JP2003279847A - 撮影レンズのピント状態検出装置 - Google Patents

撮影レンズのピント状態検出装置

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JP2003279847A
JP2003279847A JP2002084751A JP2002084751A JP2003279847A JP 2003279847 A JP2003279847 A JP 2003279847A JP 2002084751 A JP2002084751 A JP 2002084751A JP 2002084751 A JP2002084751 A JP 2002084751A JP 2003279847 A JP2003279847 A JP 2003279847A
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JP2002084751A
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Shinya Yajima
信哉 矢島
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体光を撮像する複数の撮像素子であって、
互いに光路長が異なる位置に配置された撮像素子を備え
た撮影レンズにおいて、撮像素子から得られる輝度信号
レベルが所定値以下のときには、撮像領域が撮像素子相
互で異なった領域に設定されることにより、撮像素子か
ら得られる輝度信号レベルが低い場合であっても、誤動
作なく、精度の高いピント状態検出を行うことができ
る。 【解決手段】被写体光を撮像する撮像素子であって、互
いに光路長が異なる位置に配置された複数の撮像素子
A、B、Cを備えた撮影レンズ12において、撮像素子
から得られる輝度信号レベルが所定値以下のときには、
撮像領域が撮像素子相互で異なった領域に設定可能とさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影レンズのピント
状態検出装置に係り、特に撮影レンズのオートフォーカ
ス制御における合焦検出に適用可能な撮影レンズのピン
ト状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光路長の異なる複数の撮像素子を
用いて撮影レンズのピント状態(前ピン、後ピン、合
焦)を検出する方法が提案されている(特開昭55−7
6312号公報、特公平7−60211号公報)。たと
えば、映像用の画像を撮像する撮像素子(映像用撮像素
子)に対して同一撮影範囲の画像を撮像する2つのピン
ト状態検出用撮像素子を、それぞれ映像用撮像素子より
も光路長が長くなる位置と短くなる位置に配置する。
【0003】そして、これらのピント状態検出用撮像素
子から得られた映像信号の高域周波数成分に基づいて各
ピント状態検出用撮像素子の各撮像面に対する焦点評価
値を求め、比較する。これによって、焦点評価値の大小
関係から映像用撮像素子の撮像面におけるピント状態、
すなわち、前ピン、後ピン、合焦のどの状態にあるかが
検出される。このようなピント状態の検出方法は、オー
トフォーカスのための合焦検出等に適用することができ
る。
【0004】従来、このようなピント状態の検出方法に
おいては、図15に示されるように、ピント状態検出用
撮像素子において撮像に使用される撮像画素領域である
測距枠1は、画面2の略中央部に設定されるのが極めて
一般的である。すなわち、撮影者が被写体を画面の中央
近傍に設定して撮影することを想定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測距枠
1を画面2中央に固定すると、被写体が測距枠内から測
距枠外に移動して行くような場合、本来は、今現在のフ
ォーカス位置が合焦位置であるべきなのに、被写体がい
なくなったとして、ボケを生じる方向にフォーカスレン
ズが動かされ、その結果不必要なボケを生じる問題があ
った。
【0006】これに対し、たとえば、特開平7−191
256号公報のように、制御信号が不十分な場合に被写
体追尾領域の大きさを制御可能なように拡大し、合焦の
可能性を向上させたり、特開平7−46455号公報の
ように、ズームにより画角が変化しても最適な測距枠を
設定可能とし、安定かつ高精度のオートフォーカスを得
たり、各種の対策が提案されている。
【0007】ところが、複数のピント状態検出用撮像素
子を、それぞれ映像用撮像素子よりも光路長が長くなる
