JPH0714672A - マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置 - Google Patents

マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置

Info

Publication number
JPH0714672A
JPH0714672A JP15006493A JP15006493A JPH0714672A JP H0714672 A JPH0714672 A JP H0714672A JP 15006493 A JP15006493 A JP 15006493A JP 15006493 A JP15006493 A JP 15006493A JP H0714672 A JPH0714672 A JP H0714672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetron
abnormal oscillation
power supply
inverter power
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15006493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3087521B2 (ja
Inventor
Daisuke Betsusou
大介 別荘
Yuji Nakabayashi
裕治 中林
Haruo Suenaga
治雄 末永
Kazuho Sakamoto
和穂 坂本
Shiro Takeshita
志郎 竹下
Toyotsugu Matsukura
豊継 松倉
Makoto Shibuya
誠 渋谷
Yoshiaki Ishio
嘉朗 石尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP05150064A priority Critical patent/JP3087521B2/ja
Publication of JPH0714672A publication Critical patent/JPH0714672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087521B2 publication Critical patent/JP3087521B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインバータ電源で付勢されるマグネ
トロンを用いた高周波加熱装置に関し、特にマグネトロ
ンの異常発振を検出する手段を提供することを目的とす
る。 【構成】 インバータ電源2への入力電流を検出する入
力電流検出手段4とマグネトロンの異常動作であるモー
ディングの発生を検知する異常発振検知手段7とからな
る構成とした。この構成により、インバータ電源2への
入力電流と異常発振検知手段7の基準値とを比較するこ
とにより、マグネトロン3の異常発振を検知することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波による誘電加
熱を利用して食品などの誘電体を加熱する高周波加熱装
置に関し、特にマイクロ波を発生させるための電源に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の高周波加熱装置は図7に示
すように、インバータ電源2でマグネトロン3を駆動す
るように構成されている。インバータ電源2は商用電源
1から電力の供給を受けて、高周波の交流に変換するた
めの主半導体スイッチング素子や、コンデンサやインダ
クタからなる共振回路、およびマグネトロンを駆動する
ために必要な高電圧を得るための昇圧トランスなどから
構成される。マグネトロン3はインバータ電源2で付勢
されると約2.4ギガヘルツで発振しマイクロ波を発生
させる。マグネトロン3には温度スイッチ20が設けら
れている。温度スイッチ20は何等かの原因でマグネト
ロン3の温度が異常に上昇したとき、危険防止のためイ
ンバータ電源への電力供給を遮断する役割をする。
【0003】図8は高周波加熱装置の外観斜視図で、イ
ンバータ電源2、マグネトロン3、温度スイッチ20の
配置を示している。被加熱物はキャビティ21内に入れ
られドアを閉めた後、マグネトロン3から発生されるマ
イクロ波が照射され誘電加熱される。マグネトロンの負
荷である被加熱物は形状あるいは誘電率などにより、マ
イクロ波が吸収される割合が変わる。従って、負荷によ
ってはマイクロ波が吸収されにくいものもある。このよ
うな負荷の場合マグネトロンの損失が増大することがあ
り、マグネトロンの異常な温度上昇をひきおこすことが
ある。また、マグネトロンは寿命の末期やその他の何等
かの原因でモーディングといわれる異常発振を起こすこ
とがある。このような場合でもマグネトロンの異常な温
度上昇をひきおこす。さらに、キャビティ21内に入れ
られた被加熱物が加熱のしすぎでキャビティが異常に温
度上昇した場合もマグネトロンがその熱の伝達を受け異
常に温度上昇をひきおこすことがある。このようなマグ
ネトロンの異常温度上昇があるとマグネトロンはよりモ
ーディングが起こりに安くなり、温度暴走にいたること
がある。温度スイッチはこのようなマグネトロンの異常
温度上昇に対し、安全性を確保するために設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成ではホップコーンなどの軽負荷時にモーディ
ングが発生し、マグネトロンの温度が異常上昇してしま
うと、温度スイッチが切れて調理ができないという課題
があった。また、軽負荷時のモーディングによるマグネ
トロンの劣化が進行し、その寿命を短くするという課題
があった。また、温度スイッチが切れて調理ができない
という状態になっても、その状態を高周波加熱装置のユ
