JPH071559U - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH071559U
JPH071559U JP3140493U JP3140493U JPH071559U JP H071559 U JPH071559 U JP H071559U JP 3140493 U JP3140493 U JP 3140493U JP 3140493 U JP3140493 U JP 3140493U JP H071559 U JPH071559 U JP H071559U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection yoke
deflection coil
ferrite core
deflection
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3140493U
Other languages
English (en)
Inventor
政司 石隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP3140493U priority Critical patent/JPH071559U/ja
Publication of JPH071559U publication Critical patent/JPH071559U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェライ
トコアから発生する熱を外部空気に効率よく放熱する。 【構成】 7は部品固定すなわちフェライトコア2を確
実に固定するためのホットメルト等の樹脂であり、この
樹脂7の表側には凹凸が形成されている。樹脂7は絶縁
枠8の上にモールドされ、フェライトコア2の大径部側
の一部を包んでいる。 【効果】 偏向ヨークの表面積が増加するので、放熱効
果が良くなり、水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェ
ライトコアで発生する熱を外部空気に容易に放熱するこ
とができる。よって偏向ヨークの温度上昇を防止するこ
とができ、コンバーゼンス不良、振幅変化等の不具合を
生じさせないようにすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビジョン受信機等に用いられる偏向ヨークに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
近年、偏向ヨークはディスプレイ等において、解像度を上げるために高い周波 数が使用されている。
【0003】 以下従来の偏向ヨークの構成について図5および図6を参照しながら説明する 。図5は、従来の偏向ヨークの外観斜視図を示すものである。
【0004】 ここで1は偏向ヨークの小径部に装着される小カバー、2はフェライトコア、 3は部品固定に使用しているホットメルト等の樹脂、4は偏向ヨークの大径部に 装着される大カバーである。図6は小カバー1および大カバー4を取り除いた場 合の側面図である。5は電子ビームを水平方向に偏向させるための水平偏向コイ ル、6は電子ビームを垂直方向に偏向させるための垂直偏向コイルである。
【0005】 以上のように構成された偏向ヨークについて、以下その動作について説明する 。偏向ヨークは、電子ビームを偏向させる磁界を作るため、水平偏向コイル5、 垂直偏向コイル6に電流が流れている。この電流によってこれら偏向コイルが発 熱するため、偏向ヨークは温度が上昇する。
【0006】 近年、ディスプレイなどでは解像度を上げるために偏向電流の周波数が高くな っているので、電流の表皮効果等により抵抗が増加する。よって水平偏向コイル 5、垂直偏向コイル6で発生する熱はますます大きくなっている。そのため、水 平偏向コイル5、垂直偏向コイル6においてリッツ線が採用されたり、低ロスコ アが採用されたりしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記の従来の構成では、水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェ ライトコアで発生した熱を偏向ヨークの外部空気に十分に放熱できないので偏向 ヨークが高温となり、偏向ヨークの抵抗、コンバーゼンス、振幅変化等不具合が 生じ、性能を維持することができなくなる。
【0008】 本考案は前記従来の問題点を解決するもので、ホットメルト等の樹脂に部品を 固定するだけでなく、水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェライトコアから発 生する熱を外部空気に効率よく放熱するための機能を持たせた偏向ヨークを提供 することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の偏向ヨークは部品固定に使用しているホッ トメルト等の樹脂の表面を凹凸とする。
【0010】
【作用】
本考案は上記構成によって、偏向ヨークの表面積が増加するので、放熱効果が 良くなり、水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェライトコアで発生する熱を外 部空気に容易に放熱することができる。よって偏向ヨークの温度上昇を防止する ことができ、コンバーゼンス不良、振幅変化等の不具合を生じさせないようにす ることができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1) 以下、本考案の一実施例について図を参照しながら説明する。
【0012】 図1は本考案の一実施例における偏向ヨークの外観斜視図である。図1におい て、1は小カバー、2はフェライトコア、4は大カバーであり、これらは図5に 示す従来のものと同様な構成である。7は部品固定すなわちフェライトコア2を 確実に固定するためのホットメルト等の樹脂であり、この樹脂7の表側には凹凸 が形成されている。8は一端が小径、他端が大径となった絶縁枠である。
【0013】 図2は小カバー1、大カバー4を取り除いた状態の側面図である。5は電子ビ ームを水平方向に偏向させるための水平偏向コイル、6は電子ビームを垂直方向 に偏向させるための垂直偏向コイルである。
【0014】 図3は小カバー1、大カバー4を取り除いた状態の縦断面図である。樹脂7は 絶縁枠8の上にモールドされ、フェライトコア2の大径部側の一部を包んでいる 。図4は樹脂7の一部を拡大した要部拡大図である。
【0015】 本実施例の偏向ヨークでは樹脂7を以上のように構成したので、偏向ヨークの 表面積を増やすことができる。従って、放熱効果がよくなり、偏向ヨーク内で発 生する熱を偏向ヨークの外部空気に伝わりやすくすることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、部品固定に使用しているホットメルト等の樹脂の表面 を凹凸とすることにより、偏向ヨークの表面積を増加させることができるので、 水平偏向コイル、垂直偏向コイル、フェライトコアで発生する熱を偏向ヨークの 外部空気に容易に放熱することが可能となり、偏向ヨークの温度上昇を防ぎ、性 能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の偏向ヨークを示す外観斜視
【図2】本考案の一実施例の偏向ヨークの側面図
【図3】本考案の一実施例の偏向ヨークの縦断面図
【図4】本考案の一実施例の偏向ヨークの要部拡大図
【図5】従来の偏向ヨークの外観斜視図
【図6】従来の偏向ヨークの側面図
【符号の説明】
1 小カバー 2 フェライトコア 4 大カバー 5 水平偏向コイル 6 垂直偏向コイル 7 樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生させる水平偏向コイル、垂直偏向コイル
    と垂直偏向コイルの外側に装着されたフェライトコアを
    有する偏向ヨークにおいて、部品固定に使用するホット
    メルト等の樹脂の表面を凹凸としたことを特徴とする偏
    向ヨーク。
JP3140493U 1993-06-11 1993-06-11 偏向ヨーク Pending JPH071559U (ja)

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JP3140493U JPH071559U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偏向ヨーク

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JP3140493U JPH071559U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偏向ヨーク

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JPH071559U true JPH071559U (ja) 1995-01-10

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ID=12330326

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JP3140493U Pending JPH071559U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 偏向ヨーク

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