JPH07154922A - バックアップ電源装置 - Google Patents

バックアップ電源装置

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Publication number
JPH07154922A
JPH07154922A JP31922393A JP31922393A JPH07154922A JP H07154922 A JPH07154922 A JP H07154922A JP 31922393 A JP31922393 A JP 31922393A JP 31922393 A JP31922393 A JP 31922393A JP H07154922 A JPH07154922 A JP H07154922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
primary battery
backup power
backup
primary
Prior art date
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Pending
Application number
JP31922393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP31922393A priority Critical patent/JPH07154922A/ja
Publication of JPH07154922A publication Critical patent/JPH07154922A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップ用二次電池の他、その大容量化
を防ぐために一次電池をバックアップ電源として使用し
ても、一次電池の液漏れを確実に防止する。 【構成】 バックアップ電源部には同一負荷であるバッ
クアップ負荷回路3に対してックアップ電源を選択的に
供給するための二次電池1、一次電池2が備えられてい
る。マイクロコンピュータ5は一次電池2の電池電圧を
監視し、それが所定電圧になった際に、スイッチングト
ランジスタ6をオンさせる。このスイッチングトランジ
スタ6がオンすると、ヒューズ4が切断され、一次電池
2がショートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バックアップ用電源
としての一次電池の液漏れを防止するバックアップ電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の電子機器にはメモリバッ
クアップ用としてニッケルカドミウム電池やリチウム電
池等の二次電池が使用されている。ところで、最近の製
品は購入後、初期電源投入時に時計の初期設定をユーザ
が行わなくてもよいように、時計の計時動作をバックア
ップするようにしているため、そのバックアップ保持期
間は製造から最高1年程度要求されるようになってきて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、バックアッ
プ用の二次電池として大容量のものが使用され、コスト
高を招くという欠点があった。そこで、ユーザに渡るま
での期間を安価なマンガン乾電池をバックアップ電源と
して使用すると、マンガン乾電池は容量が少なくなる
と、液漏れを起すという問題がある、つまり、マンガン
乾電池はその容量が1V以下になると、3ケ月〜6ケ月
位で確実に液漏れを起すため、製造からユーザに渡るま
での最高期間を考慮して従来ではバックアップ用として
大容量のニッケルカドミウム電池やリチウム電池を使用
しなければならないのが実情であった。この発明の課題
は、バックアップ用二次電池の他、その大容量化を防ぐ
ために一次電池をバックアップ電源として使用しても、
一次電池の液漏れを確実に防止できるようにすることで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、バックアップ電源部は同一の負荷に対してバッ
クアップ電源を選択的に供給する一次電池と二次電池と
を備えたもので、一次電池としては例えば、マンガン乾
電池、また二次電池としてはニッケルカドミウム電池等
である。 (2)、電源制御手段は前記一次電池の液漏れを防止す
るために予め決められている条件が成立したかを監視
し、この条件成立を検出した際に一次電池の電源供給回
路を遮断する。ここで、一次電池の液漏れを防止するた
めに予め決められている条件とは電池電圧低下や経過時
間である。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、例えば一次電池としてマンガン乾電池3個(1.5
×3=4.5V)、二次電池としてニッケルカドミウム
電池(1.2×3=3.6V)のものが使用されている
ものとすると、最初は一次電池からバックアップ電源が
供給されている。ここで、一次電池が例えば3.7V未
満に達すると、一次電池の電源供給回路が遮断される。
このため、それ以降は二次電池からバックアップ電源が
供給されることになる。したがって、バックアップ用二
次電池の他、その大容量化を防ぐために一次電池をバッ
クアップ電源として使用しても、一次電池の液漏れを確
実に防止することができる。
【0006】
【第1実施例】以下、図1および図2を参照して第1実
施例を説明する。図1は電子式キャッシュレジスタ等の
