JPH07156027A - ガスケット組付け装置 - Google Patents
ガスケット組付け装置Info
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- JPH07156027A JPH07156027A JP30198593A JP30198593A JPH07156027A JP H07156027 A JPH07156027 A JP H07156027A JP 30198593 A JP30198593 A JP 30198593A JP 30198593 A JP30198593 A JP 30198593A JP H07156027 A JPH07156027 A JP H07156027A
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- pressing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動化を実現し、作業の熟練度に関係なく、
作業者に大きな負担を強いることなくガスケットの組付
けができるガスケット組付け装置を提供する。 【構成】 ガスケットGをワーク組付け形状に保持しか
つガスケットGとガスケット嵌合溝Rgとの位置合わせ
を行うチャック14と、ガスケットGをガスケット嵌合
溝Rgの複数箇所で押込む押込みブロック15を具備し
た仮セット部10を備える。仮セットしたガスケットG
の略全体と対向する押圧プレート24と、押圧プレート
24から没入可能にロッカーカバーR方向に弾性付勢さ
れて突出しかつガスケットGのボルト挿通孔Ghの部分
および各ボルト挿通孔Ghの間の部分と各々対向する複
数本の押圧ロッド25と、押圧プレート24および押圧
ロッド25とガスケットGとを圧接・離間させる本セッ
トシリンダ27を具備した本セット部20を備えた。
作業者に大きな負担を強いることなくガスケットの組付
けができるガスケット組付け装置を提供する。 【構成】 ガスケットGをワーク組付け形状に保持しか
つガスケットGとガスケット嵌合溝Rgとの位置合わせ
を行うチャック14と、ガスケットGをガスケット嵌合
溝Rgの複数箇所で押込む押込みブロック15を具備し
た仮セット部10を備える。仮セットしたガスケットG
の略全体と対向する押圧プレート24と、押圧プレート
24から没入可能にロッカーカバーR方向に弾性付勢さ
れて突出しかつガスケットGのボルト挿通孔Ghの部分
および各ボルト挿通孔Ghの間の部分と各々対向する複
数本の押圧ロッド25と、押圧プレート24および押圧
ロッド25とガスケットGとを圧接・離間させる本セッ
トシリンダ27を具備した本セット部20を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、車両用エン
ジンのロッカーカバーにガスケットを組付けるのに利用
されるガスケット組付け装置に関するものである。
ジンのロッカーカバーにガスケットを組付けるのに利用
されるガスケット組付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用エンジンのロッカ
ーカバーに対するガスケットの組付けをプレス装置など
を用いて行うと、弾性体からなるガスケットの形状が崩
れてシリンダヘッド側に設けたガスケット嵌合溝からは
み出したり捩じれたりする可能性が極めて高いことか
ら、手作業で行うのが一般的であり、この際、ロッカー
カバーをそのガスケット嵌合溝を上にして治具にセット
し、ガスケットの一部をこのガスケット嵌合溝に押し込
んだのち、プラスチックハンマーでガスケットの浮上が
った部分を捜しながら全体を徐々に打ち込み、側面側か
らの目視チェックによりガスケットの嵌合を確認するよ
うにしていた。
ーカバーに対するガスケットの組付けをプレス装置など
を用いて行うと、弾性体からなるガスケットの形状が崩
れてシリンダヘッド側に設けたガスケット嵌合溝からは
み出したり捩じれたりする可能性が極めて高いことか
ら、手作業で行うのが一般的であり、この際、ロッカー
カバーをそのガスケット嵌合溝を上にして治具にセット
し、ガスケットの一部をこのガスケット嵌合溝に押し込
んだのち、プラスチックハンマーでガスケットの浮上が
った部分を捜しながら全体を徐々に打ち込み、側面側か
らの目視チェックによりガスケットの嵌合を確認するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にガスケットの組付けを手作業で行う場合、ガスケット
が弾性体からなっている関係上、ロッカーカバーのガス
ケット嵌合溝に対する位置決め作業や、ガスケットの浮
上がった部分を捜しながら行う嵌合作業には、熟練さが
要求されるのに加えて、ガスケット嵌合溝に対する嵌合
をプラスチックハンマーを用いて行っているので、作業
者にとってこのガスケット嵌合作業が負担の大きいもの
となっており、これらの問題を解決することが従来の課
題となっていた。
にガスケットの組付けを手作業で行う場合、ガスケット
が弾性体からなっている関係上、ロッカーカバーのガス
ケット嵌合溝に対する位置決め作業や、ガスケットの浮
上がった部分を捜しながら行う嵌合作業には、熟練さが
要求されるのに加えて、ガスケット嵌合溝に対する嵌合
をプラスチックハンマーを用いて行っているので、作業
