JPH071552A - 押出機 - Google Patents

押出機

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Publication number
JPH071552A
JPH071552A JP5172703A JP17270393A JPH071552A JP H071552 A JPH071552 A JP H071552A JP 5172703 A JP5172703 A JP 5172703A JP 17270393 A JP17270393 A JP 17270393A JP H071552 A JPH071552 A JP H071552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
barrel
screw
cylinder
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5172703A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Goto
和彦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP5172703A priority Critical patent/JPH071552A/ja
Publication of JPH071552A publication Critical patent/JPH071552A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単位面積あたりの背圧を減少させ、より細か
いメッシュを使用できるようにする。 【構成】 スクリュー11の先端側が閉じられ、ダイ1
2の側が開いた軸線方向に長い筒体1をバレル13の内
周壁から離してバレル13内に設け、筒体1の胴部4に
外側から内側へ貫通する多数の貫通孔5を形成し、筒体
1の胴部4の外周又は/及び内周にメッシュ6を取付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱可塑性樹脂の押出
成形用等に使用される押出機に関し、特にスクリュー先
端とダイとの間に設けられる濾過機構を改良した押出機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の押出機は、図3に示すように、ホ
ッパ10から材料をスクリュー11でダイ12側へ送る
ようになっている。スクリュー11で送られる材料は加
圧され、材料間に介在している空気を排出され、内周面
にライナが貼り付けられたバレル13の外周にあるヒー
タ14や内部摩擦熱によって加熱され、可塑化あるいは
溶融される。スクリュー11の先端とダイ12との間に
はメッシュ20を設けてある(図4参照)。このメッシ
ュ20はブレーカープレート21に固定される。また、
メッシュ20としては目の細い金網を用いるのが一般的
であり、ブレーカープレート21は金網保持具であり、
多数の孔22が形成され、これらの孔22を材料が通過
する(図4参照)。また、ブレーカープレート21のダ
イ12側に目の粗い線径の大きな金網を設けることも多
い。材料はよく管理された材料工場から直接もってきた
ものであっても、開封時や運転中などに塵埃のはいる可
能性があり、塵埃の混入した状態で成形すると、物理的
性質が均一にならないばかりか、外観も悪くなるので濾
過が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の異物補足用メッ
シュ20は、ブレーカープレート21に乗せられる形で
平面に載置されるのが普通である。一方、CVケーブル
使用電圧の向上に従いケーブル絶縁体中の許容異物の大
きさは厳しくなっている。その大きさは275kVクラ
スで50〜100μであり、メッシュ20の番手も#3
50〜#500となり、今後はさらに細かい番手を必要
とされる。このように細かい番手を使用するため、樹脂
材料が通過しにくく、生産速度を律する要因の一つとな
っている。また、背圧が上昇するためメッシュ20が破
れることもあり、作り直しのため生産性を阻害する要因
となっている。このような不具合を解消するため従来の
手法では樹脂材料のメルトインデックス(以下MI)の
大きい物を使用したり、MIが同じでも分子量分布を選
んでメッシュを通過しやすい樹脂材料を選択するのが一
般的である。
【0004】そこで、この発明は、材料のMIや分子量
分布にかかわらず、単位面積あたりの背圧を減少させ、
より細かいメッシュを使用できるようにするか、あるい
は同じ細かさのメッシュを使用し、単位時間あたりの樹
脂材料通過速度を大きくとることができ、生産性を向上
させることのできる押出機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、スクリュー先端とダイとの間に濾過機
構を設けた押出機において、スクリュー先端側が閉じら
れ、ダイ側が開いた軸線方向に長い筒体をバレルの内周
壁から離してバレル内に設け、この筒体の胴部に外側か
ら内側へ貫通する多数の貫通孔を形成し、さらに筒体の
胴部外周又は/及び内周にメッシュを取付けたものであ
る。
【0006】
【作用】従来のスクリューの中心軸に対して鉛直に設け
たメッシュを、この発明では円筒型の筒体(ブレーカー
プレートに相当)に巻いて使用するので、メッシュの面
積を大きくとることができ、単位面積あたりの背圧を減
少させることができ、また背圧が減少すればより細かい
メッシュを使用することができる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す第1実施例において、スクリュ
ー11の先端と図3に示すものと同様のダイ12(図1
では図示せず)との間に筒体1を設けてある。この筒体
1はスクリュー11の先端側が、閉じられた底板部2に
形成され、ダイ12側が、開いた開口部3に形成してあ
る。また、筒体1の胴部4に外側から内側へ貫通する多
