JPH0715243U - 旋盤の冷却装置 - Google Patents

旋盤の冷却装置

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Publication number
JPH0715243U
JPH0715243U JP4951393U JP4951393U JPH0715243U JP H0715243 U JPH0715243 U JP H0715243U JP 4951393 U JP4951393 U JP 4951393U JP 4951393 U JP4951393 U JP 4951393U JP H0715243 U JPH0715243 U JP H0715243U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
spindle
main shaft
fan
chuck cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4951393U
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English (en)
Inventor
修 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH0715243U publication Critical patent/JPH0715243U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸チャックの開閉用のチャックシリンダを
簡単な構成で強制冷却する。 【構成】 チャックシリンダ12側へ送風するファン1
8を主軸6に取付ける。チャックシリンダ12は、チャ
ック開閉軸13を進退させて主軸チャック6aのチャッ
ク爪11を開閉させるものである。主軸モータ14の出
力軸14aにも、主軸モータ14の冷却用のファン19
を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主軸チャックの開閉用のチャックシリンダを備えた旋盤の冷却装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
旋盤には様々な発熱源が存在するが、そのうちヘッドストック周辺における 主な発熱源として、 スピンドルベアリング チャックシリンダ 主軸モータ がある。これらの部分での発熱は、ヘッドストックの温度上昇を招くことになる 。とくにチャックシリンダでは、チャック開閉軸を進退駆動させる圧油が常に流 れている状態にあり、チャック開閉軸が主軸と共回りするので、かなりの発熱量 となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したヘッドストック周辺での発熱はヘッドストックに熱変位を生じさせ加 工精度を低下させるので、これらの発熱を抑える対策が必要である。しかし、そ のために専用の駆動源を有する冷却装置を別途に付加するのでは、構成が複雑に なりコストも増大するという問題点がある。
【0004】 この考案の目的は、簡単な構成でチャックシリンダを冷却できる旋盤の冷却装 置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の旋盤の冷却装置は、主軸チャックの開閉駆動用のチャックシリンダ 側へ送風するファンを主軸に取付けたものである。
【0006】
【作用】
主軸の回転に伴い、ファンが回転駆動してチャックシリンダに向け送風が行わ れる。そのため、専用の駆動源を必要とせずにチャックシリンダが強制冷却され る。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1および図2に基づき説明する。 図2はこの考案の冷却装置を装備した旋盤の一部を示す斜視図である。この旋 盤1はタレット式旋盤であって、タレット2を搭載したタレットキャリッジ3が 、ベッド4のレール5上に、主軸6の軸方向(Z軸方向)に移動自在に設置され ている。主軸6はベッド4に設置したヘッドストック7に支持され、その主軸6 の先端に主軸チャック6aが装着してある。タレットキャリッジ3は、レール8 上に設置されてZ軸方向と直交する方向(X軸方向)に移動自在としたインデッ クスハウジング9を有し、このインデックスハウジング9にタレット2が回転自 在に支持されている。
【0008】 ヘッドストック7の後方には、主軸チャック6aを開閉駆動するチャックシリ ンダ12が配置され、ブラケット(図示せず)を介してヘッドストック7に固定 されている。図1に側面図で示すようにチャックシリンダ12のピストンロッド と一体のチャック開閉軸13は、中空軸からなる主軸6の軸心部を貫通し、主軸 チャック6a内のチャック爪開閉機構10に連結されている。チャック爪開閉機 構10はリンク機構等からなり、チャック開閉軸13の進退によりチャック爪1 1を開閉させる。
【0009】 主軸6の回転駆動は、ヘッドストック7の後下方に配置した主軸モータ14に より行われる。すなわち、主軸モータ14の出力軸14aに装着したプーリ15 と、主軸6に装着したプーリ16との間に巻き掛けたベルト17を介して主軸モ ータ14の回転出力が主軸6に伝達される。
【0010】 主軸側のプーリ16は、チャックシリンダ12とヘッドストック7との間に配 置されており、このプーリ16に冷却ファン18が取付けられている。冷却ファ ン18は、主軸6の正方向回転でチャックシリンダ12側へ送風する向きに設け てある。また、主軸モータ14の出力軸14aにも、正方向回転で主軸モータ1 4側へ送風する冷却ファン19が先端に装着してある。冷却ファン19はプーリ 15に設けても良い。
【0011】 上記構成の動作を説明する。主軸モータ14の回転は、出力軸14a、プーリ 15、ベルト17、プーリ16を経て主軸6に伝達され、これにより主軸6の回 転駆動が行われる。この回転駆動に伴い冷却ファン18,19も回転する。冷却 ファン18の回転によりチャックシリンダ12に向け送風が行われ、チャックシ リンダ12の冷却が図られる。また、冷却ファン19の回転により主軸モータ1 4に向け送風が行われ、主軸モータ14の冷却が図られる。このように、冷却専 用の駆動源を必要とせずに、チャックシリンダ12および主軸モータ14の強制 冷却が行われる。
【0012】 なお、上記実施例では、ヘッドストック7の外部に配置した主軸モータ14で 主軸6をベルト駆動する場合につき説明したが、ヘッドストック7内に主軸モー タを内蔵したビルトインモータ型の主軸の場合にも、主軸に冷却ファンを取付け ることにより、内蔵モータのロータやステータを冷却することができる。
【0013】
【考案の効果】
この考案の旋盤の冷却装置は、チャックシリンダ側へ送風するファンを主軸に 取付けたため、冷却専用の駆動源を必要とせずに、旋盤の発熱源となるチャック シリンダを強制冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
【符号の説明】
6…主軸、6a…主軸チャック、12…チャックシリン
ダ、13…チャック開閉軸、14…主軸モータ、14a
…出力軸、15,16…プーリ、17…ベルト、18…
冷却ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸チャックを開閉駆動するチャックシ
    リンダ側へ送風するファンを主軸に取付けた旋盤の冷却
    装置。
JP4951393U 1993-08-19 1993-08-19 旋盤の冷却装置 Pending JPH0715243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4951393U JPH0715243U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 旋盤の冷却装置

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JP4951393U JPH0715243U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 旋盤の冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPH0715243U true JPH0715243U (ja) 1995-03-14

Family

ID=12833220

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4951393U Pending JPH0715243U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 旋盤の冷却装置

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JP (1) JPH0715243U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930170U (ja) * 1972-06-13 1974-03-15
JPS4937167U (ja) * 1972-07-04 1974-04-02
JPS5176766U (ja) * 1974-12-09 1976-06-17
KR101318534B1 (ko) * 2006-12-14 2013-10-16 두산인프라코어 주식회사 스핀들 헤드부의 열배출장치

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JPS5176766U (ja) * 1974-12-09 1976-06-17
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