ーザーが認識できないという課題があった。さらに、マ
グネトロンの寿命の末期にはモーディングが発生しやす
くなり、マグネトロンの温度が異常に上昇することがあ
るが、マグネトロンの取りつけられた温度スイッチが動
作するのは、モーディングによるマグネトロン温度の上
昇または、負荷の過熱によるマグネトロン温度の上昇、
高周波加熱装置の回りの雰囲気温度の上昇などの原因が
あり、温度スイッチが切れてもマグネトロンにモーディ
ングが発生していると断定できず、このためマグネトロ
ンの寿命が末期に達したとは判断できず、マグネトロン
の交換時期を正確に知ることができないという課題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記方法およびそれを用いた構成とした。
【0006】第一にインバータ電源への入力電流を検出
する入力電流検出手段と、前記入力電流検出手段により
得られた入力電流の情報と異常発振検知手段に設けられ
た基準値とを比較して前記マグネトロンの異常発振を検
知する方法とした。
【0007】第二に前記方法において前記異常発振検知
手段はマグネトロンの異常発振の有無を検知する第一の
判断手段と、異常発振の頻度を判定する第二の判断手段
とからなる構成とした。
【0008】第三に前記方法において前記第一の判断手
段は、マイクロ波出力の大きさの設定により調整される
基準レベルと前記基準レベルと入力電流の情報とを比較
する比較手段とからなる構成とした。
【0009】第四にインバータ電源と前記インバータ電
源により付勢されるマグネトロンと前記マグネトロンの
異常発振を検知する異常発振検知手段と、前記異常発振
検知手段からの情報により前記インバータ電源の出力を
制御する制御手段とから構成されるものである。
【0010】第五にインバータ電源と前記インバータ電
源により付勢されるマグネトロンと前記マグネトロンの
異常発振を検知する異常発振検知手段と、前記異常発振
検知手段からの情報により前記インバータ電源の出力を
制御する制御手段と、前記制御手段の制御情報を表示あ
るいは記憶する手段とから構成されるものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により第一にインバータ
電源への入力電流を検出し、異常発振検知手段と比較す
るので、マグネトロンの異常動作であるモーディングの
発生を検知することができる。
【0012】第二に異常発振検知手段はマグネトロンの
異常発振の有無を検知する第一の判断手段と、異常発振
の頻度を判定する第二の判断手段とから構成することに
より、マグネトロンに発生するモーディングの頻度を判
断することができる。
【0013】第三に前記第一の判断手段は、マイクロ波
出力の大きさの設定により調整される基準レベルと前記
基準レベルと入力電流の情報とを比較する比較手段とか
ら構成することにより、マイクロ波出力の大きさを様々
に設定しても正確にマグネトロンのモーディング検知す
ることができる。
【0014】第四に前記異常発振検知手段からの情報に
より前記インバータ電源の出力を制御する制御手段とか
ら構成することにより、マグネトロンのモーディング発
生時にインバータ電源の出力を減少させることができ、
これによりモーディングの抑制ができ被加熱物が軽負荷
な場合でもマイクロ波出力を下げてモーディングを抑制
しつつ加熱することができるので、軽負荷なものの加熱
調理ができかつ、モーディングによるマグネトロンの劣
化を防止できる。
【0015】第五に前記制御手段の制御情報を表示ある
いは記憶する手段とから構成することにより、マグネト
ロンのモーディング発生によりインバータ電源の出力が
低下していることを高周波加熱装置のユーザーが認識す
ることができ、高周波加熱装置で加熱しようとしている
被加熱物の種類により、軽負荷のためモーディングが発
生しているのか、マグネトロンの寿命の末期のためにモ
ーディングが発生しているのかが判断できるという作用
を有する。すなわち、マグネトロンの交換時期を的確に
知ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1において、1は商用電源で2のインバ
ーター電源に電力の供給を行っている。インバータ電源
2の出力により3のマグネトロンが付勢され、マイクロ
波が発生する。4は入力電流検出手段でる。インバータ
ー電源2は主半導体スイッチング素子5やトランス6な
どの要素部品から構成され、商用電源を高周波交流に変
換しトランスで昇圧してマグネトロンを付勢するに必要
な高電圧を発生している。トランス6は電圧を昇圧する
だけではなく、トランス6の一次側(商用電源側が接続
されている側とする)と二次側(マグネトロン3が接続
されている側とする)とのインピーダンスの整合をとる
役目もしている。
【0018】マグネトロン3は、いわゆる二極の真空管
でありカソードとアノードを持ち、磁界をつくるための
磁石などから構成され、周波数2.4ギガヘルツで発振
しマイクロ波を出力する。カソードはタングステンを用
いておりここから電子の放射が行われる。このカソード
が劣化したり、無負荷での高周波加熱装置の使用などの
原因でカソード温度が異常に上昇あるいは低下したりす
ると安定した電子の放射が行われなくなり、正常発振か
らモーディングと呼ばれている異常発振を起こす。この
モーディングが持続して発生するとマグネトロン自体の
温度が異常に上昇し磁石の破壊やマグネトロンの一部を
構成する冷却用のアルミのフィンの溶融を引き起こし危
険な状態となる。モーディングが発生した場合、2のイ
ンバータ電源の入力電流に変化が生じる。そこで、4の
入力電流検出手段を用い入力電流を検知し、その情報を
異常発振検知手段7に伝達することにより、モーディン
グの発生を検知することができる。具体的には、図2
(C)に示される波形I1が入力電流波形であり、モー
ディングが発生すると同図に示されるように急激な電流
