JPH07151743A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07151743A
JPH07151743A JP29664793A JP29664793A JPH07151743A JP H07151743 A JPH07151743 A JP H07151743A JP 29664793 A JP29664793 A JP 29664793A JP 29664793 A JP29664793 A JP 29664793A JP H07151743 A JPH07151743 A JP H07151743A
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JP
Japan
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data
measured data
analytical curve
plotted
real measured
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Pending
Application number
JP29664793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yousuke Iwata
庸助 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH07151743A publication Critical patent/JPH07151743A/ja
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚的に演算結果と実測データとの乖離を判
別することが可能な表示を行うことを目的とする。 【構成】 演算処理データに近い実測データと遠い実測
データでは、表示形態を異ならせて表示することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロマトグラフ、分光
光度計などの分析装置のデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来よりクロマトグラフや分光光度計など
からのアナログのクロマトグラムやスペクトル波形等を
A/D変換器でデジタル信号に変換してデジタルデータ
として取り込み、ピーク検出、ピーク面積算出等による
分析処理演算を行うとともに、そのクロマトグラムやス
ペクトル波形等をプリンタでプリントアウトし、あるい
は表示装置に表示するようにしたデータ処理装置がよく
知られている。
【0003】この種のデータ処理装置において、キャリ
ブレーションした結果やシュミレーション結果を表示す
る際、図4に示すように演算結果と同時に実測データの
プロットを行っていた。なお、図4(a)がキャリブレ
ーション時の表示図、(b)がシュミレーション時の表
示図である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来にあって
は、実測データが演算結果とどれぐらい離れようが、実
測データの表示は全て同一の表示(例えば図4での×
印)であったため、視覚的に演算結果と実測データとの
乖離を判別することは困難であった。
【0005】そのため、一見しただけでその演算結果が
どのくらい信頼性があるものか、実測データがどのくら
い信頼性がある実験によるものだったのかをが判別する
のは困難であった。
【0006】そこで、本発明は、視覚的に演算結果と実
測データとの乖離を判別することが可能なデータを表示
させるデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記従来技
術の課題を解決するため、分析装置からのデータをA/
D装置でデジタル信号に変換して取り込み、分析処理演
算を行うとともに、演算処理データと実測データを同時
に表示させるデータ処理装置において、演算処理データ
と実測データの乖離度を求める手段と、求められた乖離
度に基づき実測データの表示形態を選択する手段とを備
え、演算処理データからの乖離度に応じて実測データの
表示形態を異ならせて表示するようにしたことを特徴と
する。
【0008】ここで、分析装置とは、クロマトグラフ、
分光光度計、原子吸光分析計などのあらゆる分析装置が
該当し、分析処理演算には、クロマトグラムやスペクト
ル波形などのの作成、検量線の作成、ピーク検出、ピー
ク面積算出などのあらゆる処理演算を含む。また、演算
処理データとは、クロマトグラムやスペクトル波形、検
量線などの演算して得られた曲線、直線などをいい、実
測データとは分析処理演算に用いられた原データをい
う。
【0009】演算処理データと実測データの乖離度と
は、例えば演算処理データと実測データの単なる差、偏
差値などをいうが、これらには限定されず、これら乖離
度は、例えばCPUなどで求める。また、実測データの
表示形態には、○、△、×などの記号のみならず、色変
化も含む。
【0010】
【作用】本発明では、演算処理データに近い実測データ
と遠い実測データでは、表示形態が異なるので、一見し
ただけで演算処理データと実測データの乖離の程度を判
別することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のデータ処理装置のハード構成を示すブ
ロック図である。この装置は、クロマトグラフなどから
入力されるアナログのクロマトグラムデータなどをデジ
タル信号に変換するA/D変換器1と、種々の分析処理
演算を行うCPU2と、このCPU2のプログラム等を
記憶するROM3と、データの一時取り込み及び演算用
に使用されるRAM4と、種々の処理内容の指示、設定
条件、データ数値を入力するためのキー入力部5と、デ
ータを落とし込むためのフロッピディスクドライブ6
