JPH07147665A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH07147665A
JPH07147665A JP5316099A JP31609993A JPH07147665A JP H07147665 A JPH07147665 A JP H07147665A JP 5316099 A JP5316099 A JP 5316099A JP 31609993 A JP31609993 A JP 31609993A JP H07147665 A JPH07147665 A JP H07147665A
Authority
JP
Japan
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video signal
data
aspect ratio
special reproduction
signal
Prior art date
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Application number
JP5316099A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kurano
幸生 倉野
Masazumi Yamada
山田  正純
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5316099A priority Critical patent/JPH07147665A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録する映像信号が標準アスペクト比,ワイ
ドアスペクト比のいずれの場合も1種類のフォーマッタ
及びデフォーマッタで特殊再生データを記録できるよう
にすること。 【構成】 標準アスペクト比信号の場合にはその映像信
号を特殊再生用データ生成器1で圧縮してフォーマッタ
4に入力する。又誤り耐性強化信号生成器2で誤り訂正
信号を生成してフォーマッタ4に入力して記録する。ワ
イドアスペクト比の場合は標準アスペクト比と同一の中
央部のデータと周辺部のデータとを分離して特殊再生用
データとして出力する。中央部及び周辺部のデータはい
ずれもフォーマッタ4に独立して入力して記録するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録記録再生装置に
関わり、特に磁気テープにデジタル映像信号を記録し、
記録したデジタル映像出力を再生するデジタル映像信号
記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来VTRにはアナログ記録が用いられ
てきた。しかしアナログ記録によるVTRでは記録再
生、特にダビングによる画質劣化が著しいのでデジタル
記録によるVTRが期待されている。
【0003】一般的な家庭用デジタルVTRのブロック
図の例を図6に示す。101は誤り訂正符号化器、10
2は変調器、103は記録ヘッド、104は誤り訂正復
号化器、105は復調器、106は再生ヘッド、107
は磁気テープである。記録時には映像信号は誤り訂正符
号化器101に入力される。誤り訂正符号化器101は
入力された映像信号に対して誤り訂正符号を付加して、
変調器102に出力する。変調器102では入力された
データを変調し、記録ヘッド103に出力する。記録ヘ
ッド103では変調されたデータを磁気テープ107に
記録する。
【0004】再生時には磁気テープ107から再生ヘッ
ド106により再生されたデータは、復調器105に入
力される。復調器105では再生されたデータを復調
し、誤り訂正復号化器104に出力する。誤り訂正復号
化器104では再生されたデータの誤りを訂正し、映像
信号を出力する。
【0005】磁気テープ107上の記憶領域は磁気テー
プ107と記録ヘッド103の動きにより図7(a)の
ようなトラック120となる。トラック120の上部の
+,−はアジマス角度を示している。特殊再生は磁気テ
ープ107の速度を通常再生時より高速にすることで実
現する。このとき再生ヘッド106の軌跡は磁気テープ
107の速度が速くなることから図7(b)のようにト
ラックを横切る軌跡をとる。又図7(b)のように、特
殊再生時に再生ヘッドが通過するであろう領域にあらか
じめ特殊再生用データを配置するための装置を図8のフ
ォーマッタ108、及びデフォーマッタ109のように
