JPH07159128A - 測定顕微鏡 - Google Patents

測定顕微鏡

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Publication number
JPH07159128A
JPH07159128A JP30286193A JP30286193A JPH07159128A JP H07159128 A JPH07159128 A JP H07159128A JP 30286193 A JP30286193 A JP 30286193A JP 30286193 A JP30286193 A JP 30286193A JP H07159128 A JPH07159128 A JP H07159128A
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JP
Japan
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absolute position
stage
moving stage
sample
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Application number
JP30286193A
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English (en)
Inventor
Naoko Hisada
菜穂子 久田
Hiroshi Yugawa
浩 湯川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、位置データに基づいて軌跡に沿う
ように移動ステージを移動制御し、習熟してない人でも
短時間で正確な測定を実現させることにある。 【構成】 移動ステージ(2)の試料(1)を撮影して
画像信号を入力する画像入力手段(4)と、この入力さ
れる画像信号に基づいて試料を表示画面に表示する画像
表示手段(7)と、座標入力面の絶対位置データを入力
及び指示可能な絶対位置入力手段(21)と、絶対位置
入力手段から入力される絶対位置データを表示画面にお
ける画面内位置データに変換してこのデータに対応して
カーソルを表示画面に表示するカーソル表示手段(2
5)と、カーソル表示手段により表示されるカーソルが
移動し、絶対位置入力手段から絶対位置データが指示さ
れたとき、絶対位置データに対応して移動ステージを軌
跡に沿って移動させる移動指令を移動ステージに送出す
る移動ステージ制御手段(26)とを備えた測定顕微
鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば移動ステージに
載置された試料の長さや形状を測定する測定顕微鏡に係
わり、特に位置データの指示に基づいて所定の軌跡に沿
うように移動ステージを移動制御することにより、測定
の正確性を向上し得る測定顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、試料の長さや形状を測定する分野
では、移動ステージ上に試料を載置してこの移動ステー
ジを移動させると共に、この移動ステージの移動量に基
づいて、試料の長さ等を測定する測定装置が知られてい
る。
【0003】この種の測定装置は、作業者により試料の
位置が観察され、手動操作により移動ステージが移動さ
れている。しかしながら、このような測定装置では、試
料の測定を作業者の手動操作によって行うため、測定の
再現性が低く、測定時間も長くかかるという問題があ
る。
【0004】このため、測定者による手動操作の割合を
低減して試料を自動測定するように、電動ステージ、画
像処理装置及びエッジセンサ等を備えた測定顕微鏡が開
発されている。
【0005】図9はこの種の測定顕微鏡の構成を示すブ
ロック図である。この測定顕微鏡は、試料1が載置され
てX,Y方向に摺動自在に設けられた移動ステージ2を
有し、この移動ステージ2を下方から図示しない照明系
が照明している。
【0006】試料1は、移動ステージ2の上方に配置さ
れた結像光学系3により、CCDカメラ4、観察系5及
びエッジセンサ6にそれぞれ投影されている。CCDカ
メラ4は投影像を画像信号に変換すると共に、この画像
信号をモニタ7に入力し、モニタ7はこの画像信号に基
づいて試料像を表示する。
【0007】一方、入力部8は、例えばハンドル9、ジ
ョイスティック10又はトラックボール11等が使用可
能であり、操作者の操作に対応してステージ移動信号を
ステージ駆動部12に送出する。
【0008】ステージ駆動部12は、このステージ移動
信号に従って移動ステージ2を駆動する。また、移動ス
テージ2はその移動量がカウンタ13にカウントされ
る。
【0009】一方、エッジセンサ6は移動中の試料像よ
り試料1のエッジを検出し、エッジ検出信号をカウンタ
13に出力する。カウンタ13はこのエッジ検出信号を
カウンタラッチ用信号として受信し、エッジ座標データ
をコンピュータ14に送信する。
【0010】コンピュータ14はこのエッジ座標データ
に基づいて、試料1の長さ等を演算する。ここで、複数
のインナーリードを有するリードフレームを試料とした
場合の操作について図10を用いて説明する。
