JPH07154983A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH07154983A JPH07154983A JP5298319A JP29831993A JPH07154983A JP H07154983 A JPH07154983 A JP H07154983A JP 5298319 A JP5298319 A JP 5298319A JP 29831993 A JP29831993 A JP 29831993A JP H07154983 A JPH07154983 A JP H07154983A
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- Japan
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- compressor
- frequency
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2600/00—Control issues
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- F25B2600/021—Inverters therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機の始動時に、圧縮機の異常をいち早く
検知して運転を中止するために、無駄な電流を流し続け
ることがないばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防止し
て、圧縮機内の電動機巻線の焼損やその他部品の損傷を
防ぐことができる。 【構成】 負荷軽減手段とし、インバータ入力電流のレ
ベルによりインバータ周波数の発生を停止、もしくは出
力周波数の下降を停止、もしくは出力周波数の上昇を停
止するインバータ装置により駆動される圧縮機を具備し
た空気調和機において、圧縮機３の始動時は、インバー
タ出力周波数の発生停止電流レベルＩｔのみを有効とす
ることを特徴とする空気調和機。
検知して運転を中止するために、無駄な電流を流し続け
ることがないばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防止し
て、圧縮機内の電動機巻線の焼損やその他部品の損傷を
防ぐことができる。 【構成】 負荷軽減手段とし、インバータ入力電流のレ
ベルによりインバータ周波数の発生を停止、もしくは出
力周波数の下降を停止、もしくは出力周波数の上昇を停
止するインバータ装置により駆動される圧縮機を具備し
た空気調和機において、圧縮機３の始動時は、インバー
タ出力周波数の発生停止電流レベルＩｔのみを有効とす
ることを特徴とする空気調和機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置により
圧縮機を駆動する空気調和機に関するものである。
圧縮機を駆動する空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機では、たとえば室内熱
交換器と室内送風機が室内に、室外熱交換器、圧縮機お
よび室外送風機が室外にそれぞれ配置される。
交換器と室内送風機が室内に、室外熱交換器、圧縮機お
よび室外送風機が室外にそれぞれ配置される。
【０００３】一般に従来の空気調和機のインバータ装置
は、負荷軽減手段として、図６に示すように構成されて
いる。すなわち、指令信号を受けた演算・制御回路５
は、適切な目標出力周波数を算出し、ドライブ回路４、
半導体スイッチング素子群２により圧縮機３を駆動す
る。
は、負荷軽減手段として、図６に示すように構成されて
いる。すなわち、指令信号を受けた演算・制御回路５
は、適切な目標出力周波数を算出し、ドライブ回路４、
半導体スイッチング素子群２により圧縮機３を駆動す
る。
【０００４】この時に、演算・制御回路５は、インバー
タ入力電流を検出する電流検出器６からの検出電流信号
Ｉｏに基づいて、ドライブ回路４に対して出力周波数の
制御を行う。
タ入力電流を検出する電流検出器６からの検出電流信号
Ｉｏに基づいて、ドライブ回路４に対して出力周波数の
制御を行う。
【０００５】出力周波数の制御の例を図７に示す。
【０００６】演算・制御回路５には、予め出力周波数停
止電流レベルＩｔ、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓが設定されており、圧
縮機運転中は、随時検出電流信号Ｉｏとの比較を行って
いる。