の変化が発生する。これは、モーディングによるマグネ
トロンの急激なインピーダンス変化のために生じるもの
である。従って、この入力電流の急激な変化を異常発振
検知手段7で検出することによりマグネトロンのモーデ
ィングを検知することができる。
【0019】図1に戻って、異常発振検知手段7は第一
の判断手段8と第二の判断手段9から構成される。第一
の判断手段8は入力電流検出手段4の出力電圧を整流
し、かつ分圧して得られる電圧V2と17の基準電圧V
3とを比較する比較手段10と、商用電源1の電圧を整
流かつ分圧して得られる電圧V5と基準電圧V6とを比
較する比較手段11と、比較手段10の出力電圧V4と
比較手段11の出力電圧V7との論理演算を行う論理演
算手段12から構成される。
【0020】図2(A)は商用電源の電圧波形V1を表
しており、(B)は入力電流波形I1を同位相で表した
ものである。(C)はモーディングの発生した場合の入
力電流波形I1を表したものである。また(D)は
(C)の入力電流を入力電流検知手段4で検知した出力
電圧を整流し、かつ分圧して得られる電圧V2を示して
いる。図3(A)は電圧V2と基準電圧V3を表したも
ので、(B)は比較手段10の出力電圧V4を表したも
ので、V2がV3より低くなった時に出力電圧が発生す
る。この出力電圧V4はモーディングが発生した場合
と、エンベロープの谷間付近で出力されているので、こ
のままではモーディングだけを検知することができな
い。そこで、(C)に示すように商用電源の電圧を整流
かつ分圧して得られる電圧V5と基準電圧V6とを比較
手段11で比較し(D)でしめされる出力電圧V7を得
て、この出力電圧V7と出力電圧V4との積を論理演算
手段12で行うと、その出力は(E)に示されるような
出力電圧V8が得られる。この出力電圧V8はモーディ
ングが発生した時のみに出力される電圧である。
【0021】このモーディングが持続して発生するとマ
グネトロン自体の温度が異常に上昇し磁石の破壊やマグ
ネトロンの一部を構成する冷却用のアルミのフィンの溶
融を引き起こし危険な状態となるが、短期間のモーディ
ングであれば、マグネトロンの温度の異常な上昇を招く
ことはないので、モーディングの発生度合を知ることが
必要になる。このモーディングの発生度合を判定するの
が図1に示される、第二の判断手段9である。第二の判
断手段9はコンデンサと抵抗からなり、論理演算手段1
2の出力電圧V8でコンデンサが充電されるとともに、
抵抗を通して放電される構成となっている。従って、マ
グネトロンが危険な状態となるほどのモーディングが発
生した場合に第二の判断手段9からあるレベルの出力電
圧が得られるように、前記コンデンサと抵抗で時定数を
設定することができる。
【0022】図4は第一の判断手段8を構成する比較手
段10に与えられる基準電圧V3をマイコン13から与
える構成としている。マイコン13は操作部14から与
えられる情報によりインバータ電源2の主半導体スイッ
チング素子を駆動する制御手段16に信号を伝達し、制
御手段16はその信号に基づきインバーター電源の出力
を主半導体スイッチング素子をコントロールすることに
より可変する構成としている。インバーター電源の出力
が可変されると入力電流もそれに比例して変化する。こ
のため入力電流検出手段4の出力電圧を整流し、かつ分
圧して得られる電圧V2も変化する。図5はこの状態を
示したもので、波形V2は入力電流大の時を示すもの
で、波形V2’は入力電流小の時を示すものである。比
較手段10に与えられる基準電圧V3は入力電流大の時
に相当する波形V2であればモーディングを検知するこ
とができるが、入力電流小の時に相当する波形V2であ
れば、基準電圧V3が波形V2より大となるのでモーデ
ィングの検知ができなくなる。このため、入力電流小の
時はそれに応じて基準電圧V3の電圧を下げてV3’と
する必要がある。すなわち、インバーター電源の出力が
変化されると入力電流もそれに比例して変化すため、比
較手段10に与えられる基準電圧V3もインバーター電
源の出力が変化とともに変えなくてはならない。図4に
示される実施例ではインバーター電源に出力の大きさを
設定させるのは、マイコン13からの信号による。マイ
コン13は高周波加熱装置に設けられた操作部からの信
号により、インバータ電源の駆動時間や出力を設定し、
その信号をインバータ電源2へ伝達する構成となってい
る。そこで、比較手段10に与えられる基準電圧V3を
マイコン13から与えることにより、インバータ電源の
出力設定に応じた基準電圧V3を比較手段10に与えら
れるように構成している。
【0023】図6に示される本発明の一実施例は、入力
電流検知手段4で得られた信号を第一の判断手段8と第
二の判断手段9から構成される異常発振検知手段7に与
え、異常発振検知手段7の出力はインバータ電源2の主
半導体スイッチング素子5を駆動する制御手段16に伝
達する構成としている。詳しく述べると、マグネトロン
にモーディングが発生し、異常発振検知手段7によりそ
の検知が行われ、モーディングの頻度に応じた信号が制
御手段16に伝達されることにより、制御手段16はそ
の信号レベルに応じて主半導体スイッチング素子5の駆
動周波数を変えて、インバータ電源2の出力を調整す
る。すなわちモーディングが発生したならそのレベルに
応じてインバータ電源2の出力を低下させる構成として
いる。
【0024】また、図6は制御手段16が主半導体スイ
ッチング素子5の駆動状態を示す信号をマイコン13に
伝達している。この信号は、異常発振検知手段7の出力
レベルに応じて主半導体スイッチング素子5の駆動周波
数を変えて、インバータ電源2の出力を調整をしいてい
る状態を示す信号である。すなわち、モーディングが発
生しインバータ電源2の出力を低下あるいは、停止させ
た状態を高周波加熱装置のユーザーに知らせるために、
制御手段16からマイコン13へ信号が伝達され、その
信号に応じて、マイコン13は表示部15に信号を伝達
