JPH0715747Y2 - テープキャリヤ用スリッタ装置 - Google Patents
テープキャリヤ用スリッタ装置Info
- Publication number
- JPH0715747Y2 JPH0715747Y2 JP6039592U JP6039592U JPH0715747Y2 JP H0715747 Y2 JPH0715747 Y2 JP H0715747Y2 JP 6039592 U JP6039592 U JP 6039592U JP 6039592 U JP6039592 U JP 6039592U JP H0715747 Y2 JPH0715747 Y2 JP H0715747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape carrier
- ring
- shaped blade
- carrier
- sprockets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テープボンディングに
用いられるテープ(テープキャリヤ)をその長手方向に
沿って切断するためのテープキャリヤ用スリッタ装置に
関するものである。
用いられるテープ(テープキャリヤ)をその長手方向に
沿って切断するためのテープキャリヤ用スリッタ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスリッタ装置では、送られて来
るテープ(テープキャリヤ)をその長手方向に沿って切
断する際に100分の1mm台の精度が要求される。しか
し乍ら、従来のテープキャリヤ用スリッタ装置では、テ
ープキャリヤを送るためのスプロケットをカッター
(刃)の前後に配置していた為、構造が複雑になるだけ
でなく、前後のスプロケットとカッター(刃)相互の正
確な位置合わせが難しく、加えて切断中にカッター
(刃)の前後でテープキャリヤがバタ付きやすく、従っ
てテープキャリヤをその長手方向に沿って高精度に切断
することが非常に難しい不具合があった。
るテープ(テープキャリヤ)をその長手方向に沿って切
断する際に100分の1mm台の精度が要求される。しか
し乍ら、従来のテープキャリヤ用スリッタ装置では、テ
ープキャリヤを送るためのスプロケットをカッター
(刃)の前後に配置していた為、構造が複雑になるだけ
でなく、前後のスプロケットとカッター(刃)相互の正
確な位置合わせが難しく、加えて切断中にカッター
(刃)の前後でテープキャリヤがバタ付きやすく、従っ
てテープキャリヤをその長手方向に沿って高精度に切断
することが非常に難しい不具合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でも
ってテープキャリヤをその長手方向に沿って高精度に切
断することが出来るテープキャリヤ用スリッタ装置を提
供せんとするものである。
の不具合に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でも
ってテープキャリヤをその長手方向に沿って高精度に切
断することが出来るテープキャリヤ用スリッタ装置を提
供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本考
案のテープキャリヤ用スリッタ装置は、テープキャリヤ
の両側に形成されたキャリヤ孔に係合する2個のスプロ
ケットを同軸状に配すると共に、該両スプロケットの間
にリング状刃を同軸状に設置せしめ、また前記リング状
刃を軸方向に移動調整可能に組付けた事を特徴としたも
のである。
案のテープキャリヤ用スリッタ装置は、テープキャリヤ
の両側に形成されたキャリヤ孔に係合する2個のスプロ
ケットを同軸状に配すると共に、該両スプロケットの間
にリング状刃を同軸状に設置せしめ、また前記リング状
刃を軸方向に移動調整可能に組付けた事を特徴としたも
のである。
【0005】
【実施例】以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説
明する。図中Aは導体のリードBが形成されたテープキ
ャリヤであり、その両側にキャリヤ孔aが形成されてお
り、両側のキャリヤ孔aにスプロケット1a ,1b をそ
れぞれ係合させて矢印m方向へ移動させながら、リング
状刃2でもってその中央を長手方向に沿って切断するよ
うにする。
明する。図中Aは導体のリードBが形成されたテープキ
ャリヤであり、その両側にキャリヤ孔aが形成されてお
り、両側のキャリヤ孔aにスプロケット1a ,1b をそ
れぞれ係合させて矢印m方向へ移動させながら、リング
状刃2でもってその中央を長手方向に沿って切断するよ
うにする。
【0006】スプロケット1a ,1b は、テープキャリ
ヤAの左右両側に形成されたキャリヤ孔aにそれぞれ係
合するように2個を同軸状に配して構成される。即ち、
一方のスプロケット1a は、スプロケット歯1a ’を形
成せしめたスプロケット部11a の一側にスプロケット部
11a より小径で所要の巾を有する軸受部12a を同一体に
形成してなり、この軸受部12a の端面に、スプロケット
歯1b ’を有する略平板状に形成せしめた他方のスプロ
ケット1b を同軸状にボルト3及びピン4で一体的に取
付けて構成するものである。そして、2個のスプロケッ
ト1a ,1b はキーC’を備えた回転軸Cに取付けら
れ、リング状刃2と一体になって回転する。
ヤAの左右両側に形成されたキャリヤ孔aにそれぞれ係
合するように2個を同軸状に配して構成される。即ち、
一方のスプロケット1a は、スプロケット歯1a ’を形
成せしめたスプロケット部11a の一側にスプロケット部
11a より小径で所要の巾を有する軸受部12a を同一体に
形成してなり、この軸受部12a の端面に、スプロケット
歯1b ’を有する略平板状に形成せしめた他方のスプロ
ケット1b を同軸状にボルト3及びピン4で一体的に取
付けて構成するものである。そして、2個のスプロケッ
ト1a ,1b はキーC’を備えた回転軸Cに取付けら
れ、リング状刃2と一体になって回転する。
【0007】リング状刃2は、もう一方の刃(上刃)5
と相俟ってテープキャリヤAを切断するものであり、2
個のスプロケット1a ,1b の間に同軸状に且つ軸方向
に移動調整可能に組付ける。即ち、リング状刃2は、大
径状に形成せしめたリング状刃部21の一側に小径状のリ
ング状受部22を同一体に形成すると共に、そのリング状
刃部21の一端縁にもう一方の刃(上刃)5と摺接するリ
ング状の刃21a を形成せしめてなり、前記2個のスプロ
ケット1a ,1b の間、詳しくは、一方のスプロケット
1a の軸受部12a に同軸状に嵌挿取付けると共に、両ス
プロケット1a ,1b との間に僅かな隙間7a ,7b を
設けて軸方向に移動可能に組付け、スプロケット1a ,
