JPH07155351A - 就寝装置 - Google Patents

就寝装置

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JPH07155351A
JPH07155351A JP5310391A JP31039193A JPH07155351A JP H07155351 A JPH07155351 A JP H07155351A JP 5310391 A JP5310391 A JP 5310391A JP 31039193 A JP31039193 A JP 31039193A JP H07155351 A JPH07155351 A JP H07155351A
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JP5310391A
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Yoshiyuki Yamauchi
美幸 山内
Masayoshi Miki
正義 三木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被介護者が、どんな動作を起こそうとしてい
るかを予測し、この動作を補助する。 【構成】 複数の振動検知手段1で、就寝中の被介護者
の体動を検知し、信号変換手段2によって体動信号に変
換する。判定手段3によって被介護者が起きあがろうと
していると判定されると、被介護者の動きにあわせてリ
クライニングベッド12が駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は病院や施設の患者、就寝
中の人の姿勢を変化させる就寝装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の就寝装置は、介護者また
は被介護者が機器操作を行う操作部、操作部の信号に従
って機械部を駆動する制御を行う制御部、制御部からの
信号に従って駆動する機械部という構成からなる。これ
らは、就寝中の人・病院や老人ホーム等の施設内の患者
自身または介護人が、就寝者の上体を起こす場合に、就
寝装置についた機械的に操作するハンドルやスイッチや
リモコンスイッチ等を用いてリクライニングや、体位変
換や、足上げ等の動作をするように駆動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術の就寝装置では次のような課題があった。被介
護者が、上体を起こしたり、寝返りや足上げなど身体の
向きを変化させたくても、なんらかの障害により介護者
にその意思が伝えられないような状況にあったり、リモ
コン等の機器の操作が不可能な状態にあると、全く身体
の向きは変えられない。また、被介護者に自力で上体を
起こしたり体位を変えたりする力が残っていても、機械
的な装置のリクライニングに頼ってしまって、残された
筋力を使うこともなく筋力は低下し機能は衰える一方と
なってしまったり、また自力で動作を起こそうという意
思をもなくしてしまうというような問題があった。
【0004】本発明の第1の目的は、就寝者が体動する
ことで、体動を検知し被介護者がどんな動作をしたいの
かを判定して判定結果を就寝者の意思として介護者に報
知する就寝装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、就寝者が上体を起
こそうとする体動や、寝返り、足上げなどの体動を検
知、判定し、就寝者自身が自力で動作する状態により近
づけて動作することが出来るように補助し、就寝者の意
思や、筋力の継続的な維持や回復を支援することの出来
る就寝装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために、寝具に配設された複数の体動検知手段
と、前記複数の体動検知手段で得られた信号を体動信号
に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段の出力よ
り、就寝者の動作を判定する判定手段と、前記判定手段
の判定結果を出力する出力手段からなる。
【0007】本発明の第2の目的を達成するために、寝
具に配設された複数の体動検知手段と、前記複数の体動
検知手段で得られた信号を体動信号に変換する信号変換
手段と、前記信号変換手段の出力が上体おこし動作、ま
たは寝返り、または足上げであると判定して信号を出力
する判定手段と、前記判定手段から信号が出力されると
リクライニング動作を開始するリクライニングベッド、
または寝返り動作を駆動する体位変換ベッド、または足
上げ動作を駆動するギャッジベッドとからなる。
【0008】
【作用】就寝中の被介護者が動作を起こそうとすると、
寝具に配設された複数の体動検知手段が振動を検知し、
信号変換手段において体動信号に変換される。得られた
体動信号から被介護者がどのような動作をしようとして
いるのかを判定手段で判定し、判定結果を出力手段で出
力して、介護者に報知する。
【0009】また、就寝中の被介護者が上体を起こそう
としたり、寝返り、足上げなどの動作をすると、体動検
知手段で検知された信号が信号変換手段で体動信号に変
換され、上体を起こそうとしている、寝返り、足上げと
判定手段で判定されると、出力手段によりリクライニン
グベッドや、体位変換ベッド、ギャッジベッドに信号が
送られ、起きあがろうとする動作に合わせてリクライニ
ング機能が駆動される。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1に本発
明の第1の実施例のブロック図を、図2には就寝装置の
概略図を示す。1a〜1iは体動検知手段、2は信号変
換手段、3は判定手段、4は出力手段である。ここで、
出力手段4は音声信号発生装置とする。信号変換手段2
には、フィルター5、アンプ6が、判定手段3には、記
憶部7、比較部8がそれぞれ内蔵されている。9のベッ
ド上には体動検知手段1a〜1pが組み込まれたベッド
マット10が置いてある。11は出力手段4のスピーカ
ー部である。体動検知手段1はポリフッ化ビニリデン
(PVDF)からなる、薄膜状で可とう性のある圧電素
子で、振動を検知することが可能である。
【0011】上記構成による作用を以下に示す。ベッド
9に就寝者が寝返りをしようという意思を持ったとす
る。就寝者が寝返りをしようとして体動すると、体動検
知手段1a〜1pが体動によって生じた振動を検知し、
電圧変化を生じる。信号変換手段2では、フィルター
5、アンプ6を通過し、体動信号に変換される。判定手
段3の記憶部7には、典型的な動作の前兆となる体動信
