JPH07156308A - 底シール型袋製造装置 - Google Patents

底シール型袋製造装置

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JPH07156308A
JPH07156308A JP5338950A JP33895093A JPH07156308A JP H07156308 A JPH07156308 A JP H07156308A JP 5338950 A JP5338950 A JP 5338950A JP 33895093 A JP33895093 A JP 33895093A JP H07156308 A JPH07156308 A JP H07156308A
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JP
Japan
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bag material
conveyor
belt conveyor
belt
bag
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JP5338950A
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English (en)
Inventor
Masakiyo Kabayama
正清 樺山
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Taiyo Shokai Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定寸法に切断された袋素材を水平のまま上下
より上下一対挾持型の金属薄肉ベルトコンベヤーで挾持
しながらヒートシールする場合に、挾持されていない袋
の下部が前記金属薄肉ベルトコンベヤーの搬送速度より
送れて、袋が素材捻じれて、ヒートシール部が歪曲乃至
不完全とならず充分なシール時間が得られかつ作業能率
を向上させる。 【構成】 袋素材BOの一端を上下挾持するヒートシー
ラ26の金属薄肉ベルトコンベヤー27が設けてある。
これに沿って袋素材BO全体を支える紐ベルトコンベヤ
ーAが設けてある。金属薄肉ベルトコンベヤー27の搬
送速度より、紐ベルトコンベヤーAの運行速度を10乃
至50%速くしてある。このようにして袋素材BOが搬
送中に捻じれないようにして、ヒートシールを完全にす
ると共にシール作業の能率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は熱可塑性合成樹脂製の
扁平チューブよりなる袋素材帯を定寸法に順次切断し、
その一端を横断方向にヒートシールして、底シール型の
袋を製造する製袋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の底シール型の袋を製造する装置は
前記扁平チューブよりなる袋素材帯を間歇搬送し、この
停止時毎にこの袋素材帯の横断方向にヒートシーラを用
いてヒートシールし、次のステーションでこのヒートシ
ール部近傍を切断して、底シール型の袋を製造している
(例えば特公平3−11261号公報)。
【0003】また他の従来技術としては前記袋素材帯を
連続搬送しながら定寸法に順次切断し、その一端を回転
ドラムの表面に軸方向に設けてあるヒートシール部に挾
み込み、そのドラムの回転中に前記定寸法に切断された
素材の一端をヒートシール又は折り曲げてヒートシール
する装置が知られている(例えば、1966年3月10
日社団法人、日本包装技術協会発行、包装技術便覧11
66頁ガゼット袋製袋機の項)。
【0004】また図6に示すように、袋素材帯Fを定寸
法切断装置10により垂直方向に垂れ下がるように送り
出し、一対挾持型のクランプ1を有するコンベヤーで袋
素材帯Fを挾持後、定寸法切断装置10のカッター11
