との間で直
接受け渡しする専用経路とを具備することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記構成により、各レーヤのプロトコルは他の
レーヤとは無関係に独立して実行されるので、装置制御
プロセッサの負荷は大巾に軽減され、プロトコルの高速
実行が可能となり、大量データの高速転送が実現され
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る通信制御処理装置が適用
された通信制御システムの要部を示す概略的ブロック図
で図中、1は通信制御システム全体を制御するCPU、
2,2a,2bは各レーヤのプロトコルを実行するため
のプロトコルプロセッサで、このうち2aを上位プロト
コルプロセッサ、2bを下位プロトコルプロセッサとす
る。3は各レーヤのプロトコルプロセッサ2,2a,2
b及びCPU1からアクセス可能な共有メモリ(メモリ
プール)で、このメモリプール3は、各レーヤのプロト
コルプロセッサ間でキュー構造をとり得る構成になって
おり、各レーヤのプロトコルプロセッサに共通な全デー
タ部分が格納される。
【0011】4は隣接する上下両レーヤのプロトコルプ
ロセッサ2a,2bとの間のプリミティブを授受するた
めの専用データ経路(プリミティブデータ経路)であ
る。
【0012】5は前記CPU1、プロトコルプロセッサ
2,2a,2b及び共有メモリ3にそれぞれ連繋せしめ
て設けたシステムバスで、このシステムバス5には、通
信データは流れず、例えばプロトコルプロセッサ2,2
a,2bへの動作指令情報やプロセッサ2,2a,2b
の状態告知情報等の管理データだけが流れる。
【0013】図2に前記プロトコルプロセッサ2,2
a,2bの具体的な内部構造の一例を、符号2のプロト
コルプロセッサについて示す。
【0014】図2において、21は当該プロトコルプロ
セッサ全体の動作制御を行なう制御部で、マイクロ制御
部21a及びマイクロコードRAM21b等から成る。
22は隣接する上下両レーヤのプロトコルプロセッサ2
a,2bの間でプリミティブのヘッド部分を授受し、か
つキューイングするための入出力機構部で、入出力制御
部22a及びFIFO(先入れ先出しメモリ)22b等
から成る。23はCPU1との対話を司るための汎用イ
ンタフェース部で、CPUインターフェース部23a及
び入出力レジスタ部23b等から成る。24は前記マイ
クロ制御部21a用のレジスタファイル、25は同じく
マイクロ制御21a用のカウンタ及びタイマ、26は各
レーヤのプロトコルプロセッサが競合することなく、共
有メモリ3へアクセスし得るように設けたメモリアクセ
スアーピトレーション部である。
【0015】上記構成から成る本発明の通信制御処理装
置の主たる機能を列記すると、以下の通りである。
【0016】(1) 各レーヤのプロトコルプロセッサ
2,2a,2bは、隣接する上下両レーヤのプロトコル
プロセッサ(図1の例では2,2aまたは2,2b)間
でのみ、専用データ経路4を介して、プリミティブデー
タを授受する。
【0017】(2) 各レーヤのプロトコルプロセッサ
2,2a,2bは、各々独立に実行可能である。
【0018】(3) プロトコルプロセッサの実行は、
各プロトコルプロセッサ2,2a,2b内部のマイクロ
コードRAM2bから読出されたマイクロコードによっ
て行われる。尚、このマイクロコードは種々のプロトコ
ルインプリメンテーションに対応可能なため、CPU1
等を介して外部メモリ(図示せず)から前記マイクロコ
ードRAM2bへダウンロードされる。
【0019】次に図1及び図2を参照しながら、本実施
例に基づく通信制御処理装置の動作を説明する。
【0020】先ず、システム立ち上げ時に、CPU1側
から、マイクロコードRAM21bへプロトコルインプ
リメントされたマイクロコードをダウンロードする。
【0021】レーヤのプロトコルプロセッサが実行され
る当該プロセッサ2に対しては、プリミティブのヘッダ
部分及び共有メモリ3内のデータを指すポインタ情報党
の情報(以下プリミティブ情報等と呼ぶ)がFIFO2
2bを介して渡される。このFIFOは、隣接プロセッ
サ2a,2bの処理速度の差を吸収し、かつプリミティ
ブのキューイングを実現すべく機能する。
【0022】前記プリミティブ情報等はマイクロ制御部
21aによって解釈され、レジスタファイル24をワー
クエリアとして、また必要に応じカウンタ及びタイマ2
5を使って、当該自己のレーヤプロトコルを実行する。
【0023】そして、前記マイクロ制御部21aは、先
に受取った自己のプリミティブ情報等を、上位あるいは
下位のプロトコルプロセッサ2a,2b用に作成し直
し、この作成し直されたデータを、前記上位あるいは下
位のプロトコルプロセッサ2a,2bへ、専用データ経
路(プリミティブデータ経路)4を介して流す。
【0024】上述の処理・操作が繰返されて行くことに
より、プロトコルデータは、次順各レーヤのプロトコル
が実行される。
【0025】尚、前記各レーヤのプロトコルプロセッサ
2,2a,2bは前述したところから明らかなように、
特定のCPUでなくても動作する機能を有しており、か
つ自分のプロトコルのプリミティブヘッダだけをアクセ
スすれば良いという機能を備えている。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各レーヤのプロトコルプロセッサは、各々独立にレーヤ
プロトコルを実行し、かつそのプロトコルデータは上下
両レーヤのプロトコルプロセッサ間でのみ授受されるの
で、装置制御プロセッサの負荷を大巾に軽減できる。
【0027】また、通信データはシステムバス上を流れ
ないために、該システムバスの負荷も軽減される。
【0028】従って、従来の汎用CPUによるプロトコ
ルインプリメントに比較して、高速の実行通信速度が達
成されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による通信制御処理装置が適用
された通信制御システムの要部を示す概略図
【図2】本発明の一実施例による通信制御処理装置の内
部構造の一例を示す概略図
【図3】従来の通信制御処理装置の代表を示す概略図
【符号の説明】
1 CPU(装置制御プロセッサ) 2 プロトコルプロセッサ 2a プロトコルプロセッサ 2b プロトコルプロセッサ 3 共有メモリ 4 専用データ経路(プリミティブデータ経路) 5 システムバス 21 制御部 22 入出力機構部 23 汎用インターフェース 24 レジスタファイル 25 カウンタ及びタイマ 26 メモリアクセスアーブトレーション部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造を有する通信制御手順を各階層
    毎に独立して実行する複数の通信制御手順処理手段と、
    この通信制御手順処理手段の管理情報が入出力されるシ
    ステム経路と、このシステム経路とは独立して実行すべ
    き通信制御手順の内容を指示するヘッダ情報とこのヘッ
    ダ情報により実行されるデータのポインタ情報とを隣接
    する上下両階層の前記通信制御手順処理手段との間で直
    接受け渡しする専用経路とを具備することを特徴とする
    通信制御処理装置。
JP5018373A 1993-02-05 1993-02-05 通信制御処理装置 Expired - Fee Related JPH0716211B2 (ja)

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JP60256963A Division JPH0616275B2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 プロトコルプロセツサ

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JPH05276222A JPH05276222A (ja) 1993-10-22
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