JPH07154781A - 可変長メモリバスを有する映像処理システム - Google Patents
可変長メモリバスを有する映像処理システムInfo
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Abstract
大きさを有するバスを通してnビットワードメモリに接
続された固定長Nビットを有するデータバスを含むプロ
セッサを内蔵したシステムを開示する。 【構成】 このシステムには、メモリ内で1ワードがN
ビットの書き込み命令のプロセッサを実行する毎に、異
なったアドレスにあるNビットのワードを構成するnビ
ットの各サブワードを連続的に書き込む手段と、メモリ
内で1ワードがNビットの読み出し命令を実行する毎
に、このメモリ内の異なったアドレスにあるnビットの
サブワードを連続的に書き込み、更に固定長バスの上に
これらのサブワードを並置する手段とがある。
Description
ックメモリと情報をやり取りするプロセッサを内蔵した
システムに関する。
ィールドの間、およびメモリフィールドとシステムの1
つの入力更には1つの出力との間のデータの転送を制御
するプロセッサを内蔵した映像処理システムに関する。
720×480画素の映像に使用されているメモリの典
型的な配置を示している。このメモリの大きさは16メ
ガビットである。それぞれが4メガビットの3つのメモ
リフィールドIB1−IB3は映像バッファであり、そ
れぞれ復号化映像に対応したデータを含んでいる。
像データを含むほぼ3.3メガビットのフィールドCD
と、いわゆる“プライベート”データを含むほぼ0.7
メガビットのフィールドPDとがあるが、このプライベ
ートデータは復号化には使用されておらず、例えばスク
リーン上に表示される映像の上に情報を重畳するため復
号器にユーザフレンドリな機能を与えるため使用されて
いる。
ァIB1−IB3が与えられることになっている。“内
部”、“予測”および“両方向”と呼ばれる3つのタイ
プの復号器がある。
来る符号化されたデータはバッファIB1−IB3の1
つに記憶された映像に直接対応している。
CDは予め復号化された映像の一部と必ず結合される映
像の一部に対応している;このように映像バッファの1
つには既に復号化された映像を含むことが必要であり、
1つのバッファは復号化される映像を含むことが必要で
ある。
タCDは既に復号化された2つの映像内に取り出される
映像の2つの部分と必ず結合される映像の一部分に対応
している;それ故、2つのバッファは既に復号化された
2つの映像を記憶するため必要であり、更に1つのバッ
ファが復号化される映像を記憶するため必要である。
またはインターリーブ形式である。プログレッセブ形式
の場合は、映像の1つの部分が既に復号化される映像内
に取り出されており、この映像の部分は一連の偶数およ
び奇数ラインに対応している。インターリーブ形式の場
合は、映像に2つの部分が既に復号化された同じ映像内
に取り出されており、一方の部分は偶数ラインに、他方
の部分は奇数ラインに対応している。
ある。前方型の場合、映像の1つの部分は表示の順に現
在復号化された映像の前の映像内に取り出される。後方
型の場合、映像の1つの部分は表示の順に現在復号化さ
れた映像の後の映像内に取り出されている。これは復号
化された映像が表示の順と異なる順序で到来することを
意味している。更に、現在復号化された映像を含む場
合、前方予測用に1つの映像を記憶し、後方予測用に1
つの映像を記憶するため2つのバッファの追加が必要で
ある。
0とメモリとの間にあるMPEG復号器の従来の典型的
なアーキテクチャの概要を示している。メモリは一般に
は低廉であるが格好の悪くないダイナミックメモリ(D
RAM)である。復号化システムMPEGのダイナミッ
クメモリは4つのブロック12に分割され、各ブロック
の容量は256−16ビットキロワードである(4メガ
ビット)。各ブロック12は16ビットデータバスD1
6を通しインターフェイス14に接続されている。イン
ターフェイス14は通常は“システムバス”と呼ばれて
いる64ビットデータバスD64を通してMPEG復号
化回路10に接続されている。このように、システムの
メモリは64ビットの256キロワードを有するように
構成されている。
8ビットアドレスバスが使用されている。ダイナミック
メモリはページと呼ばれる幾つかのフィールドに分割さ
れている。ダイナミックメモリの1ワードにアクセスす
るため、通常は列アドレスストローブ(RAS)と呼ば
れておりページの1つを選択する一番目のアドレスサイ
クルが一番目に実行される;次に通常は行アドレススト
ローブと呼ばれておりページ内の1ワードを選択する二
番目のアドレスサイクルが実行される。実際には所定の
例ではRASサイクルの間プロセッサ10が発生するア
ドレスRA+CAに対する9個の最上位のビットRAに
対応し、CASサイクルの間同上アドレスに対する9個
の最下位ビットCAに対応した9ビットアドレスAがダ
イナミックメモリにある。プロセッサ10により与えら
れる信号R/Cで制御されるマルチプレクサ15は最上
位ビットRAまたは最下位ビットCAを選択しダイナミ
ックメモリにアドレスAとして与えられる。
イクルCASの何れかが実行されるかダイナミックメモ
リに示すため、プロセッサ10はそれぞれ信号RASま
たは信号CASをイネーブルにする。更に、回路10は
メモリの読み出しまたは書き込みモードを選択する信号
R/W* を出力する。
により与えられるクロック信号CKにより制御されてい
る。
の実施態様を示している。バスD64は三状態ゲート1
8の出力とフリップフロップ20の入力に接続されてい
る。三状態ゲート18は信号R/W* により制御されフ
リップフロップ20はクロック信号CKにより制御され
ている。4つの並列バスD16は三状態ゲート22の出
力とフリップフロップ24の入力に接続されている。三
状態ゲート22は信号R/W* のコンプリメントにより
制御され、フリップフロップ20の出力を受けている。
フリップフロップ24は信号CASにより制御されその
出力は三状態ゲート18に接続されている。
ーフェイスを理解するためのこれ以上の説明はダイナミ
ックメモリのあらゆるデータシートの中に見いだすこと
ができる。
は、前述の通り少なくとも3つの映像バッファが必要で
ある。完全なMPEG符号化/復号化システムは圧縮比
が高いが、これは電波とコンパチブルな周波数で符号化
されたデータを伝送するためである。有線テレビジョン
システムの場合、許容周波数はより高く、従ってそれ程
圧縮比を高くする必要がない。このように、有線伝送の
