JPH07161047A - 光情報処理装置 - Google Patents
光情報処理装置Info
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- JPH07161047A JPH07161047A JP5306249A JP30624993A JPH07161047A JP H07161047 A JPH07161047 A JP H07161047A JP 5306249 A JP5306249 A JP 5306249A JP 30624993 A JP30624993 A JP 30624993A JP H07161047 A JPH07161047 A JP H07161047A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来との互換性を保ち、装置厚さの設計自由
度が大きく、光利用効率の高い、薄型の光情報処理装置
を提供する。 【構成】 コリメートレンズ4と対物レンズ6の間にビ
ーム縮小素子11とビーム拡大素子12を配置し、伝達
ビーム10の中心光軸を出射ビーム8の中心光軸よりも
低く配置した。 【効果】従来との互換性を保ちながら、調整が容易で、
コストの抑制ができ、光利用効率を高めることが可能
で、装置厚さの設計自由度が大きい、薄型の光情報処理
装置が実現できる。
度が大きく、光利用効率の高い、薄型の光情報処理装置
を提供する。 【構成】 コリメートレンズ4と対物レンズ6の間にビ
ーム縮小素子11とビーム拡大素子12を配置し、伝達
ビーム10の中心光軸を出射ビーム8の中心光軸よりも
低く配置した。 【効果】従来との互換性を保ちながら、調整が容易で、
コストの抑制ができ、光利用効率を高めることが可能
で、装置厚さの設計自由度が大きい、薄型の光情報処理
装置が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置や光カー
ド装置や光テープ装置などの光情報処理装置に関する。
ド装置や光テープ装置などの光情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報処理装置は光を用いて情報の記録
や再生を行なう装置としてよく知られている。光ディス
ク装置はその一例である。近年、光ディスク装置を含む
光情報処理装置に対する薄型化の要求が高まっている。
や再生を行なう装置としてよく知られている。光ディス
ク装置はその一例である。近年、光ディスク装置を含む
光情報処理装置に対する薄型化の要求が高まっている。
【0003】従来、光ディスクを薄くするために次のよ
うな方法が用いられている。
うな方法が用いられている。
【0004】第1に図11に示すように、対物レンズ2
02の代わりに対物レンズ203を用い、情報媒体面2
01と対物レンズ203間の作動距離dを小さくする
と、対物レンズの開口数を保ったまま対物レンズ203
に入射するビームのビーム径aを小さくすることができ
る。これにより、情報媒体面に沿って伝達する伝達ビー
ムのビーム径も小さくすることができ、装置厚さLも小
さくなる。
02の代わりに対物レンズ203を用い、情報媒体面2
01と対物レンズ203間の作動距離dを小さくする
と、対物レンズの開口数を保ったまま対物レンズ203
に入射するビームのビーム径aを小さくすることができ
る。これにより、情報媒体面に沿って伝達する伝達ビー
ムのビーム径も小さくすることができ、装置厚さLも小
さくなる。
【0005】第2に図12に示すように、情報媒体面の
透明基板204の代わりに透明基板205を用いて基板
厚さkを小さくすると、それに合わせて他の光学系の大
きさを相似的に小さくすることができる。例えば、現在
よく使われている1.2mmの基板を半分の0.6mm
にすると対物レンズに入射するビーム径も半分になる。
これにより情報媒体面に沿って伝達する伝達ビームのビ
ーム径も小さくすることができ、装置厚さLも小さくな
る。
透明基板204の代わりに透明基板205を用いて基板
厚さkを小さくすると、それに合わせて他の光学系の大
きさを相似的に小さくすることができる。例えば、現在
よく使われている1.2mmの基板を半分の0.6mm
にすると対物レンズに入射するビーム径も半分になる。
これにより情報媒体面に沿って伝達する伝達ビームのビ
ーム径も小さくすることができ、装置厚さLも小さくな
る。
【0006】第3に特開昭63−104232号に記載
の光学ヘッド装置のように、情報媒体面に沿って伝達す
る伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径を対物レンズの
入射ビーム径よりも小さくし、対物レンズの下にレーザ
光源から出射されたビームの中心光軸線に対して0°よ
りも大きく45°よりも小さい所定の傾き角度を持つ反
射型回折格子を配置し、この反射型回折格子により伝達
ビーム径を拡大している。これにより、対物レンズの開
口数や作動距離、情報媒体面の透明基板厚などを変える
ことなく、装置厚を小さくしている。また、伝達ビーム
の装置厚さ方向のビーム径を小さくしたことにあわせ
て、特開昭63−104232号の第5図に示してある
ようにビームスプリッタを偏平化し、コリメートレンズ
を楕円状の形状としている。
