JPH07150822A - フェンスの基礎及びフェンス構築体 - Google Patents

フェンスの基礎及びフェンス構築体

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JPH07150822A
JPH07150822A JP29939393A JP29939393A JPH07150822A JP H07150822 A JPH07150822 A JP H07150822A JP 29939393 A JP29939393 A JP 29939393A JP 29939393 A JP29939393 A JP 29939393A JP H07150822 A JPH07150822 A JP H07150822A
Authority
JP
Japan
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fence
pile
foundation
ground
horizontal piece
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29939393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Kimura
督司 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェンスを施工する際に、残土の発生が少な
いフェンスの基礎、及び、フェンス構築体を提供する。 【構成】 フェンスの基礎はフェンス4との連結部を有
するフェンスの基礎であって、下端を地盤1内に埋設し
た立直片22と、この立直片22から延設した、貫通孔
6を有する水平片21とからなる土留め用の型枠2、及
び、上記水平片21と固定したパイル5を備え、このパ
イル5が尖った下端を地盤1内に埋設する。フェンス構
築体は、上記フェンスの基礎にフェンス4を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェンスの基礎、及びこ
のフェンスの基礎にフェンスを連結したフェンス構築体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フェンスの施工は、一般に図5に
示す如く、地盤(1)を堀り、敷設した小石(18)上
に積み重ねたコンクリート製のブロック(19)を土留
めとして用いる。この施工はブロック(19)を固定す
るため、ブロック(19)を地盤(1)に深く埋め込ん
でいる。従って、施工に伴い多量の残土が発生するた
め、この残土の処分が問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、フェ
ンスを施工する際に、残土の発生が少ないフェンスの基
礎、及び、フェンス構築体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
フェンスの基礎はフェンスとの連結部を有するフェンス
の基礎であって、下端を地盤(1)内に埋設した立直片
(22)と、この立直片(22)から延設した、貫通孔
(6)を有する水平片(21)とからなる土留め用の型
枠(2)、及び、上記水平片(21)と固定したパイル
(5)を備え、このパイル(5)が尖った下端を地盤
(1)内に埋設したことを特徴とする。
【0005】本発明の請求項5に係るフェンス構築体
は、請求項1乃至請求項4記載のフェンスの基礎にフェ
ンスを連結したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の請求項1に係るフェンスの基礎を用い
ると、パイル(5)と水平片(21)が固定され、上記
パイル(5)の尖った下端を地盤(1)内に埋設するの
で、地盤(1)を掘ることなく地盤(1)にフェンスの
基礎を固定することができる。従って、フェンスの基礎
の施工に伴う残土の発生を抑えることができる。
【0007】本発明の請求項5に係るフェンス構築体
は、上記フェンスの基礎の連結部にフェンスを連結する
ので、地盤(1)を掘ることなく施工ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例に係るフェンスの
基礎、及びフェンス構築体を示す斜視図であり、図2は
図1のA−A線で断面した断面図であり、図3は図1の
B−B線で断面した断面図であり、図4は本発明の他の
実施例に係るフェンスの基礎、及びフェンス構築体を示
す断面図である。
【0010】本発明のフェンスの基礎は、図1に示す如
く、土留め用の型枠(2)を備える。上記土留め用の型
枠(2)は形状が断面逆U字状であり、下端を地盤
(1)内に埋設した立直片(22)と、この立直片(2
2)から延設した水平片(21)から構成されている。
上記立直片(22)が埋設される深さは、通常20mm
程度である。上記水平片(21)は貫通孔(6)を有す
る。上記土留め用の型枠(2)の材質は、金属板、鋳物
等が挙げられる。また、立直片(22)、及び、水平片
(21)は平板に限定されず、凹凸や空隙等の模様を形
成していてもよい。
【0011】本発明のフェンスの基礎は、上記土留め用
の型枠(2)の水平片(21)と固定したパイル(5)
を備え、このパイル(5)の尖った下端を地盤(1)内
に埋設している。このパイル(5)を地盤(1)に埋設
することにより、地盤(1)にパイル(5)、及びこの
パイル(5)と固定された土留め用の型枠(2)を固定
する。上記パイル(5)が埋設される深さは、上記立直
片(22)より深く、地盤(1)の固さや土留め用の型
枠(2)の大きさ等により適宜決定される。上記パイル
(5)の材質は、鉄、アルミ等の金属が挙げられる。上
記パイル(5)は、上端から下端まで貫通路(7)が形
成されている。上記貫通路(7)が形成されていると、
埋設の際に、地盤(1)の砂が貫通路(7)に入るの
で、容易にパイル(5)の埋設ができ、好ましい。
【0012】本発明のフェンスの基礎において、上記水
平片(21)と上記パイル(5)の固定は、限定はしな
いが、一例を図3に基づいて説明する。上記パイル
(5)は尖った下端を上記地盤(1)に埋設し、上端を
上記水平片(21)と低位の高さに位置する。このパイ
ル(1)は貫通路(7)を有し、この貫通路(7)の上
端の内壁に、ネジ溝が形成されている。このネジ溝が形