【0011】各インナーリード15は、放物線状に形成
され、リード先端部16から距離Lだけ離れたエッジ部
を夫々点a、点bとすると、これら点a,bの間の中央
部c(x,y)がボンディング予定位置となっている。
なお、実際のボンディングは非常に正確さが要求される
ため、事前に基準位置からの各インナーリード15のボ
ンディング予定位置を測定し、測定結果が設計上のボン
ディング位置の公差範囲内であるか否かを検査すること
が必要となる。
【0012】そこで、測定者は、放射線状に広がる多数
のインナーリード15の個々に対し、モニタ7もしくは
観察系5によりリード先端部16よりほぼLの距離にあ
る点Aを目測すると共に、入力部8を操作してエッジセ
ンサ6の検出開始点を点A近辺とするように移動ステー
ジ2を駆動する。また、同様にリード先端部16よりほ
ぼLの距離にある点Bを目測し、この点Bをエッジセン
サ6の検出点として点Aから点B近辺に向けて移動させ
るように移動ステージ2を駆動する。
【0013】これにより、エッジセンサ6がインナーリ
ード15のエッジ部である点a、点bを検出して夫々エ
ッジ座標信号をコンピュータ14に送出し、コンピュー
タ14がこれらエッジ座標信号に基づいて、点a,点b
の中央部の座標c(x,y)を算出している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような測定顕微鏡では、観察されるインナーリード15
が放射線状に形成されているためにX方向又はY方向に
平行であるとは限らず、例えば、図10に示すように、
斜めに観察されるインナーリード15の場合、リード先
端部16から距離Lだけ離間した点A、点Bを目測する
のはほとんど不可能であるという問題がある。
【0015】また、仮に、点A、点Bが正しく目測され
たとしても、ハンドル9、ジョイスティック10又はト
ラックボール11の操作により、移動ステージ2を点A
から点Bに向けて斜めにまっすぐ移動させることは極め
て困難であり、測定作業に慣れた熟練者でさえ、測定作
業に大幅に時間を要している。
【0016】このため、実際のステージの動きは、図1
0の破線に示すように、直線ABとはかなり異なる曲線
となり、エッジセンサが破線上の点a1、点b1をエッ
ジとして検出するため、求めたい座標値c(x,y)で
はなく、点a1と点b1の中間座標を間違って測定して
しまうことになる。
【0017】このように、移動ステージ2を、図10に
示す如き、規定の軌跡を描くように正確に移動させるこ
とは不可能であり、試料1を正確に測定できないという
問題がある。
【0018】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、位置データの指示に基づいて所定の軌跡に沿うよう
に移動ステージを移動制御することにより、測定に習熟
してない人でも少ない作業時間で正確に試料を測定し得
る測定顕微鏡を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、試料が載置された移動ステージを水平方向に移動さ
せ、当該移動中に前記試料の両端部を検出することによ
り、当該試料の両端部間の距離又は形状を測定可能な測
定顕微鏡において、前記移動ステージ上の試料を撮影し
てその画像信号を入力する画像入力手段と、この画像入
力手段から入力される画像信号に基づいて、前記試料を
表示画面に表示する画像表示手段と、平板状に形成され
た座標入力面を有し、この座標入力面における絶対位置
データを入力すると共に、該絶対位置データを指示可能
な絶対位置入力手段と、この絶対位置入力手段により入
力される前記座標入力面における絶対位置データを前記
表示画面における画面内位置データに変換し、且つこの
画面内位置データに対応してカーソルを前記表示画面に
表示するカーソル表示手段と、このカーソル表示手段に
より表示されるカーソルが移動し、前記絶対位置入力手
段により絶対位置データが指示されたとき、該絶対位置
データに対応して前記移動ステージを所定の軌跡に沿う
ように移動制御させる移動指令を前記移動ステージに送
出する移動ステージ制御手段とを備えた測定顕微鏡であ
る。
【0020】また、請求項2に対応する発明は、試料が
載置された移動ステージを水平方向に移動させ、当該移
動中に前記試料の両端部を検出することにより、当該試
料の両端部間の距離又は形状を測定可能な測定顕微鏡に
おいて、平板状に形成された座標入力面を有し、この座
標入力面における絶対位置を指示するための絶対位置指
示手段と、この絶対位置指示手段により絶対位置が指示
されたとき、該絶対位置を前記移動ステージ内における
位置データに変換させてステージ内位置データを求める
絶対位置変換手段と、前記絶対位置変換手段によりステ
ージ内位置データが求められたとき、これらステージ内
位置データに対応して前記移動ステージを所定の軌跡に
沿うように移動制御させる移動指令を前記移動ステージ
に送出する移動ステージ制御手段とを備えた測定顕微鏡
である。
【0021】さらに、請求項3に対応する発明は、試料
が載置された移動ステージを水平方向に移動させ、当該
移動中に前記試料の両端部を検出することにより、当該
試料の両端部間の距離又は形状を測定可能な測定顕微鏡
において、前記移動ステージ上の試料を撮影してその画