位置と短くなる位置等に配置する構成の合焦検出方法に
おいては、従来有効な対策が得られていなかった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ピント状態検出用撮像素子から得られる輝度信
号レベルが低い場合であっても、誤動作なく、精度の高
いピント状態検出を行うことができる撮影レンズを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、撮影レンズを通過してカメラ本体の映像
用撮像素子に入射する映像用の被写体光からピント状態
検出用の被写体光を生成し、該生成したピント状態検出
用の被写体光を互いに光路長が異なる位置に配置された
複数のピント状態検出用撮像素子で撮像してピント状態
を検出する撮影レンズのピント状態検出装置において、
前記ピント状態検出用撮像素子のいずれか又は全てから
得られる輝度信号レベルが所定値以下のときには、該ピ
ント状態検出用撮像素子の撮像領域が該ピント状態検出
用撮像素子相互で異なった領域に設定可能とされること
を特徴とする撮影レンズのピント状態検出装置を提供す
る。
【0010】本発明によれば、輝度信号レベルが所定値
以下となり、合焦が得られなくなったときには、ピント
状態検出用撮像素子の撮像領域が該ピント状態検出用撮
像素子相互で異なった領域に設定可能とされるので、い
ずれかの領域を基準に合焦となるように制御され、安定
かつ高精度のオートフォーカスが得られる。
【0011】本発明において、前記ピント状態検出用撮
像素子相互で異なった領域に設定される該ピント状態検
出用撮像素子の撮像領域は、更にズーム焦点距離に応じ
ても異なって設定されることが好ましい。本発明を使用
して、ピント状態検出用撮像素子の撮像領域が該ピント
状態検出用撮像素子相互で異なった領域に設定されると
しても、この領域はテレ時、ワイド時等焦点距離により
最適領域がある。したがって、この領域がズーム焦点距
離に応じても異なって設定されれば、より本発明の効果
が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る撮影レンズの好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0013】図1は、本発明に係る撮影レンズを使用し
たテレビカメラシステムの構成を示した構成図である。
同図に示されるテレビカメラシステムは、カメラ本体1
0と交換可能な撮影レンズ12等からなり、カメラ本体
10には、放映用の映像を撮影し、所定形式の映像信号
を出力又は記録媒体に記録するための撮像素子(映像用
撮像素子)や所要の回路等が内蔵されている。
【0014】一方、撮影レンズ12は、カメラ本体10
の前面側に着脱自在に装着され、撮影レンズ12の光学
系には、公知のように前端側から固定フォーカスレンズ
F′、移動可能なフォーカスレンズF、変倍系と補正系
とからなるズームレンズZ、アイリスI、前側リレーレ
ンズR1と後側リレーレンズR2とからなるリレーレン
ズ(リレー光学系)等が配置される。なお、図中の各レ
ンズの構成は簡略化しており、複数のレンズからなるレ
ンズ群を1つのレンズで示したものもある。
【0015】また、同図に示されるようにリレー光学系
の前側リレーレンズR1と後側リレーレンズR2との間
の被写体光の光路上には撮影レンズ12の光軸Oに対し
て略45度に傾斜し、被写体光(光束)を透過光と反射
光に分割する光分割手段であるハーフミラー24が配置
される。
【0016】撮影レンズ12の前端側から入射した被写
体光のうちハーフミラー24を透過した透過光、すなわ
ち、映像用の被写体光は、撮影レンズ12の後端側から
射出され、カメラ本体10の撮像部20に入射する。撮
像部20の構成については省略するが、撮像部20に入
射した被写体光は、たとえば色分解光学系により、赤色
光、緑色光、青色光の3色に分解され、各色ごとの撮像
素子(映像用撮像素子)の撮像面に入射する。これによ
って放映用のカラー映像が撮影される。なお、図中のピ
ント面22は、各映像用撮像素子の撮像面に対して光学
的に等価な位置を撮影レンズ12の光軸O上に示したも
のである。
【0017】一方、ハーフミラー24で反射した反射
光、すなわち、ピント状態検出用の被写体光は、撮影レ
ンズ12の光軸Oに対して略垂直な光軸O′に沿ってピ
ント状態検出用の撮像部26に導かれる。ここで、前側
リレーレンズR1と後側リレーレンズR2の間では被写
体光は略平行光の状態であり、ハーフミラー24で反射
した被写体光は、後側リレーレンズR2と同様の性格を