電子機器に搭載されているバックアップ電源部を示した
回路構成図である。このバックアップ電源部には2種類
の電池として二次電池1、一次電池2が備えられてい
る。ここで、本実施例においては二次電池1としてニッ
ケルカドミウム電池(1.2×3=3.6V)をバック
アップ電池として使用する他、一次電池2としてマンガ
ン乾電池3個(1.5×3=4.5V)をバックアップ
電池として使用しており、製品出荷時には一次電池2は
二次電池1よりも電池電圧が大きいので一次電池2がバ
ックアップ電源として使用されるようになっている。
【0007】二次電池1は、通常と同様に、AC電源オ
ン時に逆流防止ダイオードD1、抵抗R1を介して供給
される充電電流によって充電され、AC電源オフ時に逆
流防止ダイオードD2を介してバックアップ負荷回路3
にバックアップ電源を供給する。ここで、バックアップ
負荷回路3はRAMや時計回路等で、AC電源オン時に
は、メイン電源部(図示せず)から逆流防止ダイオード
D3を介して供給される駆動電圧5Vによって動作す
る。
【0008】一方、一次電池2にはそのプラス側にヒュ
ーズ4が接続されており、一次電池2はヒューズ4、逆
流防止ダイオードD4を介してバックアップ負荷回路3
にバックアップ電源を供給する。ここで、ヒューズ4は
一次電池2がバックアップ電源を供給している通常時に
は切断されないが、それ以上の大電流が流れたときに容
易に切断され、一次電池2の液漏れを防止するために設
けられたものである。また、一次電池2はヒューズ4、
抵抗R2を介してマイクロコンピュータ5に接続されて
いる。ここで、マイクロコンピュータ5は電子機器の中
核を成すもので、電池電圧監視機能を有し、一次電池2
からの電池電圧をアナログ/デジタル変換し、それが
3.7V以上か0Vかを監視している。つまり、マイク
ロコンピュータ5は一次電池2の液漏れを防止するため
にその電池電圧を監視しており、一般にマンガン乾電池
の液漏れを防ぐためにはその電池電圧が1.0V以上
(乾電池の終止電圧は0.9V)でその使用を止めれば
よい訳であるが、二次電池1は全体で3.6Vであり、
それよりも少し手前の電圧で一次電池2の使用を止める
ために一次電池2の電池電圧が3.7V以上かを監視し
ている。この結果、一次電池2の電池電圧が3.7V未
満まで下がると、マイクロコンピュータ5はスイッチン
グ制御信号SWCをオンさせ、抵抗R3を介してスイッ
チングトランジスタ6のベースに印加する。なお、マイ
クロコンピュータ5には一次電池2の取り外しを報知す
るためのランプ7が設けられている。
【0009】スイッチングトランジスタ6はNPN型ト
ランジスタで、そのコレクタはヒューズ4に接続され、
エミッタはグランドレベル側に接続されており、これに
よって一次電池2に対して並列接続されている。スイッ
チングトランジスタ6はスイッチング制御信号SWCが
オフのとき、スイッチングトランジスタ6のベース電位
は抵抗R4を介してグランドレベル側に引張られ、スイ
ッチングトランジスタ6はオフ状態を保持しているが、
スイッチング制御信号SWCがオンすると、スイッチン
グトランジスタ6はオンされる。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。製品出
荷時には、二次電池1よりも一次電池2の方が電池電圧
が高いので、バックアップ負荷回路3は一次電池2によ
ってバックアップされている。ここで、製品がユーザに
渡り、ユーザがAC電源を投入すると、バックアップ負
荷回路3にはメイン電源が供給されると同時に二次電池
1への充電が行われる。また、マイクロコンピュータ5
は図2に示すフローチャートにしたがって一次電池2の
電池電圧を監視する監視処理を行う。この監視処理はA
C電源が投入される毎に実行されるが、一定時間毎(例
えば1ケ月毎)に行うようにしてもよい。
【0011】先ず、マイクロコンピュータ5は一次電池
2の電池電圧が3.7V未満まで低下したか否かをチェ
ックし(ステップS1)、3.7V以上であれば、この
監視処理から抜けるが、3.7V未満であることを検出
すると、ステップS2に進み、スイッチング制御信号S
WCをオンさせる。すると、スイッチングトランジスタ
6がオンされるので、一次電池2からの大電流がヒュー
ズ4、スイッチングトランジスタ6を介して流れ始め
る。そして、次のステップS3では一次電池2からの電
池電圧が0Vになったか、つまり、ヒューズ4が切断さ
れたかをチェックし、ヒューズ4が切断されるまでステ
ップS2に戻り、スイッチング制御信号SWCをオンさ
せる。この結果、ヒューズ4が切断され、電池電圧0V
を検出すると、マイクロコンピュータ5はスイッチング
制御信号SWCをオフさせると共に(ステップS4)、
ランプ7を点灯させてその旨をユーザに報知する(ステ
ップS5)。
【0012】以上のように本実施例においては、二次電
池1と一次電池2とを組み合せてバックアップ電源とし
て使用すると共に製品出荷からユーザに渡るまでの間は
一次電池2がバックアップ電源を供給し、その後は、二
次電池1がバックアップ電源を供給するようにしたから
二次電池1として大容量のものを使用する必要がなくな
る。また、一次電池2の電池電圧が3.7V未満に達し
た時点で強制的にヒューズ4を切断して一次電池2をシ
ョートさせたから、一次電池2の液漏れを確実に防止す
ることができる。このようにしてヒューズ4を切断した
のちは、バックアップ負荷回路3には一次電池2に代わ