場合は内部符号化および前方予測符号化のみを用いたM
PEG符号化/復号化システムを提供することが可能で
ある。このようなシステムに使用される復号器には2つ
の映像バッファのみが必要である。4メガビットのメモ
リが節約される。
ック12は標準のコンポーネントであり、256キロワ
ードの容量は最小の標準値である。従って、メモリの大
きさを減少させたいならば1以上のブロック12を除去
しメモリバスの大きさを少なくする必要がある。メモリ
バスの大きさを変更することは、MPEG復号器のアー
キテクチャの変更、とりわけシステムバスD64に接続
され、メモリとデータの交換を行なう種々の周辺エレメ
ントの変更を含んでいる。
ータの交換を行なう周辺エレメントのアーキテクチャを
変更する必要を生ずることなく、可変長を有したメモリ
バスに適合できるプロセッサを内蔵したシステムを提示
することである。
メモリすなわち容量が半分のメモリで動作できるMPE
G復号器を提示することであり、これにより従来のMP
EG復号器を使用することが簡単な方法で実現できる。
はNがnの倍数でありnが可変の時大きさが一定のNビ
ットのデータバスを有し、大きさがnビットであるバス
を通しNビットのワードメモリに接続されているプロセ
ッサを内蔵したシステムを提示している。このシステム
にはメモリ内のNビットワードの書き込み命令のプロセ
ッサにより実行される毎に、異なったアドレスでNビッ
トワードを構成するnビットの各サブワードを連続的に
書き込む手段と、メモリ内のNビットワードの読み出し
命令を実行する毎に、nビットの異なったアドレスサブ
ワードのメモリ内で連続的に読み出し、更に一定長バス
の上でこれらのサブワードを並置する手段とがある。
ムには(N/n)−1回の命令サイクルの間にプロセッ
サ内で各読み出しまたは書き込み命令をロックする手段
があり、同じ読み出しまたは書き込み命令がN/n回実
行される。
段にはプロセッサの命令ポインタの増加を禁止する手段
がある。
段にはプロセッサにクロック信号を送ることを禁止する
手段がある。
ムにはプロセッサにより与えられるメモリアドレスにN
/nを掛ける手段と、同一の読み出しまたは書き込み命
令を実行する毎にアドレスを増加または減少させる手段
がある。
ムには各イネーブル信号をアクティブにすることにより
一定長のバスの上にNビットを受けるため接続された装
置があり、各々の装置は読み出し命令がそれぞれ実行さ
れる毎に規則的にアクティブにされる。N/n回の同じ
読み出し命令の最後の命令を実行する間のみイネーブル
信号をアクティブにする手段も与えられている。
ムには各イネーブル信号をアクティブにすることにより
一定長のバスの上にNビットを書き込むため接続された
装置があり、各々の装置は書き込み命令が実行される毎
に規則的にイネーブルされる。N/n回の同じ書き込み
命令の最初を実行する間のみイネーブル信号をアクティ
ブにする手段も与えられている。
ムにはアドレス折り返し(folding)手段があ
り、これによりメモリ内に入ったアドレスはプロセッサ
により発生されるアドレスがフィールドの上限より大き
ければ予測フィールド内にある。
ムはMPEG標準に従い符号化される映像を復号化する
システムでありメモリフィールドには復号化された映像
が記憶される。このメモリフィールドの大きさは表示さ
れる2つの映像の大きさより小さく、更に復号化された
データが未だ表示されない映像の一部に対応したデータ
の上に書き込まれる前に復号化を停止する手段がある。
(CODEC)システム、即ち内部符号化および直接予
測符号化のみを使用したシステムに関連して記載する。
当業者はこの発明はハーフサイズの映像を処理する完全
符号化/復号化システムにも適合できることが判るであ
ろう。
り小さいが、符号化されたデータを有線で伝送すること
には適合性がある。前述のように、この種のシステムの
復号器には2つだけのバッファが必要である。
エレメントのアーキテクチャを変更することなく、完全
なMPEG符号化/復号化システム、およびメモリが完
全なシステムの半分である不完全な符号化/復号化シス
テムの両方に使用できる復号器アーキテクチャを提示し
ている。このようなアーキテクチャにより、2つの問題
が生ずる。
さを半分にすることによりメモリバスの大きさが二分割
される。これには、メモリと復号器の他のエレメントと
の間でデータの交換を続ける希望があるならば、これら
のエレメントのアーキテクチャを変更する必要がある。
この変更を避けるため、この発明では一定長のシステム
バスを保持し、更にシステムバスと可変長メモリバスの
間に(後述する)特別なインターフェイスを実現するこ
とを提案している。
より理論的には2つの映像バッファと圧縮データを入れ
ておく十分なスペ−スが不要となる。
されたメモリの典型的なアーキテクチャを示している。
メモリにはアドレスAiで始まる4メガビットの映像バ
ッファIB1と、アドレスAi+Lで終わる2メガビッ
トのハーフ映像バッファ1/2IBがある。符号化され
たデータCDには1.75メガビットがあり、プライベ
ートデータPDには0.25メガビットがある。MPE
G−2標準では記憶される符号化データの数が1.75
メガビットを越えないように勧めている。
よれば、2未満の映像バッファ(この例では1.5)が
従来の復号器の2個の代わりに使用されている。以下で
はこの発明による方法には1.5の映像バッファを使用
した場合を記載する。
2を使用した従来の予測復号化を図示している。バッフ
ァIB1には既に復号化された映像I1があり、バッフ
ァIB2には復号化される映像I2がある。バッファI
B2では、斜線領域は復号化されている映像I2の部分
を示している。
れ、各ブロックは一般に16×16画素を含んだ映像ス
クエアに対応している。バッファIB2では、太い線は
復号化されるブロックCBを示している。ブロックCB
が予測復号化から生じていれば、前の映像I1で取り出
された予測ブロックPBから再生される。予測ブロック
PBを見つけるため、ブロックCBを復号化するのに役
立つデータによりベクトルVが与えられるが、このベク
トルにより映像内でブロックCBの位置に対する予測ブ
ロックPBの位置が定められる。
リ内の予測復号化サイクルを図示している。バッファI
B1には表示される既に復号化された映像I1を最初含
んでいる。映像I1はライン毎に表示される。バッファ
IB1の低い部分では、斜線領域は表示されない映像I
1の部分を示している。
像I2により完全に満たされている。ハーフバッファ2
/1IBは仮想領域とハーフバッファ1/2IBの和が
完全な映像バッファに対応するように点線で示した仮想
