JPH07158558A - ピストンポンプ - Google Patents
ピストンポンプInfo
- Publication number
- JPH07158558A JPH07158558A JP5310832A JP31083293A JPH07158558A JP H07158558 A JPH07158558 A JP H07158558A JP 5310832 A JP5310832 A JP 5310832A JP 31083293 A JP31083293 A JP 31083293A JP H07158558 A JPH07158558 A JP H07158558A
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- Japan
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- piston
- stopper
- pump
- wall
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- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプ低負荷領域での振動騒音を低減する。
【構成】 駆動軸2を中心にして、シリンダブロック3
の同一円周上に配列された複数のシリンダ孔4にピスト
ン5をそれぞれ収装し、これらピストン5が摺接する斜
板6を駆動軸2に対して傾斜自在に設け、この斜板6を
傾斜方向に押圧するリターンスプリング8と、ポンプ吐
出圧に応じてリターンスプリング8と対抗する方向に付
勢するプランジャ7を備え、ポンプハウジング1の内壁
に斜板6の最大傾斜時に背面から当接するストッパ18
を設け、このストッパ18を、内壁の取付孔19に配置
したベース20と、このベース20に対して摺動自由で
かつ前記斜板に当接するピストン21と、このピストン
21を突出方向に付勢する皿バネ22とで構成する。
の同一円周上に配列された複数のシリンダ孔4にピスト
ン5をそれぞれ収装し、これらピストン5が摺接する斜
板6を駆動軸2に対して傾斜自在に設け、この斜板6を
傾斜方向に押圧するリターンスプリング8と、ポンプ吐
出圧に応じてリターンスプリング8と対抗する方向に付
勢するプランジャ7を備え、ポンプハウジング1の内壁
に斜板6の最大傾斜時に背面から当接するストッパ18
を設け、このストッパ18を、内壁の取付孔19に配置
したベース20と、このベース20に対して摺動自由で
かつ前記斜板に当接するピストン21と、このピストン
21を突出方向に付勢する皿バネ22とで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は斜板式のピストンポン
プの改良に関する。
プの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平4−22770号
公報にもあるような、斜板式のピストンポンプが知られ
いている。
公報にもあるような、斜板式のピストンポンプが知られ
いている。
【0003】この斜板式のピストンポンプは、駆動軸に
よって回転させられるシリンダブロックの同一円周上に
配列したピストンを、斜板の傾転角に応じたストローク
により往復運動させ、シリンダブロックに摺接する弁板
の吸込、吐出ポートを介して、ピストンの伸長行程でリ
ンダに吸入した作動油を、圧縮行程で圧送するようにな
っている。
よって回転させられるシリンダブロックの同一円周上に
配列したピストンを、斜板の傾転角に応じたストローク
により往復運動させ、シリンダブロックに摺接する弁板
の吸込、吐出ポートを介して、ピストンの伸長行程でリ
ンダに吸入した作動油を、圧縮行程で圧送するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このピスト
ンポンプにあっては、ポンプの駆動負荷を一定に制御す
るため、ポンプ吐出圧力に応じて斜板の角度である傾転
角を変化、つまり、吐出圧力が上昇すると傾転角を小さ
くして、ポンプ吐出量を減少させるている。この場合、
ポンプの停止状態では、斜板はリターンスプリングによ
り、最大傾転角に保持され、ポンプの運転開始に伴って
発生する吐出圧力により、リターンスプリングとバラン
スする位置まで傾転角が戻される。そして、低負荷状態
等での最大傾転角のときは、斜板の背面の一部が、ポン
プハウジングの内壁のストッパに当接し、この傾転角に
保持される。
ンポンプにあっては、ポンプの駆動負荷を一定に制御す
るため、ポンプ吐出圧力に応じて斜板の角度である傾転
