JPH07158036A - 水門扉の開度検出装置 - Google Patents
水門扉の開度検出装置Info
- Publication number
- JPH07158036A JPH07158036A JP26003293A JP26003293A JPH07158036A JP H07158036 A JPH07158036 A JP H07158036A JP 26003293 A JP26003293 A JP 26003293A JP 26003293 A JP26003293 A JP 26003293A JP H07158036 A JPH07158036 A JP H07158036A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 据付が容易で、昇降棒を鉛直に保持すること
ができる水門扉の開度検出装置を提供する。 【構成】 検出用昇降棒20の上部に下向きの球状頭部21
を設ける。この球状頭部21が係合する上向きの球状受け
座16を、フレーム体11の上部ベース11Bに設ける。その
球状受け座16に前記検出用昇降棒20を挿通して該昇降棒
20を水門扉12の上部に昇降可能に設ける。その検出用昇
降棒20の上昇を検知するリミットスイッチ24を設ける。 【効果】 球状受け座16に球状頭部21が係合することに
よって、検出用昇降棒20が正しい鉛直位置に保持され
る。
ができる水門扉の開度検出装置を提供する。 【構成】 検出用昇降棒20の上部に下向きの球状頭部21
を設ける。この球状頭部21が係合する上向きの球状受け
座16を、フレーム体11の上部ベース11Bに設ける。その
球状受け座16に前記検出用昇降棒20を挿通して該昇降棒
20を水門扉12の上部に昇降可能に設ける。その検出用昇
降棒20の上昇を検知するリミットスイッチ24を設ける。 【効果】 球状受け座16に球状頭部21が係合することに
よって、検出用昇降棒20が正しい鉛直位置に保持され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水門扉の開度検出装置
に係わり、特に下部が水門扉に当接して昇降する検出用
昇降棒と、この検出用昇降棒の上昇を検知する検知手段
とを備えた水門扉の開度検出装置に関する。
に係わり、特に下部が水門扉に当接して昇降する検出用
昇降棒と、この検出用昇降棒の上昇を検知する検知手段
とを備えた水門扉の開度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水門扉は、河川の利水や治水を目的とし
た堰,樋門,頭首工やダム設備としての取水,洪水吐等
の諸設備に広く用いられている。このような水門扉で
は、用途により種々の開閉装置を用いて開度の調整を行
っているが、水門扉が上限を越えて上昇することを防止
するため、非常上限検出装置が設けられている。そして
この非常上限検出装置は、水門扉の上昇限度を検出する
装置が故障し、該水門扉が上昇を続けた場合に、水門扉
の上面あるいは上方に取付けた板等に開度検出用昇降棒
の下端が当接し、該棒が昇降してその上部がリミットス
イッチなどの検知手段に接触することにより開閉装置を
停止するようにしている。図3は前記非常上限検出装置
の一例を示し、1は水路等に設けられた門型のフレーム
体であり、このフレーム体1に沿って水門扉2が昇降
し、そのフレーム体1の上部にガイド管3を縦設し、こ
のガイド管3に例えば直径20〜40ミリ程度の検出用
昇降棒4を挿通し、この検出用昇降棒4の上部に鍔状頭
部5を設けると共に、この頭部5を受け座6に載置して
該検出用昇降棒4を昇降可能に吊設し、上昇する水門扉
2によって該検出用昇降棒4が上昇すると、この上昇を
リミットスイッチなどの検知手段7が検知して水門扉1
の開閉装置を停止するようにしており、前記受け座6と
ガイド管3の下端にそれぞれ位置決め用の挿通孔6A,
3Aを設け、さらにガイド管3の下部側に設けた位置決
め金具8を前記フレーム体1に固定している。
た堰,樋門,頭首工やダム設備としての取水,洪水吐等
の諸設備に広く用いられている。このような水門扉で
は、用途により種々の開閉装置を用いて開度の調整を行
っているが、水門扉が上限を越えて上昇することを防止
するため、非常上限検出装置が設けられている。そして
この非常上限検出装置は、水門扉の上昇限度を検出する
装置が故障し、該水門扉が上昇を続けた場合に、水門扉
の上面あるいは上方に取付けた板等に開度検出用昇降棒
の下端が当接し、該棒が昇降してその上部がリミットス
イッチなどの検知手段に接触することにより開閉装置を
停止するようにしている。図3は前記非常上限検出装置
の一例を示し、1は水路等に設けられた門型のフレーム
体であり、このフレーム体1に沿って水門扉2が昇降
し、そのフレーム体1の上部にガイド管3を縦設し、こ
のガイド管3に例えば直径20〜40ミリ程度の検出用
昇降棒4を挿通し、この検出用昇降棒4の上部に鍔状頭
