JPH07152098A - 立体視センサ装置 - Google Patents

立体視センサ装置

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JPH07152098A
JPH07152098A JP5298730A JP29873093A JPH07152098A JP H07152098 A JPH07152098 A JP H07152098A JP 5298730 A JP5298730 A JP 5298730A JP 29873093 A JP29873093 A JP 29873093A JP H07152098 A JPH07152098 A JP H07152098A
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JP
Japan
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background light
image pickup
image
total reflection
reflection mirror
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JP5298730A
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Inventor
Yasuo Ishiguro
靖男 石黒
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡略な構成を有する立体視センサ装置を提供
することを目的とする。 【構成】 光電変換機能を有するピクセル群をから成る
2次元撮像面を備える撮像装置と、基線長(W)だけ離
隔された一方の位置に入射する背景光像(hU)を入射
して、撮像装置(13)の2次元撮像面(AET)の内
の水平走査方向に対して上下2分割された上側分割領域
に結像させる第1の撮像光学系(XU)と、基線長
(W)だけ離隔された他方の位置に入射する背景光像
(hL)を入射して、上記撮像装置(13)の2次元撮
像面(AET)の内の水平走査方向に対して上下2分割
された下側分割領域に結像させる第2の撮像光学系(X
L)とを具備する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、進行方向や走行領域内
の視覚情報を自動的に認識して、自らが安全運転条件を
判断するなどのインテリジェント機能を備えた所謂知能
自動車に搭載される視覚センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車事故の撲滅や、より安全且
つ快適な運転などを実現するために、知的判断機能を備
えた知能自動車(インテリジェントビークル)の開発が
行われるようになった。この知能自動車は、運転者への
的確な判断情報の提供を行ったり、自らが安全運転の条
件を判断して運転者に注意を喚起したり、或いは自らが
安全運転の条件に基いて自動運転の制御を行うことで、
運転者の不注意などに起因する事故の発生を未然に防止
するなどの機能を備えるものである。
【0003】そして、このような知的判断機能を実現す
るための最も重要な構成要素として、自動車自身の進行
方向や走行領域内の視覚情報を的確に検知するための視
覚センサ装置の開発が望まれている。
【0004】従来の視覚センサ装置としては、図4に示
すような構成のものが知られている。即ち、進行方向の
前方背景などを撮影するための一対の撮像光学系1U
Lが、相互に基線長Wだけ離隔して配置され、一方の
撮像光学系1U の後方には、撮像光学系1U による結像
を撮像するためのCCD固体撮像デバイス2U が配置さ
れ、他方の撮像光学系1L の後方には、撮像光学系1L
による結像を撮像するためのCCD固体撮像デバイス2
L が配置されている。
【0005】このように、夫々独立した撮像光学系
U ,1L 及びCCD固体撮像デバイス2U ,2L によ
って、基線長Wだけ離れた位置から同一対象の背景を撮
影するのは、前方背景を立体的に撮影することによっ
て、その背景中に存在する物体までの距離情報や大きさ
や形状などの情報を検知するためである。
【0006】更に、夫々のCCD固体撮像デバイス
U ,2L に動画撮像動作を行わせるための駆動回路3
U ,3L と、各CCD固体撮像デバイス2U ,2L から
出力されるピクセル信号PU1,PL1を信号処理可能な振
幅の信号PU2,PL2に増幅するなどの機能を有する映像
回路4U ,4L と、これらの信号PU2,PL2をデジタル
データDU ,DL に変換するA/D変換器5U ,5
L と、デジタルデータDU ,DL の夫々に基いて背景像
の特徴を抽出する画像処理回路6U ,6L とから成る2
系統の信号処理系DSPU ,DSPL を備えている。