者にとってこのガスケット嵌合作業が負担の大きいもの
となっており、これらの問題を解決することが従来の課
題となっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記した従来の課題に着目
してなされたもので、自動化を実現して、作業者の熟練
度に関係なく、そして、作業者に大きな負担を強いるこ
となくガスケットの組付けを行うことができるガスケッ
ト組付け装置を提供することを目的としている。
してなされたもので、自動化を実現して、作業者の熟練
度に関係なく、そして、作業者に大きな負担を強いるこ
となくガスケットの組付けを行うことができるガスケッ
ト組付け装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるガスケ
ット組付け装置は、ガスケットをワーク組付け形状に保
持しかつ当該ガスケットとワークのガスケット嵌合溝と
の位置合わせを行う保持手段と、前記ガスケットと前記
ワークのガスケット嵌合溝とを複数箇所において嵌合さ
せる嵌合手段を具備した仮セット部を備えると共に、前
記ワークのガスケット嵌合溝に仮セットしたガスケット
の略全体と対向する押圧プレートと、前記押圧プレート
から没入可能にワーク方向に弾性付勢されて突出しかつ
前記ガスケットの複数の仮セット嵌合部分および各仮セ
ット嵌合部分の間の部分と各々対向する複数個の押圧体
と、前記押圧プレートおよび複数個の押圧体とガスケッ
トとを圧接・離間させる接離手段を具備した本セット部
を備えた構成としたことを特徴としており、このような
ガスケット組付け装置の構成を前述した従来の課題を解
決するための手段としている。
ット組付け装置は、ガスケットをワーク組付け形状に保
持しかつ当該ガスケットとワークのガスケット嵌合溝と
の位置合わせを行う保持手段と、前記ガスケットと前記
ワークのガスケット嵌合溝とを複数箇所において嵌合さ
せる嵌合手段を具備した仮セット部を備えると共に、前
記ワークのガスケット嵌合溝に仮セットしたガスケット
の略全体と対向する押圧プレートと、前記押圧プレート
から没入可能にワーク方向に弾性付勢されて突出しかつ
前記ガスケットの複数の仮セット嵌合部分および各仮セ
ット嵌合部分の間の部分と各々対向する複数個の押圧体
と、前記押圧プレートおよび複数個の押圧体とガスケッ
トとを圧接・離間させる接離手段を具備した本セット部
を備えた構成としたことを特徴としており、このような
ガスケット組付け装置の構成を前述した従来の課題を解
決するための手段としている。
【0006】そして、一実施態様において、押圧プレー
トからワーク方向に突出する複数個の押圧体のうち、ガ
スケットの複数の仮セット嵌合部分と対向する押圧体の
突出量を最も多くすると共に、前記ガスケットの各仮セ
ット嵌合部分と対向する押圧体から離れるにしたがって
押圧体の突出量を少なくした構成としている。
トからワーク方向に突出する複数個の押圧体のうち、ガ
スケットの複数の仮セット嵌合部分と対向する押圧体の
突出量を最も多くすると共に、前記ガスケットの各仮セ
ット嵌合部分と対向する押圧体から離れるにしたがって
押圧体の突出量を少なくした構成としている。
【0007】
【発明の作用】この発明に係わるガスケット組付け装置
では、仮セット部の保持手段が、ガスケットを保持する
と、ガスケットは撓みなどのないワーク組付け形状に保
持されると共に、ワークのガスケット嵌合溝との位置合
わせが同時に行われることとなり、これに続いて、この
仮セット部の嵌合手段が、ガスケットとワークのガスケ
ット嵌合溝とを複数箇所において嵌合させると、ワーク
のガスケット嵌合溝に対するガスケットの仮セットがな
されることとなる。
では、仮セット部の保持手段が、ガスケットを保持する
と、ガスケットは撓みなどのないワーク組付け形状に保
持されると共に、ワークのガスケット嵌合溝との位置合
わせが同時に行われることとなり、これに続いて、この
仮セット部の嵌合手段が、ガスケットとワークのガスケ
ット嵌合溝とを複数箇所において嵌合させると、ワーク
のガスケット嵌合溝に対するガスケットの仮セットがな
されることとなる。
【0008】次に、本セット部の接離手段が、同じく本
セット部の押圧プレートおよび複数個の押圧体とガスケ
ットとを圧接させるように作動すると、まず、押圧プレ
ートからワーク方向に突出する複数個の押圧体とワーク
のガスケット嵌合溝に仮セットしたガスケットの複数の
仮セット嵌合部分および各仮セット嵌合部分の間の部分
とが圧接状態となることから、ガスケットはガスケット
嵌合溝からはみ出したり捩じれたりすることなくほぼ全
体的に嵌合することとなる。
セット部の押圧プレートおよび複数個の押圧体とガスケ
ットとを圧接させるように作動すると、まず、押圧プレ
ートからワーク方向に突出する複数個の押圧体とワーク
のガスケット嵌合溝に仮セットしたガスケットの複数の
仮セット嵌合部分および各仮セット嵌合部分の間の部分
とが圧接状態となることから、ガスケットはガスケット
嵌合溝からはみ出したり捩じれたりすることなくほぼ全
体的に嵌合することとなる。
【0009】これに続いて、接離手段がさらに作動する
と、複数個の押圧体が弾性力に逆らいながら押圧プレー
トに対して徐々に没入して、押圧プレート全体とガスケ
ットとが圧接状態となることから、ガスケットはガスケ
