JPH07161965A - 半導体装置及び多値論理回路 - Google Patents

半導体装置及び多値論理回路

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JPH07161965A
JPH07161965A JP5310667A JP31066793A JPH07161965A JP H07161965 A JPH07161965 A JP H07161965A JP 5310667 A JP5310667 A JP 5310667A JP 31066793 A JP31066793 A JP 31066793A JP H07161965 A JPH07161965 A JP H07161965A
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JP
Japan
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layer
semiconductor device
drain
gate
alsb
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JP5310667A
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Toshio Oshima
利雄 大島
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たな動作原理に基づき、更なる高速化や低
消費電力化が可能な半導体装置と、その半導体装置を用
いた多値論理回路を提供する。 【構成】 半絶縁性InP基板10上に、能動層である
i−InAs層12、電子供給層であるn−AlSb層
14が形成され、これらi−InAs層12とn−Al
Sb層14の側壁にドレインであるNb層16が埋め込
まれている。n−AlSb層14上の左側部にはキャッ
プ層であるn−InAs層18、Auからなるソース電
極20が形成されている。n−AlSb層14上のソー
ス電極20の右側にはゲート電極22a、22bが中央
に狭い導通領域を形成するように対向して形成されてい
る。ゲート電極22a、22bとNb層16の間にはベ
ース電極24が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソースとドレインとゲ
ートとを有し、ソースから注入されドレインに向かって
流れる電子をゲートにより制御する半導体装置及びその
半導体装置を用いた多値論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体材料を用いたバイポーラトランジ
スタやFET等の三端子素子や、その三端子素子を集積
した集積回路に関する技術の発達は、近年、ほぼその限
界まで達しつつある。特に、単体素子の微細化による素
子の高速化や低消費電力化への技術の発達は物理的な限
界に近付きつつある。単体素子の微細化により素子の高
速化や低消費電力化が実現するためには、半導体材料の
物性定数もそれに応じて変化しなければならないが、そ
れに適合した物性定数の半導体材料が現実に存在するわ
けではないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、現在ある
三端子素子では、素子の高速化や低消費電力化の限界が
半導体材料の物性定数に起因した限界に近付きつつあ
り、従来の動作原理とは異なる動作原理に基づく新規な
三端子素子の出現が望まれている。本発明の目的は、新
たな動作原理に基づき、更なる高速化や低消費電力化が
可能な半導体装置を提供することにある。
【0004】本発明の他の目的は、この半導体装置を用
いた多値論理回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ソースとド
レインとゲートとを有し、ソースから注入されドレイン
に向かって流れる電子をゲートにより制御する半導体装
置において、前記ゲートは、電子の流れる流路が量子準
位が生じる大きさの量子ポイントコンタクトであり、前
記ドレインは、超伝導体材料により形成されていること
を特徴とする半導体装置によって達成される。
【0006】上記半導体装置において、前記ドレインと
前記ゲート間に、前記ソースから注入され、前記ゲート
を通過する電子に高いエネルギを与える電位を印加する
ためのベースを設けることが望ましい。上記半導体装置
を用い、前記半導体装置の前記ゲートから入力される多
値入力信号に応じて、前記半導体装置の前記ソース又は
ドレインから多値出力信号を出力して多値論理回路を構
成する。
【0007】
【作用】本発明によれば、ゲートは、電子の流れる流路
が量子準位が生じる大きさの量子ポイントコンタクトで
あり、ドレインは、超伝導体材料により形成されている
ので、現在の素子に比べて寄生容量や寄生抵抗がはるか
に小さくなり、低消費電力で高速動作が可能である。
【0008】また、本発明によれば、上記半導体装置の
特性を利用して簡単な回路構成により多値論理回路を実
現することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例による半導体装置について
図1乃至図9を用いて説明する。図1に示すように、半