領域VIBにより拡大されている。図示のように、再生
される映像I2のブロックCBは仮想領域VIB内にあ
る。実際には、(以下に記載する)アドレス折り返し装
置により、仮想領域VIBは映像バッファIB1の最初
の半分内に配置される。このように、映像I2の現在の
実際のブロックCBは太い線で示すように、バッファI
B1の最初の半分内にある。
い動作を満たす一番目の必要性は、映像I2のブロック
CBに書き込まれたバッファIB1のフィールドが図4
Bに示すように既に表示された映像I1のフィールドと
対応することである。これを行なうため、(以下に記載
する)システムでは復号化される映像(I2)が表示さ
れる映像(I1)の未だ表示されないフィールドに到達
する時復号化を禁止している。このようなシステムの使
用が可能であるのは、映像の復号化の期間が平均して映
像の表示期間より厳密に短いためである。
は、再生される映像I2により占有されるバッファIB
1のフィールドが既に復号化された映像I1内で取り出
される予測ブロックに対応しないことであるが、これは
これらの予測ブロックが映像I2のブロックにより書き
直されるためである。既に示したように、現在のブロッ
クCBを再生するのに役立つ予測ブロックPBの位置は
ベクトルVにより決定されるが、そのベクトルの始まり
は映像I1では映像I2の仮想ブロックCBの位置に対
応した位置Pである。ベクトルVの高さがハーフ映像の
高さからブロックの高さを引いた高さになるならば、既
に書き直された予測ブロックが映像I1内で取り出され
る危険性があることに注意する必要がある。実際にはベ
クトルVの高さはハーフ映像の高さより小さい値に制限
される。とりわけ、MPEG−2標準では例えばハーフ
映像の高さが240画素であるが、不完全符号化/復号
化システムの場合ベクトルVの高さが128画素まで制
限される。それ故、再生される映像により書き直される
予測ブロックを取り出す危険性がない。
ロックの高さでHvがベクトルの最大の高さの時、バッ
ファ1/2IBがHv+16映像ラインを有する十分な
大きさならば常に満たされる。720×480画素の映
像でベクトルVが128画素の最大の高さの例の場合、
0.3−映像バッファ1/2IBで十分である。
と、映像I2の始まりはバッファ1/2IBの中にあ
り、映像I2の終わりはバッファ1/2IBの一番目の
半分の中にある。後続の再生映像は最初バッファIB1
の二番目の半分を満たし、次にバッファ1/2IBは映
像I2の二番目の半分と同じ方法でバッファIB1の一
番目の半分を満たす、等々。
メモリバスを有するMPEG復号器のアーキテクチャの
概要を図示している。図1Bと同じエレメントには同じ
参照文字を付けている。2つの最下位バスD16はメモ
リブロック12に接続されている。2つの最下位バスD
16はメモリ装置に接続されていない。MODEライン
の状態は復号器に対し2つの最上位バスD16がメモリ
に与えられるか否かを示している。ここでも、および以
下でも参照番号が14’であるメモリとのインターフェ
イスの回路はMODEラインの状態の関数として図1B
の回路に対し変更されているが、これは4つのバスD1
6のライン、すなわち2つの最下位のバスD16のライ
ンのみにバス64の64本のラインの方向を向けるため
である。これを行なうため、インターフェイス14’も
補助回路48により与えられる選択信号SELを受け
る。回路48はMODEライン、信号CK、RAS、R
/W* を受け、更に信号VALとINHを与えるがその
関数は以下に記載する。
路10に従来内蔵されている先き入れ/先き出し(FI
FO)バッファメモリ10−1に接続されている。多数
のこれらのFIFOはバスD64により書き込みモード
でアクセスされるが、他のFIFOは読み出しモードで
アクセスされる。従来のシステムの図1Bでは、各FI
FOはバスD64の上でデータを伝送する時、すなわち
バスD64からデータを読み出す時信号ENによりイネ
ーブルにされる。図5では、各FIFOは信号EN’に
よりイネーブルにされるが、この信号は前述の信号EN
および補助回路48により与えられる信号VALとを受
けるANDゲートの出力により与えられている。
A+CAは、以下に詳細を記載するアドレス折返し回路
(FOLD)52を通しマルチプレクサ15に与えられ
ている。回路52もMODEラインを受ける。
路14’の詳細な実施態様を示している。図2と同じエ
レメントは同じ参照文字を付けている。三状態ゲート1
8と22は図2のフリップフロップ24と同じくそれぞ
れ2つのサブセットに分割されている。一番目のサブセ
ット18−1,22−1,24−1はバスD64の最下
位ビット(0:31)に割り当てられている;二番目の
サブセットはバスD64の最上位ビット(32:63)
に割り当てられている。フリップフロップ24−1は2
つの最下位バスD16からラインを受けている。これら
の最下位バスD16のラインもマルチプレクサ60の入
力に加えられ、二番目の入力は2つの最上位バスD16
からのラインを受けている。マルチプレクサ60はMO
DEラインにより制御されており、その出力はフリップ
フロップ24−2に加えられている。三状態ゲート22
−2はフリップフロップ20から最上位出力ライン(3
2:63)を直接受けている。マルチプレクサ62は一
番目の入力でフリップフロップ20からの最上位出力ラ
インを受け、二番目の入力でフリップフロップからの最
下位出力ラインを受けている。マルチプレクサ62は図
5に関連し述べた信号SELにより制御されており、そ
の出力は三状態ゲート22−1に加えられている。
通してそれぞれフリップフロップ24−1と24−2の
イネーブル入力に加えられており、ANDゲートのそれ
ぞれも復号器66の出力を受けている。復号器66では
MODEライン、信号SEL、およびCASの状態が検
討される。復号器66にはORゲート68と69があ
り、それぞれのORゲートはANDゲートに接続され、
一番目の入力にMODEラインを受けている。ORゲー
ト68の二番目の入力はラッチ70の非反転出力を受け
ている。ラッチ70の反転出力はゲート69の二番目の
入力に加えられている。ラッチ70のイネーブル入力は
信号CASを受け、更にラッチ70のデータ入力は信号
SELを受けている。
ズメモリバス(2つの最下位バスD16のみ)が使用さ
れる時、概略以下のように動作する。
ルサイズ又はハーフサイズ)に拘らず、データの転送を
制御するプロセッサにより実行されるルーチンはいずれ
の場合も同じである。
メモリ内に読み出しまたは書き込む命令は二度実行され
るが、この命令はフルサイズメモリバスで規則的に一度