備えることも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特殊再生
時には全てのデータを再生することはできず、図7
(b)に示すハッチング部分のみが再生可能であり、そ
のため特殊再生時には画質が劣化する。又、特殊再生時
には磁気テープが高速に移動するため、再生できるデー
タは複数のフレームにわたり、画面が一度に更新されず
部分ごとに更新されるため画面が見にくくなる。又記録
されている映像が可変長である場合、磁気テープ上の位
置と画面上の位置は対応しないため、特殊再生時には画
面が更新される順番は一定でない。そのため画面内で更
新されない部分も生じる可能性もあり、画面が見にくく
なる。
【0007】又、磁気テープに記録したデータより特殊
再生を実現する方法が特開平4−178903号公報に
示されている。これは磁気テープ上に通常再生用データ
と特殊再生用データを別領域に配置し、特殊再生時には
特殊再生用データを用いる方法である。このように特殊
再生用データを別領域に配置する方法は例えば、図8の
フォーマッタ108、及びデフォーマッタ109を備え
ることで可能であるが、記録する映像画面の画素フォー
マットが図9(a),(b)のように2種類ある場合な
ど、フォーマッタ108及びデフォーマッタ109も画
素フォーマットに応じて2種類用意する必要がある。
尚、図9(a)は横h1画素、縦v1画素の映像画面
(通常画面)を示し、図9(b)は横h2画素、縦v2
画素の映像画面(ワイド画面)を示す(但し、h2≧h
1、v2≧v1)。
【0008】本発明は記録する映像画面の画素フォーマ
ットが2種類ある場合でも、磁気テープ上に特殊再生用
データを配置するためのフォーマッタ、及びデフォーマ
ッタを共用できるデジタル映像信号記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、標準アスペクト比及びワイドアスペクト比の入力映
像信号を記録再生する映像信号記録再生装置であって、
入力映像信号が標準アスペクト比及びワイドアスペクト
比のいずれかを判別するアスペクト比検出手段と、入力
映像信号か標準アスペクト比映像信号の場合には標準ア
スペクト比映像信号の画像を圧縮した第1の特殊再生信
号を生成し、入力映像信号がワイドアスペクト比映像信
号の場合にはその画像のうち標準アスペクト比の画像領
域の画像データを圧縮した第2の特殊再生信号、及びワ
イドアスペクト比映像信号の画像のうち標準アスペクト
比の画像領域以外の領域の画像データを圧縮した第3の
特殊再生信号を生成する特殊再生信号生成手段と、第1
の特殊再生信号の誤り耐性を強化する誤り耐性強化信号
を生成する誤り耐性強化信号生成手段と、入力映像信号
が標準アスペクト比映像信号の場合には入力映像信号を
主記録領域に記録し、第1の補助記録領域に第1の特殊
再生信号を記録し、第2の補助記録領域に誤り耐性強化
信号を記録し、又入力映像信号がワイドアスペクト比映
像信号の場合には入力映像信号を主記録領域に記録し、
第1,第2の補助記録領域に夫々第2,第3の特殊再生
信号を記録する記録手段と、を具備することを特徴とす
るものである。
【0010】本願の請求項2の発明は、標準アスペクト
比及びワイドアスペクト比の入力映像信号を記録再生す
る映像信号記録再生装置であって、入力映像信号が標準
アスペクト比及びワイドアスペクト比のいずれかを判別
するアスペクト比検出手段と、入力映像信号か標準アス
ペクト比映像信号の場合には標準アスペクト比映像信号
の画像を圧縮した第1の特殊再生信号を生成し、入力映
像信号がワイドアスペクト比映像信号の場合にはその画
像のうち標準アスペクト比の画像領域の画像データを圧
縮した第2の特殊再生信号、及びワイドアスペクト比映
像信号の画像のうち標準アスペクト比の画像領域以外の
領域の画像データを圧縮した第3の特殊再生信号を生成
する特殊再生信号生成手段と、入力映像信号が標準アス
ペクト比映像信号の場合には入力映像信号を主記録領域
に記録し、第1の補助記録領域に第1の特殊再生信号を
記録し、第2の補助記録領域に第1の特殊再生信号の少
なくとも一部を記録し、又入力映像信号がワイドアスペ
クト比映像信号の場合には入力映像信号を主記録領域に
記録し、第1の補助記録領域に第2の特殊再生信号を記
録し第2の補助記録領域に第3の特殊再生信号及び第2
の特殊再生信号の少なくとも一部を記録する記録手段
と、を具備することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
では、入力映像信号が標準アスペクト比映像信号の場合