【0007】そして、タイミング制御回路7が、これら
の信号処理系DSPU ,DSPL を同期動作させるため
の制御を行い、演算回路8が、画像処理回路6U ,6L
の夫々から出力される特徴抽出データHU ,HL に基い
て、その背景中に存在する物体までの距離情報や大きさ
や形状などの情報を有する立体視データDOUT を形成す
るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の立体視センサ装置は、相互に基線長Wだけ離
隔されて個々独立に配置された2組の撮像光学系1U
L 及びCCD固体撮像デバイス2U ,2L と、更に個
々独立に配置された2組の信号処理系DSPU ,DSP
L を備えることによって立体視撮影を実現する構成とな
っているので、構成要素が多くなり、装置全体が大型且
つ複雑になるという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みて成された
ものであり、従来技術の機能・能力を低下させること無
く、簡略な構成を有する立体視センサ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、立体視データを得るために、予め決めら
れた基線長だけ離隔された位置に入射する1組の背景光
像を撮像する立体視センサ装置において、光電変換機能
を有するピクセル群をから成る2次元撮像面を備える撮
像装置と、前記基線長だけ離隔された一方の位置に入射
する背景光像を入射して、上記撮像装置の2次元撮像面
の内の、水平走査方向に対して上下2分割された上側分
割領域に結像させる第1の撮像光学系と、前記基線長だ
け離隔された他方の位置に入射する背景光像を入射し
て、上記撮像装置の2次元撮像面の内の、水平走査方向
に対して上下2分割された下側分割領域に結像させる第
2の撮像光学系と、を具備する構成とした。
【0011】更に具体的な実施態様としては、前記第1
の撮像光学系は、前記一方の位置に入射する第1の背景
光像を所定方向へ反射させる第1の全反射鏡と、該第1
の全反射鏡で反射された前記第1の背景光像を前記上側
分割領域に結像させるための所定の焦点距離を有する第
1の撮像レンズ系と、該第1の撮像レンズ系を透過する
該第1の背景光像を前記撮像装置の前記上側分割領域へ
反射させる第2の全反射鏡とを有し、前記第2の撮像光
学系は、前記他方の位置に入射する第2の背景光像を所
定方向へ反射させる第3の全反射鏡と、該第3の全反射
鏡で反射された前記第2の背景光像を前記下側分割領域
に結像させるための所定の焦点距離を有する第2の撮像
レンズ系と、該第2の撮像レンズ系を透過する該第2の
背景光像を前記撮像装置の前記下側分割領域へ反射させ
る第4の全反射鏡とを有する構成とした。
【0012】更に他の実施態様としては、前記第1の撮
像光学系は、前記一方の位置に入射する第1の背景光像
を所定方向へ反射させる第1の全反射鏡と、該第1の全
反射鏡で反射された前記第1の背景光像を前記撮像装置
の前記2次元撮像面側へ反射させる第2の全反射鏡とを
有し、前記第2の撮像光学系は、前記他方の位置に入射
する第2の背景光像を所定方向へ反射させる第3の全反
射鏡と、該第3の全反射鏡で反射された前記第2の背景
光像を、上記第2の全反射鏡で反射された第1の背景光
像に重なり合うことなく、前記撮像装置の前記2次元撮
像面側へ反射させる第4の全反射鏡とを有し、上記第
2,第4の反射鏡で反射された上記第1,第2の背景光
像を夫々前記上側分割領域と下側分割領域に結像させる
撮像レンズ系を具備する構成とした。
【0013】
【作用】このような構成を有する立体視センサ装置によ
れば、互に基線長だけ離隔した位置に入射する第1の背
景光像と第2の背景光像が、第1の撮像光学系統と第2
の撮像光学系を透過する間に相互に並べられた状態とな
り、撮像装置の前記上側分割領域と下側分割領域へ同時
に入射されて撮像されることとなる。即ち、従来のよう
な2個の撮像装置によって第1,第2の背景光像を撮像
するのではなく、1個の撮像装置によって第1,第2の
背景光像を同時に撮像する。したがって、撮像のための
構成要素が低減され、且つ立体視データを形成するため
の信号処理系もそれに付随して低減されるので、撮像精
度の機能低下を招来することなく、簡素な構成の立体視
センサ装置を実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基いて構成を説明すると、前方背景か
らの背景光像を相互に基線長Wだけ離れた位置で受光す
る第1の撮影光学系XU と第2の撮影光学系XL が設け
られ、これらの撮影光学系XU ,XL は、共に同等の光
学特性を有し、且つ予め決められた仮想の光軸中心Qに
対して光学的に対称に構成され、夫々が受光した背景光
像を後述するCCD固体撮像デバイス13の撮像面AE
T に結像させる構成となっている。
【0015】更に詳述すれば、この実施例では、CCD
