JPH07158864A - 加熱調理器およびその扉に用いる耐熱性透明体の製造方法 - Google Patents
加熱調理器およびその扉に用いる耐熱性透明体の製造方法Info
- Publication number
- JPH07158864A JPH07158864A JP30356693A JP30356693A JPH07158864A JP H07158864 A JPH07158864 A JP H07158864A JP 30356693 A JP30356693 A JP 30356693A JP 30356693 A JP30356693 A JP 30356693A JP H07158864 A JPH07158864 A JP H07158864A
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- door
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調理により加熱調理器の扉の温度が上昇して
も、色彩の変化で使用者に視覚に訴えることにより火傷
を防止する。 【構成】 加熱調理器の加熱調理室1に開閉自在に設け
た扉8の耐熱性ガラス板10の一部に、温度により色彩
が可逆的に変化する示温物質例えば硫化カドミウムの被
膜層を有する温度表示部11を形成する。
も、色彩の変化で使用者に視覚に訴えることにより火傷
を防止する。 【構成】 加熱調理器の加熱調理室1に開閉自在に設け
た扉8の耐熱性ガラス板10の一部に、温度により色彩
が可逆的に変化する示温物質例えば硫化カドミウムの被
膜層を有する温度表示部11を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスのような気体燃
料、石油のような液体燃料の燃焼熱、あるいは電気エネ
ルギーを加熱源に用いる加熱調理器に関する。
料、石油のような液体燃料の燃焼熱、あるいは電気エネ
ルギーを加熱源に用いる加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理器は、図6に示すよう
に、内部に調理用のバーナを有する加熱調理室25の前
面に扉26を開閉自在に設け、この扉26には、加熱調
理室25の内部が目視できるように、耐熱性ガラス板2
7をはめ込んだ窓28を設けていた。
に、内部に調理用のバーナを有する加熱調理室25の前
面に扉26を開閉自在に設け、この扉26には、加熱調
理室25の内部が目視できるように、耐熱性ガラス板2
7をはめ込んだ窓28を設けていた。
【0003】なお、29は加熱調理器の上部に設けたバ
ーナ、30は五徳、31はガスコックである。
ーナ、30は五徳、31はガスコックである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱調理器にあ
っては、調理するにしたがって加熱調理室25内部の温
度が上昇し、それに伴い扉26の温度も上昇するが、温
度が上昇しても扉26の外観は変化しないので、使用者
が扉26に触れて火傷をすることがあった。
っては、調理するにしたがって加熱調理室25内部の温
度が上昇し、それに伴い扉26の温度も上昇するが、温
度が上昇しても扉26の外観は変化しないので、使用者
が扉26に触れて火傷をすることがあった。
【0005】しかし扉26に危険防止の警告を表示する
ことは、デザイン上あるいは加熱調理室25内の視認性
の点で好ましくなく、また取扱説明書に注意を促しても
火傷事故の防止には不充分という問題点があった。
ことは、デザイン上あるいは加熱調理室25内の視認性
の点で好ましくなく、また取扱説明書に注意を促しても
火傷事故の防止には不充分という問題点があった。
【0006】本発明は、扉の温度が上昇したときは、色
彩が変化して使用者に視覚に訴えて火傷による事故を防
止するようにした加熱調理器およびその扉に用いる耐熱
性透明体の製造方法を提供することを目的としている。
彩が変化して使用者に視覚に訴えて火傷による事故を防
止するようにした加熱調理器およびその扉に用いる耐熱
性透明体の製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の加熱調理器においては、加熱調理室の開口
部に開閉自在に設けた扉に、温度により色彩が可逆的に
変化する示温物質例えば硫化カドミウムを少なくとも含
む温度表示部を形成したものである。
に、本発明の加熱調理器においては、加熱調理室の開口
部に開閉自在に設けた扉に、温度により色彩が可逆的に
変化する示温物質例えば硫化カドミウムを少なくとも含
む温度表示部を形成したものである。
【0008】また扉に耐熱性透明体を装着した窓部を設
け、この透明体に温度表示部を形成することもできる。