1b の両側に貫通状に取付けた調整用ビス8でもって軸
方向に移動調整可能に固定するものである。
と相俟ってテープキャリヤAを切断するものであり、2
個のスプロケット1a ,1b の間に同軸状に且つ軸方向
に移動調整可能に組付ける。即ち、リング状刃2は、大
径状に形成せしめたリング状刃部21の一側に小径状のリ
ング状受部22を同一体に形成すると共に、そのリング状
刃部21の一端縁にもう一方の刃(上刃)5と摺接するリ
ング状の刃21a を形成せしめてなり、前記2個のスプロ
ケット1a ,1b の間、詳しくは、一方のスプロケット
1a の軸受部12a に同軸状に嵌挿取付けると共に、両ス
プロケット1a ,1b との間に僅かな隙間7a ,7b を
設けて軸方向に移動可能に組付け、スプロケット1a ,
1b の両側に貫通状に取付けた調整用ビス8でもって軸
方向に移動調整可能に固定するものである。
【0008】また、リング状刃2のリング状受部22の外
周には、リング状刃部21の刃21a と少し間隔9をおい
て、リング状刃部21の外径とほぼ同一の外径を有するテ
ープ受けリング6をビス7で一体的に取付ける。この様
に構成することにより、テープキャリヤAを切断する際
にテープキャリヤがよれることなく、より一層高精度に
切断することが出来るようになる。
周には、リング状刃部21の刃21a と少し間隔9をおい
て、リング状刃部21の外径とほぼ同一の外径を有するテ
ープ受けリング6をビス7で一体的に取付ける。この様
に構成することにより、テープキャリヤAを切断する際
にテープキャリヤがよれることなく、より一層高精度に
切断することが出来るようになる。
【0009】
【考案の効果】本考案のテープキャリヤ用スリッタ装置
は斯様に構成したので、簡単な構造でもってテープキャ
リヤを高精度に切断することが出来る。
は斯様に構成したので、簡単な構造でもってテープキャ
リヤを高精度に切断することが出来る。
【0010】即ち、本考案請求項1記載のテープキャリ
ヤ用スリッタ装置によれば、テープキャリヤの両側に形
成されたキャリヤ孔に夫々係合する2個のスプロケット
を同軸状に配すると共に、両スプロケットの間にリング
状刃を同軸状に設置せしめたので、テープキャリヤを移
動させるためのスプロケットを従来のようにリング状刃
の前後に設置する必要がなくなり、その分構造が簡単に
なるだけでなく、スプロケットとリング状刃相互の正確
な位置合わせを容易に行なうことが出来ると共に切断中
にリング状刃の前後でテープキャリヤがバタ付く惧れが
全くなくなり、従って、テープキャリヤをその長手方向
に沿って高精度に切断することが出来るものである。
ヤ用スリッタ装置によれば、テープキャリヤの両側に形
成されたキャリヤ孔に夫々係合する2個のスプロケット
を同軸状に配すると共に、両スプロケットの間にリング
状刃を同軸状に設置せしめたので、テープキャリヤを移
動させるためのスプロケットを従来のようにリング状刃
の前後に設置する必要がなくなり、その分構造が簡単に
なるだけでなく、スプロケットとリング状刃相互の正確
な位置合わせを容易に行なうことが出来ると共に切断中
にリング状刃の前後でテープキャリヤがバタ付く惧れが
全くなくなり、従って、テープキャリヤをその長手方向
に沿って高精度に切断することが出来るものである。
【0011】又、請求項2記載のテープキャリヤ用スリ
ッタ装置では、両スプロケットの間に設置せしめたリン
グ状刃を軸方向に移動調整可能に組付けたので、リング
状刃の位置合わせを容易に行なうことが出来るだけでな
く、リング状刃が磨滅した場合でもリング状刃を常に適
正な位置に簡便に調整することが出来る。
ッタ装置では、両スプロケットの間に設置せしめたリン
グ状刃を軸方向に移動調整可能に組付けたので、リング
状刃の位置合わせを容易に行なうことが出来るだけでな
く、リング状刃が磨滅した場合でもリング状刃を常に適
正な位置に簡便に調整することが出来る。
【図1】 本考案実施の一例を示す断面図。
【図2】 同平面図。
【図3】 要部の拡大断面。
A:テープキャリヤ a:キャリヤ孔 1a ,1b :スプロケット 2:リング状刃
Claims (2)
- 【請求項1】 テープキャリヤの両側に形成されたキ
ャリヤ孔に係合する2個のスプロケットを同軸状に配す
ると共に、該両スプロケットの間にリング状刃を同軸状
に設置せしめてなる事を特徴とするテープキャリヤ用ス
リッタ装置。 - 【請求項2】 前記リング状刃を軸方向に移動調整可
能に組付けた事を特徴とするテープキャリヤ用スリッタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039592U JPH0715747Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | テープキャリヤ用スリッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039592U JPH0715747Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | テープキャリヤ用スリッタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624889U JPH0624889U (ja) | 1994-04-05 |
JPH0715747Y2 true JPH0715747Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13140929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039592U Expired - Lifetime JPH0715747Y2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | テープキャリヤ用スリッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715747Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4472966B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-06-02 | 東洋刃物株式会社 | スリッター装置 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP6039592U patent/JPH0715747Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0624889U (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |