JPH0716179B2 - 情報伝送システム - Google Patents

情報伝送システム

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JPH0716179B2
JPH0716179B2 JP61102205A JP10220586A JPH0716179B2 JP H0716179 B2 JPH0716179 B2 JP H0716179B2 JP 61102205 A JP61102205 A JP 61102205A JP 10220586 A JP10220586 A JP 10220586A JP H0716179 B2 JPH0716179 B2 JP H0716179B2
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ベルナール・フイノ
アラン・ベルナール・ルネ・フオルステイエ
イブ・アンリ・マルセル・ル・ゴフイツク
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テ アール テ テレコミュニカシオン ラジオエレクトリック エ テレホニク
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1682Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0229Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
    • H04W52/0232Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal according to average transmission signal activity
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各局当り電源によって給電される少なくとも
1個の送信回路及び1個の受信回路と、空き又は使用中
チャンネルを検出する検出手段とを有する少なくとも2
個の局の間で情報を伝送するシステムに関する。
かかる情報伝送システムは既知であり、刊行物“コミュ
タシオン・エ・トランスミッシオン(COMMUTATION ET T
RANSMISSION)",No.3,September,1981における論文“シ
ステム・デ・テレフォヌ・ルラル・イー・アール・テ15
00"(Systeme de telephone rural IRT 1500"(英訳は
“アイ−アール−ティー1500 ルーラル・テレフォン・
システム(IRT 1500 rural telephone system)”)に
記載されている。この論文には中央局及び遠隔局が無線
リンクを介して結合され、そのトラヒック密度が低い数
字式村落電話システムが記載されている。IRT1500シス
テムでは遠隔局は通常、しばしば電源幹線も無い遠隔域
に存在している。従ってこれら遠隔局は太陽電池により
付勢する必要があることがしばしばある。従って種々の
遠隔局の電力消費を低く保つことが極めて重要であり、
これを行う一つの方法は使用機器の設計にCMOS技術を使
用することである。
しかし乍ら局における送信回路及び受信回路の如き使用
機器は連続的に付勢され、トラヒック密度が極めて低い
とき、例えば、特に夜間に送信すべき情報がない場合に
も電力を消費する。
本発明の目的は、かかる欠点を除去し、電力消費を大幅
に低減する情報伝送システムを提供するにある。
かかる目的を達成するため本発明の情報伝送システム
は、使用中チャンネルからの情報が並置してグループ化
される持続時間Tの基本フィールドから成る時間多重化
フィールドを形成する動作を行うよう前記検出手段と協
働する手段と、空きチャンネルの検出時に送信回路及び
受信回路の電力消費を低減しかつ使用中チャンネルの検
出時に送信回路及び受信回路に通常の電力供給を行う手
段とを具えたことを特徴とする。
本発明の着想は、種々の局の電力を大幅に節減するため
には、送信すべき有用な情報が存在する場合だけ送信回
路及び受信回路を作動させるべきであるということを基
礎としている。
更に、多重化フィールドを適切に編成して、連続的に使
用されるチャンネル、即ち“サービス”チャンネル(リ
ズム、同期、シグナリング(通話回線制御)等)及び要
求に対して割り当てられた“使用中”チャンネルを、例
えば、多重化フィールドの先頭部分においてグループ化
するようにし、これはトラヒックが少ない場合には、多
数の不使用隣接連続チャンネルが多重化フィールドの後
部に存在することを意味する。空き状態になると直ちに
チャンネルは新規の割り当てが要求されるまで優先度の
事項として取扱わされる。シグナリング・チャンネル
は、いずれのチャンネルが使用中であるか及びフィール
ドにおいて使用中の最終チャンネルの番号を示す情報を
転送する。従って送信回路及び受信回路は使用された最
後のチャンネルから遮断できる。しかし送信回路及び受
信回路はその応答時間を考慮するために新たなフィール
ドの開始以前に再付勢する必要がある。
しかし乍ら送信回路及び受信回路の応答時間が多重化フ
ィールドの持続時間により短い場合、その大きさは同じ
程度であり、その場合に得られる電力節減は僅かであ
る。従って電力節減を大幅に増大するためには送信回路
及び受信回路の応答時間の影響を低減する必要がある。
そこで本発明では送信回路及び受信回路の応答時間の影
響を低減する手段を設ける。また本発明の情報伝送シス
テムは、基本多重化フィールドによりサービス及びデー
タチャンネルに関する情報が転送され、基本多重化フィ
ールドをn個宛n個にグループ化する手段を具え、サー
ビス及び使用中データチャンネルを、新たに得たフィー
ルドにおいてn個宛n個にて並置グループ化するよう構
成したことを特徴とする。
従って新たな多重化フィールド編成においては新たなフ
ィールドは数個(n)の基本フィールドを含み、かつ同
一ランクのチャンネルがn個宛n個にグループ化して並
置される。使用中チャンネルは常に、例えば、フィール
ドの先頭部分に集めて並置される。従って、一定に留る
送信回路及び受信回路の応答時間は新たなフィールドの
持続時間nT及び空き状態時間間隔の数に対し実際に無視
できることとなり、従って大幅な電力節減を達成でき
る。
次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明が使用される情報伝送システムのブロッ
ク図である。かかるシステムの主要な目的は電話トラヒ
ックを集束し、電話交換機(図示せず)に所属する中央
局1と、一群の加入者と結合された少なくとも1つの遠
隔局2との間の無線チャンネルを経て完全にトランスペ
アラントな態様で電話トラヒックを伝送することであ
る。
中央局1は制御・蓄積装置100によってモニタされ、こ
の装置100は送信回路101とそのアンテナ102を経て遠隔
局2に無線によって送信すべき情報、および遠隔局2か
ら受信回路103とそのアンテナ104によって受信された情
報を管理しかつ蓄積する。送信回路101および受信回路1
03は電源Uによって給電されている。
送信回路101は、スイッチオン指令が与えられると、か
なりの応答時間(100μsのオーダー、例えば局部発振
器、シンセサイザー等)を持つユニット101Lと、一層短
い応答時間(変調器に対して20μsのオーダー、及び増
幅器に対しては遥かに短かい)を持つユニット101Cとを
有している。同様に、受信回路103はスイッチオンに際
して同じ長い応答時間を持つユニット103L(例えば局部
発振器、シンセサイザー等)および一層短い応答時間を
持つユニット103C(例えば変調器、増幅器等)を有して
いる。
制御・蓄積装置100のCBTE信号と同期しているインター
フェース装置105は制御・蓄積装置100および種々の通信
チャンネルに関連する信号(送信信号IE、受信信号IR)
の電話交換機との間にリンクを構成する。インターフェ
ース装置105はまた送信すべきデータDEの時間送信接続
装置106及び受信データDRの時間受信接続装置107と、電
話交換機とをリンクしている。インターフェース装置10
5は電話線対108によって電話交換機に接続されている。
制御・蓄積装置100はSCAEアドレス制御信号を介して時
間送信接続装置106の動作、およびSCARアドレス制御信
号とCBTS同期信号を介して時間受信接続装置107の動作
をモニタする。
制御・蓄積装置100は第4図を参照して説明する空きチ
ャンネルあるいは使用中チャンネルを検出する手段を備
えている。
この例では、第2図に示された32チャンネル多重フィー
ルドTRを選定してある。時間送信接続装置106の出力端
にはチャンネルからコマンド信号及び通信OSと制御・蓄
積装置100から制御信号Cとを受信するマルチプレクサ1
09によって多重化された単一のSDE32チャンネルが存在
する。この様に多重化されたこれ等の信号は送信回路10
1に送信される。受信回路103は受信した信号を時間受信
接続装置107(EDR信号)と制御・蓄積装置(SS信号)に
送信する。
遠隔局2の構造は中央局1の構造と対称である。遠隔局
2も中央局の信号と同期している制御・蓄積装置200に
よってモニタされ、かつ送信回路201とアンテナ202およ
び受信回路203とアンテナ204を有している。送信回路20
1及び受信回路203は中央局1の送信回路101及び受信回
路103と同じ特性を有し、かつまた電源U(図示せず)
から給電される。インターフェース装置205は、送信信
号IE′と受信信号IR′と共に制御・蓄積装置200と種々
の通信チャンネルに関連する信号に対する加入者電話器
との間にリンクを構成するインターフェース装置はまた
送信すべきデータDE′に対しては時間送信接続装置206
を、受信データDR′に対しては時間受信接続装置207と
共に加入者電話器にリンクされている。インターフェー
ス装置205は電話線対208を経て加入者電話器に接続され
ている。制御・蓄積装置200はアドレス制御信号SCAE′
を介して時間送信接続装置206の動作を、そしてアドレ
ス制御信号SCAR′を介して時間受信接続装置207の動作
をモニタする。時間送信接続装置206の出力SDE′はマル