によって袋素材帯Fをクランプ1の上側で切断して袋素
材BOとし、これをクランプ1で挾持したまま一対挾持
型の金属薄肉ベルト27を備えたヒートシーラ26に送
り込み、袋素材帯BOの上縁をこの横断方向にヒートシ
ールし、底シール型の袋を製造している。しかしながら
前二者の装置においては、袋素材帯のフイルムが厚手の
場合や、熱伝導性の低い材質の場合は充分な溶着時間を
要するため、製袋能率は著しく減退し、40乃至50袋
/分程度となり、製袋コストが上昇する。最後に示した
先行技術例においては製造された袋が垂直姿勢で搬出さ
れるため、多数の袋を整然と積み重ねられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前述のよう
に厚手のフイルム、若しくは熱伝導性の低い材質よりな
るものであっても、充分製袋能率が向上でき、かつヒー
トシールが傾斜することのないようにすることである。
【0006】また他の目的としては、前述な袋素材を用
いる場合であっても、ヒートシール部が熱収縮により歪
曲したり、或いは熱収縮によって起こるヒートシール部
が他の部分より厚肉になるのを阻止するためである。ま
た他の目的は搬送中の袋素材帯に静電気が発生しないよ
うにすることである。また他の目的としては製造された
袋を順次積み重ねられるようにするためである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに袋素材帯を定寸法に切断する定寸法切断装置の下流
側には袋素材帯の送り出し方向とは直角で水平方向に運
行する袋素材帯より切断して形成された袋素材の一端を
挾持する挾持型のコンベヤーが設けてあり、このコンベ
ヤーの下流側には、挾持型の金属薄肉ベルトコンベヤー
を備えたヒートシーラが設けてある装置において、前記
定寸法切断装置は袋素材帯を水平方向に送り出す上下挾
持型の送り出しコンベヤーが設けてあり、また前記挾持
型のコンベヤー及び金属薄肉ベルトを上下挾持型とし、
これらに隣接し、前記袋素材の全域を支える紐ベルトコ
ンベヤーが水平に設けてあり、この紐ベルトコンベヤー
の運行方向は前記上下挾持型コンベヤー及び金属薄肉ベ
ルトと同一方向でこれら挾持面の高さと紐ベルトコンベ
ヤーの搬送面高さはほゞ面一としてあり、この紐ベルト
コンベヤーの駆動軸はこの運行速度を前記上下挾持型コ
ンベヤー及び金属薄肉ベルトの運行速度と同一乃至2倍
の範囲内に於いて変速可能な変速手段と連結してあるこ
とを特徴とする底シール型底製造装置とする。
【0008】また前述の課題を達成するためにこの発明
の底シール型袋製袋装置の前記ヒートシーラは上流側よ
り加熱ユニット、冷却ユニットが設けてあることを特徴
とすることが好ましい。
【0009】また前述の課題を達成するためにこの発明
の底シール型袋製袋装置の前記紐ベルトコンベヤーの各
紐ベルトは搬送区間のほゞ全長において、水平なテーブ
ル面に設けた細い幅の溝に半没させて支持してあり、前
記テーブル面には上下方向に吹風するエア噴出口群が分
布して設けてあることを特徴とする場合もある。
【0010】また前述の課題を達成するためにこの発明
の底シール型袋製袋装置の前記各エア噴出口は、前記紐
ベルトを半没して支持している溝の中に主としてそれぞ
れ位置していることを特徴とすることが好ましい。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明において、前記袋素材帯を
切断する長さと、1分間に切断するサイクル数を設定
し、ヒートシーラのベルトコンベヤーの搬送速度を一サ
イクル中に定寸法切断装置から送り出される袋素材帯の
幅以上搬送される速度とし、更に紐ベルトコンベヤーの
運行速度をヒートシーラのベルトコンベヤー速度よりも
速い速度設定する。通常その速度比は、1:1.5程度
に設定する。
【0012】而して袋素材帯定寸法切断装置に扁平チュ
ーブ状の袋素材帯を供給し、全ての装置を運転する。
【0013】先ず袋素材帯は定寸法切断装置によって、
設定された寸法紐ベルトコンベヤーの搬入部上に上下一