だけ実行されている。同じ命令をダブルに実行する方法
を以下に記載する。
行する間、同じアドレスRA+CAが折返し回路52の
入力に現われる。折り返し回路52の機能の1つは、例
えば2をアドレスRA+CAに掛け更に異なる最下位ビ
ットを同じ命令の二度の実行のそれぞれに加えることに
より、同じ命令を二度実行する間異なるアドレスAをメ
モリに確実に加えることである。このように、同じ読み
出しまたは書き込み命令の二度の実行のそれぞれの間、
異なるメモリの位置がアクセスされる。
ならば、書き込まれるデータは二回の実行の間バスD6
4上にロックされる。一番目の実行の間、マルチプレク
サ62は例えば2つの最下位バスD16の上でバスD6
4に対し32個の最上位ビットの方向を(適当な信号S
ELを通して)変える。このように、書き込まれるデー
タの最上位ビットは一番目のアドレスに書き込まれる。
二番目の実行の間、マルチプレクサ62は2つの最下位
バスD16の上でバスD64に対し32個の最下位ビッ
トの方向を変える。このように、書き込まれる最下位デ
ータは一番目のアドレスと異なる二番目のアドレスに書
き込まれる。勿論、新しいデータが二番目の実行の間バ
スD64の上に現われないようにステップが取られる。
これは二番目の実行の間FIFOを二回イネーブルにし
ない信号VALにより行なわれる。
合、前述に記載したものと反対の動作が行なわれる。二
回の実行のそれぞれの間、折り返し回路52はアドレス
バスAの上で種々のアドレスを現しており、一番目の実
行ではバスD64の上で伝送されるデータの最上位ビッ
トが読み出され、更に二番目の実行では同じデータの最
下位ビットが読み出される。マルチプレクサ60とフリ
ップフロップ24−1と24−2の正しい制御により、
読み出されるデータの最上位ビットは一番目の実行の間
にバスD64の最上位ラインの上に現われ、更に読み出
されるデータの最下位ビットは二番目の実行の間バスD
64の最下位ラインの上に現われる。勿論、FIFOに
より二番目の実行においてのみバスD64の上のデータ
が検討されるが、これは一般に一番目の実行の間アクテ
ィブでない状態によりFIFOの有効性を妨げる信号V
ALにより決定される。
インはインターフェイスが図2のインターフェイスに等
しいので図6のインターフェイス回路の上で動作する。
前述の信号VALは常にアクティブであり、しかもFI
FOは読み出しまたは書き込み命令の各実行でイネーブ
ルになる。更に、折返し回路52によりアドレスRA+
CAは変更なしに通過する。
ト)のメモリバスを通したメモリ内の2つの64ビット
データD1とD2の書き込みサイクルと読み出しサイク
ルをそれぞれ図示している。これらの図は各命令が1ク
ロックサイクル内で実行される制限命令領域(RISC
アーキテクチャ)を有したプロセッサを使用した例に対
応している。
であることを示すため“0”にある。
が、信号R/W* は“0”にある。時間t1−t7はク
ロック信号CKの連続した立ち上がりエッジを示してい
る。時間t1で、メモリ内に連続してデータD1とD2
を書き込みたいとする。ページアドレスRAを計算する
のに必要な不動作サイクルNOOPは一番目に時間t1
とt2の間で実行されている。時間t2とt3の間では
ページ選択サイクルであるサイクルRASが実行される
が、その間ページアドレスRAはアドレスバスAの上に
ある。アドレスRAは時間t2とt3の間で発生する信
号RASの立ち下がりエッジでダイナミックメモリによ
り検討される。
号VALは時間t3までイネーブルにされる。信号VA
Lのアクティブ状態によりイネーブル信号EN’はFI
FOに伝送される;信号EN’によりイネーブルにされ
たFIFOはバスD64の上にデータD1を表す。
るCAS1がスタートし、更にアドレスバスAの上に表
されるアドレスCAS1+1によりメモリの位置が選択
される。信号VALがデセーブルされ、これによりFI
FOがイネーブルにされない。信号SELがイネーブル
にされ、これによりマルチプレクサ62が切り替えられ
るが、これは2つの最下位バスD16の上にデータD1
の最上位ビットD1(63:32) を表すためである。
これらの最上位ビットD1(63:32) は、時間t3
とt4の間に生ずる信号CASの立ち下がりエッジの間
にアドレスCA1+1でメモリ内に転送される。
るCAS2がスタートし、更に新しいアドレスCA1が
アドレスバスAの上に表される。信号VALがイネーブ
ルにされる。信号SELがデセーブルされ、これにより
マルチプレクサが切り替えられるが、これは最下位バス
D16の上にデータD1の最下位ビットD1(31:
0)を表すためである。これらの最下位ビットD1(3
1:0)時間t5の前に、信号CASの次の立ち下がり
エッジの上のアドレスCA1でメモリ内に転送される。
信号CASの立ち下がりエッジの間、信号EN’は信号
VALがアクティブであることにより再びイネーブルに
なるが、これによりバスD64の上に新しいデータD2
を表すFIFOがイネーブルにされる。
い2つの新しいサイクルCAS1とCAS2が、メモリ
内で順次データD2の最上位ビットD2(63:32)
をアドレスCA2+1に、最下位ビットD2(31:
0)をアドレスCA2に書き込むため発生している。
ックメモリ内にある2つのデータD1とD2の読み出し
サイクルに対応している。信号R/W* は読み出しサイ
クルが実行されることを示すため“1”である。MOD
Eラインは未だ“0”である。図7Aの場合のように、
時間t1とt3の間で、不動作サイクルNOOPとサイ
クルRASはメモリのページを選択するため実行され
る。図7Aとは反対に、信号VAL(それ故信号E
N’)は時間t2とt3の間でイネーブルにされない。
あるCAS1がアドレスCA1+1でスタートする。信
号SELはイネーブルにされる。時間t4の前で信号C
ASの立ち下がりエッジの直後に、アドレスCA+1に
ある最上位ビットD1(63:32) が2つの最下位バ
スD16の上でダイナミックメモリにより表される。
るCAS2がアドレスCA1でスタートする。信号SE
Lがデセーブルされ、これによりゲート65の出力S1
がイネーブルする。信号S1がアクティブになることに
よりバスD64の最上位ラインの上でビットD1(6
3:32) がロックされる。時間t5の前で信号CAS
の新しい立ち下がりエッジの直後に、アドレスCA1に
ある最下位ビットD1(31:0)が2つの最下位バス
D16の上に現われる。
いデータD2の2つの新しい読み出しサイクルCAS1
とCAS2がスタ−トする。信号SELは再びイネーブ