絶縁性InP基板10上に能動層として約1.0μm厚
のノンドープのi−InAs層12が形成されている。
このi−InAs層12上には電子供給層として約30
〜100nm厚のn−AlSb層14が形成されてい
る。能動層であるi−InAs層12のn−AlSb層
14との下面近傍には2次元電子チャネル26が形成さ
れている。
【0010】半絶縁性InP基板10上であって、i−
InAs層12とn−AlSb層14の側壁にはドレイ
ンとして超伝導材料であるNb層16が埋め込まれてい
る。n−AlSb層14上の左側部にはキャップ層とし
て約5〜50nm厚のn−InAs層18が形成され、
このn−InAs層18上にはAuからなるソース電極
20が形成されている。
【0011】n−AlSb層14上のソース電極20の
右側にはAlからなるゲート電極22a、22bが形成
されている。ゲート電極22a、22bにより、中央に
狭い導通領域を形成するように対向している。n−Al
Sb層14上であって、ゲート電極22a、22bとN
b層16の間には、キャップ層として約5〜50nm厚
のn−InAs層18が形成され、このn−InAs層
18上にはAuからなるベース電極24が形成されてい
る。
【0012】次に、本実施例による半導体装置の製造方
法について図2及び図3を用いて説明する。まず、半絶
縁性InP基板10上に、約1.0μm厚のi−InA
s層12、約5〜50nm厚のn−AlSb層14、約
5〜50nm厚のn−InAs層18を順番に結晶成長
する(図2(a))。
【0013】次に、n−InAs層18上にレジスト
(図示せず)を塗布し、ソース電極及びベース電極を形
成する部分が開口するようにパターニングする。全面に
Auを堆積し、リフトオフにより、Auからなるソース
電極20及びベース電極24を形成する(図2
(b))。次に、ソース電極20及びベース電極24を
マスクとして、n−InAs層18を選択的にエッチン
グ除去し、n−AlSb層14を露出させる(図2
(c))。
【0014】次に、半絶縁性InP基板10のドレイン
領域である、n−AlSb層14及びi−InAs層1
2の右側部分をエッチング除去して、半絶縁性InP基
板14を露出させる(図3(d))。次に、エッチング
除去されたn−AlSb層14及びi−InAs層12
の右側部分に超伝導材料であるNb層16を埋め込む
(図3(e))。
【0015】次に、全面にレジスト(図示せず)を塗布
し、ゲート電極を形成する部分が開口するようにパター
ニングする。全面にAlを堆積し、リフトオフにより、
Alからなるゲート電極22a、22bを形成する(図
3(f))。これにより本実施例の半導体装置が完成す
る。次に、本実施例による半導体装置の動作原理につい
て図4乃至図9を用いて説明する。
【0016】本実施例の半導体装置の動作の概略につい
て説明する、前述したように。能動層であるi−InA
s層12のn−AlSb層14との下面近傍に2次元電
子チャネル26が形成されている。ソース電極20から
注入された電子は、2次元電子チャネル26を通ってド
レインであるNb層16に到達し、抵抗Rを介して電源
Vddに流れる。2次元電子チャネル26の電子の流れ
は、ゲート電極22a、22bにより制御される。
【0017】ソース電極20とベース電極24間の電圧
によりゲート電極22a、22bの両側のソース領域の
フェルミエネルギEFsとベース領域のフェルミエネル
ギEFbに差が生じ、ベース領域のフェルミエネルギE
Fbよりも高いエネルギの電子が注入される。注入され
た電子はドレインであるNb層16に達するが、そのエ
ネルギがNb層16の超伝導体エネルギギャップΔより
も高いと、そのまま注入されてドレイン電流となる。こ
れがオン状態である。
【0018】逆に、注入された電子のエネルギがNb層
16の超伝導体エネルギギャップΔよりも低いと、注入
された電子は反射されてドレイン電流は流れない。これ
がオフ状態である。したがって、ドレイン電流は、ゲー
ト電極22a、22bに印加するゲート電圧Vgにより
制御されると共に、ベース電極24に印加するベース電
圧Vbによっても制御され、三端子素子として動作が可
能となる。
【0019】次に、本実施例の半導体装置の動作原理の
詳細について説明する、本実施例では、ゲートとして量
子ポイントコンタクトを用いている。ゲート電極22
a、22bにより量子ポイントコンタクトを形成して、
電子の流れを制御している。前述したように、能動層で
あるi−InAs層12のn−AlSb層14との下面
近傍に2次元電子チャネル26が形成されている。ゲー
ト電極22a、22bに負のゲート電圧Vgを印加する
と、ゲート電極22a、22b下の領域が空乏化され、
ゲート電圧Vgが低くなると空乏化される領域がゲート
電極22a、22b下の周囲にも広がる。
【0020】ゲート電圧Vgが低くなるほど、図4
(b)に示すように、幅Wdが広くなる。一方、ゲート
電極22a、22bにより制御された2次元電子チャネ
ルの幅Wはゲート電極22a、22b間の実際の距離か
らWdの2倍を減算したものである。したがって、2次
元電子チャネルの導通領域の幅Wは、図4(c)に示す
ように、ゲート電圧Vgが低くなるほど小さくなる。
【0021】ゲート電圧Vgを制御することにより、ゲ