の光学ヘッド装置のように、情報媒体面に沿って伝達す
る伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径を対物レンズの
入射ビーム径よりも小さくし、対物レンズの下にレーザ
光源から出射されたビームの中心光軸線に対して0°よ
りも大きく45°よりも小さい所定の傾き角度を持つ反
射型回折格子を配置し、この反射型回折格子により伝達
ビーム径を拡大している。これにより、対物レンズの開
口数や作動距離、情報媒体面の透明基板厚などを変える
ことなく、装置厚を小さくしている。また、伝達ビーム
の装置厚さ方向のビーム径を小さくしたことにあわせ
て、特開昭63−104232号の第5図に示してある
ようにビームスプリッタを偏平化し、コリメートレンズ
を楕円状の形状としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来例に
おいては光情報処理装置を薄くするために、情報媒体面
に沿って伝達する伝達ビーム径を小さくするか、装置厚
さ方向のビーム径を小さくすることにより、装置厚さを
薄くしていた。この場合、次のような問題がある。
おいては光情報処理装置を薄くするために、情報媒体面
に沿って伝達する伝達ビーム径を小さくするか、装置厚
さ方向のビーム径を小さくすることにより、装置厚さを
薄くしていた。この場合、次のような問題がある。
【0008】第1に対物レンズの作動距離を短くして伝
達ビーム径を小さくする場合、対物レンズと光ディスク
が接触し、傷等がつく危険性が高くなる。
達ビーム径を小さくする場合、対物レンズと光ディスク
が接触し、傷等がつく危険性が高くなる。
【0009】第2に光ディスクの基板厚を薄くして相似
的に伝達ビーム径を小さくする場合、基板厚が異なると
従来の光ディスクとの互換性が失われる上、対物レンズ
の作動距離も相似的に小さくなり、やはり対物レンズと
光ディスクが接触し、傷等がつく危険性が高くなる。
的に伝達ビーム径を小さくする場合、基板厚が異なると
従来の光ディスクとの互換性が失われる上、対物レンズ
の作動距離も相似的に小さくなり、やはり対物レンズと
光ディスクが接触し、傷等がつく危険性が高くなる。
【0010】第3に作動距離を短くしたり、基板厚を薄
くする場合、光学系は原理的に小さくすることができる
が、光情報処理装置の個々の部品については必ずしも相
似的に小さくならない。例えば光源に半導体レーザに用
いる場合、レーザチップは通常窓付きの金属製パッケー
ジ内に収められているが、この金属製パッケージはレー
ザチップから発生する熱を逃す役目がある。したがって
金属製パッケージはある程度の熱容量を持つことを要求
される。光学系を相似的に小さくしても、光ディスク上
で記録・再生に必要な光の強度は同じなので、レーザチ
ップに流す電流も変わらない。そのため、半導体レーザ
から発生する熱量も同じなので、金属製パッケージに必
要な熱容量は変わらない。したがって光学系が相似的に
小さくなっても、金属パッケージは相似的には小さくな
らない。このように、光情報処理装置の個々の部品は必
ずしも小さくならない。
くする場合、光学系は原理的に小さくすることができる
が、光情報処理装置の個々の部品については必ずしも相
似的に小さくならない。例えば光源に半導体レーザに用
いる場合、レーザチップは通常窓付きの金属製パッケー
ジ内に収められているが、この金属製パッケージはレー
ザチップから発生する熱を逃す役目がある。したがって
金属製パッケージはある程度の熱容量を持つことを要求
される。光学系を相似的に小さくしても、光ディスク上
で記録・再生に必要な光の強度は同じなので、レーザチ
ップに流す電流も変わらない。そのため、半導体レーザ
から発生する熱量も同じなので、金属製パッケージに必
要な熱容量は変わらない。したがって光学系が相似的に
小さくなっても、金属パッケージは相似的には小さくな
らない。このように、光情報処理装置の個々の部品は必
ずしも小さくならない。
【0011】第4に特開昭63−104232号に記載
の光学ヘッド装置のように楕円状のコリメートレンズを
用いる場合、楕円状のコリメートレンズは通常の回転対
称レンズと比較して製作が難しい。そのため光情報処理
装置のコストが増加するという問題がある。
の光学ヘッド装置のように楕円状のコリメートレンズを
用いる場合、楕円状のコリメートレンズは通常の回転対
称レンズと比較して製作が難しい。そのため光情報処理
装置のコストが増加するという問題がある。
【0012】第5に楕円状のコリメートレンズは回転対
称でないために光軸周りの調整が難しい上、回転対称の
コリメートレンズを用いる場合と比較して調整箇所が増
加する。これにより、光情報処理装置のコストが増加す
るという問題がある。
称でないために光軸周りの調整が難しい上、回転対称の
コリメートレンズを用いる場合と比較して調整箇所が増
加する。これにより、光情報処理装置のコストが増加す
るという問題がある。
【0013】第6に楕円状のコリメートレンズは装置厚
さ方向の径が水平方向の径よりも小さいために、半導体
レーザ等の光源の結合効率が小さくなり、光利用効率が
低いという問題がある。
さ方向の径が水平方向の径よりも小さいために、半導体
レーザ等の光源の結合効率が小さくなり、光利用効率が
低いという問題がある。
