JPH0715116U - Ncターレットパンチプレス用マーキング金型 - Google Patents

Ncターレットパンチプレス用マーキング金型

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Publication number
JPH0715116U
JPH0715116U JP4651893U JP4651893U JPH0715116U JP H0715116 U JPH0715116 U JP H0715116U JP 4651893 U JP4651893 U JP 4651893U JP 4651893 U JP4651893 U JP 4651893U JP H0715116 U JPH0715116 U JP H0715116U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
nct
punch holder
spring
collar
Prior art date
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Pending
Application number
JP4651893U
Other languages
English (en)
Inventor
弘久 大和田
紀美夫 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4651893U priority Critical patent/JPH0715116U/ja
Publication of JPH0715116U publication Critical patent/JPH0715116U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本考案のNCターレットパンチプレス用マー
キング金型は、パンチホルダ2に軸方向摺動可能に内嵌
されたパンチ4とNCTのラム20により押圧されるカ
ラー3との間にスプリング8を縮設し、このスプリング
8の反発力でマーキング加工を行なうことを特徴とす
る。 【効果】 ワーク12の板厚が変化してもパンチ4の背
後に縮設したスプリング8が撓むことによってパンチ高
さHの調整が不要になり、調整時間の削減が図れるとと
もに、作業者はパンチ高さ調整の煩らわしさから解放さ
れる。また、パンチ4の先端に平面4cを設け、その平
面に局部的に突出した部分4aを形成するようにしたこ
とにより、ワーク12の板厚が変化しても常に均一なマ
ーキング深さを得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、NCターレットパンチプレス(以下、NCTと呼ぶ)に用いるマー キング金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のNCTに用いるマーキング金型を図3に基き説明する。図示のように、 パンチホルダ30にパンチ31が軸方向摺動可能に内嵌され、パンチホルダ30 の上端の鍔に、パンチ31の小径部に軸方向摺動可能に外嵌されたパンチストッ パ32が六角穴付ボルト33で螺着されている。パンチ31はその小径部でスト ッパ34に螺着され、このストッパ34とパンチストッパ32の間にスプリング 35が圧縮された装着されており、パンチストッパ32はパンチ31の外周段差 部36を支承している。また、パンチホルダ30は、NCT用パンチホルダ17 およびこれの上面にNCT用スプリング18で同心に弾性支持されているNCT 用ストリッパ16に内嵌され、NCT用ストリッパ16でパンチホルダ30の鍔 を支承している。ダイ1はNCT用ダイホルダ19に固着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示すような従来のマーキング金型によるセンターホール等の加工では、 ワーク12の板厚が変化すると、マーキングの深さが変ったり、パンチ31とダ イ1が胴突きし破損するので、これを防止するためパンチの高さAを調整しなけ ればならなかった。
【0004】 そこで本考案は、ワークの板厚が変ってもパンチの高さ調整が不要なマーキン グ金型を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、NCターレットパンチプレス用マーキング金型において、ワークの 板厚が変化してもパンチの高さ調整をしなくて済むように、パンチの背後にスプ リングを縮設し、このスプリングの反発力で加工を行なうことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案のNCターレットパンチプレス用マーキング金型においては、ダイの上 に載置したワークにパンチを押圧することにより、パンチの下端面から局部的に 突出した部分の形状がワークに転写される。このときパンチに印加する荷重は、 パンチの背後に縮設したスプリングの反発力で行ない、スプリングの撓み量は、 ワークの板厚の変化量を見込んで設定する。これで、ワークの板厚が変化しても パンチの高さ調整をすることなく、常に均一なマーキング深さを得ることができ る。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳細に説明する。
【0008】 図1に本考案一実施例のNCターレットパンチプレス用マーキング金型を示す 。図1に示すように、NCターレットパンチプレス(以下、NCTと呼ぶ)のダ イ1の上方にガイド穴をダイ1と同心に設置されたNCT用パンチホルダ17お よびこのパンチホルダ17の上方に中心穴を前記ガイド穴と同心にNCT用スプ リング18によりNCT用パンチホルダ17に弾性支持されたNCT用ストッパ 16の両者に、パンチホルダ2がその有底円筒部を軸方向摺動可能に内嵌され、 上端の鍔2aがNCT用ストッパ16に支承されている。
【0009】 パンチ4は、その丸棒部をパンチホルダ2の底部のガイド穴2bに軸方向摺動 可能に内嵌されており、丸棒部下端面の平面4cに局部的に突出した部分4aを 有するとともに、丸棒部の上端にパンチホルダ2の円筒内に遊嵌する円板状の大 径部4bを有する。
【0010】 カラー3は、パンチホルダ2の円筒内に遊嵌した円柱部の下端面に形成された 円形断面陥凹部にパンチ4の大径部4bに同心に一端を着座したスプリング8を 内挿して受け、円柱部中間部位の外周段付部3aを介した上部小径円柱体に上端 から陥入した円形断面陥凹部3bを有し、この陥凹部3bの底の中心穴に挿通さ れパンチ4の大径部4bに螺合したストリッパボルト7によりスプリング8を圧 縮してパンチ4の大径部4bの上端面とカラー3の円柱部の下端面との離間距離 Sをワーク12の板厚tの変化量よりも大きい所定寸法に維持されている。
【0011】 カラーストッパ5は、円盤状で、その中心穴がカラー3の上部小径円柱体に摺 動可能に外嵌し、この中心穴の下部の大径部分との内径段差部5aがカラー3の 外周段付部3aに当接し且つ円盤下面がパンチホルダ2の上端の鍔2a上面に当 接して六角穴付ボルト11によりパンチホルダ2に螺着されている。
【0012】 カラーガイド6は、カラー3の上端に同心に六角穴付ボルト10により固着さ れ、NCTのラム20により押圧される。スプリング9は、カラーガイド6の下 面に一端が当接し、カラーストッパ5に設けられた貫通穴5bを介して他端がパ ンチホルダ2の鍔2aの上面に当接して装着されている。
【0013】 上記のように構成された本考案一実施例のNCT用マーキング金型においては 、先ず、ダイ1の上面にワーク12を支承させる。次に、NCTのラム20でカ ラーガイド6を押圧すると、スプリング8の反発力がNCT用スプリング18の 反発力に打ち勝ち、パンチホルダ2がNCT用スプリング18を圧縮しながらワ ーク12に当接するまで下降する。
【0014】 さらに、NCTのラム20が下降すると、スプリング8の反発力によりパンチ 4の下端面から局部的に突出した部分4aがワーク12に押し付けられ、ワーク 12にくぼみを生じさせる。この状態を示したのが図2である。
【0015】 このマーキング動作においては、パンチ4の大径部4bの上端面とカラー3の 下端面との離間距離Sをワーク12の板厚tの変化量より大きな所定寸法に設定 するとともに、スプリング8の撓み量にも同じ量を設定するようにしたことによ り、ワーク12の板厚tが変化してもパンチ高さHの調整が不要となる。また、 パンチ4の先端に平面4cを設け、その平面に局部的に突出した部分4aを形成 するようにしたことにより、ワーク12の表面に生じるくぼみの深さは常に均一 となる。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、パンチの背後にスプリングを縮設し、こ のスプリングの反発力で加工を行なうことを特徴とするNCターレットパンチプ レス用マーキング金型を実現したことにより、ワークの板厚が変化してもパンチ の背後に縮設したスプリングが撓むことによってパンチの高さ調整が不要になり 、この調整時間の削減が図れるとともに、作業者はパンチ高さ調整の煩らわしさ から解放される。また、パンチの先端に平面を設け、その平面に局部的に突出し た部分を形成するようにしたことにより、ワークの板厚が変化しても常に均一な マーキング深さを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案一実施例のNCターレットパンチ
プレス用マーキング金型の加工前の状態を示す断面図で
ある。
【図2】図2は図1のマーキング金型の加工完了時点の
状態を示す断面図である。
【図3】図3は従来のマーキング金型の加工前の状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…ダイ 2…パンチホルダ 2a…鍔 2b…ガイド穴 3…カラー 3a…外周段付部 3b…円形断面陥凹部 4…パンチ 4a…局部的に突出した部分 4b…大径部 4c…平面 5…カラーストッパ 5a…内径段差部 6…カラーガイド 7…ストリッパボルト 8…スプリング 9…スプリング 12…ワーク 16…NCT用ストッパ 17…NCT用パンチホルダ 18…NCT用スプリング 19…NCT用ダイホルダ 20…NCTのラム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NCターレットパンチプレス(以下、N
    CTと呼ぶ)のダイの上方にガイド穴をこのダイと同心
    に設置されたNCT用パンチホルダおよびこのパンチホ
    ルダの上方に中心穴を前記ガイド穴と同心にNCT用ス
    プリングにより前記NCT用パンチホルダに弾性支持さ
    れたNCT用ストッパの両者に有底円筒部を軸方向摺動
    可能に内嵌され上端の鍔が前記NCT用ストッパに支承
    されたパンチホルダと、このパンチホルダの底部のガイ
    ド穴に丸棒部を軸方向摺動可能に内嵌され丸棒部下端面
    に局部的に突出した部分を有するとともに上端にこのパ
    ンチホルダの円筒内に遊嵌する円板状の大径部を有する
    パンチと、このパンチの上端の大径部に同心に一端を着
    座したスプリングを前記パンチホルダ内に遊嵌した円柱
    部下端面に形成された円形断面陥凹部に内挿して受け、
    この円柱部中間部位の外周段付部を介した上部小径円柱
    体に上端から陥入した円形断面陥凹部を有し、この陥凹
    部底の中心穴に挿通され前記パンチの大径部に螺合した
    ストリッパボルトにより前記スプリングを圧縮してパン
    チの大径部の上端面と前記円柱部の下端面との離間距離
    を所定寸法に維持されたカラーと、このカラーの上部小
    径円柱体に円盤の中心穴が摺動可能に外嵌しこの中心穴
    の下部の大径部分との内径段差部が前記カラーの外周段
    付部に当接し且つ円盤下面が前記パンチホルダの上端の
    鍔上面に当接してボルトにより螺着された円盤状のカラ
    ーストッパと、前記カラーに同心に固着されNCTのラ
    ムにより押圧されるカラーガイドと、このカラーガイド
    の下面に一端が当接し前記カラーストッパに設けられた
    貫通穴を介して他端が前記パンチホルダの鍔の上面に当
    接して装着されたスプリングとを具備してなるNCター
    レットパンチプレス用マーキング金型。
JP4651893U 1993-08-27 1993-08-27 Ncターレットパンチプレス用マーキング金型 Pending JPH0715116U (ja)

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JPH0715116U true JPH0715116U (ja) 1995-03-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103722086A (zh) * 2013-12-20 2014-04-16 江苏大学 可实时检测超薄板成形的多尺度精密微拉深模具

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