止電流レベルＩｔ、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓが設定されており、圧
縮機運転中は、随時検出電流信号Ｉｏとの比較を行って
いる。
【０００７】検出電流信号Ｉｏが、出力周波数上昇停止
電流レベルＩｓよりも小さい時には（Ｉｏ＜Ｉｓ）、目
標出力周波数にて圧縮機を運転する。
電流レベルＩｓよりも小さい時には（Ｉｏ＜Ｉｓ）、目
標出力周波数にて圧縮機を運転する。
【０００８】検出電流信号Ｉｏが出力周波数下降電流レ
ベルＩｄより小さく、検出電流信号Ｉｏが出力周波数上
昇停止電流レベルＩｓ以上の時には（Ｉｄ＞Ｉｏ≧Ｉ
ｓ）、その時の出力周波数から周波数が上昇するのを停
止する。
ベルＩｄより小さく、検出電流信号Ｉｏが出力周波数上
昇停止電流レベルＩｓ以上の時には（Ｉｄ＞Ｉｏ≧Ｉ
ｓ）、その時の出力周波数から周波数が上昇するのを停
止する。
【０００９】検出電流信号Ｉｏが出力周波数停止電流レ
ベルＩｔより小さく、検出電流信号Ｉｏが出力周波数下
降電流レベルＩｄ以上の時には（Ｉｔ＞Ｉｏ≧Ｉｄ）、
検出電流信号Ｉｏが出力周波数下降電流レベルＩｄより
も小さくなるまで（Ｉｏ＜Ｉｄ）、出力周波数を下降さ
せる。
ベルＩｔより小さく、検出電流信号Ｉｏが出力周波数下
降電流レベルＩｄ以上の時には（Ｉｔ＞Ｉｏ≧Ｉｄ）、
検出電流信号Ｉｏが出力周波数下降電流レベルＩｄより
も小さくなるまで（Ｉｏ＜Ｉｄ）、出力周波数を下降さ
せる。
【００１０】また、検出電流信号Ｉｏが出力周波数停止
電流レベルＩｔ以上となった時には（Ｉｔ≦Ｉｏ）、出
力周波数の発生を停止する。
電流レベルＩｔ以上となった時には（Ｉｔ≦Ｉｏ）、出
力周波数の発生を停止する。
【００１１】以上のようにして、出力周波数の制御を行
うことにより、たとえば冷房時に外気温度が上昇した場
合に凝縮圧力が上昇して負荷が増大した時には、インバ
ータ装置および圧縮機に過電流が流れるのを防止する。
うことにより、たとえば冷房時に外気温度が上昇した場
合に凝縮圧力が上昇して負荷が増大した時には、インバ
ータ装置および圧縮機に過電流が流れるのを防止する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来技術では、圧縮機がロック状態にある場合に運転を開
始すると、図８のように、出力周波数の上昇とともに、
曲線Ｌ０で示すように、急激にインバータ入力電流が増
加し、検出電流信号Ｉｏが急激に増加する。このロック
状態とは、圧縮機内部の回転子が拘束され回転できない
状態をいう。
来技術では、圧縮機がロック状態にある場合に運転を開
始すると、図８のように、出力周波数の上昇とともに、
曲線Ｌ０で示すように、急激にインバータ入力電流が増
加し、検出電流信号Ｉｏが急激に増加する。このロック
状態とは、圧縮機内部の回転子が拘束され回転できない
状態をいう。
【００１３】図８において、検出電流信号ＩｏがＩｔ≦
Ｉｏとなれば、出力周波数の発生を停止するが、検出電
流信号Ｉｏは出力周波数停止電流レベルＩｔに達する前
に、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出力周波数上昇停
止電流レベルＩｓとなるために、出力周波数の上昇停止
または下降の制御が行われることになる。
Ｉｏとなれば、出力周波数の発生を停止するが、検出電
流信号Ｉｏは出力周波数停止電流レベルＩｔに達する前
に、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出力周波数上昇停
止電流レベルＩｓとなるために、出力周波数の上昇停止
または下降の制御が行われることになる。
【００１４】したがって、圧縮機が正常運転を行ってい
ないにも関わらず、インバータ装置は検出電流信号Ｉｏ
がＩｄ＞Ｉｏ≧Ｉｓとなる出力周波数を出力し続け、圧
縮機に駆動電流が流れ続けるために、圧縮機が異常過熱
するという問題があった。
ないにも関わらず、インバータ装置は検出電流信号Ｉｏ
がＩｄ＞Ｉｏ≧Ｉｓとなる出力周波数を出力し続け、圧
縮機に駆動電流が流れ続けるために、圧縮機が異常過熱
するという問題があった。
【００１５】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、圧縮機の始動時に、圧縮機の異常をいち
早く検知して運転を中止するために、無駄な電流を流し
続けることがないばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防
止して、圧縮機内の電動機巻線の焼損やその他部品の損
傷を防ぐことができる空気調和機を提供することを目的
としている。
たものであり、圧縮機の始動時に、圧縮機の異常をいち
早く検知して運転を中止するために、無駄な電流を流し
続けることがないばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防
止して、圧縮機内の電動機巻線の焼損やその他部品の損
傷を防ぐことができる空気調和機を提供することを目的
としている。
【００１６】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、負荷
軽減手段とし、インバータ入力電流のレベルによりイン
バータ周波数の発生を停止、もしくは出力周波数を下
降、もしくは出力周波数の上昇を停止するようになって
いるインバータ装置により駆動される圧縮機、を具備し
た空気調和機において、圧縮機の始動時は、インバータ
出力周波数の発生停止電流レベルのみを有効とすること
を特徴とする空気調和機である。
軽減手段とし、インバータ入力電流のレベルによりイン
バータ周波数の発生を停止、もしくは出力周波数を下
降、もしくは出力周波数の上昇を停止するようになって
いるインバータ装置により駆動される圧縮機、を具備し
た空気調和機において、圧縮機の始動時は、インバータ
出力周波数の発生停止電流レベルのみを有効とすること
を特徴とする空気調和機である。
【００１７】また、本発明は、好ましくはインバータ装
置における圧縮機の始動時、強制的に所定の周波数まで
上昇させる。
置における圧縮機の始動時、強制的に所定の周波数まで
上昇させる。
【００１８】圧縮機の始動時には、インバータ出力周波
数の発生停止電流レベルのみを有効として、いったん所
定の周波数まで上昇させる。あるいは、圧縮機の始動時
に、所定の時間内は、このインバータ出力周波数の発生
停止電流レベルとは別に設けたインバータ出力周波数の
発生を停止する電流レベルのみを有効とする。
数の発生停止電流レベルのみを有効として、いったん所
定の周波数まで上昇させる。あるいは、圧縮機の始動時
に、所定の時間内は、このインバータ出力周波数の発生
停止電流レベルとは別に設けたインバータ出力周波数の
発生を停止する電流レベルのみを有効とする。
【００１９】
【作用】このようなインバータ装置では、始動時の圧縮
機の異常を確実に検知し、無駄な電流を流し続けること
なく、圧縮機の過熱を防止することができる。
機の異常を確実に検知し、無駄な電流を流し続けること
なく、圧縮機の過熱を防止することができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の空気調和機の好適な実施例を
添付図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下に説
明する実施例１と実施例２は、好ましくは図６のインバ
ータ装置に適用される。
添付図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下に説
明する実施例１と実施例２は、好ましくは図６のインバ
ータ装置に適用される。
【００２１】実施例１ 図１は、本発明の空気調和機の好ましい実施例１におけ
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ以上の場合）を示し、図２は、本発明の空
気調和機の好ましい実施例１における出力周波数と検出
電流値の関係（目標出力周波数が所定周波数Ｆｔ未満の
場合）を示す。
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ以上の場合）を示し、図２は、本発明の空
気調和機の好ましい実施例１における出力周波数と検出
電流値の関係（目標出力周波数が所定周波数Ｆｔ未満の
場合）を示す。
【００２２】図１と図４を参照して、実施例１を説明す
る。
る。
【００２３】図４において、運転を開始（ステップＳ
１）して、目標出力周波数≧所定周波数Ｆｔの場合に
は、圧縮機の始動時から出力周波数が上昇して（ステッ
プＳ２）、出力周波数がＦｔに達するまでは、出力周波
数の発生停止電流レベルＩｔのみを有効とし、検出電流
信号Ｉｏは発生停止電流レベルＩｔとの比較だけ行う
（ステップＳ３，Ｓ４）。
１）して、目標出力周波数≧所定周波数Ｆｔの場合に
は、圧縮機の始動時から出力周波数が上昇して（ステッ
プＳ２）、出力周波数がＦｔに達するまでは、出力周波
数の発生停止電流レベルＩｔのみを有効とし、検出電流
信号Ｉｏは発生停止電流レベルＩｔとの比較だけ行う
（ステップＳ３，Ｓ４）。
【００２４】すなわち、圧縮機がロック状態にある時に
は、出力周波数の上昇とともに、インバータ入力電流が
急激に増加するために、図１の曲線Ｌ１に示すように、
出力周波数が所定周波数Ｆｔに達する前に、検出電流信
号Ｉｏが出力周波数の発生停止電流レベルＩｔに達し、