チプレクサ209に接続され、これはまたチャンネルから
のコマンド信号と情報SS′および制御・蓄積装置200か
らの制御信号CBDTを受信する。一旦多重化されると、こ
れ等の信号は送信器回路201に送信される。受信回路203
は受信信号を時間受信接続装置207に送信し(信号ED
R′)、また制御・蓄積装置200にも送信する(信号O
S′)。
本発明によると、空きおよび使用中チャンネルからの情
報の伝送用の少なくとも2つの局の間の情報伝送システ
ムであって、ここで各局は電源から給電される少なくと
も1つの無線送信回路と1つの無線受信回路と、空きあ
るいは使用中チャンネルを検出する手段とを有し、次の
点に特長がある。すなわち、それは期間Tの基本フィー
ルドによって形成された時間多重化フィールドを形成す
る動作を、検出手段と協働して行う装置を有し、そこで
は使用中チャンネルからの情報は上記の基本フィールド
および空きチャンネルの検出から送信回路と受信回路の
電力消費を減少する手段において、および使用中チャン
ネルの検出から送信回路と受信回路に正規の電力を与え
るようにグループ化され並置されている。
実際上、制御・蓄積装置100は多重化フィールドで使用
中チャンネルを並置してグループ化する動作を行う並置
グループ化装置100′と共に動作するようにする。この
装置は第6図を参照した後で説明する。
本発明の1つの形態によると、基本多重化フィールドが
サービス・チャンネルとデータ・チャンネルに関する情
報を伝送する情報伝送装置システムにおいて次の点で特
長がある。すなわち、n×nで基本多重化フィールドを
グループ化する手段を含み、一方サービス・チャンネル
と使用中データ・チャンネルは得られた新しいフールド
においてn×nで、並置してグループ化される。
従って、マルチプレクサ109と送信回路101の間を中央局
1の中に多重変換・送信回路制御装置110を挿入するの
が有利である。同様に、受信回路103と時間受信接続装
置107と制御・蓄積装置107の間に、多重再変換、受信回
路制御装置111を挿入する。マルチプレクサ109の出力端
は装置110の入力端に接続され、これはまた制御・蓄積
装置100によって形成されたクロック・パルスHを受信
する。
本発明の別の特徴によると、各中央局あるいは遠隔局が
少なくとも1つの送信回路および1つの受信回路を有す
る情報伝送装置システムにおいて次の点に特長がある。
すなわち、それは送信回路と受信回路を部分的あるいは
全体的にカットオフし、そして給電する手段を具えてい
ることである。かくして付加的電力が節減される。送信
回路と受信回路のスイッチオンと給電は動作の回復に最
も長い時間を要するユニット101Lと103Lに対しフィール
ドの終る前に部分的に3つのチャンネルについて行わ
れ、一方もっと早く回復するユニット101Cと103Cは1チ
ャンネルあるいはフィールドの終りの少し前に給電され
るようにして、すべての送信回路あるいは受信回路が給
電されるようにする。この様にして送信回路あるいは受
信回路は新しいフィールドの初めにおいて再度情報の伝
送準備を完了することとなる。
入力信号(多重、クロックH)から、装置110は送信回
路101を部分的にあるいは完全に給電する目的で部分回
復信号MPと全回復信号MTそれぞれを送信し、また期間T
の基本多重化フィールドを期間mTの拡張された多重化フ
ィールドに変換する。信号MPはスイッチ101Aに引加さ
れ、これは信号MPが能動である場合に電源Uを送信回路
101のユニット101Lに接続する。信号MTはスイッチ101B
に引加され、これは信号MTが能動である場合に電源Uを
ユニット101Cに接続する信号MPとMTが能動であると、送
信回路の入力における拡張された多重化フィールドは無
線によって遠隔局2に送信される。
同様に、クロックパルスHを受信する多重再変換・受信
回路制御装置111は、電源Uを経由してユニット103Lに
給電する目的でスイッチ103Aに引加された部分開始信号
MP′Cと、電源Uを経由してユニット103Cに給電する目
的でスイッチ103Bに引加された全開始信号MT′Cを形成
し、そして期間mTの拡張された多重化フィールドを期間
Tの基本多重化フィールドに再変換する。
中央局1の装置110と同等な多重変換・送信回路制御装
置210はまた遠隔局2においてマルチプレクサ209と送信
回路201の間に挿入されている。同様に多重変換・受信
器制御回路211はまた一方では受信回路203と時間受信接
続装置207の間に、他方では受信回路203と制御・蓄積装
置200の間に挿入されている。マルチプレクサ209の出力
端は装置210の入力に接続され、これはまた制御・蓄積
装置200によって形成されたクロック・パルスH′を受
信する。
送信回路201に部分的あるいは完全に給電するために装
置210は部分開始信号MPDおよび全開始信号MTDを発生
し、基本多重化フィールドを拡張された多重化フィール
ドに変換する。信号MPDとMTDが能動であると、拡張され
た多重化フィールドは無線によって中央局1に送信され
る(MPおよびMTと同様に形成された信号MPDおよびMTDに
よって)。
同様にクロック・パルスH′を受信する多重変換・受信
回路接続装置211は部分開始信号MP′と全開始信号MT′
を発生し、そしてMP′CとMT′Cと全く同様に形成され
た信号MP′とMT′によって拡張された多重化フィールド
を基本多重化フィールドに再変換する。
第2図は使用中チャンネルと空きチャンネルとを含む多
重化フィールドを示している。説明の便宜上本例の多重
化フィールドにおいて、フィールドTRは32個のチャンネ
ルV1,V2,V3,V4,V5,V6,……,V29,V30,V31からなってい
る。若干のチャンネルが使用されており、これを参照記
号0によって示してあり(例えばV0,V1,V2,V4等)、一
方他のチャンネルは空き状態であって、参照記号Lによ
って示してある(例えばV3,V6等)。フィールドにおけ
るその様なチャンネル形態はこの発明の手段が適用され
る以前に存在するものである。
本発明をよりよく理解するために、前述の多重化フィー
ルドの例を用いてフィールドの簡単な説明を行うが、し
かしフィールド構造はこれに限定されるものでないこと
は勿論である。
例えばnフィールドのグループ化の以前に、基本フィー
ルドは3個のサービス・チャンネルを具え、従って32チ
ャンネル・フィールドは29個のデータ・チャンネルを有
している。リズム(rhythm)、フィールドおよびマルチ
フィールドロッキングワード(locking word)およびセ
マフォ・チャンネルがサービス・チャンネルで転送され
る。データ・チャンネルは通信データを転送する。デー
タ・チャンネルは使用されていない場合、それはリズム
信号を転送する。
サービス・チャンネルがリズム信号、フィールドとマル
チフィールドロッキングワードおよびセマルフォ・チャ
ンネルを転送する本発明の情報伝送システムは、リズム
信号が多重化フィールドの先頭部分において送信される
ことに特長がある。
本発明伝送システムの更に他の特徴は、チャンネル状態
情報(空き又は使用中)と最終使用チャンネルの番号を
多重化フィールドにおいて伝送する点にある。
サービスチャンネルは常にフィールドの開始部にグルー
プ化するため、本発明ではフィールド構成はチャンネル
0が常にリズム信号を搬送するものになる。
リズム信号は1/2ビット周波数のクロックで発生される
ため、極めて少数のチャンネルが使用中のときは遠隔局
を最初の重要な情報の伝達前に適正に再同期させること
ができる。
チャンネル1はフィールドロックワード及び最終使用チ
ャンネルの番号を含む。
チャンネル2はマルチフィールドロックワードと、順次
の2チャンネルのチャンネル状態情報と、セマフォチャ
ンネルを含む。
実施例では、1フィールドはV0番からV31番までの32チ
ャンネルを含み、各チャンネルはオクテット、即ち8ビ
ットを使用することができる。
マルチフィールドは0番から31番までの32フィールドを
含む。
チャンネル1には、フィールドロックワードが1フィー
ルド置きに、例えば偶数番フィールド毎に存在する。同
様に、最終使用チャンネルの番号が1フィールド置き
に、例えば奇数番フィールド毎に存在する。
チャンネル2には −奇数番フィールド中はセマフォチャンネル、 −フィールド0中はマルチフィールドロックワード、 −2番から30番までの偶数番フィールド中は順次の2チ
ャンネルの信号が存在する。この2チャンネルの信号は a0 b0 c0 d0 a1 b1 c1 d1 の8ビットで伝送される。
チャンネル毎に4個のシグナリングビットが存在する。
ビットa0,b0,c0,d0は当該フィールドと同一の番号を有
するチャンネルの信号を表わし、ビットa1,b1,c1,d1は
当該フィールドと同一の番号+1の番号を有するチャン
ネルの信号を表わす。
ビットa,b及びcはチャンネルが割当てられた接続ユニ
ット又は装置を表わし、ビットdはチャンネルの状態を
表わす。
チャンネル3〜31は加入者に割当てられる。
これがため多重化フィールド構成は次のようになる。
フィールドロック8ビットは最終使用チャンネルの番号
を含む8ビットにより混合されないように選定する。こ
のチャンネル番号の伝送には5ビットが必要とされるだ
けであるからこのようにすることには何の問題もなく、
例えば フィールドロック8ビット:10011011 最終使用チャンネル番号:111NDV とすることができる。
第3図は基本フィールドから拡長フィールドへの変換を
示す。図示の例では、8フィールドを本発明に従ってグ
ループ化してある。
各基本フィールドの32チャンネルはV0,V1,V2,V3,V4,…
…V30,V31で表わしてある。基本フィールドはn=8個
のフィールドTR0,TR1,TR2,…TR7毎にグループ化されて
拡長フィールドを構成する。n=8個の基本フィールド
を、拡長フィールドを構成するようグループ化したら、
基本フィールドのチャンネルVを8個のチャンネルのグ
ループ:8V0,8V1,……8V31に分けて並置する。拡長フィ
ールドのチャンネルはMで示し、チャンネルMOは8個の
基本チャンネルV0を、チャンネルM1は8個の基本チャン
ネルV1を、以下同様にチャンネルM3、は8個の基本チャ
ンネルV31を含む。
第4図は中央局1の詳細図である。制御・蓄積装置100