像信号を入力する画像入力手段と、この画像入力手段か
ら入力される画像信号に基づいて、前記試料を表示画面
に表示する画像表示手段と、平板状に形成された座標入
力面を有し、この座標入力面における絶対位置データを
入力すると共に、該絶対位置データを指示可能な絶対位
置入力手段と、この絶対位置入力手段により入力される
前記座標入力面における絶対位置データを前記表示画面
における画面内位置データに変換し、且つこの画面内位
置データに対応してカーソルを前記表示画面に表示する
カーソル表示手段と、前記絶対位置入力手段により指示
される絶対位置データを変換するための設定テーブルを
有し、この設定テーブルの設定に基づいて、前記座標入
力面に指示された絶対位置データを前記表示画面におけ
る画面内位置データ又は前記移動ステージ内におけるス
テージ内位置データに変換する指示位置変換手段と、こ
の指示位置変換手段により変換されて前記画面内位置デ
ータ又は前記ステージ内位置データが求められたとき、
当該位置データに対応して前記移動ステージを所定の軌
跡に沿うように移動制御させる移動指令を前記移動ステ
ージに送出する移動ステージ制御手段とを備えた測定顕
微鏡である。
【0022】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、画像入力手段が、移動ステ
ージ上の試料を撮影してその画像信号を入力し、画像表
示手段が、この画像入力手段から入力される画像信号に
基づいて、試料を表示画面に表示し、絶対位置入力手段
が、平板状に形成された座標入力面における絶対位置デ
ータを入力すると共に、該絶対位置データを指示可能で
あり、カーソル表示手段が、この絶対位置入力手段によ
り入力される座標入力面における絶対位置データを表示
画面における画面内位置データに変換し、且つこの画面
内位置データに対応してカーソルを表示画面に表示し、
移動ステージ制御手段が、このカーソル表示手段により
表示されるカーソルが移動し、絶対位置入力手段により
絶対位置データが指示されたとき、該絶対位置データに
対応して移動ステージを所定の軌跡に沿うように移動制
御させる移動指令を移動ステージに送出するので、位置
データの指示に基づいて所定の軌跡に沿うように移動ス
テージを移動制御することにより、測定に習熟してない
人でも少ない作業時間で正確に試料を測定することがで
きる。
【0023】また、請求項2に対応する発明は、平板状
に形成された座標入力面における絶対位置を指示するた
めの絶対位置指示手段を設け、絶対位置変換手段が、こ
の絶対位置指示手段により絶対位置が指示されたとき、
該絶対位置を移動ステージ内における位置データに変換
させてステージ内位置データを求め、移動ステージ制御
手段が、絶対位置変換手段によりステージ内位置データ
が求められたとき、これらステージ内位置データに対応
して移動ステージを所定の軌跡に沿うように移動制御さ
せる移動指令を移動ステージに送出するので、表示画面
を必要はなく、請求項1に対応する作用と同様の作用を
得ることができる。
【0024】さらに、請求項3に対応する発明は、画像
入力手段が移動ステージ上の試料を撮影してその画像信
号を入力し、画像表示手段がこの画像入力手段から入力
される画像信号に基づいて、試料を表示画面に表示し、
絶対位置入力手段が、平板状に形成された座標入力面に
おける絶対位置データを入力すると共に、該絶対位置デ
ータを指示可能であり、カーソル表示手段が、この絶対
位置入力手段により入力される座標入力面における絶対
位置データを表示画面における画面内位置データに変換
し、且つこの画面内位置データに対応してカーソルを表
示画面に表示し、指示位置変換手段が、絶対位置入力手
段により指示される絶対位置データを変換するための設
定テーブルの設定に基づいて、座標入力面に指示された
絶対位置データを表示画面における画面内位置データ又
は移動ステージ内におけるステージ内位置データに変換
し、移動ステージ制御手段が、この指示位置変換手段に
より変換されて画面内位置データ又はステージ内位置デ
ータが求められたとき、当該位置データに対応して移動
ステージを所定の軌跡に沿うように移動制御させる移動
指令を移動ステージに送出するので、請求項1及び請求
項2に対応する作用を切換えて得ることができ、もっ
て、操作性の向上を図ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る測定顕
微鏡の構成を示すブロック図であり、図9と同一部分に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
【0026】すなわち、本実施例装置は、位置データの
指示に基づいて所定の軌跡に沿うように移動ステージを
移動制御することにより、測定に習熟してない人でも少
ない作業時間で正確に試料を測定し得るようにしたもの
であって、具体的には図9に示す装置に対し、2次元上
の絶対位置データを指示可能なディジタイザ21を付加
し、且つ従来のコンピュータ14に代え、このディジタ
イザ21から指示される絶対位置データに基づいて移動
ステージ2を制御するコンピュータ22を備えた構成と
なっている。なお、このコンピュータ22は従来のコン
ピュータ14のもつ測定機能も備えている。
【0027】ここで、ディジタイザ(絶対位置入力/指
