JPH07158024A - 作業機 - Google Patents

作業機

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JPH07158024A
JPH07158024A JP30808693A JP30808693A JPH07158024A JP H07158024 A JPH07158024 A JP H07158024A JP 30808693 A JP30808693 A JP 30808693A JP 30808693 A JP30808693 A JP 30808693A JP H07158024 A JPH07158024 A JP H07158024A
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Takayoshi Murahashi
高嘉 村橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧アクチュエータを搭載した作業アタッチ
メントの取り外し時に、原動機の出力が無駄に消費され
るおそれがない作業機を提供する。 【構成】 原動機および原動機で駆動される油圧ポンプ
を搭載した作業機本体と、作業機本体に着脱可能とされ
油圧ポンプからの圧油で駆動される油圧アクチュエータ
が組み込まれた作業アタッチメントとを備える作業機に
おいて、作業アタッチメントが作業機本体に取付けられ
ているか否かを検出する検出部材12a,12bと、作
業アタッチメントの作業機本体からの取り外しが検出さ
れている場合、作業機本体に残存する油圧ポンプから油
圧アクチュエータへの圧油の供給回路の負荷圧力を、作
業アタッチメントの取付け時の最大負荷圧力よりも低い
値に制限する負荷圧力制限部材12a,12b,403
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機本体に搭載した
原動機により油圧ポンプを駆動し、その吐出油で作業ア
タッチメント側に取付けられた油圧アクチュエータを駆
動して作業を行なう作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業機の一種として、例えば特
開平4−350206号公報にはホイールローダをベー
スとした路面切削機が開示されている。図5は上記公報
記載の路面切削機の概略を示すもので、1は走行体、2
は走行体1の前面に設けられ不図示の昇降シリンダによ
り上下方向に昇降される昇降アーム、3は昇降アーム2
に支持された削氷装置である。削氷装置3は、後述する
油圧モータで回転駆動される回転式切削体4と、この回
転式切削体4の後方に配置されるブレード5とを備え
る。回転式切削体4は例えば螺旋状に捩れた羽根部材4
aの外周に超硬合金製の切削刃4bを多数取付けて構成
される。このような作業機では、走行体1により凍結路
上を走行しつつ回転式切削体4を回転させて凍結路面E
Bを粗面状態に切削し、切削された路面を後続のブレー
ド5で整形する。なお、回転式切削体4による切削作業
が不要なとき、例えば冬期以外では削氷装置3を昇降ア
ーム2から取り外して代りにバケット(不図示)を取付
け、通常のホイールローダとして使用することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題を明らか
にするため、回転式切削体4の油圧駆動回路の一例を図
6により説明する。なお、図6の回路はあくまで本発明
の課題を説明するためのもので、従来の回路を例示する
ものではない。
【0004】図6において1点鎖線L−Lより下側は走
行体1側の油圧回路、上側は削氷装置3側の油圧回路で
あり、両回路は削氷装置3を走行体1へ取付ける際にセ
ルフシールカップリング401で接続される。走行体1
側には不図示の原動機で駆動される油圧ポンプ402
と、油圧ポンプ402の吐出油の供給方向を切換える電
磁弁403とが設けられ、削氷装置3側には回転式切削
体4を回転させる油圧モータ404と、パイロット管路
405pから導かれる油圧モータ404の駆動圧で切換