有する集光のためのリレーレンズR3を通過してピント
状態検出用の撮像部26に入射する。なお、以下の説明
において光軸Oと光軸O′を特に区別していう場合に
は、光軸Oを撮影光学系の光軸Oといい、光軸O′をピ
ント状態検出用光学系の光軸O′という。
【0018】図2は、撮像部26の構成を示した構成図
である。同図に示されるように撮像部26は、光分割光
学系を構成する3つのプリズムP1、P2、P3とピン
ト状態検出用の3つの撮像素子(2次元CCD)A、
B、Cから構成される。上述のようにハーフミラー24
で反射し、光軸O′に沿って進行した被写体光は、ま
ず、第1プリズムP1に入射し、第1プリズムP1のハ
ーフミラー面40で反射光と透過光に分割される。この
うち反射光は、ピント状態検出用撮像素子Cの撮像面に
入射する。
【0019】一方、透過光は、次いで第2プリズムP2
に入射し、第2プリズムP2のハーフミラー面42で更
に反射光と透過光に分割される。このうち反射光はピン
ト状態検出用撮像素子Bに入射される。一方、透過光は
第3プリズムP3を通過してピント状態検出用撮像素子
Aに入射する。なお、ピント状態検出用撮像素子A、
B、Cのそれぞれに入射する被写体光の光量が等しくな
るように第1プリズムP1のハーフミラー面40及び第
2プリズムP2のハーフミラー面42で被写体光が分割
される。また、これらのピント状態検出用撮像素子A、
B、Cは本実施の形態では白黒画像を撮像するCCDで
ある。
【0020】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cに入
射する被写体光の光軸(各撮像素子の光軸)を同一直線
上で示すと、図3に示されるように、各ピント状態検出
用撮像素子A、B、Cに入射するまでの被写体光に対し
てピント状態検出用撮像素子Bの光路長が最も短く、ピ
ント状態検出用撮像素子Cの光路長が最も長くなってお
り、ピント状態検出用撮像素子Aの光路長はピント状態
検出用撮像素子Bとピント状態検出用撮像素子Cの光路
長の中間の長さとなっている。すなわち、ピント状態検
出用撮像素子Aの撮像面に対して前後の等距離の位置に
ピント状態検出用撮像素子Bとピント状態検出用撮像素
子Cの撮像面が平行に配置される。
【0021】また、ピント状態検出用撮像素子Aの撮像
面は、理想的にはカメラ本体10のピント面22(図1
参照)と共役の関係にあり、撮影レンズ12に入射した
被写体光に対する光路長がカメラ本体10の映像用撮像
素子の撮像面と一致している。なお、被写体光をピント
状態検出用撮像素子A、B、Cに分割する光分割光学系
は、上述のようなプリズムP1〜P3を使用した構成に
限らない。
【0022】図4は、各ピント状態検出用撮像素子A、
B、Cの概略平面図である。ピント状態検出用撮像素子
A、B、Cのほとんどの領域は、撮像全領域A1、B
1、C1で占められ、この撮像全領域A1、B1、C1
の中央部にピント状態検出用撮像領域A2、B2、C2
が設定されている。
【0023】以上のように構成された光学系により、撮
影レンズ12に入射した被写体光が、カメラ本体10の
ピント面22と共役の位置の近傍に配置された光路長の
異なる3つのピント状態検出用撮像素子A、B、Cによ
り撮像される。
【0024】次に、ピント状態検出に基づくオートフォ
ーカスの制御について概略を説明すると、図1に示され
るようにピント状態検出用の撮像部26の3つのピント
状態検出用撮像素子A、B、Cにより撮像された画像
は、信号処理部28に取り込まれる。信号処理部28
は、後述のように各ピント状態検出用撮像素子A、B、
Cから取得した画像の高域周波数成分に基づいてカメラ
本体10のピント面22に対して撮影レンズ12のピン
ト状態が合焦となるフォーカスレンズFの位置(フォー
カス位置)を求める。
【0025】そして、そのフォーカス位置へのフォーカ
スレンズFの移動を指令する制御信号をフォーカスモー
タ駆動回路30に出力する。フォーカスモータ駆動回路
30は、図示しないフォーカスモータを駆動し、ギア等
からなる動力伝達機構32を介してフォーカスレンズF
を移動させ、フォーカスレンズFを信号処理部28によ
って指示されたフォーカス位置に設定する。このような
処理が連続的に行われることによってオートフォーカス
の制御が行われる。
【0026】続いて、信号処理部28の構成及びピント
状態検出の処理について説明する。図5は、信号処理部
28の構成を示したブロック図である。同図に示される
ようにピント状態検出用の各ピント状態検出用撮像素子
A、B、Cで撮像された被写体の画像は所定形式のビデ
