JPH07156090A - 小物部品の取出しハンド - Google Patents

小物部品の取出しハンド

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JPH07156090A
JPH07156090A JP30026993A JP30026993A JPH07156090A JP H07156090 A JPH07156090 A JP H07156090A JP 30026993 A JP30026993 A JP 30026993A JP 30026993 A JP30026993 A JP 30026993A JP H07156090 A JPH07156090 A JP H07156090A
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利章 中島
Tetsuo Hagiwara
哲夫 萩原
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真輝 深川
Kenichi Abe
顕一 阿部
Tatsuaki Nagao
達明 長尾
Hisao Yamada
尚雄 山田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ランダムに置かれた細長い小物部品を拾い上
げ、端面検査のため該小物部品の一端面が一定の方向を
向くように保持する。 【構成】 収容具4にガイド部6、検査部7、姿勢セン
サ8を設け、電磁石9の鉄芯の吸着棒11を挿入し、ラ
ック14、ピニオン15、溝プーリ18で上下動できる
ようにする。グリッパ20は、エアシリンダで開閉する
1対のグリップハンド31L、31Rを有し、一方のグ
リップハンド31Rにロータリアクチュエータ32の駆
動軸が連結され、相対回転しないように係止される。グ
リップハンド31L、31Rを開いて、吸着棒11を突
出させ、小物部品を引上げると小物部品は検査部7に入
り、姿勢センサ8で天地の正否が検知される。次に吸着
棒11を下げて小物部品を前へ出し、グリップハンド3
1L、31Rで保持し、天地が逆のものはアクチュエー
タ32で逆転し、一端面を前向きにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットのアー
ムに取付けて使用され、ランダムに置かれた多数の小物
部品の中から、その1個だけを取出し、該小物部品の一
端面を一定方向に向けたのち放出するようにした小物部
品の取出しハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】ランダムに集積又は収容された部品を次
工程へ供給する手段としては、振動型のパーツフィーダ
を用いるのが一般的である。このパーツフィーダは、本
体部分は汎用性はあるが、部品を誘導するガイド部分に
汎用性があるものは少く、該部品が変更されると、その
都度ガイド部分をあらたに準備しなければならない場合
が多く、費用と時間がかかる上、振動により部品相互が
衝突して表面に傷がつく難点がある。更に、部品に方向
性があり、部品端面の検査などのために向きを揃える必
要がある場合には、前記のパーツフィーダでは対処でき
ない場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ランダムに
置かれた部品を取出して、方向性をもたせるようにし
た、部品の取出しハンドに関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、請求項1に記載のとおり、前面からテーパ状
のガイド部(6)と円筒状の検査部(7)を形成した貫通孔
(5)をもち、前記検査部(7)に姿勢センサ(8)を設けた収
容具(4)と、前記貫通孔(5)内で先端の吸着面(11a)がガ
イド部(6)の前方から検査部(7)の後部まで往復できる電
磁石(10)の吸着棒(11)と、前記検査部(7)の前面に開閉
自在に設置され、前記吸着棒(11)の軸線と直交する軸線
のまわりで180°回転できるグッリプハンド(31L,31R)を
設けたグリッパ(20)とを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】小物部品を吸着棒に吸着させ、収容具の検査部
まで引入れると、小物部品は吸着棒と同軸の姿勢にな
る。ここで姿勢センサにより天地を検出してグリッパ位
置まで押出してグリッパで把握し、逆方向を向いている
ものはグリッパを180°回転して所定の方向を向か
せ、所定の場所へ移動したのちグリッパを開いて小物部
品を放出する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1において1は取出しハンド、2はその基板
で、該取出しハンド1は基板2を介してロボットのアー