え制御される切換弁405が設けられる。電磁弁403
のソレノイド部403sが非励磁のときは油圧ポンプ4
02の吐出油が電磁弁403からタンクTへ戻されると
ともに、切換弁405がばね405aの力で中立位置に
復帰して切換弁405内の逆止弁405bにより油圧モ
ータ404からの戻り油が閉じ込められる。ソレノイド
部403sが励磁されて電磁弁403がA位置からB位
置へ切換わると、油圧ポンプ402の吐出圧が切換弁4
05のパイロット管路405pに導かれて切換弁405
が切換えられ、油圧モータ404へ圧油が供給されて回
転式切削体4が回転する。電磁弁403を切換えるため
のスイッチは運転席近傍に設置され、オペレータにより
切換え操作される。
【0005】以上の回路を搭載した路面切削機におい
て、削氷装置3を取り外してバケットのように油圧アク
チュエータが存在しない作業アクチュエータを取付けた
場合を考える。この場合、油圧ポンプ402から作業ア
クチュエータ側へ圧油を供給する必要がないため、セル
フシールカップリング401は切り離されたままとな
り、その位置で回路は閉塞される。この状態で運転席近
傍のスイッチが誤操作されて電磁弁403がB位置に切
換わると、油圧ポンプ402から油圧モータ404への
供給回路Pの圧力が上昇してリリーフ弁406が切換わ
り、油圧ポンプ402の吐出油がリリーフ弁406を介
してタンクTへ戻される。このため、油圧ポンプ402
にはリリーフ弁406の設定圧に等しい負荷圧力が常時
作用し、油圧ポンプ402が何等仕事をしていないにも
拘らず原動機の出力が消費されるという無駄が生じる。
また、作動油温度も上昇して早期に劣化する。
【0006】本発明の目的は、上述した原動機出力の浪
費が放置されるおそれがない作業機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1、図
5および図6に対応付けて説明すると、請求項1の発明
は、原動機および原動機で駆動される油圧ポンプ402
を搭載した作業機本体1と、作業機本体1に着脱可能と
され油圧ポンプ402からの圧油で駆動される油圧アク
チュエータ404が組み込まれた作業アタッチメント3
とを備える作業機に適用される。そして、作業アタッチ
メント3が作業機本体1に取付けられているか否かを検
出する検出手段12a,12bと、作業アタッチメント
3の作業機本体1からの取り外しが検出されている場
合、作業機本体1に残存する油圧ポンプ402から油圧
アクチュエータ404への圧油の供給回路Pの負荷圧力
を、作業アタッチメント3の取付け時の最大負荷圧力よ
りも低い値に制限する負荷圧力制限手段12a,12
b,403とを備えることにより、上述した目的を達成
する。
【0008】作業アタッチメント3の動作および動作停
止を指示する指示手段11と、この指示手段11からの
動作指示に応答して油圧ポンプ402からの圧油を油圧
アクチュエータ404へ導く開位置(B位置)に切換わ
り、動作停止指示に応答して油圧ポンプ402からの圧
油を油圧アクチュエータ404からの戻り回路Dに迂回
させる閉位置(A位置)に切換わる切換弁403が作業
機本体1に設けられる場合には、負荷圧力制限手段は、
作業アタッチメント3の作業機本体1からの取り外しが
検出されているときに切換弁403を閉位置(A位置)
に固定して負荷圧力を制限すればよい。
【0009】請求項3の発明は、原動機および原動機で
駆動される油圧ポンプ402を搭載した作業機本体1
と、作業機本体1に着脱可能とされ油圧ポンプ402か
らの圧油で駆動される油圧アクチュエータ404が組み
込まれた作業アタッチメント3と、作業機本体1に取付
けられ作業アタッチメント3の動作および動作停止を指
示する指示手段11と、作業機本体1に取付けられ油圧
ポンプ402からの圧油を油圧アクチュエータ404へ
導く開位置(B位置)と油圧ポンプ402からの圧油を
油圧アクチュエータ404からの戻り回路Dに迂回させ
る閉位置(A位置)との間で切換え可能な切換弁403
と、作業アタッチメント3の動作指示に対しては切換弁
403が開位置へ切換わり、作業アタッチメント3の動