には磁気テープの主記録領域に入力映像信号を記録し、
画像を圧縮して第1の特殊再生信号を第1の補助記録領
域に記録する。又第1の特殊再生信号の誤り耐性強化信
号を生成して第2の補助記録領域に記録している。ワイ
ドアスペクト比の信号の場合には、入力映像信号を主記
録領域にそのまま記録し、第1の補助記録領域には中央
部の領域の画像データを圧縮した第2の特殊再生信号を
記録し、第2の補助記録領域には周辺データを圧縮した
第3の特殊再生信号を記録している。こうすれば再生時
には補助記録領域のみを再生することによって画像の全
体が認識でき、又ワイドアスペクト比の場合には中央部
分のみか、又は周辺部を含む全ての画面を再生するかを
選択して再生することができる。
【0012】又請求項2の発明では、標準アスペクト比
の映像信号の場合は第1の補助記録領域に第1の特殊再
生信号を記録し、第2の補助記録領域にはそれを繰り返
し少なくともその一部を記録するようにしている。又ワ
イドアスペクト比映像信号の場合にも第1の補助記録領
域に第2の特殊再生信号を記録し、第2の補助記録領域
には第3の特殊再生信号に加えて第2の特殊再生信号の
少なくとも一部を記録するようにしている。こうすれば
再生時に補助記録領域に記録されているデータの一部が
再生できない場合にも、第2の補助記録領域に記録され
ているデータを用いて再生ができることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図面を用いて
説明する。図1は本発明の第1実施例におけるブロック
図である。図1において、1は特殊再生用データ生成
器、2は誤り耐性強化信号生成器、3はアスペクト比検
出器、4はフォーマッタ、5は変調器、6は記録ヘッ
ド、7は磁気テープ、8は再生ヘッド、9は復調器、1
0はデフォーマッタ、11は誤り訂正器、13は誤り訂
正符号化器、14は誤り訂正復号化器を示す。
【0014】記録時には映像信号は誤り訂正符号化器1
3によって誤り訂正符号が付加され、又特殊再生用デー
タ生成器1に入力される。図2(a)は横h1画素、縦
v1画素で構成された標準アスペクト比の通常サイズの
映像画面を示し、又図2(b)は横h2画素、縦v2画
素(h2≧h1,v2≧v1)で構成されたワイドアス
ペクト比の映像画面を示す。入力画像の画素サイズが図
2(a)の場合であるか、あるいは図2(b)の場合で
あるかをアスペクト比検出器3で検出し、その結果を特
殊再生用データ生成器1に入力する。特殊再生用データ
生成器1は入力信号がフレーム間圧縮された映像信号の
場合、フレーム内圧縮信号のみを取りだし、又は入力映
像信号あるいはフレーム内圧縮信号を更に圧縮するもの
で、より少ないデータで画面を再生し、再生できるデー
タ量が少ない特殊再生時においても画面を再生できるよ
うにするものである。
【0015】入力された映像画面が図2(a)の場合、
アスペクト比検出器3からの出力によってスイッチ15
はオフとなり、スイッチ16はa側に切換えられる。通
常再生用データは誤り訂正符号化器13で誤り訂正符号
を付加する。特殊再生用データ生成器1において通常再
生用データより特殊再生用データを生成する。特殊再生
用データ生成器1より出力した特殊再生用データは、誤
り耐性強化信号生成器2に入力され、特殊再生用誤り耐
性強化データが生成される。従ってフォーマッタ4には
通常再生用データが入力端子Aより、特殊再生用データ
が入力端子Bより、そして特殊再生用誤り耐性強化デー
タが入力端子Cより入力される。
【0016】次に入力された映像画面が図2(b)の場
合には、アスペクト比検出器3によってスイッチ15は
オンとなり、スイッチ16はb側に切換えられる。そし
て特殊再生用データ生成器1により図2(b)の映像画
面の斜線で示す中央部を特殊再生する特殊再生データ
(以下、中央部データとする)、及び映像画面中央部以
外の領域、つまり周辺部を特殊再生する特殊再生データ
(以下、周辺部データとする)を生成し、特殊再生用デ
ータ生成器1より出力する。尚、図2(b)において画
面は横h2画素、縦v2画素で構成され、中央部は横h
1画素、縦v1画素で構成されている。又通常再生用デ
ータは誤り訂正符号化器13で誤り訂正符号を付加す
る。フォーマッタ4には通常再生用データが入力端子A
より、中央部データが入力端子Bより、そして周辺部デ
ータが入力端子Cより入力される。フォーマッタ4でフ
ォーマットされた記録データは変調器5で変調され、記
録ヘッド6によって磁気テープ7に記録される。
【0017】図3はフォーマッタ4によってフォーマッ