ット嵌合溝に対して浮き上がりなく完全に嵌合し、本セ
ットが完了する。
と、複数個の押圧体が弾性力に逆らいながら押圧プレー
トに対して徐々に没入して、押圧プレート全体とガスケ
ットとが圧接状態となることから、ガスケットはガスケ
ット嵌合溝に対して浮き上がりなく完全に嵌合し、本セ
ットが完了する。
【0010】このように、ガスケットのワークに対する
組付けの自動化が実現することとなり、その結果、組付
け作業は、作業者の熟練度に関係なく、しかも作業者に
大きな負担を強いることなく行われることとなる。
組付けの自動化が実現することとなり、その結果、組付
け作業は、作業者の熟練度に関係なく、しかも作業者に
大きな負担を強いることなく行われることとなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図7はこの発明に係わるガスケ
ット組付け装置の一実施例を示しており、この実施例で
は、この発明に係わるガスケット組付け装置が、車両用
エンジンのロッカーカバーにガスケットを組付ける装置
である場合を示す。
ット組付け装置の一実施例を示しており、この実施例で
は、この発明に係わるガスケット組付け装置が、車両用
エンジンのロッカーカバーにガスケットを組付ける装置
である場合を示す。
【0013】図1に示すように、このガスケット組付け
装置1は、ベース2上にロッカーカバー用治具3を設け
ており、このロッカーカバー用治具3は、シリンダ4の
ロッド伸縮作動により、ベース2において図1左右方向
に設置したレール5上を往復移動するものとなってい
る。このロッカーカバー用治具3は、ロッカーカバーR
の開口縁部Rfを受けるフランジ3aを備えており、こ
のフランジ3aには、図2および図3に示すように、ロ
ッカーカバーRに設けられたガスケット嵌合溝Rgの複
数箇所に配置されているボルト挿通孔(ロッカーカバー
をシリンダヘッドに組付ける際に用いるボルト挿通孔)
Rhを貫通する複数本の上向きローケイトピン3bが設
けてある。
装置1は、ベース2上にロッカーカバー用治具3を設け
ており、このロッカーカバー用治具3は、シリンダ4の
ロッド伸縮作動により、ベース2において図1左右方向
に設置したレール5上を往復移動するものとなってい
る。このロッカーカバー用治具3は、ロッカーカバーR
の開口縁部Rfを受けるフランジ3aを備えており、こ
のフランジ3aには、図2および図3に示すように、ロ
ッカーカバーRに設けられたガスケット嵌合溝Rgの複
数箇所に配置されているボルト挿通孔(ロッカーカバー
をシリンダヘッドに組付ける際に用いるボルト挿通孔)
Rhを貫通する複数本の上向きローケイトピン3bが設
けてある。
【0014】この場合、レール5の一方側(図1右方
側)には仮セット部10が配置してあると共に、レール
5の他方側(図1左方側)には本セット部20が配置し
てあり、図示しないガスケット供給ローダから仮セット
部10に対してガスケットGが供給され、レール5の一
方側に移動したロッカーカバー用治具3に対して図示し
ないロッカーカバー供給ローダからロッカーカバーRが
供給されるようになっている。
側)には仮セット部10が配置してあると共に、レール
5の他方側(図1左方側)には本セット部20が配置し
てあり、図示しないガスケット供給ローダから仮セット
部10に対してガスケットGが供給され、レール5の一
方側に移動したロッカーカバー用治具3に対して図示し
ないロッカーカバー供給ローダからロッカーカバーRが
供給されるようになっている。
【0015】仮セット部10は、ベース2に設けた中央
スタンド11と、この中央スタンド11に沿って上下方
向に移動可能としたスライダ12と、中央スタンド11
の上端部に設けられてロッド伸縮作動によりスライダ1
2を下降上昇させるシリンダ13と、このスライダ12
に垂設されて、この実施例では、ガスケットGの複数箇
所に設けたボルト挿通孔Gh(図4および図7に示す)
の部分を保持する複数個のチャック(保持手段)14
と、ロッカーカバーRのガスケット嵌合溝Rgにおける
ボルト挿通孔Rhの部分にガスケットGのボルト挿通孔
Ghの部分をそれぞれ押込む複数個の押込みブロック
(嵌合手段)15を具備しており、複数個のチャック1
4がガスケットGの各ボルト挿通孔Ghの部分を保持し
た状態において、ガスケットGは撓みなどのないロッカ
ーカバー組付け形状に保持されると共に、ロッカーカバ
ー用治具3にセットされたロッカーカバーRに対する位
置決めがなされるようになっている。押込みブロック1
5は、図6および図7にも示すように、チャック14を
構成する一対の爪14a,14aの間に位置しており、
チャック14と同様にスライダ12に垂設されたシリン
ダ16のロッド16aにフラットバー17を介して取付
けてあって、このシリンダ16のロッド伸縮作動により
下降上昇するものとなっている。この場合、シリンダ1
6の作動圧力は、チャック14がボルト挿通孔Ghの部
分を保持している際に、このクランプ力を上回ってチャ
ック14からボルト挿通孔Ghの部分を押出すことがで
きるように設定してあり、また、この押込みブロック1
5およびフラットバー17には、ガスケットGのボルト
挿通孔Ghの部分を押し込む際に、ボルト挿通孔Ghを
貫通して突出する上向きローケイトピン3bとの干渉を