固体撮像デバイス13の撮像面(光電変換効果を有する
多数のピクセルが配列されている面)AET に対して直
交する法線方向を光軸中心Qとして予め決められてい
る。そして、光軸中心Qを中心として相互に線対称の関
係となる位置に、第1の撮像光学系XU 中の全反射鏡1
U と第2の撮像光学系XL 中の全反射鏡10L が配置
されている。更に、光軸中心Qから全反射鏡10U と1
L の夫々の所定反射点10UQと10LQまでの距離が共
に光軸中心Qから等距離(W/2)ずつ離れた位置にお
いて線対称の関係となっており、更に、全反射鏡10U
と10L の夫々の反射面は、光軸中心Qと平行な前方方
向から入射する各背景光像hU とhL を互いに等しい反
射角で光軸中心Q側へ反射するように傾斜設定されてい
る。したがって、全反射鏡10U と10L は相互に基線
長Wで離隔配置されている。
【0016】次に、全反射鏡10U と10L には、互に
等しい光学特性(倍率及び焦点距離など)を有する撮影
レンズ11U と11L が個々独立に縦続配置され、全反
射鏡10U で反射されてくる背景光像hU を撮影レンズ
11U が所定の焦点距離に結像させ、全反射鏡10L
反射されてくる背景光像hL を撮影レンズ11L が所定
の焦点距離に結像させようになっている。
【0017】更に、撮影レンズ11U を透過してくる背
景光像hU をCCD固体撮像デバイス13の撮像面AE
T 中の所定分割領域AEU へ反射させる全反射鏡12U
が設けられると共に、撮影レンズ11L を透過してくる
背景光像hL をCCD固体撮像デバイス13の撮像面A
T 中の所定分割領域AEL へ反射させる全反射鏡12
L が設けられている。
【0018】ここで、全反射鏡12U と12L は、夫々
の背景光像hU とhL をCCD固体撮像デバイス13の
上記所定の分割領域AEU とAEL に対して直交入射
(光軸中心Qと平行の方向から入射)させるように所定
の傾斜角をもって配置され、更に、撮影レンズ11U
11L の上記焦点距離は、図2(d)に示すように、背
景光像hU とhL を分割領域AEU とAEL 上に夫々結
像させるように決められている。即ち、図2(d)に示
すように、CCD固体撮像デバイス13の撮像面AET
を所謂水平走査方向Hに沿って上下二分割して成る上側
半分の撮像面が分割領域AEU 、残りの下側半分の撮像
面が分割領域AEL に設定されており、これらの分割領
域AEU とAEL に、夫々の背景光像hU とhL とを相
互に重なり合うことなく結像させるために、例えば、全
反射鏡12U と12L の夫々の反射面に、領域AEU
AEL に対応する面だけを反射面にして、それ以外の部
分には反射を阻止する光吸収面(例えば、黒色の面)を
設けるなどの処置が施されている。この結果、背景光像
U とhL が分割領域AEU とAEL においてクロスト
ークしないようになっている。
【0019】図1において、CCD固体撮像デバイス1
3は、駆動回路14から供給される垂直走査駆動信号及
び水平走査駆動信号に同期して撮像面AET のピクセル
群に発生するピクセル信号SP を映像回路15へ読出
し、映像回路15は、これらのピクセル信号SP を信号
処理可能なレベルまで増幅するなどの処理を行い、A/
D変換器16が更にデジタルのピクセルデータDP に変
換する。したがって、各フレーム周期の期間に読み出さ
れるピクセルデータDP は、前半の1/2フレーム周期
では、分割領域AEU から読出される背景光像hU に対
応するピクセルデータDPUとなり、後半の1/2フレー
ム周期では、分割領域AEL から読出される背景光像h
L に対応するピクセルデータDPLとなる。
【0020】画像処理回路17は、ピクセルデータDP
をピクセルデータDPUとDPLに分離することによって、
背景光像hU とhL に対応する各画像データ群を形成す
ると共に、これらの画像データ群に基づいて、背景光像
U についての特徴データHU と、背景光像hL につい
ての特徴データHL とを抽出するための演算処理を行
う。そして、演算回路18が、画像処理回路17から出
力されるこれらの特徴抽出データHU ,HL に基づい
て、背景中に含まれる物体までの距離情報や大きさ形状
などの情報を有する立体視データDOUT を形成する。
【0021】尚、駆動回路14ないし演算回路18は、
タイミング制御回路19から供給される所定の同期信号
に同期して動作する。
【0022】次に、かかる構成を有する実施例の動作を
図2に基いて説明する。まず、前記光軸中心Qの方向を
車両の直進方向に合わせて、この立体視センサ装置を車
両に固定させる。このように取り付けると、車両の進行
方向前方の背景光像(例えば図2(a))を、全反射鏡
10U ,10L が相対的に基線長Wだけずれた位置で受
光することとなるので、全反射鏡10U で受光・反射さ
れる背景光像hU と全反射鏡10L で受光・反射される