トされ、記録されたトラックパターンの一例である。領
域21〜30は通常再生用データを記録する主記録領域
であり、領域31〜40は特殊再生用データ領域であ
る。
【0018】記録時には、1フレームの通常再生用デー
タがひとつの通常再生用データ領域に記録される。例え
ば、時刻nの時の1フレーム分のデータが通常再生デー
タ領域22に記録され、時刻(n+1)の時の1フレー
ム分のデータが通常再生領域23に記録され、時刻(n
+2)の時の1フレーム分のデータが通常再生領域24
に記録され、時刻(n+3)の時の1フレーム分のデー
タが通常再生領域25に記録され、時刻(n+4)の時
の1フレーム分のデータが通常再生領域26に記録され
る。
【0019】特殊再生用データは特殊再生用データ領域
に記録されるが、特殊再生時は通常再生時に比較してテ
ープ速度が大きくなるために、特殊再生速度を通常再生
速度の4倍とすれば特殊再生時には磁気テープが4倍で
送られるため、1フレーム期間で通常再生時の4フレー
ム区間を再生する。そこで、フレームnの時の特殊再生
用データは同一のデータを4フレーム区間の特殊再生用
データ領域32〜35に繰り返して記録する。次の特殊
再生用データ領域36〜39には、フレーム(n+4)
の時の特殊再生用データを繰り返して記録する。
【0020】図4は図3の特殊再生用データ領域32を
示す。図4に示すように、領域31はフォーマッタ4に
より第1,第2の補助記録領域、即ち領域41及び領域
42に分離されて記録される。尚、図3における他の特
殊再生用データ領域も同様である。
【0021】ここで、入力された映像画面が図2(a)
の場合には領域41に特殊再生用データが記録され、領
域42に特殊再生用誤り耐性強化データが記録される。
他方、入力された映像画面が図2(b)の場合には、図
2(a)の場合に比べ周辺部データ分だけデータが増加
するため、領域41に中央部データが記録され、領域4
2に周辺部データが記録される。このように、特殊再生
用データを記録する領域を2つに分離することで、図2
(a)、及び図2(b)の2種類の入力画面に対し、別
々のフォーマッタを用意することなく同一のフォーマッ
タでデータをフォーマットすることができ、装置の規模
縮小につながる。
【0022】再生時には、磁気テープ7のデータは再生
ヘッド8により再生され、復調器9により復調される。
復調されたデータはデフォーマッタ10により、通常再
生用データと特殊再生用データとに分離される。そして
デフォーマッタ10は出力端子Aより通常再生用データ
を出力し、出力端子B及びCより特殊再生用データを出
力する。通常再生時にはスイッチ20をa側に切換える
ことによって、デフォーマッタ10から再生された通常
再生用データを誤り訂正復号化器14によって復号化
し、通常画面又はワイド画面の映像信号が出力される。
【0023】特殊再生時には例えば磁気テープ7が通常
再生の4倍の速度で送られ、以下の制御が行われる。ま
ずスイッチ20はb側に切換らえる。そして再生画面の
画素フォーマットが図2(a)の場合、デフォーマッタ
10からの出力によってスイッチ17及び19が夫々a
側に切換えられる。そして特殊再生用データ領域のうち
領域41のデータをデフォーマッタ10の出力端子Bよ
り、又領域42のデータをデフォーマッタ10の出力端
子Cより出力し、誤り訂正器11に入力する。誤り訂正
器11では領域42の誤り耐性強化データを用いて領域
41のデータの誤り訂正が行われ、訂正後のデータは映
像信号として出力される。
【0024】再生画面の画素フォーマットが図2(b)
の場合には、デフォーマッタ10からの出力によってス
イッチ17,19が夫々b側に切換えられる。又この場
合は2種類の出力パターンが選択できる。例えば、横h
1画素、縦v1画素の映像画面を特殊再生する場合をパ
ターン1、又横h2画素、縦v2画素の映像画面を特殊
再生する場合をパターン2とする。特殊再生時にはパタ
ーン1、つまり画面中央部のみを再生すれば一般に画像
の内容を知ることができると考えられる。ここでパター
ン1を再生する場合には、スイッチ18をオフとする。
そうすれば領域41のデータつまり中央部データのみが
映像信号として出力される。又パターン2を再生する場
合には、スイッチ18をオンとする。そうすればデフォ
ーマッタ10の出力端子B,Cより領域41の中央部デ
ータ及び領域42の周辺部データが映像信号として出力
される。尚図2(b)の場合、特殊再生用データは通常
再生用データとは異なり、図7(b)のようにトラック
を横切ることでデータが取られる、つまりとびとびのデ