【0014】第7に光源に半導体レーザを用いる場合、
半導体レーザの遠視野像は一般に楕円であり、情報媒体
面上に良好な微小スポットを形成するには楕円の短軸方
向を拡大して略円形にしなければならないが、反射型回
折格子などのビーム拡大素子のビーム倍率は光情報処理
装置の厚さと密接に関係しているために、装置厚さの設
計自由度が小さいという問題がある。
半導体レーザの遠視野像は一般に楕円であり、情報媒体
面上に良好な微小スポットを形成するには楕円の短軸方
向を拡大して略円形にしなければならないが、反射型回
折格子などのビーム拡大素子のビーム倍率は光情報処理
装置の厚さと密接に関係しているために、装置厚さの設
計自由度が小さいという問題がある。
【0015】本発明の目的は、従来との互換性を失うこ
となく、調整が容易で、コストを抑制することができ、
光利用効率を高めることが可能で、装置厚さの設計自由
度が大きい、薄型の光情報処理装置を提供することにあ
る。
となく、調整が容易で、コストを抑制することができ、
光利用効率を高めることが可能で、装置厚さの設計自由
度が大きい、薄型の光情報処理装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、光源と、前記光源からのビームを情報媒体面上に結
像させる対物レンズと、情報媒体面から戻ったビームを
検出する光検出器とを少なくとも有する光情報処理装置
において、情報媒体面に沿って伝達する伝達ビームの中
心光軸の位置を、光源の位置よりも低くした。
に、光源と、前記光源からのビームを情報媒体面上に結
像させる対物レンズと、情報媒体面から戻ったビームを
検出する光検出器とを少なくとも有する光情報処理装置
において、情報媒体面に沿って伝達する伝達ビームの中
心光軸の位置を、光源の位置よりも低くした。
【0017】さらに、光源からの出射ビームの中心光軸
と光検出器で検出する検出ビームの中心光軸が、それぞ
れ情報媒体面と略平行となるように配置するのが望まし
い。
と光検出器で検出する検出ビームの中心光軸が、それぞ
れ情報媒体面と略平行となるように配置するのが望まし
い。
【0018】さらに、対物レンズに入射するビームのビ
ーム径を伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径よりも大
きくするのが望ましい。
ーム径を伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径よりも大
きくするのが望ましい。
【0019】さらに、伝達ビームの中心光軸付近の光強
度が出射ビームの中心光軸付近の光強度よりも大きくす
るのが望ましい。
度が出射ビームの中心光軸付近の光強度よりも大きくす
るのが望ましい。
【0020】さらに、対物レンズに入射するビームの中
心光軸付近の光強度を前記出射ビームの中心光軸付近の
光強度よりも小さくするのが望ましい。
心光軸付近の光強度を前記出射ビームの中心光軸付近の
光強度よりも小さくするのが望ましい。
【0021】さらに、光源に半導体レーザを用い、半導
体レーザからのビームの楕円状の遠視野像の短軸方向を
伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径方向と一致させる
ことが望ましい。
体レーザからのビームの楕円状の遠視野像の短軸方向を
伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径方向と一致させる
ことが望ましい。
【0022】
【作用】まず、光源と、光源からのビームを情報媒体面
上に結像させる対物レンズと、前記情報媒体面から戻っ
たビームを検出する光検出器とを少なくとも有する光情
報処理装置において、情報媒体面に沿って伝達する伝達
ビームの中心光軸の位置を、光源の位置よりも低くする
ことにより、図13に示すように光源部206の大きさ
が装置の薄型化を阻害することがなくなる。
上に結像させる対物レンズと、前記情報媒体面から戻っ
たビームを検出する光検出器とを少なくとも有する光情
報処理装置において、情報媒体面に沿って伝達する伝達
ビームの中心光軸の位置を、光源の位置よりも低くする
ことにより、図13に示すように光源部206の大きさ
が装置の薄型化を阻害することがなくなる。
【0023】次に、光源からの出射ビームの中心光軸と
光検出器で検出する検出ビームの中心光軸が、それぞれ
情報媒体面と略平行となるように配置することにより、
光情報処理装置の薄型化が可能となる。
光検出器で検出する検出ビームの中心光軸が、それぞれ
情報媒体面と略平行となるように配置することにより、
光情報処理装置の薄型化が可能となる。
【0024】さらに、対物レンズに入射するビームのビ
ーム径が伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径よりも大
きくすることにより、対物レンズの開口数NAを小さく
することなしに、ビーム伝達部分の厚みを減らすことが
でき、光情報処理装置の厚さを薄くすることができる。
ーム径が伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径よりも大
きくすることにより、対物レンズの開口数NAを小さく
することなしに、ビーム伝達部分の厚みを減らすことが