はマイクロプロセッサの周囲に配置された制御ユニット
1100によりモニタされる。この制御ユニットはアドレス
ラインBUSA及びデータラインBUSDを有し、従って読出/
書込メモリ(RAM)1101、読出し専用メモリ(ROM)1102
及び中央局と遠隔局との間の対話を促進するセマフォチ
ャンネルのランニング用インターフェースボックス103
と関連する。インターフェース装置105は中央局1と電
話線対108を用いる電話交換気(図示せず)内の自動セ
レクタとの間の接続を与える接続回路1104a,1104b等か
ら成る。ここには接続すべき加入者線と同数の接続回路
が存在する。制御・蓄積装置100は送信タイムベース110
5を有し、このタイムベースは種々の接続回路1104a,110
4b等に制御信号CBTEを供給して、電話交換機へのリンク
ライン上で検出される低周波音声信号のコーディング及
びデコーディング、送信信号(ループ状態号)の再生、
コマンド(ベル、定格、電池反転)の発送を行なわせ
る。制御信号CBTEはタイム送信接続装置106も制御す
る。装置100は受信タイムベース1106も有する。
音声チャンネルは、遠隔局での加入者による受話器の持
上げの検出後に多重リンクライン上に集められ、データ
は電話交換機内の自動セレクタにより発生された新しい
コール時にセマフォチャンネルで伝送される。新しいコ
ールは加入者接続回路からの全てのコマンド及び信号IE
が常に書込まれる装置100内のマルチプレクサ1108を前
段に具えるコマンドメモリ1107により検出される。制御
ユニット1100はこのコマンドメモリ1107をマルチプレク
サ1109を介し周期的に読出し、状態の変化を検出する。
チャンネルはタイム接続システムと前段にマルチプレク
サ1111を具えるコマンドメモリ1110により接続回路に割
当てられる。接続装置106のコマンドメモリ1110及びマ
ルチプレクサ1111は装置100内に配置される。接続シス
テム106は接続回路からの符号化低周波チャンネル及び
信号DEが組織的に書込まれるメモリから成る。使用する
マルチプレクサが32チャンネルを有する場合には接続装
置106の出力には1個の32チャンネルリンク信号SDEが発
生する。集中処理は使用すべき入力チャンネルに対応す
るワードの内容を出力チャンネルのためにとってある時
間(タイムベース1105により発生される信号CBTE)中に
読出すことにより達成される。読出しアドレスはコマン
ドメモリ1110(信号SCAE)により与えられる。チャンネ
ルを付与するために、制御ユニット1100は接続を望む入
力チャンネルの番号をコマンドメモリ1110内の出力チャ
ンネルに対応するアドレスに書込む。メモリ1110により
供給される読出しアドレスSCAEはコマンドメモリ1107も
制御してこのメモリ内に、集中されたチャンネルに対す
る信号(チャンネル−バイ−チャンネルシグナリング)
を書込ませる。
制御ユニット1100はチャンネルの占有状態をマルチプレ
クサ1113と関連する32×1ビットのチャンネル占有メモ
リ1112内に書込む。このメモリはコマンドメモリ1107と
同時に読出され、チャンネル−バイ−チャンネルシグナ
リングがチャンネルの状態(空き又は使用中)を接続さ
れた接続回路の信号と同時に送信される。コマンドメモ
リ1107、制御メモリ1110及びチャンネル占有メモリ1112
の書込み及び読出しは送信タイムベース1105(信号CBT
S)と同期して行なわれる。
マルチプレクサ109により、音声チャンネル、即ち接続
装置106の出力信号SDEとチャンネルOSからのコマンド及
び信号を多重リンク上に寄せ集めることができる。チャ
ンネルOSからのコマンド及び信号は −制御ユニット1100と相まって空き又は使用中チャンネ
ルを検出する手段を構成するコマンドメモリ1107及びチ
ャンネル占有メモリ1112により送信されるチャンネル−
バイ−チャンネルシグナリングSVV; −インターフェースボックス1103により送信されるセマ
フォチャンネル; −制御ユニット1100により、最終使用チャンネルの番号
が入力される回路1114を介して与えられる最終使用チャ
ンネル番号; −送信タイムベース1105により発生されるフィールドロ
ックワードVT、マルチフィールドロックワードMVT及び
リズム信号R(フィールド及びマルチフィールドロック
ワードは種々のチャンネルの識別情報を与える); である。
マルチプレクサ109は送信タイムベース1105により発生
される制御信号Cにより制御される。
マルチプレクサ109は出力信号は送信回路101に送られ
る。
受信回路103は受信情報の信号EDRを時間受信接続装置10
7に送り、信号SSを装置100に送る。信号SSは装置100内
のシグナリングメモリ115に送られるチャンネル信号
と、インターフェースボックス1103に送られるセマフォ
チャンネルからの情報を含む。受信情報によりこの情報
に含まれているフィールドロックワードから受信タイム
ベース1106を再生することもできる。このタイムベース
1106によりフィールド及びマルチフィールドから種々の
チャンネルを抽出することができる。
装置100内において、シグナリングメモリ1115の前段に
マルチプレクサ1116及び1117を配置する。前段にマルチ
プレクサ1119を具えるコマンドメモリ1118はアドレスコ
マンド信号SCARにより時間受信接続装置107をアドレス
指定する。
時間受信接続装置107及びシグナリングメモリ1115は送
信側の時間送信接続装置106及びコマンドメモリ1107と
正確に同一に動作する。接続装置107は入力側に単一の
多重リンク(信号EDR)を有し、多数の多重リンクで受
信された情報(信号DR)をその出力側に送出する。制御
ユニット1100はコマンドメモリ1118内の、接続装置107
の入力チャンネルに対応するアドレスに、接続を望む出
力チャンネルの番号を受信タイムベース106により発生
される制御信号CBTRにより規定される時間に書込む。同
様に、フィールド内に含まれるチャンネル−バイ−チャ
ンネル信号はシグナリングメモリ1115内の、コマンドメ
モリ1118により与えられるアドレスSCARに常に書込まれ
る。これがため、コマンドメモリ1118の読出し、接続装
置107及びシグナリングメモリ1115への組織的書込みは
受信タイムベース1106(信号CBTR)と同期して行なわれ
ると共に、シグナリングメモリ1115及び接続装置の組織
的読出しは送信タイムベス1105(信号CBTR)と同期して
行なわれる。
制御ユニット1100はシグナリングメモリ1115内の、待機
コードを入力するチャンネルに接続されない接続回路に
対応するアドレスに書込む。接続は送信方向と受信方向
とで同一であり、同一の接続回路には同一のチャンネル
が割当てられる(信号IR)。
本発明の1つの特徴によれば、制御・蓄積装置100は使
用中チャンネル並置グループ化装置100′と相俟って動
作し、多重化フィールドにおける使用中のチャンネルを
並べてグループ化する。本発明の好適例では、装置10
0′をROMとし、このROM内に、使用中のチャンネルを並
べてグループ化するのに用いる処理(この処理は第6図
につき説明する)に関する種々の状態を書込んである。
この装置100′は、制御ユニット1100、コマンドメモリ1
107およびチャンネル占有メモリ1112より成り空きおよ
び使用中チャンネルを検出する装置と相俟って動作し、
前記の処理を設定する。特に制御ユニット1100のマイク
ロプロセッサはアドレスラインBUSAおよびデータライン
BUSDを経て装置100′と関連している。
本発明の他の特徴によれば、中央局1内でマルチプレク
サ109と送信回路101との間に、多重変換し且つ送信回路
101を制御する装置110が挿入され、受信回路103と時間
受信接続装置107との間および受信回路103と制御・蓄積
装置100との間に、多重再変換し且つ受信回路103を制御
する制御装置111が挿入されている。送信タイムベース1
105により発生せしめられるクロックHは接続装置110お
よび111により用いられる。接続装置110は信号MTおよび
MPを送信回路101に伝送し、接続装置111は信号MT′Cお
よびMP′Cを受信回路103に供給する。これらの接続装
置110および111は第7図、第8図および第9図、第10図
につきそれぞれ後で説明する。
第5図は遠隔局2を示すブロック図であり、その構造は
中央局1と対称的である。制御・蓄積装置200はマイク
ロプロセッサの周辺に配置した制御ユニット2100により
モニタされる。この制御ユニット2100はアドレスライン
BUSA′とデータラインBUSD′とを有し、従ってRAM2101,
ROM2102およびインタフェースボックス2103と関連し、
セマフォチャンネルを実行する。インタフェース装置20
5は電話線対208を経て遠隔局と加入者電話器とを結合す
る。このインタフェース装置205は接続回路2104a,2104b
等より成る。これらの接続回路は加入者線と同じ個数だ
けある。制御・記憶装置200は1個のタイムベース2105
を有し、このタイムベースは受信した多重化フィールド
を再構成して制御信号CBDTを種々の接続回路2104a,2104
b等に供給する。同様に遠隔局は受信側において、マル
チプレクサ2107および2108が先行しているコマンドメモ
リ2106を有している。受信した多重化フィールド(信号
OS′)からの加入者接続回路に関するすべてのコマンド
(出力信号IR′)と、制御ユニット2100によって生ぜし
められるデータとは、この制御ユニットにより生ぜしめ
られるアドレスで、タイムベース2105から生ぜしめられ
る信号CBDTと同期してメモリ2106内に規則的に書込まれ
る。使用中チャンネル信号はまたマルチプレクサ209を
経て送信側に送られる。チャンネルは時間信号接続装置
207と、マルチプレクサ2110が先行するコマンドメモリ2
109とにより接続回路に割当てられる。これらメモリ210
9およびマルチプレクサ2110は制御・記憶装置200中に位
置する。時間受信接続装置207の入力端には受信した多
重化フィールドEDR′が伝送され、その出力端で多数の
多重リンク(信号)DR′が種々の接続回路に伝送され
る。書込みアドレスSCAR′はコマンドメモリ2109により