部5を設けると共に、この頭部5を受け座6に載置して
該検出用昇降棒4を昇降可能に吊設し、上昇する水門扉
2によって該検出用昇降棒4が上昇すると、この上昇を
リミットスイッチなどの検知手段7が検知して水門扉1
の開閉装置を停止するようにしており、前記受け座6と
ガイド管3の下端にそれぞれ位置決め用の挿通孔6A,
3Aを設け、さらにガイド管3の下部側に設けた位置決
め金具8を前記フレーム体1に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の非常上限検
出装置では、フレーム体1に吊設した検出用昇降棒4の
下端が水門扉2に当接して該検出用昇降棒4が上昇し、
この上昇を検知手段7が検知するものであるが、水門扉
2の設置条件によりその検出用昇降棒4の長さ寸法が大
になる場合がある。そして検出用昇降棒4が長大になる
と、該昇降棒4を案内するガイド管3を長くする必要が
あると共に、その長いガイド管3を正確に据付けなけれ
ばならず、現場での据付作業が煩雑になるとともに、受
け座6や頭部5等の製作誤差あるいは現場での受け座6
やガイド管3等の据付誤差などにより、検出用昇降棒4
が傾斜した状態で取付けられ、景観を損ねるばかりでな
く、装置が正常に作動しなくなる場合があった。このた
めガイド管3の途中に位置決め金具8を設けてガイド管
3を鉛直に取り付けるようにしているが、このような金
具8を設けることができない場合、前記検出用昇降棒4
が傾いた状態で設置されるという問題があった。
出装置では、フレーム体1に吊設した検出用昇降棒4の
下端が水門扉2に当接して該検出用昇降棒4が上昇し、
この上昇を検知手段7が検知するものであるが、水門扉
2の設置条件によりその検出用昇降棒4の長さ寸法が大
になる場合がある。そして検出用昇降棒4が長大になる
と、該昇降棒4を案内するガイド管3を長くする必要が
あると共に、その長いガイド管3を正確に据付けなけれ
ばならず、現場での据付作業が煩雑になるとともに、受
け座6や頭部5等の製作誤差あるいは現場での受け座6
やガイド管3等の据付誤差などにより、検出用昇降棒4
が傾斜した状態で取付けられ、景観を損ねるばかりでな
く、装置が正常に作動しなくなる場合があった。このた
めガイド管3の途中に位置決め金具8を設けてガイド管
3を鉛直に取り付けるようにしているが、このような金
具8を設けることができない場合、前記検出用昇降棒4
が傾いた状態で設置されるという問題があった。
【0004】そこで本発明は現場での据付作業が容易
で、昇降棒を鉛直に保持することができる水門扉の開度
検出装置を提供することを目的とする。
で、昇降棒を鉛直に保持することができる水門扉の開度
検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フレ
ーム体に沿って昇降する水門扉と、前記フレーム体の上
部に挿通され下部が前記水門扉に当接して昇降する検出
用昇降棒と、この検出用昇降棒の上昇を検知する検知手
段とを備えた水門扉の開度検出装置において、前記検出
用昇降棒の上部に下向きの球状頭部を設け、この球状頭
部が係合する上向きの球状受け座を、前記フレーム体に
設けたものである。
ーム体に沿って昇降する水門扉と、前記フレーム体の上
部に挿通され下部が前記水門扉に当接して昇降する検出
用昇降棒と、この検出用昇降棒の上昇を検知する検知手
段とを備えた水門扉の開度検出装置において、前記検出
用昇降棒の上部に下向きの球状頭部を設け、この球状頭
部が係合する上向きの球状受け座を、前記フレーム体に
設けたものである。
【0006】また請求項2の発明は、前記検出用昇降棒
の下部側に、ウエート手段を設けたものである。
の下部側に、ウエート手段を設けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の構成により、球状受け座に球状頭部
が係合することによって、検出用昇降棒が正しい鉛直位
置に保持される。
が係合することによって、検出用昇降棒が正しい鉛直位
置に保持される。
【0008】また請求項2の構成により、風等の影響に
よる検出用昇降棒の揺動が防止される。
よる検出用昇降棒の揺動が防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の水門扉の開度検出装置の一実
施例について、図1及び図2を参照しながら説明する。
同図において、11は河川等の水路に配設された門型フレ
ーム体であり、このフレーム体11は左右支柱11Aとこれ
ら支柱11Aの上部間に一体に架設された上部ベース11B
からなり、その左右支柱11Aに沿って水門扉12が昇降自
在に設けられ、前記ベース11Bに設けた昇降装置14によ
り、前記水門扉12が昇降し、その昇降装置14は、スピン
ドル式のものやラック式のものが用いられ、あるいは前
記上部ベース11B上側に複数の定滑車(図示せず)を設
けるとともに、これより多い数の動滑車(図示せず)を
