JPH07160414A - マウス入力装置 - Google Patents
マウス入力装置Info
- Publication number
- JPH07160414A JPH07160414A JP5311807A JP31180793A JPH07160414A JP H07160414 A JPH07160414 A JP H07160414A JP 5311807 A JP5311807 A JP 5311807A JP 31180793 A JP31180793 A JP 31180793A JP H07160414 A JPH07160414 A JP H07160414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coils
- ball
- input device
- mouse input
- axes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】専用のマットを必要とせず、また回転用機構部
品点数を減らして、ほこりの付着にも強い機構にする。 【構成】このマウス入力装置は、互いに直交する3軸方
向で磁気抵抗の異なるボール10と、ボール10の周囲
にコイル21〜26が配置され、3つのコイルの組21
と24、22と25、23と26は、各組の2つのコイ
ルが同一直線上となるように、かつ、各組の中心軸が直
交するように配置されている。各コイルの組には電源3
1〜33から供給される電圧により、一定磁界が発生
し、ボール10の回転移動による電流変化検出回路41
〜43の出力はX−Yパルス発生回路50に送出され、
X−Yパルス発生回路50では、ボール10の回転移動
による3軸のコイル21〜26の電流変化から、2次元
の移動量に応じたパルスに変換する。
品点数を減らして、ほこりの付着にも強い機構にする。 【構成】このマウス入力装置は、互いに直交する3軸方
向で磁気抵抗の異なるボール10と、ボール10の周囲
にコイル21〜26が配置され、3つのコイルの組21
と24、22と25、23と26は、各組の2つのコイ
ルが同一直線上となるように、かつ、各組の中心軸が直
交するように配置されている。各コイルの組には電源3
1〜33から供給される電圧により、一定磁界が発生
し、ボール10の回転移動による電流変化検出回路41
〜43の出力はX−Yパルス発生回路50に送出され、
X−Yパルス発生回路50では、ボール10の回転移動
による3軸のコイル21〜26の電流変化から、2次元
の移動量に応じたパルスに変換する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ用のマウス
入力装置に関する。
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマウス入力装置は、ボー
ルの回転を機械的に読み取る方式と、マットの格子を光
学的に読み取る方式とに大別される。
ルの回転を機械的に読み取る方式と、マットの格子を光
学的に読み取る方式とに大別される。
【0003】前者の方式のマウス入力装置は、例えば図
3に示すように、ボール10aをマウスが移動する面を
転がるように配置して、マウスの移動に伴うボール10
aの回転を、ボール10aに密着するローラ2を使って
2次元の回転に変換し、ロータリエンコーダ3及び光学
センサ4から移動変位量に応じたパルスを出力してい
る。
3に示すように、ボール10aをマウスが移動する面を
転がるように配置して、マウスの移動に伴うボール10
aの回転を、ボール10aに密着するローラ2を使って
2次元の回転に変換し、ロータリエンコーダ3及び光学
センサ4から移動変位量に応じたパルスを出力してい
る。
【0004】後者の方式のマウス入力装置は、底面に光
学センサを配置したマウスを、格子の入った専用のマッ
ト上で使用する。マウスがマットの格子上を移動する
と、マウスが通過した格子数を光学センサが検出して、
移動変位量に応じたパルスを出力している。
学センサを配置したマウスを、格子の入った専用のマッ
ト上で使用する。マウスがマットの格子上を移動する
と、マウスが通過した格子数を光学センサが検出して、
移動変位量に応じたパルスを出力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のマウス入力
装置は、機械的に読み取る方式では、ローラ及びロータ
リエンコーダが回転する構造のため機械的に複雑であ
る。また、ボール表面が汚れたり、ローラにほこりが付
着することにより、ボールとローラとの間にすべりを起
こし易く、入力に支障をきたす場合があるという問題点
がある。
装置は、機械的に読み取る方式では、ローラ及びロータ
リエンコーダが回転する構造のため機械的に複雑であ
る。また、ボール表面が汚れたり、ローラにほこりが付
着することにより、ボールとローラとの間にすべりを起
こし易く、入力に支障をきたす場合があるという問題点
がある。
【0006】また、マットの格子を光学的に読み取る方
式では、専用のマットを必要とし、さらにマット表面の
汚れにより、光学センサが格子を読み取れず、入力に支
障をきたす場合があるという問題点がある。
式では、専用のマットを必要とし、さらにマット表面の
汚れにより、光学センサが格子を読み取れず、入力に支
障をきたす場合があるという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマウス入力装置
は、互いに直交する3軸のそれぞれの方向で磁気抵抗の