与えられる。チャンネルを割り当てる為に、制御ユニッ
ト2100は接続を所望する入力チャンネルの番号を出力チ
ャンネルに対応するアドレスで、タイムベース2105によ
り生ぜしめられる信号CBDTと同期してメモリ2109内に書
込む。メモリ2109から生ぜしめられる書込みアドレスSC
AR′はチャンネル信号を指令メモリ2106内に書込ませる
作用もする。
種々の接続回路から送信すべきデータDE′は時間送信接
続装置206の入力端に送られ、その出力端から1つの多
重リンクを経てマルチプレクサ209に信号SDE′が伝送さ
れる。マルチプレクサ2112が先行するコマンドメモリ21
11には制御ユニット2100により規定されるアドレスで、
タイムベース2105から生ぜしめられる信号CBDTと同期し
て書込みが行われる。メモリ2111はアドレス指令信号SC
AE′により接続装置206をアドレス指定する。同様に接
続回路から生じる信号IE′はマルチプレクサ2114および
2115と関連するシグナリングメモリ2113に伝送される。
チャンネル−バイ−チャンネル信号はタイムベース2105
の信号CBDTと同期してシグナリングメモリ2113内に書込
まれる。このメモリ2113は制御ユニット2100により規定
されたアドレスでこの制御ユニット2100により読出され
電話器の持上げを検出する。メモリ2113はコマンドメモ
リ2111により生ぜしめられるアドレスSCAE′によっても
読出され、この場合信号SIE′が、信号CBDTにより制御
されるマルチプレクサ209に伝送される。このマルチプ
レクサ209は音声チャンネル(信号SDE′)と種々の信号
SS′とを多重リンクを経て集める。後者の信号SS′は以
下の通りである。
−信号SIE′とチャンネルの占有信号とから得られるチ
ャンネル−バイ−チャンネルシグナリングSVV。
−中央局から生ぜしめられる多重化フィールドからの情
報(OS′)を供給されるインタフェースボックス2103に
より伝送されるセマフォチャンネル信号CS。
−受信した多重信号を再構成するタイムベース2105から
生ぜしめられるフィールドロックワードVT、マルチフィ
ールドロックワードVMTおよびリズム信号R。
回路2116から生じる使用最終ラインの番号NVD。この使
用最終ラインの番号は中央局により生ぜしめられる多重
化フィールドから抽出され、回路2116内に書込まれ、タ
イムベース2105と同期してマルチプレクサ209に再伝送
される。
本発明の他の特徴によれば、遠隔局2内のマルチプレク
サ209および送信回路201間に多重変換・送信回路制御装
置210が挿入されている。同様に受信回路203と時間受信
接続装置207および制御・記憶装置200との間に多重再変
換・受信回路制御装置211が挿入されている。タイムベ
ース2105から生ぜしめられるクロックH′は上記の装置
210および211により用いられる。これらの装置210およ
び211は中央局における装置110および111とそれぞれ同
じものである。装置210は信号MTDおよびMPDを送信回路2
01に供給し、装置211は信号MT′およびMP′を受信回路2
03に供給する。
上述した遠隔局の説明においては、中央局と遠隔局との
間に存在する対称性以外に数個の相違点があることに注
意する必要がある。遠隔局は実際に中央局と同期する
為、受信時に再生されるタイムベース2105の信号は独特
なものであり、従って送信時にも用いられる。時間接続
装置206および207の制御も中央局により特定される。回
路2116内に書込まれ、送信フィールドで再送信する使用
最終チャンネルの番号は受信フィールドから取出され
る。チャンネル−バイ−チャンネルシグナリング中で再
送信されるチャンネルの占有情報は中央局からの送信に
当り供給されたチャンネルの占有情報と同じであり、従
ってコマンドメモリ2106中に書込まれたチャンネルシグ
ナリングのコピーである。
第6図は、多重化フィールド中で使用されているチャン
ネルを所定の配列にてグループ化する本発明による処理
を示す。
チャンネルは、中央局により、電話交換機から到来する
呼出しを検出するか或いは遠隔局に接続された加入者が
自分の電話器を持上げると、多重化フィールド上に割当
てられる。
以下の適用例では理解しやすくする為に、多重化チャン
ネルVo〜Viはサービスチャンネル(リズム、フィールド
およびマルチフィールド同期およびシグナリングチャン
ネル)であり、フィールド中に常に存在するものとす
る。多重チャンネルVi+1〜Vnは“空き”および“使用
中”間で変化するデータチャンネルである。データチャ
ンネルは通信がこのチャンネルと関連して行われている
場合に使用中であるとみなされる。回線網がサービス状
態にある場合は、データチャンネルのすべてが“空き”
である。
サービスチャンネルは常にフィールドの開始位置に割当
てられており、フィールドを最良に使用し得るようにす
る為に、中央局は通信を確立するに当りデータチャンネ
ルVi+1〜Vnに最低の優先度を割当てる。
呼出しを考慮するのに2つの場合が可能である。すなわ
ち、呼出しは電話交換機からか或いは遠隔局に接続され
た加入者から(加入者が自分の電話器を持上げた瞬時
に)到来する。これらの双方の場合、チャンネルを割当
てる処理は同じであり、第6図のフローチャートはこれ
ら双方の場合の処理例を示す。この処理は空きチャンネ
ル或いは使用中チャンネルを検出する手段とこの処理の
種々の状態を有している装置100′とにより装置100内で
行なわれる。
上述した最初の場合には、呼出しは電話交換機から伝送
される。
初期状態P0では、関連の接続がスタンバイ状態にされ
る。次にチャンネル割当て処理を行なう必要がある場合
電話交換機から到来する呼出しにより状態P1を設定す
る。従って本発明によれば、データチャンネルを例え
ば、フィールドの先頭位置に並置してグループ化するこ
とができ、サービスチャンネルは最初の3つのチャンネ
ルに自動的に割当てられる。フィールドチャンネル適用
処理では、r,iおよびnチャンネルの順位(ランク)を
示し、i+1はデータチャンネルに割当て得る第1順位
であり、nは最終順位であり、rは割当て時に特定され
る順位である。i後の最初の可能な順位は状態P2が生じ
る際にr=i+1となる。その後状態P3において直ちに
質問(順位rのチャンネルVrは空きであるか否か)が発
せされる。空きでない場合、順位rに1が加えられ、順
位r+1が検査される。すなわち以下の処理が行なわれ
る。まず状態P4に進む。次に状態P5で順位の他の質問が
発せされる。すなわち、検査された順位がn(可能な最
後の順位)よりも大きいか否かの質問が発せされる。n
よりも大きい場合には、状態P6で割当てが拒否される。
すなわち、すべてのチャンネルが使用中であり、発呼者
は呼出しを繰返す必要がある。しかし検査された順位が
nよりも大きくない場合、すなわちnよりも小さい場合
には、動作過程は状態P3に戻り、検査される新たな順位
のチャンネルが空きであるか否かの質問が発せられる。
このチャンネルが使用中である場合、空きチャンネルが
見い出されず、割当てが拒否されない限り状態P4および
P5を経る上述した処理が繰返される。検出されたチャン
ネルが空きである場合、状態P7が生じ、検査されたチャ
ンネルが確保されたことが宣告され(このチャンネルに
対する使用確保ビットが伝送され)、割当が受入れら
れ、接続が達成される。通信が終了すると、使用中チャ
ンネルが空きとなり(状態P8)、このチャンネルが空き
であることが宣告される(チャンネル使用解除ビットが
伝送される)。最後の状態P9は状態P0と同じ、すなわち
再び接続スタンバイ状態となる。
上述した第2の場合(呼出しが加入者から到来する場
合)も上述した最初の場合と完全に同じである。初期状
態P0では加入者の電話器はスタンバイ状態にあり、加入
者が自己の電話器を持上げると状態P1が生じる。状態
P2,P3,P4,P5,P6,P7およびP8は最初の場合につき前述し
た通りである。この場合も、状態P9は初期状態P0と同じ
である。すなわち、加入者の電話器は再びスタンバイ状
態となる。
この処理方法には僅かなチャンネルしか用いられず、最
終使用チャネルはフィールドの終りにある。中央局制御
ユニットはチャンネルの占有及び加入者へのチャンネル
の割当てを識別する。この配置が長く継続し過ぎる場合
に、中央制御ユニットはチャンネルを再割当てして、フ
ィールドの開始部分に使用中のチャンネルを集めるよう
にする。
従って、トラヒックの呼数が多過ぎて時間がかかる場合
には、所定の高順位の通信チャンネルを使用して、多数
の低順位の通信チャンネルを空きにすることができる。
中央局制御ユニットは低順位のデータチャンネルでの通
信をグループ化するためにフィールドを再編制する。
この処置は、関連するシステムのチャンネルに係わる次
のような一組のパラメータに応じて高順位のチャンネル
に関連する通信を行うと共に、これらの高順位チャンネ
ルを空き状態の低順位チャンネルに戻すものである。
N:現行の通信数: Vh:最高順位の使用中チャンネル: h:チャンネルVhの順位: D:経過時間中の通信の平均持続時間(数百分の1時間に
て表わされる); C:経過時間中に成立した通信数。
フィールドの編制は時間Dの終りに分析される。フィー
ルドの再編制は下記の条件が成立する場合にのみ行われ
る。即ち、 (xはオペレータによって選択される) この条件式は期間Dの間に成立し得る通信数と、ViとVh
との間の開き通信チャンネル数との比率を表わす。この
比率が1以上の間は多重化フィールドの再編制を命令す
るのは好ましくない。しかし、かかる比率が1よりも遥
かに低い値となる場合には、再編制を強行する。
再編制状態が存在する場合に、中央局のソフトウェアは
最高順位チャンネルに関連する通信を空きの低順位チャ
ンネルに転送して、最高順位の使用チャンネルVhに関連
する通信を開始させる。
第7図は多重変換・送信回路制御装置110を示すブロッ
ク図であり、これは装置210と同じである。
本発明伝送システムは、それが送信及び受信回路の電力
消費量を低減させ、かつ通常は使用中のチャンネルの検
出時にそれらの回路に給電する手段を有していると云う
点に注目する必要がある。空き又は使用中のチャンネル
を検出する手段については第4図につき中央局について