作停止指示に対しては切換弁403が閉位置に切換わる
ように指示手段11からの指示内容を切換弁403へ伝
達する伝達回路とを備える作業機に適用される。そし
て、伝達回路の一部を作業アタッチメント3側に引き回
し、作業アタッチメント3の取外し時には当該伝達回路
が分断されて切換弁403が閉位置に固定されるように
構成して上述した目的を達成する。
【0010】請求項4の発明は、原動機および原動機で
駆動される油圧ポンプ402とを搭載した作業機本体1
と、作業機本体1に着脱可能とされ油圧ポンプ402か
らの圧油で駆動される油圧アクチュエータ404が組み
込まれた作業アタッチメント3と、作業機本体1に取付
けられ作業アタッチメント3の動作および動作停止を指
示する指示手段11とを備える作業機に適用される。そ
して、作業アタッチメント3が作業機本体1に取付けら
れているか否かを検出する検出手段12a,12bと、
作業アタッチメント3の作業機本体1からの取り外しが
検出されている場合、指示手段11からの作業アタッチ
メント3の動作指示に応答してオペレータに誤操作を警
告する警告手段21とを備えることにより、上述した目
的を達成する。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、油圧アクチュエータ40
4を搭載した作業アタッチメント3の取り外しが検出さ
れると、作業機本体1に残存する油圧ポンプ402から
油圧アクチュエータ404への圧油の供給回路Pの負荷
圧力が作業アタッチメント3の取付け時の最大負荷圧力
よりも低い値に制限され、油圧ポンプ402による原動
機の出力の浪費が抑制される。請求項2の発明では、油
圧アクチュエータ404を搭載した作業アタッチメント
3の取り外しが検出されると切換弁403が閉位置に固
定され、油圧ポンプ402からの吐出油が切換弁403
を介して戻り回路Dに迂回されるため、供給回路Pの負
荷圧力が低く維持される。請求項3の発明では、油圧ア
クチュエータ404を搭載した作業アタッチメント3が
取り外されると、指示手段11の指示内容を切換弁40
3へ伝達する回路が分断されて切換弁403が閉位置に
固定され、油圧ポンプ402からの吐出油が切換弁40
3を介して戻り回路Dに迂回されて供給回路Pの負荷圧
力が低く維持される。請求項4の発明では、作業アタッ
チメント3が作業機本体1から取り外された状態で、指
示手段11から作業アタッチメント3の動作が指示され
るとこれに応答して警告手段21から警告が発せられ
る。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0013】
【実施例】
−第1実施例− 以下、図1を参照して本発明の第1実施例を説明する。
なお、本実施例は上述した図5および図6に示す路面切
削機の改良に関するものであり、図5および図6との共
通部分については同一符号を使用して説明を省略する。
本実施例の路面切削機では、上述した図6に示す電磁弁
403のソレノイド部403sの切換え制御を図1の回
路により行なう。図1において、10は電源、11は回
転式切削体4の起動スイッチである。起動スイッチ11
は走行体1の運転席の近傍に設けられてオペレータによ
りオン・オフされる。起動スイッチ11と電磁弁403
のソレノイド部403sとを結ぶ回路の一部は配線コネ
クタ12a,12bを経て削氷装置3側の電気回路C1
へ引き回され、ジャンパ回路13を経て走行体1側へと
戻される。電気回路1には、車幅灯14、回転式切削体
4と一体に回転する回転体15の回転を検出する回転セ
ンサ16などの各種機器やセンサ類が装着され、これら
は配線コネクタ12a,12bの結合により走行体1側
の電気回路に接続される。なお、配線コネクタ12aは
走行体1に取付けられ、配線コネクタ12bは削氷装置
3に取付けられる。配線コネクタ12a,12bが結合
されていない状態では削氷装置3が正常に作動しないた
め、削氷装置3の取付け時には配線コネクタ12a,1
2bが必ず結合される。
【0014】以上の構成によれば、削氷装置3を昇降ア
ーム2に取付けて配線コネクタ12a,12bを結合し