角を変化、つまり、吐出圧力が上昇すると傾転角を小さ
くして、ポンプ吐出量を減少させるている。この場合、
ポンプの停止状態では、斜板はリターンスプリングによ
り、最大傾転角に保持され、ポンプの運転開始に伴って
発生する吐出圧力により、リターンスプリングとバラン
スする位置まで傾転角が戻される。そして、低負荷状態
等での最大傾転角のときは、斜板の背面の一部が、ポン
プハウジングの内壁のストッパに当接し、この傾転角に
保持される。
【0005】ポンプの負荷が小さいときは、吐出圧力が
小さく、最大傾転角が維持されるが、負荷の増加に伴
い、斜板は傾転角を減少させる方向にポンプハウジング
の内壁のストッパから離れ始める。しかし、斜板はシリ
ンダブロックの複数のピストンからの反力を受け、常に
回転数に同期した微振動を起こしているため、斜板の背
面がストッパから離れる際に、この微振動によりストッ
パを叩き、ポンプ騒音レベルを高めるという問題があっ
た。
小さく、最大傾転角が維持されるが、負荷の増加に伴
い、斜板は傾転角を減少させる方向にポンプハウジング
の内壁のストッパから離れ始める。しかし、斜板はシリ
ンダブロックの複数のピストンからの反力を受け、常に
回転数に同期した微振動を起こしているため、斜板の背
面がストッパから離れる際に、この微振動によりストッ
パを叩き、ポンプ騒音レベルを高めるという問題があっ
た。
【0006】とくに、この振動騒音は、ポンプ負荷の小
さい、静かな運転領域で発生するため、負荷増大時の相
対的に大きな振動時ならば、殆ど問題にならない騒音レ
ベルであるにもかかわらず、かなり目立ったものとな
り、場合によっては、ポンプに運転上の支障が発生した
かのような、錯覚をもたらすことがある。
さい、静かな運転領域で発生するため、負荷増大時の相
対的に大きな振動時ならば、殆ど問題にならない騒音レ
ベルであるにもかかわらず、かなり目立ったものとな
り、場合によっては、ポンプに運転上の支障が発生した
かのような、錯覚をもたらすことがある。
【0007】本発明はこのような問題を解決することを
目的とする。
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポンプハウジ
ングに回転自由に支持した駆動軸を中心にして、シリン
ダブロックの同一円周上に配列された複数のシリンダ孔
にピストンをそれぞれ収装し、これらピストンが摺接す
る斜板を駆動軸に対して傾斜自在に設け、この斜板を傾
斜方向に押圧するリターンスプリングと、同じく斜板を
ポンプ吐出圧に応じてリターンスプリングと対抗する方
向に付勢する手段を備えたピストンポンプにおいて、ポ
ンプハウジングの内壁に前記斜板の最大傾斜時に背面か
ら当接するストッパを設け、このストッパを、ポンプハ
ウジング内壁の取付孔に配置したベースと、このベース
に対して摺動自由でかつ前記斜板に当接するピストン
と、このピストンを突出方向に付勢する皿バネとで構成
した。
ングに回転自由に支持した駆動軸を中心にして、シリン
ダブロックの同一円周上に配列された複数のシリンダ孔
にピストンをそれぞれ収装し、これらピストンが摺接す
る斜板を駆動軸に対して傾斜自在に設け、この斜板を傾
斜方向に押圧するリターンスプリングと、同じく斜板を
ポンプ吐出圧に応じてリターンスプリングと対抗する方
向に付勢する手段を備えたピストンポンプにおいて、ポ
ンプハウジングの内壁に前記斜板の最大傾斜時に背面か
ら当接するストッパを設け、このストッパを、ポンプハ
ウジング内壁の取付孔に配置したベースと、このベース
に対して摺動自由でかつ前記斜板に当接するピストン
と、このピストンを突出方向に付勢する皿バネとで構成
した。
【0009】
【作用】斜板は最大傾転角の状態ではストッパのピスト
ンに当接するが、このピストンは皿バネにより突出方向
に付勢されているため、ポンプ低負荷領域で、斜板がス
トッパに当接している状態から離れ始める付近で、斜板
が微振動しても、皿バネがこの微振動を吸収するため、
ポンプハウジングに伝達される微振動は大幅に減衰さ
れ、ポンプ低負荷での振動騒音が減少する。
ンに当接するが、このピストンは皿バネにより突出方向
に付勢されているため、ポンプ低負荷領域で、斜板がス
トッパに当接している状態から離れ始める付近で、斜板
が微振動しても、皿バネがこの微振動を吸収するため、
ポンプハウジングに伝達される微振動は大幅に減衰さ
れ、ポンプ低負荷での振動騒音が減少する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1に示すように、ポンプハウジング1の
内部には駆動軸2が回転自在に支持され、この駆動軸2
にはシリンダブロック3が取付けられ、駆動軸2によっ