け、この透明体に温度表示部を形成することもできる。
【0009】また温度表示部の表面を透明な耐熱性の被
膜層で被覆したり、温度により色彩が変化する示温物質
とセラミック材とを含む混合物により温度表示部を形成
したりするとより効果的である。
膜層で被覆したり、温度により色彩が変化する示温物質
とセラミック材とを含む混合物により温度表示部を形成
したりするとより効果的である。
【0010】さらに扉に用いる耐熱性透明体は、ガラス
板の一部に、温度により色彩が可逆的に変化する示温物
質例えば硫化カドミウムを少なくとも含む被膜層を形成
し、この層の上をセラミック層により被覆するか、また
は温度により色彩が変化する示温物質例えば硫化カドミ
ウムとセラミック材とを少なくとも含む混合物の被膜層
を形成するかし、ついでこのガラス板を焼成することに
よりガラス板が耐熱化されて得られる。
板の一部に、温度により色彩が可逆的に変化する示温物
質例えば硫化カドミウムを少なくとも含む被膜層を形成
し、この層の上をセラミック層により被覆するか、また
は温度により色彩が変化する示温物質例えば硫化カドミ
ウムとセラミック材とを少なくとも含む混合物の被膜層
を形成するかし、ついでこのガラス板を焼成することに
よりガラス板が耐熱化されて得られる。
【0011】
【作用】上記のように構成することにより、調理を開始
して加熱調理室内部の温度が上昇するに伴い扉の温度も
上昇するので、温度表示部に含まれている示温物質が、
その温度に対応した色彩を示すことにより温度表示部が
変色し、使用者に扉が熱くなっていることを警告する。
して加熱調理室内部の温度が上昇するに伴い扉の温度も
上昇するので、温度表示部に含まれている示温物質が、
その温度に対応した色彩を示すことにより温度表示部が
変色し、使用者に扉が熱くなっていることを警告する。
【0012】また示温物質の色彩は可逆的であるので、
調理をしていない時、あるいは調理が終了して扉の温度
が低下した時には、本来の色彩に復帰する。
調理をしていない時、あるいは調理が終了して扉の温度
が低下した時には、本来の色彩に復帰する。
【0013】さらに温度表示部を耐熱性の層で被覆した
り、あるいはセラミック材を混入して温度表示部を形成
すると示温物質が良好に保持されるので、扉の洗浄が可
能となり、また示温物質の耐久性も向上する。
り、あるいはセラミック材を混入して温度表示部を形成
すると示温物質が良好に保持されるので、扉の洗浄が可
能となり、また示温物質の耐久性も向上する。
【0014】そしてさらにガラス板に上記のような温度
表示部を形成してのち、そのガラス板を焼成すると、示
温物質が強固にガラス板に固定保持されてその耐久性は
より向上し、また焼成によりガラス板が耐熱ガラス化し
て強度的にも良好なものとなる。
表示部を形成してのち、そのガラス板を焼成すると、示
温物質が強固にガラス板に固定保持されてその耐久性は
より向上し、また焼成によりガラス板が耐熱ガラス化し
て強度的にも良好なものとなる。
【0015】
【実施例】つぎに本発明の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0016】図1は、ガスを熱源とする加熱調理器の要
部の断面図を示すものである。加熱調理室1の上部に
は、セラミック燃焼盤からなる上部バーナ2が設けら
れ、加熱調理室1の中央部に配置された焼き網3は、加
熱調理室1の底部に位置する受け皿4の上に載置されて
いる。加熱調理室1の左右両側部で焼き網3の下方に
は、スリット状の対向する二次空気流入口5が、加熱調
理室1内に設けた対向する二次空気流入ガイド6により
形成されている。
部の断面図を示すものである。加熱調理室1の上部に
は、セラミック燃焼盤からなる上部バーナ2が設けら
れ、加熱調理室1の中央部に配置された焼き網3は、加
熱調理室1の底部に位置する受け皿4の上に載置されて
いる。加熱調理室1の左右両側部で焼き網3の下方に
は、スリット状の対向する二次空気流入口5が、加熱調
理室1内に設けた対向する二次空気流入ガイド6により
形成されている。
【0017】この二次空気流入ガイド6には、加熱調理
室1内で対向する左右一対の下部バーナ7が設けられて
いる。一方加熱調理室1の前面部には、扉8が開閉自在
に設けられ、この扉8には加熱調理室1の内部が視認で
きるように枠9により窓部を形成し、この枠9に耐熱性
ガラス板10がはめ込まれている。なお扉8には、受け
皿4が連結されている。
室1内で対向する左右一対の下部バーナ7が設けられて
いる。一方加熱調理室1の前面部には、扉8が開閉自在
に設けられ、この扉8には加熱調理室1の内部が視認で
きるように枠9により窓部を形成し、この枠9に耐熱性
ガラス板10がはめ込まれている。なお扉8には、受け
皿4が連結されている。
【0018】この扉8の耐熱ガラス板10の加熱調理室