た状態では、起動スイッチ11と電磁弁403のソレノ
イド部403sとがジャンパ回路13を介して接続され
るので、起動スイッチ11のオン・オフに応じてソレノ
イド部403sの励磁および非励磁が切換わり、起動ス
イッチ11の操作で回転式切削体4の回転および回転停
止が切換わる。削氷装置3を取り外してバケットのよう
に油圧アクチュエータを有しない作業アタッチメントを
取付ける際には、配線コネクタ12a,12bも分離さ
れるので、起動スイッチ11をオンしてもソレノイド部
403sは励磁されず、電磁弁403はA位置に固定さ
れる。このため、図6から明らかなように油圧ポンプ4
02の吐出油が電磁弁403を介して戻り回路Dへと戻
され、供給回路Pの圧力がリリーフ弁406の設定圧よ
りも低い値に保持される。このため、起動スイッチ11
を誤ってオンしても、油圧ポンプ402の負荷圧力が上
昇して原動機の出力が無駄に消費されることがない。
【0015】−第2実施例− 図2により本発明の第2実施例を説明する。なお、上述
した第1実施例との共通部分には同一符号を付し、説明
を省略する。図2から明らかなように、本実施例では図
1に示すジャンパ回路13を省略し、電磁弁403のソ
レノイド部403sのアース回路を配線コネクタ12
a,12bを介して削氷装置3の電気回路C1側へ引き
込み接地させている。
【0016】この例では、削氷装置3の取り外しで配線
コネクタ12a,12bが分離されると、ソレノイド部
403sのアース回路が開放されて起動スイッチ11の
オン・オフに拘わりなく電磁弁403がA位置に固定さ
れる。このため、上述した第1実施例と同様に、削氷装
置3が取り外された状態では油圧ポンプ402の吐出油
が電磁弁403を介して戻り回路Dへと戻され、供給回
路Pの圧力がリリーフ弁406の設定圧よりも低い値に
保持される。
【0017】−第3実施例− 図3により本発明の第3実施例を説明する。なお、上述
した第2実施例との共通部分には同一符号を付し、説明
を省略する。図3に示すように、本実施例は第2実施例
の回路に、警告灯21およびリレー22,23を追加し
たものである。警告灯21は走行体1の運転席の近傍に
設けられるもので、リレー22のリレー接点22aの開
閉に応じて点灯および消灯が切換わる。リレー22はリ
レーコイル22bの励磁によりリレー接点22aが開放
されるノーマルクローズ型のもので、リレーコイル21
bはリレー23のリレー接点23aの閉成時にアースさ
れるとともに、配線コネクタ12a,12bが結合され
ているときには削氷装置3の電気回路C1のアース回路
と接続されてアースされる。リレー23もリレー22と
同じくリレーコイル23bの励磁によりリレー接点23
aが開放されるノーマルクローズ型のもので、リレーコ
イル23bは起動スイッチ11のオンにより励磁され
る。なお、リレー23が故障してリレー接点23aが閉
位置に固着したときでも電磁弁403のソレノイド部4
03sが励磁されないようにダイオード24を設けると
よい。
【0018】以上の実施例では、削氷装置3を昇降アー
ム2に取付けて配線コネクタ12a,12bを結合した
状態では、リレー22のリレーコイル22bが電気回路
C1側で必ずアースされるので、リレー接点22aが常
に開放して警告灯21は消灯したままとなる。削氷装置
3の取り外しに伴って配線コネクタ12a,12bが分
離されると、リレーコイル22bはリレー接点23aの
開閉に応じて励磁および非励磁が切換わる。このとき、
起動スイッチ11がオフであればリレーコイル23bが
非励磁状態に保たれてリレー接点23aが閉じるので、
リレーコイル22bが励磁されてリレ−接点22aが開
放され、警告灯21が消灯状態に保持される。起動スイ
ッチ11がオンされると、リレーコイル23bが励磁さ
れてリレー接点23aが開放されるので、リレーコイル
22bが非励磁となってリレー接点22aが閉成し、警
告灯21が点灯する。
【0019】このように、本実施例では削氷装置3が取
り外された状態で誤って起動スイッチ11をオンすると
警告灯21が点灯してオペレータに誤操作が警告される