異なるボールと、このボールの周辺の前記3軸のそれぞ
れに配置された複数のコイルと、この複数のコイルによ
って磁界を発生するための複数の電源と、前記ボールの
回転によって前記複数のコイルのそれぞれの電流の変化
を検出する複数の電流変化検出回路と、この複数の電流
変化検出回路のそれぞれの出力から前記ボールの2次元
の移動量に応じたパルスを発生するパルス発生回路とを
備えている。
は、互いに直交する3軸のそれぞれの方向で磁気抵抗の
異なるボールと、このボールの周辺の前記3軸のそれぞ
れに配置された複数のコイルと、この複数のコイルによ
って磁界を発生するための複数の電源と、前記ボールの
回転によって前記複数のコイルのそれぞれの電流の変化
を検出する複数の電流変化検出回路と、この複数の電流
変化検出回路のそれぞれの出力から前記ボールの2次元
の移動量に応じたパルスを発生するパルス発生回路とを
備えている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の一実施例の内部の一部分を
示す透視図、図2は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。
示す透視図、図2は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【0010】図1,図2において、本実施例のマウス入
力装置1は、互いに直交する3軸のそれぞれの方向で磁
気抵抗の異なるボール10と、このボール10の周辺の
3軸のそれぞれに配置された複数のコイル21,22,
23,24,25,26と、この複数のコイル21,2
2,23,24,25,26によって磁界を発生するた
めの複数の電源31,32,33と、ボール10の回転
によって複数のコイル21,22,23,24,25,
26のそれぞれの電流の変化を検出する複数の電流変化
検出回路41,42,43と、この複数の電流変化検出
回路41,42,43のそれぞれの出力からボール10
の2次元の移動量に応じたパルスを発生するX−Yパル
ス発生回路50とを備えている。
力装置1は、互いに直交する3軸のそれぞれの方向で磁
気抵抗の異なるボール10と、このボール10の周辺の
3軸のそれぞれに配置された複数のコイル21,22,
23,24,25,26と、この複数のコイル21,2
2,23,24,25,26によって磁界を発生するた
めの複数の電源31,32,33と、ボール10の回転
によって複数のコイル21,22,23,24,25,
26のそれぞれの電流の変化を検出する複数の電流変化
検出回路41,42,43と、この複数の電流変化検出
回路41,42,43のそれぞれの出力からボール10
の2次元の移動量に応じたパルスを発生するX−Yパル
ス発生回路50とを備えている。
【0011】尚、本実施例のマウス入力装置1では、コ
イル21と24,コイル22と25,コイル23と26
がそれぞれコイルの組をなし、またそれぞれのコイルの
組は同一直線上になるように、且つ、それぞれのコイル
の組の各コイルを通る中心軸が直交するように配置され
てある。
イル21と24,コイル22と25,コイル23と26
がそれぞれコイルの組をなし、またそれぞれのコイルの
組は同一直線上になるように、且つ、それぞれのコイル
の組の各コイルを通る中心軸が直交するように配置され
てある。
【0012】また、コイル21と24の組には電源31
から、コイル22と25の組には電源32から、コイル
23と26の組には電源33から電圧が供給されて予め
定められた一定磁界を発生するように接続されている。
から、コイル22と25の組には電源32から、コイル
23と26の組には電源33から電圧が供給されて予め
定められた一定磁界を発生するように接続されている。
【0013】次に、本実施例の動作について、図1及び
図2を参照して説明する。
図2を参照して説明する。
【0014】各コイルの組コイル21と24,コイル2
2と25及びコイル23と26は電源31〜33から供
給される電圧により、一定磁界が発生する。ボール10
の回転移動による電流変化検出回路41〜43の出力は
X−Yパルス発生回路50へ送出される。X−Yパルス
発生回路50では、ボール10の回転移動による3軸の
コイル21,22,23,24,25,26の電流変化
から、2次元の移動量に応じたパルスに変化する。
2と25及びコイル23と26は電源31〜33から供
給される電圧により、一定磁界が発生する。ボール10
の回転移動による電流変化検出回路41〜43の出力は
X−Yパルス発生回路50へ送出される。X−Yパルス
発生回路50では、ボール10の回転移動による3軸の
コイル21,22,23,24,25,26の電流変化
から、2次元の移動量に応じたパルスに変化する。
【0015】本実施例においては、X−Yパルス発生回
路50で各コイル21,22,23,24,25,26
の電流変化をX−Yのパルスに変換したが、電流変化検
出回路41,42,43の出力を直接本体装置に送り、
本体装置内で、X−Yのパルスに変換してもよい。ま
た、コイル21,22,23,24,25,26の芯に
強磁性体を用いて磁力を強くしてもよく、さらに、組と
なるコイル21と24,22と25,23と26の芯を
共通の強磁性体で構成してもよい。
路50で各コイル21,22,23,24,25,26
の電流変化をX−Yのパルスに変換したが、電流変化検
出回路41,42,43の出力を直接本体装置に送り、
本体装置内で、X−Yのパルスに変換してもよい。ま