オ信号として出力され、各ピント状態検出用撮像素子
A、B、Cに対して同様に構成されたハイパスフィルタ
50、60、70、A/D変換器52、62、72、ゲ
ート回路54、64、74、及び、加算器56、66、
76によって画像の鮮鋭度(画像のコントラスト)を示
す焦点評価値の信号に変換されてCPU82に入力され
る。
【0027】焦点評価値を求めるまでの処理をピント状
態検出用撮像素子Aに対して設けられた回路で説明する
と、本実施の形態におけるピント状態検出用撮像素子A
は白黒画像を撮影するCCDであることからピント状態
検出用撮像素子Aから出力されるビデオ信号は画面を構
成する各画素の輝度を示す輝度信号として出力される。
ピント状態検出用撮像素子Aから出力された輝度信号
は、まず、ハイパスフィルタ(HPF)50に入力さ
れ、その輝度信号の高域周波数成分が抽出される。HP
F50で抽出された高域周波数成分の信号はA/D変換
器52によってデジタル信号に変換される。
【0028】そして、ピント状態検出用撮像素子Aによ
り撮像された画像の1画面分(1フィールド分)のデジ
タル信号のうち所定のフォーカスエリア内(たとえば、
画面中央部分)の画素に対応するデジタル信号のみがゲ
ート回路54によって抽出された後、その抽出された範
囲のデジタル信号の値が加算器56によって加算され
る。これにより、フォーカスエリア内における輝度信号
の高域周波数成分の値の総和が求められる。加算器56
によって得られた値は、フォーカスエリア内における画
像の鮮鋭度の高低を示す焦点評価値である。
【0029】なお、同図に示される同期信号発生回路8
0から各種同期信号がピント状態検出用撮像素子A、
B、C、やゲート回路54、64、74等の各回路に与
えられており、各回路の処理の同期が図られている。ま
た、同期信号発生回路80からCPU82には、ビデオ
信号の1フィールドごとの垂直同期信号(V信号)が与
えられている。
【0030】CPU82は、上述のように各ピント状態
検出用撮像素子A、B、Cから得られた焦点評価値に基
づいて、カメラ本体10のピント面22に対する撮影レ
ンズ12の現在のピント状態を検出する。図6は、横軸
に撮影レンズ12のフォーカス位置、縦軸に焦点評価値
をとり、ある被写体を撮影した際のフォーカス位置に対
する焦点評価値の様子を示した図である。図中実線で示
される曲線aは、カメラ本体10のピント面22と共役
の位置にあるピント状態検出用撮像素子Aから得られる
焦点評価値をフォーカス位置に対して示したものであ
り、図中点線で示される曲線b、cは、それぞれピント
状態検出用撮像素子B、Cから得られる焦点評価値をフ
ォーカス位置に対して示したものである。
【0031】同図において、曲線aの焦点評価値が最大
(極大)となるフォーカス位置F3が合焦位置である
が、今、撮影レンズ12のフォーカス位置が図中F1の
位置に設定されているとする。このとき、ピント状態検
出用撮像素子A、B、Cのそれぞれから得られる焦点評
価値は、曲線a、b、cによりフォーカス位置F1に対
応する値である。このとき、少なくともピント状態検出
用撮像素子Bから得られる焦点評価値の方がピント状態
検出用撮像素子Cから得られる焦点評価値よりも大きい
ことから、合焦位置であるフォーカス位置F3よりフォ
ーカス位置が至近側に設定された状態、すなわち、前ピ
ンの状態であることが分かる。
【0032】一方、撮影レンズ12のフォーカス位置が
図中F2の位置に設定されているとすると、ピント状態
検出用撮像素子A、B、Cのそれぞれから得られる焦点
評価値は、曲線a、b、cによりフォーカス位置F2に
対応する値である。このとき、少なくともピント状態検
出用撮像素子Cから得られる焦点評価値の方がピント状
態検出用撮像素子Bから得られる焦点評価値よりも大き
いことから、合焦位置であるフォーカス位置F3よりフ
ォーカス位置が無限遠側に設定された状態、すなわち、
後ピンの状態であることが分かる。
【0033】撮影レンズ12のフォーカス位置が図中F
3の合焦位置に設定されているとすると、ピント状態検
出用撮像素子A、B、Cのそれぞれから得られる焦点評
価値は、曲線a、b、cによりフォーカス位置F3に対
応する値である。このとき、ピント状態検出用撮像素子
Bから得られる焦点評価値とピント状態検出用撮像素子
Cから得られる焦点評価値とが等しいことから、フォー
カス位置がフォーカス位置F3に設定された状態、すな
わち、合焦の状態であることが分かる。
【0034】このように、ピント状態検出用撮像素子
A、B、Cのそれぞれから得られる焦点評価値に基づい
て、撮影レンズ12の現在のフォーカス位置におけるピ
ント状態が前ピン、後ピン、合焦のいずれかを検出する
ことができる。一方、このようなピント状態の判定方法
においては、ピント状態検出用撮像素子B、Cから得ら
れる焦点評価値のみで足り、ピント状態検出用撮像素子
Aから得られる焦点評価値は不要である。そこで、本実
施の形態では、3つのピント状態検出用撮像素子A、
B、Cから得られる焦点評価値を有効に利用し、合焦と
なるフォーカス位置を以下のように直接的に検出する。
【0035】上記図6において、各ピント状態検出用撮
像素子A、B、Cから得られる焦点評価値についての曲
線a、b、cは、略同一形状となることから、あるフォ
ーカス位置においてピント状態検出用撮像素子B、Cか
ら得られる焦点評価値は、そのフォーカス位置から所定
のシフト量分だけ変位させたフォーカス位置におけるピ
ント状態検出用撮像素子Aの焦点評価値とみなすことが
できる。たとえば、図7に示されるピント状態検出用撮
像素子Aの焦点評価値の曲線aにおいて、フォーカス位
置が図中F4に設定されているものとする。このとき、
ピント状態検出用撮像素子Aから得られる焦点評価値
は、曲線a上の点PA の値を示す。
【0036】一方、ピント状態検出用撮像素子Bから得
られる焦点評価値は、フォーカス位置F4よりも無限遠
側に所定シフト量分だけ変位させたフォーカス位置F5
における曲線a上の点PB の値を示し、ピント状態検出
用撮像素子Cから得られる焦点評価値は、フォーカス位
置F4よりも至近側に所定シフト量分だけ変位させたフ
ォーカス位置F6における曲線a上の点PC の値を示
す。
【0037】なお、フォーカス位置F4とフォーカス位
置F5との差、すなわち、ピント状態検出用撮像素子B
から得られた焦点評価値についてのシフト量は、たとえ
ば、図6において、曲線bの最大点のフォーカス位置と
曲線aと最大点のフォーカス位置の差に等しく、また、
フォーカス位置F4とフォーカス位置F6との差、すな
わち、ピント状態検出用撮像素子Cから得られた焦点評
価値についてのシフト量は、図6において、曲線cの最
大点のフォーカス位置と曲線aと最大点のフォーカス位
置の差に等しい。
【0038】一方、曲線aは所定関数(たとえば2次曲
線)で近似することができる。従って、各ピント状態検
出用撮像素子A、B、Cから得られた3点PA 、PB
Cにおける焦点評価値から曲線aを具体的に特定する
ことができ、その曲線aにおいて焦点評価値が最大とな
る合焦位置F3を求めることができる。
【0039】このようにして図1のCPU82は、各ピ
ント状態検出用撮像素子A、B、Cから得られた焦点評
価値に基づいて合焦となるフォーカス位置を検出する
と、そのフォーカス位置となるように、フォーカスモー
タ駆動回路30に制御信号を送信し、フォーカスレンズ
Fを移動させる。これにより、オートフォーカスの制御
が行われる。
【0040】以上の説明は、ピント状態検出用撮像素子
A、B、Cの撮像全領域A1、B1、C1中央部のピン
ト状態検出用撮像領域A2、B2、C2で検出がなさ
れ、適正にオートフォーカスがなされた場合の態様であ
る。
【0041】次に、このような態様で適正にオートフォ
ーカスがなされない場合において、本発明が適用される
態様について説明する。図8は、撮像しようとする画像
3を表し、測距枠1を画面中央に固定した場合を示す。
この場合において、被写体4が測距枠1内から測距枠1
外に移動して行くような状態では、本来は、今現在のフ
ォーカス位置が合焦位置であるべきなのに、被写体4が
いなくなったとして、測距枠1内にある背景にピントを
合わせようと、ボケを生じる方向にフォーカスレンズが
動かされ、その結果、不必要なボケを生じる問題があっ
た。
【0042】このときの焦点評価値の様子が図9に示さ
れる。すなわち図9は、図6と同様に、横軸に撮影レン
ズ12のフォーカス位置、縦軸に焦点評価値をとり、被
写体4を撮影した際のフォーカス位置に対する焦点評価
値の様子を示した図である。
【0043】図中実線で示される曲線a1は、カメラ本
体10のピント面22と共役の位置にあるピント状態検
出用撮像素子Aから得られる焦点評価値をフォーカス位
置に対して示したものであり、図中点線で示される曲線
b1、c1は、それぞれピント状態検出用撮像素子B、
Cから得られる焦点評価値をフォーカス位置に対して示
したものである。なお、比較のため、図6における曲線
a、b、cも表示してある。
【0044】本実施の形態では、図9に示される曲線a
1、b1及びc1のピーク値、又は、ピント状態検出用