ムRに取付けて使用される。基板2から立上がる側板3
には収容具4が取付けられ、これに上下方向の貫通孔5
が設けられる。
【0007】該収容具4は、取扱い物品である小物部品
を一旦収容するためのもので、図1の下方部分を下方又
は前方に向けて使用され、これに前後方向の貫通孔5が
設けられる。貫通孔5は、前方からテーパ状の案内部
6、円筒状の検査部7を有し、検査部7に臨んで姿勢セ
ンサ8が設けられ、また、検査部7の後方には電磁石9
の電磁コイル10が取付けられる。電磁石9は、電磁コ
イル10と吸着棒11からなり、該吸着棒11は、外力
で電磁コイル10中を軸方向に移動することができると
共に、励磁されたときはその先端が吸着面11aとなる
ものである。
【0008】図2においてAは、ランダムに集積される
小物部品で、一端に被検査面aを有し、更に大径部b、
フランジc、小径部d等を有する。この小物部品Aが電
磁コイル10で励磁された吸着棒11に図2(a)に示す
よう接触すると、吸着棒11の引上げより(b)のように
姿勢を変え、案内部6に入ると、吸着状態を維持しなが
らテーパ面に押されて姿勢を少しずつ変化させ、円筒状
の検査部7に引込まれると、傾斜状態は維持できなくな
り、(d)に示すように検査部7又は吸着棒11と同心の
状態になる。この状態で大径部bがセンサ8の前面の一
部を遮るので被検査面aが前向きになっているのが判
る。しかし、(e)に示すように被検査面a側が吸着さ
れたとすると、小径部dではセンサ8の前面を遮ること
ができないので、逆向きに吸着されていることが判る。
【0009】なお、センサ8の取付け位置、検査方法は
前記のとおりでなくてよく、フランジc、小径部d等を
検知するようにしてもよい。
【0010】図1において、吸着棒11は、ねじ部12
とナットにより非磁性のアーム13に接続され、更にラ
ック14に接続される。該ラック14は、二つのピニオ
ン15、16にかみ合い、背面をガイドロ−ラ17で支
持されており、一方のピニオン15の軸には溝プーリ1
8が固定される。したがって溝プーリ18の回転方向に
応じて吸着棒11は上下動する。
【0011】また、図1において20はグリッパで、収
容具4から押出される小物部品Aを把握して図外の端面
検査装置及び放出位置まで運搬するのに用いられ、かつ
図2(e)に示すように小物部品Aが逆向きに吸着されて
いた場合に、180°転向させる機構を有する。グリッ
パ20は、収容具4に固定されたエアシリンダ21とこ
れにより開閉される保持部22を備える。エアシリンダ
21は、図3、5に示すようにブロック21a中にシリ
ンダ23を定着し、ロッド25をもつピストン24を収
容し、ピストン24の一側に導入する空圧でピストン2
4を進退させるもので、該ロッド25は、リンク26を
介して保持部22を操作する。
【0012】保持部22は、入力部材としてグリップア
ーム27L,27Rを備え、該グリップアーム27L,
27Rは、ブロック21aにピン28で枢支され、前記
リンク26により図3の閉位置と図5の開位置とに動か
される。各グリップアーム27L、27Rには支板29
L、29Rが固定され、各支板に支軸30L、30Rを
介してグリップハンド31L、31Rが回転自在に支持
されるが、右側の支軸30Rには、支板29Rに固定さ
れたロータリアクチュエータ32の駆動軸が接続されて
いる。該ロータリアクチュエータ32は、180°の往
復回動が可能のものである。
【0013】グリップハンド31L、31Rは、図4、
図6で明らかなように、対向面に断面半円の通しの凹部
33と、その中間の大径の凹部34を有し、凹部33
は、小物物品Aの大径部b、小径部dを囲み、凹部34
はフランジcを囲むためのものである。そして、右側の
グリップハンド31Rの対向面の外方位置には2本のピ
ン状の係合突起35が設けられ、左側のグリップハンド
31Lには外端面から係合凹部36が設けられており、
両グリップハンド31L、31Rを合掌状に合わせたと
き、該係合突起35と係合凹部36は係合して、両グリ
ップハンド31L、31Rの相対回転は不能になる。し
たがって、合掌状でアクチュエータ32を付勢すると、
両グリップハンド31L、31Rは一体となって180
°回転する。
【0014】また、吸着棒11を取付けた前記アーム1
3には歪センサ37が貼着され、小物部分の重量を検出
して把持したか否かを検知する。この取出しハンド1
は、図外の制御装置を有し、所定のプログラムに基づい
て電磁石9のオン・オフや溝プーリ18の回転による吸
着棒の上下動、エアシリンダ21の付勢、消勢によるグ
リッパ20の開閉、姿勢センサ8の検出値によるロータ
リアクチュエータ32の回転等の必要な動作を行う。
【0015】小物部品Aの取出し時に、ハンド1はエア
シリンダ21により保持部22と共にグリップハンド3
1L、31Rを開き、溝プーリ18を回転して吸着棒1
1を突出させ、電磁コイル10を付勢して吸着面11a
