JPH07157278A - コンクリート又は砕石用のバケット - Google Patents
コンクリート又は砕石用のバケットInfo
- Publication number
- JPH07157278A JPH07157278A JP30405293A JP30405293A JPH07157278A JP H07157278 A JPH07157278 A JP H07157278A JP 30405293 A JP30405293 A JP 30405293A JP 30405293 A JP30405293 A JP 30405293A JP H07157278 A JPH07157278 A JP H07157278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- cylinder
- concrete
- block
- gates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 バケットを利用したコンクリート打設作業、
砕石敷設作業又は擁壁用ブロック敷設作業において時間
的・コスト的に効率の良い装置を提供する。 【構成】 バケット１０のゲート１２を開閉するための
シリンダ２０と、前記ゲート１２に取付けられていて、
ブロックを把持するための手段３０とを含み、シリンダ
２０は遠隔操作によって作動される。
砕石敷設作業又は擁壁用ブロック敷設作業において時間
的・コスト的に効率の良い装置を提供する。 【構成】 バケット１０のゲート１２を開閉するための
シリンダ２０と、前記ゲート１２に取付けられていて、
ブロックを把持するための手段３０とを含み、シリンダ
２０は遠隔操作によって作動される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロックの把持の可能
なクレーン吊下げ用の遠隔操作可能なバケットに関す
る。
なクレーン吊下げ用の遠隔操作可能なバケットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】建設現場においてコンクリートを打設す
る際、コンクリートポンプ車を利用する方法等の他に、
バケットを利用する方法が知られている。このバケット
を利用する方法は、コンクリートを入れたバケットをク
レーンで吊下げ、コンクリート打設箇所の直上まで運び
バケットを開放してコンクリートを打設する方法であ
る。しかしながら、従来のバケットを利用する方法で
は、バケットの開放はその都度現場作業員の手動によっ
て行われており、時間的・コスト的に非効率であるとと
もに、安全上からも問題があった。また、擁壁工事にお
いて擁壁用ブロックを敷設する際、作業員が敷設箇所ま
でブロックを１つ１つ運ばなければならず、コンクリー
ト打設と同様に、極めて効率が悪かった。
る際、コンクリートポンプ車を利用する方法等の他に、
バケットを利用する方法が知られている。このバケット
を利用する方法は、コンクリートを入れたバケットをク
レーンで吊下げ、コンクリート打設箇所の直上まで運び
バケットを開放してコンクリートを打設する方法であ
る。しかしながら、従来のバケットを利用する方法で
は、バケットの開放はその都度現場作業員の手動によっ
て行われており、時間的・コスト的に非効率であるとと
もに、安全上からも問題があった。また、擁壁工事にお
いて擁壁用ブロックを敷設する際、作業員が敷設箇所ま
でブロックを１つ１つ運ばなければならず、コンクリー
ト打設と同様に、極めて効率が悪かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、バケットを利
用したコンクリート打設作業において時間的・コスト的
に効率の良い方法が望まれている。また、擁壁工事にお
いて擁壁用ブロックを敷設する際にも、時間的・コスト
的に効率の良い方法が望まれている。
用したコンクリート打設作業において時間的・コスト的
に効率の良い方法が望まれている。また、擁壁工事にお
いて擁壁用ブロックを敷設する際にも、時間的・コスト
的に効率の良い方法が望まれている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明により、バケットのゲートを開閉するための
シリンダと、前記ゲートに取付けられていて、ブロック
を把持するための手段とを含み、前記シリンダは遠隔操
作によって作動されることを特徴とするコンクリート又
は砕石用のバケットが提供される。また、本発明によ
り、バケットのゲートを開閉するためのシリンダを含
み、該シリンダは遠隔操作によって作動されることを特
徴とするコンクリート又は砕石用のバケットが提供され
る。
に、本発明により、バケットのゲートを開閉するための
シリンダと、前記ゲートに取付けられていて、ブロック
を把持するための手段とを含み、前記シリンダは遠隔操
作によって作動されることを特徴とするコンクリート又
は砕石用のバケットが提供される。また、本発明によ
り、バケットのゲートを開閉するためのシリンダを含
み、該シリンダは遠隔操作によって作動されることを特
徴とするコンクリート又は砕石用のバケットが提供され
る。
【０００５】
【実施例】次に図面を参照して、本発明の実施例につい
て説明する。全体として参照符号１０で示した本発明の
バケットは、下端が開放した逆釣鐘形のバケット本体１
１を含んでいる。バケット本体１１の開放した下端に
は、一対のゲート１２ａ、１２ｂがそれぞれピン１３
ａ、１３ｂによって開閉可能に取付けられている。ゲー
ト１２ａ、１２ｂは各々、一対の側板１４ａ、１４ｂ
（図１では、図面手前側の側板のみ示されている）と、