避けるための逃げ孔15a,17aが設けてある。
スタンド11と、この中央スタンド11に沿って上下方
向に移動可能としたスライダ12と、中央スタンド11
の上端部に設けられてロッド伸縮作動によりスライダ1
2を下降上昇させるシリンダ13と、このスライダ12
に垂設されて、この実施例では、ガスケットGの複数箇
所に設けたボルト挿通孔Gh(図4および図7に示す)
の部分を保持する複数個のチャック(保持手段)14
と、ロッカーカバーRのガスケット嵌合溝Rgにおける
ボルト挿通孔Rhの部分にガスケットGのボルト挿通孔
Ghの部分をそれぞれ押込む複数個の押込みブロック
(嵌合手段)15を具備しており、複数個のチャック1
4がガスケットGの各ボルト挿通孔Ghの部分を保持し
た状態において、ガスケットGは撓みなどのないロッカ
ーカバー組付け形状に保持されると共に、ロッカーカバ
ー用治具3にセットされたロッカーカバーRに対する位
置決めがなされるようになっている。押込みブロック1
5は、図6および図7にも示すように、チャック14を
構成する一対の爪14a,14aの間に位置しており、
チャック14と同様にスライダ12に垂設されたシリン
ダ16のロッド16aにフラットバー17を介して取付
けてあって、このシリンダ16のロッド伸縮作動により
下降上昇するものとなっている。この場合、シリンダ1
6の作動圧力は、チャック14がボルト挿通孔Ghの部
分を保持している際に、このクランプ力を上回ってチャ
ック14からボルト挿通孔Ghの部分を押出すことがで
きるように設定してあり、また、この押込みブロック1
5およびフラットバー17には、ガスケットGのボルト
挿通孔Ghの部分を押し込む際に、ボルト挿通孔Ghを
貫通して突出する上向きローケイトピン3bとの干渉を
避けるための逃げ孔15a,17aが設けてある。
【0016】一方、本セット部20は、ベース2の図1
左端に立設した端部スタンド21と、この端部スタンド
21に沿って上下方向に往復移動可能とした本セットス
ライダ22と、この本セットスライダ22に垂設された
ロッド23の下端に固定されてロッカーカバーRのガス
ケット嵌合溝Rgに仮セットしたガスケットGに対向し
て当該ガスケットGの略全体と当接可能とした押圧プレ
ート24と、この押圧プレート24から没入可能にロッ
カーカバーR方向に突出しかつガスケットGの各ボルト
挿通孔Ghの部分およびこれらのボルト挿通孔Ghの間
の部分(図4に仮想線で示す部分)にそれぞれ対向して
当接可能とした複数本の押圧ロッド(押圧体)25と、
中央スタンド11および端部スタンド21間に架設した
天板26に垂設されてロッド伸縮作動により本セットス
ライダ22を下降上昇させる、すなわち、押圧プレート
24および複数本の押圧ロッド25をガスケットGに対
して圧接・離間させる本セットシリンダ(接離手段)2
7を具備している。
左端に立設した端部スタンド21と、この端部スタンド
21に沿って上下方向に往復移動可能とした本セットス
ライダ22と、この本セットスライダ22に垂設された
ロッド23の下端に固定されてロッカーカバーRのガス
ケット嵌合溝Rgに仮セットしたガスケットGに対向し
て当該ガスケットGの略全体と当接可能とした押圧プレ
ート24と、この押圧プレート24から没入可能にロッ
カーカバーR方向に突出しかつガスケットGの各ボルト
挿通孔Ghの部分およびこれらのボルト挿通孔Ghの間
の部分(図4に仮想線で示す部分)にそれぞれ対向して
当接可能とした複数本の押圧ロッド(押圧体)25と、
中央スタンド11および端部スタンド21間に架設した
天板26に垂設されてロッド伸縮作動により本セットス
ライダ22を下降上昇させる、すなわち、押圧プレート
24および複数本の押圧ロッド25をガスケットGに対
して圧接・離間させる本セットシリンダ(接離手段)2
7を具備している。
【0017】この実施例において、複数本の押圧ロッド
25のうち、ガスケットGにおける複数のボルト挿通孔
Ghの部分に当接可能とした押圧ロッド25Aは、押圧
プレート24の上方に平行配置した下部プレート28に
それぞれ固定してある。また、各ボルト挿通孔Ghの間
の部分にそれぞれ対向して当接可能とした複数本の押圧
ロッド25のうち、前記押圧ロッド25Aの両側に位置
する押圧ロッド25Bおよびこれらの押圧ロッド25B
の間に位置する押圧ロッド25Cは、下部プレート28
の上方に順次平行配置した中間プレート29および上部
プレート30にそれぞれ固定してあり、下部プレート2
8,中間プレート29および上部プレート30が、本セ
ットスライダ22に設けたストッパ22a,22b,2
2cにそれぞれ係止することにより、押圧ロッド25
A,25B,25Cは、それぞれ所定の量だけ押圧プレ
ート24から突出するようになっている。
25のうち、ガスケットGにおける複数のボルト挿通孔
Ghの部分に当接可能とした押圧ロッド25Aは、押圧
プレート24の上方に平行配置した下部プレート28に
それぞれ固定してある。また、各ボルト挿通孔Ghの間
の部分にそれぞれ対向して当接可能とした複数本の押圧
ロッド25のうち、前記押圧ロッド25Aの両側に位置
する押圧ロッド25Bおよびこれらの押圧ロッド25B
の間に位置する押圧ロッド25Cは、下部プレート28
の上方に順次平行配置した中間プレート29および上部
プレート30にそれぞれ固定してあり、下部プレート2