ルにされ、信号VALは初めてイネーブルにされる。信
号SELがアクティブになることにより、ゲート64の
出力S2はイネーブルにされる。フリップフロップ24
−1により2つのバスD16の上にある最下位ビットD
1(31:0)は、バスD64の最下位ラインの上でロ
ックされる。64ビットデータである完全なデータD1
はバスD64の上にある。信号VALがイネーブルにさ
れると、FIFO10−1の1つに対応した信号EN’
がイネーブルにされ、これによりFIFO10−1はバ
スD64の上にあるデータD1に検討を加える。
な実施態様を示している。回路52は図3に基づき構成
された8ビットメモリをアクセスする働きをするアドレ
スで、プロセッサにより伝送されたアドレスRA+CA
を16メガビットメモリに規則的にアクセスさせる役目
をしている。
番目の機能は、プロセッサ10’により与えられるアド
レスRA+CAがハーフバッファ1/2IBの終わりを
示すアドレスAi+L(LはバッファIB1および1/
2IBの長さ)を越える時、映像バッファIB1の始ま
りのアドレスAiでスタートするアドレスを与えること
である。
出しまたは書き込み命令の各実行において異なったアド
レスを発生することである。
でプロセッサにより与えられるアドレスRA+CAを受
けるアダー80がある。アダー80の二番目の入力は、
ANDゲート82が導通であれば値−Lを受けている。
ANDゲート82の入力の1つはMODEラインの反転
の値を受けている。二番目の入力は比較器84の出力a
>bを受けている。比較器84の入力aはアドレスRA
+CAを受け、入力bはアドレスAi+Lを受けてい
る。このように、MODEラインが“0”であれば(ハ
ーフサイズメモリバス)、アダー80の出力はRA+C
AがAi+Lより低ければRA+CAであり、高ければ
RA+CA−Lである。
符号化を使用しているので、プロセッサのみにより2つ
の入力バッファに対応したRA+CAアドレスが与えら
れる、即ちアドレスがAi+3Lになる3つの入力バッ
ファを有した完全なシステムと異なり、これらのアドレ
スは決してAi+2Lを越えない。
づき構成された8メガビットメモリを使用できるアドレ
スを発生するが、これらのアドレスは16メガビットメ
モリの中の12メガビットに対し発生する。
チプレクサ86があり、一方に入力でアダー80の出力
を受け、二番目の入力のウエイト1−17のビットにア
ダー80の出力のウエイト0−16のビットを受け、更
にこの二番目の入力のウエイト0のビットは信号SEL
に接続されている。マルチプレクサ86はMODEライ
ンにより制御されており、更にその出力はアドレスAを
与えるマルチプレクサ15に接続されている。MODE
ラインが“0”であれば(縮小したサイズのメモリバ
ス)、マルチプレクサ86は表示の構成では2を乗算し
たアダー80の出力値に対応した二番目の入力を選択
し、最下位のビットは信号SELの値に置き換えられ
る。信号SELは図7Aと図7Bでは各サイクルCAS
1では“1”であり、各サイクルCAS2では“0”で
あるが、サイクルCAS1の間バスの上に表されるアド
レスは図示のようにサイクルCAS2の間表されるアド
レスより1だけ高い。
縮小されたメモリバスで使用できるアドレスを発生して
いるが、これらのアドレスはサイズが完全なメモリバス
に対し規則的に発生している。
いない前の映像の部分に重ね書きすることから防ぐ回路
の概略的な実施態様である。
(VLD)88とビデオインターフェイス90がある。
VLDはメモリのフィールドCDに記憶された記憶情報
を受け、VLDが再生される映像のブロックに対応した
データを復号する毎にパルス1を出す。ビデオインター
フェイス90は表示される映像のデータを受け、映像ラ
インが表示される毎にパルス1Lを出す。VLDは信号
ENVLDを通して規則的にイネーブルされる。
1Bと1Lを受け復号化禁止信号DINH* を出すが、
この信号のアクティブ状態(O)は例えばANDゲート
94を通しこれらの2つの信号を結合することにより信
号ENVLDがVLDに到達しないようにする。制御回
路92には例えばパルス1Bの数(復号化されたブロッ
クの数)を計算し、復号化ブロックの数が完全な映像に
一致した時リセットするカウンタNBがある。二番目の
カウンタNLはパルス1Lの数(表示ラインの数)を計
算し、表示ラインの数が完全な映像に一致した時リセッ
トする。以下ではNBおよびNLもカウンタNBとNL
のそれぞれの内容を示すものとする。
ターリーブ”と呼ばれる2つの表示モードがある。プロ
グレッセブモードによれば、偶数および奇数ラインが連
続的に表示され、更にインターリーブモードによれば、
最初に奇数ラインが表示され次に偶数ラインが表示され
る。
20×480画素から構成されており、各ブロックには
16×16画素が含まれている。従って、各映像に対し
1350個のブロックがあり、ラインの幅は45ブロッ
クである。
る映像を記憶する映像バッファは直線的に空にされる。
制御回路92は復号化されるブロックの数NBがハーフ
映像に対応したブロックの数(675)と表示されるラ
インに対応したラインの数(45int[NL/16]
で、ここにint[…]は…の部分の整数部を意味す
る)を加えた数になる度に、禁止信号DINH* をイネ
ーブルにする。DINH* は次の場合イネーブルにされ
る: NB>675+45int[NL/16]
像を含む映像バッファは例えば最初奇数ラインを空に
し、次に偶数ラインを空にする。このように一番目の段
階では、表示されるラインの数がハーフ映像に一致して
いなければ(NL<240)、信号DINH* は復号化
ブロックの数がハーフ映像に一致したブロックの数に到
達する毎に(NB>675)イネーブルにされる。二番
目の段階では、表示されるラインの数がハーフ映像より
大きければ(NL>240)、信号DINH* は復号化
されるブロックの数がハーフ映像に対応したブロックの
数に表示される偶数ラインに対応したブロックの数を加
えた数になる毎にイネーブルされる。表示される偶数ラ
インの数を知るため映像内(240)の奇数ラインの数
は表示されるNLラインのトータル数から差引かれる。
このように、DINH* は次の条件であればこの第二段
階でイネーブルにされる: NB>675+45int[(NL−240)/8]
比較器に対する当業者が容易に製造できる。
いる。回路48には反転出力Q* がデータ入力に接続さ
れているフリップフロップ96がある。フリップフロッ
プ96のクロック入力はクロック信号CKを受けてい
る;“0”でアクティブになるクリア入力CLはAND
ゲート98の出力を受けている。この構成により、入力