撮像素子A、B及びCいずれか又は全てから得られる輝
度信号のピーク値が所定の値以下のときには、CPU8
2からの指令により、ピント状態検出用撮像素子B及び
Cの撮像領域B2、C2が図10に示されるように、異
なった領域に設定される。
【0045】すなわち、ピント状態検出用撮像素子Aの
撮像領域A2は、撮像全領域A1の中央部から変更され
ずそのままであるが、ピント状態検出用撮像素子Bの撮
像領域B2は、右方にシフトした領域に設定され、ピン
ト状態検出用撮像素子Cの撮像領域C2は、左方にシフ
トした領域に設定される。
【0046】このときの焦点評価値の様子が図11に示
される。この場合、ピント状態検出用撮像素子Bによる
焦点評価値がピント状態検出用撮像素子A及びCによる
焦点評価値よりも高く、かつ所定の値以上となる。した
がって、オートフォーカスの制御は、ピント状態検出用
撮像素子Bが割り当てられている撮像領域B2を基準に
行えばよい。以上のフローが図12(a)に示される。
【0047】同図において、通常の撮像領域、すなわち
図4に示される領域でのピント状態検出用撮像素子A、
B及びCから得られる輝度信号レベルが評価され、所定
値と比較される(ステップS1)。輝度信号レベルが所
定値より大きい場合には、通常の撮像領域、すなわち図
4に示される領域のまま(ステップS2)でオートフォ
ーカスの制御がなされる(ステップS3)。
【0048】一方、ステップS1において、輝度信号レ
ベルが所定値以下の場合には、通常の撮像領域と異なっ
た領域、すなわち、たとえば図10に示される領域が選
択され(ステップS5)、オートフォーカスの制御がな
される(ステップS3)。これにより、被写体がいなく
なったとして、ボケを生じる方向にフォーカスレンズが
動かされ、その結果不必要なボケを生じるような不具合
は生じない。
【0049】以上の例は、輝度信号レベルが所定値以下
の場合には、通常の撮像領域と異なった領域、すなわち
図10に示されるような決まった領域が選択される構成
であるが、これと異なり、撮像領域は、更にズーム焦点
距離に応じても異なって設定される構成も採用できる。
図13は、この態様について説明するもので、(a)は
ワイド時に適用される構成であり、(b)はテレ時に適
用される構成である。
【0050】すなわち、ワイド時にはズーム焦点距離が
短いので、ピント状態検出用撮像素子B及びCの撮像領
域B2、C2をシフトさせる量を大きくしなくても、オ
ートフォーカスの良好な制御がなされる。一方、テレ時
にはズーム焦点距離が長いので、ピント状態検出用撮像
素子B及びCの撮像領域B2、C2をシフトさせる量を
大きくしないと、オートフォーカスの良好な制御がなさ
れないからである。
【0051】図13(a)において、ピント状態検出用
撮像素子Aの撮像領域A3は、撮像全領域A1の中央部
から変更されずそのままであるが、ピント状態検出用撮
像素子Bの撮像領域B3は、撮像領域A3に隣接した右
方に設定され、ピント状態検出用撮像素子Cの撮像領域
C2は、撮像領域A3に隣接した左方に設定される。
【0052】図13(b)において、ピント状態検出用
撮像素子Aの撮像領域A4は、撮像全領域A1の中央部
から変更されずそのままであるが、ピント状態検出用撮
像素子Bの撮像領域B4は、右上方に大きくシフトした
領域に設定され、ピント状態検出用撮像素子Cの撮像領
域C4は、左下方に大きくシフトした領域に設定され
る。
【0053】以上のフローが図12(b)に示される。
同図(b)のフローは、同図(a)のフロー中のステッ
プS5の工程の詳細を示したものである。このフローに
おいて、まず、撮影レンズ12に設けられたポテンショ
ンメータ等の検出手段より、ズーム焦点距離が検出さ
れ、この検出結果がCPU82に送られる(ステップS
52)。
【0054】この結果を受けて、焦点距離に対応したピ
ント状態検出用撮像素子B及びCの撮像領域B2、C2
のシフト量が読み出される(ステップS53)。具体的
には、CPU82に接続して設けられた記憶装置(図示
略)には、焦点距離に対応したピント状態検出用撮像素
子B及びCの撮像領域B2、C2のシフト量のデータテ
ーブルが予め記憶されており、CPU82からの指令に
より読み出される。
【0055】そして、CPU82からの指令により、焦
点距離に対応したピント状態検出用撮像素子B及びCの
撮像領域が設定される(ステップS54)。
【0056】なお、以上の実施の形態では、輝度信号レ
ベルが所定値以下となり、合焦が得られなくなったと
き、ピント状態検出用撮像素子の撮像領域が該ピント状