1側に露出した面の外周面には、温度により色彩が可逆
的に変化する硫化カドミウムの被膜層からなる温度表示
部11が形成されている。
1側に露出した面の外周面には、温度により色彩が可逆
的に変化する硫化カドミウムの被膜層からなる温度表示
部11が形成されている。
【0019】上記構成において、上部バーナ2と下部バ
ーナ7に点火すると、焼き網3の上に置いた魚のような
被調理物は、上下から上部バーナ2および下部バーナ7
により同時に焼成調理される。この時、加熱調理室1の
内部は徐々に温度が上昇し、それにより扉8の温度も上
昇する。硫化カドミウムの被膜層よりなる温度表示部1
1は、扉8の耐熱ガラス板10の温度上昇に応じてその
色彩が、低温時は黄色、温度がさらに上昇したときは柿
色に、さらに高温時は赤色というように可逆的に変化す
る。
ーナ7に点火すると、焼き網3の上に置いた魚のような
被調理物は、上下から上部バーナ2および下部バーナ7
により同時に焼成調理される。この時、加熱調理室1の
内部は徐々に温度が上昇し、それにより扉8の温度も上
昇する。硫化カドミウムの被膜層よりなる温度表示部1
1は、扉8の耐熱ガラス板10の温度上昇に応じてその
色彩が、低温時は黄色、温度がさらに上昇したときは柿
色に、さらに高温時は赤色というように可逆的に変化す
る。
【0020】使用者は、この色彩変化を目視することに
より、扉8の温度が上昇していることが判断できるの
で、扉8に触れて火傷をするなどの事故は未然に防止す
ることができ、また火傷の不安も解消できる。また調理
が終了して扉8の温度が徐々に低下すると、それに伴っ
て温度表示部11の色彩は、赤色から柿色、さらに黄色
へと変化するので、この色彩を観察することにより触れ
ても問題がない状態かどうかが判断できる。またこのこ
とにより、使用者は受け皿4、扉8などが洗浄すること
のできる温度になっているかを容易に判断することがで
きる。
より、扉8の温度が上昇していることが判断できるの
で、扉8に触れて火傷をするなどの事故は未然に防止す
ることができ、また火傷の不安も解消できる。また調理
が終了して扉8の温度が徐々に低下すると、それに伴っ
て温度表示部11の色彩は、赤色から柿色、さらに黄色
へと変化するので、この色彩を観察することにより触れ
ても問題がない状態かどうかが判断できる。またこのこ
とにより、使用者は受け皿4、扉8などが洗浄すること
のできる温度になっているかを容易に判断することがで
きる。
【0021】また図2に示すように、耐熱ガラス板10
の表面の一部に形成した硫化カドミウムの被膜層からな
る温度表示部11の上を、さらにセラミック粉末からな
る透明な耐熱性被膜層12により被覆することもでき
る。
の表面の一部に形成した硫化カドミウムの被膜層からな
る温度表示部11の上を、さらにセラミック粉末からな
る透明な耐熱性被膜層12により被覆することもでき
る。
【0022】さらに図3に示すように、温度により色彩
が可逆的に変化する硫化カドミウム微粒子13とセラミ
ック微粒子14との混合物の被膜層からなる温度表示部
11を耐熱ガラス板10の表面の一部に形成してもよ
い。
が可逆的に変化する硫化カドミウム微粒子13とセラミ
ック微粒子14との混合物の被膜層からなる温度表示部
11を耐熱ガラス板10の表面の一部に形成してもよ
い。
【0023】つぎに温度表示部11を形成する好ましい
方法について説明する。図2に示すような温度表示部1
1を形成するには、図4に示す工程により製造すること
ができる。ガラス成形板の片面に、硫化カドミウムの微
粒子の粉体溶液を約5〜10ミクロンの厚みでパターン
に合わせて噴霧15し、ついで約150℃で乾燥16し
て硫化カドミウムの塗布層からなる温度表示部11を形
成したのち、シリカセラミックス微粒子の粉体溶液を2
0ミクロン程度の厚みで前記温度表示部11を被覆する
ように噴霧17し、ついで約200℃で乾燥18してセ
ラミックス粒体の層からなる被膜層12を形成し、最後
に600℃で焼成19してのち風冷20してガラス成形
板を耐熱ガラス板10とし、この耐熱ガラス板10に温
度表示部11を固定する。
方法について説明する。図2に示すような温度表示部1
1を形成するには、図4に示す工程により製造すること
ができる。ガラス成形板の片面に、硫化カドミウムの微
粒子の粉体溶液を約5〜10ミクロンの厚みでパターン
に合わせて噴霧15し、ついで約150℃で乾燥16し
て硫化カドミウムの塗布層からなる温度表示部11を形
成したのち、シリカセラミックス微粒子の粉体溶液を2
0ミクロン程度の厚みで前記温度表示部11を被覆する
ように噴霧17し、ついで約200℃で乾燥18してセ
ラミックス粒体の層からなる被膜層12を形成し、最後
に600℃で焼成19してのち風冷20してガラス成形
板を耐熱ガラス板10とし、この耐熱ガラス板10に温
