JPH0716108B2 - 蓋体開閉装置 - Google Patents

蓋体開閉装置

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JPH0716108B2
JPH0716108B2 JP29950886A JP29950886A JPH0716108B2 JP H0716108 B2 JPH0716108 B2 JP H0716108B2 JP 29950886 A JP29950886 A JP 29950886A JP 29950886 A JP29950886 A JP 29950886A JP H0716108 B2 JPH0716108 B2 JP H0716108B2
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JP
Japan
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lid
protruding shaft
closing device
support piece
guide groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP29950886A
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English (en)
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JPS63151099A (ja
Inventor
純明 芥川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蓋体により開閉される凹所内に操作釦等が構
成されている電気機器の蓋体開閉装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の蓋体開閉装置は、第4図・第5図に示すように、
蓋体1の背面に設けた支持片1Aの孔部に装置本体のキャ
ビネット2の凹所2A内に突設した突軸12を嵌挿し、上記
凹所2A内に操作釦14を配設したものであった。この蓋体
開閉装置において、蓋体1を開状態にするには、蓋体1
を閉状態に固定しているロック機構13を解除することに
より、キャビネット2に組み込まれている蓋体1は軸12
を中心に開方向に回動して点線の如く開状態になる。逆
に蓋体1を閉状態にするには、蓋体1を閉方向に軸12を
中心として回動させ、ロック機構13をロックすることに
より閉状態になるものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来装置において、第4図の場合は蓋体
1が点線で示す開状態である時、蓋体1の大部分がキャ
ビネット2の表面15より突出してしまうため、操作釦14
を操作する際に手が蓋体1に当り操作性を損うという問
題や、矢視Aの方向からでないと、キャビネット2の凹
所2A表面に設けられた表示部や操作部14が見えないとい
う問題があった。この問題を改善するため、第5図に例
示するように、軸12の位置を凹所2A内の上方に移動して
蓋体1のキャビネット2からの突出量を少くする方法が
取られることがあるが、この場合は蓋体1が開閉する際
に蓋体1の下面16の描く軌跡が仮想線に示す如く大きい
範囲であるため、蓋体開閉部の下部に部品・メカニズム
等を配置するには蓋体開閉部よりかなりスペースをとら
なければならず、それがしいては装置本体を大きいもの
にしてしまうという欠点を有していた。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、簡単な構成で蓋体の装置本体からの突出量を少く
し、蓋体下面が下部に入り込まない優れた蓋体開閉装置
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の蓋体開閉装置は、上記の目的を達成するため、
蓋面の背面下端にその蓋面と垂直方向に延設した支持片
を有し、この支持片の外側面に上記支持片の延設方向に
第1,第2の突軸を並設した蓋体と、上記蓋面に近接する
側の第1の突軸が嵌挿され、上記第1の突軸を上記蓋面
と垂直方向に移動可能に案内する案内溝を設けた装置本
体と、この装置本体に回動可能に設けられ、上記蓋面よ
り遠い側の第2の突軸が嵌挿される孔部を有する回動ア
ームと、上記装置本体に保持され、一端が上記案内溝を
またいで上記第1の突軸に常時圧接されたバネ部材を備
え、上記蓋体の開閉時に上記第1の突軸が直線運動し、
上記第2の突軸が回転運動するように構成したことを特
徴とするものである。
作用 本発明の蓋体開閉装置は、蓋体の蓋面の背面下端にその
蓋面と垂直方向に延設した支持片の外側面に2個の突軸
を設け、その2個の突軸のうち、蓋面に近接する側の第
1の突軸を装置本体に設けられた案内溝に装着し、もう
一方の突軸を装置本体に具備されている回動アームに設
けられた孔部に挿入するように構成したので、蓋体の開
閉に際して蓋面に近接する側の第1の突軸が直線運動
し、もう一方の突軸が回転運動を行うこととなり、蓋体
下面が蓋体開閉時に下側へ入り込まず、また蓋体が開状
態の場合でも装置本体からの蓋体の突出量が少ないた
め、操作釦の操作性や品位が向上し、かつ、蓋体開閉部
の下部に部品・メカニズム等を少しのスペースで容易に
配置できうるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の蓋体開閉装置を図面を参照し
て説明する。第1図において、蓋体1は蓋面の背面下部
にその蓋面と垂直方向に延設した支持片1Aを有し、その
支持片1Aの外側面には第1,第2の突軸3,4が一体に構成