成された貫通路(7)に、上記貫通孔(6)を挟んで対
向する水平片(21)を架橋する座金(9)を連通した
ネジ(8)を挿着する。このネジ(8)を締着すると、
上記水平片(21)とパイル(5)が固定する。
【0013】上述の如く、本発明のフェンスの基礎は、
パイル(5)と水平片(21)が固定され、上記パイル
(5)の尖った下端を地盤(1)内に埋設するので、地
盤(1)を掘ることなく地盤(1)にフェンスの基礎を
固定することができる。従って、フェンスの基礎の施工
に伴う残土の発生を抑えることができる。
【0014】本発明のフェンス構築体は、上記フェンス
の基礎にフェンスを連結して構成される。フェンスの基
礎はフェンスとの連結部を有し、この連結部の構造は、
限定されない。上記連結部の構造の一例を図2に基づい
て説明する。上記水平片(21)に形成された貫通孔
(6)からパイル(5)が挿入される。このパイル
(5)は、尖った下端を上記地盤(1)内に埋設し、上
端を上記貫通孔(6)より上位に位置する。上記支柱
(3)は下端に開口した中空の筒状であり、この支柱
(3)の中空の内部に上記パイル(5)の上端が重ねら
れ、支柱(3)側面とパイル(5)の上端側面に穿孔し
た孔(11)に、ボルト(10)を連通し、ナット(1
2)で締着すると、支柱(3)とパイル(5)が連結す
る。上記地盤(1)に埋設したパイル(5)にフェンス
(4)の支柱(3)を連結すると、風等に対する強度が
高くなり好ましい。
【0015】上記連結部の構造の他の実施例を図4に示
す。パイル(5)が貫通路(7)を有し、この貫通路
(7)に支柱(3)を挿入してもよい。パイル(5)の
貫通路(7)の内壁に突起(13)を設けておき、支柱
(3)の挿入される深さを一定にすると、ボルト(1
0)を連通する孔(11)の位置合わせが容易となる。
【0016】本発明のフェンスの基礎、及びフェンス構
築体は上記実施例に限定されない。図4に示す如く、段
差を有する地盤(1)に施工する際は、土留め用の型枠
(2)に断面がL字状のものを用いればよい。上段の地
盤(1)に沿って、土留め用の型枠(2)の水平片(2
1)を、上段の地盤(1)の壁に沿って、下端を下段の
地盤(1)に埋設した立直片(22)を敷設する。
【0017】
【発明の効果】本発明のフェンスの基礎を用いると、地
盤(1)を掘ることなく地盤(1)にフェンスの基礎を
固定することができるので、フェンスの基礎の施工に伴
う残土の発生を抑えることができる。
【0018】従って、上記フェンスの基礎を用いたフェ
ンス構築体は、地盤(1)を掘ることなく施工ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフェンスの基礎、及び
フェンス構築体を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線で断面した断面図である。
【図3】図1のB−B線で断面した断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るフェンスの基礎、及
びフェンス構築体を示す断面図である。
【図5】従来のフェンス構築体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 地盤 2 型枠 3 支柱 4 フェンス 5 パイル 6 貫通孔 7 貫通路 21 水平片 22 立直片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を地盤(1)内に埋設した立直片
    (22)と、この立直片(22)から延設した、貫通孔
    (6)を有する水平片(21)とからなる土留め用の型
    枠(2)、及び、上記水平片(21)と固定したパイル
    (5)を備え、このパイル(5)が尖った下端を地盤
    (1)内に埋設したことを特徴とするフェンスとの連結
    部を有するフェンスの基礎。
  2. 【請求項2】 上記パイル(5)の上端から下端まで貫
    通路(7)が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のフェンスの基礎。
  3. 【請求項3】 上記水平片(21)とパイル(5)が、
    上記水平片(21)と低位の高さに位置した上記パイル
    (5)の上端に、上記貫通孔(6)を挟んで対向する水
    平片(21)を架橋する座金(9)を連通したねじ
    (8)を挿着して固定したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のフェンスの基礎。
  4. 【請求項4】 上記フェンスとの連結部として、上記貫
    通孔(6)から挿入したパイル(5)が、このパイル
    (5)の尖った下端を上記地盤(1)内に埋設し、且
    つ、上端をフェンス(4)の支柱(3)に連結したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のフェ
    ンスの基礎。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のフェンスの
    基礎にフェンスを連結したことを特徴とするフェンス構
    築体。
JP29939393A 1993-11-30 1993-11-30 フェンスの基礎及びフェンス構築体 Withdrawn JPH07150822A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9206619B1 (en) 2014-12-23 2015-12-08 9155279 Canada Ltd. Apparatus and method for securing posts to retaining walls

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9206619B1 (en) 2014-12-23 2015-12-08 9155279 Canada Ltd. Apparatus and method for securing posts to retaining walls

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