ート電極22a、22b下の2次元電子チャネルの実効
的な幅Wを量子的効果が生ずるように非常に狭くする
と、量子ポイントコンタクトとして量子準位が形成され
る。図5に、ゲートである量子ポイントコンタクトにお
ける導通領域の幅Wと量子準位の関係を示す。図5
(a)は、種々のゲート電圧Vgを印加した場合のエネ
ルギ準位図である。導通領域の幅Wが狭くなるほど量子
準位E0 、E1 、E2 、E3 は上昇する。すなわち、導
通領域の幅Wが狭くなると、量子準位E0 、E1
2 、E3 は、図5(b)に示すように、幅Wの逆2乗
に比例して大きくなる。
【0022】前述したように、ゲート電圧Vgにより、
ゲート電極22a、22bにおける2次元電子チャネル
の導通領域の幅Wを制御できるので、結局、ゲート電圧
Vgにより量子準位E0 、E1 、E2 、E3 の大きさを
制御することができる。本実施例の三端子素子では、図
1に示すように、ソース電極20が電源Vssに接地さ
れ、ドレインであるNb層16が抵抗Rを介して電源V
ddに接続され、ゲート電極22にゲート電圧Vgが、
ベース電極24にベース電圧Vbが印加されている。
【0023】このとき、ベース電圧Vbとして、電源V
ss、電源Vddより高い所定の電圧を印加すると、本
実施例の三端子素子のエネルギバンド図は図6に示すよ
うになる。ソース領域のフェルミエネルギEFsとベー
ス領域のフェルミエネルギEFbの間では、印加したベ
ース電圧Vb分の大きな差が形成される。したがって、
ソース領域からの電子はゲートを通過すると、高いエネ
ルギを得てホットエレクトロンとしてベース領域に注入
される。
【0024】ベース領域から超伝導体であるドレイン領
域への電子の透過係数は、図7に示すように、フェルミ
レベルEFspから測定した電子のエネルギEがギャッ
プΔを越えると飛躍的に大きくなることが知られてい
る。図6のエネルギバンド図に示すように、ベース電圧
Vbは電源Vddよりも高い電圧に設定されているか
ら、ソース領域からベース領域に注入され大きなエネル
ギを得たホットエレクトロンは、超伝導体との間のバリ
アを越えてドレイン領域に到達する。一方、ベース領域
における電子は超伝導体との間のバリアを越えることな
くベース領域に閉じ込められる。
【0025】したがって、ソース領域からゲートである
量子ポイントコンタクトを通過してベース領域に注入さ
れた電子のみが高速でドレイン領域に到達することにな
り、高速動作可能な三端子素子が実現できる。次に、本
実施例による三端子素子の出力特性について図8及び図
9を用いて説明する。
【0026】ゲート電極22a、22bに印加するゲー
ト電圧Vgが変化すると、前述した図5(a)に示す通
り、量子ポイントコンタクトにおける量子準位E0 、E
1 、E2 、E3 が変化する。ここで、量子準位E0 がフ
ェルミレベルEFになるときのゲート電圧VgをV0
量子準位E1 がフェルミレベルEFになるときのゲート
電圧VgをV1 、量子準位E2 がフェルミレベルEFに
なるときのゲート電圧VgをV2 、量子準位E3 がフェ
ルミレベルEFになるときのゲート電圧VgをV3 と定
める。
【0027】図8(a)は出力特性を示し、ゲート電圧
Vgを一定にした場合のドレイン電圧Vdとドレイン電
流Idの関係を示すグラフである。曲線Aは、Vg<V
0 の場合の出力特性を示している。図8(b)に示すよ
うに、フェルミレベルEFが量子準位E0 よりも低いの
で、電子はほとんど通過せず、ドレイン電流Idは最も
小さい。
【0028】曲線Bは、V0 <Vg<V1 の場合の出力
特性を示している。図8(b)に示すように、フェルミ
レベルEFが量子準位E0 よりも高く量子準位E1 より
も低いので、量子準位E0 の電子が通過して少し大きな
ドレイン電流Idが流れる。曲線Cは、V1 <Vg<V
2 の場合の出力特性を示している。図8(b)に示すよ
うに、フェルミレベルEFが量子準位E0 、E1 よりも
高く量子準位E2 よりも低いので、量子準位E0 、E1
の電子が通過して大きなドレイン電流Idが流れる。
【0029】曲線Dは、V2 <Vg<V3 の場合の出力
特性を示している。図8(b)に示すように、フェルミ
レベルEFが量子準位E0 、E1 、E2 よりも高く量子
準位E3 よりも低いので、量子準位E0 、E1 、E2
電子が通過して最も大きなドレイン電流Idが流れる。
図9は伝達特性を示し、ゲート電圧Vgを変化させた場
合のドレイン電流Idの変化を示すグラフである。ゲー
ト電圧Vgが低くなるとドレイン電流Idがステップ状
に変化する。すなわち、ゲート電圧Vgを制御すること
によりドレイン電流Idをステップ状に変化させること
ができる。
【0030】このように本実施例の三端子素子では、ソ
ース・ゲート間容量、ソース・ベース間容量は無視でき
るほど小さく、ゲート電圧を制御入力とすると、ベース
・ドレイン間容量は小さなゲート抵抗と超伝導体のゼロ
抵抗を通じて充電されるだけであるため動作速度に影響
を及ぼすことはない。また、本実施例の三端子素子で
は、寄生抵抗として、ドレインの寄生抵抗はゼロであ
り、ソースの寄生抵抗として広がり抵抗はシート抵抗以
下であり非常に小さく、コンタクト抵抗は無視できるほ
ど小さい。このように、本実施例の三端子素子は全ての
寄生容量、寄生抵抗が従来の三端子素子に比べて飛躍的