ので、切換弁403のA位置の固定とあいまって、油圧
ポンプ402の負荷圧力の増加による原動機出力の無駄
な消費を確実に防止できる。なお、図3のリレー23を
省略し、図4に示すように起動スイッチ11とソレノイ
ド部403sとの間の回路を分岐してリレー接点22a
およびリレーコイル22bと接続してもよい。以上の例
において、警告灯21に代え、あるいは警告灯21と併
用してブザー等を用いてよい。削氷装置3が取り外され
た際の切換弁403のA位置での固定を省略し、警告灯
21のみ設けてもよい。
【0020】本発明の作業機は上述した路面切削機に限
定されず、油圧アクチュエータを搭載した作業アタッチ
メントと、油圧アタッチメントを搭載しない作業アタッ
チメントとが選択的に装着される各種の作業機に適用可
能である。実施例では電磁弁403をA位置に固定して
油圧ポンプ402の負荷圧力をリリーフ弁406の設定
圧よりも低い値に制限したが、例えばリリーフ弁406
の設定圧を可変式とし、配線コネクタ12a,12bの
切り離しにより設定圧を低下させてもよい。また、供給
回路Pと戻り回路Dとをバイパスする回路を別に設ける
とともに、その回路を開閉する切換弁を介装し、配線コ
ネクタ12a,12bの切り離しによりバイパス回路を
開けるようにしてもよい。さらに、油圧アクチュエータ
を搭載した作業アタッチメントの装着の有無も、配線コ
ネクタ12a,12bに限らず作業アタッチメントの種
類を識別する専用のセンサを設けるなど、種々変更が可
能である。油圧ポンプ402が油圧モータ404以外の
アクチュエータとの間で共用されているときは、油圧モ
ータ404に対する供給回路Pへ圧油が流入しないよう
に構成してもよい。
【0021】以上の実施例では、昇降アーム2を含む走
行体1が作業機本体を、起動スイッチ11が指令手段
を、配線コネクタ12a,12bが検出手段を、電磁弁
403が切換弁を、配線コネクタ12a,12bおよび
電磁弁403が負荷圧力制限手段を、電磁弁403のB
位置が閉位置、A位置が開位置を、起動スイッチ11か
らソレノイド部403sのアース位置までの回路が伝達
回路を、警告灯21が警告手段をそれぞれ構成する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2の発
明では、油圧アクチュエータを搭載した作業アタッチメ
ントの作業機本体からの取り外しが検出されると、作業
機本体に残存する圧油の供給回路の負荷圧力が作業アタ
ッチメントの取付け時の最大負荷圧力よりも低い値に制
限されるので、油圧アクチュエータが存在しない作業ア
タッチメントの取付け時には、原動機の出力が無駄に消
費されるおそれがない。請求項3の発明では、油圧アク
チュエータを搭載した作業アタッチメントの作業機本体
からの取り外しに連係して指示手段から切換弁への伝達
回路が分断されて切換弁が閉位置に固定されるので、油
圧アクチュエータが存在しない作業アタッチメントの取
付け時に原動機の出力が浪費されるおそれがない。請求
項4の発明では、作業アタッチメントが作業機本体から
取り外された状態で指示手段から作業アタッチメントの
動作が指示されると、オペレータに警告が発せられるの
で、作業アタッチメントの動作指示の継続による原動機
出力の浪費状態が放置されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気回路図。
【図2】本発明の第2実施例の電気回路図。
【図3】本発明の第3実施例の電気回路図。
【図4】図3の変形例を示す図。
【図5】本発明が適用される路面切削機の一例を示す
図。
【図6】図5の路面切削機の回転式切削体を回転させる
油圧駆動回路の一例を示す図。
【符号の説明】
1 走行体 2 昇降アーム 3 削氷装置 4 回転式切削体 11 起動スイッチ 12a,12b 配線コネクタ 21 警告灯 402 油圧ポンプ 403 電磁弁 403s 電磁弁のソレノイド部 404 回転式切削体を駆動する油圧モータ 406 リリーフ弁 C1 削氷装置側の電気回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機および該原動機で駆動される油圧
