JPH071565U - 電池の逆接防止構造 - Google Patents

電池の逆接防止構造

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JPH071565U
JPH071565U JP3629193U JP3629193U JPH071565U JP H071565 U JPH071565 U JP H071565U JP 3629193 U JP3629193 U JP 3629193U JP 3629193 U JP3629193 U JP 3629193U JP H071565 U JPH071565 U JP H071565U
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battery
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fixing screw
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嘉庸 飯束
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八重洲無線株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電池を逆接しても通電せず、電池内部をいため
ることのない電池装置時の逆接防止構造を提供すること
を目的とする。 【構成】 本考案は、電池を装着するためのプレート上
の止めビスを電池のマイナス部の絶縁部が来る位置に設
け、電池の逆接を防止することを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、電池を装着する際の逆接防止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、電池をケース内に装着する際には、図４に示す様に、電池ケース内のプ ラスとマイナスの端子に電池のプラス，マイナスの端子を合わせて使用していた が電池を装着する際にプラス，マイナスの極性がわからず、誤って電池を逆に入 れてしまう場合が有り、電池が逆に入ったまま通電してしまうので電池の内部を いためる結果となっていた。 、
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題点を解決するために、電池を逆接しても通電せず、電池 内部をいためることのない電池装着時の逆接防止構造を提供することを課題とす る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電池のプラスとマイナスの端子をつなぐプレートをきょう体内部の 壁面に固定する止めビスの位置を電池のマイナス部の絶縁部の当る位置に合わせ て前記プレート上に設け、ケースに前記止めビスによって固定することを特徴と している。
【０００５】
【作 用】
止めビスを電池のマイナス部の絶縁部に合わせて、プレート上に設けることに よって逆接した際には通電しない。
【０００６】
【実施例】
図１（ａ）は本考案の構造を示した一実施例であり、２つの電池を逆に装着し た時のものである。 プレート３をケースに付けるための止めビス１は、図１（ｂ）に示すような電 池のマイナスの絶縁部に接触する位置に設けられ、すなわち、止めビス１の位置 は、電池を逆接せず通常に収納した時は、プレート上の電池のプラス側が接する 付近より少しはずれた所に位置するようになる。又、止めビス１のネジ頭の大き さは、電池のプラス端子がプレート３のプラス端子に接することができるように 電池のプラス側の突起より短いものを使用する。 、
【０００７】 更に、止めビス１の頭がプレートから出ている長さを調整したい場合には、 あらかじめドライバーで回して調節するか、図２の様に、止めビスの先にリング とナットの調整で止めビスの高さを調節しても良い。
【０００８】 又、電池を更に安定した状態で装着するために図３の止めビスを２つ以上用い て電池のマイナス部の絶縁部に当る位置に設けても良い。この際にもネジ頭の長 さは電池のプラス側の突起よりも短くする。
【０００９】 止めビスの頭の形状は、電池を装着する際の安全性を考慮し、角のとれた丸み の帯びたものを使用するのが好ましく、電池自体にも傷をつけなくてすむ。
【００１０】
【考案の効果】
本考案は、以上の様な構成により電池を逆接しても絶縁部に止めビスの頭が当 っているので、通電せず電池を損傷させることはない。又、止めビスの位置を移 動し、電池を固定するための部分として使用すること及び、プレートをケースに 付けることを兼用するため、ケースの形状をいたずらに複雑化せず、組立コスト の低減と、金型費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ） 本考案の構造を示した一実施例。 （ｂ） 電池のマイナス端子側の絶縁部を表わした図。
【図２】本考案の構造におけるリングとナットを止めビ
スに施した際の一実施例。
【図３】本考案の構造において止めビスを１つのプレー
トにおいて２つ用いた際の一実施例。
【図４】従来の電池を装着する際の構造。
【符号の説明】
１ 止めビス ２ ケース ３ プレート ４ リング ５ ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電池を装着するためのプレートをきょう
    たい内部の壁面につけるために止めビスを用いた電池の
    収納構造において、前記プレート上の前記止めビスを電
    池のマイナス部の絶縁部が来る位置に設け、電池の逆接
    を防止することを特徴とした電池の逆接防止構造。
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