態検出用撮像素子相互で異なった領域に設定され、いず
れかの領域を基準に合焦となるように制御される構成で
あるが、更に、安定かつ高精度のオートフォーカスが得
られるように、次のような手順も採用できる。
【0057】すなわち、ピント状態検出用撮像素子B及
びCの撮像領域が設定され、たとえば、得られた輝度信
号レベル又は焦点評価値がピント状態検出用撮像素子B
において最も大きかった場合、ピント状態検出用撮像素
子A及びCの撮像領域をピント状態検出用撮像素子Bの
撮像領域と同一位置に再度設定し直す。そして、ピント
状態検出用撮像素子A、B及びCにより再度ピント状態
の検出を行う。このようにすれば、より高精度のオート
フォーカスが得られる。
【0058】なお、ピント状態検出用撮像素子B及びC
の撮像領域B2、C2のサイズを、図10に示されるよ
うに撮像領域A2と同一サイズとせずに、図14に示さ
れるように撮像領域A2よりも大きく設定することもで
きる。また、ピント状態検出用撮像素子B及びCの撮像
領域B2、C2を、それぞれ撮像領域A2の上下に設定
することもできる。
【0059】また、図13(b)に示されるように、ピ
ント状態検出用撮像素子Bの撮像領域B4が、右上方に
大きくシフトした領域に設定され、ピント状態検出用撮
像素子Cの撮像領域C4が左下方に大きくシフトした領
域に設定されているが、これ以外の態様、たとえば、ピ
ント状態検出用撮像素子B及びCの撮像領域B4、C4
のいずれも、撮像領域A2の水平方向に大きくシフトし
た領域に設定する態様も採り得る。
【0060】以上、上記実施の形態では、カメラ本体1
0のピント面22に共役の位置に配置されたピント状態
検出用撮像素子Aに対して撮像面が光学的に等距離とな
る前後の位置にピント状態検出用撮像素子BとCを配置
した場合について説明したが、光路長が異なるように各
ピント状態検出用撮像素子A、B、Cが配置され、か
つ、カメラ本体10のピント面22に共役な位置に対し
て光路長が長くなる位置と短くなる位置のそれぞれに少
なくとも1つのいずれかのピント状態検出用撮像素子
A、B、Cが配置されていれば十分である。
【0061】すなわち、上述のように、あるフォーカス
位置においてピント状態検出用撮像素子B、Cから得ら
れる焦点評価値を、そのフォーカス位置から所定シフト
量分だけ変位させたフォーカス位置におけるピント状態
検出用撮像素子Aの焦点評価値とみなす場合に、そのシ
フト量を各ピント状態検出用撮像素子B、Cのピント状
態検出用撮像素子Aに対する距離に基づいて設定すれば
よい。また、そのシフト量を求める方法として、たとえ
ば、固定された被写体を撮影しながらフォーカス位置を
変化させ、各ピント状態検出用撮像素子A、B、Cから
得られる焦点評価値が最大となるフォーカス位置を検出
する。そして、ピント状態検出用撮像素子Aから得られ
た焦点評価値が最大となったフォーカス位置に対して、
各ピント状態検出用撮像素子B、Cから得られた焦点評
価値が最大となった各フォーカス位置の変位量を検出
し、その変位量を上記シフト量とする。
【0062】また、上記実施の形態では、撮像部26に
おいてピント状態検出用の3つのピント状態検出用撮像
素子A、B、Cを配置するようにしたが、2つのピント
状態検出用撮像素子B、Cのみをカメラ本体10のピン
ト面22に共役な位置の前後に配置することによって、
ピント状態が前ピン、後ピン、又は、合焦のいずれの状
態かを検出し、その検出結果に基づいてオートフォーカ
スの制御を行うようにしてもよい。逆に光路長の異なる
4つ以上のピント状態検出用撮像素子を用い、カメラ本
体10のピント面22に共役な位置に対して光路長が長
くなる位置と短くなる位置のそれぞれに少なくとも1つ
のピント状態検出用撮像素子を配置するようにして合焦
位置をより精度良く検出できるようにしてもよい。
【0063】また、上記実施の形態では、検出したピン
ト状態をオートフォーカスに適用した場合について説明
したが、これに限らず他の用途、たとえば、ピント状態
の表示等に使用することもできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る撮影
レンズによれば、輝度信号レベルが所定値以下となり、
合焦が得られなくなったときには、ピント状態検出用撮
像素子の撮像領域が該ピント状態検出用撮像素子相互で
異なった領域に設定可能とされるので、いずれかの領域
を基準に合焦となるように制御され、安定かつ高精度の
オートフォーカスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮影レンズを使用したテレビカメ