対挾持型の送り出しコンベヤーにより、水平に送り出さ
れる袋素材は紐ベルト上に軽く接触した状態となる。
【0014】この袋素材帯は定寸法に切断されると前記
挾持コンベヤーは待機位置から挾持状態となって定寸法
に切断された袋素材の一端部を上下より挾持して、直に
ヒートシーラ方向に袋素材を搬送する。これと同時に袋
素材の紐ベルト上に載置されている部分も紐ベルトとの
摩擦により下流方向に搬送される。
【0015】このとき、袋素材の挾持コンベヤーで挾持
されてない単に紐ベルトに載置されている部分が、挾持
コンベヤーの運行速度より遅れないよう、また先行し過
ぎないように紐ベルトコンベヤーの運行速度を変速手段
によって調整する。紐ベルトと袋素材との摩擦係数にも
依るが通常紐ベルトコンベヤーの運行速度は挾持コンベ
ヤーの1.1倍乃至1.5倍程度として運行する。
【0016】この紐ベルトによる搬送の過程において、
前記袋素材の一端はヒートシーラの無端ベルトによっ
て、加熱部に供給され、上下面より加熱されて、袋素材
は完全な底シール型袋となってヒートシーラの一対挾持
の無端ベルトの搬出端より開放され、この搬出端外に設
けてある。例えば袋受台に整然と積み重ねられる。
【0017】定寸法切断装置から送り出される間隔は袋
素材帯の幅寸法以上に切断された袋素材がヒートシーラ
及び紐ベルトで搬送された後、次の袋素材帯が紐ベルト
コンベヤー上に送り出されるように、予め設定すること
は当然である。
【0018】請求項2記載の発明においては、前記のヒ
ートシーラは上流側より加熱区間と冷却区間が設けてあ
るものであるから、袋素材の一端は先ずヒートシールさ
れた後直に無端ベルトで引き続き挾持されたまま冷却さ
れ、ヒートシール部が、冷却時に収縮して肉厚になるの
を阻止して、下流側に送り出す。
【0019】請求項3記載の発明においては、紐ベルト
コンベヤーの全搬送区間は水平なテーブルに設けた細い
幅の溝に半没させて各紐ベルト支持されているから、各
紐ベルトはテーブル面より僅かに突出し、水平になって
いるから各袋素材は平坦状態で、かつ水平に安定してお
り、更に前記テーブル面には上方向に吹風する空気小噴
出口群が分布しているからこの上に供給された袋素材は
平坦な状態で水平に支持され、かつ、各空気小噴出群か
ら吹風する気流によってテーブル面とは殆ど接触せず前
記各紐ベルトとも僅かに接触と浮上を繰返した状態とな
り、袋素材帯は一端で挾持ベルトによって挾持されて搬
送するとき、挾持されてない紐ベルトコンベヤーに載置
されている部分も前記ベルトコンベヤーとの運行によ
り、挾持ベルト及びヒートシーラの無端ベルトの運行速
度に同調して搬送され、袋素材はその搬送方向に対し
て、両端部が前後することなく、横断方向の姿勢を保っ
たまま、搬送される。また搬送の過程において袋素材は
テーブル面と摺動せず静電気の発生が殆どない。
【0020】請求項4記載の発明においては、前述の外
前記吹風は各紐ベルトの近傍で吹きあげるため順次搬送
される袋素材と各紐ベルト接触は僅かとなり、請求項3
記載の効果を更に顕著にする。
【0021】
【実施例】図1乃至図3に示すものであって請求項1乃
至請求項4記載の発明を含む実施例である。図におい
て、10は袋素材帯Fを定寸法に切断する袋素材帯定寸
法切断装置(以下単に定寸法切断装置)であり、通常製
袋装置のヒートシール板を休止させて使用する。11は
この低寸法切断装置10の搬出端に設けてあるカッター
であり、袋素材帯Fを水平に定寸法送り出す毎に一度作
動して、これを切断し一袋長さの定寸法の袋素材B0と
するためのものである。この定寸法切断装置10の送り
出しコンベヤー12は袋素材帯Fを上下より挾持して、
袋素材帯Fを水平に搬送するものである。Aは前記の定
寸法切断装置10の搬出端に配設して設けた紐ベルトコ
ンベヤーであり、その搬入部13が前記定寸法切断装置
10の袋素材B0の受台を兼ねている。この紐ベルトコ
ンベヤーAの搬送方向は定寸法切断装置10の送り出し
方向とは直角方向で水平に形成してある。