出力周波数の発生を停止し圧縮機を停止する（ステップ
Ｓ４，Ｓ１４）。
は、出力周波数の上昇とともに、インバータ入力電流が
急激に増加するために、図１の曲線Ｌ１に示すように、
出力周波数が所定周波数Ｆｔに達する前に、検出電流信
号Ｉｏが出力周波数の発生停止電流レベルＩｔに達し、
出力周波数の発生を停止し圧縮機を停止する（ステップ
Ｓ４，Ｓ１４）。
【００２５】これに対して、図１の曲線Ｌ２に示すよう
に、圧縮機が正常の時には、出力周波数が所定周波数Ｆ
ｔに達しても検出電流信号Ｉｏは発生停止電流レベルＩ
ｔ未満であるために（ステップＳ３，Ｓ５）、運転を継
続し、出力周波数が所定周波数Ｆｔに達した後には、検
出電流信号Ｉｏと、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓの両方と、の比較も開
始し（ステップＳ６ないしＳ７）、過電流が流れないよ
うに出力周波数を制御する（ステップＳ１０，Ｓ１１，
Ｓ１２）。つまり、目標周波数が出力周波数と一致した
ら、周波数保持し（Ｓ８，Ｓ１２）、目標周波数が出力
周波数と不一致の時には、周波数を上昇するか下降する
（ステップＳ９，Ｓ１０，Ｓ１１）。
に、圧縮機が正常の時には、出力周波数が所定周波数Ｆ
ｔに達しても検出電流信号Ｉｏは発生停止電流レベルＩ
ｔ未満であるために（ステップＳ３，Ｓ５）、運転を継
続し、出力周波数が所定周波数Ｆｔに達した後には、検
出電流信号Ｉｏと、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓの両方と、の比較も開
始し（ステップＳ６ないしＳ７）、過電流が流れないよ
うに出力周波数を制御する（ステップＳ１０，Ｓ１１，
Ｓ１２）。つまり、目標周波数が出力周波数と一致した
ら、周波数保持し（Ｓ８，Ｓ１２）、目標周波数が出力
周波数と不一致の時には、周波数を上昇するか下降する
（ステップＳ９，Ｓ１０，Ｓ１１）。
【００２６】また、図１の場合と異なり、図２に示すよ
うに、目標出力周波数が所定周波数Ｆｔより小さい場合
には、圧縮機の始動時にいったん目標出力周波数を所定
周波数Ｆｔまで引き上げる（ステップＳ２，Ｓ３）。
うに、目標出力周波数が所定周波数Ｆｔより小さい場合
には、圧縮機の始動時にいったん目標出力周波数を所定
周波数Ｆｔまで引き上げる（ステップＳ２，Ｓ３）。
【００２７】これにより、目標出力周波数が所定周波数
Ｆｔに達するまでは、図１の目標出力周波数≧所定周波
数Ｆｔの場合と同様にして、出力周波数の発生停止電流
レベルＩｔのみを有効として（ステップＳ３）、検出電
流信号Ｉｏは出力周波数の発生停止電流レベルＩｔとの
比較だけを行う（ステップＳ４）。
Ｆｔに達するまでは、図１の目標出力周波数≧所定周波
数Ｆｔの場合と同様にして、出力周波数の発生停止電流
レベルＩｔのみを有効として（ステップＳ３）、検出電
流信号Ｉｏは出力周波数の発生停止電流レベルＩｔとの
比較だけを行う（ステップＳ４）。
【００２８】これに対して、図２において目標出力周波
数がＦｔに達した後、図２の曲線Ｌ４で示すように、検
出電流信号Ｉｏと、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓの両方と、の比較も開
始し、出力周波数を目標出力周波数まで下降させる。
数がＦｔに達した後、図２の曲線Ｌ４で示すように、検
出電流信号Ｉｏと、出力周波数下降電流レベルＩｄ、出
力周波数上昇停止電流レベルＩｓの両方と、の比較も開
始し、出力周波数を目標出力周波数まで下降させる。
【００２９】この場合も、圧縮機がロック状態にある時
は、出力周波数がＦｔに達する前に、図２の曲線Ｌ３で
示すように、検出電流信号Ｉｏが出力周波数の発生停止
電流レベルＩｔに達し、出力周波数の発生を停止し、圧
縮機を停止する（ステップＳ４，Ｓ１４）。
は、出力周波数がＦｔに達する前に、図２の曲線Ｌ３で
示すように、検出電流信号Ｉｏが出力周波数の発生停止
電流レベルＩｔに達し、出力周波数の発生を停止し、圧
縮機を停止する（ステップＳ４，Ｓ１４）。
【００３０】実施例２ 図３と図５を参照して実施例２を説明する。
【００３１】圧縮機の始動時（ステップＰ１）から一定
時間Ｔ（ステップＰ２）内は、通常のインバータ出力周
波数の発生停止電流レベルＩｔとは別に設けた第２の出
力周波数の発生停止電流レベルＩｔｔのみを有効とし、
検出電流信号Ｉｏは第２の出力周波数の発生停止電流レ
ベルＩｔｔとの比較だけを行う（ステップＰ３）。
時間Ｔ（ステップＰ２）内は、通常のインバータ出力周
波数の発生停止電流レベルＩｔとは別に設けた第２の出
力周波数の発生停止電流レベルＩｔｔのみを有効とし、
検出電流信号Ｉｏは第２の出力周波数の発生停止電流レ
