JPH07155006A - 補助制御弁取付構造 - Google Patents

補助制御弁取付構造

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JPH07155006A
JPH07155006A JP30435393A JP30435393A JPH07155006A JP H07155006 A JPH07155006 A JP H07155006A JP 30435393 A JP30435393 A JP 30435393A JP 30435393 A JP30435393 A JP 30435393A JP H07155006 A JPH07155006 A JP H07155006A
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auxiliary control
control valve
control valves
bracket
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JP30435393A
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Takeshi Imamura
剛 今村
Eisaku Shinohara
栄作 篠原
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助制御弁20を着脱する際に、補助制御弁
20を手などにより支持する必要がない補助制御弁取付
構造を提供する。 【構成】 作業機昇降用の油圧装置7のケーシング8に
取付ブラケット18を側方突出状に一体に設け、該取付
ブラケット18に1又は2以上の補助制御弁20を着脱
自在なボルト21により上方積層状に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の作業車に
おける補助制御弁の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタには、トラクタ車体に着脱自在
に装着される作業機その他の各種装置を油圧で制御駆動
し得るように、作業機昇降用の油圧装置を制御する主制
御弁とは別に補助制御弁を備えており、この補助制御弁
を複数取り付け可能としたものがある。
【0003】この補助制御弁は、一般に、作業機昇降用
の油圧装置のケーシングの一側面に側方から着脱自在な
ボルトにより取り付けられており、2以上の補助制御弁
を取り付けるときには、これら補助制御弁を順次側方か
ら重合せしめてボルトにより取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の補助制御弁の取付構造では、側方から重ね合わせてい
るので、取り付け及び取り外しの際にボルトを取り外し
たときには補助制御弁を支持する手段が何ら存在せず、
手などにより補助制御弁を支えておかなければならず、
したがって補助制御弁の数を増減させる作業が煩雑とな
る。
【0005】そこで、本発明は、取り付け及び取り外し
作業の際に補助制御弁を支える必要がない補助制御弁取
付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明の補助制御弁取付構造は、作業機昇降用の油圧装
置のケーシングに取付ブラケットが側方突出状に設けら
れ、該取付ブラケットに1又は2以上の補助制御弁が着
脱自在なボルトにより上方積層状に取り付けられている
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】補助制御弁は取付ブラケットに上方積層状とさ
れているので、その取り付けの際に補助制御弁を取付位
置に配置すれば手などにより支持しなくとも安定し、ボ
ルトによる取り付け固定も確実なものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図4において、トラクタ車体1はエンジン2、
ミッションケース3等からなり、ミッションケース3の
後部両側に装着された後車軸ケース4、車軸5等を介し
て後輪6が支持されている。ミッションケース3上には
作業機昇降用の油圧装置7が搭載されている。
【0009】図3に示すように、油圧装置7のケーシン
グ8は油圧シリンダ33を構成しており、該油圧シリン
ダ33にピストン34が摺動自在に嵌合され、ピストン
ロッド35はピストン34の摺動によりアーム軸9廻り
に回動する左右一対のリフトアーム10に連結されてい
る。また、油圧装置7は、シリンダ安全弁36、ピスト
ン34の下降速度調整弁37、プラグ38等を有してい
る。
【0010】トラクタ車体1上には独立型のキャビン1
1が搭載されている。このキャビン11は、左右下枠5
1に左右一対の後輪フェンダ13を固着し、左右下枠5
1の前部に立設された前支柱52と、後車軸ケース4に
立設された後支柱53とを備え、これら前後支柱52,
53の上端に上枠54及び屋根部材55が取り付けられ
ている。そして、左右の後輪フェンダ13の内面及び左
右下枠51の前上部にフロアシート12が設けられてい
るとともに、ハンドル14、計器パネル15、座席16
等を備えている。なお、油圧装置7の後方側はフロアシ
ート12の下側で開放状になっている。
【0011】油圧装置7のケーシング8は、図1〜図3
に示すようにミッションケース3の上部にボルト17等
により取付固定されており、このケーシング8下部から
右側方突出状とされた取付ブラケット18を一体に備え
ている。このようにすれば、部品点数の削減を図り、コ
ストダウンを図ることができるとともに、取付ブラケッ
ト18の強度を確保することができる。
【0012】この取付ブラケット18上面は補助制御弁
取付部18Aとされており、該取付部18Aには上方開
口状に油路19が形成されているとともに、上方積層状
に4つの補助制御弁20及び弁カバー22が3本の長尺
のボルト21により取り付けられている。すなわち、そ
れぞれのボルト21は、上下に重ね合わされた4つの補
助制御弁20及び弁カバー22に上方から貫通されて、
ボルト21先端が取付ブラケット18にネジ込まれてい
る。なお、ボルト21先端が取付ブラケット18を貫通
するようにして、取付ブラケット18の下方でナットに
より固定するようにしてもよい。
【0013】このように補助制御弁20を上方積層状に
配置し、これら補助制御弁20を上方から貫通されたボ
ルト21により取り付けた構造によれば、補助制御弁2
0の自重によりボルト21が撓むなどということもな
く、安定かつ確実に取付固定できる。また、従来のよう
に油圧装置のケーシングの一側面に側方から重合状に複
数の補助制御弁を取り付けたものでは、油圧装置のケー
シングと後輪フェンダとの距離が比較的狭いものでは、
例えば4個以上は補助制御弁を取り付けることができ
ず、4個の補助制御弁を取り付けるには、1つの補助制
