JPH0715755Y2 - マーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装置 - Google Patents

マーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装置

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JPH0715755Y2
JPH0715755Y2 JP5521488U JP5521488U JPH0715755Y2 JP H0715755 Y2 JPH0715755 Y2 JP H0715755Y2 JP 5521488 U JP5521488 U JP 5521488U JP 5521488 U JP5521488 U JP 5521488U JP H0715755 Y2 JPH0715755 Y2 JP H0715755Y2
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JP
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cut
marking
marking material
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JP5521488U
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JPH01163098U (ja
Inventor
徹典 高田
Original Assignee
株式会社シーティーケイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,例えば電線を識別するために電線に対応した
マーキングが施されて電線に被せられる識別チューブの
如き長尺のチューブ状マーキング材料をマーキング部分
を挟んで切断するマーキング機用マーキング材料切断機
の全切り・半切り切換装置に関するものである。
〔従来技術〕
この種のマーキング機用マーキング材料切断機は,マー
キング機のマーキング位置から順次送られてくる切断す
べきチューブ状マーキング材料を受ける受台と,この受
台の上方に配置されて受台上のチューブ状マーキング材
料を切断するように円弧運動しながら昇降するカッター
とから成っている。この切断機において,チューブ材料
を完全に切断して切り離すと,切り離された短いチュー
ブ状マーキング材料がばらばらとなって取扱が不便とな
る場合があり,従ってこのチューブ状マーキング材料は
全切りすることができる外に半切りして連続したままと
し,必要に応じて手で切り離して使用することができる
ことが望ましい。
従来技術の全切り・半切り切換装置は,カッターの円弧
運動の昇降ストロークを調整して大きなストロークによ
って全切りし,小さなストロークで半切りして切り換え
るようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし,このようにカッターの昇降ストロークを変える
ことはカッターのストローク調整機構を必要とするので
全体的に構造が複雑となって高価となる欠点があった。
本考案の目的は,上記の欠点を回避し,カッターの昇降
ストロークを変えることなく,チューブ状マーキング材
料の全切り・半切りの切換を行なうことができるマーキ
ング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は,上記の課題を解決するために,加熱された活
字輪の下降によってこの活字輪が着色テープを介してマ
ーキングする長尺のチューブ状マーキング材料マーキン
グ部分を挟んで切断する切断機のカッターがマーキング
材料に食い込む深さを調整してマーキング材料を全切り
又は半切りするように切換える全切り・半切り切換装置
において、切断すべきチューブ状マーキング材料を受け
る受台の下面に係合する傾斜面を上面に有しこの傾斜面
の傾斜している方向に沿って水平運動する可動調整ブロ
ックと、この可動調整ブロックの水平運動によって受台
が可動調整ブロックの傾斜面に沿って昇降してカッター
の食い込み深さが調整されるように可動調整ブロックを
水平方向に駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とす
るマーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切
り切換装置を提供するものである。
〔作用〕
このように構成すると,カッターのストロークを一定と
したままで受台を昇降するだけで全切りと半切りとを切
換ることができ,従ってチューブ状マーキング材料の全
切りと半切りとの切換が簡単な機構で行なえる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると,第
1図は本考案に係る全切り・半切り切換装置10を備えた
マーキング機用マーキング材料切断機12を示す。マーキ
ング機14は,加熱された活字輪16を有し,この活字輪16
の下降によってこの活字輪16が着色テープ18を介して長
尺のチューブ状マーキング材料20に圧接してマーキング
を施すように形成されている。このマーキング材料20
は,活字輪16の上昇中にマーキングピッチだけ図示しな
い送給機構によって切断機12に間欠的に送られる。
切断機12は,マーキング機14のマーキング位置から送ら
れてくるマーキング材料20を受ける受台22と,この受台
22の上方に配置されマーキング機14の図示しない機枠に
枢支されて受台22上のチューブ状マーキング材料20を切
断するように円弧運動しながら昇降するカッター24とか
ら成っている。尚,この受台22はその上面に高い耐性を
有するウレタン材料のチップ23を有する。
本考案の全切り・半切り切換装置10は,第1図及び第2
図に示すように、この受台22の下面に係合する傾斜面26
aを上面に有しこの傾斜面26aの傾斜している方向に沿っ
て水平運動する可動調整ブロック26と,この可動調整ブ
ロック26を可動する駆動手段28とを備えている。
図示の実施例では,受台22は,第2図乃至第4図に示す
ように、マーキング機の機枠に固定された垂直固定板30
にリニアベアリング32によって垂直運動するように支持