背景光像hL は、位置に関する位相差情報を有する像に
なる(例えば図2(b)(c)参照)。
【0023】そして、これらの背景光像hU とhL は、
図2(d)に示すように、CCD固体撮像デバイス13
の上下の分割領域AEU とAEL に同時に結像され、C
CD固体撮像デバイス13が所定のフレーム周期に同期
して動画撮像動作を行うことにより、背景光像hU とh
L に相当するデジタルデータ群DPUとDPLが画像処理回
路17へ転送され、更に、演算回路18がこれらのデジ
タルデータ群DPUとDPLに基づいて前記位相差情報を求
めることによって、背景中に存在する物までの距離や大
きさ、形状などを特定する立体視データDOUT を出力す
る。
【0024】ここで、CCD固体撮像デバイス13の撮
像面AET を分割して成る分割領域AEU とAEL に2
つの背景光像hU とhL を結像させるので、撮像面AE
T の全体に1つの背景光像を結像させる場合とを比較す
ると、水平方向における撮像可能範囲は等しいが、垂直
方向における撮像可能範囲は半分ずつとなるので、背景
光像hU とhL の夫々の垂直方向における情報量が減る
こととなる。しかし、車両走行において重要な視覚情報
は、主として道路の形状などのように、垂直方向では比
較的狭い範囲内に在り、水平方向では広い範囲に在る情
報である。よって、この実施例にように、CCD固体撮
像デバイス13の撮像面AET を上下2分割して、相互
に位相差を有する2つの背景光像hU とhL を同時に結
像させても必要な情報は十分に得られる。却って空など
の不要な情報を予め削除することができることから、極
めて合理的であると言える。そして、従来のように、相
互に位相差を有する2つの背景光像を2個のCCD固体
撮像デバイスで撮像するよりも、測定精度の実質的低下
を招来することなく、構成の大幅な簡素化を実現するこ
とができる。
【0025】次に、第2の実施例を図3と共に説明す
る。尚、図3において図1と同一又は相当する構成要素
を同一符号で示すものとする。この実施例と図1に示す
先の実施例との構成上の相違点を説明すると、先の実施
例(図1)では、第1,第2の撮像光学系XU ,XL
の全反射鏡10U ,12U 間と全反射鏡10L ,12L
間に撮像レンズ系11U ,11L が設けられているのに
対して、この実施例(図3)では、これらの全反射鏡1
U ,12U 間と全反射鏡10L ,12L 間には撮像レ
ンズ系を設けずに、全反射鏡12U ,12L の反射出力
側に、1個の撮像レンズ系20を配置している。そし
て、第1の撮像光学系XU で受光した背景光像hU と第
2の撮像光学系XL で受光した背景光像hL を互いに並
べた状態で撮像レンズ系20に入射させ、図2(d)に
示す如く、CCD固体撮像デバイス13の撮像面AET
の上下分割領域AEU とAEL に結像させる構成と成っ
ている。したがって、この実施例によれば、更に構成要
素の低減化を図って、簡易な構成の立体視センサ装置を
提供することができる。
【0026】尚、これらの実施例は本発明の一例であ
り、CCD固体撮像デバイスの代わりに他種類の2次元
撮像装置を適用してもよい。更に、一対の背景光像hU
とhLを全反射鏡10U ,12U と10L ,12L によ
って撮像デバイスの受光面AET の所定分割領域A
U ,AEL に並べて入射させる構成としたが、これら
の反射鏡に代えてプリズム等を適用してもよい。
【0027】更に、これらの実施例では、仮想の光軸中
心QをCCD固体撮像デバイス13の撮像面AET の中
心に合致させることにより、第1,第2の撮像光学系X
U ,XL を光軸中心Qに対して線対称の関係に配置した
が、本発明はこのような対称構成にすることが必須の要
件ではない。即ち、第1の撮像光学系XU 中の全反射鏡
10U からCCD固体撮像デバイス13の分割領域AE
U までの光路長と第2の撮像光学系XL 中の全反射鏡1
L からCCD固体撮像デバイス13の分割領域AEL
までの光路長が相互に異なっていても、一対の背景光像
U とhL が分割領域AEU とAEL に実質的に等しい
倍率で結像される構成であればよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の立体視セン
サ装置によれば、互に基線長だけ離隔した位置に入射す
る第1の背景光像と第2の背景光像が、第1の撮像光学
系統と第2の撮像光学系を透過する間に相互に並べられ
た状態となり、撮像装置の前記上側分割領域と下側分割
領域へ同時に入射されて撮像されることとなる。即ち、
従来のような2個の撮像装置によって第1,第2の背景
光像を撮像するのではなく、1個の撮像装置によって第
1,第2の背景光像を同時に撮像する。したがって、撮
像のための構成要素が低減され、且つ立体視データを形
成するための信号処理系もそれに付随して低減されるの
で、撮像精度の機能低下を招来することなく、簡素な構