前記水門扉12側に設け、これら滑車に索条を掛け廻わし
た周知のものなどが用いられる。また、前記上部ベース
11Bの上部に取付け板15を設け、この取付け板15の上部
一側に上向きの球状受け座16を取付け、この球状受け座
16の上面に半径50ミリ程度の上向き球面部17を形成
し、この上向き球面部17の中央に挿通孔18を穿設する。
この挿通孔18の下部に、前記挿通孔18より内径の大きい
ガイド管19を鉛直に設け、これら挿通孔18とガイド管19
に、検出用昇降棒20を昇降可能に挿通する。そしてこの
例では、前記ガイド管19の長さLを略200ミリ、昇降
棒20の長さを2535ミリ程度としている。また、前記
昇降棒20の上部に下向きの球状頭部21を設け、この球状
頭部21の下部に、前記上向き球面部17より半径の小さい
例えば半径40ミリ程度の下向き球面部22を形成し、こ
の下向き球面部22の下端に平坦面22Aを形成し、さら
に、前記昇降棒20の下端に、金属製からなる平板状のウ
エート手段23を螺着する。またこのウエート手段23は前
記昇降棒20より径大な円盤型をなしている。前記取付け
板15の上部他側に検知手段であるリミットスイッチ24を
設け、このリミットスイッチ24の作動片25を前記球状頭
部21の上昇位置に設け、そのリミットスイッチ24は前記
球状頭部21の上昇により前記作動片25が押上げられる
と、これを検知し、図示しない制御装置を介して前記開
閉装置14を停止するよう構成されている。尚、図中26は
前記水門扉12の上面に取付けられた台座であって、前記
昇降棒20の下端が当接し、また、Hは前記水門扉12の通
常開閉時における上限位置、Hmaxはこの上限位置を
越える非常上限位置である。また、図1においてガイド
管19の長さL及びガイド管19の内径と昇降棒20との隙間
Tは、該昇降棒20が傾動した場合、該昇降棒20の下端が
台座26から外れない寸法に設定されている。
施例について、図1及び図2を参照しながら説明する。
同図において、11は河川等の水路に配設された門型フレ
ーム体であり、このフレーム体11は左右支柱11Aとこれ
ら支柱11Aの上部間に一体に架設された上部ベース11B
からなり、その左右支柱11Aに沿って水門扉12が昇降自
在に設けられ、前記ベース11Bに設けた昇降装置14によ
り、前記水門扉12が昇降し、その昇降装置14は、スピン
ドル式のものやラック式のものが用いられ、あるいは前
記上部ベース11B上側に複数の定滑車(図示せず)を設
けるとともに、これより多い数の動滑車(図示せず)を
前記水門扉12側に設け、これら滑車に索条を掛け廻わし
た周知のものなどが用いられる。また、前記上部ベース
11Bの上部に取付け板15を設け、この取付け板15の上部
一側に上向きの球状受け座16を取付け、この球状受け座
16の上面に半径50ミリ程度の上向き球面部17を形成
し、この上向き球面部17の中央に挿通孔18を穿設する。
この挿通孔18の下部に、前記挿通孔18より内径の大きい
ガイド管19を鉛直に設け、これら挿通孔18とガイド管19
に、検出用昇降棒20を昇降可能に挿通する。そしてこの
例では、前記ガイド管19の長さLを略200ミリ、昇降
棒20の長さを2535ミリ程度としている。また、前記
昇降棒20の上部に下向きの球状頭部21を設け、この球状
頭部21の下部に、前記上向き球面部17より半径の小さい
例えば半径40ミリ程度の下向き球面部22を形成し、こ
の下向き球面部22の下端に平坦面22Aを形成し、さら
に、前記昇降棒20の下端に、金属製からなる平板状のウ
エート手段23を螺着する。またこのウエート手段23は前
記昇降棒20より径大な円盤型をなしている。前記取付け
板15の上部他側に検知手段であるリミットスイッチ24を
設け、このリミットスイッチ24の作動片25を前記球状頭
部21の上昇位置に設け、そのリミットスイッチ24は前記
球状頭部21の上昇により前記作動片25が押上げられる
と、これを検知し、図示しない制御装置を介して前記開
閉装置14を停止するよう構成されている。尚、図中26は
前記水門扉12の上面に取付けられた台座であって、前記
昇降棒20の下端が当接し、また、Hは前記水門扉12の通
常開閉時における上限位置、Hmaxはこの上限位置を
越える非常上限位置である。また、図1においてガイド
管19の長さL及びガイド管19の内径と昇降棒20との隙間
Tは、該昇降棒20が傾動した場合、該昇降棒20の下端が
台座26から外れない寸法に設定されている。
【0010】次に前記構成につきその作用を説明する
と、開閉装置14の作動よって水門扉12が上昇し開成する
ものであるが、その開閉装置14に設けた図示しない上限
停止装置が故障あるいは正常に作動せずに、水門扉12が
上限位置Hを越えてさらに上昇を続けると、水門扉12の
台座26が昇降棒20の下端に当接し、この昇降棒20を押上
げる。そして昇降棒20が上昇すると、球状頭部21がリミ
ットスイッチ24の作動片25を作動させ、開閉装置14を停