の説明で述べた通りである。かかる手段は制御ユニット
1100と、コマンド及びチャンネル占有メモリ1107及び11
12とをもって構成する。
しかし、冒頭にて述べたように、送信及び受信回路の始
動までの応答時間は、斯種の装置に一般に用いられる多
重化フィールドの期間と比較するに無視できず、例えば
32チャンネル多重化フィールドの再現には125μsを要
する。これがため、上記応答時間の影響を低減させて、
電力を有利に節減するために多重化フィールドを別の方
法で編制する。
このために、本発明伝送システムは基本多重化フィール
ドをn個宛n個のフィールドにグループ化し、斯くして
得た新規のフィールドを並置する手段を具えている。
(例えば32チャンネルの)基本多重化フィールドはn倍
の長さの拡張フィールドに変換され同じ順位のn個のチ
ャンネルは並べてクループ化される。制御装置110には
ビットカウンタ1168と、チャンネルカウンタ1170と、フ
ィールドカウンタ1171と、メモリの一部のアドレス指定
を容易にするメモリセレクタ1172とから成る一組のカウ
ンタを設ける。これら4つのカウンタは、タイムベース
(時間軸回路)1105(第4図)によってフィールドに関
連する移送で発生するクロックパルスHで同期がとら
れ、これらのカウンタはタイムベース1105の一部を成
す。タイムスベース1105(第4図)からの信号Cによっ
て制御されるマルチプレクサ109は、(フィールドをn
×n個にグループ化する前に)基本フィールドに種々の
信号、例えばリズム信号R、フィールド用のロックワー
ドTV、マルチ−フィールド用のロックワードVMT、最終
使用チャンネルの番号NVD、チャンネル状態信号SVV、セ
マフォチャンネルCS及びデータチャンネルに関連する信
号SDEを挿入することができる。マルチプレクサ109の出
力端を直−並列変換器1174の入力端子に接続し、この変
換器の出力端をメモリ回路1175に接続する。基本多重化
フィールドは、nフィールドを2つ分記憶し得るメモリ
1175によって拡張多重化フィールドに変換される。メモ
リ1175の半分は、n個の基本多重化フィールドをこれら
フィールドの到達順に含んでおり、一方この書込み時間
中にメモリの他の半分を異なる順序で読出して、拡張多
重化フィールドを構成する。メモリ1175をカウンタ1170
と1171及びセレクタ1172からの種々のアドレス信号によ
ってモニタして、メモリの関連する半分を選択すると共
に、すべての信号をマルチプレクサ1176によって多重化
する。チャンネルVの速度(レート)でのメモリ1175へ
のアクセス時間は、書込み用と、読出し用の2つに分け
る。マルチプレクサ1176はビットカウンタ1168の信号に
より制御される復号回路1169により制御する。
n=8とする場合の動作例につき以下に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
チャンネルカウンタ1170はアドレス情報A0,A1,A2,A3及
びA4を発生し、これらの情報によって初期の基本多重化
フィールドのチャンネルをトレースすることができ、ま
た、フィールドカウンタ1171はアドレス情報A5,A6及びA
7を発生し、これらの情報によって拡張多重化フィール
ドを構成するためのn=8個のフィールドをトレースす
ることができる。メモリセレクタ1172はメモリの関連す
る部分を支持するアドレス情報A8を発生する。
メモリへの書込みは、コマンドA0,A1,A2,A3,A4,A5,A6及
びA7によって命令されたアドレスでのA8の状態によって
指定された半分にて行われる。
メモリはコマンドA3,A4,A5,A7,A0,A1及びA2によって命
令されたアドレスでの▲▼によって指定された半分
にて読取られる。
従って、メモリへの書込みは、32チャンネルの基本多重
化フィールドを8倍に拡張することが決定された後チャ
ンネルの順序、即ち 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,……253,254,255で行われ、また
読取りは次のチャンネル順序、即ち、 0,32,64,96,128,160,192,224,1,33,65,…… にて行われる。
この場合、メモリ1175の出力端子は並−直列変換器1177
に接続し、この変換器の出力端子は送信回路101に接続
する。
この場合送信時には普通の基本多重化フィールドが拡張
多重化フィールドに変換され,かつ送信コマンドが導出
される。受信時に、受信した拡張多重化フィールドから
受信コマンドを如何にして導出し、かかる拡張フィール
ドを普通の基本多重化フィールドに如何にして再変換す
るかについては第9図を参照して説明する。
本発明伝送システムの特徴の一つによれば,送信時にお
けるチャンネル状態情報(空きか、又は使用中)及び最
終使用チャンネルの番号を用いて、送信及び受信回路を
部分的又は全面的にカットオフしたり、それらに給電す
るための信号を導出する。
本発明による伝送システムによれば、送信及び受信回路
を部分的又は全面的にカットオフしたり又はそれらの回
路に給電するのにチャンネル状態情報を用い、リズムチ
ャンネルの送出直後の数個の空きチャンネル後にデータ
チャンネルを送出させるようにすると云うことも注目す
る必要がある。
目下各チャンネルはn個の基本チャンネルの時間継続
し、チャンネル確認(バリデーション)情報は、最終使
用チャンネルの順位で単独に送信回路101をスイッチ・
オフする代わりに、この送信回路101のユニット101L
(信号MP)及び101C(信号MT)をスイッチ・オンした
り、スイッチ・オフしたりするのに用いられる。
送信回路用の部分的開始コマンドはカウンタ1178と比較
器1179から導出する。比較器1179はカウンタ1178の状態
を最終使用チャンネルの番号NVVと絶えず比較する。信
号NDVはマルチプレクサ109の入力端子にて取出されるた
め、この信号は常に比較器1179の入力端子に現れる。チ
ャンネルカウンタ1170からのチャンネルに関する情報の
送出頻度はクロックとなり、これはAND回路1180の一方
の入力端子に供給する。このAND回路の他方の入力端子
には比較器1179の反転出力信号を供給するため、このAN
D回路1180の出力信号によってカウンタをクロック速度
で進めることができる。最終使用チャンネルの番号がカ
ウンタ1178の状態に等しくなると、このカウンタは直ち
に計数動作を停止する。デコーダ1181によって復号化し
たフィールドカウンタ1171からの信号は、フィールドの
最終チャンネルの検出後にカウンタ1178(信号RZ)をゼ
ロにすることができる。比較器1179の出力はフリップ−
フロップ1182の一方の入力端子に供給され、このフリッ
プ−フロップの第2入力端子はチャンネルに関する情報
の送信周波数で送出されるクロックパルスを受信する。
フリップ−フロップ1182の出力はORゲート1183の入力端
子に接続し、このORゲートの第2入力端子には時間軸信
号(デコーダ1181)を復号化することによって得られる
信号を供給する。この信号供給はフィールドの最終の3
チャンネルの間継続させる。従って、OR回路1183の出力
信号はフィールド(信号MP)が開始する前に3チャンネ
ル分だけ部分的に開始させる。
全体的な開始はチャンネルを占有している32×1ビット
メモリ1184により行われる。このメモリ1184への書込み
はマイクロプロセッサ(信号MPE)により実行され、こ
のマイクロプロセッサは制御ユニット100のマイクロプ
ロセーサとすることができる。なお必要なものはいずれ
ばデータラインBUSDに接続し、このラインを用いるもの
とする。メモリ1184はアドレスCA(上記の例ではA3,A4,
A5,A6,A7を用いる)の制御下で読取られる。メモリアク
セス時間は1/2に分けられ、その一方は書込み用に、他
の半分は読取り用である。メモリへの書込みはそのメモ
リの内容を変更する(チャンネルの割当て、又は取消
し)必要のある場合にのみマイクロプロセッサによって
行われる。これがため、マイクロプロセッサはそのアド
レスバスMPAで(又は制御ユニット100を用いる場合に接
続する必要のあるすべてのバスであるBUSA)書込みを希
望するアドレスを供給すると共に、データバスMPEで書
込むべき新規の情報を供給する。この書込み時間と読出
し時間との分離はマルチプレクサ1186によって行われ、
このマルチプレクサの入力は読出しアドレスと書込みア
ドレスである。このマルチプレクサへのコマンドは復号
化回路1173から到来し、この回路の入力はカウンタ116
8,1170及び1171から到来する。メモリはカウンタ1170及
び1171の出力端子に現れるアドレスCAのコマンドで先行
2チャンネルを系統的に読取る。加算回路1185の入力端
子に現れるメモリ1184の読出し制御アドレスCAは、加算
回路1185がアドレスCAを自動的に2ステップだけ互い違
いにするので、この加算回路1185によって2段階先に与
えられる。加算回路1185の出力はマルチプレクサ1186の
一方の入力端子に接続し、このマルチプレクサ1186の第
2入力端子にはマイクロプロセッサアドレス信号(信号
MPA又はアドレスラインBUSA)を供給し、マルチプレク
サの出力端子はメモリ1184に接続する。メモリ1184の出
力端子はシフトレジスタ1187の入力端子に接続する。実
際に使用中のチャンネルの先行2チャンネル制御し、従
ってこのチャンネルの前にリズムチャンネルを送出可能
とするために、読出した結果は3回記憶させる。OR回路
1188の3つの力端子はメモリからの読出し結果と2つの
先の読出し結果とが現れるレジスタ1187の3つの出力端
子に接続する。OR回路1188の第4入力端子は復合化回路
1181からタイムコマンドを受信する。このタイムコマン
ドの長さはフィールドの最終チャンネル(即ち、新規フ
ィールドに先行するチャンネル)及び3つのサービス値
M0,M1及びM2に相当する。OR回路1188の出力端子はAND回
路1189の入力端子に接続する。AND回路1189は、この回
路の第2入力端子が有効な部分開始信号(MP)を受信す
る際に伝送回路101の全開始(信号MT)を制御して、全
始動を確認する。
一例としてユニット101Cの制御に対する遅延を20μsと
する。この制御を出力増幅器にのみ作用させる場合には
