JPH07159307A - 不活性ガス雰囲気リフロー炉の酸素濃度測定装置 - Google Patents

不活性ガス雰囲気リフロー炉の酸素濃度測定装置

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Publication number
JPH07159307A
JPH07159307A JP34102093A JP34102093A JPH07159307A JP H07159307 A JPH07159307 A JP H07159307A JP 34102093 A JP34102093 A JP 34102093A JP 34102093 A JP34102093 A JP 34102093A JP H07159307 A JPH07159307 A JP H07159307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
oxygen concentration
reflow furnace
differential pressure
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP34102093A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsukagoshi
英治 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP34102093A priority Critical patent/JPH07159307A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リフロー炉11内のガスを、途中にフラックス
蒸気フィルター29を有するサンプリング管27を通して、
酸素濃度計25に取り込み、ガス中の酸素濃度を測定する
装置において、フィルター29の入口側と出口側の差圧を
検出する差圧検出器29と、その差圧が一定限度以上にな
るとフィルターの交換が必要であることを知らせる報知
器35とを設けた。 【効果】 フィルターの交換時期が自動的に分かるの
で、フィルターの目詰まり状態の点検が不要になると共
に、フィルターの目詰まりによる事故を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板に電
子部品を半田付け実装するための不活性ガス雰囲気リフ
ロー炉における酸素濃度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置を図3に示す。符号11はリフ
ロー炉である。リフロー炉11は炉内を通過するチェーン
コンベア13を備えている。チェーンコンベア13は電子部
品を搭載したプリント回路基板15を搬送する。プリント
回路基板15は予めパッドにクリーム半田を塗布し、その
上に電子部品のリード部を載置した状態となっている。
リフロー炉11内にはヒーター17が設置されており、この
ヒーター17により炉内を通過するプリント回路基板15を
加熱し、クリーム半田を溶融させて、半田付けを行う。
【0003】半田付けの際にプリント回路基板や電子部
品の酸化を防止するため、リフロー炉11内は不活性ガス
例えば窒素ガス雰囲気に保たれる。窒素ガスは、窒素ガ
ス供給源19から流量制御弁21を通して供給され、この例
ではリフロー炉11の出口側通路に設置された噴出管23か
ら炉内に吹き出すようになっている。
【0004】酸化防止のためには窒素ガス中の酸素濃度
を一定限度以下に保つ必要がある。リフロー炉11内は窒
素ガスで満たされるが、プリント回路基板15の通過によ
る外気の巻き込みなどにより炉内の酸素濃度は変化す
る。リフロー炉11内の酸素濃度は炉外に設置された酸素
濃度計25により測定される。酸素濃度計25は、炉内のガ
スをサンプリング管27を通して吸引し、吸引したガス中
の酸素濃度を測定する。炉内のガスにはクリーム半田の
フラックスが気化して混入しているため、サンプリング
管27の途中にはフラックス蒸気を取り除くためのフィル
ター29が設置されている。
【0005】酸素濃度計25の測定値は制御装置33に入力
される。制御装置31は、測定した炉内酸素濃度が設定値
より高いときは窒素ガスの供給量を増やし、低いときは
窒素ガスの供給量を減らすように流量制御弁21を制御す
る。これにより炉内の酸素濃度はほぼ一定に保たれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】リフロー炉内のガスに
はクリーム半田のフラックスが気化して混入している。
酸素濃度の測定を行うときは、サンプリング管の途中に
設置したフィルターでフラックス蒸気を取り除いてい
る。しかしフィルターが目詰まりすると、酸素濃度計に
よるガス吸引が困難になり、酸素濃度測定ができなくな
る。このため従来は作業者がフィルターを定期的に点検
し、フィルターが目詰まり状態に達すると、フィルター
を交換している。しかしフィルターの点検は回数も多
く、きわめて面倒であり、また点検ミスでフィルターの
交換時期が遅れると、酸素濃度調節ができなくなり、大
量の不良を発生させる原因にもなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した不活性ガス雰囲気リフロー炉の酸素濃度
測定装置を提供するもので、その構成は、不活性ガス雰
囲気リフロー炉内のガスを、途中にフラックス蒸気フィ