ラシステムの構成を示した構成図である。
【図2】ピント状態検出用の撮像部の構成を示した構成
図である。
【図3】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cを同一光
軸上で示した図である。
【図4】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cの概略平
面図である。
【図5】ピント状態検出の処理を行う信号処理部の構成
を示したブロック図である。
【図6】ある被写体を撮影した際のフォーカス位置に対
する各ピント状態検出用撮像素子における焦点評価値の
様子を示した図である。
【図7】3つのピント状態検出用撮像素子によるピント
状態検出の処理の説明に使用した説明図である。
【図8】撮像しようとする画像示した図である。
【図9】ある被写体を撮影した際のフォーカス位置に対
する各ピント状態検出用撮像素子における焦点評価値の
様子を示した図である。
【図10】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cの概略
平面図である。
【図11】ある被写体を撮影した際のフォーカス位置に
対する各ピント状態検出用撮像素子における焦点評価値
の様子を示した図である。
【図12】オートフォーカスの手順を示すフロー図であ
る。
【図13】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cの概略
平面図である。
【図14】ピント状態検出用撮像素子A、B、Cの概略
平面図である。
【図15】従来例において、撮像に使用される撮像画素
領域を示した図である。
【符号の説明】
10…カメラ本体、12…撮影レンズ、F…フォーカス
レンズ、R1…前側リレーレンズ、R2…後側リレーレ
ンズ、R3…リレーレンズ、24…ハーフミラー(光分
割手段)、26…撮像部、A、B、C…ピント状態検出
用撮像素子、28…信号処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 BA31 BB02 DA00 2H051 AA01 BA45 BA47 BA54 CB22 EB02 EB13 EB20 5C022 AB06 AB27 AB29 AC42 AC54 AC69 AC74

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを通過してカメラ本体の映像
    用撮像素子に入射する映像用の被写体光からピント状態
    検出用の被写体光を生成し、該生成したピント状態検出
    用の被写体光を互いに光路長が異なる位置に配置された
    複数のピント状態検出用撮像素子で撮像してピント状態
    を検出する撮影レンズのピント状態検出装置において、 前記ピント状態検出用撮像素子のいずれか又は全てから
    得られる輝度信号レベルが所定値以下のときには、該ピ
    ント状態検出用撮像素子の撮像領域が該ピント状態検出
    用撮像素子相互で異なった領域に設定可能とされること
    を特徴とする撮影レンズのピント状態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ピント状態検出用撮像素子相互で異
    なった領域に設定される該ピント状態検出用撮像素子の
    撮像領域は、更にズーム焦点距離に応じても異なって設
    定される請求項1に記載の撮影レンズのピント状態検出
    装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2051120A1 (en) 2005-09-13 2009-04-22 Canon Kabushiki Kaisha Lens apparatus comprising a focus-state detecting unit
US8135267B2 (en) 2005-09-13 2012-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Autofocus imaging optical system and image pickup device
JP2016119595A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 公益財団法人電磁応用研究所 海底撮像装置

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