ベルＩｔｔとの比較だけを行う（ステップＰ３）。
【００３２】始動時から一定時間Ｔ経過後（ステップＰ
２）は、検出電流信号Ｉｏと、通常のインバータ出力周
波数の発生停止電流レベルＩｔ、出力周波数下降電流レ
ベルＩｄ、出力周波数上昇停止電流レベルＩｓの３つ
と、の比較を開始し（ステップＰ４，Ｐ５，Ｐ６）、過
電流が流れないように、出力周波数を制御する（ステッ
プＰ９，Ｐ１０，Ｐ１１）。
２）は、検出電流信号Ｉｏと、通常のインバータ出力周
波数の発生停止電流レベルＩｔ、出力周波数下降電流レ
ベルＩｄ、出力周波数上昇停止電流レベルＩｓの３つ
と、の比較を開始し（ステップＰ４，Ｐ５，Ｐ６）、過
電流が流れないように、出力周波数を制御する（ステッ
プＰ９，Ｐ１０，Ｐ１１）。
【００３３】この場合も、図３の曲線Ｌ５で示すよう
に、圧縮機がロック状態にある時は、出力周波数の上昇
とともにインバータ入力電流が急激に増加し、一定時間
Ｔを経過する前に、検出電流信号Ｉｏが第２の出力周波
数の発生停止レベルＩｔｔに達し、出力周波数の発生を
停止して圧縮機を停止する（ステップＰ２，Ｐ３，Ｐ１
３）。
に、圧縮機がロック状態にある時は、出力周波数の上昇
とともにインバータ入力電流が急激に増加し、一定時間
Ｔを経過する前に、検出電流信号Ｉｏが第２の出力周波
数の発生停止レベルＩｔｔに達し、出力周波数の発生を
停止して圧縮機を停止する（ステップＰ２，Ｐ３，Ｐ１
３）。
【００３４】このように、本発明の実施例では、負荷軽
減手段とし、インバータ入力電流のレベルによりインバ
ータ周波数の発生を停止、もしくは出力周波数を下降、
もしくは出力周波数の上昇を停止するようになっている
インバータ装置により駆動される圧縮機、を具備した空
気調和機において、圧縮機の始動時は、インバータ出力
周波数の発生停止電流レベルのみを有効とする。このイ
ンバータ装置における圧縮機の始動時、強制的に所定の
周波数まで上昇させる。あるいは、圧縮機の始動時、所
定の時間は、電流レベルとは別に設けたインバータ出力
周波数の発生停止電流レベルのみを有効とする
減手段とし、インバータ入力電流のレベルによりインバ
ータ周波数の発生を停止、もしくは出力周波数を下降、
もしくは出力周波数の上昇を停止するようになっている
インバータ装置により駆動される圧縮機、を具備した空
気調和機において、圧縮機の始動時は、インバータ出力
周波数の発生停止電流レベルのみを有効とする。このイ
ンバータ装置における圧縮機の始動時、強制的に所定の
周波数まで上昇させる。あるいは、圧縮機の始動時、所
定の時間は、電流レベルとは別に設けたインバータ出力
周波数の発生停止電流レベルのみを有効とする
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、圧
縮機の始動時に、圧縮機の異常をいち早く検知して運転
を中止するために、無駄な電流を流し続けることがない
ばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防止して、圧縮機内
の電動機巻線の焼損やその他部品の損傷を防ぐことがで
きる。
縮機の始動時に、圧縮機の異常をいち早く検知して運転
を中止するために、無駄な電流を流し続けることがない
ばかりでなく、圧縮機の異常過熱を防止して、圧縮機内
の電動機巻線の焼損やその他部品の損傷を防ぐことがで
きる。
【００３５】
【図１】本発明の空気調和機の好ましい実施例１におけ
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ以上の場合）を示す図。
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ以上の場合）を示す図。
【図２】本発明の空気調和機の好ましい実施例１におけ
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ未満の場合）を示す図。
る出力周波数と検出電流値の関係（目標出力周波数が所
定周波数Ｆｔ未満の場合）を示す図。
【図３】本発明の空気調和機の好ましい実施例２におけ
る出力周波数と検出電流値の関係を示す図。
る出力周波数と検出電流値の関係を示す図。
【図４】実施例１を示すフロー図。
【図５】実施例２を示すフロー図。
【図６】一般的なインバータ装置の構成を示す図。
【図７】従来の空気調和機における出力周波数と検出電
流値を示す図。
流値を示す図。
【図８】圧縮機がロック状態にある場合に、従来の出力
周波数と検出電流値。
周波数と検出電流値。
３ 圧縮機 ６ 電流検出器 Ｉｔｔ 第２の出力周波数の発生停止電流レベル Ｆｔ 所定周波数 Ｉｏ 検出電流信号 Ｉｄ 出力周波数下降電流レベル Ｉｓ 出力周波数上昇停止電流レベル