ータが取られるため、誤り訂正符号の効果が通常再生時
に比べ低いので誤り訂正は行っていない。
【0025】以上のように、通常再生時とは別に特殊再
生時に出力する信号を記録し、且つ特殊再生時の信号を
2種類の領域に分離して記録することで、入力した映像
画面が図2(a)及び(b)の2種類存在する場合であ
ってもフォーマッタ、及びデフォーマッタは夫々1種類
で共用できるので、装置規模を縮小することができる。
又入力した映像画面が図2(b)の場合には、特殊再生
時に横h1画素、縦v1画素のパターン1、及び横h2
画素、縦v2画素のパターン2の2種類のパターンの再
生画面が選択できる。又他の効果として、通常再生用デ
ータと特殊再生用データをトラックの別領域で記録する
ことで、通常再生用データと特殊再生用データを夫々独
自に編集することができる。例えば、特殊再生用データ
を通常再生用データとは別に用意し新たに記録し直すこ
とも可能である。
【0026】図5に本発明の第2実施例におけるブロッ
ク図を示す。以下第1実施例と同一の符号がついたもの
は同一の構成及び機能を持つものとする。図5におい
て、51はフォーマッタ,52は記録データ量算出器,
53は復号化器,54はトラックデータ分離器を示す。
【0027】記録時には、映像信号は誤り訂正符号化器
13で誤り訂正符号を付加する。又映像信号から第1実
施例と同様に、特殊再生用データ符号化器1を用いて特
殊再生用データが生成される。本実施例においても、入
力画像の画素サイズが図2(a)の場合であるか、ある
いは図2(b)の場合であるかをアスペクト比検出器3
で検出し、その結果を特殊再生用データ生成器1に入力
する。
【0028】まず、入力された映像画面が図2(a)の
場合について説明する。入力された映像画面が図2
(a)の場合、アスペクト比検出器3からの出力によっ
てスイッチ55がオフ側に切換えられる。特殊再生用デ
ータ生成器1は入力された通常再生用データより特殊再
生用データを生成する。又フォーマッタ51には通常再
生用データが入力端子Aより、又特殊再生用データが入
力端子Bより入力される。
【0029】フォーマッタ51によってフォーマットさ
れ記録されたトラックパターンの一例を図3に示す。領
域21〜30は通常再生用データを記録する主記録領域
であり、領域31〜40は特殊再生用データ領域であ
る。
【0030】又特殊再生用データ領域30〜39は図4
に示すように領域領域41及び領域42に分離してい
る。領域41にはすべての特殊再生用データが記録され
る。更に、記録データ量算出器52で記憶されている領
域42の容量分の特殊再生用データの一部を再び領域4
2に記録する。通常再生用データは誤り訂正符号化器1
3で誤り訂正符号が付加された後、入力端子Aよりフォ
ーマッタ51に入力される。又特殊再生用データが入力
端子Bからフォーマッタ51に入力される。
【0031】次に、入力された映像画面が図2(b)の
場合について説明する。特殊再生用データ生成器1によ
り図2(b)の映像画面の中央部を示す中央部データ、
及び映像画面の周辺部の周辺部データを生成し、特殊再
生用データ生成器1より出力する。又、通常再生用デー
タは誤り訂正符号化器13で誤り訂正符号を付加する。
フォーマッタ51には通常再生用データが入力端子Aよ
り、中央部データが入力端子Bより、そして周辺部デー
タが入力端子Cより入力される。
【0032】フォーマッタ51によって、図4の領域4
1に記録する中央部データと領域42に記録する周辺部
データとを生成する。周辺部データを生成した後、記録
データ量算出器52の内部に記憶されている領域42の
容量分から、既に領域42に生成したデータ量を減算し
て領域42の空き領域を算出する。そして、その空き領
域量分の中央部データを領域42に記録する。フォーマ
ッタ51でフォーマットされた記録データは変調器5で
変調され、記録ヘッド6で磁気テープ7に記録される。
【0033】再生時には磁気テープ7のデータは再生ヘ
ッド8により再生され、復調器9により復調される。復
調後のデータはデフォーマッタ10により通常再生用デ
ータ、及び特殊再生用データに分離され、出力端子Aよ
り通常再生用データが、又出力端子B及びCより特殊再
生用データが出力される。通常再生時には通常再生用デ
ータが誤り訂正復号化器14によって復号され、同時に
データの誤りが訂正される。通常再生時にはスイッチ5
9をa側に切換えることによって通常再生用データが映
像信号として出力される。
【0034】特殊再生時には磁気テープ7が通常再生の