と、分析したデータを印字出力するプリンタ7と、取り
込まれたクロマトグラム、演算作成した検量線などを表
示する表示装置8とから構成されている。
【0012】CPU2は、取り込まれたクロマトグラム
データなどにつきピーク検出や、各ピークの面積算出、
検量線作成、その他の分析処理を実行する機能の他、取
り込まれたクロマトグラムデータなどと演算処理データ
との乖離度の算出、乖離度に基づき取り込まれたデータ
の表示形態を選択する機能等をも備えている。
【0013】上記データ処理装置においてキャリブレー
ションを行う場合の動作について図2のフローチャート
に基づいて説明する。先ず、キー入力部5よりキャリブ
レーションを指示すると、標準サンプルの分析が行われ
る。キャリブレーションが完了する(標準サンプルの分
析が終了する/ステップST1,ST2)と、ROM3
に記憶されたプログラムに従い検量線(Y=F1 X+F
2 )の係数F1 、F2 を最小二乗法により計算し(ステ
ップST3)、検量線をプロットする(ステップST
4)。この検量線は、横軸が標準サンプルの濃度値、縦
軸が検出器の信号強度になるようプロットされる。
【0014】検量線がプロットされると、その検量線情
報から実測データ(A/D変換器1の信号値に相当)の
X,Y座標の点を読取り(ステップST5)、検量線と
(X,Y)との差を求める(ステップST6)。この時
求めるのは差であってもよいし、差の偏差値でもよい。
【0015】差に合わせて実測データのプロットする図
形を決める(ステップST7)。プロットする図形はR
OM3に記憶されており、例えば次のようになってい
る。
【0016】 上記に基づき実測データをプロットし、表示装置8に表
示した(ステップ8)のが、図3である。この図よりわ
かるように、本発明によれば、実測データの乖離度が一
見してわかる。
【0017】なお、以上の説明ではキャリブレーション
について述べたが、本発明はこれに限定されず、シュミ
レーション結果をプロットする際も同様に実測データの
形態を乖離度に応じて変えて表示できる。この場合は、
図2のフローチャートのステップ6までが異なる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、一見しただけで演算処
理データと実測データの乖離の程度を判別することがで
き、演算処理データの信頼性を評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置のハード構成を示すブ
ロック図
【図2】データ処理装置においてキャリブレーションを
行う場合の動作図
【図3】本発明に基づくキャリブレーション時の表示図
【図4】(a)従来のキャリブレーション時の表示図、
(b)従来のシュミレーション時の表示図
【符号の説明】
1:A/D変換器 2:CPU 3:ROM 8:表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析装置からのデータをA/D装置でデ
    ジタル信号に変換して取り込み、分析処理演算を行うと
    ともに、演算処理データと実測データを同時に表示させ
    るデータ処理装置において、 演算処理データと実測データの乖離度を求める手段と、
    求められた乖離度に基づき実測データの表示形態を選択
    する手段とを備え、演算処理データからの乖離度に応じ
    て実測データの表示形態を異ならせて表示するようにし
    たことを特徴とするデータ処理装置。
JP29664793A 1993-11-26 1993-11-26 データ処理装置 Pending JPH07151743A (ja)

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JP29664793A JPH07151743A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 データ処理装置

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JP29664793A JPH07151743A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 データ処理装置

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JPH07151743A true JPH07151743A (ja) 1995-06-16

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ID=17836253

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173628A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 株式会社島津製作所 分析支援装置、分析支援方法および分析支援プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173628A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 株式会社島津製作所 分析支援装置、分析支援方法および分析支援プログラム
US11829357B2 (en) 2020-04-24 2023-11-28 Shimadzu Corporation Analysis assistance device, analysis assistance method and non-transitory computer readable medium storing analysis assistance program

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