し、表示部15はインバータ電源2の出力の大きさ、あ
るいは動作の停止などの状態を表示する構成としてい
る。
【0025】以上述べたように、本発明ではインバータ
電源への入力電流情報と異常発生検知手段の基準値を比
較する方法によりマグネトロンの異常を検知することが
できる。また、異常発生検知手段からの出力をもとに制
御手段によりマグネトロンの出力を調整することによ
り、高周波加熱装置の信頼性を高めることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記した構成により下記の効果
を有する。
【0027】すなわち、第一にインバータ電源への入力
電流を検出することにより、マグネトロンの異常動作で
あるモーディングの発生を検知することができる。
【0028】第二に異常発振検知手段はマグネトロンの
異常発振の有無を検知する第一の判断手段と、異常発振
の頻度を判定する第二の判断手段とから構成することに
より、マグネトロンに発生するモーディングの頻度を判
断することができる。
【0029】第三に前記第一の判断手段は、マイクロ波
出力の大きさの設定により調整される基準レベルと前記
基準レベルと入力電流の情報とを比較する比較手段とか
ら構成することにより、マイクロ波出力の大きさを様々
に設定しても正確にマグネトロンのモーディング検知す
ることができる。
【0030】第四に前記異常発振検知手段からの情報に
より前記インバータ電源の出力を制御する制御手段とか
ら構成することにより、マグネトロンのモーディング発
生時にインバータ電源の出力を減少させることができ
る。
【0031】第五に前記制御手段の制御情報を表示ある
いは記憶する手段とから構成することにより、マグネト
ロンのモーディング発生によりインバータ電源の出力が
低下していることを高周波加熱装置のユーザーが認識す
ることができ、高周波加熱装置で加熱しようとしている
被加熱物の種類により、軽負荷のためモーディングが発
生しているのか、マグネトロンの寿命の末期のためにモ
ーディングが発生しているのかが判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高周波加熱装置の回
路構成を示す回路図
【図2】同高周波加熱装置の回路の動作を説明するため
の波形図
【図3】同高周波加熱装置の回路の動作を説明するため
の波形図
【図4】本発明の他の実施例における高周波加熱装置の
回路構成を示す回路図
【図5】同高周波加熱装置の回路の動作を説明するため
の波形図
【図6】本発明の他の実施例における高周波加熱装置の
回路構成を示す回路図
【図7】従来の高周波加熱装置の回路構成を示す回路図
【図8】高周波加熱装置の一部切欠き外観斜視図
【符号の説明】
1 商用電源 2 インバータ電源 3 マグネトロン 4 入力電流検出手段 7 異常発振検知手段 8 第一の判断手段 9 第二の判断手段 10 比較手段 16 制御手段 17 基準レベル 15 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 和穂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹下 志郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松倉 豊継 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渋谷 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石尾 嘉朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電力を受け高周波交流電力に変換し、
    その電圧を昇圧しマグネトロンを付勢するインバータ電
    源と、前記インバータ電源への入力電流を検出する入力
    電流検出手段と、前記マグネトロンの異常発振を検知す
    る異常発振検知手段とからなり、前記入力電流検出手段
    により得られた入力電流の情報と前記異常発生検知手段
    に設けられた基準値と比較し、マグネトロンの異常発振
    を検知するマグネトロンの異常検知方法。
  2. 【請求項2】異常発振検知手段はマグネトロンの異常発
    振の有無を検知する第一の判断手段と、異常発振の頻度
    を判定する第二の判断手段とから構成された請求項1項
    記載のマグネトロンの異常検知方法。
  3. 【請求項3】第一の判断手段は、マイクロ波出力の大き
    さの設定により調整される基準レベルと前記基準レベル
    と入力電流の情報とを比較する比較手段とから構成され
    た請求項2項記載のマグネトロンの異常検知方法。
  4. 【請求項4】入力電力を受け高周波交流電力に変換し、
    その電圧を昇圧しマグネトロンを付勢するインバータ電
    源と、前記マグネトロンの異常発振を検知する異常発振
    検知手段と、前記異常発振検知手段からの情報により前
    記インバータ電源の出力を制御する制御手段とからなる
    高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】入力電力を受け高周波交流電力に変換し、
    その電圧を昇圧しマグネトロンを付勢するインバータ電
    源と前記マグネトロンの異常発振を検知する異常発振検
    知手段と、前記異常発振検知手段からの情報により前記
    インバータ電源の出力を制御する制御手段と、前記制御
    手段の制御情報を表示あるいは記憶する手段とからなる
    高周波加熱装置。