示手段)21は、平板状に形成された座標入力面として
の読取テーブル23と、この読取テーブル23上を移動
可能に設けられて絶対位置データをコンピュータ22に
入力し、且つこの絶対位置データをコンピュータ22に
指示するためのフリームービングカーソル24とを備え
ている。
【0028】コンピュータ22は、ディジタイザ21か
ら入力される絶対位置データをモニタ画面における画面
内位置データに変換し、且つこの画面内位置データに対
応してカーソルをモニタ画面に表示させるためのカーソ
ル表示信号をモニタ7に送出するカーソル表示部25
と、ディジタイザ21から指示される絶対位置データに
基づいて、移動ステージ2を所定の軌道に沿うように移
動させる移動指令を移動ステージ2に送出するステージ
制御部26とを備えている。なお、ここでは所定の軌道
を直線軌道としている。
【0029】次に、以上のように構成された測定顕微鏡
の動作を説明する。なお、モニタ画面の座標系は、図2
に示すように、ディジタイザ21の座標系に1対1に対
応し、図2(a)に示す破線部が図2(b)に示す破線
部に対応しているものとする。すなわち、モニタ画面2
7の点Cmoはディジタイザ21の点Cdiに対応し、モニ
タ画面27の点Dmoはディジタイザ21の点Ddiに対応
している。
【0030】ディジタイザ21は、フリームービングカ
ーソル24の位置をディジタイザ座標系の絶対位置デー
タに変換し、この絶対位置データをコンピュータ22の
カーソル表示部25及びステージ制御部26に入力す
る。
【0031】カーソル表示部25は、この絶対位置デー
タをモニタ画面27の座標系である画面内位置データに
変換してカーソル表示信号を作成し、このカーソル表示
信号をモニタ7に送出する。モニタ7は、図2(a)に
示すように、このカーソル表示信号に基づいてカーソル
を対応する画素に表示する。
【0032】このとき、操作者はモニタ7を見ながらフ
リームービングカーソル24をデジィタイザ21の有効
範囲内に動かし、フリームービングカーソル24に付い
ているボタンをクリックする。
【0033】ステージ制御部26は、クリックされたカ
ーソルの位置を移動ステージ2を移動させるために指示
された位置とみなして、ある規定の演算を実行する。例
えばモニタ1画素に対応する移動ステージ2上の距離
を、結像光学系3の倍率及びCCDカメラ4の走査範囲
から演算し、この演算結果に基づいて、当該指示された
位置からモニタ画面27の中心までの移動ステージ2上
における直線移動データを算出する。
【0034】この直線移動データはクリックされた位置
を直線軌跡に沿ってモニタ画面27の中心に移動させる
ためのXY制御データであり、ステージ制御部26はこ
の直線移動データを移動指令としてステージ駆動部12
に送出する。
【0035】ステージ駆動部12はこの移動指令に基づ
いて移動ステージ2を移動させる。従って、図3に示す
ようなリードフレームが試料1であれば操作者の操作に
より、図3に示す点Aが指示され、しかる後、点Bが指
示されると、移動ステージが直線ABに沿って移動する
ので、点a及び点bの間の距離や中央の座標c(x,
y)を正確に測定することができる。
【0036】上述したように第1の実施例によれば、デ
ィジタイザ21が絶対位置データを指示し、コンピュー
タ22がこの絶対位置データに基づいて、移動ステージ
2を所定の軌道に沿うように移動させる移動指令を移動
ステージ2に送出するようにしたので、位置データの指
示に基づいて所定の軌跡に沿うように移動ステージ2を
移動制御することにより、測定に習熟してない人でも少
ない作業時間で正確に試料を測定することができる。
【0037】また、第1の実施例によれば、独自の絶対
座標系をもつディジタイザ21により位置を入力するよ
うにしたので、相対座標系であるマウスとは異なり、操
作者がモニタ画面27内の位置とディジタイザ21上の
位置とを視覚的に容易に対応づけることができ、もっ
て、位置の指示を確実かつ迅速に実行することができ
る。
【0038】さらに、第1の実施例によれば、移動後の
終点位置を直接指示できるので、従来とは異なり、正確
かつ迅速に移動ステージを移動させることができる。次
に、本発明の第2の実施例に係る測定顕微鏡について説
明する。
【0039】図4はこの測定顕微鏡の構成を示すブロッ
ク図であって、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分についての
み述べる。
【0040】すなわち、本実施例装置は、第1の実施例
装置の操作性をさらに向上させるものであって、具体的
には図1に示す装置に対し、ディジタイザから指示され
る絶対位置データに基づいて所定の軌跡を算出し、且つ
この軌跡を表示させるための軌跡表示信号をモニタに送
出する軌跡算出部28をコンピュータ22に付加した構
成となっている。
【0041】ここで、図5に示すように、測定対象とし
てのインナーリード15がモニタ画面27に表示されて
いるとする。モニタ画面27では、操作者のフリームー
ビングカーソル24の操作により、カーソルがインナー
リード先端部16に移動され、且つフリームービングカ
ーソル24のボタンのクリック操作により、このインナ
ーリード先端部16の表示位置(s1)がコンピュータ
22に指示される。