度表示部11を固定する。
【0024】この場合、温度表示部11は、硬化定着し
た被膜層12によって全面が被覆されるため、温度表示
部11の厚みは最小限の厚さにしても耐久性の高いもの
となり、またこの耐熱ガラス板10を用いた扉8を洗浄
しても硫化カドミウムの層が破損することはない。
た被膜層12によって全面が被覆されるため、温度表示
部11の厚みは最小限の厚さにしても耐久性の高いもの
となり、またこの耐熱ガラス板10を用いた扉8を洗浄
しても硫化カドミウムの層が破損することはない。
【0025】図3に示すような温度表示部11を形成す
るには、図5に示す工程により製造することができる。
ガラス成形板の片面に、硫化カドミウム微粒子と、シリ
カセラミックス微粒子との混合粉体溶液を、約40ミク
ロンの厚さでパターンに合わせて噴霧21し、ついで約
200℃で乾燥22したのち、600℃で焼成23し、
しかるのち風冷24してガラス成形板を耐熱ガラス板1
0とし、温度表示部11を耐熱ガラス板10に固定す
る。
るには、図5に示す工程により製造することができる。
ガラス成形板の片面に、硫化カドミウム微粒子と、シリ
カセラミックス微粒子との混合粉体溶液を、約40ミク
ロンの厚さでパターンに合わせて噴霧21し、ついで約
200℃で乾燥22したのち、600℃で焼成23し、
しかるのち風冷24してガラス成形板を耐熱ガラス板1
0とし、温度表示部11を耐熱ガラス板10に固定す
る。
【0026】この場合、硫化カドミウム微粒子はシリカ
セラミックス微粒子の間に混在するため、図4で説明し
た場合に比べ硫化カドミウムの必要量は多くなるが、製
造工程は、硫化カドミウム微粒子の噴霧15およびシリ
カセラミックス微粒子の噴霧17の工程、ならびに乾燥
16、18の工程がそれぞれ一つの工程になって半分に
短縮できる。
セラミックス微粒子の間に混在するため、図4で説明し
た場合に比べ硫化カドミウムの必要量は多くなるが、製
造工程は、硫化カドミウム微粒子の噴霧15およびシリ
カセラミックス微粒子の噴霧17の工程、ならびに乾燥
16、18の工程がそれぞれ一つの工程になって半分に
短縮できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】加熱調理室の開閉自在な扉の一部に温度表
示部を設けているので、使用者は目視により温度表示部
の色彩から扉の加熱状態を判断することができ、火傷等
の事故を未然に防止できる。
示部を設けているので、使用者は目視により温度表示部
の色彩から扉の加熱状態を判断することができ、火傷等
の事故を未然に防止できる。
【0029】また温度表示部には、温度により可逆的に
色彩が変化する示温物質が含まれているので、種々の温
度状況を判断することができ、また繰り返しの使用もで
きて効果的である。
色彩が変化する示温物質が含まれているので、種々の温
度状況を判断することができ、また繰り返しの使用もで
きて効果的である。
【0030】また温度表示部の表面を透明な耐熱性の被
膜層で被覆するか、あるいは示温物質にセラミックスを
混入して温度表示部を形成すると耐久性が高くなり、扉
の洗浄による影響もなくなる。
膜層で被覆するか、あるいは示温物質にセラミックスを
混入して温度表示部を形成すると耐久性が高くなり、扉
の洗浄による影響もなくなる。
【0031】さらにガラス板の表面の一部に示温物質の
被膜層およびセラミックスの被膜層を積層するか、ある
いは示温物質とセラミックスとの混合物の被膜層を形成
するかして焼成すると、示温物質は耐久性の高い皮膜と
なってガラス板に固定され、その上ガラス板は耐熱性が
向上する。
被膜層およびセラミックスの被膜層を積層するか、ある
いは示温物質とセラミックスとの混合物の被膜層を形成
するかして焼成すると、示温物質は耐久性の高い皮膜と
なってガラス板に固定され、その上ガラス板は耐熱性が
向上する。
【図1】本発明の一実施例の加熱調理器における要部の
側断面図
側断面図
【図2】同加熱調理器の扉に用いる耐熱性透明体の要部
の断面図
の断面図
【図3】同加熱調理器の扉に用いる他の耐熱性透明体の
要部の断面図
要部の断面図
【図4】図3に示す耐熱性透明体の製造工程の説明図
【図5】図4に示す耐熱性透明体の製造工程の説明図
【図6】従来の加熱調理器の斜視図
1 加熱調理室 8 扉 10 耐熱性ガラス板 11 温度表示部 12 耐熱性被膜層 13 硫化カドミウム微粒子 14 セラミック微粒子
Claims (8)
- 【請求項1】 加熱調理室の開口部に開閉自在に設けた
扉に、温度により色彩が可逆的に変化する示温物質を少
なくとも含む温度表示部を形成した加熱調理器。 - 【請求項2】 扉に耐熱性透明体を装着した窓部を設
け、この透明体に温度表示部を形成した請求項1記載の