に任意の小物部品Aを吸着させる。次に吸着棒11を後
退して小物物品Aを検査部7側へ引込むと、該小物物品
Aはガイド部6で姿勢を修正されながら検査部7に入
り、これと同軸になる。ここで姿勢センサ8により天地
を判別して制御装置に記憶させ、溝プーリ18を逆転し
て吸着棒11を突出させ、小物部品Aを収容具の前方に
位置させる。
【0016】次にエアシリンダ21を作動して保持部2
2と共にグリップハンド31L、31Rを合掌状態に閉
じて小物物品Aを凹部33、34中に保持させ、吸着棒
11を後退させて電磁コイル10を消勢する。姿勢セン
サ8による天地の判別が正のときはロータリアクチュエ
ータ32は不作動とし、天地が逆のときは該ロータリア
クチュエータ32を作動してグリップハンド31L、3
1Rを一体状態で180°回動させる。これにより、小
物物品の被検査面aはすべて前方を向くから、ロボット
アームRを表面検査機の前面まで動かして被検査面aの
傷の有無を検査し、この検査結果に従って別個の場所に
ロボットアームRを動かし、合格品置場又は不合格品置
場でグリップハンド31L、31Rを開いて小物物品A
を放出することにより仕分ける。
【0017】放出後は、ロータリアクチュエータ32、
エアシリンダ21等は初期状態に戻して次の小物部品の
扱いに移る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の取出しハンド
は、ランダムに置かれた小物部品を1個ずつ磁石で取り
出し、その姿勢を姿勢センサで判別してグリッパで天地
を一定にするから、パーツフィーダを用いる場合のよう
に、小物部品同士がぶつかり合って傷をつけるような不
具合はない。
【0019】しかも、従来のパーツフィーダのようにモ
ータ、振動発生部のような大型部品を用いることなく小
型軽量に作ることができる。また、該パーツフィーダを
用いても、部品を一つずつ処理する工程に移す場合は、
一つずつ摘み上げる装置が必要になる場合が多いが、本
発明においては摘み上げ装置を兼ねているので新たに設
ける必要がなく、全体的に小型、簡単で低価格に作るこ
とができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の側面図
【図2】 作用説明図
【図3】 グリッパを閉じた状態の正面図
【図4】 同じく底面図
【図5】 グリッパを開いた状態の正面図
【図6】 同じく底面図
【符号の説明】
2 基板 4 収容具 5 貫通穴 6 ガイド部 7 検査部 8 姿勢センサ 9 電磁石 11 吸着棒 14 ラック 15 ピニオン 20 グリッパ 21 エアシリンダ 22 保持部 31L,31R グリ
ップハンド 32 ロータリアクチュエータ 35 係合突起 36 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 達明 神奈川県横浜市戸塚区品濃町514−1 8 −604 (72)発明者 山田 尚雄 神奈川県横須賀市ハイランド2−39−19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面からテーパ状のガイド部(6)と円筒
    状の検査部(7)を形成した貫通孔(5)をもち、前記検査部
    (7)に姿勢センサ(8)を設けた収容具(4)と、 前記貫通孔(5)内で先端の吸着面(11a)がガイド部(6)の
    前方から検査部(7)の後部まで往復できる電磁石(9)の吸
    着棒(11)と、 前記検査部(7)の前面に開閉自在に設置され、前記吸着
    棒(11)の軸線と直交する軸線のまわりで180°回転でき
    るグッリプハンド(31L,31R)を設けたグリッパ(20)とを
    備えることを特徴とする、小物部品の取出しハンド。
JP30026993A 1993-11-30 1993-11-30 小物部品の取出しハンド Expired - Lifetime JP2684589B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106044217A (zh) * 2016-07-01 2016-10-26 山东省智能机器人应用技术研究院 一种刹车片热压上下料的机器人通用末端执行器及时序控制方法
WO2017094109A1 (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 富士機械製造株式会社 ワーク移載装置及びワーク移載システム
JP2019163103A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 日本電気株式会社 部品整列装置、部品整列システム、および部品整列方法

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