でき、光情報処理装置の厚さを薄くすることができる。
【0025】さらに、伝達ビームの中心光軸付近の光強
度を出射ビームの中心光軸付近の光強度よりも大きくす
ることにより、光源からの光を効率よく前記対物レンズ
に伝達することができ、光利用効率を高めることができ
る。
度を出射ビームの中心光軸付近の光強度よりも大きくす
ることにより、光源からの光を効率よく前記対物レンズ
に伝達することができ、光利用効率を高めることができ
る。
【0026】さらに、対物レンズに入射するビームの中
心光軸付近の光強度を出射ビームの中心光軸付近の光強
度よりも小さくすることにより、出射ビームの光密度を
高める素子の装置厚さ方向の高さを小さくすることがで
き、光情報処理装置の厚さを薄くすることができる。
心光軸付近の光強度を出射ビームの中心光軸付近の光強
度よりも小さくすることにより、出射ビームの光密度を
高める素子の装置厚さ方向の高さを小さくすることがで
き、光情報処理装置の厚さを薄くすることができる。
【0027】さらに、光源に半導体レーザを用い、半導
体レーザからのビームの楕円状の遠視野像の短軸方向を
伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径方向と一致させる
ことにより、遠視野像の長軸方向を前記伝達ビームの装
置厚さ方向のビーム径方向と一致させた場合と比較し、
光利用効率を高めることができる上、より良好なスポッ
トを得ることができる。
体レーザからのビームの楕円状の遠視野像の短軸方向を
伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径方向と一致させる
ことにより、遠視野像の長軸方向を前記伝達ビームの装
置厚さ方向のビーム径方向と一致させた場合と比較し、
光利用効率を高めることができる上、より良好なスポッ
トを得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1(a)は本発明による光情報処理装
置の基本構成を示す斜視図であり、図1(b)、(c)
はそれぞれ上面図と側面図である。ただし、上面図にお
いては情報媒体面7を省略している。半導体レーザ1か
ら出射した出射ビーム8は、ビームスプリッタ3を透過
し、コリメートレンズ4により平行光となる。平行光と
なった出射ビーム8はビーム縮小素子11により一方向
に縮小され、反射ミラー5により反射されて情報媒体面
7に沿って伝達する伝達ビーム10となる。装置厚さ方
向に縮小された伝達ビーム10はビーム拡大素子12に
より一方向に拡大されると同時に略90°方向に偏向さ
れる。拡大されたビームは対物レンズ6により情報媒体
面7上に絞り込まれる。情報媒体面から反射した反射ビ
ームは逆の経路をたどり、ビームスプリッタ3により分
離されて検出ビーム9となり、光検出器2で検出され
る。
して説明する。図1(a)は本発明による光情報処理装
置の基本構成を示す斜視図であり、図1(b)、(c)
はそれぞれ上面図と側面図である。ただし、上面図にお
いては情報媒体面7を省略している。半導体レーザ1か
ら出射した出射ビーム8は、ビームスプリッタ3を透過
し、コリメートレンズ4により平行光となる。平行光と
なった出射ビーム8はビーム縮小素子11により一方向
に縮小され、反射ミラー5により反射されて情報媒体面
7に沿って伝達する伝達ビーム10となる。装置厚さ方
向に縮小された伝達ビーム10はビーム拡大素子12に
より一方向に拡大されると同時に略90°方向に偏向さ
れる。拡大されたビームは対物レンズ6により情報媒体
面7上に絞り込まれる。情報媒体面から反射した反射ビ
ームは逆の経路をたどり、ビームスプリッタ3により分
離されて検出ビーム9となり、光検出器2で検出され
る。
【0029】以上のように図1で示した実施例において
は、出射ビーム8の中心光軸と検出ビーム9の中心光軸
を情報媒体面7と略平行な平面内に配置するとともに、
ビーム拡大素子12とビーム縮小素子11を備えること
により、伝達ビーム10の中心光軸の位置は出射ビーム
8の中心光軸の位置よりも低くすることができ、対物レ
ンズ6に入射するビームのビーム径は伝達ビーム10の
装置厚さ方向のビーム径よりも大きくすることができ、
伝達ビーム10の中心光軸付近の光強度は出射ビーム8
の中心光軸付近の光強度よりも大きくすることができ
る。したがって、光情報処理装置の薄型化が実現できる
とともに光利用効率も高めることができる。また、コリ
メートレンズ4は通常の回転対称レンズを用いることが
でき、調整方法も従来と比較し変わらないので、コスト
が増加することはない。
は、出射ビーム8の中心光軸と検出ビーム9の中心光軸
を情報媒体面7と略平行な平面内に配置するとともに、
ビーム拡大素子12とビーム縮小素子11を備えること
により、伝達ビーム10の中心光軸の位置は出射ビーム
8の中心光軸の位置よりも低くすることができ、対物レ
ンズ6に入射するビームのビーム径は伝達ビーム10の
装置厚さ方向のビーム径よりも大きくすることができ、
伝達ビーム10の中心光軸付近の光強度は出射ビーム8
の中心光軸付近の光強度よりも大きくすることができ
る。したがって、光情報処理装置の薄型化が実現できる
とともに光利用効率も高めることができる。また、コリ