加熱調理器。 - 【請求項3】 温度により色彩が可逆的に変化する示温
物質として硫化カドミウムを用いた請求項1または2記
載の加熱調理器。 - 【請求項4】 温度表示部の表面を透明な耐熱性の被膜
層で被覆した請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱
調理器。 - 【請求項5】 温度により色彩が変化する示温物質とセ
ラミック材とを含む混合物により温度表示部を形成した
請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。 - 【請求項6】 ガラス板の一部に、温度により色彩が可
逆的に変化する示温物質を少なくとも含む被膜層を形成
し、この層の上をセラミック層により被覆し、ついでこ
のガラス板を焼成する加熱調理器の扉に用いる耐熱性透
明体の製造方法。 - 【請求項7】 ガラス板の一部に、温度により色彩が変
化する示温物質とセラミック材とを少なくとも含む混合
物の被膜層を形成し、ついでこのガラス板を焼成する加
熱調理器の扉に用いる耐熱性透明体の製造方法。 - 【請求項8】 温度により色彩が可逆的に変化する示温
物質として硫化カドモウムを用いる請求項6または7記
載の加熱調理器の扉に用いる耐熱性透明体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30356693A JPH07158864A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 加熱調理器およびその扉に用いる耐熱性透明体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30356693A JPH07158864A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 加熱調理器およびその扉に用いる耐熱性透明体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158864A true JPH07158864A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17922553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30356693A Pending JPH07158864A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 加熱調理器およびその扉に用いる耐熱性透明体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07158864A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7244916B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-07-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Microwave heating and cooking apparatus including drawer body |
JP2014147826A (ja) * | 2014-04-16 | 2014-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2016116941A (ja) * | 2016-03-15 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30356693A patent/JPH07158864A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7244916B2 (en) | 2004-01-14 | 2007-07-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Microwave heating and cooking apparatus including drawer body |
JP2014147826A (ja) * | 2014-04-16 | 2014-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2016116941A (ja) * | 2016-03-15 | 2016-06-30 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
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