た、コイル21,22,23,24,25,26の芯に
強磁性体を用いて磁力を強くしてもよく、さらに、組と
なるコイル21と24,22と25,23と26の芯を
共通の強磁性体で構成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、互いに直
交する3軸のそれぞれの方向で磁気抵抗の異なるボール
と、このボールの周辺の3軸のそれぞれに配置された複
数のコイルと、この複数のコイルによって磁界を発生す
るための複数の電源と、ボールの回転によって複数のコ
イルのそれぞれの電流の変化を検出する複数の電流変化
検出回路と、この複数の電流変化検出回路のそれぞれの
出力からボールの2次元の移動量に応じたパルスを発生
するパルス発生回路とを備えていることにより、従来と
比較して回転用機構部品の点数を少なくすることがで
き、ボールとローラとの間のすべりによる入力の支障が
起らないので、信頼性を向上させることができる効果が
ある。
交する3軸のそれぞれの方向で磁気抵抗の異なるボール
と、このボールの周辺の3軸のそれぞれに配置された複
数のコイルと、この複数のコイルによって磁界を発生す
るための複数の電源と、ボールの回転によって複数のコ
イルのそれぞれの電流の変化を検出する複数の電流変化
検出回路と、この複数の電流変化検出回路のそれぞれの
出力からボールの2次元の移動量に応じたパルスを発生
するパルス発生回路とを備えていることにより、従来と
比較して回転用機構部品の点数を少なくすることがで
き、ボールとローラとの間のすべりによる入力の支障が
起らないので、信頼性を向上させることができる効果が
ある。
【0017】また、専用のマットを必要とせず、さらに
マット表面の汚れによる光学センサが格子を読取れない
ことによる入力のミスをなくすることができる効果があ
る。
マット表面の汚れによる光学センサが格子を読取れない
ことによる入力のミスをなくすることができる効果があ
る。
【0018】
【図1】本発明の一実施例の内部の一部分を示す透視図
である。
である。
【図2】本実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】従来例を示す説明図である。
10 ボール 21〜26 コイル 31〜33 電源 41〜43 電流変化検出回路 50 X−Yパルス発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに直交する3軸のそれぞれの方向で
磁気抵抗の異なるボールと、このボールの周辺の前記3
軸のそれぞれに配置された複数のコイルと、この複数の
コイルによって磁界を発生するための複数の電源と、前
記ボールの回転によって前記複数のコイルのそれぞれの
電流の変化を検出する複数の電流変化検出回路と、この
複数の電流変化検出回路のそれぞれの出力から前記ボー
ルの2次元の移動量に応じたパルスを発生するパルス発
生回路とを備えていることを特徴とするマウス入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311807A JPH07160414A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | マウス入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311807A JPH07160414A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | マウス入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160414A true JPH07160414A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=18021669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5311807A Pending JPH07160414A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | マウス入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015880A1 (en) * | 1995-10-23 | 1997-05-01 | Philips Electronics N.V. | Input apparatus for a data processing system |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5311807A patent/JPH07160414A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997015880A1 (en) * | 1995-10-23 | 1997-05-01 | Philips Electronics N.V. | Input apparatus for a data processing system |
JPH10512080A (ja) * | 1995-10-23 | 1998-11-17 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | データ処理装置用入力装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960528 |