され,また可動調整ブロック26は,同じく機枠に固定さ
れた水平固定板34にリニアベアリング36によって水平運
動するように支持されている。また,垂直固定板30には
ストッパ38が取付けられ,このストッパ38は可動調整ブ
ロック26の後にのべる図示の前進位置(全切り位置)を
保持する働きを有する。可動調整ブロック26は,第2図
及び第4図から解るように,可動調整ブロック26に取付
けられたばね止めピン40と水平固定板34に取付けられた
ばね止めピン42との間に張られたばね44によって通常で
は後退位置,即ち受台22を下降する半切り位置に付勢し
ている。尚,第3図に示すように,ストッパ38は,水平
固定板34に取付けられたアーマチュアを有するソレノイ
ド46によって第3図の時計方向及び反時計方向に揺動す
るように垂直固定板30にピン38aで枢支され可動調整ブ
ロック26の前進時に図示の実線位置まで反時計方向に揺
動しこの可動調整ブロック26の後面に係合してこの位置
を保持し,可動調整ブロック26を後退する際には図示の
想像線で示すように時計方向に揺動して可動調整ブロッ
ク26から引っ込むようになっている。尚,第3図から解
るように,可動調整ブロック26は,その後退時にリニア
ベアリング32に干渉することがないように逃げ溝26aを
有する。
また,駆動手段28は,水平固定板34に取付けられたアー
マチュアを有するソレノイド48から成り,このソレノイ
ド48のアーマチュアは可動調整ブロック26の後面に接続
される連結杆48aを有する(第4図参照)。このソレノ
イド48は,可動調整ブロック26を前進する際に励磁され
てばね44に抗して可動調整ブロック26を前進する。尚,
ソレノイド48を両方向に付勢することができるようにし
てばね44を廃止してこのソレノイド48のみによって可動
調整ブロック26を前進,後退することができるようにし
てもよい。
次に,本考案の全切り・半切り切換装置10の動作をのべ
ると,第1図及び第2図に示すように,受台22が上昇位
置にある時には,第5図(A)に示すように,カッター
24の最下降位置でチューブ状マーキング材料20の全断面
を横切るようにカッター24の食い込み深さが最も深くな
るのでこのマーキング材料を全切りする。一方,ストッ
パ38を引っ込めると,ばね44によって可動調整ブロック
26が後退し,受台22を下降するので第5図(B)に示す
ように,カッター24の最下降位置でもカッター24はマー
キング材料20の半断面を横切るようにカッター24の食い
込み深さが浅くなるのでこのマーキング材料20を半切り
する。全切りに切換えるにはソレノイド48を励磁して可
動調整ブロック26を前進し,この前進位置をストッパ38
で保持する。
〔考案の効果〕
本考案によれば,上記のように,カッターのストローク
を一定としたままで受台を昇降するだけでマーキング材
料の全切りと半切りとを切換えることができ,従って全
切りと半切りとの切換が簡単な機構で行なえるので装置
を全体的に安価に製造することができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る全切り・半切り切換装置を備えた
マーキング機用マーキング材料切断機の概略側面図,第
2図乃至第4図はそれぞれ本考案の全切り・半切り切換
装置の側面図,正面図及び上面図,第5図(A)(B)
はそれぞれ本考案の異なる動作を説明する説明図であ
る。 10……マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装
置,12……マーキング材料切断機,14……マーキング機,1
6……活字輪,18……着色テープ,20……チューブ状マー
キング材料,22……受台,24……カッター,26……可動調
整ブロック,28……駆動手段,48……ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱された活字輪の下降によって前記活字
    輪が着色テープを介してマーキングする長尺のチューブ
    状マーキング材料をマーキング部分を挟んで切断する切
    断機のカッターが前記マーキング材料に食い込む深さを
    調整して前記マーキング材料を全切り又は半切りするよ
    うに切換える全切り・半切り切換装置において、前記切
    断すべきチューブ状マーキング材料を受ける受台の下面
    に係合する傾斜面を上面に有し前記傾斜面の傾斜してい
    る方向に沿って水平運動する可動調整ブロックと、前記
    可動調整ブロックの水平運動によって前記受台が前記可
    動調整ブロックの傾斜面に沿って昇降して前記カッター
    の食い込み深さが調整されるように前記可動調整ブロッ
    クを水平方向に駆動する駆動手段とを備えたことを特徴
    とするマーキング機用マーキング材料切断機の全切り・
    半切り切換装置。
JP5521488U 1988-04-26 1988-04-26 マーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装置 Expired - Lifetime JPH0715755Y2 (ja)

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JP5521488U JPH0715755Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 マーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01163098U JPH01163098U (ja) 1989-11-14
JPH0715755Y2 true JPH0715755Y2 (ja) 1995-04-12

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JP5521488U Expired - Lifetime JPH0715755Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 マーキング機用マーキング材料切断機の全切り・半切り切換装置

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