JPH0715540U - パレット - Google Patents

パレット

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JPH0715540U
JPH0715540U JP4990593U JP4990593U JPH0715540U JP H0715540 U JPH0715540 U JP H0715540U JP 4990593 U JP4990593 U JP 4990593U JP 4990593 U JP4990593 U JP 4990593U JP H0715540 U JPH0715540 U JP H0715540U
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JP
Japan
Prior art keywords
pallet
flat plate
reinforcing member
corrugated
upper flat
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Pending
Application number
JP4990593U
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English (en)
Inventor
勝 中村
Original Assignee
勝 中村
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Publication date
Application filed by 勝 中村 filed Critical 勝 中村
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Publication of JPH0715540U publication Critical patent/JPH0715540U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量かつ安価であり、しかも再生して使用可
能なパレットを提供する。 【構成】 把手孔9を有する段ボール製の上部平板1と
下部平板3とを段ボール製の補強部材5により結合して
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、段ボ−ル製、または補強部材を硬質発泡プラスチックにより形成 し、該補強部材以外を段ボールにより形成した、物の運搬や保管に使用するパレ ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の物の運搬や保管に使用するパレットは、一般に木製または合成樹脂製で あり、外形が平板状である。パレットを木製等にすることにより構造が堅固とな り、例えば数百kg以上の物を載せて運搬することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のパレットの材料である木材は、再生利用することができないた めに森林資源を破壊することになるという問題がある。また木材は高価であるた めにパレットの価格が高くなるし、木製パレットはそれ自体の重量が重いので、 手でパレットを移動させる場合に多大な労力を必要とするという問題がある。更 に、木製パレットは破損した場合、その解体処理や廃棄処理に手間が掛かるとい う問題もある。なお、合成樹脂パレットも、同様に高価格、重量が大、廃棄処理 に手間が掛かるという問題がある。 本考案は、価格が安く、重量が軽量であり、しかも再生して使用可能な段ボー ル製パレットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の考案のパレットは、段ボール製としたことを特徴とするものである。
【0005】 第2の考案のパレットは、硬質発泡プラスチックにより形成した補強部材を備 え、前記補強部材以外を段ボールにより形成したことを特徴とするものである。
【0006】 第3の考案のパレットは、第1または第2の考案のパレットにおいて、パレッ トの上面と下面の両方またはいずれか一方を段ボール製の平板により形成したこ とを特徴とするものである。
【0007】 第4の考案のパレットは、第1または第2の考案のパレットにおいて、パレッ トの上面と下面の両方またはいずれか一方を段ボール製の平板により形成し、前 記平板に把手孔を設けたことを特徴とするものである。
【0008】 第5の考案のパレットは、第1または第2の考案のパレットにおいて、フォー クリフトのフォーク挿入孔を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用・考案の効果】
本考案は、パレットの材質を段ボールまたは段ボールと硬質発泡プラスチック としたことにより、木または合成樹脂を材質としたものと比較して、強度は小さ いが、比較的軽量の物品を運搬、保管する場合に適している。そして材質を段ボ ールまたは段ボールと硬質発泡プラスチックとしたことにより、破損したパレッ トの段ボール部分を再生して利用することができ、これにより森林資源の破壊の 程度を従来よりも低減できるという効果がある。そして、段ボールは、木材と比 較して安価であるために価格を安くすることができるし、木材などのパレットと 比較して重量が軽いのでパレットを手で簡単に移動させることができるという効 果がある。因みに、木製パレットの価格が5千円のものに対して段ボール製パレ ットは5百円くらいであり、前者の重量が25kgのものに対して後者の重量が 1kgくらいである。そして、第2の考案は、補強部材を硬質発泡プラスチック 製としたことにより、パレットの強度の向上を図ることができる。第3の考案は 、段ボール製の平板を設けたものであるので、この平板に文字、図形等を印刷で きる。第4の考案は、平板に把手孔を設けてあるので、この把手孔に手を掛ける ことによりパレットを簡単に手で抱えることができる。第5の考案は、フォーク 挿入孔を有するので、フォークリフトを使用してこのパレットを搬送することが できる。
【0010】
【実施例】
本考案に係るパレットの第1実施例を図1および図2を参照して説明する。図 1に示すパレットは材質が段ボール製であり、物品(図示せず)を上に載せた状 態でその物品を運搬、保管するものである。載置できる物品の重量は、従来の木 製または合成樹脂製のパレットと比較して軽くなるが、例えば100kg〜20 0kg程度の物品を載置することができる。勿論、段ボールの厚みを変更したり 、補強部材の本数を増減することにより、積載可能な重量を変更することができ る。 図1に示す1は上部平板、3は下部平板、5は補強部材である。
【0011】 上部平板1は、図1に示すよう、縦が約140cmで横が約150cmの長方 形の平板の段ボールからなっている。そして、この上部平板1は、両面段ボール からなっている。勿論、これ以外の複両面段ボールとしてもよい。
【0012】 下部平板3は、図1に示すように、上部平板1と同じ形状であり、同じ両面段 ボールからなっている。このように、上部平板1、下部平板3を設けた構成とし たので、各平板1、3の表面に文字等を簡単に印刷することができる。つまり、 従来の木製等のパレットでは印刷が困難であっが、段ボール製とすることにより 印刷が簡単となり、印刷コストの軽減を図ることができる。
