JPH071532Y2 - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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JPH071532Y2
JPH071532Y2 JP1988031649U JP3164988U JPH071532Y2 JP H071532 Y2 JPH071532 Y2 JP H071532Y2 JP 1988031649 U JP1988031649 U JP 1988031649U JP 3164988 U JP3164988 U JP 3164988U JP H071532 Y2 JPH071532 Y2 JP H071532Y2
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JP
Japan
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shaft
female
male shaft
male
balls
Prior art date
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JP1988031649U
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JPH01136722U (ja
Inventor
実 相良
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Matsui Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsui Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸線が合致していない二軸間にトルクを伝達し
得る自在継手に関するものである。
(従来の技術とその課題) 2個の継手部材を具え、一方の継手部材には中心で転動
するローラと、このローラの胴部上にそれぞれ直径的に
配置されローラ上で転動する2個のボールとを設け、こ
れ等2個のボールを他方の継手部材の凹溝内で転動でき
るようにした自在継手は既知である(特開昭58−152934
号)。
この自在継手は部品数をできるだけ少なくして、製造、
組立を容易にすることを目的としているが、一方の継手
部材の中心にローラが転動するよう配置されており、こ
のローラと、ボールと、継手部材との間に精度を確保す
るための部品の加工が困難である。この種の自在継手に
おいては一層部品数が少なく、一層製造、組立が容易で
あることが望まれる。
(課題を解決するための手段) この課題を解決するため本考案自在継手はおす軸と、こ
のおす軸の一端を収容する有底のめす軸と、前記おす軸
と前記めす軸との間に介在し前記おす軸の直径上に対向
して配置される1対のボールとを具え、それぞれ前記ボ
ールの一部を収容する1対の凹所を前記おす軸の一体ヘ
ッドに互いに直径方向に対向させて設けると共に、前記
ボールが配置される前記おす軸の直径とほぼ直交する直
径上に対向して配置され前記めす軸の球状内面で転動で
き、頂面が球面状の1対の突部を前記おす軸に設け、前
記ボールが転動する溝であって中心が前記めす軸の中心
側にある弧状の溝を前記めす軸に設け、突部の頂点断面
半径を溝のめす軸口元断面の半径よりも小さくしたこと
を特徴とする。
(作用) 自在継手のボールが転動する溝を直接おす軸とめす軸と
に設けたので部品数を著しく減らすことができ、また突
部の頂点断面の半径を溝のめす軸口元断面の半径よりも
小さくしたため、突部と溝を一致させることによりめす
軸の球面内面とおす軸の突部の球面とを互いに嵌合させ
ることができ、製造組立が著しく容易になった。
(実施例) 第1及び2図に本考案自在継手の一実施例の断面を示
し、この自在継手はおす軸2と、このおす軸の一端を収
容するめす軸4とを具え、両者間に複数個(この実施例
では2個)のボール6を介在させる。これ等2個のボー
ルはおす軸2の直径上に対向して配置されている。
おす軸2のヘッド3にはボール6を転動させる凹所8を
形成する。この凹所8はおす軸の直径上に対向して配置
されること勿論である。この凹所8に対しボール6は第
2図に符号5で示すように点接触する。またボール6が
配置されるおす軸の直径に対しほぼ垂直な直径上に対向
して2個の突部7を設ける。この突部7はめす軸4の内
面で転動するよう第3図に示すように球面の一部を形成
する。
めす軸4にはボール6を収容する溝10を形成する。この
溝10は第1図に示すようにめす軸4の内部に中心がある
弧状である。溝10とボール6とは第4図に符号11で示す
ように点接触する。溝10にはボール6のストッパー12を
設ける。
またおす軸2とめす軸4との間には塵埃、水の侵入及び
潤滑油の漏出を防止するブーツ14を設ける。
特別な場合として突部7を省略しボール6を4個設けて
もよい(第5図参照)。
この自在継手を組立てるに当ってはおす軸2の先端をめ
す軸4に互に大きな角度をなすよう入れて、一方のボー
ル6を溝8,10内に収容し、次におす軸2とめす軸4とが
反対側に大きな角度をなすように動かして他方のボール
6を溝8,10内に収容し、ストッパー12を打込む。
突部7とめす軸4との転動面にはナイロン、テフロンの
ようなプラスチック被膜を被着するか、二硫化モリブデ
ンのような固体潤滑剤を添付するのがよい。
(効果) 本考案自在継手は以上のように構成したから、部品数が
著しく少なく、製造時に部品間の精度を確保するのが容
易であり、部品数が少ないため組立が容易であり、安価
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自在継手の一実施例の縦断面図、 第2図は第1図のII−II線上の断面図、 第3図は第1図のIII−III線上の断面図、 第4図は本考案におけるめす軸の溝とボールとの接触状
態を示す拡大図、 第5図はボールの数を増大した特殊な自在継手の断面図
である。 2…おす軸、3…ヘッド 4…めす軸、6…ボール 7…突部、8…凹所 10…溝、12…ストッパー 14…ブーツ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】おす軸(2)と、このおす軸(2)の一端
    を収容する有底のめす軸(4)と、前記おす軸(2)と
    前記めす軸(4)との間に介在し前記おす軸(2)の直
    径上に対向して配置される1対のボール(6)とを備
    え、 それぞれ前記ボール(6)の一部を収容する1対の凹所
    (8)を前記おす軸の一体ヘッド(3)に互いに直径方
    向に対向させて設けると共に、 前記ボール(6)が配置される前記おす軸(2)の直径
    とほぼ直交する直径上に対向して配置され前記めす軸
    (4)の球状内面(4a)で転動でき、頂面が球面状の1
    対の突部(7)を前記おす軸(2)に設け、 前記ボール(6)が転動する溝であって中心が前記めす
    軸(4)の中心側にある弧状の溝(10)を前記めす軸
    (4)に設け、 突部(7)の頂点断面半径を溝(10)のめす軸口元断面
    の半径よりも小さくし、 たことを特徴とする自在継手。
JP1988031649U 1988-03-11 1988-03-11 自在継手 Expired - Lifetime JPH071532Y2 (ja)

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JP1988031649U JPH071532Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 自在継手

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JP1988031649U JPH071532Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 自在継手

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Publication Number Publication Date
JPH01136722U JPH01136722U (ja) 1989-09-19
JPH071532Y2 true JPH071532Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31257658

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988031649U Expired - Lifetime JPH071532Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 自在継手

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52164649U (ja) * 1976-06-08 1977-12-13
JPS52170946U (ja) * 1976-06-18 1977-12-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01136722U (ja) 1989-09-19

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