【0022】前述の紐ベルトコンベヤーAは数条の平行
な紐ベルト14が5cm乃至10cm間隔に装備し、こ
の搬送部分においては各紐ベルト13は水平なテーブル
15に設けた溝16に半没状態に支持してあり、前記紐
ベルトコンベヤーAの駆動軸17には無段変速機18を
介してモータ19が設けてある。
【0023】無端変速機の代わりにモータ19自体の速
度を変更するインバータなどの変速手段を設けてもこの
発明の実施例に含まれる。各溝16内及び紐ベルト13
の間テーブル15にはエア噴出孔20が搬送方向に並ん
で列設してある。21はテーブル15の下面に取り付け
た各エア噴出孔16列毎に設けたエアチャンバであり、
エアタンク22及びコンプレッサ23がエアホース24
を介して連結してある。
【0024】前記紐ベルトコンベヤーAの定寸法切断装
置10側には前記カッター11に沿って、カッター11
と紐ベルトコンベヤーAの間に、挾持コンベヤーの一種
である上下一対の挾持ベルトコンベヤー25が設けてあ
り、前記袋素材帯Fが搬入部13上に送り出されるとき
はカッター11と共に上下に離反しており、カッター1
1の作動時には、これに僅かに遅れて閉じカッター11
によって袋素材帯Fが切断されて袋素材BOとなったも
のを上下より挾持し(図3参照)、袋素材BOとなった
ものを上下より挾持し袋素材BOを図1において左方に
搬送し、再び上下に開くように設けてある。
【0025】26は前記挾持ベルトコンベヤー25の下
流側に設けたヒートシーラであり、上下一対の挾持型の
金属薄肉ベルト27よりなり、上下の金属薄肉ベルト2
7の挾持部28内側には上流側より加熱ユニット29、
冷却ユニット30が設けてある。このヒートシーラ26
の長さは、厚手又は熱伝導の悪い袋素材であっても充分
のヒートシール時間が得られるだけの長さに予め形成し
ておく。図3の実施例においてはヒートシーラ26の下
側の金属薄肉ベルト27は搬入側に伸び、前記挾持ベル
トコンベヤー25の下側のベルトを兼ねているが、これ
らは別々に設けることもある。
【0026】前述の挾持ベルトコンベヤー25及び金属
薄肉ベルト27の挾持部28の高さは紐ベルトコンベヤ
ーAの搬送面とほゞ面一に形成してある。前述の挾持ベ
ルトコンベヤー25及び金属薄肉ベルト27の運行は連
続等速運行としてある。紐ベルトコンベヤーA及びヒー
トシーラ26の下流側に隣接して、製品受台31が紐ベ
ルトコンベヤーAの搬送面より低い位置に設けてあり、
この高さの差は通常200枚の袋が積み重ねられる寸法
としてある。
【0027】実施例の作用 先ずヒートシーラ26の加熱ユニット29を熱溶着に必
要な温度まで加熱し、冷却ユニット30を冷却に必要な
低温にする。またコンプレッサ23を運転し、各エアチ
ャンバー21に圧力エアを供給し、エア噴出孔20群よ
りそれぞれ上向きのエアを噴出させる。而して、ヒート
シーラ26の金属薄肉ベルト27を所期の速度に運転
し、紐ベルトコンベヤーAを前記金属薄肉ベルト27の
運行速度より20%乃至50%増の運行速度とする。ま
た定寸法切断装置10には例えば扁平チューブよりなる
袋素材帯Fを供給し、切断すべき長さを設定した後、こ
の定寸法切断装置10を運転すると、袋素材帯Fは設定
された寸法だけ、その最先端部が紐ベルトコンベヤーA
の搬入部13上に送り出される。このとき、紐ベルトコ
ンベヤーAのテーブル15に設けられているエア噴出孔
20群よりの上向きの空気流によって、袋素材帯Fの最
先端部は前記搬入部13の一部と接触することがあって
も殆ど摩擦抵抗を受けない。
【0028】次に定寸法切断装置10のカッター11が
作動して、袋素材帯Fの最先端は一袋分の長さに切断さ
れて袋素材BOとなる。前述のカッター11の作動より
一瞬遅れて挾持コンベヤー25に相接近して、袋素材B
Oの後端部分を上下より挾持すると同時にヒートシーラ
26方向に搬送し、引き続きヒートシーラ26の金属薄
肉ベルト27に挾持され、加熱ユニット29部分を通過
するとき、袋素材BOの一端近傍は上下の加熱ユニット