応答時間を無視することができる。この場合全操作開始
コマンドMTは実時間伝送で行う必要がある。第7図の回
路ではメモリ1184を僅かな進み位相で端に読出が必要で
ある。従って回路1185によってアドレスCAを1ステップ
だけ桁送りし、シフトレジスタ1187は2つのシフトレジ
スタ段のみを具え、メモリ1184から読出した結果を2回
記憶する。シフトレジスタ1187の2つの出力端子をOR回
路1188の2つの入力端子に接続する。回路1181からOR回
路1188の第3入力端子に向う時間は3つのサービスチャ
ンネルM0,M1およびM2にのみ相当する。これらの条件の
もとではフィールド(チャンネルM0)の開始時に伝送が
開始され、数個のチャンネルが空いている場合には最初
に接続されたチャンネルの前の1チャンネルが伝送を開
始し、これによりこのチャンネル中リズムシーケンスを
伝送し得るようにする。
本発明の他の特徴によればかかる伝送システムによっ
て、最後に用いたチャンネルの番号を伝送することによ
り送信及び受信回路を局部的に又は全体的に遮断及び給
電する信号を形成し得るようにする。
実際上、所望に応じ、個別の使用中チャンネル情報を使
用せず、且つ使用した最後のチャンネルNDVの番号に関
する情報からのみ装置101に対するコマンドを導出する
ようにすることができる。この場合完全な操作開始はメ
モリ1184の内容から最早や命令できず、フリップフロッ
プ1182(第8図参照)の出力により供給される情報から
命令することができる。ユニット101Cの応答時間がチャ
ンネルの接続幅に等しい場合には、この信号をOR回路11
83′の第1入力端子に供給し、その第2入力端子にタイ
ミングクロック信号を供給する。このタイミングクロッ
ク信号はカウンタ1170及び1171からの信号から復合回路
1181によって取出すと共にフィールドの最終チャンネル
に一致する。従って制御信号MTがOR回路1183′の出力側
に発生する。ユニット101Cを増幅器のみで構成する場合
には制御信号MTフリップフロップ1182から直接供給され
ると、上記ユニットの応答時間を無視することができ
る。即ち送信はチャンネルM0で開始されると共に最後の
使用中チャンネルまで中断されることなく継続される。
第8に示す装置は部分開始信号の形成及び多重変換に関
しては第7図の装置と同様である。この場合全開始信号
の形成のみが相違し、これにより回路1173,1184,1185,1
186,1187,1188及び1189並びにアドレス信号CAを省略す
るか又は使用しないようにすることできる。しかし、回
路1183′は追加する。
第9図は装置111と同様の多重再変換・受信回路制御装
置211を示す。受信時には制御装置211は送信側の装置11
0とほぼ同様とすることがこの場合タイムベースは最早
や局部的に設定しないで、受信多重且フィールドに存在
する情報から再構成することができる。この際フィール
ドロックトレーシング装置として多重化フィールドに存
在するロックワードに対しタイムベースカウンタを正し
く位置決めする。
拡張多重化フィールドはその2フィールドを含むメモリ
2130によって基本多重化フィールドに再変換する。受信
多重化フィールドに含まれ且つ受信回路203の出力側に
生ずる情報(DA′)と、制御・蓄積装置200から発生し
多重化フィールドのクロックと同期するクロック信号
H′とを装置211の入力側に伝送し、ここでこれら情報
及びクロック信号をメモリ2130に書込む前に直並列変換
器2131により変換する。次いでメモリの出力情報を受信
接続装置207及び制御・蓄積装置200に伝送する前に並直
列変換器2132により再変換する。
32個のチャンネルVを具える基本多重化フィールドを再
構成するためにチャンネルM1(拡張多重化フィールドの
第2チャンネル)に含まれるフィールドロック情報から
タイムベースを再構成する必要がある。チャンネルM1の
最初の8ビットは常時フィールドロックワードを構成す
る。フィールドロックワードの喪失及び再生基準は例え
ば次のルールのうちから選択することができる。
喪失基準:チャンネルM1内の4つのフィールドロックワ
ードのうちの少なくとも1つのフィールドロックワード
が不存在であることを順次に3回検出すると、ロックが
失われた見做す。
応答基準:フィールドロックワードが交互に存在及び不
存在となることを4回検出すると、ロックが再生された
と見做す。
入力側に前記情報DA′及びクロック信号H′をも伝送さ
れるフィールドロック検出装置2133は、フィールドロッ
クワードが喪失されたと決定する前のフィールドロック
ワードの不存在の数を計数してフィールドロック喪失信
号PVTを発生する普通の装置とする。この瞬時から全て
の到来ビットをロックするパターンを検索する。このロ
ックワードを検出すると直ちにロックを再開することを
決める前にフィールドロックワードの交互の存在及び不
存在が4回検出されるまで待機する。
タイムベースはクロックH′の一連の同期カウンタによ
って再構成し、この際フレームロック検出装置2133の出
力から種々のカウンタの入力側にタイムベースの再構成
に必要な情報を供給する。この情報はカウンタ2134から
基本チャンネルカウンタ2135、チャンネルカウンタ213
6、及びメモリセレクタ2137にビット速度で転送され
る。基本チャンネルカウンタ2135は拡張多重化フィール
ドの1チャンネルに基本チャンネル(アドレスA0,A1,A
2)を与える8ビット型カウンタとする。チャンネルカ
ウンタ2136によって拡張多重化フィールドチャンネルの
アドレス(アドレスA3,A4,A5,A6,A7)を与える。メモリ
セレクタ2137によって関連するメモリ2130の半部をアド
レスA8の状態に従って示すアドレスワイヤA8を発生す
る。カウンタ2135,2136及びフリップフロップ2137の情
報をマルチプレクサ2138に転送し、このマルチプレクサ
によってメモリ2130のアドレス情報を発生し、これによ
り拡張多重化フィールドを基本多重化フィールドに再構
成する。メモリ2130へのチャンネル速度Vでのアクセス
時間を2分割し、一方を書込み、他方を読出しに用いる
ようにする。メモリに対するアドレスを発生するマルチ
プレクサ2138からのコマンドC′は、ビットカウンタ21
34及びチャンネルカウンタ2135からの信号により制御さ
れる復号回路2139から取出す。
メモリへの書込みはコマンドA0,A1,A2,A3,A4,A5,A6及び
A7により指定されたアドレスで▲▼の状態で示され
る上記メモリの半部で行う。
又、メモリの読出しはコマンドA5,A6,A7,A0,A1,A2,A3及
びA4により指定されたアドレスでA8の状態で示される上
記メモリの半部で行う。
従ってメモリへの書込みは、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,…
…,253,254,255の順序で行い、メモリの読出しは、0,8,
16,24,32,……,248,1,9,17,25,……247,255の順序で行
う。
かくして構成されたタイムベースによって、チャンネル
M1の奇数番目の8ビットにある使用された最終チャンネ
ルの番号を取出すこともできる。送信エラーを防止する
ためには2つの同一の番号を連続して受信する必要があ
る。この機能は、2つのレジスタ2140及び2141によって
行い、この際到来多重化フィールドの8ビットをチャン
ネルM1の時間A0▲▼(レジスタ2140に転送された信
号T1)及びチャンネルM1からの時間A0A1(レジスタ2141
に転送された信号T2)で転送し、これによりチャンネル
M1の順位4n+1及び4n+3(n=0又は1)の8ビット
を表わす。これら信号T1及びT2はカウンタ2135からデコ
ーダ2142により取出す。両レジスタ2140及び2141の内容
が等しい場合にはこれを比較器2143により検出し、この
内容を、ANDゲート2145により有効となる時間▲▼
(カウンタ2135からの信号T3)に第3レジスタ2144に転
送する。ANDゲート2145はその一方の入力端子に比較器2
143からの出力信号が供給されると共に他方の入力端子
に信号T3が供給される。使用された最終チャンネルの番
号に相当するこの第3レジスタ2144の内容を比較回路21
46によりチャンネルカウンタ2147の状態と系統的に比較
して受信回路203のユニット203Lの部分的なスイッチオ
ンを制御し得るようにする。この場合の作動は送信側で
説明した装置110の作動と同様である。周波数が拡張多
重化フィールドのチャンネルMに関する情報の周波数と
等しい基本チャンネルカウンタ2135からのクロック信号
をANDゲート2148の第1入力端子及びフリップフロップ2
149の一方の入力端子に転送する。比較器2146の出力を
反転後ANDゲート2148の第2入力端子に供給すると共に
フリップフロップ2149の他方の入力端子にも供給する。
これがためAND回路2148の出力信号によってチャンネル
カウンタ2147をクロック信号速度で進段させることがで
き、この際、フリップフロップ2149の出力信号は受信回
路203を極部的にスイッチオンする制御信号とする。拡
張多重化フィールドチャンネルカウンタ2135からの情報
をデコーダ2150により復号化し、これによりフィールド
の最終チャンネルの検出後カウンタ2147を零値にリセッ
トすると共にタイムベースにより発生したタイミングク
ロック信号をOR回路2151の第1入力端子に転送する。こ
のタイミングクロック信号は新たなフィールドの開始前
の3つのチャンネルに相当する。フリップフロップ2149
からの受信回路の部分的なスイッチオン用の制御信号は
OR回路2151の第2入力端子に供給する。これがためこの
OR回路2151の出力側の信号MP′によって新たなフィール
ドの開始前の3つのチャンネルを部分的にスイッチオン
する。
全体のスイッチオンは、チャンネルの接続をセマフォチ
ャンネルにより行う場合には制御ユニット200のマイク
ロプロセッサとし得るマイクロプロセッサにより書込ま
れるチャンネルの占有状態の含む32×1ビットメモリ21
52によって、又は並直列変換器2132の出力から取出した
信号である基本多重化フィールドにより再構成されマル
チ−フィールドカウンタを具えるマルチ−フィールドタ