て一体的に回転する。
内部には駆動軸2が回転自在に支持され、この駆動軸2
にはシリンダブロック3が取付けられ、駆動軸2によっ
て一体的に回転する。
【0012】シリンダブロック3には、駆動軸2を中心
とする同心円上に、複数のシリンダ孔4が形成され、こ
のシリンダ孔4にはそれぞれピストン5が摺動自由に収
装される。ピストン5の頭部は斜板6に当接し、斜板6
の傾転角により、ピストンストロークが変化する。斜板
6の傾転角は、ポンプ吐出圧を受けるプランジャ7と、
リターンスプリング8とのバランスによって決まり、吐
出圧が高くなると、斜板6の傾転角は小さくなり、吐出
量が減る。
とする同心円上に、複数のシリンダ孔4が形成され、こ
のシリンダ孔4にはそれぞれピストン5が摺動自由に収
装される。ピストン5の頭部は斜板6に当接し、斜板6
の傾転角により、ピストンストロークが変化する。斜板
6の傾転角は、ポンプ吐出圧を受けるプランジャ7と、
リターンスプリング8とのバランスによって決まり、吐
出圧が高くなると、斜板6の傾転角は小さくなり、吐出
量が減る。
【0013】前記シリンダブロック3の底面には弁板9
が摺接し、この弁板9はピン10によりポートブロック
11に固定される。この実施例では弁板9には、同一円
周上に円弧形をした吸込ポート12と2つの吐出ポート
13a,13bが形成される。つまり、吐出ポート13
a,13bは、弁板中心から異なった半径上に位置する
内側吐出ポート13aと、外側吐出ポート13bとから
なる。
が摺接し、この弁板9はピン10によりポートブロック
11に固定される。この実施例では弁板9には、同一円
周上に円弧形をした吸込ポート12と2つの吐出ポート
13a,13bが形成される。つまり、吐出ポート13
a,13bは、弁板中心から異なった半径上に位置する
内側吐出ポート13aと、外側吐出ポート13bとから
なる。
【0014】前記シリンダブロック3に配列された複数
のピストン5は、互いに一つ置きのものが、同一のグル
ープとなるように、2つのグループに分けられ、一方の
グループのシリンダ孔4には、内側の吐出ポート13a
と連通するように、シリンダ中心から駆動軸方向にオフ
セットした開口15aがシリンダブロック3の底面に貫
通し、また、他方のグループのシリンダ孔4には、外側
の吐出ポート13bと連通するように、シリンダ中心付
近に開口15bが貫通する。なお、これら開口15a,
15bは吸込ポート12には共に連通する。
のピストン5は、互いに一つ置きのものが、同一のグル
ープとなるように、2つのグループに分けられ、一方の
グループのシリンダ孔4には、内側の吐出ポート13a
と連通するように、シリンダ中心から駆動軸方向にオフ
セットした開口15aがシリンダブロック3の底面に貫
通し、また、他方のグループのシリンダ孔4には、外側
の吐出ポート13bと連通するように、シリンダ中心付
近に開口15bが貫通する。なお、これら開口15a,
15bは吸込ポート12には共に連通する。
【0015】シリンダブロック3の回転に伴い斜板6に
摺接しながらピストン5がシリンダブロック3の一回転
につき一回往復運動し、吸込ポート12に連通する領域
でシリンダ孔4に作動油を吸入し、吐出ポート13a,
13bに連通する領域でシリンダ孔4から作動油を押し
出す。内側と外側の吐出ポート13a,13bに対して
は、異なるグループのシリンダ孔4の開口15a,15
bが連通するため、それぞれに作動油が独立して作動油
が送り込まれ、このようにして、単一のシリンダブロッ
ク3でありながら、実質的に2連ポンプが構成される。
摺接しながらピストン5がシリンダブロック3の一回転
につき一回往復運動し、吸込ポート12に連通する領域
でシリンダ孔4に作動油を吸入し、吐出ポート13a,
13bに連通する領域でシリンダ孔4から作動油を押し
出す。内側と外側の吐出ポート13a,13bに対して
は、異なるグループのシリンダ孔4の開口15a,15
bが連通するため、それぞれに作動油が独立して作動油
が送り込まれ、このようにして、単一のシリンダブロッ
ク3でありながら、実質的に2連ポンプが構成される。
【0016】一方、前記シリンダハウジング1の内壁に
は、斜板6が最大傾転角にあるとき、この背面に当接す
るストッパ18が設けられる。このストッパ18は、ハ
ウジング1の内壁に形成した円形の取付孔19にフラン
ジ型のベース20が配置されると共に、このベース20
に対して摺動自由なピストン21が収装され、かつピス
トン21を突出方向に付勢する一対の反対に組み合わせ
た皿バネ22が備えられる。
は、斜板6が最大傾転角にあるとき、この背面に当接す