メートレンズ4は通常の回転対称レンズを用いることが
でき、調整方法も従来と比較し変わらないので、コスト
が増加することはない。
【0030】図1中のビーム縮小素子11とビーム拡大
素子12の動作原理についてさらに詳しく説明する。
素子12の動作原理についてさらに詳しく説明する。
【0031】ビーム縮小素子11及びビーム拡大素子1
2は図5に示すような楔型プリズム21から成る。楔型
プリズム21の頂角はαであり、楔型プリズム21は光
が透過する入出射面22と光を反射する反射面23を具
備している。いま図5に示すように、楔型プリズム21
にビームの断面形状がビーム断面26であるようなビー
ム24が入射すると、ビーム断面形状がビーム断面25
であるようなビームとなって出射する。また、逆に楔型
プリズム21にビームの断面形状がビーム断面25であ
るようなビーム24が入射すると、ビームの断面形状が
ビーム断面26であるようなビームとなって出射する。
ここでaとbの比を次のように定義すると、
2は図5に示すような楔型プリズム21から成る。楔型
プリズム21の頂角はαであり、楔型プリズム21は光
が透過する入出射面22と光を反射する反射面23を具
備している。いま図5に示すように、楔型プリズム21
にビームの断面形状がビーム断面26であるようなビー
ム24が入射すると、ビーム断面形状がビーム断面25
であるようなビームとなって出射する。また、逆に楔型
プリズム21にビームの断面形状がビーム断面25であ
るようなビーム24が入射すると、ビームの断面形状が
ビーム断面26であるようなビームとなって出射する。
ここでaとbの比を次のように定義すると、
【0032】
【数1】
【0033】楔型プリズム21がビームの断面形状をビ
ーム断面26からビーム断面25に変換するとき、楔型
プリズム21をビーム拡大倍率tのビーム拡大素子と見
なすことができる。また楔型プリズム21がビームの断
面形状をビーム断面25からビーム断面26に変換する
とき、楔型プリズム21をビーム縮小倍率1/tのビー
ム縮小素子と見なすことができる。なお、tはビームの
入射角と出射角により次のように表わされる。
ーム断面26からビーム断面25に変換するとき、楔型
プリズム21をビーム拡大倍率tのビーム拡大素子と見
なすことができる。また楔型プリズム21がビームの断
面形状をビーム断面25からビーム断面26に変換する
とき、楔型プリズム21をビーム縮小倍率1/tのビー
ム縮小素子と見なすことができる。なお、tはビームの
入射角と出射角により次のように表わされる。
【0034】
【数2】
【0035】ただし、θ1、θ2、θ3、θ4、θ5及
びαの間には次のような関係がある。
びαの間には次のような関係がある。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】
【数5】
【0039】
【数6】
【0040】ここでnは楔型プリズム21を構成する材
質の屈折率である。また、空気の屈折率は1とした。
質の屈折率である。また、空気の屈折率は1とした。
【0041】図5においてビーム径bを一定としたと
き、楔型プリズム21のビーム拡大倍率tを大きくする
とビーム径aは小さくなるので、一般に楔型プリズム2
1の高さhは小さくなる。したがって、図1中のビーム
拡大素子12のビーム拡大倍率をr(r>1)とする
と、図1中の伝達ビーム10の装置厚さ方向の径を小さ
くするにはビーム拡大倍率rを大きくすれば良い。
き、楔型プリズム21のビーム拡大倍率tを大きくする
とビーム径aは小さくなるので、一般に楔型プリズム2
1の高さhは小さくなる。したがって、図1中のビーム
拡大素子12のビーム拡大倍率をr(r>1)とする
と、図1中の伝達ビーム10の装置厚さ方向の径を小さ
くするにはビーム拡大倍率rを大きくすれば良い。
【0042】また、図5においてビーム径aを一定とし
たとき、楔型プリズム21のビーム縮小倍率1/tを大
きくするとビーム径bは小さくなるので、一般的に楔型
プリズム21の水平方向の長さwは小さくなる。したが
って図1中のビーム縮小素子11のビーム縮小倍率を1
/s(s>1)とすると、ビーム縮小素子11の装置厚
さ方向の長さを小さくするにはビーム縮小倍率1/sを
大きくすれば良い。
たとき、楔型プリズム21のビーム縮小倍率1/tを大
きくするとビーム径bは小さくなるので、一般的に楔型
プリズム21の水平方向の長さwは小さくなる。したが
って図1中のビーム縮小素子11のビーム縮小倍率を1
/s(s>1)とすると、ビーム縮小素子11の装置厚
さ方向の長さを小さくするにはビーム縮小倍率1/sを
大きくすれば良い。
【0043】ビーム拡大素子12のビーム拡大倍率rと
ビーム縮小素子11のビーム縮小倍率1/sの積r/s
は最終的なビームの倍率を表わし、光利用効率に関係す
る。
ビーム縮小素子11のビーム縮小倍率1/sの積r/s
は最終的なビームの倍率を表わし、光利用効率に関係す
る。
【0044】以上のことから、ビーム拡大素子のビーム
拡大倍率とビーム縮小素子のビーム縮小倍率を独立に選
ぶことができるので、装置厚さの設計の自由度が大きい
上、光利用効率を高めることができる。
拡大倍率とビーム縮小素子のビーム縮小倍率を独立に選
ぶことができるので、装置厚さの設計の自由度が大きい
上、光利用効率を高めることができる。