成の立体視センサ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による立体視センサ装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】一実施例の動作を説明するための説明図であ
る。
【図3】本発明による立体視センサ装置の第2の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の立体視センサ装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
U …第1の撮像光学系、XL …第2の撮像光学系、Q
…光軸中心、10U ,10L ,12U ,12L …全反射
鏡、10U ,10L ,20…撮像レンズ系、13…CC
D固体撮像デバイス、14…駆動回路、15…映像回
路、16…A/D変換器、17…画像処理装置、18…
演算回路、19…タイミング制御回路、AET …撮像
面、AEU ,AEL …分割領域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体視データを得るために、予め決めら
    れた基線長だけ離隔された位置に入射する1組の背景光
    像を撮像する立体視センサ装置において、 光電変換機能を有するピクセル群をから成る2次元撮像
    面を備える撮像装置と、 前記基線長だけ離隔された一
    方の位置に入射する背景光像を入射して、上記撮像装置
    の2次元撮像面の内の、水平走査方向に対して上下2分
    割された上側分割領域に結像させる第1の撮像光学系
    と、 前記基線長だけ離隔された他方の位置に入射する背景光
    像を入射して、上記撮像装置の2次元撮像面の内の、水
    平走査方向に対して上下2分割された下側分割領域に結
    像させる第2の撮像光学系と、を具備することを特徴と
    する立体視センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の撮像光学系は、 前記一方の位置に入射する第1の背景光像を所定方向へ
    反射させる第1の全反射鏡と、 該第1の全反射鏡で反射された前記第1の背景光像を前
    記上側分割領域に結像させるための所定の焦点距離を有
    する第1の撮像レンズ系と、 該第1の撮像レンズ系を透過する該第1の背景光像を前
    記撮像装置の前記上側分割領域へ反射させる第2の全反
    射鏡とを有し、 前記第2の撮像光学系は、 前記他方の位置に入射する第2の背景光像を所定方向へ
    反射させる第3の全反射鏡と、 該第3の全反射鏡で反射された前記第2の背景光像を前
    記下側分割領域に結像させるための所定の焦点距離を有
    する第2の撮像レンズ系と、 該第2の撮像レンズ系を透過する該第2の背景光像を前
    記撮像装置の前記下側分割領域へ反射させる第4の全反
    射鏡とを有すること、を特徴とする請求項1に記載の立
    体視センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の撮像光学系は、 前記一方の位置に入射する第1の背景光像を所定方向へ
    反射させる第1の全反射鏡と、 該第1の全反射鏡で反射された前記第1の背景光像を前
    記撮像装置の前記2次元撮像面側へ反射させる第2の全
    反射鏡とを有し、 前記第2の撮像光学系は、 前記他方の位置に入射する第2の背景光像を所定方向へ
    反射させる第3の全反射鏡と、 該第3の全反射鏡で反射された前記第2の背景光像を、
    上記第2の全反射鏡で反射された第1の背景光像に重な
    り合うことなく、前記撮像装置の前記2次元撮像面側へ
    反射させる第4の全反射鏡とを有し、 上記第2,第4の反射鏡で反射された上記第1,第2の
    背景光像を夫々前記上側分割領域と下側分割領域に結像
    させる撮像レンズ系を具備することを特徴とする請求項
    1に記載の立体視センサ装置。
JP5298730A 1993-11-29 1993-11-29 立体視センサ装置 Pending JPH07152098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100986439B1 (ko) * 2009-01-05 2010-10-08 엘지이노텍 주식회사 촬영 장치 및 이의 영상 제어방법

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KR100986439B1 (ko) * 2009-01-05 2010-10-08 엘지이노텍 주식회사 촬영 장치 및 이의 영상 제어방법

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