御弁を他の補助制御弁とは前後方向にオフセットさせて
取り付けなければならず、よって油路が複雑となる。し
かし、本実施例によれば、補助制御弁20を上方に積層
させるものであるから、何個取り付けても左右方向幅は
変わらず、4個の補助制御弁20を取り付けることがで
き、よって油路を直線的に構成できる。
【0014】各補助制御弁20は、ミッションケース3
後方に設けられたカプラ用ブラケット48に固定された
各カプラ49にそれぞれ油圧配管50によって接続され
ている。また、各補助制御弁20のスプール23は前方
に突出しており、その先端はブラケット24に枢支され
たレバー25に連結されている。右側の後輪フェンダー
13には、その傾斜部に枢支台26が取付けられてお
り、枢支台26には枢軸を介して4本の補助制御レバー
27が枢支され、この各補助制御レバー27によりケー
ブル28を介して各補助制御弁20のスプール23を操
作するようになっている。図1及び図2に示すように、
各ケーブル28のアウター29は補助制御弁20よりも
中央側で取付ブラケット18上面に固定された支持板3
0に、インナー31はレバー25に夫々連結されてい
る。
【0015】このように、複数の補助制御弁20を上下
に配置し、各補助制御弁20のスプール23を前方突出
状として前後摺動するようにすれば、スプール23を作
動させる各ケーブル28をミッションケース3又は油圧
装置7の上方を左右に横切ることなく補助制御弁20の
側方で前後方向に向けて配置でき、ケーブル28の取り
回しが容易となる。
【0016】補助制御弁20により各種作業機の油圧シ
リンダ等を制御する場合には、オペレータが座席16に
座わり、右手で各補助制御レバー27を適宜操作する。
即ち、右手で各補助制御レバー27を把持して枢軸廻り
に操作すると、ケーブル28のインナー31、レバー2
5を介して補助制御弁20のスプール23が作動し、補
助制御弁20が切換わる。
【0017】補助制御弁20の数を増減する場合には、
まずボルト21を取り外す。このとき、補助制御弁20
は上方積層状に配置されているので、手などにより支持
する必要がない。そして、適宜補助制御弁20を追加・
除去した後、弁カバー22と共に補助制御弁20をボル
ト21により取付固定する。なお、本発明は、上記実施
例に限定されるものではなく、適宜設計変更することが
できる。
【0018】〔比較例〕次に補助制御弁取付構造の比較
例を図面を参照して説明する。なお、上記した本発明の
実施例と同様の構成については同符号を付し、詳細説明
を省略する。図5に示す第1比較例では、油圧装置7の
ケーシング8の上部に第1ブラケット40が着脱可能に
設けられ、該第1ブラケット40に第2ブラケット41
が着脱可能に設けられ、該第2ブラケット41の後面に
後方積層状に4つの補助制御弁20が配置され、これら
補助制御弁20が弁カバー22とともに後方からボルト
21により第2ブラケット41に取り付けられている。
【0019】本比較例によれば、第2ブラケット41を
交換することによりモンローソレノイドバルブ等を取り
付けることもでき、また、開放状とされたトラクタ後方
より取付作業を行うことができるが、かかる作業の際に
補助制御弁20を手などにより支持する必要があり、作
業が煩雑となる。また、補助制御弁20の自重により後
方側が下方に若干撓みが生じることがある。
【0020】なお、第1比較例において第1ブラケット
40及び第2ブラケット41を油圧装置7のケーシング
8に一体に形成すれば、部品点数の削減、コストダウン
を図ることができる。 〔他の開示〕図6は本発明とは異なる他の補助制御弁取
付構造を示しており、上記本発明の実施例と同様の構成
については同符号を付し詳細説明を省略して説明する。
【0021】キャビンフレーム53の左右後支柱53間
に架設された梁部材56上に背面視略L字状のブラケッ
ト45が後方突出状に取り付けられており、該ブラケッ
ト45に4つの補助制御弁20が上方積層状に重ね合わ
されて、これら補助制御弁20が弁カバー22とともに
着脱自在なボルト21によりブラケット45に取り付け
られており、各補助制御弁20自体に油圧カプラ47が
後方突出状に設けられている。
【0022】そして、最も下側の補助制御弁20は油圧
取出ホース46を介して油圧装置7の油圧取出口に接続
されている。この補助制御弁取付構造によれば、補助制
御弁20はキャビン11の後方に配置されており、補助
制御弁20がフロアシート12或いは後輪フェンダ13
等によって取り囲まれていないので、その取付が非常に
容易であり、また、各補助制御弁20と油圧カプラ47
との油圧配管が必要でなく、配管は、最も下側の補助制
御弁20と油圧装置7の油圧取出口との接続のみでよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補助制御弁の取り付け及び取り外しの際に、補助制御弁
を手などにより支える必要がなく、その作業を容易化で
きるとともに、ボルトによる固定も確実なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る補助制御弁取付構造を示
す正面図である。
【図2】同実施例における油圧装置を示す平面図であ
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】トラクタの後輪近傍を示す側面図である。
【図5】比較例を示す側面図である。
【図6】他の補助制御弁取付構造を示し、(a)はキャ
ビン後方から見た正面図、(b)はB−B線断面図であ
る。
【符号の説明】
7 油圧装置 8 油圧装置のケーシング 18 取付ブラケット 20 補助制御弁 21 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機昇降用の油圧装置(7)のケーシ
    ング(8)に取付ブラケット(18)が側方突出状に設
    けられ、該取付ブラケット(18)に1又は2以上の補
    助制御弁(20)が着脱自在なボルト(21)により上
    方積層状に取り付けられていることを特徴とする補助制
    御弁取付構造。
JP30435393A 1993-12-03 1993-12-03 補助制御弁取付構造 Expired - Lifetime JP3164953B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193932A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Yanmar Co Ltd 作業車両
CN117769915A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 山东悍沃农业装备有限公司 一种窄轮距拖拉机多路阀外置操纵机构

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