【0042】続いて同様に、操作者のフリームービング
カーソル24の操作により、インナーリード先端部16
に対し、直交する端面上の2点の表示位置(S2,S
3)がコンピュータ22に指示される。
【0043】ここで、コンピュータ22の軌跡算出部2
8は、点s2,s3を通る直線に直交する直線軌跡であ
り、且つ点s1から所定の距離Lだけ離間した直線軌跡
mを算出し、この直線軌跡mをリードフレーム画像に重
ねてモニタ画面27に表示するための軌跡表示信号をモ
ニタ7に送出する。
【0044】モニタ7はこの軌跡表示信号に基づいて、
直線軌跡mをリードフレーム画像に重ねて表示する。し
かる後、モニタ画面27では、操作者のフリームービン
グカーソル24の操作により、直線軌跡m上のエッジ部
の点a,点bを含むように、点a,点bよりも外側の直
線軌跡m上の点s4、s5が順次コンピュータ22に指
示される。なお、ここで、点s4から点s5に至る線分
は移動ステージ2が描くべき軌跡である。
【0045】コンピュータ22のステージ制御部26
は、点s4をステージ移動の始点としてみなし、点s4
がモニタ画面27の中心にくるようにステージ移動量を
算出してステージ駆動部12に移動指令を送出する。次
に、点s5をステージ移動の終点とみなして、点s5が
モニタ画面27の中心にくるようにステージ移動量を算
出してステージ駆動部12に移動指令を送出する。
【0046】ステージ駆動部12は、この移動指令によ
り、モニタ画面27の中心を点s4からs5に位置させ
るように移動ステージ2を移動させる。このように、移
動ステージ2が点s4からs5に至るまで直線軌跡mに
沿って移動するので、点a及び点bの間の距離や中央の
座標c(x,y)を一層正確に測定することができる。
【0047】上述したように第2の実施例によれば、第
1の実施例装置に対し、所定の軌跡を算出して表示させ
る軌跡算出部28を付加するようにしたので、第1の実
施例の効果に加え、インナーリード先端部16からの距
離Lを目測する必要がなく、もって、一層測定の正確性
及び操作性を向上させることができる。
【0048】次に、本発明の第3の実施例に係る測定顕
微鏡について説明する。図6はこの測定顕微鏡の構成を
示すブロック図であり、図7はこの測定顕微鏡に適用さ
れるステージ座標系及びディジタイザ座標系の設定を示
す模式図であって、図1と同一部分には同一符号を付す
と共に、図1とほぼ同一部分には同一符号にaの添字を
付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0049】すなわち、本実施例装置は、モニタ画面2
7を必要はなく、試料1の設計図により測定可能とした
ものであって、具体的には、第1及び第2の実施例装置
においてはディジタイザ座標系をモニタ画面27に1対
1に対応させていたのに対し、ここではディジタイザ座
標系を移動ステージ座標系に1対1に対応させるための
絶対位置変換部29をコンピュータ22aに備えた構成
となっている。
【0050】いま、操作者により、図7(c)に示すよ
うに試料1が移動ステージ2に載置され、図7(d)に
示すようにこの試料1の設計図30がディジタイザ21
上に配置される。
【0051】続いて、操作者の操作により、移動ステー
ジ2上の点Eにディジタイザ上の点Ediが対応し、移動
ステージ2上の点Fにディジタイザ21上の点Fdiが対
応するように予めコンピュータ22aに座標設定が行わ
れる。
【0052】なお、この座標設定は、モニタ7又は観察
系(図示せず)を用い、試料1と設計図30との対応関
係を観察してカーソル入力することにより実行可能であ
る。また、試料1を保持可能な保持具を使用し、試料1
がこの保持具に保持されたとしたとき、試料1をディジ
タイザ21上の設計図30に1対1対応させるように保
持具を移動テーブル2上に取付けて座標設定してもよ
い。
【0053】座標設定が完了すると、操作者のフリーム
ービングカーソル24の移動及びクリック操作により、
ディジタイザ21上に配置された設計図30のある絶対
位置データがコンピュータ22aの絶対位置変換部29
に指示される。
【0054】コンピュータ22は、第1の実施例装置と
同様に、絶対位置変換部29が指示された絶対位置デー
タを移動ステージ2内における位置データに変換し、移
動ステージ制御部26aがこの変換結果であるステージ
内位置データを含む移動指令をステージ駆動部21に送
出することにより、移動ステージ2を設計図30上の指
示した位置に移動させることができる。なお、コンピュ
ータ33は、第2の実施例装置と同様に、クリックされ
た位置に基づいて、規定の演算を実行することにより、
移動ステージ2を所定の軌跡を描くように移動させる構
成としてもよい。
【0055】上述したように第3の実施例によれば、絶
対位置変換部29がディジタイザ21から指示される絶
対位置データを移動ステージ2内における位置データに
変換し、移動ステージ制御部26aがこのステージ内位
置データに対応して移動指令を送出するようにしたの
で、操作者が試料1の設計図30を見て移動ステージ2
の軌跡を直接指示できることから、どのような測定をす
べきか、また、測定のために移動ステージ2をどう移動
させるかといった測定条件を容易に把握でき、より一層
操作性を向上させることができる。