ルターを有するサンプリング管を通して、リフロー炉外
に設置された酸素濃度計に取り込み、その酸素濃度計で
ガス中の酸素濃度を測定する装置において、前記フィル
ターの入口側と出口側の差圧を検出する差圧検出器と、
その差圧が一定限度以上になるとフィルターの交換が必
要であることを知らせる報知器とを設けたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】フィルターは目詰まりが進行するに従い、入口
側と出口側の差圧が徐々に大きくなる。したがってその
差圧を検出することにより目詰まりの程度を検知でき
る。この装置は、差圧検出器でフィルターの入口側と出
口側の差圧を検出し、その差圧が一定限度(フィルター
の使用限界)に達すると、報知器がフィルターの交換が
必要であることを知らせるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す。図1にお
いて、先に説明した図3の装置と同一部分には同一符号
を付してある。この装置の特徴は、サンプリング管27の
途中に、フィルター29の入口側と出口側の差圧を検出す
る差圧検出器33を設けると共に、差圧検出器33で検出し
た差圧が一定限度以上になるとフィルターの交換が必要
であることを知らせる報知器35を設けたことである。
【0010】差圧検出器33としては、検出した差圧があ
る設定値以上になるとスイッチが閉じて信号を発生する
スイッチ付き差圧計を使用するとよい。また報知器35と
しては、ブザーのように警報音を発生するもの、あるい
はディスプレーにフィルターの交換が必要であることを
文字または図形で表示するもの等を使用することができ
る。
【0011】図2は本発明の他の実施例を示す。この実
施例は、フィルター29を冷却容器37内に設置した例であ
る。冷却容器37は外部からファン39により空気を吹きつ
けられ、強制冷却されている。
【0012】この装置では、リフロー炉11内から吸引さ
れたガスは、サンプリング管27を通ってフィルター29に
入り、そこでフラックス蒸気を除去された後、冷却容器
37内に開放され、そこで冷却される。ガスが冷却される
と、フィルター29で除去しきれなかったフラックス蒸気
が凝縮して冷却容器37の内面に付着するので、さらにフ
ラックスを除去できる。このようにしてフラックスが十
分に除去されたガスがサンプリング管27を通って酸素濃
度計25に取り込まれることになる。冷却容器37内で凝縮
したフラックスは、冷却容器37内に溜まるので、適当な
期間毎に排出する。
【0013】冷却容器37を設けておくと、フラックスを
冷却容器37内に回収できるので、サンプリング管27の内
面に付着するフラックスの量が少なくなり、サンプリン
グ管27の交換期間を長くできる。上記のようにフィルタ
ー29が冷却容器37内に設置されている場合でも、フィル
ター29の目詰まりは起こり得るので、前記実施例と同様
に差圧検出器33と報知器31が設けられている。
【0014】なお図2の実施例において、冷却容器33は
リフロー炉11の炉壁に接近させて配置することが好まし
い。これはリフロー炉11と冷却容器33の間のサンプリン
グ管27内にフラックスが付着するのを防止するためであ
る。またリフロー炉11と冷却容器33の間のサンプリング
管27内にフラックスが付着するのを防止するには、その
間のサンプリング管27を断熱材で覆っておくことも有効
である。また冷却容器33内でのガスの冷却効率を高める
ためには、冷却容器33をアルミまたは銅などの熱伝導性
のすぐれた材料で製作することが好ましい。また冷却容
器33の外面に放熱フィンを形成することも冷却効率を高
めるのに有効である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルターの交換時期が自動的に分かるので、フィルター
の目詰まり状態の点検が不要になると共に、フィルター
の目詰まりによる事故を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の一実施例を示す説明図。
【図2】 本発明に係る装置の他の実施例を示す説明
図。
【図3】 従来の装置を示す説明図。
【符号の説明】
11:リフロー炉 15:プリント回路基板 19:窒素ガス供給源 25:酸素濃度計 27:サンプリング管 33:差圧検出器 35:報知器 37:冷却容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01L 13/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不活性ガス雰囲気リフロー炉内のガスを、
    途中にフラックス蒸気フィルターを有するサンプリング
    管を通して、リフロー炉外に設置された酸素濃度計に取
    り込み、その酸素濃度計でガス中の酸素濃度を測定する
    装置において、前記フィルターの入口側と出口側の差圧
    を検出する差圧検出器と、その差圧が一定限度以上にな
    るとフィルターの交換が必要であることを知らせる報知
    器とを設けたことを特徴とする不活性ガス雰囲気リフロ
    ー炉の酸素濃度測定装置。
JP34102093A 1993-12-10 1993-12-10 不活性ガス雰囲気リフロー炉の酸素濃度測定装置 Pending JPH07159307A (ja)

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