【0045】ここで、図1における最終的なビーム倍率
r/sが1よりも小さい、すなわちs>rの場合を考え
ると、図8(a)に示すように、ビーム縮小素子11の
装置厚さ方向の長さがコリメートレンズ4の外径よりも
大きくなる場合がある。したがって装置の厚さを薄くす
るにはビーム倍率r/sを1よりも大きくし、図8
(b)に示すようにビーム縮小素子11の装置厚さ方向
の長さをコリメートレンズ4の外径よりも小さくする必
要がある。このとき図1において、対物レンズ6に入射
するビームの中心光軸付近の光強度は出射ビーム8の中
心光軸付近の光強度よりも小さくなる。
r/sが1よりも小さい、すなわちs>rの場合を考え
ると、図8(a)に示すように、ビーム縮小素子11の
装置厚さ方向の長さがコリメートレンズ4の外径よりも
大きくなる場合がある。したがって装置の厚さを薄くす
るにはビーム倍率r/sを1よりも大きくし、図8
(b)に示すようにビーム縮小素子11の装置厚さ方向
の長さをコリメートレンズ4の外径よりも小さくする必
要がある。このとき図1において、対物レンズ6に入射
するビームの中心光軸付近の光強度は出射ビーム8の中
心光軸付近の光強度よりも小さくなる。
【0046】ところで図1からも分かるように、ビーム
拡大素子12とビーム縮小素子11は各々一方向につい
てのみビームの拡大または縮小を行い、その方向と垂直
な方向のビーム径については何も作用しない。したがっ
て、コリメートレンズ4の有効径は対物レンズ5の有効
径と同じかまたはそれよりも大きいことが必要である。
また、ビーム拡大素子12とビーム縮小素子11の水平
方向の長さはコリメートレンズ4の有効径と同じかまた
はそれよりも大きいことが必要である。
拡大素子12とビーム縮小素子11は各々一方向につい
てのみビームの拡大または縮小を行い、その方向と垂直
な方向のビーム径については何も作用しない。したがっ
て、コリメートレンズ4の有効径は対物レンズ5の有効
径と同じかまたはそれよりも大きいことが必要である。
また、ビーム拡大素子12とビーム縮小素子11の水平
方向の長さはコリメートレンズ4の有効径と同じかまた
はそれよりも大きいことが必要である。
【0047】図10に示すように半導体レーザの遠視野
像101は楕円状となるのはよく知られている。図1に
おいて、遠視野像101の短軸方向が伝達ビーム10の
装置厚さ方向のビーム径方向と一致するように配置する
ことにより、光利用効率を高めることができる。また、
このときビーム倍率r/sを1よりも大きくした場合、
半導体レーザ1の遠視野像を略円形に近付けることがで
きるので、より良好なスポット像が得ることができる。
像101は楕円状となるのはよく知られている。図1に
おいて、遠視野像101の短軸方向が伝達ビーム10の
装置厚さ方向のビーム径方向と一致するように配置する
ことにより、光利用効率を高めることができる。また、
このときビーム倍率r/sを1よりも大きくした場合、
半導体レーザ1の遠視野像を略円形に近付けることがで
きるので、より良好なスポット像が得ることができる。
【0048】図9のビーム縮小素子16は楔型プリズム
17と反射面19を持つ透明部材18を一体化したもの
である。図1中のビーム縮小素子11と反射ミラー5の
代わりにビーム縮小素子16を用いることにより、ビー
ム縮小素子11と反射ミラー5の位置合わせ等が不要と
なる上、部品点数を減らすことができる。
17と反射面19を持つ透明部材18を一体化したもの
である。図1中のビーム縮小素子11と反射ミラー5の
代わりにビーム縮小素子16を用いることにより、ビー
ム縮小素子11と反射ミラー5の位置合わせ等が不要と
なる上、部品点数を減らすことができる。
【0049】図2は本発明の他の実施例の基本構成を示
す図であり、図2(a)、(b)はそれぞれ上面図と側
面図である。ただし、上面図においては情報媒体面7を
省略している。図2において、図1で説明した構成図と
同じ番号の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。
図2中のビーム縮小素子15は図6に示すような2つの
三角プリズム31と32から成る。図6の三角プリズム
31と32は図5の楔型プリズム21と同様にビームの
断面形状がビーム断面33であるようなビーム24が入
射すると、ビームの断面形状がビーム断面34であるよ
うなビームに変換することができる。図2の他の部分の
作用については図1と同様であるので説明を省略する。
す図であり、図2(a)、(b)はそれぞれ上面図と側
面図である。ただし、上面図においては情報媒体面7を
省略している。図2において、図1で説明した構成図と
同じ番号の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。
図2中のビーム縮小素子15は図6に示すような2つの
三角プリズム31と32から成る。図6の三角プリズム
31と32は図5の楔型プリズム21と同様にビームの
断面形状がビーム断面33であるようなビーム24が入
射すると、ビームの断面形状がビーム断面34であるよ
うなビームに変換することができる。図2の他の部分の
作用については図1と同様であるので説明を省略する。
【0050】図3は本発明の他の実施例の基本構成を示
す図であり、図3(a)、(b)はそれぞれ上面図と側