JP05150064A 1993-06-22 1993-06-22 マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置 Expired - Lifetime JP3087521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05150064A JP3087521B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05150064A JP3087521B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714672A true JPH0714672A (ja) 1995-01-17
JP3087521B2 JP3087521B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=15488729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05150064A Expired - Lifetime JP3087521B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087521B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228968A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2011204543A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Corp マグネトロン駆動用電源
US8164265B2 (en) 2008-01-31 2012-04-24 Orc Manufacturing Co., Ltd. Lighting method of microwave excitation discharge lamp
KR20170027835A (ko) * 2014-07-07 2017-03-10 노드슨 코포레이션 Uv 시스템에서 rf 소스의 적합성을 판정하기 위한 시스템 및 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8164265B2 (en) 2008-01-31 2012-04-24 Orc Manufacturing Co., Ltd. Lighting method of microwave excitation discharge lamp
JP2009228968A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Toshiba Corp 加熱調理器
JP4660568B2 (ja) * 2008-03-21 2011-03-30 株式会社東芝 加熱調理器
JP2011204543A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Corp マグネトロン駆動用電源
KR20170027835A (ko) * 2014-07-07 2017-03-10 노드슨 코포레이션 Uv 시스템에서 rf 소스의 적합성을 판정하기 위한 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3087521B2 (ja) 2000-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU592267B2 (en) High-frequency heating apparatus
US8624170B2 (en) Inverter controller and high-frequency dielectric heating apparatus
EP0279514B1 (en) High frequency heating apparatus using inverter-type power supply
JP3087521B2 (ja) マグネトロンの異常検知方法およびそれを用いた高周波加熱装置
JP2003068490A (ja) 無電極ランプシステム
JPH0665149B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH06105636B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2692287B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2001257069A (ja) 高周波加熱装置
JPH06151054A (ja) 電子レンジの高周波電源装置
KR950014132B1 (ko) 마그네트론 구동장치
JP3404894B2 (ja) 高周波加熱調理器
JP2003100440A (ja) 高周波加熱装置
JPH04245191A (ja) 電子レンジ
JPH02290419A (ja) 高周波加熱調理器
KR940002003Y1 (ko) 전자레인지의 터보 출력회로
KR20010066583A (ko) 인버터 전자레인지의 출력제어방법
JP2803284B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH05129075A (ja) 高周波加熱装置
JPH06105638B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH05129074A (ja) 高周波加熱装置
JPH0574564A (ja) 高周波加熱装置
JPS60114639A (ja) 調理器
JPH04206384A (ja) 電子レンジ
JPH01144593A (ja) 複合調理器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070714

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 10