CLが(“1”で)デセーブルになるとすぐ、フリップ
フロップ96は“レリーズ”となり、クロックCKの周
波数を半分にするため2分割するデバイダとして動作す
る。
およびMODEラインの他に、信号RASのコンプリメ
ントRAS* を受ける。フリップフロップ99のデータ
入力は信号CASを受け、更にクロック入力は信号RA
S* を受ける。このアーキテクチャにより、MODEラ
インが“0”であれば(これはサイズが縮小したメモリ
バスの場合である)、フリップフロップ96は読み出し
または書き込みサイクルの間のみレリーズされる(信号
CASの後、信号RASもイネーブルであれば、メモリ
のリフレッシュサイクルの間生ずるフリップフロップ9
6のレリーズが取り除かれる)。
ゲート100の一番目の入力に接続されている。ゲート
98の出力はゲート100の二番目の入力に接続されて
いる。MODEラインが“0”であれば、フリップフロ
ップ96の出力Qにより信号SELが与えられ、更にゲ
ート100の出力により図7Aの信号VALが与えられ
る(メモリ内の書き込みサイクル)。(メモリの読み出
しサイクルに対する)図7Bの信号VALは図7Aの信
号VALに対し3クロックサイクルだけシフトされてい
る。信号SELは図7Aの信号VALに対し1クロック
サイクルだけシフトされている。このように、図7Bの
信号VALはフリップフロップ96の出力Qに対し直列
に配置されている2つのフリップフロップ102と10
4を通し2クロックサイクルだけ信号SELを遅延させ
ることにより得られている。適当な信号VALがフリッ
プフロップ104の出力とゲート100の出力を受け、
更に信号R/W* により制御されるマルチプレクサ10
6により選択されている。信号VALは完全なメモリバ
スが使用されている時常にアクティブであるので、OR
ゲート107はMODEラインとマルチプレクサ106
の出力を受けている。
命令を処理する従来のプロセッサのコンポーネントの幾
つかを示している。プロセッサには16メガビットのメ
モリが与えられたMPEG復号化システムのためにある
プログラムを有した命令メモリ108がある。命令ポイ
ンタ110により実行される命令IのアドレスIAが与
えられている。命令IはアドレスRA+CAと信号RA
S、CAS、R/W*およびR/Cを発生する処理ユニ
ット(ALU)112にメモリ108により加えられて
いる。命令ポインタ110はアダー114により各クロ
ックサイクル毎に増加する。このように、各クロック信
号CKにおいて、プロセッサ112内で実行される新し
い命令がメモリ198に取り出される。
4はフリップフロップ102の出力により与えられる信
号INHにより禁止される。信号INHは図7Aと図7
Bの各サイクルCAS2の間アクティブである。従って
一番目の読み出しまたは書き込み命令(CAS1)をそ
れぞれ実行した後、次のクロックサイクルの間命令ポイ
ンタは増加することを妨げられるが、これにより同じ読
み出しまたは書き込み命令は次のサイクルの間常に実行
される。勿論、この命令が実行される次の間、アドレス
RA+CAは通常変更されない。折り返し回路52は同
じ読み出しまたは書き込み命令の2つの実行のそれぞれ
の間異なったアドレスを発生するように動作する。
つの実行を行なうため、特に簡単な変更を行なったプロ
セッサの他のアーキテクチャを示している。このプロセ
ッサには図9Aの処理ユニット112の一部の他に、命
令ポインタ110、命令メモリ108、アダー114が
ある。信号RAS、CASおよびR/W* はクロック信
号CK、トリプル周波数クロック信号3CK、およびユ
ニット120により与えられる制御信号からユニット1
22により発生している。この制御信号はユニット12
0内で実行するためロードされた命令に直接対応してい
る。
でクロック信号CKを受けている。この発明の実施態様
によれば、信号CKとSELを受けるORゲート124
はユニット120のクロック入力CLKに置かれてい
る。この構成により、制御ユニット120は信号SEL
がアクティブである度に、“停止”されるが、信号RA
Sと信号CASは規則的に伝送される。読み出しまたは
書き込み命令がユニット120内でロードされると、こ
の命令は信号SELが(図7Aと図7Bの一番目のサイ
クルCASのそれぞれの間に)アクティブである限り次
の命令によりリプレースされない。ユニット122が無
変更のクロック信号CK、3CKを受けているので、ユ
ニット122の動作はロードされた命令が維持される限
り各クロックサイクルで繰り返される。
これはORゲート124を配置する前にユニット120
のクロック入力が容易にアクセスできるからである。前
述のように、この発明についての好都合な実施態様は従
来のアーキテクチャを少し変更して記載しているが、こ
れによりアーキテクチャが完全メモリを使用している
か、または縮小メモリバスをしているかに拘らずデータ
を簡単に転送するプログラムが与えられている。折り返
し回路52と命令ポインタ110またはクロックCKの
命令に対する禁止機能とを使用したくないならば、アー
キテクチャが完全メモリバスまたは縮小メモリバスのい
ずれかを使用しているかにより、2つの異なったプログ
ラムを与えることも勿論可能である。
RISCアーキテクチャプロセッサに対応している、す
なわち各クロックサイクルは1つの命令の実行に対応し
ている。このようなアーキテクチャによりRASサイク
ルの後いくつかの連続したCASサイクルを実施でき
る。複雑な命令回路(CISC)により、読み出しまた
は書き込み命令はサイクルNOOP、RASおよびCA
Sのアセンブリに少なくとも対応している。読み出しま
たは書き込み命令がこのようなアーキテクチャ内で二度
実行されると、サイクルNOOP、RASまたはCAS
のシーケンスが二度実行される。当業者は当該信号VA
L、INHおよびSELの波形を決定し、これらの信号
を発生させることができる。これを実現するため、例え
ば図9の回路には命令サイクルには一致するがクロック
サイクルには一致しないパルスCKが与えられている。
Bの回路は例として提示している。これらの回路は種々
の方法で記載の機能を使用することにより当業者が容易
に実現できる。
に関連して記載しており、この発明はメモリの大きさを
考慮することなく固定長システムバスおよび可変長メモ
リバスを内蔵したあらゆるプロセッサに適応できること
に注意する必要がある。
SELを使用するかわり、メモリバスの大きさがn=2
p で、システムバスの大きさがN=2P であるとすれ
ば、いくつかのMODEラインおよび幾つかのラインS
ELが使用されている。