面図である。ただし、上面図においては情報媒体面7を
省略している。図3において、図1で説明した構成図と
同じ番号の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。
図3中のビーム拡大素子14とビーム縮小素子13は図
7に示すような反射型回折格子41から成る。図7の反
射型回折格子41は図5の楔型プリズム21と同様にビ
ームの断面形状がビーム断面43であるようなビーム2
4が入射すると、ビーム断面形状がビーム断面42であ
るようなビームとなって出射する。また、逆に反射型回
折格子41にビームの断面形状がビーム断面42である
ようなビーム24が入射すると、ビームの断面形状がビ
ーム断面43であるようなビームとなって出射する。反
射型回折格子41の他の作用についても楔型プリズム2
1と同様であるので説明を省略する。
す図であり、図3(a)、(b)はそれぞれ上面図と側
面図である。ただし、上面図においては情報媒体面7を
省略している。図3において、図1で説明した構成図と
同じ番号の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。
図3中のビーム拡大素子14とビーム縮小素子13は図
7に示すような反射型回折格子41から成る。図7の反
射型回折格子41は図5の楔型プリズム21と同様にビ
ームの断面形状がビーム断面43であるようなビーム2
4が入射すると、ビーム断面形状がビーム断面42であ
るようなビームとなって出射する。また、逆に反射型回
折格子41にビームの断面形状がビーム断面42である
ようなビーム24が入射すると、ビームの断面形状がビ
ーム断面43であるようなビームとなって出射する。反
射型回折格子41の他の作用についても楔型プリズム2
1と同様であるので説明を省略する。
【0051】図4は本発明の他の実施例の基本構成図で
ある。図4において、図1で説明した構成図と同じ番号
の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。図4中の
ビーム拡大素子12と対物レンズ6は可動部90上に設
置され、可動部90は情報媒体面7に添って移動するこ
とができる。これにより情報媒体面7の大きさに関わら
ず、主に対物レンズ6と装置厚さ方向の大きさが小さい
ビーム拡大素子12を情報媒体面7の下に配置すること
ができるので装置全体の厚さを薄くすることができる。
また、可動部分の重量も軽減できるので、高速のアクセ
スが実現できる。
ある。図4において、図1で説明した構成図と同じ番号
の部分は同じ作用を行うので説明を省略する。図4中の
ビーム拡大素子12と対物レンズ6は可動部90上に設
置され、可動部90は情報媒体面7に添って移動するこ
とができる。これにより情報媒体面7の大きさに関わら
ず、主に対物レンズ6と装置厚さ方向の大きさが小さい
ビーム拡大素子12を情報媒体面7の下に配置すること
ができるので装置全体の厚さを薄くすることができる。
また、可動部分の重量も軽減できるので、高速のアクセ
スが実現できる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、従来との互換性を失う
ことなく、調整が容易で、コストを抑制することがで
き、光利用効率を高めることが可能で、装置厚さの設計
自由度が大きい、薄型の光情報処理装置が実現できる。
ことなく、調整が容易で、コストを抑制することがで
き、光利用効率を高めることが可能で、装置厚さの設計
自由度が大きい、薄型の光情報処理装置が実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す基本構成図である。
【図2】本発明の他の一実施例を示す基本構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の一実施例を示す基本構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の一実施例を示す基本構成図であ
る。
る。
【図5】楔型プリズムによるビームの拡大と縮小を示す
図である。
図である。
【図6】三角プリズムによるビームの縮小を示す図であ
る。
る。
【図7】反射型回折格子によるビームの拡大と縮小を示
す図である。
す図である。
【図8】ビーム縮小素子の縮小倍率の違いによる素子の
高さの違いを示す図である。
高さの違いを示す図である。
【図9】ビーム縮小素子の他の例を示す図である。
【図10】半導体レーザの遠視野像の形状を示す図であ
る。
る。
【図11】作動距離と装置厚さの関係を示す図である。
【図12】基板厚さと装置厚さの関係を示す図である。
【図13】光源部の位置と装置厚さの関係を示す図であ
る。
る。
1…半導体レーザ、2…光検出器、3…ビームスプリッ
タ、4…コリメートレンズ、5…反射ミラー、6、20
2、203…対物レンズ、7、201…情報媒体面、8
…出射ビーム、9…検出ビーム、10…伝達ビーム、1
1、13、15、16…ビーム縮小素子、12、14…
ビーム拡大素子、17、21…楔型プリズム、18…透
明部材、19、23…反射面、22…入出射面、24…
ビーム、25、26、33、34、42、43…ビーム
断面、31、32…三角プリズム、41…反射型回折格