【0056】また、第3の実施例によれば、移動ステー
ジ2の可動範囲をディジタイザ21の有効範囲に1対1
対応させる座標設定が可能であり、これに伴い、移動ス
テージ2の一部を表示するモニタ画面27の表示範囲を
越えるような長い距離に対しても、その距離の移動を容
易に指示することができる。
【0057】次に、本発明の第4の実施例に係る測定顕
微鏡について説明する。図8はこの測定顕微鏡の構成を
示すブロック図であり、図1及び図6と同一部分には同
一符号を付してその詳しい説明は省略し、ここでは異な
る部分についてのみ述べる。
【0058】すなわち、本実施例装置は、カーソル指示
されたディジタイザ座標系をモニタ座標系又は移動ステ
ージ座標系に切換えて変換可能にし、さらに操作性を向
上させるものであって、具体的には図1及び図6に示す
装置に対し、ステージ制御部26,26a及び絶対位置
変換部29に代え、変換結果がモニタ座標系又はステー
ジ座標系のいずれかとなるように設定される設定テーブ
ル31と、この設定テーブル31の設定に基づいて、デ
ィジタイザ21から指示された絶対位置データをモニタ
座標系の画面内位置データ又は移動ステージ座標系のス
テージ内位置データに変換する指示位置変換部32と、
この指示位置変換部32により得られる画面内位置デー
タ又はステージ内位置データに対応して移動指令を移動
ステージ2に送出する移動ステージ制御部33とをコン
ピュータ22aに備えている。
【0059】ここで、操作者の操作により、ディジタイ
ザ座標系を移動ステージ座標系に変換するように設定テ
ーブル31が設定されたとする。続いて、前述同様に、
操作者のフリームービングカーソル24の操作により、
ディジタイザ21上に配置された設計図30上のある位
置が絶対位置データとしてコンピュータ22aの指示位
置変換部32に指示される。
【0060】指示位置変換部32は、設定テーブル31
の設定に基づいて、この絶対位置データをステージ内位
置データに変換し、移動ステージ制御部33はこのステ
ージ内位置データに対応して移動指令を移動テーブル2
に送出する。
【0061】移動テーブル2は、この移動指令に基づい
て、ディジタイザ21上で指示された位置をモニタ画面
27の中心とするように移動し、モニタ7は試料1のう
ちの当該指示された位置をモニタ画面27に拡大表示す
る。
【0062】次に、操作者の操作により、ディジタイザ
座標系をモニタ座標系に変換するように設定テーブル3
1が切換え設定される。続いて、操作者のフリームービ
ングカーソル24の操作により、モニタ画面27に拡大
表示された試料1の所定位置が絶対位置データとしてコ
ンピュータ22aの指示位置変換部32及びカーソル表
示部25に指示される。
【0063】カーソル表示部25はこの絶対位置データ
を画面内位置データに変換し、カーソル表示信号をモニ
タ7に送出する。一方、指示位置変換部32は、設定テ
ーブル31の設定に基づいて、この絶対位置データを画
面内位置データに変換し、移動ステージ制御部33はこ
の画面内位置データに対応して移動指令を移動テーブル
2に送出する。
【0064】移動テーブル2は、この移動指令に基づい
て、モニタ画面27に表示された指示位置をモニタ画面
27の中心とするように移動する。以下、前述した通
り、操作者のフリームービングカーソル24の操作によ
り、他の指示位置が指示されると、移動ステージ2が現
在位置から当該他の指示位置に直線的に移動し、例えば
インナーリード15の中央の座標c(x,y)等が正確
に測定される。
【0065】上述したように第4の実施例によれば、設
定テーブル31及び指示位置変換部32を設け、設定テ
ーブル31の設定に基づいて、指示位置変換部32がデ
ィジタイザ21から指示される絶対位置データをモニタ
座標系の画面内位置データ又は移動ステージ座標系のス
テージ内位置データに変換するようにしたので、測定の
状況に対応してモニタ座標系及び移動ステージ座標系を
切換えることにより、複雑かつ多様な測定を効率的に実
行することができる。
【0066】なお、上記第1乃至第4の実施例では、直
線軌跡に沿ってインナーリード15の中心座標c(x,
y)を測定する場合について説明したが、これに限ら
ず、所定の規則に従って位置を指示することにより所定
の軌跡を求められる構成であれば、本発明を同様に実施
して同様の効果を得ることができる。
【0067】例えば、図2(a)のモニタ画面27の試
料のように、円周状に並んだスリットの間隔を測定する
場合、複数のスリットの開口部に沿って数点の座標を指
示し、これら指示位置の延長線上の交点を中心とした円
軌跡を算出し、この円軌跡に沿って移動ステージ2を移
動させる構成としてもよい。
【0068】また、上述した円軌跡や直線軌跡などの軌
跡を描く複数の指示方法を予め登録し、操作者の操作に
より適切に指示方法を選択する構成としてもよい。ま
た、上記第2の実施例では、モニタ画面27の全体をデ
ィジタイザ21の有効範囲に対応させていたが、これに
限らず、例えばモニタ画面27の一部をディジタイザ2
1の有効範囲に対応するように座標設定しても、本発明
を同様に実施し、より一層操作性を向上させることがで
きる。
【0069】また、上記第1乃至第4の実施例では、ス
テージ制御部26,33、軌跡算出部28、絶対位置変
換部29及び指示位置変換部32などの各構成要素を1