イムベース2153により系統的に行う。並直列変換器2132
からの出力信号を、装置2133と同一構成のマルチ−フィ
ールドロック検出装置2154の一方の入力端子に供給す
る。この検出装置2154にはカウンタ3135及び3136の情報
をも供給する。マルチ−フィールドロックの喪失が検出
されると、装置2133の場合と同様のロックを行うために
検出装置2154によってマルチ−フィールドロック喪失信
号PVMを発生する。しかしロックが検出装置2154により
保持又は再生される場合にはマルチ−フィールドタイム
ベースを再構成すると共にマルチプレクサ2155を通る情
報をメモリ2152に転送する。
メモリ2152へのアクセス時間は2個に分けられる。一つ
は読出しのためのものであり、他の一つは書込みのため
のものである。このメモリ2152は実際には16×2ビット
構成になっている。その理由は2個のチャンネルを占め
る状態が偶数番目のフィールドのチャンネルV2内で見出
されるからである。メモリへの書込みは偶数フィールド
のチャンネルV2において行なわれ、アドレスはマルチ−
フィールドタイムベース2153により与えられる。メモリ
2152は、アドレスCA(A3,A4,A5,A6,A7)の制御のもとに
拡張多重化フィールドにつき2チャンネル先行してカウ
ンタ2136の出力端子で読出される。メモリ2152の読出し
を制御するアドレスCAは2段先行して加算回路2156によ
り供給される。加算回路2156の出力端子はマルチプレク
サ2155の一方の入力端子に接続する。マルチプレクサ21
55へのコマンドは、マルチ−フィールドカウンタ2153並
びにチャンネルカウンタ2135及び2136からの信号により
制御されるデコーディング回路2157から到来する。メモ
リの2個の出力端子をマルチプレクサ2158の入力端子に
接続する。マルチプレクサ2158は信号T4及び2個の出力
端子の一方又は他方を交互に選択できるカウンタ2135か
らの時間T3により制御される。マルチプレクサ2158の出
力端子はシフト回路2159の入力端子に接続し、3回記憶
し、実際に使用中のチャンネルに先行する2個のチャン
ネルのスイッチオンを制御する。3個の入力端子をレジ
スタ2159の3個の出力端子に接続したOR回路2160はメモ
リの読出しと2個の前の読出しとを示す。OR回路2160の
第4の入力端子はデコーダ回路2150から時間を供給され
る。この時間は先行するチャンネル、新たなフィールド
に先行するチャンネル及びその3個のサービスチャンネ
ルM0,M1及びM2に対応する。OR回路2160の出力端子はAND
回路2161の入力端子に接続する。AND回路2161は受信回
路203の第2の入力端子に活性な部分スイッチオン信号M
P′が供給された場合、受信回路203のユニット203Cのフ
ル スイッチオン(信号MT′)を制御し、これによりフ
ルスイッチオンを正当化する。
また、情報伝送システムは、多重化フレームを再変換
し、受信回路を制御する装置内に含まれていて、夫々、
フィールド及びマルチ−フィールドロックを検出し、喪
失が検出された時フレームロックロス及びマルチ−フレ
ームロック喪失信号又はそのいずれか一方を与える装置
も具えるが、注意すべきことは、多重化フレームを再変
換し、受信回路を制御する装置内に、フィールド及びマ
ルチフィールド又はその一方のロック喪失を検出した後
受信回路のフル給電を告げる警報信号を供給する警報回
路も具えていることである。
フィールド又はマルチ−フィールドロックが失なわれる
と、警報信号が警報OR回路2162を介して供給される。警
報OR回路の2個の入力端子にはフィールドロック喪失信
号PVと、マルチ フィールド ロック喪失信号PVMが供
給され、出力端子から警報信号ALが供給される。この警
報信号はOR回路2151の第3の入力端子に送られ、ユニッ
ト203Lをスイッチオンすると共にOR回路2163の2個の入
力端子の一方の入力端子に送られ、OR回路2163の第2の
入力端子は、フルスイッチオン信号を受け取り、受信回
路のユニット203Cをフルにスイッチオンする。タイムベ
ースは完全にはブロックされない。これらのコマンドは
スタート時又はシフトの場合に局を多重化フレーム全体
にアクセスさせ、そのタイムベースをリセットするのに
必要である。それ故、タイムベースが正しく位置せず、
種々の信号が正しく受信されない間、指令MP′及びMT′
が作用する。
偶数フィールドのチャンネルV2内の信号からメモリ2152
にチャンネル占有情報を書込む代りに、セマフォチャン
ネルを介する対話によりマイクロプロセッサを使って情
報を書込み、このマイクロプロセッサが制御ユニット20
0のものであると、メモリ回路は若干変形される。メモ
リは32×1ビット構成になる。書込むべき情報はマイク
ロプロセッサのデータバスMPE′を介して供給される
が、これは制御ユニット200のマイクロプロセッサのデ
ータラインBUSD′とすることができる。メモリの書込み
アドレスはマイクロプロセッサのアドレスバスMPA′か
ら到来するが、これは制御ユニット200のアドレスライ
ンBUSA′とすることができる。読出しアドレスは何時も
2チャンネル先のカウンタ2136の出力側にある信号CA
(A3,A4,A5,A6,A7)である。メモリの出力側ではマルチ
プレクサ2158が最早や必要でなくなる。
所要に応じ、個々のチャンネル占有情報を用いる必要は
ない。装置203の指令は、使用された最後のチャンネル
番号NDVについての情報だけから導出できる。ここでは
部分スイッチオンはメモリ2152の内容から制御されるの
ではなく、フリップフロップ2149の出力により与えられ
る情報から制御される(第10図参照)。この信号はOR回
路2151の一つの入力端子に加えられる。第2の入力端子
には時間が与えられる。この時間はデコーディング回路
2150によりカウンタ2136からの信号から供給される。こ
の時間はフィールドの最後のチャンネルMに対応する。
このOR回路2151′はフィールド及びマルチフィールド又
はそれのいずれか一方のロック喪失の場合に警報信号AL
を与えるOR回路2162の出力端子に接続される第3の入力
端子を有する。OR回路2151の出力端子はフルスイッチオ
ン信号MT′を供給する。これはフィールドのスタートに
先立って一つのチャンネルをスタートさせ、警報の場合
を除いて最後のチャンネル迄続く。タイムベースが正し
く位置しない限りそのままに留まる。第10図の装置は、
部分スイッチオン信号の導出及び多重化フレームの再変
換に関しては第9図の装置と同じである。フルスイッチ
オン信号の導出だけが異なり、この目的のため回路215
2,2153,2155,2156,2157,2158,2159,2160,2161,2163並び
に制御信号T4及びアドレス信号CAが省略されてか又は使
用されず、回路2151′が付加されている。
第11図は3個以上のステーションを用いる伝送システム
の変形例を示す。電話回線108を介して電話交換機に取
り付けられている中央局1といくつかの遠隔局2,3,4,5
等の間で無線回線を介して情報が伝送される。遠隔局は
電話線対208,308及び408を介して夫々接続される加入者
局、例えば、2,3,4であることもあり、加入者が直接リ
ンクできる中継局5のこともある。これらの中央局、中
継局及び端局は送信及び受信回路を介して情報を無線で
送受信するように相互に結ばれる。中央局1は送信回路
101と、受信回路103とを具え、端局2,3及び4は送信回
路201,301及び401と受信回路203,303及び403を具えてい
る。特に中継局5は情報を中央局1と送受信するための
送信回路501及び受信回路503並びに情報を端局2,3,4等
と送受信するための送信回路501′及び受信回路503′を
具えている。
3個以上の伝送系の場合は、TDMA(時分割多元接続)方
式を用いて遠隔局から中央局へ伝送し、局2,3及び4の
ような全ての近くの局は唯一つの無線周波数で伝送する
と好適である。種々の局の遅延は中央局1から到来する
情報が中継局(局5)で時間的に正しくスタガ配置され
るように調整される。局によって送信される一つのチャ
ンネルに関する情報は、待ち時間を伴なうバンチの形態
でグループ化され、種々のバンチが中継局又は中央局で
重なり合わないようにする。このような手順は先に引用
された刊行物「コミュニカシオン エ トランスミッシ
ョン」第3号1981年9月所収の「システーム ド テレ
ホーヌ ルーラル アイアルT−1500」に記載されてい
る。中央局から遠隔局への方向についての前述した多重
化フィールド構成は勿論保たれている。
遠隔局から中央局への伝送方向でTDMA方式を用いる情報
伝送システムは、フィールド内で情報バンチを横並びに
並置して割り等てる手段を用いる点で注目される。上述
した伝送方向では、フィールドの開始部にバンチを集中
的に並置して割り当てる方式は保持され、中継局の送信
回路及び受信回路を活性化する指令が容易となる。使用
される手段は、第6図につき述べた手順の動作の後では
第7,8,9及び10図につき述べた110,211と夫々類似してい
る。
実際上、チャンネルからの情報は、例えば、次の構造即
ち数個のリズム8ビット、1個のバンチスタート8ビッ
ト、1個のチャンネルシグナリング8ビット及び含まれ
るチャンネルに関するデータ8ビットである。バンチは
遅延により分離され、受信時に重なり合うのが防止され
る。バンチ フィールドに対してタイム ベースがあ
る。送信時には、多重化フィールド受信から再構成され
たタイムベースに関連するこのタイムベースの位置を調
整し、局、例えば局5又は1に正しい間隔をもってバン
チが到来するようにする。
送信時には、部分及びフルスイッチオン制御信号MP及び
MTが導出される。信号MPはフィールドのスタートの前に
開始し、使用される最後のバンチの終わり迄続く。使用
される最後のバンチの番号は局での多重化フィールド受
信から導出される。この信号MPはバンチフィールドのタ
イムベースにより供給される時間及び時間カウンタと使
用される最後のバンチの番号とが等しいことを示す信号
から生ずる。メモリはバンチ転送速度で読出される。信
号MTはバンチ占有メモリにより供給される。読出しの結
果は一回だけ記憶され、その理由は送信されるバンチの