8,中間プレート29および上部プレート30が、本セ
ットスライダ22に設けたストッパ22a,22b,2
2cにそれぞれ係止することにより、押圧ロッド25
A,25B,25Cは、それぞれ所定の量だけ押圧プレ
ート24から突出するようになっている。
【0018】そして、下部プレート28と中間プレート
29との間,中間プレート29と上部プレート30との
間および上部プレート30と本セットスライダ22との
間には、圧縮コイルばね31A,31B,31C(図3
にのみ示す)が押圧ロッド25B,押圧ロッド25Cお
よびロッド23にそれぞれ嵌装状態で設けてあり、押圧
ロッド25A,25B,25Cに対して、これらの圧縮
コイルばね31A,31B,31Cから所定の大きさの
突出方向の力をそれぞれ付与するようにしている。
29との間,中間プレート29と上部プレート30との
間および上部プレート30と本セットスライダ22との
間には、圧縮コイルばね31A,31B,31C(図3
にのみ示す)が押圧ロッド25B,押圧ロッド25Cお
よびロッド23にそれぞれ嵌装状態で設けてあり、押圧
ロッド25A,25B,25Cに対して、これらの圧縮
コイルばね31A,31B,31Cから所定の大きさの
突出方向の力をそれぞれ付与するようにしている。
【0019】この場合、図5に拡大して示すように、押
圧ロッド25Aの突出量が最も多く、次いで押圧ロッド
25B,25Cの順で約10mmずつ少なくなるように
してある。また、圧縮コイルばね31A,31B,31
Cの反発力の大きさは、圧縮コイルばね31Cが最も大
きく、次いで圧縮コイルばね31B,31Aの順に小さ
くなるようにしてある。
圧ロッド25Aの突出量が最も多く、次いで押圧ロッド
25B,25Cの順で約10mmずつ少なくなるように
してある。また、圧縮コイルばね31A,31B,31
Cの反発力の大きさは、圧縮コイルばね31Cが最も大
きく、次いで圧縮コイルばね31B,31Aの順に小さ
くなるようにしてある。
【0020】次に、このガスケット組付け装置1のガス
ケット組付け動作を説明する。
ケット組付け動作を説明する。
【0021】まず、図1に仮想線で示すように、仮セッ
ト部10側に移動しているロッカーカバー用治具3に対
して図外のロッカーカバー供給ローダからロッカーカバ
ーRがセットされると共に、同じく図外のガスケット供
給ローダからガスケットGがガスケット仮セット部10
のチャック14に供給され保持される。
ト部10側に移動しているロッカーカバー用治具3に対
して図外のロッカーカバー供給ローダからロッカーカバ
ーRがセットされると共に、同じく図外のガスケット供
給ローダからガスケットGがガスケット仮セット部10
のチャック14に供給され保持される。
【0022】このとき、ロッカーカバー用治具3の上向
きローケイトピン3bに、ロッカーカバーRにおけるガ
スケット嵌合溝Rgの複数箇所に配置されているボルト
挿通孔Rhが嵌合することから、ロッカーカバーRの位
置決めがなされると共に、チャック14が、図6に示す
ように、ガスケットGの複数箇所に設けたボルト挿通孔
Ghの部分を保持することから、ガスケットGも撓みな
どのないロッカーカバー組付け形状で保持されると共に
ロッカーカバーRに対する位置決めがなされることとな
る。
きローケイトピン3bに、ロッカーカバーRにおけるガ
スケット嵌合溝Rgの複数箇所に配置されているボルト
挿通孔Rhが嵌合することから、ロッカーカバーRの位
置決めがなされると共に、チャック14が、図6に示す
ように、ガスケットGの複数箇所に設けたボルト挿通孔
Ghの部分を保持することから、ガスケットGも撓みな
どのないロッカーカバー組付け形状で保持されると共に
ロッカーカバーRに対する位置決めがなされることとな
る。
【0023】これに続いて、この仮セット部10のシリ
ンダ13のロッド押しだし作動によりスライダ12が下
降し、図7に示すように、ガスケットGの下面がロッカ
ーカバーRの上面に当接した時点で、スライダ12はそ
の下降動作を停止する。
ンダ13のロッド押しだし作動によりスライダ12が下
降し、図7に示すように、ガスケットGの下面がロッカ
ーカバーRの上面に当接した時点で、スライダ12はそ
の下降動作を停止する。
【0024】次いで、シリンダ16のロッド押しだし作
動により、押込みブロック15がチャック14のクラン
プ力を上回る力をもって下降すると、ガスケット嵌合溝
Rgの複数のボルト挿通孔Rhの部分に、ガスケットG
のボルト挿通孔Ghの部分がそれぞれ押込まれて、ロッ
カーカバーRのガスケット嵌合溝Rgに対するガスケッ
トGの仮セットがなされることとなり、こののち、シリ
ンダ16のロッド引き込み作動により押込みブロック1
5が上昇すると共に、シリンダ13のロッド引き込み作
動によりスライダ12が上昇して、ガスケットGの仮セ
ットが完了する。
動により、押込みブロック15がチャック14のクラン
プ力を上回る力をもって下降すると、ガスケット嵌合溝
Rgの複数のボルト挿通孔Rhの部分に、ガスケットG
のボルト挿通孔Ghの部分がそれぞれ押込まれて、ロッ
カーカバーRのガスケット嵌合溝Rgに対するガスケッ
トGの仮セットがなされることとなり、こののち、シリ
ンダ16のロッド引き込み作動により押込みブロック1
5が上昇すると共に、シリンダ13のロッド引き込み作