号の出力分布パターンが記憶されている。信号変換手段
2で体動信号が出力されると、比較部8において記憶部
7の分布パターンと比較する。体動信号の出力分布パタ
ーンに類似が認められると、判定手段3から、類似と判
定された動作に対応する信号が出力される。出力手段4
では、寝返りと判定された結果送られた信号に従って、
スピーカー11より「寝返りをします。」というように
音声を発する。
【0012】上記作用により、動作をおこそうとした時
に生じる体動分布パターンを判定して、被介護者がどの
様な意思をもって動作をおこそうとしているかを介護者
へ知らせることが出来るので、介護者が他の作業を行っ
ていても、被介護者が動いたことを把握し安全面に配慮
できる。なお、記憶部8の分布パターンと、出力手段4
の音声の内容を可変にする構成とすれば、痴呆の症状な
ど特定の性癖を持つ場合にも、その体動を検知して介護
者に知らせることが出来る。
【0013】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図3に本発明の第2の実施例のブロック図を、図4
に本実施例の就寝装置の概略図を示す。1a及び1bは
体動検知手段、2は信号変換手段、3は判定手段、12
はリクライニングベッドである。12aはリクライニン
グ時に上体を支える背部支板、12bは下肢を支える基
板である。1a及び1bの信号変換手段2には、フィル
ター5、アンプ6が内蔵されている。
【0014】上記構成による作用を以下に示す。リクラ
イニングベッド12上の就寝者が起きあがろうとする。
すると、就寝者は上体を起こそうとして腰の近辺、図4
の体動検知手段1a、1bが配設されている周辺で腕を
支えにして重心の移動を開始する。この体動検知手段1
a、1bは上体を起こそうとする時に必ず体動を起こす
位置に配設しておく。体動検知手段1a、1bが体動に
よって生じた振動を検知し、信号変換手段2においてフ
ィルター5、アンプ6を通って体動信号に変換される。
判定手段3では、上体を起こそうとした体動なのか、他
の体動によって生じた振動なのかを区別する。閾値Va
を超える体動信号が体動検知手段1a、1bの両方から
出力されたことを判定すると、上体を起こそうとした体
動として信号を出力する。リクライニングベッド12
は、この信号を受けて12aをたちあげリクライニング
して上体を起こす動作を補助する。つまり、一定の体動
を生じないとリクライニングの機能は駆動されない。就
寝者がリクライニングにより上体を起こすことが出来な
いと再び体動信号が体動検知手段1a、1bより検知さ
れる。すると、出力手段の信号を受けてリクライニング
機能が駆動される。この様に就寝者の体動が常にフィー
ドバックされることで就寝者の動きに合わせたリクライ
ニングの駆動が可能となる。
【0015】上記作用により、就寝者が起きあがる動作
をしようとして生じた体動をトリガーとしてリクライニ
ングベッドの駆動を開始するので就寝者の起きあがる動
作の補助のタイミングがよくなる。また、就寝者の体動
に合わせたリクライニングの駆動が出来るので無理で負
担のかかる動きを就寝者に負荷しなくてよい。さらに、
就寝者自身が起きあがろうとする意思をもって身体を動
かさないとベッドが駆動されないので自立的な意思を継
続してもつことにつながり、身体の衰弱防止、筋力維持
にもつながる。
【0016】さらに、体位変換ベッドのマットの体側部
に体動検知手段1を配設したり、ギャッジベッドの足部
支持板のマットに配設すると、寝返り、足上げの動作を
検知し、即座にその動作を補助するベッドの機能が駆動
される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の就寝装置に
よれば次のような効果がある。就寝中の被介護者の動作
意思を口に出さないでも介護者へ伝達することができる
ので、障害者も使用できる。
【0018】また、被介護者の動作の補助となる装置な
ので、被介護者本人の意思を尊重することができるし、
自力で動作を起こそうという自立的な意思の維持もでき
る。
【0019】また、動作を始めようとするための動作を
開始できる筋力を維持しなければならないので身体機能
の衰弱を阻止することができる。
【0020】また、動作補助を筋力の回復の程度に合わ
せられるので、リハビリなどの訓練用としても使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における就寝装置のブロ
ック図
【図2】同装置の外観斜視図
【図3】本発明の第2の実施例における就寝装置のブロ
ック図
【図4】同装置の外観斜視図
【符号の説明】
1 体動検知手段 2 信号変換手段 3 判定手段 4 出力手段 12 リクライニングベッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具に配設された複数の体動検知手段と、
    前記体動検知手段の信号を体動信号に変換する信号変換
    手段と、前記信号変換手段の出力より就寝者の動作を判
    定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を出力する
    出力手段とからなる就寝装置。
  2. 【請求項2】寝具に配設された複数の体動検知手段と、
    前記体動検知手段の信号を体動信号に変換する信号変換
    手段と、前記信号変換手段の出力より就寝者の動作の種
    類を判定する判定手段と、前記判定手段から出力される
    信号によって調節されるリクライニングベッドとからな
    る就寝装置。
  3. 【請求項3】判定手段から出力される信号で体位変換動
    作を開始する体位変換ベッドを備えた請求項2記載の就
    寝装置。
  4. 【請求項4】判定手段から出力される信号で足上げ動作
    を開始するギャッジベッドを備えた請求項2記載の就寝
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015211764A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 富士通株式会社 見守り装置、見守り方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015211764A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 富士通株式会社 見守り装置、見守り方法及びプログラム

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