るストッパ18が設けられる。このストッパ18は、ハ
ウジング1の内壁に形成した円形の取付孔19にフラン
ジ型のベース20が配置されると共に、このベース20
に対して摺動自由なピストン21が収装され、かつピス
トン21を突出方向に付勢する一対の反対に組み合わせ
た皿バネ22が備えられる。
【0017】斜板6はその最大傾斜時に、皿バネ22を
圧縮しながらベース20と当接する位置までピストン2
1を押す。
圧縮しながらベース20と当接する位置までピストン2
1を押す。
【0018】また、斜板6が離れたときのピストン21
の抜け出し防止するために、取付孔19の内周には、ピ
ストン21の段部と係合する係止リング23が嵌めら
れ、ピストン21の突出量を一定に規制している。
の抜け出し防止するために、取付孔19の内周には、ピ
ストン21の段部と係合する係止リング23が嵌めら
れ、ピストン21の突出量を一定に規制している。
【0019】このように構成してあるので、ポンプの吐
出圧力が低い、低負荷領域においては、斜板6はリター
ンスプリング8により、最大に傾けられ、ストッパ18
のピストン21に斜板6の背面が当接している。また、
ポンプ負荷がやや増加した状態では、吐出圧力を検出す
るプランジャ7によりリターンスプリング8に抗して、
斜板6がその傾転角を減少する方向に少し押される。
出圧力が低い、低負荷領域においては、斜板6はリター
ンスプリング8により、最大に傾けられ、ストッパ18
のピストン21に斜板6の背面が当接している。また、
ポンプ負荷がやや増加した状態では、吐出圧力を検出す
るプランジャ7によりリターンスプリング8に抗して、
斜板6がその傾転角を減少する方向に少し押される。
【0020】このような運転領域において、斜板6には
ピストン5の反力により、絶えず微振動が発生している
ため、これと接触しているストッパ18のピストン21
が微振動を受けるが、とくに斜板6がわずかに離れ始め
たときに、微振動によりピストン21を叩くが、ピスト
ン21を突出方向に付勢する皿バネ22がこれを吸収
し、ポンプハウジング1への振動の伝達を減衰する。こ
のため、ポンプ低負荷領域で発生する振動騒音を大幅に
抑制することができる。
ピストン5の反力により、絶えず微振動が発生している
ため、これと接触しているストッパ18のピストン21
が微振動を受けるが、とくに斜板6がわずかに離れ始め
たときに、微振動によりピストン21を叩くが、ピスト
ン21を突出方向に付勢する皿バネ22がこれを吸収
し、ポンプハウジング1への振動の伝達を減衰する。こ
のため、ポンプ低負荷領域で発生する振動騒音を大幅に
抑制することができる。
【0021】斜板6の傾転角が小さくなり、ストッパ1
8から完全に離れると、ピストン21は係止リング23
により抜け出しを規制されるので、脱落することは無
い。
8から完全に離れると、ピストン21は係止リング23
により抜け出しを規制されるので、脱落することは無
い。
【0022】なお、ストッパ18は斜板6による最大圧
縮時には、ピストン21が直接的にベース20に当接
し、斜板6の最大傾転角を保持するので、万が一皿バネ
22が損傷することがあっても、最大傾転角を規制する
ストッパ18としての機能は維持される。
縮時には、ピストン21が直接的にベース20に当接
し、斜板6の最大傾転角を保持するので、万が一皿バネ
22が損傷することがあっても、最大傾転角を規制する
ストッパ18としての機能は維持される。
【0023】なお、この実施例では、一対の皿バネ22
によりピストン21を押圧付勢したが、必要に応じて皿
バネ22の数を増減させることができ、かつ組み合わせ
方向も自由に設定でき、また、ピストン21の抜け出し
を防ぐ係止リング23の代わりに、ピストン21の先端
を貫通させるプレートを取付孔19の出口の周囲に固定
してもよい。
によりピストン21を押圧付勢したが、必要に応じて皿
バネ22の数を増減させることができ、かつ組み合わせ
方向も自由に設定でき、また、ピストン21の抜け出し
を防ぐ係止リング23の代わりに、ピストン21の先端
を貫通させるプレートを取付孔19の出口の周囲に固定
してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、斜板は最
大傾転角の状態ではストッパのピストンに当接するが、
このピストンは皿バネにより突出方向に付勢されている
ため、ポンプ低負荷領域で、斜板がストッパに当接して
いる状態から離れ始める付近で、斜板が微振動しても、
皿バネがこの微振動を吸収し、ポンプハウジングに伝達
される微振動を大幅に減衰するので、ポンプ低負荷での
振動騒音が減少する。
大傾転角の状態ではストッパのピストンに当接するが、