の増加を禁止する信号INHは同じ読み出しまたは書き
込み命令がN/n回実行されるようにするため(N/
n)−1回の読み出しまたは書き込みサイクルの間アク
ティブのままである。
折り返し回路内でN/nが掛算されており、更にこれら
のアドレスの最下位ビットはラインSELの状態と置き
換えられるが、これは同じ読み出しまたは書き込み命令
の実行において異なるアドレスを使用するためである。
スとメモリバスの間のインターフェイス回路には2つの
シフトレジスタ、すなわちメモリ書き込みレジスタとメ
モリ読み出しレジスタがある。
(D64)のN本のラインを受けており、メモリバス
(4つのバスD16)のN本のラインが出ている。書き
込みシフトレジスタはMODEバスによりプログラムさ
れており、各クロックサイクルでnビットを右にシフト
する。このように、システムバスの上にあるワードに対
するN/n個の連続したnビットのサブワードはメモリ
バスのユースフル(最下位)ラインの上にある。
本のラインを受けており、システムバスのN本のライン
が出ている。読み出しシフトレジスタはMODEバスに
よりプログラムされており、各クロックサイクルでnビ
ットを左にシフトする。このように、N/n回のサイク
ルの終わりに、シフトレジスタは読み出すべきNビット
のワードを有している。サブワードは書き込みと逆の順
序で読み出される。
スD64が64本のラインバスシステムであり、メモリ
バスの大きさが64、32、16および8本のラインの
中から選択できるシフトレジスタインターフェイスを示
している。これらの4つの可能性を選択するため2本の
ラインのMODEバスが使用されている。
の関数としてメモリバスの大きさの選択をまとめてあ
る。
タの実施態様を示している。このシフトレジスタには8
ビットのフリップフロップ130がある。図2のフリッ
プフロップ24のように、フリップフロップ130の出
力は三状態ゲート18を通してバスD64に接続されて
おり、フリップフロップ130のクロック入力は信号C
ASを受けている。
入力マルチプレクサの出力にそれぞれ接続されている。
マルチプレクサ132はMODEバスにより制御されて
いる。マルチプレクサに一般に選択された入力はMOD
Eバスの上に表される10進数の値(0、1、2、3)
により表示されている。8個のマルチプレクサ132の
入力0はメモリバス4×D16の8本のラインの組を8
個受けている。
モリバスまたはシステムに対し重みi−1からi+6の
ラインに関連したパラメータである。
132は循環的に次のように相互接続されている:ラン
クiのフリップフロップ130の出力は、ランクi+1
のマルチプレクサ130の入力3と、ランクi+2のマ
ルチプレクサの入力2と、ランクi+4のマルチプレク
サの入力1に接続されている。ランク1のマルチプレク
サの全ての入力は相互接続されており、ランク2のマル
チプレクサに入力0から2も相互接続されており、更に
ランク3のマルチプレクサの入力0と1も相互接続され
ている。ランク1のマルチプレクサは取り除かれること
は勿論であるが、接続に規則性を示すように表されてい
る。
に表される値により左右される0、8、16または32
ビットを左側にシフトするシフトレジスタが形成され
る。
の実施態様を示している。書き込みレジスタには、それ
ぞれバスD64の8本のラインに対する4つの組を内蔵
した8個の8ビットフリップフロップ140がある。図
2のフリップフロップ20のように、フリップフロップ
140の出力は三状態ゲート22を通してメモリバス4
×D16のラインに接続されており、更にフリップフロ
ップ140のクロック入力はクロック信号CKを受けて
いる。
それぞれ“4対1”マルチプレクサ142の出力に接続
されている。マルチプレクサ142は信号VALのコン
プリメントも受けるANDゲート144を通しMODE
バスにより制御されている。この構成により、信号VA
Lがアクティブ(1で)あれば各マルチプレクサ142
の入力0がMODEバスの状態とは独立に選択される。
信号VALがアクティブでなければ、MODEバスの値
に対応する入力が各マルチプレクサ内で選択されてい
る。
140は、マルチプレクサ/フリップフロップの組を有
したランクが図10Aのランクに対し逆接続されている
ことを除けば図10Aのフリップフロップと同じように
一体的に接続されている。
る値により左右される0、8、16または32ビットを
右側にシフトされるレジスタが実現できる。更に、マル
チプレクサ142の全ての入力0は信号VALがアクテ
ィブの時選択され、これによりメモリ内の書き込みサイ
クルの始めにバスD64の上にある64ビットのデータ
がフリップフロップ140の中に記憶される。
生する補助回路48の実施態様を示しており、メモリバ
スは4つの異なる大きさを取る。図11には図9AのA
NDゲート98とフリップフロップ99も示しており、
これらはANDゲート98がMODEラインを受けてい
ないことを除いて同じ方法で接続されている。ゲート9
8の出力はプログラム可能なカウンタ150の反転リセ
ット入力に接続されており、カウンタ150は読み出し
または書き込みサイクルの間信号RASがアクティブ
(0で)である時のみレリーズされる。
クロックが加えられており、更に0を保つように、又は
MODEバスの上の値により2、4、8をカウントする
ように、MODEバスによりプログラムされている。カ
ウンタ150の3ビットカウンタSはバスSELの3本
のラインに加えられる前にフリップフロップ152を通
し1クロックサイクルだけ遅延されている。この構成に
より、バスSELの上の値は一番目のサイクルCASの
間0であり同じ読み出しまたは書き込み命令の繰り返し
実行の後のサイクルCASにおいて増加する。図9Aに
関連し述べた信号INHはバスSELの3本のラインを
受けるORゲート154の出力に与えられている。この
ように、信号INHは一番目のサイクルを除いて同じ読
み出しまたは書き込み命令の繰り返し実行の各サイクル
CASの間アクティブである(すなわち、新しい命令が
プロセッサ内にロードされるのを防ぐ時)。図9Bの例
では、バスSELの全てのラインはORゲート124に
与えられている。
えられている。NORゲートの出力は読み出しまたは書
き込み命令の繰り返し実行に対する一番目のサイクルC
ASの前のクロックサイクルの間“1”である。それ故
ゲート156の出力は信号VALに対応しメモリ内の書
き込みサイクルの間与えられる。信号VALはラインR
/W* が制御するマルチプレクサ158の一番目の位置
により選択される。
の一番目の入力に加えられているが、このANDゲート