数の貫通孔5を形成してある。さらに、筒体1の胴部4
の外周に一層又は二層以上(ケーブル用では多層)のメ
ッシュ6を巻き付けるように取付けてある。筒体1はバ
レル13の内周壁から離してバレル13内に取付けてあ
る。また、この筒体1が取付けられた個所のバレル13
には電気ヒーターや水,油の配管を通すための孔7を設
けてある。メッシュ6の直径対長さは約1:5に形成し
たが、必要に応じてさらに長くしても或いは短くしても
良く、軸線方向に長いものであれば良い。樹脂材料は、
スクリュー11により図面上右手方向に押し出される
が、このとき底板部2の外周から筒体1の胴部4の外周
面へと回り込む。筒体1の胴部4の外周とバレル13の
内周との間の空間へ押し出された樹脂材料はメッシュ6
に押し出され、メッシュ6の網目を通って貫通孔5から
筒体1の内部に押し出される。筒体1の内部に押し出さ
れた樹脂材料はダイ12へと押し出される。
【0009】図2に示す第2実施例では、底板部2のス
クリュー11に対向する面にスクリュー11の先端形状
に応じた凹部8を形成し、スクリュー11と筒体1との
間に空間ができるのを防止するようにしてある。これら
の間に空間ができると滞留が生じ、スコーチの原因とな
る。さらに、この第2実施例ではメッシュ6を通過した
後の滞留を防ぐために底板部2から筒体1の内部を通っ
て開口部3に延びる突起部9を形成してある。
【0010】第1及び第2実施例のいずれにおいても、
メッシュ6に均一な背圧がかかるようにメッシュ部分の
樹脂材料の通路は先端にいくにつれて細かくなるように
しても良い。さらに、図2においては筒体1を取り外す
のに右側の底面が蓋となり蓋の縁がねじとなって固定さ
れるようになっているが、別の方法で固定しても差し支
えないことは勿論である。さらにまた、図1及び図2の
中央でホルダー(筒体1)ごと分割され、取り出される
ようにしても良い。なおまた、メッシュ6は筒体1の胴
部4の外側に取付けたが、外側のみならず胴部4の内側
に取付けることもできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スクリュー先端側が閉じられ、ダイ側が開いた軸線
方向に長い筒体をバレルの内周壁から離してバレル内に
設け、この筒体の胴部に外側から内側へ貫通する多数の
貫通孔を形成し、さらに筒体の胴部外周又は/及び内周
にメッシュを取付けたので、メッシュの面積を大きく取
ることができ、単位面積あたりの背圧を減少させること
ができる。背圧を減少させることができれば、より細か
いメッシュを使用することができ、異物の混入を防止す
ることが確実となる。また、背圧低減による押出機の負
荷が低減し、メッシュが破れる恐れもなくなる。さらに
また、同じ細かさのメッシュを使用すれば単位あたりの
樹脂材料通過速度を増大させることができ、生産性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す断面図。
【図2】第2実施例を示す断面図。
【図3】従来例を示す押出機全体の概略正面図。
【図4】従来例におけるメッシュ部分の拡大断面図。
【符号の説明】
1 筒体 2 底板部 3 開口部 4 胴部 5 貫通孔 6 メッシュ 11 スクリュー 12 ダイ 13 バレル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュー先端とダイとの間に濾過機構
    を設けた押出機において、 スクリュー先端側が閉じられ、ダイ側が開いた軸線方向
    に長い筒体をバレルの内周壁から離してバレル内に設
    け、 この筒体の胴部に外側から内側へ貫通する多数の貫通孔
    を形成し、 さらに筒体の胴部外周又は/及び内周にメッシュを取付
    けたことを特徴とする押出機。
JP5172703A 1993-06-18 1993-06-18 押出機 Pending JPH071552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172703A JPH071552A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 押出機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5172703A JPH071552A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 押出機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH071552A true JPH071552A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15946786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5172703A Pending JPH071552A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 押出機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071552A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6123514A (en) * 1996-07-17 2000-09-26 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakushi Sealing structure for compressors
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DE112020001724T5 (de) 2019-04-03 2021-12-23 Denso Corporation Steuergerät

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