つのコンピュータ22,22aにより実現した場合につ
いて説明したが、これに限らず、他の電気回路等の装置
を1つ又は複数使用して該各構成要素を実現しても、本
発明を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、画像入力手段が、移動ステージ上の試料を撮影し
てその画像信号を入力し、画像表示手段が、この画像入
力手段から入力される画像信号に基づいて、試料を表示
画面に表示し、絶対位置入力手段が、平板状に形成され
た座標入力面における絶対位置データを入力すると共
に、該絶対位置データを指示可能であり、カーソル表示
手段が、この絶対位置入力手段により入力される座標入
力面における絶対位置データを表示画面における画面内
位置データに変換し、且つこの画面内位置データに対応
してカーソルを表示画面に表示し、移動ステージ制御手
段が、このカーソル表示手段により表示されるカーソル
が移動し、絶対位置入力手段により絶対位置データが指
示されたとき、該絶対位置データに対応して移動ステー
ジを所定の軌跡に沿うように移動制御させる移動指令を
移動ステージに送出するようにしたので、位置データの
指示に基づいて所定の軌跡に沿うように移動ステージを
移動制御することにより、測定に習熟してない人でも少
ない作業時間で正確に試料を測定できる測定顕微鏡を提
供できる。
【0071】また、請求項2の発明によれば、平板状に
形成された座標入力面における絶対位置を指示するため
の絶対位置指示手段を設け、絶対位置変換手段が、この
絶対位置指示手段により絶対位置が指示されたとき、該
絶対位置を移動ステージ内における位置データに変換さ
せてステージ内位置データを求め、移動ステージ制御手
段が、絶対位置変換手段によりステージ内位置データが
求められたとき、これらステージ内位置データに対応し
て移動ステージを所定の軌跡に沿うように移動制御させ
る移動指令を移動ステージに送出するようにしたので、
表示画面を見ることなく、請求項1の効果と同様の効果
を奏する測定顕微鏡を提供できる。
【0072】さらに、請求項3の発明は、画像入力手段
が移動ステージ上の試料を撮影してその画像信号を入力
し、画像表示手段がこの画像入力手段から入力される画
像信号に基づいて、試料を表示画面に表示し、絶対位置
入力手段が、平板状に形成された座標入力面における絶
対位置データを入力すると共に、該絶対位置データを指
示可能であり、カーソル表示手段が、この絶対位置入力
手段により入力される座標入力面における絶対位置デー
タを表示画面における画面内位置データに変換し、且つ
この画面内位置データに対応してカーソルを表示画面に
表示し、指示位置変換手段が、絶対位置入力手段により
指示される絶対位置データを変換するための設定テーブ
ルの設定に基づいて、座標入力面に指示された絶対位置
データを表示画面における画面内位置データ又は移動ス
テージ内におけるステージ内位置データに変換し、移動
ステージ制御手段が、この指示位置変換手段により変換
されて画面内位置データ又はステージ内位置データが求
められたとき、当該位置データに対応して移動ステージ
を所定の軌跡に沿うように移動制御させる移動指令を移
動ステージに送出するようにしたので、請求項1及び請
求項2の効果を切換えて得ることができ、もって、操作
性を向上できる測定顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る測定顕微鏡の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるモニタ画面とディジタイザと
の関係を説明するための図。
【図3】同実施例における動作を説明するための模式
図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る測定顕微鏡の構成
を示すブロック図。
【図5】同実施例における動作を説明するための模式
図。
【図6】本発明の第3の実施例に係る測定顕微鏡の構成
を示すブロック図。
【図7】同実施例におけるステージ座標系及びディジタ
イザ座標系の設定を示す模式図。
【図8】本発明の第3の実施例に係る測定顕微鏡の構成
を示すブロック図。
【図9】従来の測定顕微鏡の構成を示すブロック図。
【図10】従来の動作を説明するための模式図。
【符号の説明】
1…試料、2…移動ステージ、3…結像光学系、4…C
CDカメラ、6…エッジセンサ、7…モニタ、8…入力
部、9…ハンドル、10…ジョイスティック、11…ト
ラックボール、12…ステージ駆動部、13…カウン
タ、21…ディジタイザ、22…コンピュータ、23…
読取りテーブル、24…フリームービングカーソル、2
5…カーソル表示部、26…ステージ制御部、28…軌
跡算出部、29…絶対位置変換部、30…設計図、31
…設定テーブル、32…指示位置変換部、33…移動ス
テージ制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が載置された移動ステージを水平方
    向に移動させ、当該移動中に前記試料の両端部を検出す
    ることにより、当該試料の両端部間の距離又は形状を測
    定可能な測定顕微鏡において、 前記移動ステージ上の試料を撮影してその画像信号を入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段から入力される画像信号に基づいて、