って二次電池1からバックアップ電源が供給されること
になる。
【0013】
【第2実施例】以下、図3を参照して第2実施例を説明
する。上記第1実施例はマイクロコンピュータ5によっ
て電池電圧を監視するようにしたが、本実施例において
は、電池電圧の監視を電子回路のみで実現したものであ
る。電圧監視回路11は一次電池2の電池電圧を監視す
るもので、監視電圧が3.7Vに設定されている場合、
一次電池2の電池電圧が3.7V未満になった時、一次
電池2に対して並列接続されているサイリスタ12のゲ
ートをオンさせる。ここで、サイリスタ12の性質上、
ヒューズ4が切断されてサイリスタ12の入力電圧がな
くなるまでサイリスタ12はオンされているので、確実
にヒューズ4を切断することができる。ヒューズ4が切
断された後は、第1実施例と同様にニッケルカドミウム
電池でバックアップされることになる。
【0014】なお、上記実施例はヒューズ4を用いて一
次電池2をショートするようにしたが、スイッチングト
ランジスタ等で電源供給回路を遮断するようにしてもよ
い。また、一次電池を設置した時から一定時間、一定日
数が経過したことにより、一次電池からの電源供給を遮
断してもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、バックアップ用二次
電池の他、その大容量化を防ぐために一次電池をバック
アップ電源として使用しても、一次電池の液漏れを確実
に防止することができ、極めて実用性に富んだものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るバックアップ電源部の回路構
成図。
【図2】マイクロコンピュータ5における電池電圧監視
処理を示したフローチャート。
【図3】第2実施例に係るバックアップ電源部の回路構
成図。
【符号の説明】 1 二次電池 2 一次電池 3 バックアップ負荷回路 4 ヒューズ 5 マイクロコンピュータ 6 スイッチングトランジスタ 11 電圧監視回路 12 サイリスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の負荷に対してバックアップ電源を選
    択的に供給する一次電池と二次電池とを備えたバックア
    ップ電源部と、 前記一次電池の液漏れを防止するために予め決められて
    いる条件が成立したかを監視し、この条件成立を検出し
    た際に一次電池の電源供給回路を遮断する電源制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするバックアップ電源装置。
JP31922393A 1993-11-26 1993-11-26 バックアップ電源装置 Pending JPH07154922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31922393A JPH07154922A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 バックアップ電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31922393A JPH07154922A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 バックアップ電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07154922A true JPH07154922A (ja) 1995-06-16

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ID=18107785

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31922393A Pending JPH07154922A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 バックアップ電源装置

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JP (1) JPH07154922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09261883A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Sanyo Electric Co Ltd 二次電池の充電制御方法
US6049144A (en) * 1996-12-23 2000-04-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Rechargeable battery with a built-in safety circuit for a portable electric apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09261883A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Sanyo Electric Co Ltd 二次電池の充電制御方法
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