に小さく、しかも、小さな入力電圧で制御できるので、
超高速動作が可能である。また、電源電圧として10m
V以下のものを用いることも可能であるので、従来の三
端子素子に比べて飛躍的に低消費電力で動作させること
ができる。
【0031】次に、本発明の三端子素子を用いた多値論
理回路の具体例について図10を用いて説明する。前述
したように、本発明の三端子素子ではゲート電圧Vgの
変化に対してドレイン電流Idがステップ状に変化す
る。この性質を利用して多値論理回路を実現することが
できる。図10に多値論理回路の具体例である三値論理
回路を示す。
【0032】この三値論理回路には、図10(a)に示
すように、本発明による三端子素子30がひとつ設けら
れている。三端子素子30のソースは接地され、ドレイ
ンは負荷抵抗32を介して電源VDDに接続されている。
三端子素子30のベースとドレイン間にはベース電源V
B が設けられている。三値論理回路の入力端子34は三
端子素子30のゲートに接続され、出力端子36は三端
子素子30のドレインに接続されている。
【0033】この三値論理回路の真理値表を図10
(b)に示す。入力端子34からの入力信号がローレベ
ルであれば、出力端子36から出力信号はハイレベルと
なり、入力端子34からの入力信号がミドルレベルであ
れば、出力端子36から出力信号はミドルレベルとな
り、入力端子34からの入力信号がハイレベルであれ
ば、出力端子36から出力信号はローレベルとなる。
【0034】このように、本発明の三端子素子を用いれ
ばローレベル、ミドルレベル、ハイレベルの三値論理回
路を実現できる。本発明は上記実施例に限らず種々の変
形が可能である。例えば、上記実施例では図1に示す構
造により三端子素子を構成したが、これはあくまでも一
例であって他の構成により実現してもよいことは言うま
でもない。
【0035】また、上記実施例では本発明の素子を用い
た三値論理回路の具体例について説明したが、三値より
も多い多値論理回路をも実現できることは言うまでもな
い。
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ゲート
は、電子の流れる流路が量子準位が生じる大きさの量子
ポイントコンタクトであり、ドレインは、超伝導体材料
により形成されているので、現在の素子に比べて寄生容
量や寄生抵抗がはるかに小さくなり、低消費電力で高速
動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程断面図(その1)である。
【図3】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程断面図(その2)である。
【図4】本発明の一実施例による半導体装置のゲート電
極の説明図である。
【図5】ゲートである量子ポイントコンタクトにおける
導通領域の幅と量子準位の関係の説明図である。
【図6】本発明の一実施例による半導体装置のエネルギ
バンド図である。
【図7】ソース領域からドレイン領域への電子の透過係
数と電子のエネルギとの関係を示すグラフである。
【図8】本発明の一実施例による半導体装置の出力特性
を示すグラフである。
【図9】本発明の一実施例による半導体装置の伝達特性
を示すグラフである。
【図10】本発明の三端子素子を用いた三値論理回路の
具体例を示す図である。
【符号の説明】
10…半絶縁性InP基板 12…i−InAs層 14…n−AlSb層 16…Nb層 18…n−InAs層 20…ソース電極 22a、22b…ゲート電極 24…ベース電極 26…2次元電子チャネル 30…三端子素子 32…負荷抵抗 34…入力端子 36…出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/812 39/22 ZAA G 9276−4M H03K 19/08 Z 8839−5J 19/20 101 9383−5J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースとドレインとゲートとを有し、ソ
    ースから注入されドレインに向かって流れる電子をゲー
    トにより制御する半導体装置において、 前記ゲートは、電子の流れる流路が量子準位が生じる大
    きさの量子ポイントコンタクトであり、 前記ドレインは、超伝導体材料により形成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記ドレインと前記ゲート間に、前記ソースから注入さ
    れて前記ゲートを通過する電子に高いエネルギを与える
    電位を印加するためのベースが設けられたことを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置を有
    し、前記半導体装置の前記ゲートから入力される多値入
    力信号に応じて、前記半導体装置の前記ソース又はドレ
    インから多値出力信号を出力することを特徴とする多値
    論理回路。
JP5310667A 1993-12-10 1993-12-10 半導体装置及び多値論理回路 Withdrawn JPH07161965A (ja)

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