止する。この場合、昇降棒20上部の球状頭部21が球状受
け座16に球面と球面とにより係合しているため、仮に受
け座16や球状頭部21等の製作誤差あるいは現場での受け
座16やガイド管19等の据付誤差があったとしても、昇降
棒20は常に鉛直方向に保持され、該昇降棒20の下端が位
置ずれを起こすことなく、水門扉12の上昇を正確に検知
することができる。また、その昇降棒20の下端に設けた
ウエート手段23により、風等の影響による昇降棒20の揺
動が防止される。
と、開閉装置14の作動よって水門扉12が上昇し開成する
ものであるが、その開閉装置14に設けた図示しない上限
停止装置が故障あるいは正常に作動せずに、水門扉12が
上限位置Hを越えてさらに上昇を続けると、水門扉12の
台座26が昇降棒20の下端に当接し、この昇降棒20を押上
げる。そして昇降棒20が上昇すると、球状頭部21がリミ
ットスイッチ24の作動片25を作動させ、開閉装置14を停
止する。この場合、昇降棒20上部の球状頭部21が球状受
け座16に球面と球面とにより係合しているため、仮に受
け座16や球状頭部21等の製作誤差あるいは現場での受け
座16やガイド管19等の据付誤差があったとしても、昇降
棒20は常に鉛直方向に保持され、該昇降棒20の下端が位
置ずれを起こすことなく、水門扉12の上昇を正確に検知
することができる。また、その昇降棒20の下端に設けた
ウエート手段23により、風等の影響による昇降棒20の揺
動が防止される。
【0011】このように本実施例では、フレーム体11に
沿って昇降する水門扉12と、フレーム体11の上部ベース
11Bに挿通され下部が水門扉12に当接して昇降する検出
用昇降棒20と、この検出用昇降棒20の上昇を検知する検
知手段たるリミットスイッチ24とを備えた水門扉の開度
検出装置において、検出用昇降棒20の上部に下向きの球
状頭部21を設け、この球状頭部21が係合する上向きの球
状受け座16を、フレーム体11の上部ベース11Bに設けた
ものであり、球状頭部21が球状受け座16に球面と球面と
で係合することにより、昇降棒20を常に鉛直方向に保持
することができ、長い昇降棒を使用する場合でも、従来
に比べて開度検出装置の製作及び据付作業を容易に行う
ことができる。また、比較的ガイド管19の長さが短くて
済み、従来のような長いガイド管19及びこのガイド管19
の途中を支持する金具類も不要となり、据付が容易にな
ると共に、周囲の景観を損なうこともない。
沿って昇降する水門扉12と、フレーム体11の上部ベース
11Bに挿通され下部が水門扉12に当接して昇降する検出
用昇降棒20と、この検出用昇降棒20の上昇を検知する検
知手段たるリミットスイッチ24とを備えた水門扉の開度
検出装置において、検出用昇降棒20の上部に下向きの球
状頭部21を設け、この球状頭部21が係合する上向きの球
状受け座16を、フレーム体11の上部ベース11Bに設けた
ものであり、球状頭部21が球状受け座16に球面と球面と
で係合することにより、昇降棒20を常に鉛直方向に保持
することができ、長い昇降棒を使用する場合でも、従来
に比べて開度検出装置の製作及び据付作業を容易に行う
ことができる。また、比較的ガイド管19の長さが短くて
済み、従来のような長いガイド管19及びこのガイド管19
の途中を支持する金具類も不要となり、据付が容易にな
ると共に、周囲の景観を損なうこともない。
【0012】またこのように本実施例では、検出用昇降
棒20の下部側に、ウエート手段23を設けたものであり、
この下部側に設けたウエート手段23により、昇降棒20が
風などの影響により揺動することが防止され、該昇降棒
20が正しく鉛直方向に保持される。
棒20の下部側に、ウエート手段23を設けたものであり、
この下部側に設けたウエート手段23により、昇降棒20が
風などの影響により揺動することが防止され、該昇降棒
20が正しく鉛直方向に保持される。
【0013】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内において種々の変形実施
が可能である。例えば水門扉及びフレーム体の形状は適
宜選定可能であり、また開閉装置は各種タイプのものを
用いることができる。さらに、検知手段は実施例で示し
た接触式のリミットスイッチに限らず、昇降棒の上部の
上昇を検知するものであれば光センサなど各種検知手段
を用いることができる。
ものではなく、本発明の範囲内において種々の変形実施
が可能である。例えば水門扉及びフレーム体の形状は適
宜選定可能であり、また開閉装置は各種タイプのものを
用いることができる。さらに、検知手段は実施例で示し
た接触式のリミットスイッチに限らず、昇降棒の上部の
上昇を検知するものであれば光センサなど各種検知手段
を用いることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、フレーム体に沿って昇降する
水門扉と、前記フレーム体の上部に挿通され下部が前記