側板１４ａ、１４ｂの下端をそれぞれ連結する底板１５
ａ、１５ｂとから構成されている。側板１４ａ、１４ｂ
の上方部分には、図１に示すように、相補する形状の歯
１６ａ、１６ｂが設けられている。なお、バケットの上
方には、従来のバケットと同様に、クレーン吊下げ用の
ハンガー１７が取付けられている。一方、シリンダ２０
が、ピン２１によって（図１の紙面を含む平面内におい
て）回転可能にバケット本体１１に取付けられており、
シリンダ２０のピストンロッド２２の先端が、ピン２３
によってゲート１２ａの下端に取付けられている。かか
る構成により、シリンダ２０のピストンロッド２２を伸
縮させると、ゲート１２ａ、１２ｂを開閉することが可
能になる。すなわち、例えば、ピストンロッド２２を収
縮させると、ゲート１２ａはピン１３ａを中心として図
１において左方に回転するが、歯１６ａと歯１６ｂとが
噛み合っているため、同時にゲート１２ｂもピン１３ｂ
を中心として図１において右方に回転し、かくして、バ
ケットのゲートが開放することとなる。シリンダ２０を
遠隔操作するための制御装置２４が、シリンダ２０は反
対側に設けられている。この制御装置２４は、図３に示
すような回路で構成されている。制御装置２４は好適に
は、装置の防護および美観上の観点から、バケット本体
１１で覆われている。なお、シリンダ２０はカバー２５
で覆われているが、シリンダ２０を表すために、図１で
は部分的に切欠かれて表示されている。
て説明する。全体として参照符号１０で示した本発明の
バケットは、下端が開放した逆釣鐘形のバケット本体１
１を含んでいる。バケット本体１１の開放した下端に
は、一対のゲート１２ａ、１２ｂがそれぞれピン１３
ａ、１３ｂによって開閉可能に取付けられている。ゲー
ト１２ａ、１２ｂは各々、一対の側板１４ａ、１４ｂ
（図１では、図面手前側の側板のみ示されている）と、
側板１４ａ、１４ｂの下端をそれぞれ連結する底板１５
ａ、１５ｂとから構成されている。側板１４ａ、１４ｂ
の上方部分には、図１に示すように、相補する形状の歯
１６ａ、１６ｂが設けられている。なお、バケットの上
方には、従来のバケットと同様に、クレーン吊下げ用の
ハンガー１７が取付けられている。一方、シリンダ２０
が、ピン２１によって（図１の紙面を含む平面内におい
て）回転可能にバケット本体１１に取付けられており、
シリンダ２０のピストンロッド２２の先端が、ピン２３
によってゲート１２ａの下端に取付けられている。かか
る構成により、シリンダ２０のピストンロッド２２を伸
縮させると、ゲート１２ａ、１２ｂを開閉することが可
能になる。すなわち、例えば、ピストンロッド２２を収
縮させると、ゲート１２ａはピン１３ａを中心として図
１において左方に回転するが、歯１６ａと歯１６ｂとが
噛み合っているため、同時にゲート１２ｂもピン１３ｂ
を中心として図１において右方に回転し、かくして、バ
ケットのゲートが開放することとなる。シリンダ２０を
遠隔操作するための制御装置２４が、シリンダ２０は反
対側に設けられている。この制御装置２４は、図３に示
すような回路で構成されている。制御装置２４は好適に
は、装置の防護および美観上の観点から、バケット本体
１１で覆われている。なお、シリンダ２０はカバー２５
で覆われているが、シリンダ２０を表すために、図１で
は部分的に切欠かれて表示されている。
【０００６】また、ブロックを把持するための手段３０
が、取付具３１ａ、３１ｂを介して脱着ピン３２ａ、３
２ｂによって側板１４ａ、１４ｂにワンタッチ式に取外
し可能に取付けられている。そして、種々の型式の把持
手段３０を用意しておき把持手段３０を交換することに
より、多種多様なブロックに対応することが可能にな
る。なお、ブロックを把持するための手段３０は好適に
は、ブロックの凹部に係合するような円筒形のバーから
構成されている。次に、本発明のバケット１０の使用に
ついて説明する。まずバケット１０のゲート１２ａ、１
２ｂを閉鎖した状態でバケット内にコンクリート或いは
砕石を投入し、図４に示したようにクレーンでバケット
１０を吊上げて、コンクリートの打設箇所或いは砕石の
投下箇所まで運ぶ。しかる後、作業員が遠隔操作により
ゲート１２ａ、１２ｂを開放して、バケット内のコンク
リート或いは砕石を投下する。また、ブロックを敷設す
る場合には、図１に示すように、ブロックの把持が可能
なようにゲート１２ａ、１２ｂを僅かに開放した状態で
ブロックを把持し、クレーンでバケット１０を吊上げ
て、ブロックの敷設箇所まで運び、作業員が遠隔操作に
よりゲート１２ａ、１２ｂを開放してブロックを敷設す
る。かかる作業を繰り返すことにより、コンクリートの
打設や砕石・ブロックの敷設が迅速に行われる。
が、取付具３１ａ、３１ｂを介して脱着ピン３２ａ、３
２ｂによって側板１４ａ、１４ｂにワンタッチ式に取外
し可能に取付けられている。そして、種々の型式の把持
手段３０を用意しておき把持手段３０を交換することに
より、多種多様なブロックに対応することが可能にな
る。なお、ブロックを把持するための手段３０は好適に
は、ブロックの凹部に係合するような円筒形のバーから
構成されている。次に、本発明のバケット１０の使用に
ついて説明する。まずバケット１０のゲート１２ａ、１
２ｂを閉鎖した状態でバケット内にコンクリート或いは
砕石を投入し、図４に示したようにクレーンでバケット
１０を吊上げて、コンクリートの打設箇所或いは砕石の
投下箇所まで運ぶ。しかる後、作業員が遠隔操作により
ゲート１２ａ、１２ｂを開放して、バケット内のコンク
リート或いは砕石を投下する。また、ブロックを敷設す
る場合には、図１に示すように、ブロックの把持が可能
なようにゲート１２ａ、１２ｂを僅かに開放した状態で