    ポンプを搭載した作業機本体と、 前記作業機本体に着脱可能とされ、前記油圧ポンプから
    の圧油で駆動される油圧アクチュエータが組み込まれた
    作業アタッチメントとを備える作業機において、 前記作業アタッチメントが前記作業機本体に取付けられ
    ているか否かを検出する検出手段と、 前記作業アタッチメントの前記作業機本体からの取り外
    しが検出されている場合、前記作業機本体に残存する前
    記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへの圧油の供
    給回路の負荷圧力を、前記作業アタッチメントの取付け
    時の最大負荷圧力よりも低い値に制限する負荷圧力制限
    手段と、を設けたことを特徴とする作業機。
  2. 【請求項2】 前記作業機本体には、前記作業アタッチ
    メントの動作および動作停止を指示する指示手段と、こ
    の指示手段からの動作指示に応答して前記油圧ポンプか
    らの圧油を前記油圧アクチュエータへ導く開位置に切換
    わり、動作停止指示に応答して前記油圧ポンプからの圧
    油を前記油圧アクチュエータからの戻り回路に迂回させ
    る閉位置に切換わる切換弁が設けられ、前記負荷圧力制
    限手段は、前記作業アタッチメントの前記作業機本体か
    らの取り外しが検出されている場合に前記切換弁を前記
    閉位置に固定して前記負荷圧力を制限することを特徴と
    する請求項1記載の作業機。
  3. 【請求項3】 原動機および該原動機で駆動される油圧
    ポンプを搭載した作業機本体と、 前記作業機本体に着脱可能とされ前記油圧ポンプからの
    圧油で駆動される油圧アクチュエータが組み込まれた作
    業アタッチメントと、 前記作業機本体に取付けられ前記作業アタッチメントの
    動作および動作停止を指示する指示手段と、 前記作業機本体に取付けられ、前記油圧ポンプからの圧
    油を前記油圧アクチュエータへ導く開位置と前記油圧ポ
    ンプからの圧油を前記油圧アクチュエータからの戻り回
    路に迂回させる閉位置との間で切換え可能な切換弁と、 前記作業アタッチメントの動作指示に対しては前記切換
    弁が前記開位置へ切換わり、前記作業アタッチメントの
    動作停止指示に対しては前記切換弁が前記閉位置に切換
    わるように前記指示手段からの指示内容を前記切換弁へ
    伝達するための伝達回路と、 を備える作業機において、 前記伝達回路の一部を前記作業アタッチメント側に引き
    回し、前記作業アタッチメントの取外し時には当該伝達
    回路が分断されて前記切換弁が前記閉位置に固定される
    ように構成したことを特徴とする作業機。
  4. 【請求項4】 原動機および該原動機で駆動される油圧
    ポンプとを搭載した作業機本体と、 前記作業機本体に着脱可能とされ、前記油圧ポンプから
    の圧油で駆動される油圧アクチュエータが組み込まれた
    作業アタッチメントと、 前記作業機本体に取付けられ前記作業アタッチメントの
    動作および動作停止を指示する指示手段とを備える作業
    機において、 前記作業アタッチメントが前記作業機本体に取付けられ
    ているか否かを検出する検出手段と、 前記作業アタッチメントの前記作業機本体からの取り外
    しが検出されている場合、前記指示手段からの前記作業
    アタッチメントの動作指示に応答してオペレータに誤操
    作を警告する警告手段と、を備えることを特徴とする作
    業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015017482A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 矢崎エナジーシステム株式会社 車両情報収集装置

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