4倍の速度で送られ、以下の制御が行われる。まずスイ
ッチ59がb側に切換えられる。そして再生画面の画素
フォーマットが図2(a)の場合、デフォーマッタ10
の出力によってスイッチ56,57がa側に切換えられ
る。このときデフォーマッタ10の出力端子B,Cから
データが復号化器53を介して映像信号として出力され
る。ここで特殊再生データの一部あるいは全部が領域4
1に加えて領域42に再び記録されているため、例えば
図4のテープ上の領域41になんらかの傷がついた場
合、あるいは再生ヘッドパスがトラック上で通常のスキ
ャン位置からずれた場合などデータの一部が再生できな
い場合でも、領域42に記録されているデータにより復
元可能となり、エラー対策が可能となる。
【0035】又再生画面の画素フォーマットが図2
(b)の場合には、デフォーマッタ10からの出力によ
ってスイッチ56,57が夫々b側に切換えられる。又
この場合には領域42に記録されているデータはトラッ
クデータ分離器54により周辺部データ及び中央部デー
タに分離される。この場合、2種類の出力パターンが選
択できる。特殊再生時にパターン1、つまり画面中央部
のみを再生すれば一般に画像の内容を知ることができる
と考えられ、この場合はスイッチ58をオフとする。こ
こでパターン1を再生する場合には、領域41のデータ
と共に領域42のデータの一部が映像信号として出力さ
れる。この場合も図2(a)の場合と同様、中央部デー
タの一部が複数回記録されていることで、領域41のデ
ータが何らかの原因で再生できない時に、領域42に記
録されているデータが使用できるのでエラー対策が可能
となる。又、周辺部の内容が知りたい場合にはスイッチ
58をオンとしてパターン2を選択する。パターン2を
再生する場合には領域41の中央部データ及び領域42
の周辺部データが映像信号として出力される。
【0036】以上、第1実施例同様に通常再生時とは別
に特殊再生時に出力する信号を記録し、且つ特殊再生時
の信号を2種類の領域に分離して記録することで、入力
した映像画面が図2(a)及び(b)の2種類存在する
場合であっても、フォーマッタ及びデフォーマッタは夫
々1種類で共用できるので、装置規模が縮小できる。
又、入力した映像画面が図2(b)の場合には、特殊再
生時に横h1画素、縦v1画素のパターン1、及び横h
2画素、縦v2画素のパターン2の2種類のパターンの
再生画面が選択できる。
【0037】又他の効果として、通常再生用データと特
殊再生用データをトラックの別領域で記録することで、
通常再生用データと特殊再生用データを夫々独自に編集
することができる。例えば特殊再生用データを通常再生
用データとは別に用意し新たに記録し直すことも可能で
ある。加えて、特殊再生用データの一部を領域41及び
領域42というように2種類の領域に複数回記録するこ
とにより、一方の領域に記録されたデータが再生できな
い場合に、もう一方のデータが使用できるのでエラー対
策が可能となる。
【0038】尚第1,第2実施例では特殊再生用データ
を再生画面の位置によって分離したが、分離の仕方は任
意である。例えば、再生画面を構成する各画素を周波数
分離し、低周波数部と高周波数部で特殊再生データを分
離する構成も考えられる。又、フレーム内信号を特殊再
生用データとして使用したが、特殊再生用データとして
用いるデータは任意である。例えば、特殊再生用データ
として通常再生用データをそのまま用いても良いし、通
常再生用データを圧縮しても良いし、あるいは全く別の
データでも良い。又第2実施例では領域42に記録する
データを特殊再生用データの一部としたが、空き領域量
に応じて全部の特殊再生用データ、あるいは一部の特殊
再生用データを複数回記録しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常再生とは別に特殊再生用の信号を記録し、且つ特殊再
生用の信号を2種類の領域に分離して記録することによ
り、入力した映像画面が2種類存在する場合であって
も、フォーマッタ及びデフォーマッタは夫々1種類で共
用できるので、装置規模の縮小ができる。又、特殊再生
時に2種類の特殊再生時の再生画面のパターンが選択で
きる。
【0040】更に請求項2の発明では、この効果に加え
て、特殊再生用データの一部を2種類の領域に複数回記
録することにより、一方の領域に記録されたデータが再
生できない場合にも、もう一方のデータが使用できるの
でエラー対策が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例及び第2実施例の再生画面