ブロックを把持し、クレーンでバケット１０を吊上げ
て、ブロックの敷設箇所まで運び、作業員が遠隔操作に
よりゲート１２ａ、１２ｂを開放してブロックを敷設す
る。かかる作業を繰り返すことにより、コンクリートの
打設や砕石・ブロックの敷設が迅速に行われる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバケット
を使用することによって、作業員が遠隔操作によりバケ
ットを開閉をすることができるようになったので、工程
の短縮や工事費の削減が可能になるとともに、バケット
開放時に作業員に危険の及ぶことがなくなった。また、
ブロックの敷設作業においても同様に工程の短縮や工事
費の削減が可能になった。さらに、ブロックの敷設作業
ではブロックの裏込め部にコンクリートを打設したり砕
石を敷設する場合が多いため、コンクリート打設作業で
使用したバケットをそのままブロック敷設作業にも使用
することが可能になり、この点でも従来に比べて時間・
費用の面で格段に有利である。
を使用することによって、作業員が遠隔操作によりバケ
ットを開閉をすることができるようになったので、工程
の短縮や工事費の削減が可能になるとともに、バケット
開放時に作業員に危険の及ぶことがなくなった。また、
ブロックの敷設作業においても同様に工程の短縮や工事
費の削減が可能になった。さらに、ブロックの敷設作業
ではブロックの裏込め部にコンクリートを打設したり砕
石を敷設する場合が多いため、コンクリート打設作業で
使用したバケットをそのままブロック敷設作業にも使用
することが可能になり、この点でも従来に比べて時間・
費用の面で格段に有利である。
【図１】本発明のバケットのゲートが僅かに開放した状
態を示した正面図である。
態を示した正面図である。
【図２】図１において矢視II−IIから見た側面図であ
る。
る。
【図３】シリンダを遠隔操作するための装置の回路図で
ある。
ある。
【図４】クレーンでバケットを吊り上げている状態を示
した図である。
した図である。
１０ バケット １２ａ、１２ｂ ゲート ２０ シリンダ ２４ シリンダを遠隔操作するための制御装置 ３０ ブロックを把持するための手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｇ 21/02 １０２ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｂ 7350−5Ｋ
Claims (2)
- 【請求項１】 コンクリート又は砕石用のバケットであ
って、バケットのゲートを開閉するためのシリンダと、
前記ゲートに取付けられていて、ブロックを把持するた
めの手段とを含み、前記シリンダは遠隔操作によって作
動されることを特徴とするバケット。 - 【請求項２】 コンクリート又は砕石用のバケットであ
って、バケットのゲートを開閉するためのシリンダを含
み、該シリンダは遠隔操作によって作動されることを特
徴とするバケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30405293A JPH07157278A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | コンクリート又は砕石用のバケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30405293A JPH07157278A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | コンクリート又は砕石用のバケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157278A true JPH07157278A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17928468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30405293A Pending JPH07157278A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | コンクリート又は砕石用のバケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157278A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100321895B1 (ko) * | 2000-02-17 | 2002-03-18 | 김용규 | 유압식 그래브 버킷 |
| JP2012132163A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Ikemagumi Corp | 石材投入ホッパー |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30405293A patent/JPH07157278A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100321895B1 (ko) * | 2000-02-17 | 2002-03-18 | 김용규 | 유압식 그래브 버킷 |
| JP2012132163A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Ikemagumi Corp | 石材投入ホッパー |
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