    前記試料を表示画面に表示する画像表示手段と、 平板状に形成された座標入力面を有し、この座標入力面
    における絶対位置データを入力すると共に、該絶対位置
    データを指示可能な絶対位置入力手段と、 この絶対位置入力手段により入力される前記座標入力面
    における絶対位置データを前記表示画面における画面内
    位置データに変換し、且つこの画面内位置データに対応
    してカーソルを前記表示画面に表示するカーソル表示手
    段と、 このカーソル表示手段により表示されるカーソルが移動
    し、前記絶対位置入力手段により絶対位置データが指示
    されたとき、該絶対位置データに対応して前記移動ステ
    ージを所定の軌跡に沿うように移動制御させる移動指令
    を前記移動ステージに送出する移動ステージ制御手段と
    を備えたことを特徴とする測定顕微鏡。
  2. 【請求項2】 試料が載置された移動ステージを水平方
    向に移動させ、当該移動中に前記試料の両端部を検出す
    ることにより、当該試料の両端部間の距離又は形状を測
    定可能な測定顕微鏡において、 平板状に形成された座標入力面を有し、この座標入力面
    における絶対位置を指示するための絶対位置指示手段
    と、 この絶対位置指示手段により絶対位置が指示されたと
    き、該絶対位置を前記移動ステージ内における位置デー
    タに変換させてステージ内位置データを求める絶対位置
    変換手段と、 前記絶対位置変換手段によりステージ内位置データが求
    められたとき、これらステージ内位置データに対応して
    前記移動ステージを所定の軌跡に沿うように移動制御さ
    せる移動指令を前記移動ステージに送出する移動ステー
    ジ制御手段とを備えたことを特徴とする測定顕微鏡。
  3. 【請求項3】 試料が載置された移動ステージを水平方
    向に移動させ、当該移動中に前記試料の両端部を検出す
    ることにより、当該試料の両端部間の距離又は形状を測
    定可能な測定顕微鏡において、 前記移動ステージ上の試料を撮影してその画像信号を入
    力する画像入力手段と、 この画像入力手段から入力される画像信号に基づいて、
    前記試料を表示画面に表示する画像表示手段と、 平板状に形成された座標入力面を有し、この座標入力面
    における絶対位置データを入力すると共に、該絶対位置
    データを指示可能な絶対位置入力手段と、 この絶対位置入力手段により入力される前記座標入力面
    における絶対位置データを前記表示画面における画面内
    位置データに変換し、且つこの画面内位置データに対応
    してカーソルを前記表示画面に表示するカーソル表示手
    段と、 前記絶対位置入力手段により指示される絶対位置データ
    を変換するための設定テーブルを有し、この設定テーブ
    ルの設定に基づいて、前記座標入力面に指示された絶対
    位置データを前記表示画面における画面内位置データ又
    は前記移動ステージ内におけるステージ内位置データに
    変換する指示位置変換手段と、 この指示位置変換手段により変換されて前記画面内位置
    データ又は前記ステージ内位置データが求められたと
    き、当該位置データに対応して前記移動ステージを所定
    の軌跡に沿うように移動制御させる移動指令を前記移動
    ステージに送出する移動ステージ制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする測定顕微鏡。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6323498B1 (en) 1998-03-18 2001-11-27 Hitachi, Ltd. Charged particle beam irradiation apparatus and irradiation method using the apparatus
KR101417696B1 (ko) * 2010-10-27 2014-07-09 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 패턴 측정 방법, 패턴 측정 장치 및 기록 매체

Cited By (3)

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US6693288B2 (en) 1998-03-18 2004-02-17 Hitachi, Ltd. Charged particle beam irradiation apparatus and irradiation method using the apparatus
KR101417696B1 (ko) * 2010-10-27 2014-07-09 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 패턴 측정 방법, 패턴 측정 장치 및 기록 매체

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