動によりスライダ12が上昇して、ガスケットGの仮セ
ットが完了する。
【0025】次に、ロッカーカバー用治具3が、シリン
ダ4のロッド引き込み作動により、レール5上を本セッ
ト部20の方向(図1左方向)に移動し、本セット部2
0の所定位置に到達すると、本セットシリンダ27のロ
ッド押し出し作動により、本セットスライダ22が端部
スタンド21に沿って下方向に移動する。
ダ4のロッド引き込み作動により、レール5上を本セッ
ト部20の方向(図1左方向)に移動し、本セット部2
0の所定位置に到達すると、本セットシリンダ27のロ
ッド押し出し作動により、本セットスライダ22が端部
スタンド21に沿って下方向に移動する。
【0026】この本セットスライダ22の下降の間、ま
ず、押圧プレート24から下方向に突出する複数本の押
圧ロッド25のうち、最も突出量の多い押圧ロッド25
AがガスケットGにおける複数のボルト挿通孔Ghの部
分に当接するのに続いて、押圧ロッド25B,25Cが
ガスケットGの各ボルト挿通孔Ghの間の部分に順次当
接し、各押圧ロッド25A,25B,25Cが次第にガ
スケットのボルト挿通孔Ghの部分および各ボルト挿通
孔Ghの間の部分に圧接状態となることから、ガスケッ
トGはロッカーカバーRのガスケット嵌合溝Rgからは
み出したり捩じれたりすることなくほぼ全体的に嵌合す
ることとなる。
ず、押圧プレート24から下方向に突出する複数本の押
圧ロッド25のうち、最も突出量の多い押圧ロッド25
AがガスケットGにおける複数のボルト挿通孔Ghの部
分に当接するのに続いて、押圧ロッド25B,25Cが
ガスケットGの各ボルト挿通孔Ghの間の部分に順次当
接し、各押圧ロッド25A,25B,25Cが次第にガ
スケットのボルト挿通孔Ghの部分および各ボルト挿通
孔Ghの間の部分に圧接状態となることから、ガスケッ
トGはロッカーカバーRのガスケット嵌合溝Rgからは
み出したり捩じれたりすることなくほぼ全体的に嵌合す
ることとなる。
【0027】そして、本セットシリンダ27がさらにロ
ッド押し出し作動すると、複数本の押圧ロッド25A,
25B,25Cが、圧縮コイルばね31A,31B,3
1Cから付与される反発力に逆らいながら押圧プレート
24に対して徐々に没入して、押圧プレート24全体と
ガスケットGとが圧接状態となることから、ガスケット
Gはガスケット嵌合溝Rgに対して浮き上がりなく完全
に嵌合することとなり、本セットシリンダ27のロッド
引き込み作動により本セットスライダ22が上昇して、
本セットが完了する。
ッド押し出し作動すると、複数本の押圧ロッド25A,
25B,25Cが、圧縮コイルばね31A,31B,3
1Cから付与される反発力に逆らいながら押圧プレート
24に対して徐々に没入して、押圧プレート24全体と
ガスケットGとが圧接状態となることから、ガスケット
Gはガスケット嵌合溝Rgに対して浮き上がりなく完全
に嵌合することとなり、本セットシリンダ27のロッド
引き込み作動により本セットスライダ22が上昇して、
本セットが完了する。
【0028】こののち、ロッカーカバー用治具3が、シ
リンダ4のロッド押出し作動により、レール5上を再び
仮セット部20の方向(図1右方向)に移動し、ガスケ
ットGの組付けが完了したロッカーカバーRを図外のロ
ーダで搬出して、ガスケット組付けの1サイクルが終了
する。
リンダ4のロッド押出し作動により、レール5上を再び
仮セット部20の方向(図1右方向)に移動し、ガスケ
ットGの組付けが完了したロッカーカバーRを図外のロ
ーダで搬出して、ガスケット組付けの1サイクルが終了
する。
【0029】したがって、ガスケットGのロッカーカバ
ーRに対する組付けの間、作業者がガスケットGやロッ
カーカバーRに一切触れることないので、組付け作業
は、作業者の熟練度に関係なく、しかも作業者に大きな
負担を強いることなく行われることとなる。
ーRに対する組付けの間、作業者がガスケットGやロッ
カーカバーRに一切触れることないので、組付け作業
は、作業者の熟練度に関係なく、しかも作業者に大きな
負担を強いることなく行われることとなる。
【0030】この実施例では、押圧ロッド25Aの突出
量が最も多く、押圧ロッド25B,25Cの順で約10
mmずつ少なくなるようにしてあるうえ、押圧ロッド2
5A,25B,25Cに対して突出方向の力を各々付与
する圧縮コイルばね31A,31B,31Cの反発力の
大きさを圧縮コイルばね31Cが最も大きく、次いで圧
縮コイルばね31B,31Aの順に小さくなるようにし
ているので、押圧プレート24がガスケットGに圧接す
るまえに、押圧ロッド25A,25B,25Cの順に、
そして、次第に大きな押圧力でガスケットのボルト挿通
孔Ghの部分および各ボルト挿通孔Ghの間の部分を押
圧することから、ガスケットGをロッカーカバーRのガ
スケット嵌合溝Rgに偏りなく嵌合することができる。
量が最も多く、押圧ロッド25B,25Cの順で約10
mmずつ少なくなるようにしてあるうえ、押圧ロッド2
5A,25B,25Cに対して突出方向の力を各々付与
する圧縮コイルばね31A,31B,31Cの反発力の
大きさを圧縮コイルばね31Cが最も大きく、次いで圧
縮コイルばね31B,31Aの順に小さくなるようにし
ているので、押圧プレート24がガスケットGに圧接す
るまえに、押圧ロッド25A,25B,25Cの順に、