水門扉に当接して昇降する検出用昇降棒と、この検出用
昇降棒の上昇を検知する検知手段とを備えた水門扉の開
度検出装置において、前記検出用昇降棒の上部に下向き
の球状頭部を設け、この球状頭部が係合する上向きの球
状受け座を、前記フレーム体に設けたものであり、据付
が容易で、昇降棒を鉛直に保持することができる水門扉
の開度検出装置を提供することができる。
水門扉と、前記フレーム体の上部に挿通され下部が前記
水門扉に当接して昇降する検出用昇降棒と、この検出用
昇降棒の上昇を検知する検知手段とを備えた水門扉の開
度検出装置において、前記検出用昇降棒の上部に下向き
の球状頭部を設け、この球状頭部が係合する上向きの球
状受け座を、前記フレーム体に設けたものであり、据付
が容易で、昇降棒を鉛直に保持することができる水門扉
の開度検出装置を提供することができる。
【0015】また本発明は、前記検出用昇降棒の下部側
に、ウエート手段を設けたものであり、昇降棒の揺動を
防止でき、据付が容易で、昇降棒を鉛直に保持すること
ができる水門扉の開度検出装置を提供することができ
る。
に、ウエート手段を設けたものであり、昇降棒の揺動を
防止でき、据付が容易で、昇降棒を鉛直に保持すること
ができる水門扉の開度検出装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
11 フレーム体 12 水門扉 16 球状受け座 20 検出用昇降棒 21 球状頭部 23 ウエート手段 24 リミットスイッチ(検知手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム体に沿って昇降する水門扉と、
前記フレーム体の上部に挿通され下部が前記水門扉に当
接して昇降する検出用昇降棒と、この検出用昇降棒の上
昇を検知する検知手段とを備えた水門扉の開度検出装置
において、前記検出用昇降棒の上部に下向きの球状頭部
を設け、この球状頭部が係合する上向きの球状受け座
を、前記フレーム体に設けたことを特徴する水門扉の開
度検出装置。 - 【請求項2】 前記検出用昇降棒の下部側に、ウエート
手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の水門扉の
開度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260032A JP2570599B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 水門扉の開度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260032A JP2570599B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 水門扉の開度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158036A true JPH07158036A (ja) | 1995-06-20 |
JP2570599B2 JP2570599B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17342360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260032A Expired - Lifetime JP2570599B2 (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 水門扉の開度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570599B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011241670A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-12-01 | Maezawa Ind Inc | 親子ゲート開閉装置及びその制御方法 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5260032A patent/JP2570599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011241670A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-12-01 | Maezawa Ind Inc | 親子ゲート開閉装置及びその制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2570599B2 (ja) | 1997-01-08 |
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