子、90…可動部、101…遠視野像、204、205
…透明基板、206…光源部。
タ、4…コリメートレンズ、5…反射ミラー、6、20
2、203…対物レンズ、7、201…情報媒体面、8
…出射ビーム、9…検出ビーム、10…伝達ビーム、1
1、13、15、16…ビーム縮小素子、12、14…
ビーム拡大素子、17、21…楔型プリズム、18…透
明部材、19、23…反射面、22…入出射面、24…
ビーム、25、26、33、34、42、43…ビーム
断面、31、32…三角プリズム、41…反射型回折格
子、90…可動部、101…遠視野像、204、205
…透明基板、206…光源部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 滋 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】光源と、前記光源からのビームを情報媒体
面上に結像させる対物レンズと、前記情報媒体面から戻
ったビームを検出する光検出器とを少なくとも有する光
情報処理装置において、前記情報媒体面に沿って伝達す
る伝達ビームの中心光軸の位置は、前記光源の位置より
も低いことを特徴とする光情報処理装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の光情報処理装置におい
て、前記光源からの出射ビームの中心光軸と前記光検出
器で検出する検出ビームの中心光軸は、それぞれ前記情
報媒体面と略平行な平面上にあることを特徴とする光情
報処理装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の光情報処理装置におい
て、前記対物レンズに入射するビームのビーム径が前記
伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径よりも大きいこと
を特徴とする光情報処理装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の光情報処理装置におい
て、前記伝達ビームの中心光軸付近の光強度が前記出射
ビームの中心光軸付近の光強度よりも大きいことを特徴
とする光情報処理装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の光情報処理装置におい
て、前記対物レンズに入射するビームの中心光軸付近の
光強度は前記出射ビームの中心光軸付近の光強度よりも
小さいことを特徴とする光情報処理装置。 - 【請求項6】請求項3乃至5のうちのいずれかに記載の
光情報処理装置において、前記光源に半導体レーザを用
い、前記半導体レーザからのビームの楕円状の遠視野像
の短軸方向が前記伝達ビームの装置厚さ方向のビーム径
方向と一致することを特徴とする光情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306249A JPH07161047A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 光情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306249A JPH07161047A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 光情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07161047A true JPH07161047A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17954802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5306249A Pending JPH07161047A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 光情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07161047A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873592B2 (en) | 2001-07-10 | 2005-03-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Slim optical pickup apparatus |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP5306249A patent/JPH07161047A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873592B2 (en) | 2001-07-10 | 2005-03-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Slim optical pickup apparatus |
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