そして、次第に大きな押圧力でガスケットのボルト挿通
孔Ghの部分および各ボルト挿通孔Ghの間の部分を押
圧することから、ガスケットGをロッカーカバーRのガ
スケット嵌合溝Rgに偏りなく嵌合することができる。
【0031】上記した実施例では、この発明に係わるガ
スケット組付け装置が、車両用エンジンのロッカーカバ
ーにガスケットを組付ける装置である場合を示したが、
これに限定されるものではなく、例えば、車両用エンジ
ンのシリンダヘッドに対してシリンダガスケットを組付
けるのに採用することも可能である。
スケット組付け装置が、車両用エンジンのロッカーカバ
ーにガスケットを組付ける装置である場合を示したが、
これに限定されるものではなく、例えば、車両用エンジ
ンのシリンダヘッドに対してシリンダガスケットを組付
けるのに採用することも可能である。
【0032】また、この実施例では、ロッカーカバーR
をロッカーカバー用治具3にセットして、仮セット部1
0と本セット部20との間で移動させる構成としたが、
これに限定されるものではなく、例えば、ロッカーカバ
ーRを一か所に固定して、このロッカーカバーRに対し
て仮セット部10および本セット部20の方を交互に移
動させる構成とすることも可能であるほか、この発明に
係わるガスケット組付け装置の詳細な構成も、上記した
実施例に限定されるものではない。
をロッカーカバー用治具3にセットして、仮セット部1
0と本セット部20との間で移動させる構成としたが、
これに限定されるものではなく、例えば、ロッカーカバ
ーRを一か所に固定して、このロッカーカバーRに対し
て仮セット部10および本セット部20の方を交互に移
動させる構成とすることも可能であるほか、この発明に
係わるガスケット組付け装置の詳細な構成も、上記した
実施例に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
ガスケット組付け装置では、上記した構成としたため、
ガスケット組付けの自動化が実現でき、その組付けに際
して、仮セットの段階においては、ガスケットが撓みな
どのないワーク組付け形状に保持されると共に、ワーク
のガスケット嵌合溝との位置合わせが同時に行われ、本
セットの段階においては、押圧プレートに先立って、押
圧体とガスケットの仮セット嵌合部分および各仮セット
嵌合部分の間の部分とが圧接状態となり、ガスケットが
ガスケット嵌合溝からのはみ出したり捩じれたりするこ
とがなく、最終的に、押圧プレート全体とガスケットと
が圧接状態となって、ガスケットがガスケット嵌合溝に
対して浮き上がりなく完全に嵌合されることから、作業
者個々の熟練度に関係なく、そして、作業者に大きな負
担を強いることなくガスケットの組付けを行うことが可
能になるという極めて優れた効果がもたらされる。
ガスケット組付け装置では、上記した構成としたため、
ガスケット組付けの自動化が実現でき、その組付けに際
して、仮セットの段階においては、ガスケットが撓みな
どのないワーク組付け形状に保持されると共に、ワーク
のガスケット嵌合溝との位置合わせが同時に行われ、本
セットの段階においては、押圧プレートに先立って、押
圧体とガスケットの仮セット嵌合部分および各仮セット
嵌合部分の間の部分とが圧接状態となり、ガスケットが
ガスケット嵌合溝からのはみ出したり捩じれたりするこ
とがなく、最終的に、押圧プレート全体とガスケットと
が圧接状態となって、ガスケットがガスケット嵌合溝に
対して浮き上がりなく完全に嵌合されることから、作業
者個々の熟練度に関係なく、そして、作業者に大きな負
担を強いることなくガスケットの組付けを行うことが可
能になるという極めて優れた効果がもたらされる。
【図1】この発明に係わるガスケット組付け装置の一実
施例を示す正面説明図である。
施例を示す正面説明図である。
【図2】図1におけるA方向矢視説明図である。
【図3】図1におけるB方向矢視説明図である。
【図4】図3におけるロッカーカバー用治具にセットさ
れたロッカーカバーの平面説明図である。
れたロッカーカバーの平面説明図である。
【図5】図3に示した本セット部における押圧プレート
および押圧ロッドの位置関係を示す部分拡大説明図であ
る。
および押圧ロッドの位置関係を示す部分拡大説明図であ
る。
【図6】図2におけるC−C線位置での断面説明図であ
る。
る。
【図7】図6におけるD−D線位置での断面説明図であ
る。
る。
1 ガスケット組付け装置 10 仮セット部 14 チャック(保持手段) 15 押込みブロック(嵌合手段) 20 本セット部 24 押圧プレート 25(25A,25B,25C) 押圧ロッド(押圧
体) 27 本セットシリンダ(接離手段) G ガスケット Gh ボルト挿通孔(仮セット嵌合部分) R ロッカーカバー Rg ガスケット嵌合溝
体) 27 本セットシリンダ(接離手段) G ガスケット Gh ボルト挿通孔(仮セット嵌合部分) R ロッカーカバー Rg ガスケット嵌合溝
Claims (2)
- 【請求項1】 ガスケットをワーク組付け形状に保持し
かつ当該ガスケットとワークのガスケット嵌合溝との位
置合わせを行う保持手段と、前記ガスケットと前記ワー
クのガスケット嵌合溝とを複数箇所において嵌合させる
嵌合手段を具備した仮セット部を備えると共に、前記ワ
ークのガスケット嵌合溝に仮セットしたガスケットの略