29の熱が金属薄肉ベルト27を介して加熱されて溶着
する。引き続きに金属薄肉ベルト27の運行に伴い、ヒ
ートシールされた袋素材BOは冷却ユニット30部分を
通過するとき、上下の金属薄肉ベルト27で挾持された
まま冷却され、溶着部B1は固化する。この挾持コンベ
ヤー25及び金属薄肉ベルト27で上下より挾持されて
運行する袋素材BOの紐ベルトコンベヤーA上の部分
は、これに載置されているため、共に下流方向に搬送さ
れるが、紐ベルトコンベヤーAの運行速度が前後の挾持
コンベヤー25及び金属薄肉ベルト27の運行速度より
20%乃至50%速いため、袋素材BOの持つ慣性や、
空気抵抗を受けても挾持コンベヤー25及び金属薄肉ベ
ルト27の運行速度より遅れることなく、ほゞ袋素材B
Oはそのままの姿勢で正確に搬送される。
【0029】更に各エア噴出孔20よりの噴出エアによ
り、袋素材BOは殆どテーブル15面に接することがな
いか、或いは僅かに接する程度であるから、紐ベルトコ
ンベヤーAと接する僅かな摩擦力により、袋素材BOは
下流方向に搬送され、各ベルト14との速度と挾持コン
ベヤー25及び金属薄肉ベルト27との間に速度差があ
っても袋素材BOの姿勢を正確に維持したまま搬送す
る。前記の袋素材BOの紐ベルトコンベヤーA上の部分
の運行が挾持コンベヤー25及び金属薄肉ベルト27よ
り遅れるようであれば紐ベルトコンベヤーAの運行速度
を無段変速機18を用いて更に高速とし、或いは前記の
部分が先行し過ぎるようであれば逆に紐ベルトコンベヤ
ーAの運行速度を低速に調整する。而して、袋素材帯B
Oは袋Bとなって、紐ベルトコンベヤーA及び金属薄肉
ベルト27より搬出され、紐ベルトコンベヤーAの下流
側に設けてある製品受台31上にストッパ32に倣って
順次積み重ねられる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の装置発明においては、袋
素材帯は定寸法切断装置より紐ベルトコンベヤー上に水
平状態で搬出されて、袋素材となり、そのままの状態で
その後端部が上下挾持型のコンベヤーで挾持され、ヒー
トシーラ部に搬出され、搬送時には、上下挾持型コンベ
ヤーで挾持されていない部分は、これよりも若干速い運
行速度、紐ベルトコンベヤーで搬送されるため、紐ベル
トコンベヤーに載置されている部分は、空気抵抗や、慣
性によって、挾持されている部分より遅れることなく、
そのままの姿勢で送られるため、ヒートシールが正確に
袋素材の横断方向に形成される。また、ヒートシール
は、定寸法切断装置の一サイクル中の停止期間に支配さ
れることなく金属薄肉ベルトの搬送方向長さは充分長く
しておくことによってヒートシール時間前記定寸法切断
装置の搬送手段の停止時間よりも長くすることができ、
厚手の袋素材若しくは熱伝導率の低い材質の袋素材であ
っても、効率よくヒートシールすることができる。更に
袋素材の材質や表面の摩擦係数の大小に応じ、紐ベルト
コンベヤーの運行速度を変速手段によって、変更して、
紐ベルトコンベヤー上の部分の袋素材の移動速度を最適
値に調整できる。更にヒートシールされた袋は水平状態
で搬出されるから、積み重ね整頓するのが容易である。
【0031】請求項2記載の発明において前述の効果の
外、ヒートシーラが一対挾持型の金属薄肉ベルトで挾持
しながら、加熱ユニットで加熱し、後冷却ユニットで冷
却するものであるから、冷却時の袋素材のヒートシール
が収縮して肉厚になったり歪曲したりせず、フラットな
袋が製造できる。
【0032】請求項3及び請求項4記載の発明において
は紐ベルトコンベヤーの各紐ベルトは水平なテーブルの
細い幅の溝の中に半没させてあるから、それぞれ左右上
下に紐ベルトは振動せず、かつ、テーブル面には上向き
に吹風するエア噴出口群が分布させてあるから、この上
を搬送される袋素材は吹き出すエアによって僅かに浮遊
状態となりテーブル面と殆ど接触せず僅かに紐ベルト群
と接触して、殆どテーブルとの摩擦抵抗はない。従って
静電気の発生もなく搬送される。