スタートはリズム情報を含むからである。
受信時には、部分スイッチオンコマンド信号MP′及びM
T′が導出される。信号MP′はフィールドのスタート前
に開始し、使用される最後のバンチの終り迄続く。これ
もまたバンチフィールドのタイムベースにより与えられ
る時間及び時間カウンタと使用される最後のバンチの番
号とが等しいことを示す信号から生ずる。信号MT′はバ
ンチ占有メモリにより供給される。このメモリはバンチ
速度で読出される。この読出しはバンチの到達前(約20
μ秒)に行なわれ、次にバンチのスタートで記憶され
る。情報のこれらの2個の項目から得られるOR回路は使
用されるバンチのスタート前20μ秒で開始し、このバン
チの終りで終了する信号を与える。
本発明の着想によれば、送信回路101,501′の前に多重
化フィールドを変換し、送信回路を制御する装置を具
え、局1の装置110、受信回路203,303,403及び503の後
には多重化フィールドを再変換し、受信回路を制御する
装置を具え、局2の装置211、送信回路201,301,401及び
501の前には装置110に類似する装置を具え、送信側で
は、受信回路103,503′の後に装置211と類似する装置を
具える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報伝送システムのブロック図、 第2図は空き及び使用中チャンネルを含む多重化基本フ
ィールドの構成例を示す図、 第3図は基本フィールドから拡張フィールドへの変換を
示す図、 第4図は中央局の構成例を示すブロック図、 第5図は遠隔局の構成例を示すブロック図、 第6図は多重化フィールドにおける使用中チャンネルの
グループ化動作例を説明するフローチャート、 第7及び8図は多重変換・送信回路制御装置の構成例を
示すブロック図、 第9及び10図は多重再変換・受信回路制御装置の構成例
を示すブロック図、 第11図は複数の遠隔局を含む場合における本発明の情報
伝送システムの構成例を示すブロック図である。 1……中央局、2,3,4……遠隔局 5……中継局、6……電話交換機 100……制御・蓄積装置 100′……使用中チャンネル並置グループ化装置 101……送信回路、101A……スイッチ 101B……スイッチ、101C……ユニット 101L……ユニット、102……アンテナ 103……受信回路、103A……スイッチ 103B……スイッチ、103C……ユニット 103L……ユニット、104……アンテナ 105……インターフェース装置 106……時間送信接続装置 107……時間受信接続装置 108……電話線対、109……マルチプレクサ 110……多重変換・送信回路制御装置 111……多重再変換・受信回路制御装置 200……制御・蓄積装置、201……送信回路 202……アンテナ、203……受信回路 204……アンテナ 205……インターフェース装置 206……時間送信接続装置 207……時間受信接続装置 208……電話線対、209……マルチプレクサ 210……多重変換・送信回路制御装置 211……多重再変換・受信回路制御装置 C,CBOT,CBTE,CBTS……制御信号 DE……送信データ、DR……受信データ H……クロック・パルス、IE……送信信号 IR……受信信号、MP……部分回路信号 MP′C……部分開始信号、MPD……部分開始信号 MT……全回復信号、MT′C……全開始信号 MTD……全開始信号、SCAE……アドレス制御信号 SCAR……アドレス制御信号 TR……フィールド、U……電源 V……チャンネル 301,401,501,501′……送信回路 303,403,503,503′……受信回路 308,408……電話線対、1100……制御ユニット 1101……読出/書込メモリ(RAM) 1102……読出し専用メモリ(ROM) 1103……インターフェースボックス 1104a,1104b……接続回路 1105……送信タイムベース 1106……受信タイムベース 1107……コマンドメモリ 1108,1109,1111,1113……マルチプレクサ 1110……コマンド(制御)メモリ 1112……チャンネル占有メモリ 1115……シグナリングメモリ 1116,1117,1119……マルチプレクサ 1118……コマンドメモリ 1168……ビットカウンタ、1169……複号化回路 1170……チャンネルカウンタ 1171……フィールドカウンタ 1172……メモリセレクタ、1173……複号化回路 1174……直−並列変換器、1175……メモリ回路 1177……並−直列変換器、1178……カウンタ 1179……比較器、1180……AND回路 1181……デコーダ 1182……フリップ−フロップ 1183……ORゲート 1184……32×1ビットメモリ 1185……加算回路、1186……マルチプレクサ 1187……シフトレジスタ、1188……OR回路 1189……AND回路、2100……制御ユニット 2101……RAM、2102……ROM 2103……インタフェースボックス 2104……接続回路 2105……タイムベース 2106,2109,2111……コマンドメモリ 2107,2108,2110,2112……マルチプレクサ 2113……シグナリングメモリ 2130……メモリ 2133……フィールドロック検出装置 2134……カウンタ 2135……基本チャンネルカウンタ 2136……チャンネルカウンタ 2137……メモリカウンタ、2139……複号回路 2140,2141……レジスタ、2142……デコーダ 2143……比較器、2144……レジスタ 2145……ANDゲート、2146……比較回路 2147……チャンネルカウンタ 2148……ANDゲート、2149……フリップフロップ 2150……デコーダ、2151……OR回路 2152……メモリ 2153……マルチ−フィールドタイムベース 2154……マルチ−フィールドロック検出装置 2155……マルチプレクサ、2156……加算回路 2157……デコーダ、2158……マルチプレクサ 2159……シフト回路、2160……OR回路 2161……AND回路、2163……OR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イブ・アンリ・マルセル・ル・ゴフイツク フランス国 22300 ラニヨン ル ルス ケ(番地なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各局当り電源によって給電される少なくと
    も1個の送信回路及び1個の受信回路と、空き又は使用
    中チャンネルを検出する検出手段とを有する少なくとも
    2個の局の間で情報を伝送するシステムであって、使用
    中チャンネルからの情報が並置してグループ化される持
    続時間Tの基本フィールドから成る時間多重化フィール
    ドを形成する動作を行うよう前記検出手段と協働する手
    段と、空きチャンネルの検出時に送信回路及び受信回路
    の電力消費を低減しかつ使用中チャンネルの検出時に送
    信回路及び受信回路に通常の電力供給を行う手段とを具
    えたことを特徴とする情報伝送システム。
  2. 【請求項2】基本多重化フィールドによりサービス及び
    データチャンネルに関する情報が転送され、基本多重化
    フィールドをn個宛n個にグループ化する手段を具え、
    サービス及び使用中データチャンネルを、新たに得たフ
    ィールドにおいてn個宛n個にて並置グループ化する特
    許請求の範囲第1項記載の情報伝送システム。
  3. 【請求項3】各中央局又は遠隔局に少なくとも1個の送
    信回路及び1個の受信回路を設け、送信回路及び受信回
    路が部分的又は完全に遮断及び給電される手段を具える
    特許請求の範囲第1又は2項記載の情報伝送システム。
  4. 【請求項4】サービスチャンネルによりリズム信号、フ
    ィールド及びマルチフィールド・ロックワード並びにセ
    マフォチャンネルが転送され、リズム信号を多重化フィ
    ールドの先頭において伝送する特許請求の範囲第1乃至
    3項中のいずれか一項記載の情報伝送システム。
  5. 【請求項5】チャンネル状態情報(空き又は使用中)及
    び使用中の最終チャンネル番号を多重化フィールドにお
    いて伝送する特許請求の範囲第1乃至4項中のいずれか
    一項記載の情報伝送システム。
  6. 【請求項6】チャンネル状態情報(空き又は使用中)及
    び使用中の最終チャンネル番号の伝送を利用して送信回
    路及び受信回路が部分的又は完全に遮断及び給電される
    信号を導出する特許請求の範囲第1乃至5項中のいずれ
    か一項記載の情報伝送システム。
  7. 【請求項7】チャンネル状態情報の伝送を利用して送信
    回路及び受信回路が部分的又は完全に遮断及び給電され
    る場合、数個の空きチャンネル後のデータチャンネルの
    伝送の直前にリズム信号を伝送する特許請求の範囲第1
    乃至6項中のいずれか一項記載の情報伝送システム。
  8. 【請求項8】使用中の最終チャンネルの番号だけの伝送
    を利用して送信回路及び受信回路が部分的又は完全に遮
    断及び給電される信号を導出する特許請求の範囲第1乃
    至7項中のいずれか一項記載の情報伝送システム。
  9. 【請求項9】多重化フレーム再変換・受信回路制御装置
    に、フィールド及び/又はマルチフィールド・ロック喪
    失が検出された場合フィールド及び/またはマルチフィ
    ールド・ロック喪失信号を供給するフィールドロック検
    索装置を設け、更に、フィールド及び/又はマルチフィ
    ールド・ロック喪失の検出後受信回路の完全給電の制御
    を指令する警報信号を発生する警報回路を設ける特許請
    求の範囲第1乃至8項中のいずれか一項記載の情報伝送
    システム。
  10. 【請求項10】遠隔局から中央局への方向の伝送に時分
    割多元接続方式を用いる多数の局に対し、情報バッチを
    フィールドにおいて並置して割り当てる手段を具える特
    許請求の範囲第1乃至9項中のいずれか一項記載の情報
    伝送システム。
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