【0013】 補強部材5は、図1に示すように、4本が所定の間隔を隔てて上部平板1の短 辺(縦の辺)2に平行して設けてあり、上部平板1と下部平板3との間に介在し て、上部平板1と下部平板3とを結合している。即ち、上部平板1、下部平板3 および補強部材5は、互いに例えば接着剤により接着されて結合している。そし て、互いに隣接する補強部材5が形成する空間がフォークリフトのフォーク挿入 孔8であり、このフォーク挿入孔にフォークを挿入してパレットを持ち上げるこ とができる。
【0014】 この補強部材5は、図2(拡大図)に示すように、細長い段ボールの平板6を 複数枚重ね合わせたものである。なお、図1に示すように、補強部材5は、平板 6の中心の溝6aの方向がパレットの厚み方向11に平行するように、かつ上部 平板1の中心の溝1aの方向13に対して直行して設けてある。これにより、荷 重がパレットに掛かったときのパレットのたわみを小さくすることができる。
【0015】 また図1に示すように、上部平板1と下部平板3には、長孔の把手孔9を例え ば3つずつ設けてある。この把手孔9に手を掛けてこのパレットを運搬すること ができる。
【0016】 次に、上記のように構成したパレットの作用を説明する。今、このパレットの 上部平板1の上面に、例えば直方体の物品を載せた場合について説明する。まず 、物品の長さが補強部材5どうしの間隔よりも長い場合は、物品の荷重が少なく とも1本の補強部材5に掛かるように載置することができるので、補強部材5に は圧縮力が働き、上部平板1にはほとんど曲げの力が働かず、したがって、比較 的大きな荷重を支持することができる。一方、物品の長さが補強部材どうしの間 隔よりも短い場合は、物品を補強部材5の上方位置から外れた位置に載置すると 、上部平板1に曲げの力が働き、前記曲げの力が大きいときは、上部平板1が破 損する恐れがあるので、なるべくいずれかの補強部材5の上方位置に物品を載せ るとよい。
【0017】 図3は、本考案のパレットの第2実施例を示す斜視図である。第2実施例のパ レットと第1実施例のパレットが相違するところは、第1実施例では、補強部材 5を段ボールを重ね合わせて作ったが、第2実施例では、補強部材14を例えば 発泡スチロールまたは発泡ポリエチレン等の硬質発泡プラスチックにより形成し たこところである。これ以外は、第1実施例と同様であり、同等部分を同一の図 面符号で示し、詳細な説明を省略する。
【0018】 このように、補強部材14を硬質発泡プラスチックにより形成することにより 、パレットの重量を第1実施例よりも軽くすることができると共に、補強部材1 4の強度を第1実施例よりも強くすることができる。
【0019】 ただし、第1、第2実施例では、補強部材5または14を上部平板1の短辺2 に沿わせて設けたが、補強部材5または14を上部平板1の短辺2に沿わせて互 いに間隔を隔てて設けると共に、別の複数本の補強部材5または14を上部平板 1の長辺12に沿わせて互いに間隔を隔てて設けた構成としてもよい。具体的に は、例えば、図1に示すパレットと、複数本の補強部材5または14を上部平板 1の長辺に沿って設けた別個のパレットを用意して、2枚のパレットの補強部材 が直交するように重ね合わせて貼着した構成とすることができる。
【0020】 そして、第1および第2実施例の上部平板1および下部平板3を構成する段ボ ールの枚数を1枚としたが、前記枚数を複数枚とすることができる。
【0021】 また、第1および第2実施例のパレットは、上部平板1および下部平板3を設 けたが、必要に応じていずれか一方の平板のみを設けた構成とすることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のパレットを示す斜視図で
ある。
【図2】同第1実施例の補強部材の拡大斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例のパレットを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 上部平板 3 下部平板 5、14 補強部材 8 フォーク挿入孔 9 把手孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール製としたことを特徴とするパレ
    ット。
  2. 【請求項2】 硬質発泡プラスチックにより形成した補
    強部材を備え、前記補強部材以外を段ボールにより形成
    したことを特徴とするパレット。
  3. 【請求項3】 パレットの上面と下面の両方またはいず
    れか一方を段ボール製の平板により形成したことを特徴
    とする請求項1または2に記載のパレット。
  4. 【請求項4】 パレットの上面と下面の両方またはいず
    れか一方を段ボール製の平板により形成し、前記平板に
    把手孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載のパレット。
  5. 【請求項5】 フォークリフトのフォーク挿入孔を設け
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のパレッ
    ト。
JP4990593U 1993-08-20 1993-08-20 パレット Pending JPH0715540U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4990593U JPH0715540U (ja) 1993-08-20 1993-08-20 パレット

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JP4990593U JPH0715540U (ja) 1993-08-20 1993-08-20 パレット

Publications (1)

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JPH0715540U true JPH0715540U (ja) 1995-03-14

Family

ID=12844032

Family Applications (1)

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JP4990593U Pending JPH0715540U (ja) 1993-08-20 1993-08-20 パレット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019142569A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 アイシン精機株式会社 パレット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615724B2 (ja) * 1981-08-11 1986-02-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970107