【0033】実施例固有の効果 実施例に示す装置においては各請求項記載の発明の効果
を合わせて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の平面図である。
【図2】図1の2−2線切断一部省略正面図である。
【図3】図1の3−3線切断側面図である。
【図4】袋の斜視図である。
【図5】図4の5−5線切断拡大断面図である。
【図6】従来の技術の一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 定寸法切断装置 11 カッター F 袋素材帯 BO 袋素材 A 紐ベルトコンベヤー 13 搬入部 14 紐ベルト 15 テーブル 18 無段変速機 19 モータ 20 エア噴出口 25 挾持コンベヤー 26 ヒートシーラ 29 加熱ユニット 30 冷却ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の平面図である。
【図2】図1の2−2線切断一部省略正面図である。
【図3】図1の3−3線切断側面図である。
【図4】袋の斜視図である。
【図5】図4の拡大断面図である。
【図6】従来の技術の一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】 10 定寸法切断装置 11 カッター F 袋素材帯 BO 袋素材 A 紐ベルトコンベヤー 13 搬入部 14 紐ベルト 15 テーブル 18 無段変速機 19 モータ 20 エア噴出口 25 挾持コンベヤー 26 ヒートシーラ 29 加熱ユニット 30 冷却ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋素材帯を定寸法に切断する定寸法切断装
    置の下流側には袋素材帯の送り出し方向とは直角で水平
    方向に運行する袋素材帯より切断して形成された袋素材
    の一端を挾持する挾持型のコンベヤーが設けてあり、こ
    のコンベヤーの下流側には、挾持型の金属薄肉ベルトコ
    ンベヤーを備えたヒートシーラが設けてある装置におい
    て、 前記定寸法切断装置は袋素材帯を水平方向に送り出す上
    下挾持型の送り出しコンベヤーが設けてあり、また前記
    挾持型のコンベヤー及び金属薄肉ベルトを上下挾持型と
    し、これらに隣接し、前記袋素材の全域を支える紐ベル
    トコンベヤーが水平に設けてあり、 この紐ベルトコンベヤーの運行方向は前記上下挾持型コ
    ンベヤー及び金属薄肉ベルトと同一方向でこれら挾持面
    の高さと紐ベルトコンベヤーの搬送面高さはほゞ面一と
    してあり、この紐ベルトコンベヤーの駆動軸は、この運
    行速度を前記上下挾持型コンベヤー及び金属薄肉ベルト
    の運行速度と同一乃至2倍の範囲内に於いて変速可能な
    変速手段と連結してあることを特徴とする底シール型底
    製造装置。
  2. 【請求項2】前記ヒートシーラは上流側より加熱ユニッ
    ト、冷却ユニットが設けてあることを特徴とする請求項
    1記載の底シール型底製造装置。
  3. 【請求項3】前記紐ベルトコンベヤーの各紐ベルトは搬
    送区間のほゞ全長において、水平なテーブル面に設けた
    細い幅の溝に半没させて支持してあり、前記テーブル面
    には上下方向に吹風するエア噴出口群が分布して設けて
    あることを特徴とする請求項1記載の底シール型底製造
    装置。
  4. 【請求項4】前記各エア噴出口は、前記紐ベルトを半没
    して支持している溝の中に主としてそれぞれ位置してい
    ることを特徴とする請求項3記載の底シール型底製造装
    置。
JP5338950A 1993-12-02 1993-12-02 底シール型袋製造装置 Pending JPH07156308A (ja)

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