このピストンは皿バネにより突出方向に付勢されている
ため、ポンプ低負荷領域で、斜板がストッパに当接して
いる状態から離れ始める付近で、斜板が微振動しても、
皿バネがこの微振動を吸収し、ポンプハウジングに伝達
される微振動を大幅に減衰するので、ポンプ低負荷での
振動騒音が減少する。
【図1】本発明の実施例を示すポンプ断面図である。
1 ポンプハウジング 2 駆動軸 3 シリンダブロック 5 ピストン 6 斜板 7 プランジャ 8 リターンスプリング 18 ストッパ 19 取付孔 20 ベース 21 ピストン 22 皿バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプハウジングに回転自由に支持した
駆動軸を中心にして、シリンダブロックの同一円周上に
配列された複数のシリンダ孔にピストンをそれぞれ収装
し、これらピストンが摺接する斜板を駆動軸に対して傾
斜自在に設け、この斜板を傾斜方向に押圧するリターン
スプリングと、同じく斜板をポンプ吐出圧に応じてリタ
ーンスプリングと対抗する方向に付勢する手段を備えた
ピストンポンプにおいて、ポンプハウジング内壁に前記
斜板の最大傾斜時に背面から当接するストッパを設け、
このストッパを、ポンプハウジング内壁の取付孔に配置
したベースと、このベースに対して摺動自由でかつ前記
斜板に当接するピストンと、このピストンを突出方向に
付勢する皿バネとで構成したことを特徴とするピストン
ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310832A JPH07158558A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ピストンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310832A JPH07158558A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ピストンポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158558A true JPH07158558A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18009940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5310832A Pending JPH07158558A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ピストンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07158558A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102072149A (zh) * | 2009-11-25 | 2011-05-25 | 日立汽车系统株式会社 | 可变容量型泵 |
WO2020152909A1 (ja) * | 2019-01-24 | 2020-07-30 | Kyb株式会社 | 液圧回転機 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5310832A patent/JPH07158558A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102072149A (zh) * | 2009-11-25 | 2011-05-25 | 日立汽车系统株式会社 | 可变容量型泵 |
JP2011111926A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 可変容量形ポンプ |
US8613610B2 (en) | 2009-11-25 | 2013-12-24 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Variable displacement pump |
CN102072149B (zh) * | 2009-11-25 | 2015-09-30 | 日立汽车系统株式会社 | 可变容量型泵 |
WO2020152909A1 (ja) * | 2019-01-24 | 2020-07-30 | Kyb株式会社 | 液圧回転機 |
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