の二番目の入力はフリップフロップ162を通し1クロ
ックサイクル遅延されたゲート98の出力を受けてい
る。ゲート160の出力はフリップフロップ164を通
し1クロックサイクル遅延している。従ってフリップフ
ロップ164の出力は同じ読み出しまたは書き込み命令
の繰り返し実行に対する最後のサイクルCASの後のク
ロックサイクルの間“1”である。それ故フリップフロ
ップ164の出力はメモリ内での読み出しサイクルの間
加えるため信号VALに対応しており、更にマルチプレ
クサ158の二番目の入力に加えられている。
令の繰り返し実行の間メモリに与えられるアドレスAを
変更する変更回路の実施態様を示している。プロセッサ
により発生するアドレスRA+CAの18ビット(1
7:0)は一番目の復号器166の入力に加えられてい
る。復号器166は前述のマルチプレクサ15に加えら
れる18ビットアドレスの15個の最上位ビット(1
7:3)を出している。二番目の復号器168はアドレ
スRA+CAの3つの最下位ビット(2:0)、3つの
ラインSELおよびR/W* を受けている。復号器16
8はアドレスBの3つの最下位ビットを出している。各
復号器166と168もバスMODEの2つのラインを
受けている。次の表はMODEバスの値の関数として復
号器166と168の出力の値を示している。
A(0):SEL* (1:0)はアドレスBの3個の最
下位ビット(2:0)が減少の順の重みによりアドレス
RA+CAの最下位ビットおよびバスSELの2つの下
位のリバースビットに等しいことを意味している。
リ内で読み出しサイクル)の時にはラインSELが直接
使用されているにも拘らずラインR/W* が“0”(メ
モリ内で書き込みサイクル)の時にはラインSELのコ
ンプリメントが使用されることに注意する必要がある。
この構成により、縮小メモリバスによりメモリバス内に
書き込まれた64ビットワードのサブワードは書き込ま
れたのと逆の順で再び読み出されるが、これはシフトレ
ジスタのインターフェイスが使用されるならば前述のよ
うに必要性がある。
ついて記載したが、種々の取替え、変更および改善が当
業者には容易に可能である。この取替え、変更および改
善はこの開示の一部であり、この発明の内容および範囲
内である。従って前述の記載は一例であるが、これには
制限されない。
ャ
な典型的なインターフェイス
リアーキテクチャ
号化のステップ
た予測復号器
の実施態様
のインターフェイス回路の詳細な実施態様
込みサイクル
出しサイクル
態様
充満を制御する回路の実施態様
の信号を与える補助回路の実施態様とこの発明に基づき
変更された典型的なプロセッサアーキテクチャの部分図
ャの他の例
適応されこの発明に基づくインターフェイスの他の実施
態様
適応されこの発明に基づくインターフェイスの他の実施
態様
実施態様
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも3つの復号化された映像を記
憶できNビットデータバスを通しアクセス可能なメモリ
(12)の働きにより、内部、予測および両方向モード
に従い映像を処理するのに適した映像プロセッサ(1
0)を有する映像処理システムで、このシステムには更
にN/2ビットバスを通し大きさが半分のメモリの働き
により内部および予測モードのみに従い映像を処理する
ため次のものから成ることを特徴とする映像処理システ
ム;(1)メモリ内で1つのNビットワードの書込み命
令のプロセッサにより実行する毎に、Nビットワードの
各N/2ビットサブワードを連続的に書込む手段(6
2);(2)メモリ内でNビットワードの読み出し命令
を実行する毎に、前記メモリ内で2つのN/2ビットワ
ードを連続的に読み出し、更にNビットバスの中にこれ
らのサブワードを並置する手段(60、64、65、6
6);(3)プロセッサにより与えられる各アドレスに
対し2つの異なったアドレスを有するメモリを与えるア
ドレス回路(86);(4)書込みモードの時メモリに
与えられるアドレスが未だ読み出されていないデータに
対応するならばプロセッサを停止させる手段(92、9
4)。 - 【請求項2】 同じ読み出しまたは書込み命令が二度実
行されるようにプロセッサ内で各読み出しまたは書込み
命令をロックする手段(114、102、124)を含
む請求項1のシステム。 - 【請求項3】 プロセッサの命令ポインタ(110)の
増加を禁止する手段(114、102)を前記のロック
手段が有する請求項1のシステム。 - 【請求項4】 プロセッサにクロック信号(CK)を与
えることを禁止する手段(124)を前記のロック手段
が有する請求項2のシステム。 - 【請求項5】 プロセッサにより与えられる2つのアド
レスにより乗算が行なわれ、更に2つの同一の読み出し
または書込み命令の一番目を実行した後得られるアドレ
スを増加または減少させる手段を前記のアドレス回路
(86)が有している請求項2のシステム。 - 【請求項6】 個々のイネーブル信号(EN)がアクテ
ィブになることによりNビットバス(D64)からNビ
ットデータを受けるため接続されている装置(10−
1)を含み、各信号は読み出し命令が実行される毎に規
則的にアクティブにされる請求項2のシステムで、この
システムには更に2つの同一の書込み命令の一番目が実
行される間のみ前記のイネーブル信号をアクティブにす
る手段(50,VAL)を有していることを特徴とする
映像処理システム。 - 【請求項7】 個々のイネーブル信号(EN)がアクテ
ィブになることによりNビットバス(D64)上にNビ
ットデータを書込むため接続されている装置(10−
1)を含み、各信号は書込み命令が実行される毎に規則
的にアクティブにされる請求項2のシステムで、このシ
ステムには2つの同一の書込み命令の一番目が実行され
る間のみ前記のイネーブル信号をアクティブにする手段
(50,VAL)を有していることを特徴とする映像処
理システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9308218 | 1993-06-30 | ||
FR9308218A FR2707118B1 (fr) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | Système à processeur, notamment de traitement d'image, comprenant un bus mémoire de taille variable. |
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