全体と対向する押圧プレートと、前記押圧プレートから
没入可能にワーク方向に弾性付勢されて突出しかつ前記
ガスケットの複数の仮セット嵌合部分および各仮セット
嵌合部分の間の部分と各々対向する複数個の押圧体と、
前記押圧プレートおよび複数個の押圧体とガスケットと
を圧接・離間させる接離手段を具備した本セット部を備
えたことを特徴とするガスケット組付け装置。 - 【請求項2】 押圧プレートからワーク方向に突出する
複数個の押圧体のうち、ガスケットの複数の仮セット嵌
合部分と対向する押圧体の突出量を最も多くすると共
に、前記ガスケットの仮セット嵌合部分と対向する押圧
体から離れるにしたがって押圧体の突出量を少なくした
請求項1に記載のガスケット組付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30198593A JPH07156027A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ガスケット組付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30198593A JPH07156027A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ガスケット組付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156027A true JPH07156027A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17903501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30198593A Pending JPH07156027A (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ガスケット組付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07156027A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000047364A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Tesma International Inc. | Gasket installation apparatus |
EP1092498A1 (de) * | 1999-10-13 | 2001-04-18 | Alusuisse Bayrisches Druckguss-Werk GmbH & Co. KG | Vorrichtung und Verfahren zur Montage von biegeschlaffen Montageteilen |
CN103341753A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-10-09 | 北京康达五洲医疗器械中心 | 组装拔罐器连接管的设备 |
KR101722858B1 (ko) * | 2015-11-19 | 2017-04-03 | 이병훈 | 자동차의 사이드미러 조립장치 |
FR3063447A1 (fr) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et ensemble d’outils de pose de joints |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP30198593A patent/JPH07156027A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000047364A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Tesma International Inc. | Gasket installation apparatus |
EP1092498A1 (de) * | 1999-10-13 | 2001-04-18 | Alusuisse Bayrisches Druckguss-Werk GmbH & Co. KG | Vorrichtung und Verfahren zur Montage von biegeschlaffen Montageteilen |
CN103341753A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-10-09 | 北京康达五洲医疗器械中心 | 组装拔罐器连接管的设备 |
KR101722858B1 (ko) * | 2015-11-19 | 2017-04-03 | 이병훈 | 자동차의 사이드미러 조립장치 |
FR3063447A1 (fr) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede et ensemble d’outils de pose de joints |
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