されており、第1の突軸3はキャビネット2に設けられ
た案内溝部10に、また、第2の突軸4はキャビネット2
に軸7を中心に回動自在となるよう具備されている回動
アーム5の孔6に挿入されている。そして、トグルバネ
8をキャビネット2に設けられた軸9に挿入し、トグル
バネ8の先端がくの字状になっている箇所をキャビネッ
ト2に組み込まれた蓋体1の第1の突軸3に引掛けてい
る。
以上のように構成された蓋体開閉装置について、以下第
2図・第3図を用いてその動作を説明する。まず開動作
については、第2図に示すように指11で蓋体1を矢視方
向に加圧することにより、第1の突軸3がキャビネット
2の案内溝部10に沿って矢印A方向に移動し、また第2
の突軸4が回動アーム5に案内されて矢印B方向に回動
する。ここで第1の突軸3がA方向に移動していき、ト
グルバネ8のくの字状になった屈曲部を乗り越えると、
第3図に示す矢印C方向にトグルバネ8が押圧すること
によって蓋体1は開状態に保持される。
次に閉動作については、前記開動作と逆の動作を行い、
すなわち第3図において指11で蓋体1を矢視方向に押圧
することにより、第1の突軸3が矢印A′方向に移動
し、第2の突軸4が矢印B′方向に回動していき、第1
の突軸3がトグルバネ8のくの字状になった屈曲部を乗
り越えると第2図に示す矢印C′方向にトグルバネ8が
押圧することにより蓋体1は開状態に保持される。
以上のような動作により、蓋体1の下面が描く軌跡を第
3図に示す仮想線の範囲の如く非常に小さくものとする
ことが可能である。
発明の効果 以上のように本発明の蓋体開閉装置は、蓋面の背面下端
にその蓋面と垂直方向に延設した支持片を有し、この支
持片の外側面に上記支持片の延設方向に第1,第2の突軸
を並設した蓋体と、上記蓋面に近接する側の第1の突軸
が嵌挿され、上記第1の突軸を上記蓋面と垂直方向に移
動可能に案内する案内溝を設けた装置本体と、この装置
本体に回動可能に設けられ、上記蓋面より遠い側の第2
の突軸が嵌挿される孔部を有する回動アームと、上記装
置本体に保持され、一端が上記案内溝をまたいで上記第
1の突軸に常時圧接されたバネ部材を備え、上記蓋体の
開閉時に上記第1の突軸が直線運動し、上記第2の突軸
が回転運動するように構成したので、蓋体の開閉時にお
いて蓋体がキャビネット内に入りこむ際に蓋体下面の描
く軌跡が非常に小さいものとなり、品位と操作釦の操作
性が向上し、蓋体下部に近接して部品等が配置できるた
め装置本体の小型化を図ることが可能となる。また、蓋
体を閉状態および開状態に固定するための装置としてロ
ック機構の代わりにトグルバネを使用しているため、蓋
体の開閉動作の操作性が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における蓋体開閉装置を示す
一部切欠斜視図、第2図は同装置の蓋体の閉状態を示す
断面図、第3図は同装置の蓋体の開状態を示す断面図、
第4図および第5図は従来の蓋体開閉装置を示す断面図
である。 1……蓋体、1A……支持片、2……キャビネット、3…
…第1の突軸、4……第2の突軸、5……回動アーム、
8……トグルバネ、10……案内溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋面の背面下端にその蓋面と垂直方向に延
    設した支持片を有し、この支持片の外側面に上記支持片
    の延設方向に第1,第2の突軸を並設した蓋体と、上記蓋
    面に近接する側の第1の突軸が嵌挿され、上記第1の突
    軸を上記蓋面と垂直方向に移動可能に案内する案内溝を
    設けた装置本体と、この装置本体に回動可能に設けら
    れ、上記蓋面より遠い側の第2の突軸が嵌挿される孔部
    を有する回動アームと、上記装置本体に保持され、一端
    が上記案内溝をまたいで上記第1の突軸に常時圧接され
    たバネ部材を備え、上記蓋体の開閉時に上記第1の突軸
    が直線運動し、上記第2の突軸が回転運動するように構
    成したことを特徴とする蓋体開閉装置。
JP29950886A 1986-12-16 1986-12-16 蓋体開閉装置 Expired - Lifetime JPH0716108B2 (ja)

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JP29950886A JPH0716108B2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16 蓋体開閉装置

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JP29950886A JPH0716108B2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16 蓋体開閉装置

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JPS63151099A JPS63151099A (ja) 1988-06-23
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JP5460439B2 (ja) * 2010-04-16 2014-04-02 古野電気株式会社 通知装置、航海当直警報システム、ステージの変化状況表示方法、及びステージの変化状況表示プログラム

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JPS63151099A (ja) 1988-06-23

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