Claims (2)
- 【請求項１】 負荷軽減手段として、インバータ入力電
流のレベルによりインバータ周波数の発生を停止、もし
くは出力周波数を下降、もしくは出力周波数の上昇を停
止するようになっているインバータ装置により駆動され
る圧縮機を具備した空気調和機において、圧縮機の始動
時は、インバータ出力周波数の発生停止電流レベルのみ
を有効とすることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 インバータ装置における圧縮機の始動
時、強制的に所定の周波数まで上昇させる請求項１に記
載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29831993A JP3649752B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29831993A JP3649752B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07154983A true JPH07154983A (ja) | 1995-06-16 |
| JP3649752B2 JP3649752B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=17858113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29831993A Expired - Fee Related JP3649752B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3649752B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997050162A1 (fr) * | 1996-06-26 | 1997-12-31 | Hitachi, Ltd. | Appareil de commande de moteur |
| EP2037323A2 (en) | 2007-07-17 | 2009-03-18 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive compositions, curable compositions, novel compounds, photopolymerizable compositions, color filters, and planographic printing plate precursors |
| EP2105443A1 (en) | 2008-03-24 | 2009-09-30 | FUJIFILM Corporation | Oxime derivatives and their use in photopolymerizable compositions for colour filters |
| EP2141206A1 (en) | 2008-06-30 | 2010-01-06 | FUJIFILM Corporation | Novel compound, polymerizable composition, color filter and production method thereof, solid-state imaging device, and planographic printing plate precursor |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29831993A patent/JP3649752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997050162A1 (fr) * | 1996-06-26 | 1997-12-31 | Hitachi, Ltd. | Appareil de commande de moteur |
| EP2037323A2 (en) | 2007-07-17 | 2009-03-18 | FUJIFILM Corporation | Photosensitive compositions, curable compositions, novel compounds, photopolymerizable compositions, color filters, and planographic printing plate precursors |
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