を示す図である。
【図3】本実施例によるテープパターン図である。
【図4】本実施例によるテープパターン図である。
【図5】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図6】従来の記録再生装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図7】従来のトラックパターン図である。
【図8】従来の記録再生装置の他の例を示すブロック図
である。
【図9】従来の再生画面を示す図である。
【符号の説明】
1 特殊再生用データ生成器 2 誤り耐性強化信号生成器 3 アスペクト比検出器 4,51 フォーマッタ 5 変調器 7 磁気テープ 9 復調器 10 デフォーマッタ 11 誤り訂正器 13 誤り訂正符号化器 14 誤り訂正復号化器 15〜20,55〜59 スイッチ 52 記録データ量算出器 53 復号化器 54 トラックデータ分離器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準アスペクト比及びワイドアスペクト
    比の入力映像信号を記録再生する映像信号記録再生装置
    であって、 入力映像信号が標準アスペクト比及びワイドアスペクト
    比のいずれかを判別するアスペクト比検出手段と、 入力映像信号か標準アスペクト比映像信号の場合には前
    記標準アスペクト比映像信号の画像を圧縮した第1の特
    殊再生信号を生成し、前記入力映像信号がワイドアスペ
    クト比映像信号の場合にはその画像のうち標準アスペク
    ト比の画像領域の画像データを圧縮した第2の特殊再生
    信号、及び前記ワイドアスペクト比映像信号の画像のう
    ち前記標準アスペクト比の画像領域以外の領域の画像デ
    ータを圧縮した第3の特殊再生信号を生成する特殊再生
    信号生成手段と、 前記第1の特殊再生信号の誤り耐性を強化する誤り耐性
    強化信号を生成する誤り耐性強化信号生成手段と、 前記入力映像信号が前記標準アスペクト比映像信号の場
    合には前記入力映像信号を主記録領域に記録し、第1の
    補助記録領域に前記第1の特殊再生信号を記録し、第2
    の補助記録領域に前記誤り耐性強化信号を記録し、又前
    記入力映像信号が前記ワイドアスペクト比映像信号の場
    合には前記入力映像信号を前記主記録領域に記録し、前
    記第1,第2の補助記録領域に夫々前記第2,第3の特
    殊再生信号を記録する記録手段と、を具備することを特
    徴とする映像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 標準アスペクト比及びワイドアスペクト
    比の入力映像信号を記録再生する映像信号記録再生装置
    であって、 入力映像信号が標準アスペクト比及びワイドアスペクト
    比のいずれかを判別するアスペクト比検出手段と、 入力映像信号か標準アスペクト比映像信号の場合には前
    記標準アスペクト比映像信号の画像を圧縮した第1の特
    殊再生信号を生成し、前記入力映像信号がワイドアスペ
    クト比映像信号の場合にはその画像のうち標準アスペク
    ト比の画像領域の画像データを圧縮した第2の特殊再生
    信号、及び前記ワイドアスペクト比映像信号の画像のう
    ち前記標準アスペクト比の画像領域以外の領域の画像デ
    ータを圧縮した第3の特殊再生信号を生成する特殊再生
    信号生成手段と、 前記入力映像信号が前記標準アスペクト比映像信号の場
    合には前記入力映像信号を前記主記録領域に記録し、前
    記第1の補助記録領域に前記第1の特殊再生信号を記録
    し、前記第2の補助記録領域に前記第1の特殊再生信号
    の少なくとも一部を記録し、又前記入力映像信号が前記
    ワイドアスペクト比映像信号の場合には前記入力映像信
    号を前記主記録領域に記録し、前記第1の補助記録領域
    に前記第2の特殊再生信号を記録し前記第2の補助記録
    領域に前記第3の特殊再生信号及び前記第2の特殊再生
    信号の少なくとも一部を記録する記録手段と、を具備す
    ることを特徴とする映像信号記録再生装置。
JP5316099A 1993-11-22 1993-11-22 映像信号記録再生装置 Pending JPH07147665A (ja)

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